JP2001347887A - 自動車用インサイドミラー - Google Patents
自動車用インサイドミラーInfo
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- JP2001347887A JP2001347887A JP2000172482A JP2000172482A JP2001347887A JP 2001347887 A JP2001347887 A JP 2001347887A JP 2000172482 A JP2000172482 A JP 2000172482A JP 2000172482 A JP2000172482 A JP 2000172482A JP 2001347887 A JP2001347887 A JP 2001347887A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の後方を確認する機能しかないため、車
内の様子を確認する場合、後方を振り返らなければなら
ない。 【解決手段】 運転席前方のルーフ内側に取付けられた
自動車用インサイドミラーであって、ミラー本体１を車
両後方の状況を確認する主ミラー１ａと、車内の様子を
確認する副ミラー１ｂとより構成したことから、主ミラ
ー１ａにより車両後方の状況を確認しながら、同時に副
ミラー１ｂにより車内の様子を確認することができるた
め、後席に装着したチャイルドシートに乗せた乳児や幼
児の様子などを後を振り返らずに確認することができ、
これによって運転時の安全性向上が図れるようになる。
内の様子を確認する場合、後方を振り返らなければなら
ない。 【解決手段】 運転席前方のルーフ内側に取付けられた
自動車用インサイドミラーであって、ミラー本体１を車
両後方の状況を確認する主ミラー１ａと、車内の様子を
確認する副ミラー１ｂとより構成したことから、主ミラ
ー１ａにより車両後方の状況を確認しながら、同時に副
ミラー１ｂにより車内の様子を確認することができるた
め、後席に装着したチャイルドシートに乗せた乳児や幼
児の様子などを後を振り返らずに確認することができ、
これによって運転時の安全性向上が図れるようになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両後方の状況と車
内の様子が容易に確認できる自動車用インサイドミラー
に関する。
内の様子が容易に確認できる自動車用インサイドミラー
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来自動車には、運転席の前方にインサ
イドミラーが設けられていて、このインサイドミラーに
より車両の後方が確認できようになっている。
イドミラーが設けられていて、このインサイドミラーに
より車両の後方が確認できようになっている。
【０００３】またこの種のインサイドミラーには、例え
ば特開平１０-１２３３０８号公報に記載された「車両用
鏡」のように、車両の後方を確認する第１鏡面部の一部
に、視界を拡大して見ることのできる第２鏡面部を設け
たものもある。
ば特開平１０-１２３３０８号公報に記載された「車両用
鏡」のように、車両の後方を確認する第１鏡面部の一部
に、視界を拡大して見ることのできる第２鏡面部を設け
たものもある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のインサイ
ドミラーは、何れも車両の後方を確認するだけの機能し
か有しないことから、例えば後席に装着したチャイルド
シートに乗せた乳児や幼児の様子を確認しにくいなどの
欠点がある。
ドミラーは、何れも車両の後方を確認するだけの機能し
か有しないことから、例えば後席に装着したチャイルド
シートに乗せた乳児や幼児の様子を確認しにくいなどの
欠点がある。
【０００５】本発明はかかる従来の欠点を除去する目的
でなされたもので、主ミラーの一部に副ミラーを設け
て、主ミラーにより車両後方の状況を、また副ミラーに
より車内の様子を確認できるようにした自動車用インサ
イドミラーを提供することを目的とするものである。
でなされたもので、主ミラーの一部に副ミラーを設け
て、主ミラーにより車両後方の状況を、また副ミラーに
より車内の様子を確認できるようにした自動車用インサ
イドミラーを提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の自動車用インサイドミラーは、運転席前方のル
