JP2000044152A - マンコンベアのインナレッジ取付構造 - Google Patents
マンコンベアのインナレッジ取付構造Info
- Publication number
- JP2000044152A JP2000044152A JP10207317A JP20731798A JP2000044152A JP 2000044152 A JP2000044152 A JP 2000044152A JP 10207317 A JP10207317 A JP 10207317A JP 20731798 A JP20731798 A JP 20731798A JP 2000044152 A JP2000044152 A JP 2000044152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitted
- skirt panel
- inner ridge
- mounting structure
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乗客の衣服の裾などが、スカートパネルにイ
ンナレッジを取り付けているネジに引っ掛からないよう
にすること。 【解決手段】 欄干2の下方側に配設されたインナレッ
ジ6と、ステップ1の側方に配設されたスカートパネル
8と、このスカートパネル8と前記インナレッジ6とを
ネジ13,14によって連結するためのものであり、被
嵌合溝7aが形成された連結補助部材7と、嵌合溝7a
に嵌合する嵌合突起15aが形成されており、この嵌合
突起15aが被嵌合溝7aに嵌合されると前記ネジ1
3,14を覆うようになっている覆い部材5とを備え
た。
ンナレッジを取り付けているネジに引っ掛からないよう
にすること。 【解決手段】 欄干2の下方側に配設されたインナレッ
ジ6と、ステップ1の側方に配設されたスカートパネル
8と、このスカートパネル8と前記インナレッジ6とを
ネジ13,14によって連結するためのものであり、被
嵌合溝7aが形成された連結補助部材7と、嵌合溝7a
に嵌合する嵌合突起15aが形成されており、この嵌合
突起15aが被嵌合溝7aに嵌合されると前記ネジ1
3,14を覆うようになっている覆い部材5とを備え
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーターな
どのマンコンベアのスカートパネルをインナレッジに取
り付ける構造に関する。
どのマンコンベアのスカートパネルをインナレッジに取
り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エスカレーターなどのマンコンベ
アのスカートパネルをインナレッジに取り付ける構造と
して、例えば図3に示すようなものがある。同図におい
て、符号101はエスカレーターの欄干102の下方に
配設されたインナレッジであり、このインナレッジ10
1はスカートパネル103にネジ104によって取り付
けられている。ネジ104はステップ105の側方に位
置するために、このステップ105に乗った乗客の衣服
の裾等がこのネジ104に引っ掛かってしまう虞れがあ
る。そこで、インナレッジ101には段部101aを突
出形成し、この段部101aによって前記衣服の裾等が
ネジ104に引っ掛からないようにしている。
アのスカートパネルをインナレッジに取り付ける構造と
して、例えば図3に示すようなものがある。同図におい
て、符号101はエスカレーターの欄干102の下方に
配設されたインナレッジであり、このインナレッジ10
1はスカートパネル103にネジ104によって取り付
けられている。ネジ104はステップ105の側方に位
置するために、このステップ105に乗った乗客の衣服
の裾等がこのネジ104に引っ掛かってしまう虞れがあ
る。そこで、インナレッジ101には段部101aを突
出形成し、この段部101aによって前記衣服の裾等が
ネジ104に引っ掛からないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、乗客の
ロングスカートの裾などはインナレッジ101の段部1
01aの下に入り込み、まだネジ104に引っ掛かる虞
れがあり、乗客の安全性に問題があった。
ロングスカートの裾などはインナレッジ101の段部1
01aの下に入り込み、まだネジ104に引っ掛かる虞
れがあり、乗客の安全性に問題があった。
【0004】本発明は、乗客の衣服の裾などが、スカー
トパネルにインナレッジを取り付けているネジに引っ掛
からないようにすることを目的としている。
トパネルにインナレッジを取り付けているネジに引っ掛
からないようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にあっては、欄干の下方側に配設され
たインナレッジと、ステップの側方に配設されたスカー
トパネルと、このスカートパネルと前記インナレッジと
をネジによって連結するためのものであり、被嵌合部が
形成された連結補助部材と、前記被嵌合部に嵌合する嵌
合部が形成されており、この嵌合部が前記被嵌合部に嵌
合されると、前記ネジを覆うようになっている覆い部材
とを備えた構成としている。
るために、本発明にあっては、欄干の下方側に配設され
たインナレッジと、ステップの側方に配設されたスカー
トパネルと、このスカートパネルと前記インナレッジと
をネジによって連結するためのものであり、被嵌合部が
形成された連結補助部材と、前記被嵌合部に嵌合する嵌
合部が形成されており、この嵌合部が前記被嵌合部に嵌
合されると、前記ネジを覆うようになっている覆い部材
とを備えた構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1および図2は本発明に係るマンコンベアの
インナレッジ取付構造の一実施例を示す図である。
明する。図1および図2は本発明に係るマンコンベアの
