JPH075289Y2 - タップピース - Google Patents

タップピース

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JPH075289Y2
JPH075289Y2 JP1988093968U JP9396888U JPH075289Y2 JP H075289 Y2 JPH075289 Y2 JP H075289Y2 JP 1988093968 U JP1988093968 U JP 1988093968U JP 9396888 U JP9396888 U JP 9396888U JP H075289 Y2 JPH075289 Y2 JP H075289Y2
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JP
Japan
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tap
tap piece
piece
hole
bolt
Prior art date
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JP1988093968U
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JPH0219923U (ja
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清 真保
光信 山田
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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  • Pallets (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコンベヤフレーム等を構成する型材に形成した
取付溝を用いて、例えばローラブラケットを取付ける際
に使用するタップピースに関する。
[従来の技術] 周知のようにベルトコンベヤ等のフレームは、長尺状の
アルミニウム製の押出型材で構成され、この型材に形成
された取付溝を用いて各種アタッチメントを取付けてい
る。すなわち、一例としてベルトコンベヤのリターンロ
ーラを取付けるに当っては、第10図に示すようにフレー
ム1,1に形成された取付溝2,2にタップピース3,3を挿入
し、これにボルト4,4を螺着してブラケット5,5を固定
し、このブラケット5,5にリターンローラ6を軸支して
いる。
ところで、前記タップピース3,3にボルト4,4を螺着する
に当っては、通常タップピース3,3の高さがフレーム1
の取付溝2,2の高さより低いため、ボルト4,4の螺着時に
タップピース3,3が溝2,2内に浮いてしまい、螺着作業に
手間がかかることが多かった。
そこで、上記難点を解決するため、第11図に示すような
タップピース6が提案されている。このものは、ステン
レスあるいはアルミニウム製でコ字形本体の中央部にネ
ジ孔7が形成されており、第11図に示すように取付溝2
に両端フランジ部6a、6aを上にして挿入し、ボルト4を
螺着するよう構成されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで前記コ字形のタップピース6は金属製であるた
め重量があり、しかも高価で作業性の上でも次のような
問題点がある。すなわち、組立が完了した後に取付溝2
を利用して別のアタッチメントを取付けるに当っては、
フレーム1の端部に取付けた種々のアタッチメントを取
外し、しかるのち、タップピース6を溝2端部から挿入
しなければならず、多大の手間と時間を要することにな
る。
本考案は上記従来形の難点を排除すべくなされたもの
で、その目的とするところは安価で使い勝手のよいタッ
プピースを提供することにある。
本願考案は、合成樹脂製の方形状基体部の平面中央に貫
通孔を穿設し、この貫通孔と軸芯を同じくするナットを
一体成形して形成したメネジ部によりネジ孔を形成する
と共にこのネジ孔を挟んだ両側に左右一対の支持片を一
体に成形したことを特徴とするタップピースであり、上
記基体部の長手方向一側方には、基体部下面と同一延長
上に薄肉ヒンジとともにスペーサを延設したタップピー
スである。
一例として、型材の取付溝に本願考案のタップピースを
支持片が上向きになるように挿入し、所定の位置で停止
してブラケット等をボルト締めするが、ボルトを挿入し
て締め付ける際に、タップピースの支持片が取付溝の溝
底に当接して、タップピースを溝内で浮き上がらないよ
うにしたためにボルト締め付け作業を容易に行なうこと
ができる。
さらに、指定寸法のスペーサを具備すれば、一対のタッ
プピースの位置決めをきわめて簡単に行なうことができ
る。
[実施例] 以下、図面の実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同側
面図で、図中符号10がタップピースである。
タップピース10は、方形状の基体部11の中央に角ナット
12をインサート成形したジュラコン製で、前記基体部11
中央の肉厚部13中央には、インサートした角ナット12の
メネジ部14に連通する貫通孔15が形成されている。そし
て、前記貫通孔15を挟んで基体部11の上面両側には、円
柱状の支持片16,16が一体に立設されている。
次に前記構成を有するタップピース10の使用法につき、
コンベヤフレームにリターンローラ軸支用のブラケット
を取付ける例を用いて説明する。
まず、コンベヤフレーム17の取付溝18に一側方より、タ
ップピース10を支持片16,16が上向きとなるように所定
位置まで挿入装着する。
次いで、前記タップピース10が装着されたフレーム17の
取付溝18下面にブラケット19を当てがい、下方よりブラ
ケット19のボルト挿通孔19aにボルト20を挿通してタッ
プピース10の貫通孔15のネジ部14にボルト20を締付け固
定する。前記ボルト20の締付けに当っては、タップピー
ス10に突設形成した支持片16,16の先端が取付溝18の溝
底18aに当接するので、ボルト20先端でタップピース10
を突き上げてもタップピース10は溝18内で浮き上がるこ
とがなく、ボルト締付け作業を容易に行うことができ
る。
また、種々のアタッチメントを装着し終えたフレーム17
に別の部材を追加で取付ける際には、第5図に示すよう