ーフ内側に取付けられた自動車用インサイドミラーであ
って、ミラー本体を車両後方の状況を確認する主ミラー
と、車内の様子を確認する副ミラーとより構成したもの
である。
本発明の自動車用インサイドミラーは、運転席前方のル
ーフ内側に取付けられた自動車用インサイドミラーであ
って、ミラー本体を車両後方の状況を確認する主ミラー
と、車内の様子を確認する副ミラーとより構成したもの
である。
【０００７】前記構成により、主ミラーにより車両後方
の状況を確認しながら、同時に副ミラーにより車内の様
子を確認することができるため、後席に装着したチャイ
ルドシートに乗せた乳児や幼児の様子などを後を振り返
らずに確認することができ、これによって運転時の安全
性向上が図れるようになる。
の状況を確認しながら、同時に副ミラーにより車内の様
子を確認することができるため、後席に装着したチャイ
ルドシートに乗せた乳児や幼児の様子などを後を振り返
らずに確認することができ、これによって運転時の安全
性向上が図れるようになる。
【０００８】前記目的を達成するため本発明の自動車用
インサイドミラーは、副ミラーを、主ミラーの助手席側
下縁に一体に突設したものである。
インサイドミラーは、副ミラーを、主ミラーの助手席側
下縁に一体に突設したものである。
【０００９】前記構成により、ミラー本体を簡単かつ安
価に製作することができると共に、主ミラーの助手席側
にのみ副ミラーが突出するため、副ミラーによって前方
の視界が妨げられることが少ない。
価に製作することができると共に、主ミラーの助手席側
にのみ副ミラーが突出するため、副ミラーによって前方
の視界が妨げられることが少ない。
【００１０】前記目的を達成するため本発明の自動車用
インサイドミラーは、主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、副ミラーを副ミラーケース内に嵌着すると共に、副
ミラーケースの一端側を、主ミラーに対し上下方向に回
動自在に主ミラーケースに枢着したものである。
インサイドミラーは、主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、副ミラーを副ミラーケース内に嵌着すると共に、副
ミラーケースの一端側を、主ミラーに対し上下方向に回
動自在に主ミラーケースに枢着したものである。
【００１１】前記構成により、主ミラーに対し副ミラー
を下方へ回動することにより、副ミラーにより車内の様
子を確認することができると共に、副ミラーを使用しな
いときには、主ミラーケース内に収納することができる
ため、副ミラーにより前方の視界が妨げられることもな
い。
を下方へ回動することにより、副ミラーにより車内の様
子を確認することができると共に、副ミラーを使用しな
いときには、主ミラーケース内に収納することができる
ため、副ミラーにより前方の視界が妨げられることもな
い。
【００１２】前記目的を達成するため本発明の自動車用
インサイドミラーは、主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、副ミラーを副ミラーケースに嵌着すると共に、副ミ
ラーケースを主ミラーケース内に下方向へ引き出し自在
に収納したものである。
インサイドミラーは、主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、副ミラーを副ミラーケースに嵌着すると共に、副ミ
ラーケースを主ミラーケース内に下方向へ引き出し自在
に収納したものである。
【００１３】前記構成により、主ミラーに対し副ミラー
を下方へ引き出すことにより、副ミラーにより車内の様
子を確認することができると共に、副ミラーを使用しな
いときには、主ミラーケース内に収納することができる
ため、副ミラーにより前方の視界が妨げられることもな
い。
を下方へ引き出すことにより、副ミラーにより車内の様
子を確認することができると共に、副ミラーを使用しな
いときには、主ミラーケース内に収納することができる
ため、副ミラーにより前方の視界が妨げられることもな
い。
【００１４】前記目的を達成するため本発明の自動車用
インサイドミラーは、主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、副ミラーを副ミラーケースに嵌着すると共に、副ミ
ラーケースの上部を主ミラーケースの下部に前後方向へ
回動自在に枢着したものである。
