JP2007082616A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両用シートを提供することである。
【解決手段】 本発明による車両用シートは、ヘッドレストをシートバックに対して最も下げた最下位置と、ヘッドレストをシートバックに対して最も上げた最上位置との間の所望の高さ位置にヘッドレストを支持するためのヘッドレストポール部材を有し、ネックサポート部の下端部はシートバックの頂部よりも下方に位置させることができるように構成され、ヘッドレストを、その上部をシートバックの幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に支持し、ヘッドレストを回動軸に対して所定角度に保持するための回動支持手段と、シートバックの頂部よりも上方に位置するヘッドレストの下端部をシートバックの頂部よりも下方に移動させるときに、シートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制するための干渉抑制手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用シートに関し、特に、ヘッドレストを備えた車両用シートに関する。
自動車のシートには、通常、ヘッドレストが設けられており、乗員は、このヘッドレストにより頭部が支持又は保持されるので、シート着座時に、快適に過すことができる。また、このヘッドレストにより、車両の急加速及び急減速に、より効果的に乗員の頭部を保持することができるようになっている。
車両用シートのヘッドレストとして、最近では、その上部がシートバックから延びるポール部材により上下移動可能に支持され、その下部が前方下方に延びる逆L字形状の、所謂、くら型のヘッドレストが使用されている。このくら型のヘッドレストを使用した車両用シートの場合には、乗員がシートに着座したヘッドレスト使用時にはヘッドレストを上方の使用位置まで引き上げて使用し、乗員がシートに着座しないヘッドレスト未使用時には、ヘッドレストを最下位置まで下げておくので、こうしたシートを後席に採用した場合には、ヘッドレストがドライバの後方視界のじゃまにならないという利点が、また、こうしたシートを助手席に採用した場合には、ドライバの側方視界のじゃまにならないという利点がある。
くら型のヘッドレストを使用した例が特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された車両用シートは、ヘッドレストが上下方向に移動できず固定されたタイプであり、上述したくら型ヘッドレストの利点を奏さないものであるが、シートクッション内に埋め込まれた電動駆動機構によりヘッドレストの前後方向の角度調節が出来るようになっている。
特開2005―65836号公報
ここで、特許文献1のタイプとは異なり、シートバックに設けられたポール部材を介して上下方向に移動可能なくら型のヘッドレストを用いた車両用シートの場合、ヘッドレスト下端部をシートバックの頂部よりも下方に移動しようとするとヘッドレスト(の下端部)がシートバック(頂部)に干渉してしまうという問題がある。
従って、本発明は、上述した問題を解決するために発明されたものであって、ヘッドレストを下方に移動するときの、シートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することができる、車両用シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願の第1発明による車両用シートは、シートバックと、下端部が乗員の頚部周辺を支持するためのネックサポート部を構成するヘッドレストと、前記ヘッドレストを前記シートバックに対して最も下げた最下位置と、前記ヘッドレストを前記シートバックに対して最も上げた最上位置との間の所望の高さ位置に前記ヘッドレストを支持するための、前記シートバックの頂部から上方に延びることができるように前記シートバックに摺動自在に支持されたヘッドレストポール部材とを有し、前記ネックサポート部の下端部は前記シートバックの頂部よりも下方に位置させることができるように構成され、前記ヘッドレストを、その上部を前記シートバックの幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に支持し、前記ヘッドレストを前記回動軸に対して所定角度に保持するための回動支持手段と、前記シートバックの頂部よりも上方に位置する前記ヘッドレストの下端部を前記シートバックの頂部よりも下方に移動させるときに、前記シートバックに対する前記ヘッドレストの干渉を抑制するための干渉抑制手段とを有することを特徴とする。