インナレッジ取付構造の一実施例を示す図である。
【0007】図2において、符号1はマンコンベアとし
てのエスカレーターのステップであり、このステップ1
の側方には透明な強化ガラス製の欄干パネル2が位置
し、この欄干パネル2は支持部材3,ブラケット4を介
してトラス5に設けられている。欄干パネル2の下方側
にはインナレッジ6が配設されている。
てのエスカレーターのステップであり、このステップ1
の側方には透明な強化ガラス製の欄干パネル2が位置
し、この欄干パネル2は支持部材3,ブラケット4を介
してトラス5に設けられている。欄干パネル2の下方側
にはインナレッジ6が配設されている。
【0008】図1にも示すように、インナレッジ6は金
属製の連結補助部材7を介してスカートパネル8に取り
付けられている。すなわち、板状の連結補助部材7には
タップ孔9,10が形成され、このタップ孔9,10
に、インナレッジ6に形成された孔11とスカートパネ
ル8に形成された孔12を挿通するネジ13,14をね
じ込んでいる。インナレッジ6に形成された孔11とス
カートパネル8に形成された孔12とはともに長孔とな
っており、この長孔11,12の長径の方向は相互に異
なっている。このため、この長孔11,12内をネジ1
3,14は相対的に移動できることとなり、このことに
よりスカートパネル8に対するインナレッジ6の取付位
置を調整することができる。
属製の連結補助部材7を介してスカートパネル8に取り
付けられている。すなわち、板状の連結補助部材7には
タップ孔9,10が形成され、このタップ孔9,10
に、インナレッジ6に形成された孔11とスカートパネ
ル8に形成された孔12を挿通するネジ13,14をね
じ込んでいる。インナレッジ6に形成された孔11とス
カートパネル8に形成された孔12とはともに長孔とな
っており、この長孔11,12の長径の方向は相互に異
なっている。このため、この長孔11,12内をネジ1
3,14は相対的に移動できることとなり、このことに
よりスカートパネル8に対するインナレッジ6の取付位
置を調整することができる。
【0009】インナレッジ6とスカートパネル8との間
には隙間が設けられ、連結補助部材7における前記隙間
の箇所には嵌合溝7aが形成されている。嵌合溝7aに
は、合成樹脂製の覆い部材15に形成された嵌合突起1
5aが嵌合している。嵌合突起15aは覆い部材15の
裏面に形成され、この裏面にはネジ13,14の頭部が
入る収納溝15b,15cが形成されている。
には隙間が設けられ、連結補助部材7における前記隙間
の箇所には嵌合溝7aが形成されている。嵌合溝7aに
は、合成樹脂製の覆い部材15に形成された嵌合突起1
5aが嵌合している。嵌合突起15aは覆い部材15の
裏面に形成され、この裏面にはネジ13,14の頭部が
入る収納溝15b,15cが形成されている。
【0010】スカートパネル8に連結補助部材7を介し
てインナレッジ6をネジ13,14によって取り付けた
後に、覆い部材15の嵌合突起15aを嵌合溝7aに嵌
入させると、覆い部材15はネジ13,14の頭部を覆
いながら連結補助部材7に取り付けられる。このよう
に、ネジ13,14の頭部は表面が滑性を有する覆い部
材15によって覆われるので、ステップ1に乗った乗客
のロングスカートの裾などがネジ13,14の頭部に引
っ掛かるようなことはない。
てインナレッジ6をネジ13,14によって取り付けた
後に、覆い部材15の嵌合突起15aを嵌合溝7aに嵌
入させると、覆い部材15はネジ13,14の頭部を覆
いながら連結補助部材7に取り付けられる。このよう
に、ネジ13,14の頭部は表面が滑性を有する覆い部
材15によって覆われるので、ステップ1に乗った乗客
のロングスカートの裾などがネジ13,14の頭部に引
っ掛かるようなことはない。
【0011】一方、スカートパネル8に対するインナレ
ッジ6の取付位置は長孔11,12によって調整するこ
とができるので、連結補助部材7に形成するタップ孔
9,10はインナレッジ6やスカートパネル8に合わせ
る必要がなくなり、現場ではなく工場で形成することが
できることとなり、現場での裾付性が向上する。
ッジ6の取付位置は長孔11,12によって調整するこ
とができるので、連結補助部材7に形成するタップ孔
9,10はインナレッジ6やスカートパネル8に合わせ
る必要がなくなり、現場ではなく工場で形成することが
できることとなり、現場での裾付性が向上する。
【0012】ところで、インナレッジ6とスカートパネ
ル8の間に位置する覆い部材15はデザイン上のアクセ
ントともなりうる。
ル8の間に位置する覆い部材15はデザイン上のアクセ
ントともなりうる。
【0013】なお、本発明は動く歩道にも適用できるこ
とは勿論である。
とは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スカートパネルにインナレッジを取り付けているネジを
覆い部材によって覆うようにしたので、ステップに乗っ
た乗客の衣服の裾が前記ネジに引っ掛かるようなことは
なくなり、乗客の安全性が向上する。
スカートパネルにインナレッジを取り付けているネジを
覆い部材によって覆うようにしたので、ステップに乗っ
た乗客の衣服の裾が前記ネジに引っ掛かるようなことは
なくなり、乗客の安全性が向上する。
【図1】本発明に係るマンコンベアのインナレッジ取付
構造の一実施例を示す斜視図。
構造の一実施例を示す斜視図。
【図2】マンコンベアの欄干の断面図。
【図3】従来のマンコンベアのインナレッジ取付構造の
斜視図。
斜視図。
2…欄干、6…インナレッジ、7…連結補助部材、7a
…嵌合溝、8…スカートパネル、13,14…ネジ、1
5…覆い部材、15a…嵌合突起。
…嵌合溝、8…スカートパネル、13,14…ネジ、1
5…覆い部材、15a…嵌合突起。