インサイドミラーは、主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、副ミラーを副ミラーケースに嵌着すると共に、副ミ
ラーケースの上部を主ミラーケースの下部に前後方向へ
回動自在に枢着したものである。
【００１５】前記構成により、主ミラーに対し副ミラー
を前方向へ回動することにより、副ミラーにより車内の
様子を確認することができると共に、副ミラーを使用し
ないときには、主ミラーケースの後方へに収納すること
ができるため、副ミラーにより前方の視界が妨げられる
こともない。
を前方向へ回動することにより、副ミラーにより車内の
様子を確認することができると共に、副ミラーを使用し
ないときには、主ミラーケースの後方へに収納すること
ができるため、副ミラーにより前方の視界が妨げられる
こともない。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施の形態を図１
及び図２を参照して詳述する。
及び図２を参照して詳述する。
【００１７】図１に示すインサイドミラーのミラー本体
１は、車両後方の状況を確認する主ミラー１ａと、車内
の様子を確認する副ミラー１ｂが一体に形成されてい
る。
１は、車両後方の状況を確認する主ミラー１ａと、車内
の様子を確認する副ミラー１ｂが一体に形成されてい
る。
【００１８】主ミラー１ａは横方向に細長い台形に形成
されていて、この主ミラー１ａの左側下部、すなわち助
手席側下部に副ミラー１ｂが一体に連設されており、主
ミラー１ａ及び副ミラー１ｂは、取付けアーム２により
運転席前方のルーフ内側に取付けられたミラーケース３
内に嵌着されている。
されていて、この主ミラー１ａの左側下部、すなわち助
手席側下部に副ミラー１ｂが一体に連設されており、主
ミラー１ａ及び副ミラー１ｂは、取付けアーム２により
運転席前方のルーフ内側に取付けられたミラーケース３
内に嵌着されている。
【００１９】また副ミラー１ｂはほぼ半月状に形成され
ていて、車両後方を確認する主ミラー１ａに対して、ミ
ラー本体１の角度を変えずに車内の様子が確認できるよ
う、主ミラー１ａに対して図２に示すように斜め下方へ
ほぼへ字状に屈曲されている。
ていて、車両後方を確認する主ミラー１ａに対して、ミ
ラー本体１の角度を変えずに車内の様子が確認できるよ
う、主ミラー１ａに対して図２に示すように斜め下方へ
ほぼへ字状に屈曲されている。
【００２０】次に前記構成された第１の実施の形態にな
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、主ミラー１ａにより車
両後方の状況が運転席より確認できるようミラー本体１
の角度を調整し、同時に副ミラー１ｂにより例えば後席
に装着したチャイルドシート（図示せず）に乗せた乳児
や幼児の様子が確認できるようにミラー本体１の角度を
調整する。
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、主ミラー１ａにより車
両後方の状況が運転席より確認できるようミラー本体１
の角度を調整し、同時に副ミラー１ｂにより例えば後席
に装着したチャイルドシート（図示せず）に乗せた乳児
や幼児の様子が確認できるようにミラー本体１の角度を
調整する。
【００２１】これによって運転中は副ミラー１ｂにより
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂは助手席側にのみ下方へ突出するので、副ミラー１ｂ
により前方の視界が妨げられることも少ない。
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂは助手席側にのみ下方へ突出するので、副ミラー１ｂ
により前方の視界が妨げられることも少ない。
【００２２】図３ないし図５は第２の実施の形態になる
自動車用インサイドミラーを示すもので、次のこれを説
明する。
自動車用インサイドミラーを示すもので、次のこれを説
明する。
【００２３】なお前記実施の形態と同一部分は同一符号
を付してその説明は省略する。
を付してその説明は省略する。
【００２４】これは第３の実施の形態及び第４の実施の
形態についても同様である。
形態についても同様である。
【００２５】図３ないし図５に示す第２の実施の形態で
は、主ミラー１ａと、副ミラー１ｂを独立させて、主ミ
ラー１ａに対して副ミラー１ｂを回動自在に取付けたも
