JPH0735024Y2 - 連棟式車庫の屋根端部連結構造 - Google Patents
連棟式車庫の屋根端部連結構造Info
- Publication number
- JPH0735024Y2 JPH0735024Y2 JP1990040600U JP4060090U JPH0735024Y2 JP H0735024 Y2 JPH0735024 Y2 JP H0735024Y2 JP 1990040600 U JP1990040600 U JP 1990040600U JP 4060090 U JP4060090 U JP 4060090U JP H0735024 Y2 JPH0735024 Y2 JP H0735024Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- front frame
- pair
- back plate
- garage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、片流れ屋根を備えた一対の車庫を、その屋根
端部において連結して成る連棟式車庫における屋根端部
を連結する構造に関する。
端部において連結して成る連棟式車庫における屋根端部
を連結する構造に関する。
連棟式車庫としては例えば実公昭62-43091号公報に示す
ように、片流れ屋根を備えた一対の車庫におけるその屋
根端部を屋根板保持部材と連結部材で連結して成るもの
が知られている。
ように、片流れ屋根を備えた一対の車庫におけるその屋
根端部を屋根板保持部材と連結部材で連結して成るもの
が知られている。
かかる連棟式車庫における屋根端部連結構造は、連結部
材に一対の屋根板保持部材を連結し、その一対の屋根板
保持部材を一対の屋根の垂木端部にそれぞれビス止めす
ると共に、屋根板を支持させたものであるから、連結部
材、屋根板保持部材は片流れ屋根の屋根勾配に応じた形
状となり、屋根勾配の異なる片流れ屋根を備えた車庫を
連結する場合にはその屋根勾配に応じた形状の連結部
材、屋根板保持部材を用意しなければならない。
材に一対の屋根板保持部材を連結し、その一対の屋根板
保持部材を一対の屋根の垂木端部にそれぞれビス止めす
ると共に、屋根板を支持させたものであるから、連結部
材、屋根板保持部材は片流れ屋根の屋根勾配に応じた形
状となり、屋根勾配の異なる片流れ屋根を備えた車庫を
連結する場合にはその屋根勾配に応じた形状の連結部
材、屋根板保持部材を用意しなければならない。
また、連結部材に一対の屋根板支持部材を連結する作
業、屋根支持部材を垂木に連結する作業、屋根支持部材
に屋根を支持する作業を必要とするから、屋根端部を連
結する作業が面倒で長時間かかってしまう。
業、屋根支持部材を垂木に連結する作業、屋根支持部材
に屋根を支持する作業を必要とするから、屋根端部を連
結する作業が面倒で長時間かかってしまう。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした連
棟式車庫の屋根端部連結構造を提供することを目的とす
る。
棟式車庫の屋根端部連結構造を提供することを目的とす
る。
屋根端部を構成する前枠の外側面を略半円形状とし、一
対の屋根の前枠における外側面上部に前枠連結カバーを
配設し、前記前枠における外側面下部に裏板における前
枠外側面と同一形状の一側前枠当接部、他側前枠当接部
を当接し、この裏板より前記前枠連結カバーにビスを締
付けて一対の前枠を前枠連結カバーと裏板で挟持して連
結したものであり、これによって、前枠連結カバーと裏
板とに対して前枠で若干揺動変位できるから、屋根勾配
の異なる屋根の屋根端部を連結できる。
対の屋根の前枠における外側面上部に前枠連結カバーを
配設し、前記前枠における外側面下部に裏板における前
枠外側面と同一形状の一側前枠当接部、他側前枠当接部
を当接し、この裏板より前記前枠連結カバーにビスを締
付けて一対の前枠を前枠連結カバーと裏板で挟持して連
結したものであり、これによって、前枠連結カバーと裏
板とに対して前枠で若干揺動変位できるから、屋根勾配
の異なる屋根の屋根端部を連結できる。
第3図に示すように、複数の支柱1の上部に方杖2を介
して梁3を片持ち支持でそれぞれ連結し、各支柱1と梁
3とに亘って屋根4が取付けられて片流れ屋根を備えた
車庫5を構成し、その一対の車庫5の屋根端部を連結し
て連棟式車庫を構成している。
して梁3を片持ち支持でそれぞれ連結し、各支柱1と梁
3とに亘って屋根4が取付けられて片流れ屋根を備えた
車庫5を構成し、その一対の車庫5の屋根端部を連結し
て連棟式車庫を構成している。
前記屋根4は第4図に示すように、前枠10と後枠11と両
側枠12,12で屋根枠13とし、その前枠10と後枠11とに亘
って垂木14を連結すると共に、垂木14間に母屋15を取付
け、垂木14、母屋15上に屋根板16を取付けてあり、後枠
11が支柱1の上部にビス止めされ、母屋15が梁3にビス
止めしてある。
側枠12,12で屋根枠13とし、その前枠10と後枠11とに亘
って垂木14を連結すると共に、垂木14間に母屋15を取付
け、垂木14、母屋15上に屋根板16を取付けてあり、後枠
11が支柱1の上部にビス止めされ、母屋15が梁3にビス
止めしてある。
前記前枠10は断面略半円形状の外側壁17と階段形状の内
側壁18とによって内側に開口した凹部19を有する断面形
状の長尺材となり、その凹部19内に屋根板16の前端縁が
シール材を介して嵌合支持してある。
側壁18とによって内側に開口した凹部19を有する断面形
状の長尺材となり、その凹部19内に屋根板16の前端縁が
シール材を介して嵌合支持してある。
一方の屋根端部と他方の屋根端部は第1図、第2図に示
すように連結してある。
すように連結してある。
つまり、相対向する梁3,3の前後両面に亘って梁連結板2
0,20をそれぞれ配設してボルト21で締付け固着すること
で相対向する梁3,3を連結する。
0,20をそれぞれ配設してボルト21で締付け固着すること
で相対向する梁3,3を連結する。
この時、梁連結板20にはボルト挿通孔を予め穿設してあ
るが、梁3の前後両面には連結時に現場においてボルト
挿通孔を穿設する。
るが、梁3の前後両面には連結時に現場においてボルト
挿通孔を穿設する。
一方の前枠10の外側壁17上面と他方の前枠10の外側壁17
