JPS6313046Y2 - - Google Patents

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JPS6313046Y2
JPS6313046Y2 JP1981161586U JP16158681U JPS6313046Y2 JP S6313046 Y2 JPS6313046 Y2 JP S6313046Y2 JP 1981161586 U JP1981161586 U JP 1981161586U JP 16158681 U JP16158681 U JP 16158681U JP S6313046 Y2 JPS6313046 Y2 JP S6313046Y2
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JP
Japan
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shaft
sun visor
spring member
spring
leaf spring
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JP1981161586U
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English (en)
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JPS5865120U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用サンバイザ構造の改良に関する
ものである。
従来のサンバイザは、実開昭56−111013号明細
書に記載のように、断面U字形のばね体(本願考
案のばね部材に対応する)がシヤフトと弾接して
係合する構造を有しており、同シヤフトには平行
な二面カツトの平面部が形成されており、ばね体
の挾圧部が平行な平面であるので、サンバイザが
格納状態の位置にあるときは安定して同位置に保
持されるものの、格納位置から使用位置へ切換え
るにはシヤフトの平面部と円弧部との境界部がば
ね体の内周面に接する位置までサンバイザを大き
く回動しなければ、ばね体のばね作用によつてサ
ンバイザが格納位置まで引き戻されてしまい、サ
ンバイザを好みの位置に設定できなくなつてしま
う不具合がある。
また、上記境界部がばね体の内周面に接するま
で同ばね体は比較的大きく弾性変形することとな
るので、格納位置から使用位置へサンバイザを動
かすに際し大きい操作力を要してしまう不具合が
ある。
さらに、サンバイザが使用位置に設定されてい
るときはばね体がシヤフトを強く押すので、使用
位置におけるサンバイザの回動にも大きな力を必
要とする不具合がある。
また、上記従来例のものは、サンバイザを格納
位置からほぼ180゜回転させた位置にも安定的に保
持される構成をとつており、これも上記格納位置
から使用位置へと切り換える場合と同様に、ばね
体の内周面と上記シヤフトとが接触する部分が同
シヤフトの上記境界部よりも平面部側となつた瞬
間にばね体のばね作用により上記180゜回動させた
位置まで自然に回動してしまう不具合がある。
本考案は上記に鑑み創案されたもので、車体に
支持されるシヤフトと、断面略U字形を呈し同U
字形の底部近傍を上記シヤフトに回転自在に枢支
される板ばね部材と、同板ばね部材に一体的に成
形されたサンバイザとを備えてなるものにおい
て、上記シヤフトに同シヤフトの軸線方向に沿つ
て単一の凹条部を形成し、上記ばね部材の上記底
部近傍の内周面に上記サンバイザが格納状態で上
記凹条部に係合し同サンバイザの使用状態で上記
シヤフトの外周面に当接する単一の凸条部を形成
したことを特徴とする車両用サンバイザ構造を要
旨とするものである。
以下本考案の一実施例を第1図乃び第2図に基
づいて説明する。1は車室内前方上端部に配設さ
れてルーフパネル2に固定されたルーフレールイ
ンナであり、ヘツドライニング3とブラケツト4
とが取付けられている。5はブラケツト4に回転
可能に取付けられたシヤフトである。6はシヤフ
ト5に枢支されたサンバイザであり、充填部材7
と、充填部材7を補強するためのフレーム8と、
充填部材7に設けた孔部9に挿入されたシヤフト
を枢支する弾性体の略コ字断面形状をした第1板
バネ10と、第1板バネ10に設けた突出部11
と、突出部11を係合する孔12を有し第1板バ
ネ10の両端部を保持する略コ字断面形状をした
第2板バネ13とから形成されている。14はシ
ヤフト5の軸線方向に沿つて延びるようにシヤフ
ト5に設けられた一個の凹部である。15は第1
図の状態のようなサンバイザ6の格納時にシヤフ
ト5の凹部14と係合するように、第1板バネ1
0にシヤフト5の軸線方向に沿つて延びるように
設けた一個の凸部である。
従つて、上記実施例によれば、サンバイザ6を
第1図の状態からシヤフト5回りに回転すると、
第1板バネ10の凸部15とシヤフト5の凹部1
4との係合が解除されて、第1板バネ10の凸部
15がシヤフト5の凹部14以外の外周面16に
第1板バネ10の弾性力により係合して、サンバ
イザ6を任意の位置に係止されることができるた
め、乗員の上方視界が向上するという効果を奏す
る。
本願考案の構成によれば、サンバイザが格納さ
れた状態ではシヤフトに形成された凹条部とばね
部材に形成された凸条部とが係合するので、車両
が振動してもシヤフトに対してばね部材が相対回
転せず、サンバイザが確実に格納位置に保持され
る。
また、サンバイザの使用状態では上記凸条部が
シヤフトの外周面に当接(線接触)するので、サ
ンバイザの回動に節度感をもたせることが可能で
あると同時に、車両の振動によりサンバイザの設
定位置がずれてしまうことがないという効果を奏
する。
また、上記凹条部と凸条部との係合を解放する
ときに生ずるばね部材の弾性変形量が小さいの
で、比較的軽い操作力でサンバイザを格納位置か
ら使用位置へ切り変えることができる。
さらに、上記凸条部が上記凹条部から完全に解
放されるまではばね部材のばね作用によりサンバ
イザが格納位置へ引き戻されがちになるものの、
その範囲は小さいものであり、凸条部と凹条部と
の係合が解かれ同凸条部がシヤフトの外周面に当
接し始めると同時にサンバイザがシヤフトに対し
て安定的に固定されるので、サンバイザが使用可
能となる角度の範囲が大きいという効果を奏す
る。
また、本願考案のものは、使用位置において係
合する係合部をあえて設けなかつたので、使用位
置においては常に任意の角度にサンバイザを設定
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す車両用サンバ
イザ構造の部分断面図、第2図は第1図の部拡
大斜視図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図である。 1……ルーフレールインナ,4……ブラケツ
ト,5……シヤフト,6……サンバイザ,10…
…第1板バネ,13……第2板バネ,14……凹
部,15……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に支持されるシヤフトと、断面略U字形を
    呈し同U字形の底部近傍を上記シヤフトに回転自
    在に枢支される板ばね部材と、同板ばね部材に一
    体的に成形されたサンバイザとを備えてなるもの
    において、上記シヤフトに同シヤフトの軸線方向
    に沿つて、単一の凹条部を形成し、上記ばね部材
    の上記底部近傍の内周面に、上記サンバイザが格
    納状態で上記凹条部に係合し同サンバイザの使用
    状態で上記シヤフトの外周面に当接する単一の凸
    条部を形成したことを特徴とする車両用サンバイ
    ザ構造。
JP16158681U 1981-10-28 1981-10-28 車両用サンバイザ構造 Granted JPS5865120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16158681U JPS5865120U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 車両用サンバイザ構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP16158681U JPS5865120U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 車両用サンバイザ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5865120U JPS5865120U (ja) 1983-05-02
JPS6313046Y2 true JPS6313046Y2 (ja) 1988-04-14

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ID=29953947

Family Applications (1)

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JP16158681U Granted JPS5865120U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 車両用サンバイザ構造

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JP (1) JPS5865120U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53572A (en) * 1976-06-24 1978-01-06 Package Machinery Co High speed stacking machine

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6018976Y2 (ja) * 1980-01-30 1985-06-08 マツダ株式会社 車輌用サンバイザの支承装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53572A (en) * 1976-06-24 1978-01-06 Package Machinery Co High speed stacking machine

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Publication number Publication date
JPS5865120U (ja) 1983-05-02

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