本発明の構成では、干渉抑制手段を設ける構成としたので、ヘッドレストを例えば最下位置に下げるときに、ヘッドレストの下端部がシートバックの頂部よりも上方に位置する場合であっても、シートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することができる。
特に、ヘッドレストの下端、つまりネックサポート部の下端部を、シートバックの頂部よりも下方で、且つこの状態でシートバック前面より前側に位置できるように構成したヘッドレストにおいては、ヘッドレストを最下位置にすることで、シートバック頂部からヘッドレスト頂部までの距離を比較的短くすることができ(例えば、0から20cmの範囲)、これにより運転手の後方や側方視界を確保することが可能になるため、当該シートに乗員が着座しない状態で、ヘッドレストが最下位置に調整されるケースが多い。つまり、高い頻度でヘッドレストが最下位置に下げられるため、最下位置に下げるときにシートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することで、ヘッドレストを下げる乗員の操作性を格段に高めることができる。
また、上記第1発明では、前記干渉抑制手段は、前記ネックサポート部の下端部と前記ヘッドレストポール部材との間の離間距離が前記ヘッドレストの前記最下位置において取り得る最短の前記離間距離よりも短くならないように、前記回動軸を中心とする前記ヘッドレストの後方回動を規制するのが好ましい。これによれば、簡易な構造でシートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することができる。
更に、上記第1発明では、前記干渉抑制手段は、前記ネックサポート部の下端部と前記ヘッドレストポール部材との間の離間距離が前記ヘッドレストの前記最下位置において取り得る最短の前記離間距離よりも短くなるように、前記ヘッドレストが前記回動軸を中心に後方に追加延長回動するのを許容し、前記追加延長回動された前記ヘッドレストを前記最下位置に向けて移動させるときに、前記回動軸を中心に前記ヘッドレストを前方回動させるための強制移動手段を有するのが好ましい。
この構造によれば、干渉抑制手段によりヘッドレストの回動許容範囲が拡大され、より適当な頚部支持を提供することを可能にしながら、強制移動手段を設けることにより、シートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することができる。
更にまた、上記第1発明では、前記強制移動手段が、前記シートバックの上部前面、又は、前記ヘッドレストの下端部後面に形成された、前記シートの前方下方に延びる斜面によって構成されるのが好ましい。この構造によれば、簡易な構造でシートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することができる。
また、上記第1発明では、前記シートバックが鉛直よりも前記シートの後方に傾斜された状態にあるときに、前記ヘッドレストポール部材が、前記シートバックよりも鉛直に近い角度で延びるように位置決めされているのが好ましい。この構造によれば、頭部のサポート性を向上させることができる。
ヘッドレストポール部材がシートバックよりも鉛直に近い角度で延びるように構成されていると、乗員がヘッドレストを最下位置に下げるときに、ヘッドレストポール部材の延設方向の認知不足により、この延設方向につられて、ネックサポート部を後方に移動させるように力を発生させがちとなり、ヘッドレストのシートバックへの干渉が生じやすくなる。こうしたヘッドレストポール部材の延設方向の認知不足は、ネックサポート部がヘッドレストポール部材よりも前側に位置しており、乗員がシート前方からヘッドレストを下げようとすると、ヘッドレストポール部材がネックサポート部により隠れて見えないため生じやすい。これに対して、第1発明では、上述したようにサポート性を向上しつつ、干渉抑制手段によりこうした干渉を抑制できる。
