JPH0132561Y2 - - Google Patents

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JPH0132561Y2
JPH0132561Y2 JP15109784U JP15109784U JPH0132561Y2 JP H0132561 Y2 JPH0132561 Y2 JP H0132561Y2 JP 15109784 U JP15109784 U JP 15109784U JP 15109784 U JP15109784 U JP 15109784U JP H0132561 Y2 JPH0132561 Y2 JP H0132561Y2
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JP
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rod
curved surface
concave curved
tension rod
threaded portion
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JP15109784U
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JPS6167006U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は自動車のサスペンシヨン部品として使用
されるテンシヨンロツドに関するものである。
従来の技術 従来において一般に使用されているテンシヨン
ロツドは、直棒状に作られたロツド本体と、この
ロツド本体の1端にシヤーシー側のロアーアーム
に固定される様に設けられた取付部と、上記ロツ
ド本体の他端にボデイ側の支板と連結する様に設
けられた連結機構とを備えており、且つ上記取付
部は螺子によつてロアーアームに螺着固定される
様又連結機構はボデイ側支板に設けられたブラケ
ツトを1対のブツシユで挟止する様構成されてい
る。このために上記ロツド本体のボデイ側に該当
する端末にはねじ部が設けてあり、このねじ部に
上記1対のブツシユを遊挿すると共に此等ブツシ
ユをねじ部外端に螺着したナツトにより係止する
様設計されている。
しかるに最近に至り、自動車の構造の変化に伴
つて上記ロツド本体を湾曲せしめる等屈曲させ
て、上記ねじ部の軸線をこれに連らなるロツド本
体の軸線に対し偏向させた型のテンシヨンロツド
が要求される様になつた。
考案が解決しようとする問題点 この様にロツド本体を屈曲せしめたテンシヨン
ロツドは、第4図に示す如く、ロツド本体10の
端末部11を屈曲させてねじ部12の軸線l2をこ
れに連らなる胴部の軸線l1に対し偏向せしめ、以
つてねじ部12のボデイ側ブラケツト20に対す
る直角度を決定している。
しかしながら、従来の湾曲型テンシヨンロツド
は直棒状のロツド本体をそのまま屈曲せしめてい
るから下記の如き問題が生じる事になる。
一般に此種テンシヨンロツドは構造上の理由か
ら端末部11の屈曲寸法、即ち屈折点Pから端縁
a迄の長さd1が短く、このため端末部11の直線
部分bの寸法d2が極めて小さくなるから、通常の
曲げ加工では所謂「ヒケ」現象によつて、第4図
の如く、ねじ部軸線l2と直角な直交線l3、従つて
ブラケツト20に対し端縁aが曲げ不足となり、
これによつて軸線l2の端縁aに対する直角度を出
す事が困難である。
このために、上記端末部11の曲げ加工を改良
し曲げ型によつて端縁aを直交線l3に向け押出す
方法が考えられるが、この様にすると第5図の如
く、曲げ型の圧痕による「ダレ」Cが往々にして
膨出形成されるから、この「ダレ」Cによつて端
縁aとブツシユに重合されたワツシヤー30との
間に角度θの傾きが生じ、ワツシヤー30の「ダ
レ」Cと接する点P′が損傷破壊されると云う欠点
がある。
この様な「ダレ」は、テンシヨンロツドを曲げ
加工後において、個別的に検出しなくては発見出
来ないから、品質管理の手間が煩多になるばかり
でなく、「ダレ」を発見した場合には、そのテン
シヨンロツドを個々に切削作業によつて修正しな
くてはならないから、事後処理も面倒であると云
う不利益がある。
問題点を解決するための手段 本案は上記ねじ部に接するロツド本体の端末部
に凹曲面を囲繞形成して、この凹曲面において端
末部を屈曲せしめる事により、上記ねじ部のブラ
ケツトに対する直角度を得るテンシヨンロツドを
提供せんとするものである。
以下に本案テンシヨンロツドを第1図乃至第3
図について説明する。
第1図は本案テンシヨンロツドの斜視図で、ロ
ツド本体40は湾曲成形されており、このロツド
