JPH0730270U - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents
乗客コンベアの欄干Info
- Publication number
- JPH0730270U JPH0730270U JP6125593U JP6125593U JPH0730270U JP H0730270 U JPH0730270 U JP H0730270U JP 6125593 U JP6125593 U JP 6125593U JP 6125593 U JP6125593 U JP 6125593U JP H0730270 U JPH0730270 U JP H0730270U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balustrade
- inner deck
- skirt guard
- passenger conveyor
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗客の足元に突出部が生じることを防止でき
る乗客コンベアの欄干の提供。 【構成】 欄干パネル3とスカートガード2との間に介
設される内デッキ6を有し、この内デッキ6下端を外
側、スカートガード2上端を内側として重合させるとと
もに、それぞれを外側からビス2にて固定する乗客コン
ベアの欄干において、内デッキ6下端のビス取付け部6
aを凹形に形成し、かつ、ビス取付け部6aを覆うモー
ル10を備えている。 【効果】 安全性の向上を図ることができる。
る乗客コンベアの欄干の提供。 【構成】 欄干パネル3とスカートガード2との間に介
設される内デッキ6を有し、この内デッキ6下端を外
側、スカートガード2上端を内側として重合させるとと
もに、それぞれを外側からビス2にて固定する乗客コン
ベアの欄干において、内デッキ6下端のビス取付け部6
aを凹形に形成し、かつ、ビス取付け部6aを覆うモー
ル10を備えている。 【効果】 安全性の向上を図ることができる。
Description
【0001】
本考案は、欄干パネルとスカートガードとの間に介設される内デッキを備えた 乗客コンベアの欄干に関する。
【0002】
一般に、乗客コンベアは、無端状に配列されて回動するステップと、このステ ップの側方に配設されるスカートガードと、このスカートガードの上部に立設さ れる欄干パネルと、この欄干パネルに沿って、前記ステップと同等の速度で回動 するハンドレールと、前記欄干パネルとスカートガードとの間に介設される内デ ッキとを有している。そして、これらの内デッキ下端および前記スカートガード 上端を、内デッキ下端が外側、スカートガード上端が内側となるように重合させ るとともに、それぞれを外側からビスにて固定するようになっていた。
【0003】
上述した従来の乗客コンベアの欄干にあっては、内デッキ下端をスカートガー ド上端に固定するビスは、前記内デッキの外側、すなわち、踏段側に位置してお り、このビスが少しでもゆるんでくると、ビスの頭部が突出する。このため、こ のビスの頭部に着物の裾などをひっかけたり、足が当たってすり傷を生じさせた りするという問題があった。
【0004】 本考案は上述した問題に鑑みてなされたもので、その目的は、乗客の足元に突 出部が生じることを防止できる乗客コンベアの欄干を提供することにある。
【0005】
この目的を達成するために本考案は、欄干パネルとスカートガードとの間に介 設される内デッキを有し、この内デッキ下端を外側、スカートガード上端を内側 として重合させるとともに、それぞれを外側からビスにて固定する乗客コンベア の欄干において、前記内デッキ下端のビス取付け部を凹形に形成し、かつ、前記 ビス取付け部を覆うモールを備えた構成にしてある。
【0006】
本考案は前記のように構成したので、内デッキ下端の凹形に形成されたビス取 付け部にビスを取り付けた後、前記ビス取付け部をモールにより覆うようになっ ている。これによって、ビスがゆるんだ場合でも、このビスはモールにより覆わ れているため、乗客の足元に突出部が生じることを防止することができる。
【0007】
以下、本考案の乗客コンベアの欄干の実施例を図に基づいて説明する。 図1は本考案の乗客コンベアの欄干の一実施例を示し、要部となる内デッキお よびスカートガード部分の縦断面図、図2は乗客コンベアの欄干の全体図である 。
【0008】 一般に乗客コンベアは、図2に示すように、無端状に配列されて回動するステ ップ1と、このステップ1の側方に配設されるスカートガード2と、このスカー トガード2の上部に立設される欄干パネル3と、この欄干パネル3の上端に設け られるハンドレールフレーム4と、ハンドレールフレーム4に沿って、ステップ 1と同等の速度で回動するハンドレール5と、欄干パネル3とスカートガード2 との間に介設される内デッキ6と、この内デッキ6と欄干パネル3を介して相対 する外デッキ7と、前記の欄干パネル3下部に配置される支持部材8と、内デッ キ6下端とスカートガード2上端とを前記の支持部材8へ固定するビス9とを有 している。
【0009】 そして、本実施例の乗客コンベアの欄干は、図1にも示すように、内デッキ6 下端のビス取付け部6aを凹形に形成し、かつ、ビス取付け部6aを覆うモール 10を備えている。
【0010】 この実施例にあっては、内デッキ6を取り付ける場合、この内デッキ6下端の ビス取付け部6a、およびスカートガード2の上端にそれぞれ設けられた図示し ない孔にビス9を挿通するとともに、支持部材8に螺合させる。この後、前記の ビス取付け部6aをモール10により覆うようになっている。
【0011】 このように構成した実施例では、ビス9がゆるんだ場合でも、このビス9はモ ール10により覆われているため、乗客の足元に突出部が生じることを防止する ことができる。また、モール10の色を黄色や赤などの目立つ色とすることによ って、乗客に足元の注意を喚起することができ、ステップ1とスカートガード2 との間の挟まり事故を防止することもできる。
【0012】
本考案は以上のように構成したので、ビスがゆるんだ場合でも、このビスはモ ールにより覆われているため、乗客の足元に突出部が生じることを防止すること ができ、これによって、従来のように、前記のような突出部に着物の裾をひっか けたり、足を当ててすり傷を作ることをがなくなり、安全性の向上を図ることが できるという効果がある。
【図1】本考案の乗客コンベアの欄干の一実施例を示
し、要部となる内デッキおよびスカートガード部分の縦
断面図である。
し、要部となる内デッキおよびスカートガード部分の縦
断面図である。
【図2】乗客コンベアの欄干の全体図である。
2 スカートガード 3 欄干パネル 6 内デッキ 9 ビス 10 モール
Claims (1)
- 【請求項1】 欄干パネルとスカートガードとの間に介
設される内デッキを有し、この内デッキ下端を外側、ス
カートガード上端を内側として重合させるとともに、そ
れぞれを外側からビスにて固定する乗客コンベアの欄干
において、前記内デッキ下端のビス取付け部を凹形に形
成し、かつ、前記ビス取付け部を覆うモールを備えたこ
とを特徴とする乗客コンベアの欄干。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125593U JPH0730270U (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 乗客コンベアの欄干 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6125593U JPH0730270U (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 乗客コンベアの欄干 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730270U true JPH0730270U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=13165951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6125593U Pending JPH0730270U (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 乗客コンベアの欄干 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730270U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190892A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアのパネル固定構造 |
JP2010184751A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの欄干装置 |
JP2017061357A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP6125593U patent/JPH0730270U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190892A (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアのパネル固定構造 |
JP2010184751A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | マンコンベアの欄干装置 |
JP2017061357A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
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