JPS602357Y2 - エンジンマウンテイング - Google Patents
エンジンマウンテイングInfo
- Publication number
- JPS602357Y2 JPS602357Y2 JP14462578U JP14462578U JPS602357Y2 JP S602357 Y2 JPS602357 Y2 JP S602357Y2 JP 14462578 U JP14462578 U JP 14462578U JP 14462578 U JP14462578 U JP 14462578U JP S602357 Y2 JPS602357 Y2 JP S602357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- plate
- engine mounting
- plates
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンとフレームとの間に配置されて両者
間の伝達振動を吸収するエンジンマウンティングに関す
る。
間の伝達振動を吸収するエンジンマウンティングに関す
る。
第1図および第2図を参照して従来のエンジンマウンテ
ィングを説明する。
ィングを説明する。
エンジン1の前方の左右2個所においてブラケット2が
取り付けられ、エンジンマウンティング3が、ブラケッ
ト2と、フレームに一体的なエンジンマウンティングサ
ポート4との間に配置される。
取り付けられ、エンジンマウンティング3が、ブラケッ
ト2と、フレームに一体的なエンジンマウンティングサ
ポート4との間に配置される。
エンジンマウンティング3は、ボルト5によりブラケッ
ト2に固定されるアッパプレート6、ボルト7によりエ
ンジンマウンティングサポート4に固定されるロアプレ
ート8、アッパプレート6とロアプレート8との間に配
置されるインシュレータ9を備える。
ト2に固定されるアッパプレート6、ボルト7によりエ
ンジンマウンティングサポート4に固定されるロアプレ
ート8、アッパプレート6とロアプレート8との間に配
置されるインシュレータ9を備える。
インシュレータ9はゴム材料から作製され、エンジン1
とエンジンマウンティングサポート4との間の伝達振動
を吸収する。
とエンジンマウンティングサポート4との間の伝達振動
を吸収する。
車両の走行に伴ってエンジンは、鉛直方向だけでなく、
車両の水平方向へ大きく振動することがある。
車両の水平方向へ大きく振動することがある。
したがってこの水平方向の振動を一定範囲に制限して、
エンジンルーム内の他の部材へのエンジン1の当接等を
防止するために、第2図に拡大して示されるようにスト
ッパ11がエンジンマウンティング3に設けられている
。
エンジンルーム内の他の部材へのエンジン1の当接等を
防止するために、第2図に拡大して示されるようにスト
ッパ11がエンジンマウンティング3に設けられている
。
すなわち、垂直に曲げられた屈曲部12.13がロアプ
レート8およびアッパプレート6のそれぞれの端に設け
られ、屈曲部13にはゴム14が取り付けられている。
レート8およびアッパプレート6のそれぞれの端に設け
られ、屈曲部13にはゴム14が取り付けられている。
ゴム14の面ト屈曲部12との間の隙間の寸法aは所定
値に規定されており、アッパプレート6とロアプレート
8との面内における相対運動、すなわちフレームに対す
るエンジン1の水平方向の運動は、屈曲部12がゴム1
4に当接することにより所定範囲に制限される。
値に規定されており、アッパプレート6とロアプレート
8との面内における相対運動、すなわちフレームに対す
るエンジン1の水平方向の運動は、屈曲部12がゴム1
4に当接することにより所定範囲に制限される。
しかし組付誤差、あるいはインシュレータ9の経年的な
形状変形のために、隙間の寸法aが適切な値に保持でき
ないという問題が生じている。
形状変形のために、隙間の寸法aが適切な値に保持でき
ないという問題が生じている。
本考案の目的は、組付誤差やゴムの経年的な材質変化等
に対処してストッパの隙間寸法を適切な値に保持するこ
とができるエンジンマウンティングを提供することであ
る。
に対処してストッパの隙間寸法を適切な値に保持するこ
とができるエンジンマウンティングを提供することであ
る。
この目的を遠戚するために本考案によれば、対向的に配
置される2つのプレートと、この2つのプレートの間に
配置される第1の弾性部材とを有しているエンジンマウ
ンティングは、一方のプレートの屈曲部に当接すること
により2つのプレートの対向方向に対して垂直方向にお
ける2つのプレートの相対運動を制限するストッパ、一
方のプレートの屈曲部とストッパとの対向方向に長くな
るようにストッパに形成されている長大、この長大を貫
通してストッパを他方のプレートに締付ける締付手段、
およびストッパの当接部に設けられている第2の弾性部
材を有している。