本体の一方端末部41にはねじ部42が設けてあ
り又他方端末部にはシヤーシー側ロアーアームに
対する取付部43が設けてある。
上記端末部41には、第2図に示す如く、端末
部胴面を囲繞する様に凹曲面411が形成されて
おり、この凹曲面411を屈曲せしめる事によつ
て上記ねじ部42がブラケツト20に対し直角に
位置せしめられている。
上記凹曲面411は、第3図に示す如く、端末
部41にその屈折点Pを中心として予め形成され
ており、上記凹曲面411の長さd3が、屈折点P
と端縁aとの距離d1と、直線部分bの長さd2に対
しd3=2(d1−d2)の関係になる様設定されるの
が望ましい。
上記ねじ部42には1対のブツシユ50,50
が1対のワツシヤー30,30に挟まれて遊挿さ
れており、このワツシヤー30,30間のブツシ
ユ50,50の間にボデイ側支板に設けられたブ
ラケツト20が挟圧されると共に此等ブツシユ5
0,50とワツシヤー30,30がねじ部42に
螺合されたナツト60により脱離不能に係止され
ている。
実施例 本案テンシヨンロツドに形成される凹曲面41
1は、ロツド本体40の端末部41を屈曲せしめ
るに当り、その変歪を吸収するために設けるもの
であるから、必ずしも前記数式を充足させる必要
はなく、この数式に合致しない凹曲面であつても
良い。
考案の効果 本案テンシヨンロツドはこの様なものであるか
ら下記効果を期待する事が出来る。
凹曲面411が屈折点Pを中心として囲繞形成
されているため、端末部41の屈曲部分直径が小
さくなつて曲げ加工が容易になる他、曲げ加工に
よつて生じる屈曲部分の変歪が凹曲面411の変
形で吸収されるから、直線部分bの軸線l1に対す
る偏向角度を大きくする事が容易に出来、従つて
ねじ部42の端縁aに対する直角度、従つてブラ
ケツト20に対する直角度を正確且つ容易に出す
事が出来る。
端末部41に大きな圧力を加えなくても、端末
部41を充分屈曲させる事が出来るから、端縁を
押出す様な曲げ型を用いる必要がなく、従つて曲
げ加工時におけるダレの発生をなくす事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案テンシヨンロツドの斜視図、第2
図は仝上テンシヨンロツドの要部を示す拡大側面
図、第3図は本案テンシヨンロツドの曲げ加工前
の端末部を示す拡大側面図、第4図、第5図は
夫々従来テンシヨンロツドの端末部を示す拡大側
面図である。 図中40はロツド本体、41は端末部、42は
ねじ部、411は凹曲面、aは端縁、Pは屈曲中
心を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ロツド本体の端末部にねじ部を連設すると共
    に上記端末部を屈曲してねじ部の軸線をこれに
    連らなるロツド本体の胴部の軸線に対し偏向せ
    しめた自動車用テンシヨンロツドにおいて、上
    記端末部にその屈曲中心を中心とした凹曲面を
    囲繞形成して該凹曲面部分において端末部を屈
    曲せしめた構成の自動車用テンシヨンロツド。 (2) 上記凹曲面が、凹曲面の長さをd3、屈曲中心
    から端縁迄の長さをd1、端末部の端縁側に形成
    される直線部分をd2として、d3=2(d1−d2
    の関係のある様形成された実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の自動車用テンシヨンロツド。
JP15109784U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH0132561Y2 (ja)

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JP15109784U JPH0132561Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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JP15109784U JPH0132561Y2 (ja) 1984-10-05 1984-10-05

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Publication Number Publication Date
JPS6167006U JPS6167006U (ja) 1986-05-08
JPH0132561Y2 true JPH0132561Y2 (ja) 1989-10-04

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