JPH0333523Y2 - - Google Patents

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JPH0333523Y2
JPH0333523Y2 JP3179685U JP3179685U JPH0333523Y2 JP H0333523 Y2 JPH0333523 Y2 JP H0333523Y2 JP 3179685 U JP3179685 U JP 3179685U JP 3179685 U JP3179685 U JP 3179685U JP H0333523 Y2 JPH0333523 Y2 JP H0333523Y2
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JP3179685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば運転者のアイポイント前部
上方に配設して日光の直射を避けるために用いる
自動車のサンバイザ装置に関する。
(従来技術) 従来、この種のサンバイザ装置としては、例え
ば、実公昭55−8652号公報に記載の装置が知られ
ている。
すなわち、サンバイザ本体を支持する略L字状
のステーの基端に球部を一体形成し、この球部を
フロントヘツダ部に取付けたベース部材により球
面支持させると共に、球部上面に円柱状の突出軸
を突設し、この突出軸をベース部材の円筒状軸受
部で軸支するごとにより、サンバイザ本体の回動
位置を所定位置に規制した装置である。
しかし、上述した従来装置では、ステーを介し
てサンバイザ本体をドア側へ回動して、サイドバ
イザとして用いる時に、このサイドバイザにより
運転者の右前方視界が阻害される問題点を有して
いた。
(考案の目的) この考案は、サンバイザをサイドバイザとして
使用する時に、サンバイザ本体をステーと共に、
車室外方へ傾動させ、搭乗者の前方視界を広くす
ることができる自動車のサンバイザ装置の提供を
目的とする。
(考案構成) この考案は、サンバイザ本体を支持するステー
のフロントヘツダ取付基部側には球部が形成さ
れ、該球部は、フロントヘツダ部に取付けられた
ベース部材に回動自在に支持され、球部上面には
上記ステーのサンバイザ本体枢支部と平行な突起
が突設され、ベース部材には車体前後方向に沿い
上記突起の長手方向端部を摺接させる円弧状のガ
イド部が対向位置に形成されると共に、ステーの
ドア側回動時に上記突起の車室内外方向への傾動
を許容する切欠きが形成された自動車のサンバイ
ザ装置であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、上述の円弧状のガイド部
と、このガイド部に内接する突起とで、サンバイ
ザ本体をアイポイントの正面前方で使用する通常
使用位置と、サンバイザ本体をアイポイント側面
前方でサイドバイザとして使用する使用位置とに
位置規制することができるのは勿論のこと、上述
のサンバイザ本体をサイドバイザとして使用する
時、このサンバイザ本体をステーと共に車室外方
へ傾動させることができる。
つまり、上述の突起を切欠き間に配設し、球部
を回動支点として、突起が円弧状のガイド部に当
接する位置までステーを傾動させることができる
ので、上述のサンバイザ本体を車室外方へ傾動さ
せて、搭乗者の前方視界を広くすることができる
効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車のサンバイザ装置を示し、第1図
において、1はフロントウインド、2はフロント
ヘツダ、3はサンルーフで、上述のフロントヘツ
ダ2はアウタパネル4と、インナパネル5とで閉
断面6を形成している。
また上述のインナパネル5の下面にはサンバイ
ザ取付板7を固定し、この取付板7にベース部材
8をビス止め固定し、該ベース部材8にステー9
を介してサンバイザ本体10を片持ち支持させて
いる。
図面ではステアリングを右側に配設した所謂右
ハンドル仕様の車輌における運転席上方を図示
し、図面において矢印aは車体前方を、矢印bは
車室内方を、矢印cは車室外方をそれぞれ示して
いる。
上述のステー9は第2図乃至第3図にも示す如
く、そのフロントヘツダ取付基部側には球部11
を一体形成し、この球部11を、前述のベース部
材8における球面軸受部8aで回転自在に支持し
ている。
また上述の球部11には、その上面から上方に
向けて突起12を一体形成している。この突起1
2は上述のステー9におけるサンバイザ本体枢支
部9cと平行で、かつ長手方向両端を円弧面と成
した略直方体形状の突起である。
上述のステー9は、球部11から垂設する垂設
部9aと、この垂設部9aから車体前方に向けて
屈曲させた傾斜部9bと、この傾斜部9bに連設
したサンバイザ本体枢支部9cとからなり、上述
の傾斜部9bを設けることにより、サンバイザ本
体10を第1図に仮想線で示す如く格納方向へ回
動させた時、このサンバイザ本体10の後端を、