ので、副ミラー１ｂの嵌着されたほぼ半月状の副ミラー
ケース３ｂは、主ミラー１ａの嵌着された主ミラーケー
ス３ａ内に下方より収容できるようになっている。
は、主ミラー１ａと、副ミラー１ｂを独立させて、主ミ
ラー１ａに対して副ミラー１ｂを回動自在に取付けたも
ので、副ミラー１ｂの嵌着されたほぼ半月状の副ミラー
ケース３ｂは、主ミラー１ａの嵌着された主ミラーケー
ス３ａ内に下方より収容できるようになっている。
【００２６】また副ミラーケース３ｂの一端側はピン４
により主ミラーケース３ａに枢着されていて、副ミラー
ケース３ｂの他端側に突設された操作レバー５によりピ
ン４を中心に副ミラーケース３ｂを上下方向へ回動させ
ることにより、主ミラーケース３ａ内に収容された副ミ
ラー１ｂを図３に示す使用位置へ突出できるようになっ
ていると共に、副ミラー１ｂにより車内の様子が確認で
きるよう、主ミラー１ａに対して副ミラー１ｂが所定角
度傾斜されている。
により主ミラーケース３ａに枢着されていて、副ミラー
ケース３ｂの他端側に突設された操作レバー５によりピ
ン４を中心に副ミラーケース３ｂを上下方向へ回動させ
ることにより、主ミラーケース３ａ内に収容された副ミ
ラー１ｂを図３に示す使用位置へ突出できるようになっ
ていると共に、副ミラー１ｂにより車内の様子が確認で
きるよう、主ミラー１ａに対して副ミラー１ｂが所定角
度傾斜されている。
【００２７】次に前記構成された第２の実施の形態にな
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、副ミラー１ｂを使用位
置に突出させた状態で主ミラー１ａにより車両後方の状
況が運転席より確認できるようミラー本体１の角度を調
整し、同時に副ミラー１ｂにより例えば後席に装着した
チャイルドシートに乗せた乳児や幼児の様子が確認でき
るようにミラー本体１の角度を調整する。
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、副ミラー１ｂを使用位
置に突出させた状態で主ミラー１ａにより車両後方の状
況が運転席より確認できるようミラー本体１の角度を調
整し、同時に副ミラー１ｂにより例えば後席に装着した
チャイルドシートに乗せた乳児や幼児の様子が確認でき
るようにミラー本体１の角度を調整する。
【００２８】これによって運転中は副ミラー１ｂにより
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂを使用しないときには主ミラーケース３ａ内に収納す
ることにより、ミラー本体１の下方に副ミラー１ｂが突
出しないので、副ミラー１ｂにより前方の視界が妨げら
れることも少ない。
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂを使用しないときには主ミラーケース３ａ内に収納す
ることにより、ミラー本体１の下方に副ミラー１ｂが突
出しないので、副ミラー１ｂにより前方の視界が妨げら
れることも少ない。
【００２９】一方図６ないし図８は第３の実施の形態に
なる自動車用インサイドミラーを示すもので、次のこれ
を説明すると、この第３の実施の形態では、副ミラー１
ｂの嵌着されたほぼ半月状の副ミラーケース３ｂを、主
ミラーケース３ａ内に下方向へ引き出し自在に収容した
もので、主ミラーケース３ａ内に形成された副ミラー収
納室３ｃ内の両側には、上下に離間して係止凹部３ｄ，
３ｅが形成されている。
なる自動車用インサイドミラーを示すもので、次のこれ
を説明すると、この第３の実施の形態では、副ミラー１
ｂの嵌着されたほぼ半月状の副ミラーケース３ｂを、主
ミラーケース３ａ内に下方向へ引き出し自在に収容した
もので、主ミラーケース３ａ内に形成された副ミラー収
納室３ｃ内の両側には、上下に離間して係止凹部３ｄ，
３ｅが形成されている。
【００３０】また副ミラーケース３ｂの上部両側には、
前記係止凹部３ｄ，３ｅに選択的に係合する係止突起３
ｆが突設されていて、これら係止突起３ｆを上側の係止
凹部３ｄに係合することにより、副ミラー１ｂを主ミラ
ーケース３ａの副ミラー収納室３ｃ内に収納した状態に
係止でき、係止突起３ｆを下側の係止凹部３ｅに係止す
ることにより、副ミラー１ｂを図６に示す使用位置に係
止できると共に、副ミラー１ｂにより車内の様子が確認
できるよう、主ミラー１ａに対して副ミラー１ｂが所定
角度傾斜されている。
前記係止凹部３ｄ，３ｅに選択的に係合する係止突起３
