JPH01310624A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH01310624A
JPH01310624A JP14093788A JP14093788A JPH01310624A JP H01310624 A JPH01310624 A JP H01310624A JP 14093788 A JP14093788 A JP 14093788A JP 14093788 A JP14093788 A JP 14093788A JP H01310624 A JPH01310624 A JP H01310624A
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JP
Japan
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exhaust
vacuum cleaner
electric blower
covering material
main body
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Application number
JP14093788A
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Inventor
Tadashi Nakanishi
正 中西
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電気珀除機に係り、とくに、排気凪などを利
用して芳香剤あるいは83臭剤などを散布する電気掃除
機に関する。
(従来の伎術) 従来のこの種の電気掃除機においては、揺除蛎本体のυ
1電気付近に、綿状の不織布あるいはスポンジなどに香
水などを含浸させてなる排気フィルタを着脱自在に装着
した構造が採られており、排気フィルタを通る排気風に
より香水などを散布し、芳香作用を得ていた。
しかし、この従来の構造では、使用者が芳香剤の種類あ
るいは芳香させるかどうかなどを比較的自由に選択する
ことはできるが、芳香作用の持続性や排気フィルタの取
扱いに問題があった。たとえば、排気フィルタを密封包
装した気密性被覆材を破って、この被覆材から排気フィ
ルタを取出さなければならず、手間がかかるとともに、
香水などを含有させた排気フィルタを直接手に触れなけ
ればならなかった。
また、近時、主に運動送風機の運転停止状態において、
電動送風機の負圧側に位置する集N苗内の集塵袋に捕捉
された塵埃の臭気を消臭するため、集塵室に臨む吸込口
から消臭剤をスプレーで注入するなどして、消臭剤を気
散させる方法が採られている。
しかし、この従来の方法では、もとより消臭作用が微弱
である上、運転時に多口の空気流があるため、消臭剤が
すぐに気散してしまい、消臭に対してはきわめて効果が
小さかった。
さらに、集塵空なと掃除機本体内の負圧側風路に、たと
えば、気密性被覆材により密封包装された固形消臭剤、
芳香剤を気密性被覆材の一部を破ってから収納するなど
し、運転時に吸気風などにより芳香剤などを気散させる
方法も採られている。
しかし、この従来の方法では、比較的持続性がよいもの
の、負圧側に芳香剤などの薬剤が位置しているため、薬
剤を含んだ気流が電動送風機を通ることなどにより、と
くに運転時にあるいは停止時にも電動送風機を構成する
金属や合成樹脂に悪影響を与えるおそれがあり、そのた
め、使用可能な薬剤がきわめて限定されていた。また、
先に説明したものでも同様であるが、芳香剤においては
、その使用を中止した後すなわち不必要なときにも、臭
気を撒き散らす欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 一般的に、上述のような脱臭、消臭あるいは芳香作用を
電気掃除機にもたせる場合、運転時の気流の1が1分間
にたとえば20尻にもなり多旦であるため、効果を高め
るためには、比較的持続性の多い薬剤を必要とする。そ
のため、薬剤を保管している間に気散してしまわないよ