置される2つのプレートと、この2つのプレートの間に
配置される第1の弾性部材とを有しているエンジンマウ
ンティングは、一方のプレートの屈曲部に当接すること
により2つのプレートの対向方向に対して垂直方向にお
ける2つのプレートの相対運動を制限するストッパ、一
方のプレートの屈曲部とストッパとの対向方向に長くな
るようにストッパに形成されている長大、この長大を貫
通してストッパを他方のプレートに締付ける締付手段、
およびストッパの当接部に設けられている第2の弾性部
材を有している。
第3図以下を参照して本考案の実施例を説明する。
アッパプレート21とロアプレート22との間に、ゴム
材から作製される所定厚さのインシュレータ23が固着
されて配置されている。
材から作製される所定厚さのインシュレータ23が固着
されて配置されている。
ロアプレート22は垂直に屈曲した屈曲部24をもって
いる。
いる。
アッパプレート214こは、2つのスタッドボルト25
が溶接により固定されており、垂直に曲げられているス
トッパプレー、ト26は所定長すの2つの長穴27をも
つ。
が溶接により固定されており、垂直に曲げられているス
トッパプレー、ト26は所定長すの2つの長穴27をも
つ。
ストッパプレート26はその長穴27にスタッドボルト
25を通されて、ナツト2Bによりアッパプレート21
に固定される。
25を通されて、ナツト2Bによりアッパプレート21
に固定される。
ナツト28とストッパプレート26との間にはワッシャ
29が配置される。
29が配置される。
ストッパ26にはゴム30が張られ、屈曲部24とゴム
30との間の隙間寸法aが、隙間ゲージを利用して適切
な値となるように、アッパプレート21に対スるストッ
パプレート26の位置は、ナツト28により調整される
。
30との間の隙間寸法aが、隙間ゲージを利用して適切
な値となるように、アッパプレート21に対スるストッ
パプレート26の位置は、ナツト28により調整される
。
第5図および第6図は本考案の他の実施例を示し、第3
図に対応する部分は第3図と同符号で示してその説明を
省略する。
図に対応する部分は第3図と同符号で示してその説明を
省略する。
第5図の実施例では、アッパプレート21に垂直な屈曲
部33が設けられ、屈曲部33とゴム30との間の隙間
寸法aが適切な値となるように、ストッパプレート26
はその位置を調整されてロアプレート22に固定される
。
部33が設けられ、屈曲部33とゴム30との間の隙間
寸法aが適切な値となるように、ストッパプレート26
はその位置を調整されてロアプレート22に固定される
。
第6図の実施例において、ねじ溝を有する孔34がスト
ッパプレート26に設けられている。
ッパプレート26に設けられている。
孔34にはボルト35がら合される。
ボルト35は・孔34にら合する部分36と、部分36
より縮小されている部分とをもち、部分38の端にはナ
ツト37が設けられている。
より縮小されている部分とをもち、部分38の端にはナ
ツト37が設けられている。
スタッドボルト25とともにアッパプレート21に溶接
される接続プレート39は部分38の外径より大きくか
つナツト37の外径より小さい孔40を有し、孔40内
にボルト35の部分38を通されている(第7図)。
される接続プレート39は部分38の外径より大きくか
つナツト37の外径より小さい孔40を有し、孔40内
にボルト35の部分38を通されている(第7図)。
屈曲部24とゴム30との間の隙間寸法a箇を減少させ
るためには、ボルト(右ねじ)35が左回しすることに
より左回転され、ナツトの一端が接続プレート39に当
接し、この当接後、ボルト35の外方への移動は停止し
、ストッパプレート26が長穴27においてスタッドボ
ルト25に7案内されながら、内方へ移動する。
るためには、ボルト(右ねじ)35が左回しすることに
より左回転され、ナツトの一端が接続プレート39に当
接し、この当接後、ボルト35の外方への移動は停止し
、ストッパプレート26が長穴27においてスタッドボ
ルト25に7案内されながら、内方へ移動する。
他方、屈曲部24とゴム30との間の隙間寸法aを増大
させるためには、ボルト35が右回しすることにより右
回転され、部分36の一端が接続プレート39に当接し
、この当接後、ボルト35の内方への移動1は停止し、
ストッパプレート26が長穴27においてスタッドボル
ト25に案内されながら、外方へ移動する。
させるためには、ボルト35が右回しすることにより右
回転され、部分36の一端が接続プレート39に当接し
、この当接後、ボルト35の内方への移動1は停止し、
ストッパプレート26が長穴27においてスタッドボル
ト25に案内されながら、外方へ移動する。
第6図の実施例では、隙間寸法aがボルト35の回転に
より調整され、調整が非常に容易となる。
より調整され、調整が非常に容易となる。
このように本考案では、一方のプレートの屈曲部24.