上記目的を達成するため、本願の第2発明による車両用シートは、シートバックと、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を前記シートバックに対して最も下げた最下位置と、前記ヘッドレスト本体を前記シートバックに対して最も上げた最上位置との間の所望の高さ位置に前記ヘッドレスト本体を支持するための、前記シートバックの頂部から上方に延びることができるように前記シートバックに摺動自在に支持されたヘッドレストポール部材と、乗員の頚部周辺を支持するためのネックサポート部材と、該ネックサポート部材を前記シートバックの幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に前記ヘッドレスト本体に支持し、前記ネックサポート部材を前記回動軸に対して所定角度に保持するための回動支持手段とを有し、前記ネックサポート部材の下端部は前記シートバックの頂部よりも下方に位置させることができるように構成され、前記シートバックの頂部よりも上方に位置する前記ネックサポート部材の下端部を前記シートバックの頂部よりも下方に移動させるときに、前記シートバックに対する前記ネックサポート部材の下端部の干渉を抑制するための干渉抑制手段とを有することを特徴とする。
本第2発明の構成では、干渉抑制手段を設ける構成としたので、ヘッドレスト本体を例えば最下位置に下げるときに、ヘッドレストポール部材の下端部がシートバックの頂部よりも上方に位置する場合であっても、シートバックに対するヘッドレストポール部材の干渉を抑制することができる。また、ネックサポート部材をヘッドレスト本体に対して回動自在に支持する構成としたので、ネックサポート部材により乗員の頚部を適当に支持することができる。
本発明によれば、ヘッドレストを下方に移動するときの、シートバックに対するヘッドレストの干渉を抑制することができる、車両用シートを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明による車両用シートの実施形態を説明する。
図1乃至図5を参照すると、本発明による車両用シートの第1実施形態が示されている。
図1乃至図4に参照番号1で全体的に示された第1実施形態の車両用シートは、シートクッション2と、このシートクッション2にヒンジ機構4によって回動自在に取り付けられたシートバック3とを有する。
ヒンジ機構4は、在来のナックル構造のものであり、シートバック3をレバー(図示せず)の操作によりヒンジ機構4の回動軸4Aを中心にシート1の後方への回動(後倒)を許容し、任意の角度で固定するリクライニング機構を構成する。ヒンジ機構4はまた、シートクッション2の乗員支持面2Aとシートバック3の乗員支持面3Aとが略平行になるまで、回動軸4Aを中心にシートバック3をシート1の前方に向けて回動させる(前倒又は前伏させる)ことを可能にする。シートクッション2の乗員支持面2Aとシートバック3の乗員支持面3Aとが略平行になるまでシートバック3を前倒させた状態を、以下、「フルフラット化状態」と呼ぶ。シートバック3がフルフラット化状態にあるとき、シートバック3の背面3Bと車両の荷室の床(図示せず)は、略面一になり、すなわち、フルフラット化され、カーゴスペースが拡大される。この目的で、シートバック3の背面3Bは平坦であるのが好ましい。
図2で良くわかるように、シートバック3には、ヘッドレストポール部材5がシートバック3の頂部3Cから上方に延びることができるように摺動自在に支持される。
シートバック3には、その頂部3Cから下方に延びる一対のガイド孔(図示せず)が形成され、各ガイド孔(図示せず)には案内スリーブ6が配置される。案内スリーブ6は支持部材7によって支持され、支持部材7はシートバック3内部に取り付けられた支持フレーム(図示せず)に固定されている。
図3で良くわかるように、ヘッドレストポール部材5は、全体的にU字形状をなし、一対のポール5A、5Bと、これらのポール間に延びる水平軸5Cとによって構成される。ヘッドレストポール部材5のポール5A、5Bは、シートバック3のガイド孔(図示せず)及びこれに配置された案内スリーブ6に摺動自在に受け入れられ、在来の摺動保持機構(図示せず)によって、シートバック3の頂部3Cから所望量上方に突出した位置で、シートバック3に解放自在に係止されるようになっている。
このヘッドレストポール部材5にはヘッドレスト10が取り付けられる。
ヘッドレスト10は、ヘッドレストポール部材5の水平軸5C全体及びポール5A、5Bの一部が内部に埋設された上方基部10Aと、この上方基部10Aの前部から下方に延びる支持部10Bとを有する。尚、本願において、「上」、「下」の概念は、特に説明がないときには、シートが乗員の着座を可能にする状態にあるとき、例えば、図1に示すように、シートバックが立設状態にあるときを基準に用いられている。
ヘッドレスト10は、くら型ヘッドレストと称されるもので、側方から見たときに、図1及び図2からわかるように、全体的に逆L字形であり、前方から見たときには図3に示すように矩形である。
