JPH0218735Y2 - - Google Patents

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JPH0218735Y2
JPH0218735Y2 JP10842682U JP10842682U JPH0218735Y2 JP H0218735 Y2 JPH0218735 Y2 JP H0218735Y2 JP 10842682 U JP10842682 U JP 10842682U JP 10842682 U JP10842682 U JP 10842682U JP H0218735 Y2 JPH0218735 Y2 JP H0218735Y2
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cover
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water
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JP10842682U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカバー主体に窓部を開穿するととも
に、該窓部周囲の必要部分に遮水用の壁片を立設
し、かつ該カバー主体に、窓部を被う被い片を、
壁片との間に通気用の間隙を残して取付けること
により、その装着を容易、迅速かつ確実になしう
るとともに、内部を効率よく換気することがで
き、しかも窓部への雨水の侵入を阻止しうる自動
車用のボデイカバーに関する。
従来の自動車用のボデイカバーは、自動車を掩
蔽しうるようそのボデイラインに合わせ、防水布
等を用いて形成されており、又通常、その裾部を
ボデイ下縁部に固定させるために、該裾部周縁に
ゴム紐、ゴムテープ等を取付けあるいは該裾部に
掛鉤等を取着していた。しかし使用に際して、前
記ゴム紐等をボデイ下縁部に掛着させる作業は意
外と面倒であり、又特に強風時においては、裾部
からボデイカバー内に吹き込んだ風により、該ゴ
ム紐、ゴムテープ等が伸長して裾部がボデイ下縁
部から外れ、ボデイカバーが車体から簡単に吹き
飛ばされてしまうおそれがあつた。さらに、直射
日光をさえぎる目的でボデイカバーを使用するば
あい、炎天下においてはその効果は十分でなく、
ボデイカバー内に熱気がこもり車体を傷める原因
ともなつていた。
このような問題点を解決する自動車用のボデイ
カバーとしては、実開昭49−40132号公報が開示
するものが提案されてはいるが、該ボデイカバー
は単に、通風孔を覆体によつて被覆する構成とし
ているにすぎないため、風雨時においては通風孔
に雨水が侵入するおそれがあつた。
本考案はかかる問題点を解決しうる自動車用の
ボデイカバーの提供を目的とし、以下その一実施
例を図面に基づいて説明する。
第1〜3図において本考案の自動車用のボデイ
カバー(以下カバーという)1は、カバー主体2
に設けた窓部3を被い片5により被うものであ
り、該窓部3周囲には、窓部3に雨水が侵入する
のを防止するため、遮水用の壁片6が立設されて
いる。
カバー主体2は自動車(乗用車)7を掩蔽しう
るよう、そのボデイラインに合わせて、例えば防
水布又は合成樹脂シートを用いて形成する。窓部
3は第1図に示すように、ルーフヘツド9を被う
天井面10、及びリヤウインド11を被う後面1
2略上半分の中央に、自動車7の前後方向に沿い
略等ピツチで設けられ、各窓部3…は第2図に示
すように、カバー主体2を長楕円状に開穿するこ
とにより形成する。なお該窓部3の周縁は下面に
おいて内方に折返すとともに、その大きさは該窓
部3の配設数を考慮し、カバー主体2内の通気性
を確保しうるに必要、十分な面積に設定する。又
本実施例においては窓部3には、該窓部3の補強
と美観向上を目的としてネツト体13が張設さ
れ、該ネツト体13は前記折り返し部19に縫着
される縁部15に、ダイヤ状に交叉するネツト1
6を取付けてなる。
壁片6は第2図に示すように、雨水を遮水する
遮水部17と、窓部3の周縁の前記折返し部19
に縫合される取付部20とからなり、ネツト体1
3の縁部15稍外方位置に、前記取付部20を窓
部3側に向けかつ窓部3を囲むごとく配設され
る。なお該壁片6は例えば、カバー主体2と同一
素材を用いた帯状体の両側を夫々内方に向け折返
し、略中央で突き合せるとともに、その両側部を
