JPH045374Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045374Y2 JPH045374Y2 JP12940184U JP12940184U JPH045374Y2 JP H045374 Y2 JPH045374 Y2 JP H045374Y2 JP 12940184 U JP12940184 U JP 12940184U JP 12940184 U JP12940184 U JP 12940184U JP H045374 Y2 JPH045374 Y2 JP H045374Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic rubber
- bolt insertion
- rubber
- mounting plate
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の詳細な分野
この考案は、ゴムハンガー、特に車両ボデイに
取付けられ排気管を吊下げるのに好適なゴムハン
ガーに関する。
取付けられ排気管を吊下げるのに好適なゴムハン
ガーに関する。
従来のこのようなゴムハンガーを第3図に示
す。この図において、第1の取付け板1は上端に
ボルト挿通孔2を穿設した短冊状の鋼板からなつ
ている。第1の取付け板1の下部にはほぼ円筒状
の弾性ゴム3が、横向きに固着されている。この
弾性ゴム3の反対側には、第1の取付け板1と同
様にボルト挿通孔5を有する第2の取付け板4の
上部が固着されている。第4図に上記ゴムハンガ
ーの使用状態を示しており、この図において、第
1の取付け板1は図示しないボデイにボルトを介
して固定されている。第2の取付け板4には略U
字形のブラケツト6がボルト7によつて固定され
ている。より詳しくは、ブラケツト6は第2の取
付け板4にほぼ直交する向きに延びていてボルト
7のねじ込み方向とほぼ同じ方向に沿つて配置さ
れる排気管8を挟持できるようになつている。ま
た、ブラケツト6には排気管8の直径を確実に挟
持できる位置を選択できるように、横長のボルト
挿通孔9が穿設されている。このように排気管8
の振動を吸収するのであるが、この方式である
と、図中X及びY方向の動きに対してはバネ定数
が低いので比較的自由であるが、図中Z方向すな
わちゴムハンガーの取付け方向この場合は排気管
8の長手方向についてはバネ定数が高いので変位
量eも小さく自由度が少ないという欠点があり、
とりも直さずZ方向の振動に対して防振効果が少
ないという問題があつた。
す。この図において、第1の取付け板1は上端に
ボルト挿通孔2を穿設した短冊状の鋼板からなつ
ている。第1の取付け板1の下部にはほぼ円筒状
の弾性ゴム3が、横向きに固着されている。この
弾性ゴム3の反対側には、第1の取付け板1と同
様にボルト挿通孔5を有する第2の取付け板4の
上部が固着されている。第4図に上記ゴムハンガ
ーの使用状態を示しており、この図において、第
1の取付け板1は図示しないボデイにボルトを介
して固定されている。第2の取付け板4には略U
字形のブラケツト6がボルト7によつて固定され
ている。より詳しくは、ブラケツト6は第2の取
付け板4にほぼ直交する向きに延びていてボルト
7のねじ込み方向とほぼ同じ方向に沿つて配置さ
れる排気管8を挟持できるようになつている。ま
た、ブラケツト6には排気管8の直径を確実に挟
持できる位置を選択できるように、横長のボルト
挿通孔9が穿設されている。このように排気管8
の振動を吸収するのであるが、この方式である
と、図中X及びY方向の動きに対してはバネ定数
が低いので比較的自由であるが、図中Z方向すな
わちゴムハンガーの取付け方向この場合は排気管
8の長手方向についてはバネ定数が高いので変位
量eも小さく自由度が少ないという欠点があり、
とりも直さずZ方向の振動に対して防振効果が少
ないという問題があつた。
そこで、この考案は従来技術の上記問題を解決
するためになされたもので、その目的は取付け方
向に低いバネ定数をもたせて自由度を高めたゴム
ハンガーを提供することにある。
するためになされたもので、その目的は取付け方
向に低いバネ定数をもたせて自由度を高めたゴム
ハンガーを提供することにある。
以下、図示の実施例につき詳細に説明する。
第1図において、取付け板10は一端にボルト
挿通孔11が穿設された短冊状の鋼板であつて、
取付け状態においてボルト挿通孔11は上部に位
置させられる。補強板12は垂直側面12aとそ
