JPH08258603A - 車両用のシート - Google Patents
車両用のシートInfo
- Publication number
- JPH08258603A JPH08258603A JP6904995A JP6904995A JPH08258603A JP H08258603 A JPH08258603 A JP H08258603A JP 6904995 A JP6904995 A JP 6904995A JP 6904995 A JP6904995 A JP 6904995A JP H08258603 A JPH08258603 A JP H08258603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- seat back
- rack
- rotary shaft
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッドレストを取外すことなく、シートバッ
クを倒す１動作でヘッドレストを格納して平坦面とす
る。 【構成】 シートバック（１）にヘッドレスト（２）を
回転軸（５）で回転自在に取付け、先端にラック（６
ａ）を設けたリンク（６）をシートバック（２）の回転
軸心の偏心位置を支点（７）として回転自在に取付け、
そのラック（６ａ）を前記ヘッドレスト（２）の回転軸
（５）に固定したピニオン（５ａ）と噛合わせる。
クを倒す１動作でヘッドレストを格納して平坦面とす
る。 【構成】 シートバック（１）にヘッドレスト（２）を
回転軸（５）で回転自在に取付け、先端にラック（６
ａ）を設けたリンク（６）をシートバック（２）の回転
軸心の偏心位置を支点（７）として回転自在に取付け、
そのラック（６ａ）を前記ヘッドレスト（２）の回転軸
（５）に固定したピニオン（５ａ）と噛合わせる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、可倒式のシートバック
を備えた車両用のシートに関する。
を備えた車両用のシートに関する。
【０００２】
【従来の技術】シートバックを前、あるいは後に倒して
できるフラットな面を、例えばベッドなどに利用するこ
とは従来から実施されている。しかし、図６に示すよう
にヘッドレスト２２が取付けられたシートバック２１に
おいては、シートバック２１を倒したとき、ヘッドレス
ト２２がフロア１０の上に突出して邪魔になる。このた
めこれまではヘッドレスト２２を着脱自在にする方法が
取られている。
できるフラットな面を、例えばベッドなどに利用するこ
とは従来から実施されている。しかし、図６に示すよう
にヘッドレスト２２が取付けられたシートバック２１に
おいては、シートバック２１を倒したとき、ヘッドレス
ト２２がフロア１０の上に突出して邪魔になる。このた
めこれまではヘッドレスト２２を着脱自在にする方法が
取られている。
【０００３】シートバックを後に倒す場合も同様で、実
開昭５７−１９２８３６号公報記載の公知例ではシート
クッション前縁部に取外したヘッドレストの格納機構を
設けている。また、実開昭５７−１９２８３８号公報記
載の公知例では回転ヘッドレストとし、ヘッドレストを
単独の操作で約９０゜回転するようにしている。
開昭５７−１９２８３６号公報記載の公知例ではシート
クッション前縁部に取外したヘッドレストの格納機構を
設けている。また、実開昭５７−１９２８３８号公報記
載の公知例では回転ヘッドレストとし、ヘッドレストを
単独の操作で約９０゜回転するようにしている。
【０００４】このように、ヘッドレストをいちいち脱着
することは煩わしく、また、ヘッドレストを９０゜程度
回転したのでは座面と干渉し平坦面を作ることは難し
い。
することは煩わしく、また、ヘッドレストを９０゜程度
回転したのでは座面と干渉し平坦面を作ることは難し
い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ヘッドレス
トを脱着することなく、シートバックを倒す１動作でヘ
ッドレストを格納して平坦面とする車両用のシートを提
供することを目的としている。
トを脱着することなく、シートバックを倒す１動作でヘ
ッドレストを格納して平坦面とする車両用のシートを提
供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、可倒式のシー
トバックを備えた車両用のシートにおいて、シートバッ
クの上部にヘッドレストを固定した回転軸を回転自在に
取付け、先端にラックを設けたリンクをシートバックの
回転軸心の偏心位置に設けた支点に回転自在に取付け、
前記ラックをヘッドレストを固定した前記回転軸に固定
したピニオンと噛合わせている。
トバックを備えた車両用のシートにおいて、シートバッ
クの上部にヘッドレストを固定した回転軸を回転自在に
取付け、先端にラックを設けたリンクをシートバックの
回転軸心の偏心位置に設けた支点に回転自在に取付け、
前記ラックをヘッドレストを固定した前記回転軸に固定