にタップピース10の支持片16,16を、ペンチあるいはカ
ッターによって取り除いた上で、溝18の開口部18bから
斜めにして溝18内に挿入装着する。そして、所定の部材
をボルト21で締付け固定するが、この際にはタップピー
ス10の基体部11をレンチT等によって下方に押圧し、タ
ップピース10の浮きを防止しながらボルト21を締付ける
(第6図及び第7図)。
すなわち、本考案のタップピースの上記使用法によれ
ば、従来形のようにフレーム11端部に取付けたプーリー
等種々のアタッチメントを取外すことなく、容易にタッ
プピース10を取付溝18の所定位置に装着することが可能
となる。
次に本考案の他の実施例について説明する。
この実施例によるタップピース30は、第8図に示すよう
に第1の実施例と同様に基体部31の中央に角ナット32の
メネジ部33をネジ孔とした上で、基体部31の上面両側部
に支持片34,34を形成している。そして、基体部31の長
手方向一側方には基体部31の下面と同一延長上に薄肉ヒ
ンジ35を介してスペーサ36が延設されている。
このスペーサ36付きのタップピース30は、第9図に示す
ようにタップピース30を2個用いてブラケット30をフレ
ーム38に取付ける際に用いるもので、あらかじめ定めら
れたピッチに合せてスペーサ36の長さを決めておくこと
により、一対のタップピース30,30の位置決めを容易に
行うことができ、ボルト39によるブラケット37の締付
け、取付作業がスムースになるという特有の効果を奏す
る。また、本実施例のタップピース30は一対ではなく、
単一にて使用する場合にはスペーサ36は不用であるか
ら、ヒンジ35部分からスペーサ36を切り離し使用するこ
とも可能であり、またスペーサ36を取付けたまま使用す
ることも、もとより可能である。
なお、前記各実施例においては、タップピースの基体部
に、それぞれ角形ナットをインサート成形したが、必ず
しも角形ナットをインサート成形する必要はなく、剛性
の高い合成樹脂のみで成形し、この基体部にネジ孔を穿
設することも、もとより可能である。
また本考案は上記各実施例に限定されるものでなく、種
々の修正、変更が可能であることは勿論である。
更に本考案のタップピースは、前記各実施例について述
べたコンベヤのアタッチメント取付用に限定されるもの
ではなく、取付溝を介して種々のアタッチメントを取付
けるようにした各種装置にも使用しうることは云うまで
もない。
[考案の効果] 本考案は上記の構成としてので、型材の取付溝を用いて
種々のアタッチメントを取付ける場合、ボルトの締付け
に際し、タップピースが溝内で浮き上がることがなく、
ボルトの締付け作業を容易に行うことができるばかりで
なく、現場組立によりアタッチメントを追加取付けする
場合においても、すでに取付けた部品等を取外すことな
く、タップピースを溝内に装着しうるので手間が省け、
作業性が向上するという効果を奏する。
更にタップピース内に角形ナットをインサート成形した
場合においては、前記ナットが芯材となり、ねじれある
いは衝撃に強いタップピースを提供しうる。
また、本考案のタップピースは合成樹脂製であるため大
量生産にかない、使い勝手のよいタップピースを安価で
提供することが可能である。
さらに、指定寸法のスペーサを具備した一対のタップピ
ースのタップピースを使用すれば、一対のタップピース
の離間距離を容易に設定して両者の位置決めをきわめて
簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
側面図、第3図は使用状態を示す側面図、第4図は同上
断面図、第5図乃至第7図は他の使用方法を示す図、第
8図は第2の実施例の斜視図、第9図は同上使用方法を
示す図、第10図及び第11図は従来形を示す図である。 10,30…タップピース、11,31…基体部、12,32…角ナッ
ト、13…肉厚部、14,33…メネジ部、15…貫通孔、16,34
…支持片、17,38…コンベヤフレームa、18…取付溝、1
8a…溝底、18b…開口部、19,37…ブラケット、20…ボル
ト、35…薄肉ヒンジ、36…スペーサ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製の方形状基体部の平面中央に貫
    通孔を穿設し、この貫通孔と軸芯を同じくするナットを
    一体成形して形成したメネジ部によりネジ孔を形成する
    と共にこのネジ孔を挟んだ両側に一対の支持片を基体部
    と一体に成形したことを特徴とするタップピース。
  2. 【請求項2】上記基体部の長手方向一側方には、基体部
    下面と同一延長上に薄肉ヒンジとともにスペーサを延設
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載のタップピー
    ス。
JP1988093968U 1988-07-18 1988-07-18 タップピース Expired - Lifetime JPH075289Y2 (ja)

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JP1988093968U JPH075289Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 タップピース

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JP1988093968U JPH075289Y2 (ja) 1988-07-18 1988-07-18 タップピース

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JPH0219923U JPH0219923U (ja) 1990-02-09
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JPS5431267U (ja) * 1977-08-05 1979-03-01
JPS556986U (ja) * 1978-06-30 1980-01-17

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JPH0219923U (ja) 1990-02-09

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