重ね合せて後、環状に接合してなり、第3図に拡
大して示すように、断面円状の前記遮水部17と
平担な前記取付部20とを形成する。
被い片5は天井面10及び後面12に設けた窓
部3,3…及び壁片6,6…の全てを被うことが
できる、防水布等防水性素材を用いた矩形状シー
トとして形成され、該被い片5は各窓部3…への
雨水の侵入をほとんど阻止する。又該被い片5の
天井面10部分は、その4隅14,14…、及び
長手両側縁の隣りあう壁片5,5間位置18,1
8…をカバー主体2に縫合するとともに、後面1
2部分は、下縁部aを除く3側縁を全長に亘り、
カバー主体2に縫合する。なお被い片5は、その
下面22が壁片6の前記遮水部17頂部23と密
着しないよう、稍たるませてカバー主体2に取付
ける。従つて被い片5下面22と壁片6との間に
は通気用の間隙g1が形成されるとともに、被い
片5周縁とカバー主体2との間にも同様に、天井
面10部分においては前縁部b及び両側縁部c,
cに、又後面12部分においては下縁部aに、
夫々通気用の間隙g2が形成される。
然してカバー主体2の裾部25から吹き込んだ
風あるいはカバー主体2内に発生した熱気は、天
井面10のみならず後面12においても第1〜3
図に矢印Aで示すごとく、前記間隙g1,g2を
通り、容易に排出される。又雨天時においては、
窓部3は前記ごとく被い片5により被われてお
り、しかもルーフヘツド9を被う天井面10には
その中心から周縁に向かう水勾配がつくため雨水
は間隙g2から窓部3方向にはほとんど信入せ
ず、たとえ強風雨時において風雨が窓部3方向に
吹き込んでも、該雨水は前記壁片6の遮水部17
により遮られ、窓部3には至らない。後面12に
おいても、窓部3は同様に被い片5により被わ
れ、しかも下縁部aを除く3側縁がカバー主体2
に縫合されているのみならず該被い片5は大きな
水勾配を有するため、天井面10のばあいに比し
雨水が窓部3方向に侵入するおそれはかなり少な
く、たとえ風雨が窓部3方向に吹き込んでも前記
と同様に壁片6の遮水部17により遮水される。
なお本実施例において第1図に一点鎖線で示す
ごとく、天井面10裏面26かつその両側及び、
被い片5両側近傍位置に浮かし片27を適宜取着
し、天井面10をルーフヘツド9から浮かすばあ
いには、天井面10とルーフヘツド9との間に空
間29が形成され、従つてカバー主体2内の熱気
を、天井面10に設けた窓部3からより効率的に
排出できる。
第4図は、カバー主体2の天井面10略中央部
に、全巾に亘る矩形状の窓部3を開穿しかつ該窓
部3を被い片5により被う本考案の他の実施例を
示す。該カバー主体2は自動車7の上面を覆う天
布28の両側縁に自動車7の側面を覆う側布3
0,30を縫着連成することにより構成され、該
天布28を自動車7の車長よりも窓部3巾だけ短
い長さ寸度に形成するとともにそれを略中央で2
分割し、かつ両分割片28a,28bを窓部3巾
を隔てて対置し側布30と縫着することにより前
記窓部3を形成する。なお窓部3には前記と同様
に、ネツト体13が張設される。該ネツト体13
はネツト16周縁に縁部15を取付けてなり、そ
の短辺側の縁部15a,15aは側布30に縫着
されるとともに、長辺側の縁部15a,15bに
は、例えば合成樹脂製の線状をなす芯体31を包
んでなる遮水部17と窓部3周縁に縫着される取
付部20とからなる壁片6を形成する。又被い片
5の短辺側両側縁5a,5aはネツト体13の前
記縁部15a,15aとともに側布30に縫着さ
れる一方、長辺側両側縁5b,5bは、通気用の
間隙g2を残してカバー主体2に部分的に縫着さ
れる。このようにカバー1を形成するばあいに
は、カバー主体2の形成と同時に窓部3を設ける
ことが可能となり、窓部3の形成が容易となる。
従つてカバー1の製造工数を減じ作業の能率化、
コストの低減を期しうる。
第5図は例えば、耐水接着剤を用いて窓部3周
縁に固着される円環状の取付部20上に、間隔を
隔てて2重の立上げ片32,33からなる遮水部
17を立設し、該両立上げ片32,33間に貯水
部35を設けてなる、合成樹脂あるいは合成ゴム
を用いて一体成形した壁片6の他の例を示し、雨
水がたとえ外側の立上げ片32を越えても前記貯
水部35に貯水可能とし、遮水部17による遮水
をより確実とする。なお内側の立上げ片33の高
さは外側の立上げ片32の高さに比し高くすると
ともに、同図においてその一部を一点鎖線で示す
ごとく、前記ネツト体13を取付部20に一体に