ｆが突設されていて、これら係止突起３ｆを上側の係止
凹部３ｄに係合することにより、副ミラー１ｂを主ミラ
ーケース３ａの副ミラー収納室３ｃ内に収納した状態に
係止でき、係止突起３ｆを下側の係止凹部３ｅに係止す
ることにより、副ミラー１ｂを図６に示す使用位置に係
止できると共に、副ミラー１ｂにより車内の様子が確認
できるよう、主ミラー１ａに対して副ミラー１ｂが所定
角度傾斜されている。
【００３１】次に前記構成された第３の実施の形態にな
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、副ミラー１ｂを使用位
置に引き出した状態で主ミラー１ａにより後方の状況が
運転席より確認できるようミラー本体１の角度を調整
し、同時に副ミラー１ｂにより例えば後席に装着したチ
ャイルドシートに乗せた乳児や幼児の様子が確認できる
ようにミラー本体１の角度を調整する。
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、副ミラー１ｂを使用位
置に引き出した状態で主ミラー１ａにより後方の状況が
運転席より確認できるようミラー本体１の角度を調整
し、同時に副ミラー１ｂにより例えば後席に装着したチ
ャイルドシートに乗せた乳児や幼児の様子が確認できる
ようにミラー本体１の角度を調整する。
【００３２】これによって運転中は副ミラー１ｂにより
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂを使用しないときには主ミラーケース３ａ内に収納す
ることにより、ミラー本体１の下方に副ミラー１ｂが突
出しないので、副ミラー１ｂにより前方の視界が妨げら
れることもない。
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂを使用しないときには主ミラーケース３ａ内に収納す
ることにより、ミラー本体１の下方に副ミラー１ｂが突
出しないので、副ミラー１ｂにより前方の視界が妨げら
れることもない。
【００３３】また副ミラーケース３ｂの係止突起３ｆを
上側の係止凹部３ｄに係止することにより、副ミラー１
ｂが収納位置に保持されるので、走行中の振動などによ
り、副ミラー１ｂが不用意に突出することもない。
上側の係止凹部３ｄに係止することにより、副ミラー１
ｂが収納位置に保持されるので、走行中の振動などによ
り、副ミラー１ｂが不用意に突出することもない。
【００３４】図９ないし図１１は第４の実施の形態にな
る自動車用インサイドミラーを示すもので、次のこれを
説明すると、この第４の実施の形態では、副ミラー１ｂ
の嵌着された副ミラーケース３ｂの上部両側に軸ピン３
ｇを突設して、これら軸ピン３ｇを、主ミラー１ａの嵌
着された主ミラーケース３ａの裏面に形成された軸受け
孔３ｈに嵌合することにより、軸受けピン３ｇを中心に
副ミラー１ｂが前後方向へ回動できるようにしたもの
で、副ミラーケース３ｂの上縁部と主ミラーケース３ａ
の間には、副ミラーケース３ｂを図１１の実線で示す使
用位置及び仮想線で示す格納位置に係止する板ばねより
なる係止手段６が介在されている。
る自動車用インサイドミラーを示すもので、次のこれを
説明すると、この第４の実施の形態では、副ミラー１ｂ
の嵌着された副ミラーケース３ｂの上部両側に軸ピン３
ｇを突設して、これら軸ピン３ｇを、主ミラー１ａの嵌
着された主ミラーケース３ａの裏面に形成された軸受け
孔３ｈに嵌合することにより、軸受けピン３ｇを中心に
副ミラー１ｂが前後方向へ回動できるようにしたもの
で、副ミラーケース３ｂの上縁部と主ミラーケース３ａ
の間には、副ミラーケース３ｂを図１１の実線で示す使
用位置及び仮想線で示す格納位置に係止する板ばねより
なる係止手段６が介在されている。
【００３５】次に前記構成された第４の実施の形態にな
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、副ミラー１ｂを使用位
置に回動した状態で主ミラー１ａにより後方の状況が運
転席より確認できるようミラー本体１の角度を調整し、
同時に副ミラー１ｂにより例えば後席に装着したチャイ
ルドシートに乗せた乳児や幼児の様子が確認できるよう
にミラー本体１の角度を調整する。
る自動車用インサイドミラーの作用を説明すると、イン
サイドミラーの使用に当っては、副ミラー１ｂを使用位
置に回動した状態で主ミラー１ａにより後方の状況が運
転席より確認できるようミラー本体１の角度を調整し、
