JPH0417697Y2 - - Google Patents

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JPH0417697Y2
JPH0417697Y2 JP1315687U JP1315687U JPH0417697Y2 JP H0417697 Y2 JPH0417697 Y2 JP H0417697Y2 JP 1315687 U JP1315687 U JP 1315687U JP 1315687 U JP1315687 U JP 1315687U JP H0417697 Y2 JPH0417697 Y2 JP H0417697Y2
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JP
Japan
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glass
skylight
support
skylight glass
support girder
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JP1315687U
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ビルデイングの屋上等に配設される
四角、六角、八角等の角錐形の天窓に関する。
(従来技術及びその問題点) 角錐形の天窓では、その高さ、一辺の長さ及び
角数の変更によつて天窓ガラスと天窓の稜線に配
設される天窓ガラス支持用支持桁との位置関係が
異なつてくる。
これに対し、上記支持桁と天窓ガラスの側縁と
の間に配設される従来のガラスライナの横断面形
状は一般に長方形であり、それ自体で上述した位
置関係の変化に対応できるものではなかつた。
このため、支持桁の天窓ガラス対向面を天窓ガ
ラスの傾斜角度に対応する傾斜面とすることが行
われていたが、これでは傾斜面の傾斜角度が異な
る複数の支持桁を予め製作して用意しておかなく
てはならず、その支持桁形成用金型が複数必要で
あり、また複数種類の支持桁を多数ストツクして
おかなければならない。その結果、支持桁の価格
が割高になつていた。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、安価に入
手できるガラスライナの天窓ガラス当接面を天窓
ガラスの傾斜角度と同じ傾斜面に形成することに
よつて、支持桁を一種類用意するだけで、天窓ガ
ラスの様々に変化する傾斜角度に対応できるよう
にした角錐形天窓を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記従来の問題点を解決するために、本考案
は、多角形の基礎枠1の各角部から所要角度をも
つて斜め上方へのびる支持桁2の先端どうしを突
き合わせし、各支持桁2間に天窓ガラス3を配設
した天窓において、支持桁2と天窓ガラス3の側
縁との間に、天窓ガラス3の傾斜角度と同じ傾斜
角度のガラス当接面13Bを有するガラスライナ
13を配設し、天窓ガラス3の側縁を覆う押え板
15を支持桁2にボルト19止めすることによつ
て天窓ガラス3をガラスライナ13と押え板15
との間で挟持させるようにしてなる構成を採用す
るものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。この実施例は、第6図に示すように、四角錐
形、即ちピラミツド形の天窓に関するものであつ
て、四角形の基礎枠1と、該基礎枠1の各角部か
ら所要角度(この実施例では約35°)をもつて斜
め上方へのびると共に先端部が互いに接近させら
れた支持桁2と、各支持桁2間に取付けられた三
角形の天窓ガラス3と、各支持桁2の先端部を覆
うトツプカバー4とから構成されている。
第2図は支持桁2の箇所を縦断する天窓の縦断
面図(断面線は第6図の−線に沿う)であ
り、また第2図は天窓ガラス3の箇所を縦断する
天窓の縦断面図(断面線は第6図の−線に沿
う)である。この両図から明らかなように、各支
持桁2の先端部は直角に切断されると共にその先
端部どうしが連結金具5によつて連結されてい
る。その連結金具5は、鋼板、アルミ合金板等の
プレス成形またはアルミダイカスト等により形成
されており、第5図の斜視図から明らかなよう
に、正四角形の水平基板部5Aと、その水平基板
部5Aの各辺から各支持桁2の長手方向に対して
ほぼ直交する方向に沿つて斜め上方へのびる連結
板部5Bと、各連結板部5B間から外広がりに斜
めに立ち上がらせられると共にその上部が天窓中
心側へ折り曲げられた天窓ガラス受け板部5Cと
から構成され、上記各連結板部5Bの中央に上下
方向に沿う長孔6を貫設している。
前記支持桁2は、アルミ押出型材からなり、第
1図の分解斜視図及び第4図の横断面図に示すよ
うに、角筒状の桁本体2Aと、その桁本体2Aの
底辺から両側方へ突出するL字形の水受け部2B
と、桁本体2Aの上面中央に突設された一対の支
持突起2C及びその両支持突起2Cの外側に設け
られた一対の係合突条2Dとから構成されてい
る。
第1図及び第2図に示すように、各支持桁2の
先端部内にコの字形の連結板7の両端部を挿入す
ると共にその両端部を支持桁2にビス8止めし、
また、その連結板7の中央部表面を支持桁2の先
端面とほぼ面一とし、さらに、その中央部に貫通
孔9を穿設すると共にその裏面に貫通孔9と同芯
状にナツト10を溶接している。そして、前記各
連結板部5Bの長孔6を通つて上記ナツト10に
連結ボルト11を螺合させることにより、各支持
桁2の先端部どうしが連結金具5を介して強固に
一体連結されている。
第1図及び第4図に示すように、各支持桁2
と、これに対向する天窓ガラス3の側縁との間に
ゴム製ガラスライナ13を配置し、そのガラスラ
イナ13の支持桁当接面に形成した係合溝13A
を前記係合突条2Dに係合させ、また、その天窓
ガラス当接面13Bを天窓ガラス3の所要の傾斜
角度に沿わせた傾斜面に形成している。従つて、
ガラスライナ13は支持桁2に固定されると共に
天窓ガラス3に面接触して密着させられている。
このため、天窓ガラス3はガラスライナ13を介
して支持桁2に確実に支持されると共に、その間
の水密性が保持されている。
第4図に示すように、上記支持桁2に沿つて押