の下端から斜めに折曲された斜面12bとこれの
下端から水平に延びる水平側面12cとの部分か
らなつているが、斜面12bは小さくともよい。
したがつてほぼL字状の形状を有していればよ
い。補強板12の垂直側面12aと取付け板10
の下部との間に、ほぼ円筒状の第1弾性ゴム13
が横向きに介在固着させられている。第1弾性ゴ
ム13は所望のバネ定数を得るために材質、形状
が限定されるもので、形状としては円筒状体に限
定するものではない。補強板の水平側面12cの
下位には、第2弾性ゴム14が懸架固着させられ
ている。第2弾性ゴム14は、ほぼ円筒状体のゴ
ムが横向きに直方体のゴムを介して補強板12に
懸垂している形状をなしているが、上記同様必要
なバネ定数が得られれば任意の形状でよい。第2
弾性ゴム14のほぼ中心を通り正面図bにおいて
横向きに円筒状カラー15が貫通させられてい
る。カラー15は第2弾性ゴム14より僅かに長
く設定されている。本実施例においては、第2弾
性ゴム14は補強板斜面12bにも肉薄状に固着
させれて(符号16)、第1弾性ゴム13と第2
弾性ゴム14とを連結している。この場合の利点
は、第1弾性ゴム13と第2弾性ゴム14を一体
成形できるので、生産性と耐久性が向上すること
である。
挿通孔11が穿設された短冊状の鋼板であつて、
取付け状態においてボルト挿通孔11は上部に位
置させられる。補強板12は垂直側面12aとそ
の下端から斜めに折曲された斜面12bとこれの
下端から水平に延びる水平側面12cとの部分か
らなつているが、斜面12bは小さくともよい。
したがつてほぼL字状の形状を有していればよ
い。補強板12の垂直側面12aと取付け板10
の下部との間に、ほぼ円筒状の第1弾性ゴム13
が横向きに介在固着させられている。第1弾性ゴ
ム13は所望のバネ定数を得るために材質、形状
が限定されるもので、形状としては円筒状体に限
定するものではない。補強板の水平側面12cの
下位には、第2弾性ゴム14が懸架固着させられ
ている。第2弾性ゴム14は、ほぼ円筒状体のゴ
ムが横向きに直方体のゴムを介して補強板12に
懸垂している形状をなしているが、上記同様必要
なバネ定数が得られれば任意の形状でよい。第2
弾性ゴム14のほぼ中心を通り正面図bにおいて
横向きに円筒状カラー15が貫通させられてい
る。カラー15は第2弾性ゴム14より僅かに長
く設定されている。本実施例においては、第2弾
性ゴム14は補強板斜面12bにも肉薄状に固着
させれて(符号16)、第1弾性ゴム13と第2
弾性ゴム14とを連結している。この場合の利点
は、第1弾性ゴム13と第2弾性ゴム14を一体
成形できるので、生産性と耐久性が向上すること
である。
第2図に本実施例の使用状態を示す。この図に
おいて、取付け板10はボルト挿通孔11に図示
しないボルトを挿入してボデイに固着される。第
2弾性ゴム14に円孔14aが穿設され、ボルト
挿通用カラー15が円孔14aに回転可能にゆる
く挿入される。ボルト17はカラー15に挿通さ
れ、ブラケツト18の基部に螺合される。ブラケ
ツト18は帯鋼板をU字形に屈曲させてなり、そ
の基部18aにはボルト挿通孔が穿設され、更に
ナツト19がその上に溶着させられている。従つ
て、排気管7をブラケツト18で挟持し、ブラケ
ツト18のナツト19はボルト17により螺合さ
せられて取付けが完了する。
おいて、取付け板10はボルト挿通孔11に図示
しないボルトを挿入してボデイに固着される。第
2弾性ゴム14に円孔14aが穿設され、ボルト
挿通用カラー15が円孔14aに回転可能にゆる
く挿入される。ボルト17はカラー15に挿通さ
れ、ブラケツト18の基部に螺合される。ブラケ
ツト18は帯鋼板をU字形に屈曲させてなり、そ
の基部18aにはボルト挿通孔が穿設され、更に
ナツト19がその上に溶着させられている。従つ
て、排気管7をブラケツト18で挟持し、ブラケ
ツト18のナツト19はボルト17により螺合さ
せられて取付けが完了する。
以上のように、本装置は第2弾性ゴムを新たに
設け、更に第2弾性ゴムに穿設された円孔内にボ
ルト挿通用カラーが回転可能な構成にしたから、
図中Z方向の外力に対して第1図aにおいて2点
鎖線で示すように、容易に曲げ変形が可能で変位
量Eそのものも増大させることができ、従来使用
不可能な部位においても使用可能となる。従つて
本装置は、取付け方向に低いバネ定数をもたされ
るので、自由度が高められる効果を有するもので
ある。
設け、更に第2弾性ゴムに穿設された円孔内にボ