同時に副ミラー１ｂにより例えば後席に装着したチャイ
ルドシートに乗せた乳児や幼児の様子が確認できるよう
にミラー本体１の角度を調整する。
【００３６】これによって運転中は副ミラー１ｂにより
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂを使用しないときには主ミラーケース３ａの後方に格
納することにより、ミラー本体１の下方に副ミラー１ｂ
が突出しないので、副ミラー１ｂにより前方の視界が妨
げられることもない。
後席の乳児や幼児の様子が、後を振り返らずに確認でき
るため、運転時の安全性が向上すると共に、副ミラー１
ｂを使用しないときには主ミラーケース３ａの後方に格
納することにより、ミラー本体１の下方に副ミラー１ｂ
が突出しないので、副ミラー１ｂにより前方の視界が妨
げられることもない。
【００３７】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、ミラー本
体を車両後方の状況を確認する主ミラーと、車内の様子
を確認する副ミラーとより構成したことから、主ミラー
により車両後方の状況を確認しながら、同時に副ミラー
により車内の様子を確認することができるため、後席に
装着したチャイルドシートに乗せた乳児や幼児の様子な
どを後を振り返らずに確認することができ、これによっ
て運転時の安全性向上が図れるようになると共に、副ミ
ラーを、主ミラーの助手席側下縁に一体に突設したこと
から、ミラー本体を簡単かつ安価に製作することができ
る上、主ミラーの助手席側にのみ副ミラーが突出するた
め、副ミラーによって前方の視界が妨げられることも少
ない。
体を車両後方の状況を確認する主ミラーと、車内の様子
を確認する副ミラーとより構成したことから、主ミラー
により車両後方の状況を確認しながら、同時に副ミラー
により車内の様子を確認することができるため、後席に
装着したチャイルドシートに乗せた乳児や幼児の様子な
どを後を振り返らずに確認することができ、これによっ
て運転時の安全性向上が図れるようになると共に、副ミ
ラーを、主ミラーの助手席側下縁に一体に突設したこと
から、ミラー本体を簡単かつ安価に製作することができ
る上、主ミラーの助手席側にのみ副ミラーが突出するた
め、副ミラーによって前方の視界が妨げられることも少
ない。
【００３８】また主ミラーを主ミラーケースに嵌着し、
副ミラーを副ミラーケース内に嵌着すると共に、副ミラ
ーケースの一端側を、主ミラーに対し上下方向または前
後方向に回動自在に主ミラーケースに枢着し、もしくは
副ミラーケースを下方へ引き出し自在に主ミラーケース
内に収納したことから、主ミラーに対し副ミラーを下方
へ回動し、または下方へ引き出すことにより、副ミラー
により車内の様子を確認することができる上、副ミラー
を使用しないときには、主ミラーケース内や主ミラーケ
ースの後方に収納することができるため、副ミラーによ
り前方の視界が妨げられることもない。
副ミラーを副ミラーケース内に嵌着すると共に、副ミラ
ーケースの一端側を、主ミラーに対し上下方向または前
後方向に回動自在に主ミラーケースに枢着し、もしくは
副ミラーケースを下方へ引き出し自在に主ミラーケース
内に収納したことから、主ミラーに対し副ミラーを下方
へ回動し、または下方へ引き出すことにより、副ミラー
により車内の様子を確認することができる上、副ミラー
を使用しないときには、主ミラーケース内や主ミラーケ
ースの後方に収納することができるため、副ミラーによ
り前方の視界が妨げられることもない。
【図１】本発明の第１の実施の形態になる自動車用イン
サイドミラーの正面図である。
サイドミラーの正面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態になる自動車用イン
サイドミラーの正面図である。
サイドミラーの正面図である。
【図４】本発明の第２の実施の形態になる自動車用イン
サイドミラーの背面図である。
サイドミラーの背面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図６】本発明の第３の実施の形態になる自動車用イン
サイドミラーの正面図である。
サイドミラーの正面図である。
【図７】本発明の第３の実施の形態になる自動車用イン
サイドミラーの一部切欠背面図である。
サイドミラーの一部切欠背面図である。
