JPH0242777Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0242777Y2 JPH0242777Y2 JP10493685U JP10493685U JPH0242777Y2 JP H0242777 Y2 JPH0242777 Y2 JP H0242777Y2 JP 10493685 U JP10493685 U JP 10493685U JP 10493685 U JP10493685 U JP 10493685U JP H0242777 Y2 JPH0242777 Y2 JP H0242777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- toilet bowl
- toilet
- slide nut
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、水洗便器等を床面に固定するための
便器固定用器具に関する。
便器固定用器具に関する。
従来、洋風便器の固定構造として実開昭58−
16284号公報に記載されたものがある。
16284号公報に記載されたものがある。
これは第5図に示すように、便器本体50の底
部の排水口51の周囲にフランジ部52を一体形
成し、排水管53との接続金具54を床面に固定
した後に固定ボルト55の下端をこの接続金具5
4に係合させ、ナツト56をフランジ部56の上
方からこの固定ボルト55に螺合して固定する構
成となつている。
部の排水口51の周囲にフランジ部52を一体形
成し、排水管53との接続金具54を床面に固定
した後に固定ボルト55の下端をこの接続金具5
4に係合させ、ナツト56をフランジ部56の上
方からこの固定ボルト55に螺合して固定する構
成となつている。
しかし、従来の固定構造では、便器本体50に
フランジ部52等の平面部を設ける必要があり、
成形型が複雑となる。
フランジ部52等の平面部を設ける必要があり、
成形型が複雑となる。
また、フランジ部52部分はナツト56を締付
けるために外部に露出した形状となり、便器本体
50の外郭に凹凸や角部分があるため、この部分
に埃等が堆積しやすく、衛生設備として不適切な
面もある。
けるために外部に露出した形状となり、便器本体
50の外郭に凹凸や角部分があるため、この部分
に埃等が堆積しやすく、衛生設備として不適切な
面もある。
本考案の目的は、便器本体に床固定用のフラン
ジ部52等の平面部を形成する必要なく床面に固
定でき、しかも便器の外郭形状を単純化して埃等
の付着を防止することにある。
ジ部52等の平面部を形成する必要なく床面に固
定でき、しかも便器の外郭形状を単純化して埃等
の付着を防止することにある。
本考案は、便器本体を床面に固定する固定プレ
ートを、平板状の基部及びその両端から内側に傾
斜して上方に伸延するアーム部とから構成し、両
アーム部の上端から下方に向けて切欠を形成する
とともに、この切欠にスライドナツトを上下方向
に摺動可能に嵌挿し、便器本体の側壁に開設した
取付け孔を挿通して頭部が同側壁に係合する固定
ボルトをこのスライドナツトに螺合することによ
つて便器本体を床面に固定するものである。
ートを、平板状の基部及びその両端から内側に傾
斜して上方に伸延するアーム部とから構成し、両
アーム部の上端から下方に向けて切欠を形成する
とともに、この切欠にスライドナツトを上下方向
に摺動可能に嵌挿し、便器本体の側壁に開設した
取付け孔を挿通して頭部が同側壁に係合する固定
ボルトをこのスライドナツトに螺合することによ
つて便器本体を床面に固定するものである。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説
明する。
明する。
第1図は本考案に係る便器固定用器具の分解斜
視図、第2図は便器固定前の状態を示す正面図、
第3図は固定状態の正面図である。
視図、第2図は便器固定前の状態を示す正面図、
第3図は固定状態の正面図である。
図中、1は弾性鋼板を素材とする固定プレート
で、床面固定用ビス20が挿通するビス孔2を開
設した平面状の基部3と、同基部3の両端から内
側に傾斜して伸延する一対のアーム部4を形成
し、さらにアーム部4には上端から下方に向けて
切欠5を設けている。
で、床面固定用ビス20が挿通するビス孔2を開
設した平面状の基部3と、同基部3の両端から内
側に傾斜して伸延する一対のアーム部4を形成
し、さらにアーム部4には上端から下方に向けて
切欠5を設けている。
切欠5の形状は、互いに平行な切欠縁5aを有
する長方形状で、この切欠縁5aにスライドナツ
ト6が上下方向へ移動可能に嵌挿されている。
する長方形状で、この切欠縁5aにスライドナツ
ト6が上下方向へ移動可能に嵌挿されている。
スライドナツト6は例えばアルミニユウム等の
金属を素材とし、両側部には固定プレート1の切
欠縁5aをガイドする凹溝7を形成するとともに
雌螺子孔8を貫設している。この雌螺子孔8の軸
線は第2図で示すようにスライドナツト6軸に対
して傾斜し、固定ボルト(後述)をスライドナツ
