JPH0144362Y2 - - Google Patents

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JPH0144362Y2
JPH0144362Y2 JP1983149124U JP14912483U JPH0144362Y2 JP H0144362 Y2 JPH0144362 Y2 JP H0144362Y2 JP 1983149124 U JP1983149124 U JP 1983149124U JP 14912483 U JP14912483 U JP 14912483U JP H0144362 Y2 JPH0144362 Y2 JP H0144362Y2
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JP
Japan
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vibration
contact surface
rubber
stay
windshield
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JP1983149124U
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JPS6055556U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のルームミラー防振装置の改
良に関するものである。
(従来技術) 自動車のルームミラーは車体の振動等に伴つて
それ自体も振動するため、その振動を防止する装
置が必要である。このような装置として、フロン
トガラスとルームミラーのステー部との間に防振
ラバーを配置したものが従来から知られていた。
しかし、このような構造では組付時に寸法誤差
が生じてフロントガラスとステー部との間隔のば
らつきが起きた場合、防振ラバーが正確に配置で
きなくなり、防振効果が減少するという問題があ
つた。
そこで組付後にフロントガラスとステー部との
間隔を調節できるようにした装置が提案されてい
る。例えば、実開昭58−40450号公報に示された
装置では、ステー部にその長さ方向に沿う、フロ
ントガラスと平行でない溝を設け、該溝に防振ラ
バーを摺動自在に結合して、該防振ラバーをスラ
イドさせることによりフロントガラスとステー部
との間隔を調節するようにしている。
ところが、この構造ではフロントガラスとステ
ー部との間隔の調節が防振ラバーを上記溝の上端
部付近までスライドさせた所で完了した場合に
は、防振ラバーとミラー部との距離が長くなり、
ルームミラーに振動が生じ、防振ラバー本来の機
能が損なわれるという問題があつた。
また、防振ラバーとステー部との間にナツトが
螺合された螺杆を設け、この螺杆の一端を防振ラ
バーに嵌挿し、他端をステー部に螺合し、上記ナ
ツトを回転することにより、フロントガラスとス
テー部との間隔を調節できるようにしたものが、
例えば、特公昭46−11724号公報に示されている。
しかしながら、この構造においては、フロント
ガラスとステー部との間隔の調節は、比較的小さ
なナツトを回転操作して行なうものであるため、
その操作が煩しいものであり、また、調節のため
に螺杆及びナツトという別部材を必要とするもの
であり、構造が複雑なものとなるという問題があ
つた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題を解消するもので、
組付時のフロントガラスとステー部との間隔の寸
法誤差の修正を防振効果を損うことなく、かつ、
簡単な構成により容易に行える自動車のルームミ
ラー防振装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、ステー部にはフロントガラスに対向
する当接面が形成され、フロントガラスとステー
部との間に配置される防振ラバーにはその一端部
に前記ステー部の当接面に当接する当接面が設け
られ、他端部にフロントガラスに当接する当接部
が設けられており、前記ステー部の当接面と防振
ラバーの当接面とのいずれか一方に、該当接面か
ら防振ラバーの軸方向に突出する突起部が設けら
れ、他方に、前記突起部が嵌挿される凹部が設け
られ、前記突起部が前記凹部に嵌挿されることに
より防振ラバーがステー部に対し回転自在に支持
されており、前記ステー部の当接面と前記防振ラ
バーの当接面は各々、前記防振ラバーの軸方向に
対して傾斜して形成されているものである。
そして、防振ラバーの回転操作で、フロントガ
ラスとステー部との間隔を自在に調節するもので
ある。
(実施例) 次に本考案を図面に基づいて説明する。第1図
に示すように、ルームミラー1は車体2のフロン
トヘツダー3の内面に固定された基板4と、該基
板4から伸長したステー部5と、該ステー部5の
先端のボールジヨイント6に首振り自在に支承さ
れたミラー部7とから構成されている。また、該
ミラー部7は、鏡面板9と、該鏡面板9が取り付
けられたミラーケース8とからなつている。
また、フロントガラス10とステー部5との間
には棒状の防振ラバー11が配置されている。
該防振ラバー11は、第2図に詳細に示すよう
に、ステー部5側の端部には凹部12が形成さ
れ、該凹部12の周辺には防振ラバー11の軸方
向に対して傾斜している当接面14が形成されて
いる。そして他端部はフロントガラス10に当接
する当接部とされている。
一方、ステー部5には、上記防振ラバー11の
凹部12に嵌挿される突起部13が形成され、該
突起部13の周辺には防振ラバー11の軸方向に
対して傾斜している当接面15が形成されてい
る。
本考案は上記のような構成であるから、組付時
に寸法誤差が生じた場合には、防振ラバー11を
回転操作すると、第3図のように、防振ラバー1
1の当接面14の鋭角部14aと、ステー部5の
当接面15の鋭角部15aとが互いに押し合い、
フロントガラス10とステー部5との間隔が調節
できる。なお、上記突起部13の径は、凹部12
の径よりも若干大きくしておけば、両者を係合さ
せた時の摩擦によつて、調節後の防振ラバー11
の自然回転が防止できる。
第4図は他の実施例を示すもので、防振ラバー
11に突起部16を形成し、ステー部5に凹部1
7を形成したものであり、他の構成、作用は前記
実施例と同一である。
(考案の効果) 本考案によれば、フロントガラスとステー部と
の間隔の寸法誤差の修正が、防振ラバーの位置を
変えずに、すなわち、防振効果を損うことなく防
振ラバーをその軸方向に回転させることによりで
き、組付調節作業が格段に向上するようになる。
また、調節作業は、フロントガラスとステー部と
の間に存在する防振ラバー自身を回転することに
より行うため、その操作性が良好であり、かつ、
螺杆やナツト等、調節のために別途部材を用いる
ことなく、簡単な構造により、調節ができること
となる。
また、汎用性があり、車種毎に長さの異なる専
用の防振ラバーを用意する必要がなくなり、部品
管理が楽で、量産効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車のルームミラー防
振装置の側面図、第2図は第1実施例の要部断面
図、第3図は第1実施例の作用状態を示す図、第
4図は第2実施例の要部断面図である。 1……ルームミラー、2……車体、4……基
板、5……ステー部、7……ミラー部、10……
フロントガラス、11……防振ラバー、12……
凹部、13……突起部、14,15……当接面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に固定された基板と、先端に、ミラー部が
    取り付けられたステー部とでルームミラーが構成
    されていて、フロントガラスと上記ステー部との
    間に防振ラバーが配置されており、前記ステー部
    にはフロントガラスに対向する当接面が形成さ
    れ、前記防振ラバーにはその一端部に前記ステー
    部の当接面に当接する当接面が設けられ、他端部
    にフロントガラスに当接する当接部が設けられて
    おり、前記ステー部の当接面と防振ラバーの当接
    面とのいずれか一方に、該当接面から防振ラバー
    の軸方向に突出する突起部が設けられ、他方に、
    前記突起部が嵌挿される凹部が設けられ、前記突
    起部が前記凹部に嵌挿されることにより防振ラバ
    ーがステー部に対し回転自在に支持されており、
    前記ステー部の当接面と前記防振ラバーの当接面
    は各々、前記防振ラバーの軸方向に対して傾斜し
    て形成されていることを特徴とする自動車のルー
    ムミラー防振装置。
JP14912483U 1983-09-26 1983-09-26 自動車のル−ムミラ−防振装置 Granted JPS6055556U (ja)

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JP14912483U JPS6055556U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 自動車のル−ムミラ−防振装置

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JP14912483U JPS6055556U (ja) 1983-09-26 1983-09-26 自動車のル−ムミラ−防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS6055556U JPS6055556U (ja) 1985-04-18
JPH0144362Y2 true JPH0144362Y2 (ja) 1989-12-21

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JP5229560B2 (ja) * 2008-11-18 2013-07-03 株式会社ユピテル ルームミラー装着型車載機器

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JPS6055556U (ja) 1985-04-18

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