【図８】図７のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図９】本発明の第４の実施の形態になる自動車用イン
サイドミラーの正面図である。
サイドミラーの正面図である。
【図１０】本発明の第４の実施の形態になる自動車用イ
ンサイドミラーの背面図である。
ンサイドミラーの背面図である。
【図１１】図１０のＤ−Ｄ線に沿う断面図である。
１ ミラー本体 １ａ 主ミラー １ｂ 副ミラー ２ 取付けアーム ３ ミラーケース ３ａ 主ミラーケース ３ｂ 副ミラーケース ３ｃ 副ミラー収納室 ３ｄ，３ｅ 係止凹部 ３ｆ 係止突起 ３ｇ 軸ピン ４ ピン ５ 操作レバー ６ 係止手段
Claims (5)
- 【請求項１】 運転席前方のルーフ内側に取付けられた
自動車用インサイドミラーであって、ミラー本体を車両
後方の状況を確認する主ミラーと、車内の様子を確認す
る副ミラーとより構成したことを特徴とする自動車用イ
ンサイドミラー。 - 【請求項２】 前記副ミラーを、主ミラーの助手席側下
縁に一体に突設してなる請求項１記載の自動車用インサ
イドミラー。 - 【請求項３】 前記主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、前記副ミラーを副ミラーケース内に嵌着すると共
に、前記副ミラーケースの一端側を、主ミラーに対し上
下方向に回動自在に前記主ミラーケースに枢着してなる
請求項１記載の自動車用インサイドミラー。 - 【請求項４】 前記主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、前記副ミラーを副ミラーケースに嵌着すると共に、
前記副ミラーケースを前記主ミラーケース内に下方向へ
引き出し自在に収納してなる請求項１記載の自動車用イ
ンサイドミラー。 - 【請求項５】 前記主ミラーを主ミラーケースに嵌着
し、前記副ミラーを副ミラーケースに嵌着すると共に、
前記副ミラーケースの上部を前記主ミラーケースの下部
に前後方向へ回動自在に枢着してなる請求項１記載の自
動車用インサイドミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000172482A JP2001347887A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 自動車用インサイドミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000172482A JP2001347887A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 自動車用インサイドミラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001347887A true JP2001347887A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18674877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000172482A Pending JP2001347887A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 自動車用インサイドミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001347887A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013002687B4 (de) | 2013-02-15 | 2018-03-29 | Audi Ag | Personenkraftwagen mit Rückbankbeobachtung |
-
2000
- 2000-06-08 JP JP2000172482A patent/JP2001347887A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102013002687B4 (de) | 2013-02-15 | 2018-03-29 | Audi Ag | Personenkraftwagen mit Rückbankbeobachtung |
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