上面とに跨って前枠連結カバー22の横片23を載置して横
片23に一体的に設けた締結片24を両方の外側壁17,17間
に垂下させ、前記一方の前枠10の外側壁17下面と他方の
前枠10の外側壁17下面とに跨って裏板25の一側円弧状前
枠当接部26と他側円弧状前枠当接部27をそれぞれ当接
し、裏板25のビス挿通孔28よりビス29を前記締結片24に
締付けて前枠連結カバー22と裏板25で対向した一対の前
枠10,10を挟持して連結する。
上面とに跨って前枠連結カバー22の横片23を載置して横
片23に一体的に設けた締結片24を両方の外側壁17,17間
に垂下させ、前記一方の前枠10の外側壁17下面と他方の
前枠10の外側壁17下面とに跨って裏板25の一側円弧状前
枠当接部26と他側円弧状前枠当接部27をそれぞれ当接
し、裏板25のビス挿通孔28よりビス29を前記締結片24に
締付けて前枠連結カバー22と裏板25で対向した一対の前
枠10,10を挟持して連結する。
なお、第1図に示すとおり前述の挟持を安定させるため
に締結片24の両端部を前枠10の外側壁17と同一形状とし
て裏板25と締結片24をビス29で締付けた時に締結片24の
両端部が各前枠10,10の外側壁17,17に圧着するようにし
てある。
に締結片24の両端部を前枠10の外側壁17と同一形状とし
て裏板25と締結片24をビス29で締付けた時に締結片24の
両端部が各前枠10,10の外側壁17,17に圧着するようにし
てある。
前枠連結カバー22と裏板25に対して前枠10が若干上下揺
動変位できるから、屋根勾配の異なる片流れ屋根を備え
た車庫でも連結できる。
動変位できるから、屋根勾配の異なる片流れ屋根を備え
た車庫でも連結できる。
屋根4を構成する前枠10相互に跨って前枠連結カバー22
と裏板25を配設してビスで締付ければ良いので、屋根端
部の連結作業が簡単となる。
と裏板25を配設してビスで締付ければ良いので、屋根端
部の連結作業が簡単となる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は屋根端部連結部
の縦断面図、第2図はその底面図、第3図は連棟式車庫
の斜視図、第4図は屋根の断面図である。 4は屋根、10は前枠、22は前枠連結カバー、23は横片、
24は締結片、25は裏板、26は一側前枠当接部、27は他側
前枠当接部、29はビス。
の縦断面図、第2図はその底面図、第3図は連棟式車庫
の斜視図、第4図は屋根の断面図である。 4は屋根、10は前枠、22は前枠連結カバー、23は横片、
24は締結片、25は裏板、26は一側前枠当接部、27は他側
前枠当接部、29はビス。
Claims (1)
- 【請求項1】支柱1に屋根4を取付けた片流れ屋根を備
えた一対の車庫5,5を、その屋根4の端部相互を対向し
て配設し、その屋根端部を連結して成る連棟式車庫にお
いて、 前記屋根4の端部を構成する前枠10の外側面を略半円形
状とし、相対向する一対の前枠10,10の外側面上部間に
跨って、横片23に締結片24を設けて成る前枠連結カバー
22の横片23を載置し、前記一対の前枠10,10の外側面下
部に、裏板25における前記前枠10の外側面と同一形状の
一側前枠当接部26と他側前枠当接部27をそれぞれ押しつ
け、 この裏板25よりビス29を前記締結片24に締付けて前記連
結カバー22と裏板25で一対の前枠10,10を挟持したこと
を特徴とする連棟式車庫の屋根端部連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040600U JPH0735024Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 連棟式車庫の屋根端部連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990040600U JPH0735024Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 連棟式車庫の屋根端部連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130862U JPH03130862U (ja) | 1991-12-27 |
JPH0735024Y2 true JPH0735024Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31550526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990040600U Expired - Lifetime JPH0735024Y2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 連棟式車庫の屋根端部連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735024Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6454574B2 (ja) * | 2015-03-18 | 2019-01-16 | 三協立山株式会社 | 簡易建物 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840165Y2 (ja) * | 1979-05-10 | 1983-09-09 | 新日軽住宅建材株式会社 | バルコニ−支脚の支持装置 |
JPH044092Y2 (ja) * | 1985-03-21 | 1992-02-06 | ||
JPH0624503Y2 (ja) * | 1988-04-13 | 1994-06-29 | 昭和アルミニウム株式会社 | 組立建物の屋根における雨水排出装置 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP1990040600U patent/JPH0735024Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03130862U (ja) | 1991-12-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |