JPH11264355A - 車両の燃料供給装置 - Google Patents
車両の燃料供給装置Info
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- JPH11264355A JPH11264355A JP6995698A JP6995698A JPH11264355A JP H11264355 A JPH11264355 A JP H11264355A JP 6995698 A JP6995698 A JP 6995698A JP 6995698 A JP6995698 A JP 6995698A JP H11264355 A JPH11264355 A JP H11264355A
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Abstract
ンクに容易に取り付け可能な車両の燃料供給装置を提供
すること。 【解決手段】車両の燃料タンク3の開口30に嵌合する
遮蔽部5はサブタンク2にリンクプレート7で結合され
る。これにより、燃料タンク3が浅底であっても、燃料
タンク3の開口30を拡径することなく、簡単なリンク
機構によりサブタンク2を円滑に燃料タンク3に収容す
ることができる。また、サブタンク2の前端面21と底
面22との間の角部が面取りされて前方面取り部23と
なり、更に、サブタンク2の後端面24と底面22との
間の角部が面取りされて後方面取り部25となる。これ
により、前方面取り部23が燃料タンク3の底面30を
こすりつつ、サブタンク2の後方面取り部25が燃料タ
ンク3の開口縁をこすりつつ、サブタンク2の回動挿入
を行うことができる。
Description
置に関し、特に燃料ポンプ内蔵の揺動サブタンクを燃料
タンクに内蔵する揺動サブタンク型燃料供給装置に関す
る。
ンプを内蔵して燃料タンクの底面に着座するサブタンク
を燃料タンクの開口遮蔽用の遮蔽部に棒状弾性部材によ
り結合し、この棒状弾性部材の付勢力によりサブタンク
を燃料タンクの底面に押し付ける構造、すなわちサブタ
ンク着底型燃料供給装置を開示している。
体姿勢や燃料タンク底面の変形にもかかわらず、燃料ポ
ンプへの燃料供給を円滑化でき、このサブタンクに燃料
レベル検出装置を設ければ、燃料タンクの底面の位置変
化にもかかわらず正確に燃料レベルを検出できるという
利点を有している。
ンクはレベル検出用のフロートなどを備えていることも
あり、燃料タンクの底面に着座後の前後方向寸法はその
高さよりも格段に大きいので、上述した公報が開示する
棒状弾性部材を用いたサブタンク着底型燃料供給装置で
は、サブタンクを燃料タンクの開口からその内部に挿入
する際に、サブタンクを燃料タンク内で約90度、回動
させる必要があった。そのため、この棒状弾性部材を強
く弾性変形させつつこの回動、挿入作業を行わねばなら
ず、作業が複雑となり、更に、棒状弾性部材の両端部を
支持する遮蔽部及びサブタンクの該当部位の強度を増大
するなどの特別の形状工夫を必要とした。
ば、サブタンクの挿入は容易となるが、このような開口
の大型化は、燃料タンク強度の維持及び燃料蒸気の放散
防止の点で好ましくない。本発明は上記問題点に鑑みな
されたものであり、燃料タンクの開口を拡径することな
く、燃料タンクに容易に取り付け可能な車両の燃料供給
装置を提供することを、その解決すべき課題としてい
る。
料供給装置によれば、車両の燃料タンクの開口に嵌合す
る遮蔽部はサブタンクにリンク結合される。これによ
り、サブタンクは、まずその前端面から燃料タンクの開
口に挿入された後、燃料タンク内へ所定の回動面内にて
回動しつつ挿入され、約90度回動後、サブタンクの底
面が燃料タンクの底部に着座する。
ても、燃料タンクの開口を拡径することなく、かつ、棒
状弾性部材を用いることなく、簡単なリンク機構により
サブタンクを円滑に燃料タンクに収容することができ
る。したがって、サブタンク、遮蔽部などに無理な力が
かかることがないので、それらの強度を強化する必要も
ない。更に、挿入時に余分な力を必要とせず、挿入作業
が容易となる。
ば、車両の燃料タンクの開口に嵌合する遮蔽部はリンク
結合又は弾性結合によりサブタンクに回動可能に結合さ
れる。これにより、燃料タンクが浅底であり、かつ、サ
ブタンクの前後長が燃料タンクの開口径より大きくて
も、サブタンクをまずその前端面から燃料タンクの開口
に挿入し、次に、燃料タンク内へ所定の回動面内にて回
動しつつ挿入し、約90度回動後、サブタンクの底面を
燃料タンクの底部に着座させることができる。
と底面との間の角部が面取りされて前方面取り部とな
り、更に、サブタンクの後端面と底面との間の角部が面
取りされて後方面取り部となる。これにより、サブタン
クの前方面取り部が燃料タンクの底面をこすりつつ、サ
ブタンクの後方面取り部が燃料タンクの開口縁をこすり
つつ、サブタンクの上記回動挿入を行うことができ、必
要なサブタンク容積を確保しつつ、浅底で開口が小さい
燃料タンクに円滑にサブタンクを挿入することができ
る。
の車両の燃料供給装置において更に、結合部は、サブタ
ンクを回動自在に支持しつつ前記サブタンクと同じ回動
面にて前記遮蔽部に回動自在に支持されるリンク部から
なるので、サブタンク、遮蔽部などに無理な力がかかる
ことがないので、それらの強度を強化する必要もなく、
挿入時に余分な力を必要とせず、挿入作業が容易とな
る。
3のいずれか記載の車両の燃料供給装置において更に、
後方面取り部の左右端部は、後方面取り部の中央部より
も更に面取りされている。このようにすれば、サブタン
クの上記回動挿入に際し、後方面取り部の左右端部及び
中央部と燃料タンクの開口縁との間の隙間が全体に小さ
くなるので、その他の寸法を増加することなく、サブタ
ンク容積を大きくすることができる。要するに、燃料タ
ンクの開口縁との接触の関係で必要な面取り量を減らす
ことができる。
4のいずれか記載の車両の燃料供給装置において更に、
前方面取り部は、回動面に対し直角方向に延在している
部分筒状面からなる。このようにすれば、サブタンクの
上記回動挿入に際し、前方面取り部と燃料タンクの底面
との間の隙間が全体に小さくなるので、その他の寸法を
増加することなく、サブタンク容積を大きくすることが
できる。要するに、燃料タンクの開口縁との接触の関係
で必要な面取り量を減らすことができる。
装置の好適な態様を以下の実施例を参照して説明する。
図1に示し、その斜視図を図2に示す。この燃料供給装
置1は図示しない燃料ポンプを内蔵する偏平密閉缶形状
のサブタンク2を有して、樹脂製の燃料タンク3内に収
容されている。
を介して燃料供給装置1の一部をなすブラケット(遮蔽
部)5により閉鎖されており、リテーナ6は開口30を
有する筒部31の外周に螺入されて、リブ付き厚円盤形
状のブラケット5の上記リブ及びガスケット4の周縁部
を筒部31の先端縁に押し付けてシールしている。ブラ
ケット5は燃料タンク3内に垂下する突出部50を有
し、突出部50の左右側面(紙面奥行き方向)にはブー
メラン形状を有する一対のリンクプレート(リンク部、
結合部)7の基端部が枢支されている。
2の左右側面ほぼ中央部に個別に枢支されており、これ
により、サブタンク2はリンクプレート7の回動面内に
て自転回動、公転回動自在となっている。8はフロート
アーム80の先端に設けられたフロートであって、フロ
ートアーム80はサブタンク2に枢支されており、フロ
ートアーム80の基端はサブタンク2内にて燃料レベル
センサ81のポテンショメータを回動させる構造となっ
ている。
プから吐出された加圧燃料は突出部50内のフィルタ、
ブラケット5から外部に突出する燃料供給パイプ41を
通じて外部へ送給される。サブタンク2の形状について
更に説明する。サブタンク2の前端面(サブタンク2を
回動させつつ燃料タンク3内に挿入する際に燃料タンク
3の底面32に最初に当たる側端面)21と底面22と
の間の角部が面取りされて、前方面取り部23が形成さ
れており、同様に、サブタンク2の後端面(前端面21
と反対側の端面)24と底面22との間の角部が面取り
されて、後方面取り部25が形成されている。
に対し直角方向に延在している部分筒状面からなり、後
方面取り部25の左右端部25aは後方面取り部25の
左右方向中央部25bよりも更に大きく面取りされてい
る。このサブタンク2を燃料タンク3内に挿入する作業
を以下に説明する。サブタンク2は、まずその前端面2
1から燃料タンク3の開口30に挿入された後、燃料タ
ンク2内へ垂直回動面内にて回動しつつ挿入され、約9
0度回動後、サブタンク2の底面22が燃料タンク3の
底部32に着座する。
ンク3の底面32に接触し、サブタンク2の後方面取り
部25の一部がまだ燃料タンク3の開口0の外に残って
いる状態を図3に示す。サブタンク2は、図3の状態か
ら垂直面内を回動しながら多少前方へ進出しつつ、燃料
タンク3に挿入される。この時、前方面取り部23は燃
料タンク3の底面32をこすりながら回動し、後方面取
り部25は燃料タンク3の筒部31の内周面に接触乃至
近接しながら回動する。
21、24が図3に示す斜線部だけ面取りされ、かつ、
後方面取り部25の左右端部25aはその中央部25b
より更に面取りされているので、開口30の径を増大す
ることなく、燃料タンク3の深さを増大することなく、
サブタンク2の容積を縮小することなく、サブタンク2
を燃料タンク3に挿入することができる。
のは、サブタンク2の頂面26が筒部31の下端をこじ
らず、前方面取り部23が左右全幅にわたって燃料タン
ク3の底面32をスライドし、かつ、後方面取り部25
がその左右全幅にわたって筒部31の内周面に接する形
状とした場合であることがわかる。
る。
る。
タンク3の底面32に接触し、サブタンク2の後方面取
り部25の一部がまだ燃料タンク3の開口30の外に残
っている状態を示す縦断面図である。
5はブラケット(遮蔽部)、7はリンクプレート(結合
部、リンク部)、23は前方面取り部、25は後方面取
り部。
Claims (5)
- 【請求項1】車両の燃料タンクの開口に嵌合する遮蔽
部、前記燃料タンクの底面に着座可能な底部を有して前
記燃料タンクに内設されるサブタンク、前記サブタンク
及び前記遮蔽部をリンク結合するリンク部、及び、前記
サブタンクに収容されて前記遮蔽部を通じて外部に燃料
を吐出する燃料ポンプを備えることを特徴とする車両の
燃料供給装置。 - 【請求項2】車両の燃料タンクの開口に嵌合する遮蔽
部、前記燃料タンクの底面に着座可能な底部を有して前
記燃料タンクに内設されるサブタンク、前記サブタンク
を前記遮蔽部に回動可能に結合する結合部、及び、前記
サブタンクに収容されて前記遮蔽部を通じて外部に燃料
を吐出する燃料ポンプを備える車両の燃料供給装置であ
って、 前記サブタンクを回動させつつ前記燃料タンクに挿入す
る際に前記燃料タンクの底面に最初に当たる側端面を意
味する前記サブタンクの前端面は、前記サブタンクの底
面に向けて面取りされて前方面取り部をなし、 前記前端面と反対側の端面である前記サブタンクの後端
面は、前記サブタンクの底面に向けて面取りされて後方
面取り部をなし、 前記サブタンク前記前後端面間の距離は、前記燃料タン
クの開口径より大きくされ、 前記サブタンクは、前記両面取り部なしでは前記燃料タ
ンク内に挿入不能であり、かつ、前記両面取り部の形成
により前記燃料タンク内に挿入可能となる形状を有する
ことを特徴とする車両の燃料供給装置。 - 【請求項3】請求項2記載の車両の燃料供給装置におい
て、 前記結合部は、前記サブタンクを回動自在に支持しつつ
前記サブタンクと同じ回動面にて前記遮蔽部に回動自在
に支持されるリンク部からなることを特徴とする車両の
燃料供給装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか記載の車両の燃
料供給装置において、 前記後方面取り部の左右端部は、前記後方面取り部の中
央部よりも更に面取りされていることを特徴とする車両
の燃料供給装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか記載の車両の燃
料供給装置において、 前記前方面取り部は、前記回動面に対し直角方向に延在
している部分筒状面からなることを特徴とする車両の燃
料供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6995698A JP3823523B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 車両の燃料供給装置 |
US09/271,918 US6230690B1 (en) | 1998-03-19 | 1999-03-18 | Fuel supply apparatus for vehicle |
KR1019990009375A KR100285173B1 (ko) | 1998-03-19 | 1999-03-19 | 차량의 연료공급장치 |
DE1999112494 DE19912494A1 (de) | 1998-03-19 | 1999-03-19 | Kraftstoffversorgungsvorrichtung für ein Fahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6995698A JP3823523B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 車両の燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11264355A true JPH11264355A (ja) | 1999-09-28 |
JP3823523B2 JP3823523B2 (ja) | 2006-09-20 |
Family
ID=13417625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6995698A Expired - Lifetime JP3823523B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 車両の燃料供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3823523B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521631A (ja) * | 2000-02-02 | 2003-07-15 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 圧送ユニット |
JP2008061670A (ja) * | 2006-09-05 | 2008-03-21 | Sanyo Electric Co Ltd | スプレー付きアイロン |
JP2009236061A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Honda Motor Co Ltd | 燃料供給装置 |
EP2444267A1 (en) * | 2010-10-21 | 2012-04-25 | Coskunoz Metal Form, Makina Endustri Ve Ticaret Anonim Sirketi | A fuel tank |
US10012189B2 (en) | 2014-08-26 | 2018-07-03 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | In tank fuel pump mounting arrangement |
US10266050B2 (en) | 2014-08-26 | 2019-04-23 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel supply devices |
US10753328B2 (en) | 2014-08-26 | 2020-08-25 | Asian Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel supply devices |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP6995698A patent/JP3823523B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US10012189B2 (en) | 2014-08-26 | 2018-07-03 | Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha | In tank fuel pump mounting arrangement |
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US10753328B2 (en) | 2014-08-26 | 2020-08-25 | Asian Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuel supply devices |
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