え板15が配設されている。この押え板15は、
横断面形状が山形に折り曲げられ、また支持桁2
よりも若干長く、さらに支持桁2とほぼ同一幅で
あつて、その両側縁部分がシール材16及びパツ
キン材17を介して天窓ガラス3の側縁を覆つて
いる。そして、押え板15及びその押え板15と
支持桁2との間の角パイプ18を貫通して支持桁
2のねじ孔に螺入させられたボルト19によつ
て、その押え板15は天窓ガラス3に押し付けら
れている。なお、第4図中、20は防水ワツシヤ
である。
前記トツプカバー4は、第2図及び第3図に示
すように、、押え板15及び天窓ガラス3上にシ
ール材22及びパツキン材23を介して載せら
れ、押え板15にボルト24止めされている。な
お、第3図中、25は天窓ガラス3と前記天窓ガ
ラス受け板部5Cとの間に挿入されたパツキン材
である。
前記基礎枠1は、第3図に示すように、アルミ
押出型材からなり、この実施例ではビルデイング
の屋上壁27に貫設された貫通孔28の周囲に配
設されると共にアンカー金具29にボルト・ナツ
ト30止めされている。そして、その天板部1A
と底板部1Bとの間の外周板部1Cと仕切板部1
Dとで囲まれた外室内に天窓ガラス3の下端縁が
嵌入させられている。また基礎枠1上の天窓ガラ
ス3より内側に溜つた水は、その基礎枠1に形成
された排水孔31を介して排水パイプ32から外
部へ排出されるようになつている。上記外室内に
は天窓ガラス3を挟持するパツキン材33とシー
ル材34とが充填され、また基礎枠1と屋上壁2
7との間にシール材35とパツキン材36が挿入
されている。
上記構成において、天窓を製作する場合には、
まず基礎枠1の各角部に支持桁2の基端を固定
し、また各支持桁2の先端面に連結金具5の各連
結板部5Bをあてがい、その長孔6を通つて各支
持桁2の先端部のナツト10に連結ボルト11を
螺入させる。これによつて各支持桁2の先端部ど
うしが連結金具5を介して強固に連結される。続
いて、各支持桁2の係合突起2Dにガラスライナ
13を嵌合させ、その後、天窓ガラス3を各支持
桁2間に取付ける。このとき、ガラスライナ13
の天窓ガラス当接面13Bが天窓ガラス3の所要
の傾斜角度に沿わせた傾斜面に形成されているこ
とから、このガラスライナ13は天窓ガラス3に
面接触して密着させられる。従つて、天窓ガラス
3はガラスライナ13を介して支持桁2に確実に
支持されると共に、その間の水密性が保持され
る。次に押え板15を天窓ガラス3の側縁に被
せ、ボルト19を支持桁2のねじ孔に螺入させる
ことにより、その押え板15をシール材16及び
パツキン材17を介して天窓ガラス3に押し付け
る。そして、トツプカバー4を支持桁2の先端部
に被せた後、それを押え板15にボルト24止め
すればよい。
上記実施例において、天窓ガラス3の補強のた
め、第6図に仮想線で示すように補強桟38を設
けてもよい。
上記実施例では、四角錐形の天窓を例にあげて
説明したが、本考案は、これ以外に、六角錐形、
八角錐形等の多角錐形の天窓にも適用することが
できるものである。
(考案の効果) 本考案の角錐形天窓によれば、天窓ガラス当接
面を天窓ガラスの傾斜角度と同じ傾斜面に形成し
たガラスライナを用いているから、天窓を製作す
る際には、天窓ガラス傾斜角度に適応した傾斜面
を有するがガラスライナを各支持桁に配設し、そ
のガラスライナ上に天窓ガラスの側縁を当接させ
ればよいから、従来のように天窓ガラスの傾斜角
度に合わせた支持桁をいちいち製作する必要がな
く、これがために製作費を大幅に低減することが
できる。またガラスライナの弾性によつて天窓ガ
ラスをそのガラスライナに密着させて確実な水密
性を保持すると共に、天窓ガラスとガラスライナ
とのそれぞれの当接面の傾斜角度に若干の誤差が
あつても、ガラスライナによつてそれが吸収さ
れ、天窓ガラスを強固に支持すことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は支持
桁付近の分解斜視図、第2図は支持桁の箇所を縦
断する天窓の要部の縦断面図(断面線は第6図の
−線に沿う)、第3図は天窓ガラスの箇所を
縦断する天窓の要部の縦断面図(断面線は第6図
の−線に沿う)、第4図は第2図の−線
矢視図、第5図は連結金具の斜視図、第6図は天
窓の斜視図である。 1……基礎枠、2……支持桁、3……天窓ガラ
ス、13……ガラスライナ、13B……天窓ガラ
ス当接面、15……押え板、19……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多角形の基礎枠の各角部から所要角度をもつて
    斜め上方へのびる支持桁の先端どうしを突き合わ
    せし、各支持桁間に天窓ガラスを配設した天窓に
    おいて、支持桁と天窓ガラスの側縁との間に、天
    窓ガラスの傾斜角度と同じ傾斜角度のガラス当接
    面を有するガラスライナを配設し、天窓ガラスの
    側縁を覆う押え板を支持桁にボルト止めすること
    によつて天窓ガラスをガラスライナと押え板との
    間で挟持させるようにしてなる角錐形天窓。
JP1315687U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0417697Y2 (ja)

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JP1315687U JPH0417697Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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JP1315687U JPH0417697Y2 (ja) 1987-01-30 1987-01-30

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Publication Number Publication Date
JPS63122519U JPS63122519U (ja) 1988-08-09
JPH0417697Y2 true JPH0417697Y2 (ja) 1992-04-21

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