うに、薬剤を密封しておく必要がある。また、薬剤の気
中濃度が比較的高くなるため、蜀除義本体の内部の金属
あるいは合成樹脂製の部分に与える影響を少なくするこ
とを完膚しなければならない。さらに、薬剤の使用を止
めた後すなわち不必要なときには、臭気が生じないこと
も求められる。
そして、これらの課題に関して、先に説明した従来の構
造あるいは方法で解決できない問題点は下記の点で必る
一つは、使用時に、薬剤を密封包装した気密性被覆材を
鋏などで破ったり、気密性被覆材から薬剤を含浸させた
排気フィルタを取出したりしなければならないため、手
間がかかる点である。もう一つは、薬剤の散布を止めた
い場合には、掃除機本体から排気フィルタあるいは気密
性被覆材により包装された薬剤を外してしまわなければ
ならず、やはり手間がかかる点であり、また、このよう
に外しても薬剤の自然な気散を防ぐためには、適宜の手
段で密封しなければならなず、手間がかかる点である。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので
、密封包装された薬剤の取扱いが容易な電気掃除機を提
供することを目的とするものである。また、不必要なと
ぎには薬剤の散布を容易に止めることができ、この薬剤
を長持らさせることもできる電気掃除機を提供すること
を目的とするものである。
(発明の構成) (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、電動送風機を内
蔵する電動送8a機至と、この電動送風mvの負圧側に
位置して形成されかつ着脱自在の集塵フィルタを装着し
た集庫至と、前記電動送風機室の正圧側に位置して形成
されかつ外面に開口した排気口とを有する釦除橢本体を
備えた電気掃除機において、前記掃除機本体の外側に前
記排気口を開閉自在に覆いかつスリット状などの2次排
気口を有する排気蓋体をたとえば着脱自在にあるいは回
υJ自在に設けて、この排気蓋体と前記掃除機本体の外
面との間に気密性被覆材により密封包装された消臭剤ま
たは芳香剤などの気散性薬剤が収納可能な排気室を形成
し、さらに、前記排気蓋体と前記掃除機本体との相対向
する面の少なくともいずれか一方の一部または全部に前
記気密性被覆材を破る先端が比較的鋭利な突起を設けた
ものである。
また、前述のような排気蓋体の一部に排気室に臨む開口
部を有しかつこの開口部を介して気密性被覆材により密
封包装された消臭剤または芳香剤などが収納される矩形
状などの収納四部を設けるとともに、この収納凹部にお
けるその開口部と対向する奥側面に前記気密性被覆材を
破る先端が比較的鋭利な突起を設け、さらに、前記排気
蓋体に前記収納凹部の開口部を開閉自在にかつ気密に閉
塞する収納凹部蓋体を設けてもよい。
(作用) 本発明の請求項1の電気掃除機では、気密性被覆材によ
り密封包装された気散性薬剤を掃除機本体に装着すると
き、まず排気蓋体を開き、たとえばこの刊気蓋体上に薬
剤を載せ、排気蓋体を閉じる。そうすると、薬剤が排気
蓋体と掃除機本体とにより挟まれ、これら両者の相対向
する面の少なくとも一方に設けられた先端が比較的鋭利
な突起が薬剤に突き刺さり、この薬剤を密封包装してい
た気密性被覆材が破れる。そして、掃除時には、気敗し
気密性被覆材の破れた部分から流出した薬剤が、電動送
風機から掃除機本体の排気口を介してこの掃除機本体の
外面と排気蓋体との間の排気室に流入した排気風に乗っ
て、排気蓋体の2次排気口を介して排気風とともに流出
される。
また請求項2の電気掃除機では気散性薬剤を掃除機本体
に装着するとき、たとえば排気蓋体を開き、この排気蓋
体の収納凹部内にその開口部を介して薬剤を入れる。そ
うすると、収納凹部の奥側面に設けられた突起が薬剤に
突き刺さり、この薬剤を密封包装していた気密性被覆材
が破れる。
その後、排気蓋体は閉じるが、薬剤の散布を行ないたい
場合は、収納凹部の開口部を開閉する収納凹部蓋体は開
いておく。そして、掃除時には、気散した薬剤が収納凹
部の開放されかつ排気室に臨んだ開口部を介し゛C排気
風と合流し、この排気風とともに流出される。一方、薬