上述の傾斜部9bの前後間隔に相当する距離だけ
前方に位置させて、サンルーフ3開放時の使用面
積の拡大化を図つている。
前述のベース部材8は、球部11を軸受けする
球面軸受部8aと、サンバイザ取付板7に直接ビ
ス止めするビス孔13,13を有するフランジ部
8bとを備えると共に、上述の軸受部8a上に
は、車体前後方向に沿う円弧状のガイド部14,
14を対向位置に形成している。
これら一対のガイド部14,14は、球面軸受
部8aの上端開口8cから上方へ突出させた前述
の突起12における長手方向端部を摺接させるた
めのガイドである。
さらに、これら一対のガイド部14,14間に
は切欠き15,15を形成している。これらの切
欠き15,15は、第4図および第5図に示す如
く、ステー9をドア側に回動させた時、上述の突
起12の車室内外方向への傾動を許容するための
切欠きである。
このように構成した自動車のサンバイザ装置の
作用を、以下に説明する。
まず、サンバイザ本体10をアイポイントの正
面前方における通常使用位置にて使用する際に
は、第1図に仮想線で示す位置から、このサンバ
イザ本体10をステー9のサンバイザ本体枢支部
9cを支点として同図の時計方向へ回動し、この
サンバイザ本体10を第1図に実線で示す位置に
配設すると、前方からの直射日光を、このサンバ
イザ本体10で遮光することができる。
この通常使用時においては、球部11上面の突
起12の長手方向両端が一対のガイド部14,1
4に内接しているので、車体走行中の振動等によ
り、ステー9が位置ずれを生ずることはない。
次に、上述のサンバイザ本体10をサイドバイ
ザとして使用する際には、第1図乃至第3図に示
す通常の使用態様から、ステー9をその基端の球
部11を中心として90度回転させ、まず第4図の
如くなす。
このようになすと、第4図からも明らかな如
く、球部11上面の突起12がベース部材8の切
欠き15,15間に位置するので、この状態から
第5図に示す如く、球部11を回動支点として、
上述の突起12が円弧状のガイド部14,14の
うち車室内方のガイド部14に当接する位置ま
で、ステー9を傾動させる。
このように、ステー9を傾動すると、第5図の
仮想線位置から同図の実線位置までサンバイザ本
体10を車室外方へ向けて傾動させることができ
るから、搭乗者の前方視界を拡大することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は自
動車のサンバイザ装置の断面図、第2図はサンバ
イザ装置の要部平面図、第3図は第2図の−
線矢視断面図、第4図はステーを90度回転させた
サンバイザ装置の平面図、第5図はサイドバイザ
使用態様を示す平面図である。 7……フロントヘツダ部、8……ベース部材、
9……ステー、9c……サンバイザ本体枢支部、
10……サンバイザ本体、11……球部、12…
…突起、14……ガイド部、15……切欠き。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体のフロントヘツダ部に取付けられサンバイ
    ザ本体と該本体を支持するステーとを備えた自動
    車のサンバイザ装置であつて、上記ステーのフロ
    ントヘツダ取付基部側には球部が形成され、 該球部は、フロントヘツダ部に取付けられたベ
    ース部材に回動自在に支持され、 球部上面には上記ステーのサンバイザ本体枢支
    部と平行な突起が突設され、 ベース部材には車体前後方向に沿い上記突起の
    長手方向端部を摺接させる円弧状のガイド部が対
    向位置に形成されると共に、ステーのドア側回動
    時に上記突起の車室内外方向への傾動を許容する
    切欠きが形成された 自動車のサンバイザ装置。
JP3179685U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0333523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3179685U JPH0333523Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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JP3179685U JPH0333523Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61147618U JPS61147618U (ja) 1986-09-11
JPH0333523Y2 true JPH0333523Y2 (ja) 1991-07-16

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JPS61147618U (ja) 1986-09-11

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