形成することも可能である。又第5図において遮
水部17は外側の立上げ片32のみにより形成す
ることもでき、そのばあいには第6図に示すよう
に、先端部を外方に向け斜め上方に折曲げ、該立
上げ片32による遮水機能を向上させるととも
に、該立上げ片32上縁を適宜切欠き、前記通気
用の間隙g1を形成することもできる。その際、
該切欠き部は、被い片5の周縁部寄り位置を避け
て設けるのが遮水上都合がよい。
上述したごとく本考案のカバーはカバー主体に
設けた窓部の周囲に、窓部に雨水が侵入するのを
防止するため、遮水用の壁片を立設するととも
に、前記カバー主体に、窓部及び壁片を被う被い
片を、壁片との間に通気用の間隙を残して取付け
る結果、カバー主体内にその裾部から吹き込む風
を窓部から容易に排出することができ風によるカ
バー主体の浮上がりを確実に防止しうる。又炎天
下においても窓部を介してカバー内を効率よく換
気することができ、従つてカバー内に熱気がこも
るおそれがないため、車体を傷めない。さらに、
窓部周囲に壁片を立設するため、たとえ前記通気
用の間隙g2から窓部方向に雨水が侵入しても、
該壁片により、確実に遮水できる。
なお本考案のカバーにおいて、窓部3はカバー
主体2の天井面10、後面12のみならず前面3
6、両側面37,37等カバー主体2の任意位置
に任意数開穿することができ、天井面10以外の
面に設けるときには、第1図の後面12への取付
け例が示すごとく、下縁部のみに通気用の間隙g
2を設け、かつ該下縁部にのみ壁片6を立設する
こととしてもよい。又被い片5をカバー主体に着
脱自在に取付けるときには、その取外しによりカ
バー内の排気効率を向上でき、さらに実施例で示
したように、窓部3にネツト体13を張設してお
くばあいには、カバー主体2の内外面の美観を向
上しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその要部を示す斜視図、第3図はその要部拡
大断面図、第4図は本考案の他の実施例を示す斜
視図、第5図は壁片の他の例を示す斜視図、第6
図は壁片のその他の例を示す部分斜視図である。 1……自動車用のボデイカバー、2……カバー
主体、3……窓部、5……被い片、6……壁片、
7……自動車、g2……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車を掩蔽しうるカバー主体2に窓部3を開
    穿し、かつ該窓部3周囲に、窓部3に雨水が侵入
    するのを防止するための遮水用壁片6を立設する
    とともに、該カバー主体2に、窓部3を被う被い
    片5を、壁片6との間に通気用の間隙が形成され
    るごとく取付けたことを特徴とする自動車用のボ
    デイカバー。
JP10842682U 1982-07-16 1982-07-16 自動車用のボデイカバ− Granted JPS5912719U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10842682U JPS5912719U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 自動車用のボデイカバ−

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JP10842682U JPS5912719U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 自動車用のボデイカバ−

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Publication Number Publication Date
JPS5912719U JPS5912719U (ja) 1984-01-26
JPH0218735Y2 true JPH0218735Y2 (ja) 1990-05-24

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ID=30252965

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JPS5912719U (ja) 1984-01-26

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