ヘッドレスト10の支持部10Bの下端部は乗員の頚部周辺を支持するためのネックサポート部11を構成し、このネックサポート部11は、乗員の頚部を支持し易くする目的で、実質的に下方ほど厚さが厚くなるように形成されている。
図1及び図4から理解されるように、ヘッドレスト10の内部には、その縁部に沿って延びる環状のヘッドレストフレーム12が埋設されている。
車両用シート1はまた、ヘッドレスト10を、該ヘッドレスト10の上部である上方基部10Aをシート1の幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に支持し、ヘッドレスト10をこの回動軸に対して所定角度に保持するための回動支持手段を有する。この実施形態では、回動軸はヘッドレストポール部材5の水平軸5Cによって構成されている。
図4から最も良く理解されるように、回動支持手段は、ヘッドレスト10のヘッドレストフレーム12から延び、ヘッドレストポール部材5の水平軸5Cに回動自在に取り付けられた一対のジャーナル20A、20Bを有する。これにより、ヘッドレスト10は、上方基部10A内の水平軸5Cを中心に回動することができることとなる。
回動支持手段はまた、一対のジャーナル20A、20B間で水平軸5Cに固定された爪車21と、ヘッドレスト10のヘッドレストフレーム12から延び、爪車21に形成された複数の歯21Aの1つと選択的に係合する爪22とによって構成されるラチェット機構を有する。このラチェット機構により、ヘッドレスト10は、ヘッドレストフレーム12の爪22が係合する静止爪車21の歯21Aの位置に応じて、水平軸5Cに対して所定角度に保持されることになる。
車両用シート1は更に、ヘッドレスト10の下端部がシートバック3の頂部3Cよりも上方に位置する状態からヘッドレスト10の下端部をシートバック3の頂部3Cよりも下方に移動させるときに、シートバック3に対するヘッドレスト10の干渉を抑制するための干渉抑制手段を有する。この干渉抑制手段は、爪車21の周方向に連続して形成された複数の歯21Aの領域の終端によって構成される。
複数の歯21Aが爪車21の周方向に連続して形成された領域は第1終端23A、第2終端23Bで終端し、これにより、ヘッドレストポール部材5、ひいては、シートバック3に対するヘッドレスト10の回動範囲は、第1終端23Aと第2終端23Bとの間で許容され、第1終端23A、第2終端23Bによって規制される。
第1終端23Aは、ネックサポート部11の下端部とヘッドレストポール部材5のポール5A、5Bとの間の離間距離が図1に実線で示すようにヘッドレスト10をシートバック3に対して最も下げた「最下位置」において取り得る最短の離間距離Dよりも短くならないように、位置決めされている。このように第1終端23Aを位置決めし、ヘッドレスト10の後方回動を規制することによって、ネックサポート部11の下端部が立設状態のシートバック3の頂部3Cよりも上方に位置した状態のヘッドレスト10を下げるときでさえ、ネックサポート部11の下端部がシートバック3の頂面3Cに干渉してしまうのを防止することができる。
ヘッドレスト10は、図1及び図2で良くわかるように、ヘッドレスト10がシートバック3に対して最も下げられた最下位置にあるときに、ネックサポート部11の下端部が、立設状態のシートバック3の頂部3Cよりも下方に位置するように、寸法形状決めされている。ネックサポート部11の下端部が立設状態のシートバック3の頂部3Cよりも下方に位置することができるようにヘッドレスト10を構成することによって、シートバック3から上方に突出するヘッドレスト10の量を少なくすることができ、従って、フルフラット化すべくシートバック3を前倒させたときに、ヘッドレスト10をシートバック3から取り外す必要なしに、シートバック3が前席と干渉しないようにすることを可能にする。同様に、シート1が前席であるときにはインストルメントパネル等と干渉しないようにすることを可能にする。
また、シートバック3が立設状態にあるとき、シートバック3から上方に突出するヘッドレスト10の量を少なくすることができ、前席乗員の後方視界の妨げを少なくすることができる。同様に、シート1が前席であるときには後席乗員の前方視界の妨げを少なくすることができる。
更に、ネックサポート部11を低く位置させることができるので、例えば子供のような座高の低い乗員の頚部周辺を支持することも可能となる。シート1に着座した乗員の臀部からシートバック3の頂部3Cまでの長さ(シートバック3に沿った距離)を80cm〜85cmとしたとき、ネックサポート部11の下端部がシートバック3の頂部3Cよりも20〜40cm下方に位置することができるのが好ましい。