フロントページの続き (72)発明者 藤枝 修市 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内 (72)発明者 三好 慎太郎 千葉県山武郡芝山町小池字水口2700−1 日本オーチス・エレベータ株式会社 芝山 工場内 Fターム(参考) 3F321 AA04 CE07 CE11
Claims (1)
- 【請求項1】 欄干の下方側に配設されたインナレッジ
と、ステップの側方に配設されたスカートパネルと、こ
のスカートパネルと前記インナレッジとをネジによって
連結するためのものであり、被嵌合部が形成された連結
補助部材と、前記被嵌合部に嵌合する嵌合部が形成され
ており、この嵌合部が前記被嵌合部に嵌合されると、前
記ネジを覆うようになっている覆い部材とを備えたこと
を特徴とするマンコンベアのインナレッジ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207317A JP2000044152A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | マンコンベアのインナレッジ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10207317A JP2000044152A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | マンコンベアのインナレッジ取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000044152A true JP2000044152A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16537777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10207317A Withdrawn JP2000044152A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | マンコンベアのインナレッジ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000044152A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006347650A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの欄干装置 |
JP2007126242A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの内デッキの取付け構造 |
JP2009227352A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの欄干 |
JP2009234692A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Hitachi Ltd | マンコンベアの欄干 |
CN102431874A (zh) * | 2011-12-12 | 2012-05-02 | 苏州汉森电梯有限公司 | 自动扶梯和人行道的内盖板与围裙板的配合结构 |
CN103171962A (zh) * | 2011-12-26 | 2013-06-26 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
CN103213895A (zh) * | 2013-04-02 | 2013-07-24 | 康力电梯股份有限公司 | 一种围裙板安装结构 |
CN105110159A (zh) * | 2015-10-09 | 2015-12-02 | 康力电梯股份有限公司 | 一种自动扶梯内盖板与围裙板隐藏式连接件 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP10207317A patent/JP2000044152A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006347650A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの欄干装置 |
JP2007126242A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Hitachi Ltd | 乗客コンベアの内デッキの取付け構造 |
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JP2009234692A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Hitachi Ltd | マンコンベアの欄干 |
CN102431874A (zh) * | 2011-12-12 | 2012-05-02 | 苏州汉森电梯有限公司 | 自动扶梯和人行道的内盖板与围裙板的配合结构 |
CN102431874B (zh) * | 2011-12-12 | 2012-10-10 | 苏州汉森电梯有限公司 | 自动扶梯和人行道的内盖板与围裙板的配合结构 |
CN103171962A (zh) * | 2011-12-26 | 2013-06-26 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送设备 |
CN103213895A (zh) * | 2013-04-02 | 2013-07-24 | 康力电梯股份有限公司 | 一种围裙板安装结构 |
CN105110159A (zh) * | 2015-10-09 | 2015-12-02 | 康力电梯股份有限公司 | 一种自动扶梯内盖板与围裙板隐藏式连接件 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |