JPH0650735Y2 - トリップノブ構造 - Google Patents

トリップノブ構造

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JPH0650735Y2
JPH0650735Y2 JP7555189U JP7555189U JPH0650735Y2 JP H0650735 Y2 JPH0650735 Y2 JP H0650735Y2 JP 7555189 U JP7555189 U JP 7555189U JP 7555189 U JP7555189 U JP 7555189U JP H0650735 Y2 JPH0650735 Y2 JP H0650735Y2
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JP
Japan
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trip lever
trip
knob structure
blind hole
instrument panel
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JP7555189U
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JPH0316022U (ja
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直哉 高橋
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は自動車などの計器盤内の計器類に設けられた
操作部を、表ガラスの外側からトリップレバーを押圧し
て操作するトリップノブ構造に係り、特に走行距離計を
帰零するためのトリップノブ構造に関する。
(従来の技術) 自動車などの車両の運転席前部に設けられた計器盤に
は、通常コンビネーションメータが取り付けられてい
る。このメータには例えばスピードメータに設けられた
走行距離計を帰零するためのトリップレバーが取り付け
られており、このトリップレバーは計器盤の表ガラスを
貫通して外側に突出している。
このトリップレバーは従来は第3図に示すように構成さ
れていた。すなわち、トリップレバー1は図に示すよう
に計器盤に設けられた表ガラス2の貫通孔2aを介して外
側に突出しており、貫通孔2aの内周とトリップレバー1
の外周との間には防水防塵のため、ゴムなどの弾性部材
で形成されたブッシュ3が装着されている。またトリッ
プレバー1の下端外周には図に示すように外ねじ1aが形
成されており、操作部である帰零装置4の連結部にはね
じ孔4aが形成されていて、トリップレバー1は外ねじ1a
をねじ孔4aに螺着することにより帰零装置4に固定され
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記の従来のトリップノブ構造によると、
トリップレバー1は帰零装置4に固定されているため、
ラジアル方向には自由に動かない。このため帰零装置4
のねじ孔4aと表ガラス2の貫通孔2aとの中心線がずれて
いると、トリップレバー1はブッシュ3に偏心して圧接
されるため、トリップレバー1の上下移動が円滑に行な
われないという問題があった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、操作部の
トリップレバー取付部と表ガラスの貫通孔との位置が正
規の位置からずれていても、トリップレバーを円滑に上
下動させることのできるトリップノブ構造を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) この考案は上記目的を達成するために、計器盤内に装着
された計器類の操作部を、前記計器盤の前面に設けられ
た表ガラスの外側からトリップレバーを押圧して操作す
るトリップノブ構造において、前記トリップレバーの前
記操作部との連結端とこの操作部とのいずれか一方に入
口部が縮径されためくら孔を形成し、他方にこのめくら
孔に嵌合し回転自在に係止される連結部を設けたもので
ある。
(作用) 上記の構成によると、トリップレバーは操作部に対して
ラジアル方向に傾斜自在となるため、操作部のトリップ
レバー取付部の位置と表ガラスの貫通孔の位置とが、相
対的に正しい位置からずれていても、トリップレバーが
ブッシュの内周の片側を押圧することはない。従ってト
リップレバーの上下移動を円滑に行なうことができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図にこの考案の一実施例を示す。トリップレバー11
の操作部すなわち帰零装置12と連結される側の一端に
は、同心上にめくら孔11aが形成されており、入口部11b
の内径はめくら孔11aの内径より小さくなっている。ま
た帰零装置12のトリップレバー11が連結される部位に
は、それぞれ先端に段差部13aが形成された1対のフッ
ク部13が帰零装置12の本体から突出して一体に設けられ
ており、これらのフック部13は弾性を有している。
次にこの実施例の作用を説明する。第4図に示すように
計器盤の表ガラス2をブッシュ3を介して貫通して挿入
されたトリップレバー11の下端のめくら孔11a内には、
操作部すなわち帰零装置12のフック部13が嵌合される。
このときフック部13は内側に弾性変形してめくら孔11a
の入口部11bを通り、めくら孔11a内に入ったときに再び
外側にひろがってフック部13の段差部13aが入口部11bの
内側に係止され抜け止めとなる。この状態でトリップレ
バー11は帰零装置12に対して回転及び傾斜が自在とな
る。
この実施例によれば、トリップレバー11は帰零装置12に
対して傾斜可能であるので、帰零装置12のフック部13と
表ガラス2の貫通孔2aとの相対位置が正しい位置からず
れていても、トリップレバー11が傾斜することによって
ブッシュ3の片側のみを押圧することがなくなり、トリ
ップレバー11の上下移動を円滑にすることができる。
上記実施例では帰零装置12に1対のフック部13を設けた
場合について説明したが、第2図に示すように帰零装置
12に球形の連結部14を突出して設け、トリップレバー11
の下端にこの連結部14が弾性的に嵌合する凹部15を設け
てもよい。またフック部13または連結部14をトリップレ
バー11側に設け、めくら孔11aまたは凹部15を帰零装置1
2側に設けてもよい。さらに帰零装置12以外の操作部を
トリップレバー11により操作する場合に応用しても同様
の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、トリップレバー
を操作部に対して傾斜可能としたので、トリップレバー
と操作部との相対位置が正しい位置からずれていても、
上下移動を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部を切欠した斜視
説明図、第2図はこの考案の他の実施例を示す一部を切
欠した斜視説明図、第3図は従来のトリップノブ構造を
示す一部を切欠した斜視説明図である。 2…表ガラス 11…トリップレバー 11a…めくら孔 11b…入口部 12…操作部(帰零装置) 13…連結部(フック部) 14…連結部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】計器盤内に装着された計器類の操作部を、
    前記計器盤の前面に設けられた表ガラスの外側からトリ
    ップレバーを押圧して操作するトリップノブ構造におい
    て、 前記トリップレバーの前記操作部との連結端とこの操作
    部とのいずれか一方に入口部が縮径されためくら孔を形
    成し、他方にこのめくら孔に嵌合し回転自在に係止され
    る連結部を設けたことを特徴とするトリップノブ構造。
JP7555189U 1989-06-29 1989-06-29 トリップノブ構造 Expired - Lifetime JPH0650735Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7555189U JPH0650735Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29 トリップノブ構造

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JP7555189U JPH0650735Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29 トリップノブ構造

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Publication Number Publication Date
JPH0316022U JPH0316022U (ja) 1991-02-18
JPH0650735Y2 true JPH0650735Y2 (ja) 1994-12-21

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ID=31616223

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JP7555189U Expired - Lifetime JPH0650735Y2 (ja) 1989-06-29 1989-06-29 トリップノブ構造

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