JPH0330453Y2 - - Google Patents

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JPH0330453Y2
JPH0330453Y2 JP16766586U JP16766586U JPH0330453Y2 JP H0330453 Y2 JPH0330453 Y2 JP H0330453Y2 JP 16766586 U JP16766586 U JP 16766586U JP 16766586 U JP16766586 U JP 16766586U JP H0330453 Y2 JPH0330453 Y2 JP H0330453Y2
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screw
pedestal
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lower screw
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 水洗容器本体の下面と床面との間にペデスタル
を配設し、ペデスタルの上部に取付けた支持機構
で洗面器本体又は流し本体等からなる水洗容器本
体を補助的に支持する構造の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種の支持構造としては、実開昭58−
156487号公報に記載のものがある。この支持構造
は、第5図乃至第7図に示す如く、壁面20にブ
ラケツト9,9を介して取付けられた水洗容器本
体4の下面と床面21との間にペデスタル1を配
設し、ペデスタル1の上部に取付けた支持機構
7,7で水洗容器本体4を補助的に支持するもの
である。そして、支持機構7は、ペデスタル1へ
の取付部2aと螺孔2bを有する支持杆取付部2
cとを備えた取付片2と、ペデスタル1の挿通孔
1a,1aに挿通されて取付片2の取付部2aを
ペデスタル1に接合する螺子6,6と、取付片2
の螺孔2bに螺合する支持杆3と、支持杆3上端
に遊嵌状に装着されて水洗容器本体4下面に当接
する当接体5とよりなる。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来の支持構造には、次の如き欠点が
あつた。
(a) ペデスタル1の挿通孔周縁部1bは、ペデス
タル1に取付片2が片持ち支持状態で取付けら
れていることから、支持荷重による大きな曲げ
モーメントを集中的に受ける。そのため、陶器
製又は合成樹脂製のペデスタル1の場合にはク
ラツクを生ずることがあり、薄鋼板製のペデス
タル1の場合には変形することがあり、いずれ
にしても強固且つ美麗に施工できない。
(b) ペデスタル1の挿通孔1aに挿通した螺子
6,6を螺着しなければならないため、施工の
際に多くの手間と作業時間を必要とする。
本考案は、上記問題点を解決するために創案さ
れたものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の要旨は、水洗容器本体の下面と床面と
の間にペデスタルを配設し、ペデスタルの上部に
取付けた支持機構で水洗容器本体を支持する水洗
容器の支持構造において、上記支持機構は、ペデ
スタルに形成した上縁切込み部と、該上縁切込み
部の底部に差込み挟着した二股支持部材と、該二
股支持部材から上方へ立設した下方捩子と、前記
水洗容器本体の下面に当接する当接部材と、該当
接部材から前記下方捩子と軸芯を一致させて垂設
したものであつて前記下方捩子と逆螺旋関係にあ
る上方捩子と、前記下方捩子及び上方捩子に回転
自在に螺合する高さ調節捩子とより構成したこと
である。
[作用] ペデスタルの上縁切込み部の底部に二股支持部
材を差込み挟着してあるので、二股支持部材の受
けた支持荷重をペデスタルの上縁切込み部の底部
に分散させて伝達することが可能となると共に、
ペデスタルに二股支持部材を簡易迅速に装着する
ことができる。
[実施例の説明] 以下、本考案に係る水洗容器の支持構造(以
下、「本案構造」という)を図面に示す実施例に
基づいて説明する。
(第1実施例) 第1図乃至第3図は、本案構造の第1実施例を
示すものである。水洗容器本体4は、壁面20に
取付けたブラケツト9,9(第5図参照)で支持
してあると共に、陶器または合成樹脂等で形成さ
れたペデスタル11の両側上部に設けた支持機構
10,10とで支持してある。支持構造10は、
ペデスタル11に形成した上縁切込み部11a
と、該上縁切込み部11aの底部11bに上方か
ら差込み挟着した二股支持部材12と、該二股支
持部材12から上方へ立設した下方捩子13と、
前記水洗容器本体4の下面4aに当接する当接部
材15と、該当接部材15から前記下方捩子13
