JPS6334966Y2 - - Google Patents

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JPS6334966Y2
JPS6334966Y2 JP5756683U JP5756683U JPS6334966Y2 JP S6334966 Y2 JPS6334966 Y2 JP S6334966Y2 JP 5756683 U JP5756683 U JP 5756683U JP 5756683 U JP5756683 U JP 5756683U JP S6334966 Y2 JPS6334966 Y2 JP S6334966Y2
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JP
Japan
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stabilizer
threaded
concave curved
terminal
bending
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JP5756683U
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JPS59163508U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は自動車の緩衝部材として使用されるねじ
付スタビライザーに関するものである。
従来の此種スタビライザーは、第4図に示す如
く胴部10′の端末部11′を屈曲させて、ねじ部
12′の軸線l2′を胴部軸線l1′に対し偏向せしめ、
これによりねじ部12′を車体シヤーシ側に螺着
出来る様位置決めした構成であつた。
しかしながら、従来のスタビライザーは直棒型
の胴部10′をそのまま屈曲せしめているから、
下記欠点を避けられなかつた。
一般に此種スタビライザーは構造上の理由か
ら、端末部11′の屈曲寸法、即ち屈折点P′から
端縁a′迄の長さd1′が短く、このため端末部1
1′の直線部分b′の寸法d2′が極めて小さくなるか
ら、通常の曲げ加工では所謂「ヒケ」現象によつ
て、第4図の如く、ねじ部軸線l2′と直角な直交線
l3′に対し端縁a′が曲げ不足となり、これによつて
軸線l2′の端縁a′に対する直角度を出す事が困難で
ある。
このために、従来においても、端末部11′の
曲げ加工を改良し曲げ型によつて端縁a′を直交線
l3′に向け押出す方法が採られているが、この様に
すると第5図の如く、曲げ型の圧痕による「ダ
レ」c′が往々にして膨出形成される事があり、こ
の場合にはこの「ダレ」c′によつて端縁a′と車体
側取付面Sとの間に角度θの傾きが生じるから、
スタビライザー取付時において、ねじ部12′の
軸方向へ働く締付荷重によりS′点から破壊が生じ
ると云う欠点があつた。
従つて従来のスタビライザーにあつては、上記
「ダレ」の発生を検出するための品質管理手間が
面倒であるばかりでなく、「ダレ」を有するスタ
ビライザーは各個別に切削工程によつて「ダレ」
を除去する必要があるから、このための手間も面
倒であると云う不利益があつた。
本案はこの様な欠点を解消し得るスタビライザ
ーを簡単安価に提供せんとするものである。
以下に本案スタビライザーを第1図乃至第3図
について説明する。
第1図は本案スタビライザーの斜視図で、胴部
10は従来スタビライザーと同様に成形されてお
り、端末部11はねじ部12を車体シヤーシ側の
取付面に対し直角に位置せしめる様に屈曲せしめ
られている。
上記端末部11には、第2図に示す如く、端末
部胴面を囲繞する様に凹曲面20が形成されてお
りこの凹曲面20によつて端末部11の曲げ加工
時による変歪が吸収される。
上記凹曲面20は、第3図に示す如く、端末部
11にその屈折点Pを中心として予め形成されて
おり、望ましくは凹曲面20の長さd3がd3=2
(d1−d2)の関係にあり、又凹曲面20と端末部
11の端縁aとの間に直線部分bを形成する短い
直棒形状部分がある様に設定される。
尚ここでd1は屈折点Pと端縁aとの距離であり
d2は上記直線部分bの長さである。
本案スタビライザーはこの様なものであるか
ら、これを使用する時は下記効果を期待する事が
出来る。
凹曲面20が屈折点Pを中心として囲繞形成さ
れているため、端末部11の屈曲部分直径が小さ
くなつて曲げ加工が容易になると共に、曲げ加工
によつて生じる屈曲部分の変歪が凹曲面20で吸
収されるから、直線部分bの軸線l1に対する偏向
角度を大きくする事が容易に出来、従つてねじ部
12の端縁aに対する直角度を正確且つ容易に出
す事が出来る。
端末部11に大きな圧力を加えなくても、端末
部11を充分屈曲させる事が出来るから、端縁を
押出す様な曲げ型を用いる必要がなく、従つて曲
げ加工時におけるダレの発生生を防止する事が出
来る。本案スタビライザーはこの様なものである
から、此種製品として実用上有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案スタビライザーの斜視図、第2図
は同上スタビライザーの要部を示す拡大側面図、
第3図は本案スタビライザーの曲げ加工前の端末
部を示す拡大側面図、第4図、第5図は夫々従来
スタビライザーの端末部を示す拡大側面図であ
る。 図中10はスタビライザーの胴部、11は端末
部、20は凹曲面、aは端縁、Pは屈曲中心を
夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 胴部に連らなる端末部にねじ部を連設すると
    共に上記端末部を屈曲してねじ部の軸線を胴部
    の軸線に対し偏向せしめたねじ付スタビライザ
    ーにおいて、上記端末部にその屈曲中心を中心
    とした凹曲面を囲繞形成し、この凹曲面部分に
    おいて端末部を屈曲したねじ付スタビライザ
    ー。 2 上記凹曲面が、凹曲面の長さをd3、屈曲中心
    から端縁迄の長さをd1、端末部の端縁側に形成
    される直線部分をd2として、d3=2(d1−d2
    の関係にある実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のねじ付スタビライザー。
JP5756683U 1983-04-19 1983-04-19 ねじ付スタビライザ− Granted JPS59163508U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5756683U JPS59163508U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 ねじ付スタビライザ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5756683U JPS59163508U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 ねじ付スタビライザ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59163508U JPS59163508U (ja) 1984-11-01
JPS6334966Y2 true JPS6334966Y2 (ja) 1988-09-16

Family

ID=30187864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5756683U Granted JPS59163508U (ja) 1983-04-19 1983-04-19 ねじ付スタビライザ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS59163508U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100725176B1 (ko) * 2000-04-14 2007-06-07 주식회사 만도 차량용 스테빌라이저

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59163508U (ja) 1984-11-01

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