剤の散布を行なわない場合には、収納四部蓋体により収
納四部の開口部を気密に閉塞する。この状態では、収納
凹部内に薬剤が密封されるので、薬剤は散布されず、気
散量も小さくなる。
(実施例) 本発明の一実施例の構成を図面第1図ないし第5図につ
いて説明する。
11は掃除機本体で、第1図に示すように電動送風11
12を内蔵する電動送風機室13と、この電動送風機室
13の負圧側に位置して形成されかつ着脱自在に袋状の
集塵フィルタ14を装着する集塵室15と、前記電動送
風i室13の正圧側に位置して形成された1次排気室1
6および排気フィルタ室17とを有している。そしてこ
の掃除機本体11の前部には前記!!塵室15を開閉す
るiuv蓋体18が開閉自在に設けられ、この集塵室蓋
体18に前記集塵室15に連通開口されホースの接続管
を着脱かつ回転自在に接続する吸込口19が形成されて
いる。この集塵室蓋体18の内側に臨ませて前記掃除機
本体11には袋状の前記集塵フィルタ14の口板部14
aを着脱自在に保持しこの集塵フィルタ14の口部を前
記吸込口19に気密に接続する保持部材20が設けられ
ている。また前記吸込口19にはホースの接続管を接続
しない時にこの吸込口19を閉塞するシャッタ21が開
閉自在に設けられている。またこの掃除機本体11の集
塵室15と前記電動送風機室13との間には仕切り部2
2が設けられ、この仕切り部22には格子状の通気部2
3が形成されている。そしてこの仕切り部22には通気
部23に臨ませてザブ集塵フィルタ24が集塵室15側
に位置して着脱自在に設けられている。
また前記掃除機本体11の電動送風機室13に収納され
た電動送風磯12の吸込側の周縁はこの電動送In室1
3の前部に形成された仕切り壁25の通気孔部26の周
囲にバッキング27を介して気密に当接されている。ま
たこの電動送14ti12の後部は支持壁28にバッキ
ング29を介して支持されている。そしてこの電動送風
機室13の後部には前記1次排気室16が前記支持壁2
8の図示しない通気部から連通形成され、さらにこの1
次排気室16の後部に排気フィルタ室17が連通形成さ
れている。
前記排気フィルタ室17は上部に排気フィルタ室蓋体3
0により開閉自在にかつ気密に閉塞される開口部31が
形成された箱状に形成され、この排気フィルタ室17の
前面壁部32と後面壁部33とには格子状の通気部34
.35が形成されている。そしてこの排気フィルタ室1
1には前記開口部31から着脱自在に装着さ゛れる高密
度高効率の排気フィルタ36が配設され、この高密度高
効率の排気フィルタ36は極細のガラス繊維を主成分と
するとともに銅などの金属繊維を混合して形成され、こ
の高密度高効率の排気フィルタ36は排気風に含まれる
meを濾過するとともに殺菌、防菌作用を有している。
そして、この高密度高効率の排気フィルタ36は全周囲
をシールバッキング37を巻回した保持枠38にて気密
に保持されており、このシールバッキング37が、前記
掃除機本体11にねじなどにより取付けられた前記排気
フィルタ室蓋体30の内面と、排気フィルタ室17の内
面とに気密に圧接されている。
また前記廃除機本体11の電動送風機室13の上部およ
び1次排気室16の上部に位置して収納部蓋体41にて
開閉される付属品収納空間42が形成され、この付属品
収納空間42の底部の一部を前記排気フィルタ室蓋体3
0にて形成するようにこの排気フィルタ室蓋体30が付
属品収納空間42に配設されている。そしてこの付属品
収納空間42には床ブラシ、つる口などの付属品43が
収納されるようになっており、この付属品収納空間42
を閉塞する収納部蓋体41は前記廃除機本体11の後側
上部に軸44にて回動開閉自在に取付けられている。ま
たこの収納部蓋体41は前部にクランプ部45が設けら
れている。
さらに、第3図および第4図にも示すように、前記掃除
機本体11の後面部には後方へ開口した矩形凹部51が
形成されており、この矩形凹部51の奥側の前面部は、
複数のスリット状の1次排気口52を開口形成した格子
壁53となっている。そして、この格子壁53の後面下