33とストッパとの対向方向に長い長穴27がストッパ
に形成され、例えばボルト25およびナツト28を含む
締付手段が長穴27を貫通してストッパを他方のプレー
トに締付けるので、ストッパは2つのプレート21.2
2の対向方向に対して垂直方向における位置を調整可能
に取付けられ、ストッパの隙間寸法aは適時、適当な値
へ容易に調整され得る。
33とストッパとの対向方向に長い長穴27がストッパ
に形成され、例えばボルト25およびナツト28を含む
締付手段が長穴27を貫通してストッパを他方のプレー
トに締付けるので、ストッパは2つのプレート21.2
2の対向方向に対して垂直方向における位置を調整可能
に取付けられ、ストッパの隙間寸法aは適時、適当な値
へ容易に調整され得る。
したがって組付誤差、およびインシュレータ23の経年
的な形状変化が生じても、ストッパの隙間寸法aは調整
により適切な値に保持され、エンジン1の水平方向の運
動範囲は適切に規定される。
的な形状変化が生じても、ストッパの隙間寸法aは調整
により適切な値に保持され、エンジン1の水平方向の運
動範囲は適切に規定される。
さらに本考案によれば、ストッパの当接部に弾性部材が
設けられているので、当接時の衝撃を緩和することがで
きる。
設けられているので、当接時の衝撃を緩和することがで
きる。
第1図はエンジンとフレームとの間に配置されたエンジ
ンマウンティングを示す図、第2図は従来のエンジンマ
ウンティングにおけるストッパを示す図、第3図は本考
案の実施例を示す図、第4図はストッパプレートとスタ
ッドボルトとの位置関係を示す図、第5図および第6図
はそれぞれ本考案の他の実施例を示す図、第7図は第6
図の■部分を拡大して示す図である。 21・・・・・・アッパプレート、22・・・・・・ロ
アプレート、23・・・・・・インシュレータ、24.
33・・・・・・屈曲部、25・・・・・・スタッドボ
ルト、26・・・・・・ストッパプレート、27・・・
・・・長穴、28・・・・・・ナツト、30・・・・・
・ゴム。
ンマウンティングを示す図、第2図は従来のエンジンマ
ウンティングにおけるストッパを示す図、第3図は本考
案の実施例を示す図、第4図はストッパプレートとスタ
ッドボルトとの位置関係を示す図、第5図および第6図
はそれぞれ本考案の他の実施例を示す図、第7図は第6
図の■部分を拡大して示す図である。 21・・・・・・アッパプレート、22・・・・・・ロ
アプレート、23・・・・・・インシュレータ、24.
33・・・・・・屈曲部、25・・・・・・スタッドボ
ルト、26・・・・・・ストッパプレート、27・・・
・・・長穴、28・・・・・・ナツト、30・・・・・
・ゴム。
Claims (1)
- 対向的に配置される2つのプレートと、この2つのプレ
ートの間に配置される第1の弾性部材とを有しているエ
ンジンマウンティングにおいて、一方のプレートの屈曲
部に当接することにより2つのプレートの対向方向に対
して垂直方向における2つのプレートの相対運動を制限
するストッパ、一方のプレートの屈曲部とストッパとの
対向方向に長くなるようにストッパに形成されている長
大、この長大を貫通してストッパを他方のプレートに締
付ける締付手段、およびストッパの当接部に設けられて
いる第2の弾性部材を有していることを特徴とする、エ
ンジンマウンティング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462578U JPS602357Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | エンジンマウンテイング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462578U JPS602357Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | エンジンマウンテイング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562421U JPS5562421U (ja) | 1980-04-28 |
JPS602357Y2 true JPS602357Y2 (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=29123421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14462578U Expired JPS602357Y2 (ja) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | エンジンマウンテイング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602357Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0714128Y2 (ja) * | 1988-02-19 | 1995-04-05 | 日産ディーゼル工業株式会社 | キャブマウント |
FR2924191B1 (fr) * | 2007-11-22 | 2009-12-11 | Astrium Sas | Dispositif modulaire d'isolation multi-axes de vibrations et de chocs, a base d'elastomere. |
-
1978
- 1978-10-23 JP JP14462578U patent/JPS602357Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562421U (ja) | 1980-04-28 |
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