JPH0858473A - 自動車のドアミラー - Google Patents
自動車のドアミラーInfo
- Publication number
- JPH0858473A JPH0858473A JP22115094A JP22115094A JPH0858473A JP H0858473 A JPH0858473 A JP H0858473A JP 22115094 A JP22115094 A JP 22115094A JP 22115094 A JP22115094 A JP 22115094A JP H0858473 A JPH0858473 A JP H0858473A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- door mirror
- mirror
- door
- automobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のドアミラーにおいて、ドアミラー本
体の使用位置と同じ前後位置で格納時にも後方確認を可
能にする。 【構成】 フロントサイドドアのフロントコーナ部分に
固定された自動車のドアミラーのベース10に、ドアミ
ラー本体21を収納したハウジング20が、車幅方向へ
突出した使用位置及び前後方向の格納位置間で起倒させ
得るように支持されている。そして、ベース10の後面
は、使用位置に在るハウジング20に並置され、かつこ
のハウジングの縦幅に対応した縦長形状に形成されると
共に、後方視界を確保する縦長形状の補助ミラー16が
取付けられている。
体の使用位置と同じ前後位置で格納時にも後方確認を可
能にする。 【構成】 フロントサイドドアのフロントコーナ部分に
固定された自動車のドアミラーのベース10に、ドアミ
ラー本体21を収納したハウジング20が、車幅方向へ
突出した使用位置及び前後方向の格納位置間で起倒させ
得るように支持されている。そして、ベース10の後面
は、使用位置に在るハウジング20に並置され、かつこ
のハウジングの縦幅に対応した縦長形状に形成されると
共に、後方視界を確保する縦長形状の補助ミラー16が
取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントサイドドアの
フロントコーナ部分に、ドアミラー本体を収納したハウ
ジングを車幅方向へ突出した使用位置及びフロントサイ
ドドアに沿った格納位置間で起倒させ得るように支持さ
せた自動車のドアミラーに関するものである。
フロントコーナ部分に、ドアミラー本体を収納したハウ
ジングを車幅方向へ突出した使用位置及びフロントサイ
ドドアに沿った格納位置間で起倒させ得るように支持さ
せた自動車のドアミラーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のドアミラーは、狭い道路を走行
する際、或は停車時に他車との接触を回避するためにサ
イドドアに沿った格納位置に倒すようになっている。し
たがって、この格納位置ではドアミラーが隠れるため
に、実開平4−108448号公報によりハウジングの
外端面に補助ミラーを取付けるか、或はドアミラー本体
を端部で外端面に沿って曲げたドアミラーが周知であ
る。
する際、或は停車時に他車との接触を回避するためにサ
イドドアに沿った格納位置に倒すようになっている。し
たがって、この格納位置ではドアミラーが隠れるため
に、実開平4−108448号公報によりハウジングの
外端面に補助ミラーを取付けるか、或はドアミラー本体
を端部で外端面に沿って曲げたドアミラーが周知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これにより、ハウジン
グを格納した状態でも補助ミラーにより後方確認が可能
となる。しかしながら、その位置がドアミラー本体の使
用位置よりもさらに後方に位置するために、運転席から
見難くなる問題がある。
グを格納した状態でも補助ミラーにより後方確認が可能
となる。しかしながら、その位置がドアミラー本体の使
用位置よりもさらに後方に位置するために、運転席から
見難くなる問題がある。
【0004】よって、本発明は、ドアミラー本体の使用
位置と同じ前後位置で格納時に後方確認を可能にする自
動車のドアミラーを提供することを目的とする。
位置と同じ前後位置で格納時に後方確認を可能にする自
動車のドアミラーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、フロントサイドドアのフロントコーナ部
分に固定されたベースに、ドアミラー本体を収納したハ
ウジングを車幅方向へ突出した使用位置及び前後方向の
格納位置間で起倒させ得るように支持させた自動車のド
アミラーにおいて、ベースの後面を使用位置に在るハウ
ジングに並置され、かつこのハウジングの縦幅に対応し
た縦長形状に形成すると共に、後面に後方視界を確保す
る縦長形状の補助ミラーを取付けたことを特徴とする。
成するために、フロントサイドドアのフロントコーナ部
分に固定されたベースに、ドアミラー本体を収納したハ
ウジングを車幅方向へ突出した使用位置及び前後方向の
格納位置間で起倒させ得るように支持させた自動車のド
アミラーにおいて、ベースの後面を使用位置に在るハウ
ジングに並置され、かつこのハウジングの縦幅に対応し
た縦長形状に形成すると共に、後面に後方視界を確保す
る縦長形状の補助ミラーを取付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】ドアミラー本体の使用時には、通常通りそのハ
ウジングを車幅方向へ突出した位置へ起立させる。ハウ
ジングを前後方向の格納位置に倒した状態では、フロン
トサイドドア及びハウジング間の隙間を通して補助ミラ
ーにより、車両に沿った後方部分が確認可能となる。
ウジングを車幅方向へ突出した位置へ起立させる。ハウ
ジングを前後方向の格納位置に倒した状態では、フロン