部には、先端が比較的鋭利な複数の突起54が突出形成
されている。
また、55は前面を開口した薄い画形状の排気蓋体で、
この排気蓋体55は、前記矩形凹部51内に嵌合されて
前記1次排気口52を後方から開閉自在に覆うとともに
、この1次排気口52を有する前記格子壁53との間に
前記1次排気口52を介して1次排気室16の下流側に
連通ずる2次排気室56を形成するものである。そして
、前記排気蓋体55は、その両側面下端部に形成された
軸部57により前記矩形凹部51の下部に前後方向へ回
動自在に枢着されているとともに、同排気蓋体55の上
端面に形成された係合突部58と前記矩形凹部51の上
端面に形成された係合凹部(図示せず)との係合により
開状態に保持されるようになっている。また、前記排気
蓋体55の上部中央には少方へ開口した開穿状の取手部
60が形成されている。さらに、前記排気蓋体55の後
面部は、この後面部には対向する前記格子壁53と対応
する格子状になっており、複数のスリット状の2次排気
ロ61を有している。また、前記排気蓋体55内にば、
その2次排気ロ61を覆うスポンジ状のザブ排気フィル
タ62が着脱自在に嵌合されている。
また、66は薬剤パックで、この薬剤パック66は前記
廃除機本体11の格子壁53と排気蓋体55との間の2
次排気室56内に着脱自在に収納されるものであり、厚
さが前記格子壁53の突起54の先端と排気蓋体55と
の間の間隔よりも大さくなっている。
そして、前記薬剤パック66は、第5図にも示すように
、たとえば芳香剤または消臭剤を不織布に含浸させたバ
ッドあるいは粒状の脱臭剤などの気敗性薬剤67を、ア
ルミ箭とポリエステルとを積層したものあるいはKOP
などのガスバリアー性すなわち気密性を有するフィルム
などの気密性被覆材68により気密に密封包装してなる
ものである。
また前記掃除機本体11の前側下部には移動用の自在車
輪71が設けられ、後部両側には同じく移動用の複車輪
72が設けられている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
薬剤パック66は、芳香剤、門臭剤、脱臭剤などの薬剤
67の外側を気密性被覆材68が確実に気密に覆ってい
るので、使用面の保管が長期になっても、内部の薬剤6
7が酸化したり気散したりしてしまうことがなく、効果
は充分に維持され、実際に使用するときに効果がなくな
ってしまうようなことはない。これとともに、保管が容
易である。
そして、薬剤パック66を掃除機本体11に装着すると
きには、まず排気蓋体55の取手部60に指をかけてこ
の排気蓋体55を第4図に示すように下方へ(ill!
lvJさせて開ける。なお、このとき掃除機本体11の
係合凹部から排気蓋体55の係合突部58が弾性的に外
れる。ついで、たとえば排気蓋体55上に薬剤パック6
6を載せるか、あるいは、矩形凹部51に薬剤パック6
6を入れて、排気蓋体55を上方へ回動させて第3図に
示すように閉じ、係合凹部に係合突部58を係合させる
。そうすると、第1図に示すように、薬剤パック66が
排気蓋体55と掃除機本体11の格子壁53とにより挟
まれ、この格子壁53の突起54が鋭利な先端から薬剤
パンク66に喰い込んで突き刺さり、薬剤67を密封包
装していた気密性被覆材68が破れる。この時点から、
内部の気散性薬剤67が効果を現わすようになる。
こうして、2次排気室56となる位置1=2剤パツク6
6を入れて排気蓋体55を閉めるといったごく筒中な操
作により、薬剤パック66を装着でき、しかも、この薬
剤パック66の装着に伴って、自動的に気密性被覆材6
8が破られるので、手間がかからず、使用者にとってき
わめて便利である。
掃除時には、まず掃除機本体11の吸込口19にたとえ
ばホースおよび延長管を介して床ブラシなどの吸込口体
を接続する。そして、電動送風機12の駆動により、吸
込口体から気流とともに吸込まれた塵埃が延長管および
ホースを介して集塵室15に導かれ、集塵フィルタ14
内に捕捉される。また、この集塵フィルタ14を通過し
た気流は、サブ集塵フィルタ24、電動送風機室13.