ルト挿通用カラーが回転可能な構成にしたから、
図中Z方向の外力に対して第1図aにおいて2点
鎖線で示すように、容易に曲げ変形が可能で変位
量Eそのものも増大させることができ、従来使用
不可能な部位においても使用可能となる。従つて
本装置は、取付け方向に低いバネ定数をもたされ
るので、自由度が高められる効果を有するもので
ある。
第1図は本考案によるゴムハンガーの一例を示
し、同図aは側面図、同図bは正面図、第2図は
前記例の使用状態を示す斜視図、第3図は従来の
ゴムハンガーの一例を示し、同図aは側面図、同
図bは正面図、第4図は従来例の使用状態を示す
斜視図である。 1……取付け板、11……ボルト挿通孔、12
……補強板、12a……垂直側面、12c……水
平側面、13……第1弾性ゴム、14……第2弾
性ゴム、15……ボルト挿通用カラー、18……
ブラケツト。
し、同図aは側面図、同図bは正面図、第2図は
前記例の使用状態を示す斜視図、第3図は従来の
ゴムハンガーの一例を示し、同図aは側面図、同
図bは正面図、第4図は従来例の使用状態を示す
斜視図である。 1……取付け板、11……ボルト挿通孔、12
……補強板、12a……垂直側面、12c……水
平側面、13……第1弾性ゴム、14……第2弾
性ゴム、15……ボルト挿通用カラー、18……
ブラケツト。
Claims (1)
- 上部にボルト挿通孔が穿設された縦長の取付け
板と、ほぼL字状をなす補強板と、前記取付け板
の下部と前記補強板の垂直側面との間に介在固着
された第1弾性ゴムと、前記補強板の水平側面に
懸架固着され、ほぼ中心部に前記ボルト挿入孔に
直角な方向の円孔を有する第2弾性ゴムと、前記
円孔に回転可能に挿通されるボルト挿通用カラー
とを備えたゴムハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12940184U JPS6143521U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | ゴムハンガ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12940184U JPS6143521U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | ゴムハンガ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143521U JPS6143521U (ja) | 1986-03-22 |
JPH045374Y2 true JPH045374Y2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=30688017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12940184U Granted JPS6143521U (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | ゴムハンガ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6143521U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011112633B4 (de) * | 2011-09-05 | 2015-06-11 | Faurecia Emissions Control Technologies, Germany Gmbh | Abgasrohrbaugruppe sowie Verfahren zur Befestigung eines Befestigungsblechs an einem Abgasrohr |
WO2017154206A1 (ja) * | 2016-03-11 | 2017-09-14 | フタバ産業株式会社 | ブラケット |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP12940184U patent/JPS6143521U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6143521U (ja) | 1986-03-22 |
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