トサイドドア及びハウジング間の隙間を通して補助ミラ
ーにより、車両に沿った後方部分が確認可能となる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3を基に本発明の一実施例による
自動車のドアミラーを説明する。ドアミラーは、フロン
トサイドドア2のフロントコーナ部分におけるフロント
サイドガラスに前方へ隣接する三角形状のコーナピース
1(図3)にねじ止めされるベース10と、このベース
に起倒可能に取付けられるドアミラー本体21を備えた
ハウジング20とより構成される。ベース10は、コー
ナピース1に固定されるボルト13を側面に備え、かつ
ハウジング20の上下方向の縦幅に対応した縦長形状の
後面を有する補助ミラー用ハウジング部10aと、その
下端部で車室外方向へ延びてハウジング20を軸支する
シャフト15を立設されたドアミラー支持部10bとで
正面視でL字形に形成されている。
自動車のドアミラーを説明する。ドアミラーは、フロン
トサイドドア2のフロントコーナ部分におけるフロント
サイドガラスに前方へ隣接する三角形状のコーナピース
1(図3)にねじ止めされるベース10と、このベース
に起倒可能に取付けられるドアミラー本体21を備えた
ハウジング20とより構成される。ベース10は、コー
ナピース1に固定されるボルト13を側面に備え、かつ
ハウジング20の上下方向の縦幅に対応した縦長形状の
後面を有する補助ミラー用ハウジング部10aと、その
下端部で車室外方向へ延びてハウジング20を軸支する
シャフト15を立設されたドアミラー支持部10bとで
正面視でL字形に形成されている。
【0008】補助ミラー用ハウジング部10aの上下面
間には、図2に示すように、垂直方向のシャフト17が
軸受されると共に、その突出した上端部にはつまみ17
aが取付けられている。その後面に形成された縦長形状
の開口部11には、周囲にシール材16aを装着され、
かつ車幅方向の最大幅が20mm程度の補助ミラー16
が配置され、その背面にシャフト17に固定されている
ボールジョイント18が取付けられている。
間には、図2に示すように、垂直方向のシャフト17が
軸受されると共に、その突出した上端部にはつまみ17
aが取付けられている。その後面に形成された縦長形状
の開口部11には、周囲にシール材16aを装着され、
かつ車幅方向の最大幅が20mm程度の補助ミラー16
が配置され、その背面にシャフト17に固定されている
ボールジョイント18が取付けられている。
【0009】ハウジング20はそのスリーブをシャフト
15へ挿入することにより回転自在にベース10に支持
されると共に、その抜け止め機構(図示せず)と、ドア
ミラー支持部10bにハウジング20が車幅方向へ突出
した使用位置及びフロントサイドドア2に車両前後方向
へ沿った格納位置間の約90°の範囲で起倒させるスト
ッパ部(図示せず)とが付属している。
15へ挿入することにより回転自在にベース10に支持
されると共に、その抜け止め機構(図示せず)と、ドア
ミラー支持部10bにハウジング20が車幅方向へ突出
した使用位置及びフロントサイドドア2に車両前後方向
へ沿った格納位置間の約90°の範囲で起倒させるスト
ッパ部(図示せず)とが付属している。
【0010】このように構成された自動車のドアミラー
の動作は、次の通りである。ドアミラー本体21の使用
時には、図1A及び図1Bの実線で示すように、ハウジ
ング20を車幅方向へ突出した位置へ起立させる。これ
により、従来と同様に後方確認が可能となる。狭い道路
等を走行する等のために、ハウジング20をフロントサ
イドドア2に沿った前後方向へ格納位置に倒した状態
(図1Bの2点鎖線及び図3参照)では、フロントサイ
ドドア2及びハウジング20間の隙間に補助ミラー16
が位置して特に車両に沿った後方部分、例えば後輪近辺
の確認が可能となる。補助ミラー16の視野は、図2に
示す通常位置からその上下左右部分を押してボールジョ
イント18により後方視野を上下左右に、或はつまみ1
7aを回転操作してシャフト17により左右に必要によ
り可変できる。
の動作は、次の通りである。ドアミラー本体21の使用
時には、図1A及び図1Bの実線で示すように、ハウジ
ング20を車幅方向へ突出した位置へ起立させる。これ
により、従来と同様に後方確認が可能となる。狭い道路
等を走行する等のために、ハウジング20をフロントサ
イドドア2に沿った前後方向へ格納位置に倒した状態
(図1Bの2点鎖線及び図3参照)では、フロントサイ
ドドア2及びハウジング20間の隙間に補助ミラー16
が位置して特に車両に沿った後方部分、例えば後輪近辺
の確認が可能となる。補助ミラー16の視野は、図2に
示す通常位置からその上下左右部分を押してボールジョ
イント18により後方視野を上下左右に、或はつまみ1
7aを回転操作してシャフト17により左右に必要によ
り可変できる。
【0011】尚、前述の実施例に代えて、構成を簡単に
するために補助ミラーの位置調整を行わない場合には、
ベースの後面を平坦な縦長形状に形成して、相応形状の
補助ミラーを固定することも考えられる。この場合、周
囲は濡れないようにフランジで包囲するのが好ましい。
本発明は、ベースがフロントサイドガラスに前方へ隣接
するコーナピースでなく、フロントサイドドア自体のフ
ロントコーナに取付けられているドアミラーにも適用可
能である。
するために補助ミラーの位置調整を行わない場合には、
ベースの後面を平坦な縦長形状に形成して、相応形状の
補助ミラーを固定することも考えられる。この場合、周
囲は濡れないようにフランジで包囲するのが好ましい。
本発明は、ベースがフロントサイドガラスに前方へ隣接
するコーナピースでなく、フロントサイドドア自体のフ
ロントコーナに取付けられているドアミラーにも適用可
能である。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ドアミラーを