ト6に螺合させた時雌螺子孔8は固定プレート1
に対して水平となつている。
金属を素材とし、両側部には固定プレート1の切
欠縁5aをガイドする凹溝7を形成するとともに
雌螺子孔8を貫設している。この雌螺子孔8の軸
線は第2図で示すようにスライドナツト6軸に対
して傾斜し、固定ボルト(後述)をスライドナツ
ト6に螺合させた時雌螺子孔8は固定プレート1
に対して水平となつている。
さらに、10は便器本体30を固定プレート1
に連結するための固定ボルト、11はこの固定ボ
ルト10とともに一体的に付属する金属製または
合成樹脂製の化粧座金である。
に連結するための固定ボルト、11はこの固定ボ
ルト10とともに一体的に付属する金属製または
合成樹脂製の化粧座金である。
上記構成の固定用器具による便器本体30の床
面への据えつけ作業は以下の手順で行う。
面への据えつけ作業は以下の手順で行う。
まず、固定プレート1を床面固定用ビス20に
より床面31に固定し、便器本体30の内部にこ
の固定プレート1が含まれるように便器本体30
を床面31にセツトする。
より床面31に固定し、便器本体30の内部にこ
の固定プレート1が含まれるように便器本体30
を床面31にセツトする。
この便器本体30のセツト時には、その下部側
の側壁32に開設した取付け孔33がスライドナ
ツト6に略整合するように予め位置決めする。
の側壁32に開設した取付け孔33がスライドナ
ツト6に略整合するように予め位置決めする。
次に、化粧座金11付きの固定ボルト10を取
付け孔33内に挿入し、スライドナツト6の雌螺
子孔8にこれを螺合する。
付け孔33内に挿入し、スライドナツト6の雌螺
子孔8にこれを螺合する。
この固定ボルト10とスライドナツト6の螺合
開始時点では、雌螺子孔8が略水平となるように
アーム部4の傾斜に対する雌螺子孔8の軸線方向
を決定しておく。
開始時点では、雌螺子孔8が略水平となるように
アーム部4の傾斜に対する雌螺子孔8の軸線方向
を決定しておく。
固定ボルト10とスライドナツト6との螺合に
より、化粧座金11が便器本体30の側壁32に
当接するが、その際まだスライドナツト6の下端
はアーム部4の切欠縁5aの下端に当接していな
いので、さらに固定ボルト10を便器本体30が
割れない範囲で締め込むと、スライドナツト6の
下方に引つ張られるためアーム部4が便器本体3
0の側壁32に引つ張られるように弾性変形す
る。
より、化粧座金11が便器本体30の側壁32に
当接するが、その際まだスライドナツト6の下端
はアーム部4の切欠縁5aの下端に当接していな
いので、さらに固定ボルト10を便器本体30が
割れない範囲で締め込むと、スライドナツト6の
下方に引つ張られるためアーム部4が便器本体3
0の側壁32に引つ張られるように弾性変形す
る。
この弾性変形によつて、左右の固定ボルト10
はそれぞれの頭部分が下向きの作用力を負荷さ
れ、この作用力が化粧座金11を介して便器本体
30を床面31に強固に押圧固定する。
はそれぞれの頭部分が下向きの作用力を負荷さ
れ、この作用力が化粧座金11を介して便器本体
30を床面31に強固に押圧固定する。
以上により、便器本体30は床面31に固定さ
れ、据えつけ後には便器本体30の側壁32から
固定ボルト10の頭部と化粧座金11のみが露出
する。
れ、据えつけ後には便器本体30の側壁32から
固定ボルト10の頭部と化粧座金11のみが露出
する。
このように、便器本体30に固定用のフランジ
部等の平面部を必要とすることなく床31面への
据えつけが行えるために、成形型を簡略化でき
る。
部等の平面部を必要とすることなく床31面への
据えつけが行えるために、成形型を簡略化でき
る。
また、据えつけ後の便器本体30の外郭には凹
凸部や角部がない形状とすることができるので埃
等の堆積がなく、また雑巾で簡単に拭けるため常
に清潔に使用できる。
凸部や角部がない形状とすることができるので埃
等の堆積がなく、また雑巾で簡単に拭けるため常
に清潔に使用できる。
尚、固定ボルト10は全ネジ型の他に第4図に
示すように先端に細い軸部10aを設けたものと
し、スライドナツト6へのねじ込みの際のガイド
として利用することにより、作業の簡略化を図る
こともできる。
示すように先端に細い軸部10aを設けたものと
し、スライドナツト6へのねじ込みの際のガイド
として利用することにより、作業の簡略化を図る
こともできる。
本考案は、便器本体に床固定用のフランジ部等
の平面部を形成する必要がないので便器の型構造
を簡略化でき、便器の外郭形状が単純なので埃等
が付着しても簡単に拭き取ることができ、常に清
潔に使用できる。
の平面部を形成する必要がないので便器の型構造
を簡略化でき、便器の外郭形状が単純なので埃等
が付着しても簡単に拭き取ることができ、常に清
潔に使用できる。
第1図は本考案に係る便器固定用器具の分解斜
視図、第2図は便器固定前の状態を示す正面図、
第3図は固定状態の正面図、第4図は他の固定ボ
ルトを示す斜視図、第5図は従来の便器固定構造
の断面図である。 1……固定プレート、2……ビス孔、3……基