したピニオンと噛合わせている。
【０００７】
【作用】上記のように構成された車両用シートによれ
ば、シートバックを倒すと、シートバックの回転中心と
リンクの回転中心との偏心によってリンクの支点とヘッ
ドレスト回転軸の軸心との距離が変化し、リンクに設け
られたラックによりピニオンが回転してヘッドレストが
反転し、ヘッドレストがシートバックより突出せずにシ
ートバックを折りたたむことができる。
ば、シートバックを倒すと、シートバックの回転中心と
リンクの回転中心との偏心によってリンクの支点とヘッ
ドレスト回転軸の軸心との距離が変化し、リンクに設け
られたラックによりピニオンが回転してヘッドレストが
反転し、ヘッドレストがシートバックより突出せずにシ
ートバックを折りたたむことができる。
【０００８】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図１および図２において、座面３の後方にシートバ
ック１が、回転軸８を中心に前倒可能に取付けられ、そ
の背面は前倒折りたたみ時にはベッド４とフラットにな
るように形成されている（図３）。そして、そのシート
バック１の上部にはヘッドレスト２が固定された回転軸
５が回転自在に取付けられ、シートバック１には、ヘッ
ドレスト２の回転軸５の軸心に対する反転位置にヘッド
レスト２の収納のための凹部１ａが設けられている。
る。図１および図２において、座面３の後方にシートバ
ック１が、回転軸８を中心に前倒可能に取付けられ、そ
の背面は前倒折りたたみ時にはベッド４とフラットにな
るように形成されている（図３）。そして、そのシート
バック１の上部にはヘッドレスト２が固定された回転軸
５が回転自在に取付けられ、シートバック１には、ヘッ
ドレスト２の回転軸５の軸心に対する反転位置にヘッド
レスト２の収納のための凹部１ａが設けられている。
【０００９】また、先端部にラック６ａを備えたリンク
６が、シートバック１の回転中心に対し偏心位置に設け
た回転軸８の下方の支点７を中心に回転自在にブラケッ
ト９で取付けられ、そのラック６ａは前記ヘッドレスト
２の回転軸５に固着されたピニオン５ａに噛合わされて
いる。
６が、シートバック１の回転中心に対し偏心位置に設け
た回転軸８の下方の支点７を中心に回転自在にブラケッ
ト９で取付けられ、そのラック６ａは前記ヘッドレスト
２の回転軸５に固着されたピニオン５ａに噛合わされて
いる。
【００１０】次にその作用を説明する。図４に示すよう
に、シートバック１を前倒しすると、リンク６の回転中
心である支点７とシートバック１の回転中心である回転
軸８の軸心とは偏心しており、支点７とヘッドレスト回
転軸５の軸心との距離が変化し、リンク６に設けられた
ラック６ａと噛合っているピニオン５ａが回転して回転
軸５に固定されたヘッドレスト２は反転し、シートバッ
ク１の凹部１ａに収納される。こうしてヘッドレスト２
はシートバック１より突出せずにシートバック１を折り
たたむことができる。また、シートバック１を起せば、
以上の逆に作用してヘッドレスト２がセットされる。
に、シートバック１を前倒しすると、リンク６の回転中
心である支点７とシートバック１の回転中心である回転
軸８の軸心とは偏心しており、支点７とヘッドレスト回
転軸５の軸心との距離が変化し、リンク６に設けられた
ラック６ａと噛合っているピニオン５ａが回転して回転
軸５に固定されたヘッドレスト２は反転し、シートバッ
ク１の凹部１ａに収納される。こうしてヘッドレスト２
はシートバック１より突出せずにシートバック１を折り
たたむことができる。また、シートバック１を起せば、
以上の逆に作用してヘッドレスト２がセットされる。
【００１１】図５は本発明の別の実施例を示している。
ヘッドレスト１２はその厚さを薄く形成され、シートバ
ック１１のヘッドレスト１２の収納部である凹部１１ａ
は、前記の実施例のように貫通穴とせずに厚さが薄くさ
れてヘッドレスト１２を重ねて収納するようにされてい
る。
ヘッドレスト１２はその厚さを薄く形成され、シートバ
ック１１のヘッドレスト１２の収納部である凹部１１ａ
は、前記の実施例のように貫通穴とせずに厚さが薄くさ
れてヘッドレスト１２を重ねて収納するようにされてい
る。
【００１２】なお、本発明はシートバックを後倒する場
合にも、同様に適用することができる。
合にも、同様に適用することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ートバックを倒したり、または、起したりする１動作で
ヘッドレストが出し入れされ、シートバックを倒したと
きにはヘッドレストの突出がなく、フロアのスペースを
広く利用することができる。
ートバックを倒したり、または、起したりする１動作で
ヘッドレストが出し入れされ、シートバックを倒したと
きにはヘッドレストの突出がなく、フロアのスペースを
広く利用することができる。
【図１】本発明の１実施例を示す透視図。
【図２】図１の外観を示す斜視図。
【図３】図２の折りたたみ状態を示す斜視図。
【図４】図１の側面図。