この実施形態では、シートバック3の乗員支持面3A及び頂部3Cの一部が切りかかれ、ヘッドレスト10の一部(内縁部)を収容するための収納切除部201が構成されている。シートバック3に収納切除部201を形成することにより、ヘッドレスト10がシートバック3の乗員支持面3A、頂部3Cから、夫々、前方、上方に突出する量を減ずることができる。
シートバック3がフルフラット化状態にあるときに、ヘッドレスト10とシートクッション2の乗員支持面2Aとの干渉を最小限するために、ヘッドレスト10の支持部10Bの背面は、ヘッドレスト10を最下位置において最もシート後方に回動させた「ヘッドレスト収容最下方状態」において、収納切除部201の形状と相補するように形作られている。また、ヘッドレスト10が最下位置にあるときに、シートバック3の頂部3Cから上方に突出するヘッドレスト10の厚みを最小限するために、ヘッドレスト10の上方基部10Aの背面は収納切除部201の形状と相補するように形作られている。
次に、上述したように構成された車両用シート1の作動を説明する。
図2に実線で示す、ヘッドレスト収容最下方状態にあるヘッドレスト10により乗員Pの頚部を支持するときには、先ず、図示しない摺動保持機構の摺動抵抗に抗しながら、ヘッドレストポール部材5、ひいては、これに取り付けられたヘッドレスト10を例えば図2に一点鎖線で示す位置まで上方に移動させ、ヘッドレスト10のネックサポート部11を乗員Pの頚部の高さに位置決め(保持)する。
続いて、ヘッドレスト10を、ネックサポート部11によって乗員Pの頚部を支持するのに適した位置(例えば、図2に二点鎖線で示す位置)まで、ヘッドレストポール部材5の水平軸5Cを中心に、図2で見たとき時計方向に、回動させる。ヘッドレスト10を図2で見たとき時計方向に回動させるようにヘッドレスト10に力が加えられると、ヘッドレスト10のヘッドレストフレーム12の爪22がヘッドレストポール部材5の水平軸5Cを中心に第1終端23Aから第2終端23Bに向って弧状に移動される。そして、上記力が加えらなくなると、爪22は爪車21の歯21Aに係合係止され、ヘッドレスト10は水平軸5Cに対して或る角度に保持される。ラチェット機構は、ヘッドレスト10を回動させるのに30N〜100Nを要するように、構成されるのが好ましい。
ヘッドレスト10を下方に移動させるときには、ヘッドレスト10に下向きの力を加える。ネックサポート部11が図2で見たときに反時計方向に回動する、シートバック3に対するヘッドレスト10の後方回動は、爪車21の周方向に連続して形成された複数の歯21Aの領域の終端によって制限されているので、ヘッドレスト10の下端部がシートバック3の頂部3Cよりも上方に位置する状態からヘッドレスト10の下端部をシートバック3の頂部3Cよりも下方に移動させるときに限らず、ヘッドレスト10の下方移動の際、ヘッドレスト10がシートバック3に干渉することはない。
次に、図5乃至図7は、本発明による車両用シートの第2実施形態を示す。
第2実施形態の車両用シート100は、第1実施形態の車両用シート1と全体的に同様な構成を有するので、車両用シート1との相違部分についてのみ説明することとし、共通する部分についての構成、作動の説明は省略する。尚、車両用シート1の構成要素と共通する車両用シート100の構成要素には、車両用シート1の構成要素に用いられたのと同一の参照番号を用いる。
車両用シート100では、ネックサポート部11の下端部とヘッドレストポール部材5のポール5A、5Bとの間の離間距離が、図5に実線で示すようにヘッドレスト10をシートバック3に対して最も下げた「最下位置」において取り得る最短の離間距離D、換言すると、ヘッドレスト10が「ヘッドレスト収容最下方状態」にあるときの、ネックサポート部11の下端部とヘッドレストポール部材のポール5A、5Bとの間の離間距離Dよりも短くなるように、ヘッドレスト10が図5に二点鎖線で示す位置まで回動軸5Cを中心に後方に追加延長回動するのを許容するように構成されている。このような、シート1におけるヘッドレスト10の後方回動を越える、シート100のヘッドレスト10の後方への追加延長回動は、図5及び図6に示すように、爪車21の第1終端23Aの位置を、シート1におけるよりも上方に位置決めすることによってもたらされている。これにより、ヘッドレスト10の回動許容範囲が拡大され、より適当な頚部支持を提供することが可能になる。