と軸芯を一致させて垂設したものであつて前記下
方捩子13と逆螺旋関係(即ち、下方捩子13が
右ねじであれば左ねじという関係であり、逆に下
方捩子13が左ねじであれば左ねじという関係)
にある上方捩子14と、前記下方捩子13及び上
方捩子14に回転自在に螺合する多面多角形の高
さ調節捩子16とで構成してある。下方捩子13
は、空回りしないように、二股支持部材13に溶
接又はカシメ接合等で接合してある。上方捩子1
4は、空回りしないように、当接体15に溶接又
はカシメ接合等で接合してある。支持機構10
は、調節捩子16をスパナ等で回転させることに
より、二股支持部材12と当接体15との上下間
隔Hを最適な支持間隔値とすることができる。本
第1実施例においては、下方捩子13及び上方捩
子14の延長軸芯が、ペデスタル11の肉部中心
を通過するため、ペデスタル11の底部11bに
加わる支持荷重は圧縮力のみとなり曲げモーメン
トとなることはない。更に、支持荷重は二股支持
部材12で分散されるため、ペデスタル11の底
部11bに加わる圧縮応力は小さい。なお、図示
は省略したが、下方捩子13及び上方捩子14を
雌捩子で形成すると共に、調節捩子16を雄捩子
で形成することも勿論可能である。
(第2実施例) 第4図は、本案構造の第2実施例の要部を示す
ものである。本第2実施例が前記第1実施例と異
なる所は、二股支持部材22の内側に張出した張
出部22aに下方捩子13を立設すると共に、調
節捩子26に大径の手回し部26aを形成し、更
に必要に応じてペデスタル11の上縁切込み部1
1aに化粧カバー27を嵌着した点である。な
お、本第2実施例にあつては、下方捩子13及び
上方捩子14の延長軸芯が、ペデスタル11の肉
部の外側を通過するため、ペデスタル11の底部
11bに曲げモーメントが加わることになるが、
曲げモーメントは二股支持部材22の挾持片部2
2b,22bで挾持片部長手方向に分散されて底
部11bに伝達される。
[本考案の効果] 以上詳述の如く、本案構造は、二股支持部材の
受けた支持荷重をペデスタルの上縁切込み部の底
部に分散させて伝達することができると共に、ペ
デスタルに二股支持部材を簡易迅速に装着するこ
とができるので、次の如き実用的効果を有する。
ペデスタルにクラツク又は変形を生じさせる
ことなく、強固且つ美麗に施工できる。
施工が簡易迅速となるため、施工費の低減を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案構造の第1実施例を示
すものであつて、第1図は側面図、第2図は要部
拡大側面図、第3図は第2図の−線断面図、
第4図は本案構造の第2実施例における正面拡大
断面図、第5図乃至第7図は従来の支持構造を示
すものであつて、第5図は正面図、第6図は拡大
平面図、第7図は第6図の−線断面図であ
る。 8……水洗容器本体、11……ペデスタル、1
2,22……二股支持部材、13……下方捩子、
14……上方捩子、15……当接体、16,26
……調節捩子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水洗容器本体の下面と床面との間にペデスタル
    を配設し、ペデスタルの上部に取付けた支持機構
    で水洗容器本体を支持する水洗容器の支持構造に
    おいて、上記支持機構は、ペデスタルに形成した
    上縁切込み部と、該上縁切込み部の底部に差込み
    挟着した二股支持部材と、該二股支持部材から上
    方へ立設した下方捩子と、前記水洗容器本体の下
    面に当接する当接部材と、該当接部材から前記下
    方捩子と軸芯を一致させて垂設したものであつて
    前記下方捩子と逆螺旋関係にある上方捩子と、前
    記下方捩子及び上方捩子に回転自在に螺合する高
    さ調節捩子とより構成したことを特徴とする水洗
    容器の支持構造。
JP16766586U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0330453Y2 (ja)

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JP16766586U JPH0330453Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JP16766586U JPH0330453Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6376072U JPS6376072U (ja) 1988-05-20
JPH0330453Y2 true JPH0330453Y2 (ja) 1991-06-27

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