フロントサイドドアに沿って格納した状態でもドアミラ
ーの回動しないベース部分で後方確認が可能となり、し
たがってドアミラーの使用位置と同じ前後方向位置で視
認でき、さらに周囲に余計な反射を与えないで済む。請
求項2の発明によれば、補助ミラー用ハウジング内でそ
の上下左右の位置調整が可能となる。
フロントサイドドアに沿って格納した状態でもドアミラ
ーの回動しないベース部分で後方確認が可能となり、し
たがってドアミラーの使用位置と同じ前後方向位置で視
認でき、さらに周囲に余計な反射を与えないで済む。請
求項2の発明によれば、補助ミラー用ハウジング内でそ
の上下左右の位置調整が可能となる。
【図1】本発明の一実施例による自動車のドアミラーを
示すもので、同図Aは正面図、同図Bは平面図である。
示すもので、同図Aは正面図、同図Bは平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】同ドアミラーの格納状態を示す斜視図である。
2 フロントサイドドア 10 ベース 11 開口部 16 補助ミラー 18 ボールジョイント 20 ハウジング 21 ドアミラー本体
Claims (2)
- 【請求項1】 フロントサイドドアのフロントコーナ部
分に固定されたベースに、ドアミラー本体を収納したハ
ウジングを車幅方向へ突出した使用位置及び前後方向の
格納位置間で起倒させ得るように支持させた自動車のド
アミラーにおいて、 ベースの後面を使用位置に在るハウジングに並置され、
かつこのハウジングの縦幅に対応した縦長形状に形成す
ると共に、前記後面に後方視界を確保する縦長形状の補
助ミラーを取付けたことを特徴とする自動車のドアミラ
ー。 - 【請求項2】 フロントサイドドアのフロントコーナ部
分に固定されるベースに、ドアミラー本体を収納したハ
ウジングを車幅方向へ突出した使用位置及び前後方向の
格納位置間で起倒させ得るように支持させた自動車のド
アミラーにおいて、 ベースに、使用位置に在るハウジングに並置され、かつ
このハウジングの縦幅に対応した縦長形状の後面を有す
る補助ミラー用ハウジング部を形成し、 前記後面に形成された開口部に、後方視界を確保する補
助ミラーを配置すると共に、この補助ミラーを上下左右
に傾倒可能にするように、前記補助ミラー用ハウジング
部内に設けたボールジョイントに、前記補助ミラーの背
面を取付けたことを特徴とする自動車のドアミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22115094A JPH0858473A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 自動車のドアミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22115094A JPH0858473A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 自動車のドアミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858473A true JPH0858473A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16762259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22115094A Pending JPH0858473A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 自動車のドアミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0858473A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6984048B2 (en) * | 2002-11-01 | 2006-01-10 | Atras Auto Co., Ltd. | Door mirror |
US7052149B2 (en) * | 2002-12-20 | 2006-05-30 | Murakami Corporation | Exterior vehicle mirror with auxiliary mirror having position marker indicating position of vehicle |
JP2013018431A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Toyota Motor Corp | 車両用ドア構造 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP22115094A patent/JPH0858473A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6984048B2 (en) * | 2002-11-01 | 2006-01-10 | Atras Auto Co., Ltd. | Door mirror |
US7052149B2 (en) * | 2002-12-20 | 2006-05-30 | Murakami Corporation | Exterior vehicle mirror with auxiliary mirror having position marker indicating position of vehicle |
JP2013018431A (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-31 | Toyota Motor Corp | 車両用ドア構造 |
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