他方、車両用シート100は、後方に追加延長回動されたヘッドレスト10を「最下位置」に向けて移動させるときに、水平軸5Cを中心にヘッドレスト10を前方回動させるための強制移動手段を有する。この強制移動手段は、シートバック3の収納切除部201の前面に形成された、シート100の前方下方に延びる斜面101によって構成されている。シートバック3に傾斜面101を設けることにより、シートバック3に対するヘッドレスト10の干渉を抑制することができる。
斜面101に衝合するネックサポート部11の下部を斜面101に沿って滑らかに移動させるため、斜面101、ネックサポート部11のいずれかを相対的に硬く形成するのが良い。本実施形態では、ネックサポート部11の頚部サポート性、快適性を向上させる目的で、ネックサポート部11を斜面101に対して柔らかく形成している。また、斜面101を相対的にではあるが硬く形成することにより、ヘッドレストを上に位置して使用している状態での後方追突時に人体が剛性なポール5A、5Bに強く当接するのを軽減することができる。
最後に、図8乃至図11は本発明による車両用シートの第3実施形態を示す。
第3実施形態の車両用シート200もまた、第1実施形態の車両用シート1と全体的に同様な構成を有するので、車両用シート1との相違部分についてのみ説明することとし、共通する部分についての構成、作動の説明は省略する。尚、車両用シート1の構成要素と共通する車両用シート200の構成要素には、車両用シート1の構成要素に用いられたのと同一の参照番号を用いる。
図8に示すように、車両用シート300は、そのヘッドレスト10が、外見上、車両用シート1のヘッドレスト10と全体的に同様な形状を有するものの、ヘッドレスト本体301と、該ヘッドレスト本体301とは別部材によって構成された、乗員の頚部周辺を支持するためのネックサポート部材302とによって構成されている点で、車両用シート1と相違する。
ヘッドレスト本体301は、ヘッドレストポール部材5に固定され、ヘッドレストポール部材5の水平軸5Cに対して回動されず、ヘッドレストポール部材5と共に上下動のみするようになっている。
ネックサポート部材302は、正面から見たとき全体的にU字形であり、回動支持手段によって、ヘッドレスト本体301の上部をシート300の幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に支持され、この回動軸に対して所定角度に保持されるようになっている。ネックサポート部材302の下縁部、すなわち、図8で見たときヘッドレスト本体301の下縁部よりも下方に位置し、水平方向に延びる部分の一部が、車両用シート1におけるネックサポート部11を構成する。
この回動支持手段は、図9で良くわかるように、ヘッドレストポール部材5の水平軸5Cの各端部から外方に、水平軸5Cと同軸に延びる回転軸304と、この回転軸304に同軸に取り付けられた爪車306とを備える。
ネックサポート部材302は、その形状に沿って延びる、正面から見たとき全体的にU字形のネックサポートフレーム307を内部に備える。このU字形ネックサポートフレーム307の各端部には、ヘッドレストポール部材5から延びる回転軸304に回動自在に取り付けられたジャーナル305A、305Bが設けられている。これにより、ネックサポート部材302は回転軸304を中心に回動することができることとなる。
回転軸304の一部及び爪車306は、ネックサポート部材302の内部に形成された内部空間Sに収容される。爪車306の周囲の一部には複数の歯306Aが形成され、ネックサポートフレーム307には、爪車306の歯306Aのうちの1つと選択的に係合する爪311が設けられている。この爪車306の歯306Aとネックサポートフレーム307の爪311との係合により、ネックサポート部材302は、爪311が係合する静止爪車306の歯306Aの位置に応じて、回転軸304に対して所定角度に保持されることになる。
爪車311の周方向に連続して形成された複数の歯306Aの領域の終端によって干渉抑制手段が構成され、この干渉抑制手段によってシートバック3に対するヘッドレスト10の干渉を抑制するのは、シート1におけるのと同様である。
上述した構成の車両用シート300の作動を説明する。
図10に実線で示す、ヘッドレスト収容最下方状態にあるヘッドレスト10により乗員の頚部周辺を支持するときには、先ず、車両用シート1に関連して既述した摺動保持機構(図示せず)の摺動抵抗に抗しながら、ヘッドレストポール部材5、ひいては、これに取り付けられたヘッドレスト本体301を上方に移動させ、ヘッドレスト本体301に取り付けられたネックサポート部材302のネックサポート部11を乗員の頚部の高さに位置決め(保持)する。