部、4……アーム部、5……切欠、6……スライ
ドナツト、8……雌螺子孔、10……固定ボル
ト、20……床面固定用ビス、30……便器本
体、31……床面、32……側壁、33……取付
け孔。
視図、第2図は便器固定前の状態を示す正面図、
第3図は固定状態の正面図、第4図は他の固定ボ
ルトを示す斜視図、第5図は従来の便器固定構造
の断面図である。 1……固定プレート、2……ビス孔、3……基
部、4……アーム部、5……切欠、6……スライ
ドナツト、8……雌螺子孔、10……固定ボル
ト、20……床面固定用ビス、30……便器本
体、31……床面、32……側壁、33……取付
け孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 床面に固定する固定プレートを平板状の基部
と、同基部の両端から内側に傾斜して上方に伸
延するアーム部とから形成し、同両アーム部の
上端から下方に向けて切欠を形成するととも
に、同切欠にスライドナツトを上下方向に摺動
可能に嵌挿し、さらに同スライドナツトに、便
器本体の側壁に開設した取付け孔を挿通して頭
部が同側壁に係合する固定ボルトを螺合してな
る便器固定用器具。 2 上記固定プレートは弾性を有する金属板であ
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の便器固定用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10493685U JPH0242777Y2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10493685U JPH0242777Y2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212684U JPS6212684U (ja) | 1987-01-26 |
JPH0242777Y2 true JPH0242777Y2 (ja) | 1990-11-14 |
Family
ID=30978891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10493685U Expired JPH0242777Y2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242777Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH063718Y2 (ja) * | 1987-05-06 | 1994-02-02 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤ−ハ−ネス用クランプ |
JPH0649657Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1994-12-14 | 株式会社イナックス | 便器の設置構造 |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP10493685U patent/JPH0242777Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6212684U (ja) | 1987-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0242777Y2 (ja) | ||
JPH0342143Y2 (ja) | ||
JP2515516Y2 (ja) | 手摺の支柱固定具 | |
JPS642949Y2 (ja) | ||
JPS6080633A (ja) | 便器と排水管の接続装置 | |
JPS6335089Y2 (ja) | ||
JP2522033Y2 (ja) | 便器用排水フランジの取付構造 | |
JPS639661Y2 (ja) | ||
JPH068781Y2 (ja) | 浴槽のエプロン取付構造 | |
JP2568396Y2 (ja) | グリップの取付構造 | |
JPH075289Y2 (ja) | タップピース | |
JPS6029552Y2 (ja) | アジヤスタブル・マウント | |
JPS6037965Y2 (ja) | 手摺用ブラケツト | |
JPH0240121Y2 (ja) | ||
JPS6116867Y2 (ja) | ||
JPH0231867Y2 (ja) | ||
JP3494427B2 (ja) | 手摺ステーの取付構造 | |
JPH0615058Y2 (ja) | カーテンウォールのパネル取付具 | |
JPH0356571Y2 (ja) | ||
JP2593850Y2 (ja) | 手すりの取付構造 | |
JPH0132945Y2 (ja) | ||
JPH0330453Y2 (ja) | ||
JP2537954Y2 (ja) | 小便器構造 | |
JPS644991Y2 (ja) | ||
JPS6235722Y2 (ja) |