【図５】本発明の別の実施例を示す側面図。
【図６】従来のシートの折りたたみ状態を示す斜視図。
１・・・・・・シートバック １ａ・・・・・凹部 ２・・・・・・ヘッドレスト ３・・・・・・座面 ４・・・・・・ベッド ５・・・・・・回転軸 ５ａ・・・・・ピニオン ６・・・・・・リンク ６ａ・・・・・ラック ７・・・・・・支点 ８・・・・・・回転軸 ９・・・・・・ブラケット １０・・・・・フロア １１・・・・・シートバック １１ａ・・・・凹部 １２・・・・・ヘッドレスト ２１・・・・・シートバック ２２・・・・・ヘッドレスト
Claims (1)
- 【請求項１】 可倒式のシートバックを備えた車両用の
シートにおいて、シートバックの上部にヘッドレストを
固定した回転軸を回転自在に取付け、先端にラックを設
けたリンクをシートバックの回転軸心の偏心位置に設け
た支点に回転自在に取付け、前記ラックをヘッドレスト
を固定した前記回転軸に固定したピニオンと噛合わせた
ことを特徴とする車両用のシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6904995A JPH08258603A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 車両用のシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6904995A JPH08258603A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 車両用のシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08258603A true JPH08258603A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13391340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6904995A Pending JPH08258603A (ja) | 1995-03-28 | 1995-03-28 | 車両用のシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08258603A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100485900B1 (ko) * | 2002-09-19 | 2005-04-29 | 제우전자 주식회사 | 신체하부 마사지장치를 구비한 마사지의자 |
| JP2007511409A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-05-10 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 特に自動車用の車両シート |
| WO2012133676A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
-
1995
- 1995-03-28 JP JP6904995A patent/JPH08258603A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100485900B1 (ko) * | 2002-09-19 | 2005-04-29 | 제우전자 주식회사 | 신체하부 마사지장치를 구비한 마사지의자 |
| JP2007511409A (ja) * | 2003-11-19 | 2007-05-10 | ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー | 特に自動車用の車両シート |
| WO2012133676A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
| CN103442942A (zh) * | 2011-03-31 | 2013-12-11 | 提爱思科技股份有限公司 | 乘坐物用座椅 |
| JP5665972B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2015-02-04 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
| US9120404B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-09-01 | Ts Tech Co., Ltd. | Conveyance seat |
| CN103442942B (zh) * | 2011-03-31 | 2016-08-17 | 提爱思科技股份有限公司 | 乘坐物用座椅 |
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