続いて、ネックサポート部材302を、ネックサポート部11によって乗員の頚部周辺を支持するのに適した位置まで、ヘッドレストポール部材5の水平軸5C、回転軸304を中心に、図10で見たとき時計方向に、ヘッドレスト本体301に対して回動させる。このようにネックサポート部材302に力が加えられると、ネックサポート部材302のネックサポートフレーム307の爪311がヘッドレストポール部材5の水平軸5C、回転軸304を中心に爪車306の歯306Aに沿って弧状に移動される。そして、上記力が加えらなくなると、爪311は爪車306の歯306Aに係合係止され、ネックサポート部材302は水平軸5C、回転軸304に対して或る角度に保持される。
このようにネックサポート部材302が、ヘッドレスト本体301に対してシート前後方向前方に回動されたときには、図11に示すように、ネックサポート部材302とヘッドレスト本体301との間に窪み部分303が形成され、この窪み部分303の幅方向側部にはネックサポート部材302の内端面によって頭部サポート面303Aが形成されることになる。このように窪み部分により、乗員の頭部をサポートして走行中における揺れを防止できる。特に、この頭部サポート面303Aにより、シート300が搭載された車両がロールしたときに、乗員Pの頭部をサポートして、走行中における頭部の揺れを防止することができる。
また、ネックサポート部材302を使用する際には、ネックサポート部材を乗員側に向けて大きく回動させた状態として、サポート性を向上させる一方、シートバックを前倒させてフラット化を図る際には、ネックサポート部材をシートバック側に回動させてシートバックを前倒させることで、シートバックの背面をより確実に水平に近い状態とすることができる。
ヘッドレスト10を下方に移動させるときには、ヘッドレスト10に下向きの力を加える。ネックサポート部11が図10で見たときに反時計方向に回動する、ヘッドレスト本体301に対するネックサポート部材302の後方回動は、爪車306の周方向に連続して形成された複数の歯306Aの領域の終端によって制限されているので、ネックサポート部材302のネックサポート部11がシートバック3の頂部3Cよりも上方に位置する状態からネックサポート部11をシートバック3の頂部3Cよりも下方に移動させるときに限らず、ヘッドレスト10の下方移動の際、ネックサポート部材302がシートバック3に干渉することはない。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。
例えば、上記第2実施形態では、傾斜面101はシートバック3に設けられていたけれども、傾斜面101をヘッドレスト10の下端部(ネックサポート部11)の後面に形成しても良い。
また、各実施形態において、シートバック3には収納切除部201が形成されているけれども、収納切除部201を形成しなくとも良い。
更に、本発明の干渉抑制手段として、ヘッドレストが下げられる状態を検出してヘッドレストをシートバックに干渉しないように前方に回動させるように構成しても良い。具体的には、ヘッドレストポール部材の下側への移動速度を検出する検出センサを案内スリーブに取り付け、ヘッドレストの回動角度を検出する角度検出センサと、ヘッドレストを回動駆動させる駆動手段とをヘッドレストに内蔵させる。そして、検出センサによりヘッドレストが下げられる状態を検出したときに、ヘッドレストの現在の回動角度から、シートバックに干渉するか否かを判断して、シートバックに干渉すると判断した場合には、ヘッドレストをシートバックに干渉させないように、所定角度前方に回動させる。これによっても、ヘッドレストのシートバックへの干渉を防止できる。
更にまた、上述した各実施形態では、ヘッドレストポール部材の延設方向を、起立状態にあるシートバックの上下の延設方向と同じとしたが、案内スリーブ6を中心として、当該延設方向よりも鉛直方向に近い方向(図2のM)に設定しても良い。このような構成により、例えば長身の乗員に対するヘッドレスト上部とネックサポート部とによる頭部サポート性を向上させることができると共に、このようなヘッドレストポール部材の設定においてヘッドレストを下げる際に問題となるヘッドレストとシートバックとの干渉問題を、確実に防止できる。
本発明の第1実施形態の車両用シートの概略側面図である。 図1のシートの部分拡大概略側面図である。 ヘッドレストの内部構造を示すシートの部分概略正面図である。 ヘッドレストの内部構造を示すシートの部分概略斜視図である。 本発明の第2実施形態の車両用シートの部分概略側面図である。 図5のシートのヘッドレストの内部構造を示すシートの部分概略斜視図である。 ヘッドレストを外した状態で示す、シートの部分概略正面図である。 本発明の第3実施形態の車両用シートの部分概略斜視図である。 ヘッドレストの内部構造を示す、図8のシートの部分概略正面図である。 図8のシートの部分概略側面図である。 ヘッドレストを上方に移動させ、ネックサポート部材を前方に回動させた状態で示す、図8のシートの部分概略斜視図である。
符号の説明
1、100、300 車両用シート
3 シートバック
5 ヘッドレストポール部材
10 ヘッドレスト
11 ネックサポート部

Claims (6)

  1. シートバックと、
    下端部が乗員の頚部周辺を支持するためのネックサポート部を構成するヘッドレストと、
    前記ヘッドレストを前記シートバックに対して最も下げた最下位置と、前記ヘッドレストを前記シートバックに対して最も上げた最上位置との間の所望の高さ位置に前記ヘッドレストを支持するための、前記シートバックの頂部から上方に延びることができるように前記シートバックに摺動自在に支持されたヘッドレストポール部材とを有し、前記ネックサポート部の下端部は前記シートバックの頂部よりも下方で、シートバック前面より前側に位置させることができるように構成され、
    前記ヘッドレストを、その上部を前記シートバックの幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に支持し、前記ヘッドレストを前記回動軸に対して所定角度に保持するための回動支持手段と、
    前記シートバックの頂部よりも上方に位置する前記ヘッドレストの下端部を前記シートバックの頂部よりも下方に移動させるときに、前記シートバックに対する前記ヘッドレストの干渉を抑制するための干渉抑制手段とを有することを特徴とする車両用シート。
  2. 前記干渉抑制手段は、前記ネックサポート部の下端部と前記ヘッドレストポール部材との間の離間距離が前記ヘッドレストの前記最下位置において取り得る最短の前記離間距離よりも短くならないように、前記回動軸を中心とする前記ヘッドレストの後方回動を規制する、請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記干渉抑制手段は、前記ネックサポート部の下端部と前記ヘッドレストポール部材との間の離間距離が前記ヘッドレストの前記最下位置において取り得る最短の前記離間距離よりも短くなるように、前記ヘッドレストが前記回動軸を中心に後方に追加延長回動するのを許容し、
    前記追加延長回動された前記ヘッドレストを前記最下位置に向けて移動させるときに、前記回動軸を中心に前記ヘッドレストを前方回動させるための強制移動手段を有する、請求項1記載の車両用シート。
  4. 前記強制移動手段が、前記シートバックの上部前面、又は、前記ヘッドレストの下端部後面に形成された、前記シートの前方下方に延びる斜面によって構成される、請求項3記載の車両用シート。
  5. 前記シートバックが鉛直よりも前記シートの後方に傾斜された状態にあるときに、前記ヘッドレストポール部材が、前記シートバックよりも鉛直に近い角度で延びるように位置決めされている、請求項1記載の車両用シート。
  6. シートバックと、
    ヘッドレスト本体と、
    前記ヘッドレスト本体を前記シートバックに対して最も下げた最下位置と、前記ヘッドレスト本体を前記シートバックに対して最も上げた最上位置との間の所望の高さ位置に前記ヘッドレスト本体を支持するための、前記シートバックの頂部から上方に延びることができるように前記シートバックに摺動自在に支持されたヘッドレストポール部材と、
    乗員の頚部周辺を支持するためのネックサポート部材と、
    該ネックサポート部材を前記シートバックの幅方向に延びる回動軸を中心に回動自在に前記ヘッドレスト本体に支持し、前記ネックサポート部材を前記回動軸に対して所定角度に保持するための回動支持手段とを有し、
    前記ネックサポート部材の下端部は前記シートバックの頂部よりも下方で、シートバック前面より前側に位置させることができるように構成され、
    前記シートバックの頂部よりも上方に位置する前記ネックサポート部材の下端部を前記シートバックの頂部よりも下方に移動させるときに、前記シートバックに対する前記ネックサポート部材の下端部の干渉を抑制するための干渉抑制手段とを有することを特徴とする車両用シート。
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