1次排気室16およびそこの排気フィルタ36、格子壁
53の1次排気口52、この格子壁53と排気蓋体55
との間の2次排気室56およびそこのサブ排気フィルタ
62、排気蓋体55の2次排気ロ61を順次通って外部
へ排出される。
なお、サブ集塵フィルタ24は、通常は外ず必要がなく
、紙などからなる集塵フィルタ14が万一破裂したとき
に電動送Il1機12への塵埃の侵入を防ぐものである
。また、排気フィルタ36においては、排気風中に残菌
した微WAnが捕捉される。
その際、気散し気密性被覆材68の破れた部分から流出
した薬剤67が、2次排気室56内において排気風と合
流し、この排気風とともに2次排気ロ61より流出し、
散布される。このとき、電動送風機12からの排気風は
加熱されているので、この排気litの熱により薬剤6
7が暖められることにより、この薬剤67は確実に気散
し、その効果が高められる。そして、排気風によって、
気散した薬剤67が満遍なく室内に拡散するので、薬剤
67の脱臭、消臭あるいは芳香などの効果は十分に発揮
される。
また、薬剤パック66は最下流部の2次排気室56内に
位置しているので、薬剤67の種類、溶剤、濃度などに
よらず、電動送風膿12をはじめとして掃除機本体11
内の金属あるいは合成樹脂が薬剤67によって浸される
ことはきわめて少ない。これとともに、とくに薬剤67
が芳香剤である場合にも、掃除機本体11内に臭気がし
みついて、使用中止後もいつまでも臭いがするといった
不都合なこともきわめて少なくなる。
さらに、薬剤67は気密性被覆材68により覆われてい
るので、量も多くでき、効力の持続性がよい。
また、薬剤67がなくなったら、排気蓋体55を開けて
気密性被覆材68を外し、新しい薬剤パック66を装着
すればよい。
なお、上記実施例では掃除機本体11の格子壁53に突
起54を形成したが、排気蓋体55の方に前方へ突出さ
せて突起を形成してもよいし、あるいは、両方に形成し
てもよい。
つぎに、本発明の他の実施例を第6図および第7図に基
づいて説明する。
排気蓋体55の前側には正面はぼ矩形状のり776によ
り、薬剤パック66が着脱自在に収納される前方へ開口
した収納凹部77が形成されている。この収納凹部77
は、その前面の開口部78以外の位置が気密になってい
る。なお、掃除機本体11の格子壁53においては、前
記開口部18に対向する位置にも1次Jjl気口52が
形成されている。また、前記リブ76の前側には、前記
開口部78を開閉自在にかつ気密に閉塞する収納凹部蓋
体79が上下摺動自在に支持されている。すなわち、こ
の収納凹部す休79は、前記リブ76の前側内面に形成
されたガイド溝80、あるいは、同リブ76の前側上部
に形成された押え片81により支持されており、前記開
口部78より上方に位置してこの開口部78を開放する
ようになっている。さらに、前記収納凹部蓋体79の前
面上部には摘み部82が形成されている。
また、前記排気蓋体55における収納凹部77に後側外
方から臨む部分は透明窓83となっている。
そして、この透明窓83の前面すなわち収納凹部77の
開口部78と対向する奥側面には先端が比較的鋭利な複
数の突起84が前方へ突出形成されている。
さらに、前記透明窓83の前面には、水分あるいはアル
コール分に対して反応して他の色に変色するインジケー
タ塗料を塗布するなどして着色したインジケータシート
85が貼着されている。
そうして、薬剤バック66を掃除機本体11に装着する
とぎには、まず第7図に示すように活気蓋体55を開く
とともに、収納凹部蓋体79が閉じていたならばこの収
納凹部蓋体79をその摘み部82に指を掛けて摺動させ
て開き、開放された開口部78を介して収納凹部77内
に薬−剤バツク66を挿入する。
そうすると、収納凹部77内の突起84が薬剤パック6
6に突き刺さり、薬剤67を密封包装していた気密性被
覆材68が破れ、薬剤67が効果を現わし始める。
ついで、薬剤67の散布を行ないたい場合は、第6図に
示すように、収納凹部17の開口部78を開放したまま
にして、排気蓋体55を閉じる。なお、収納四部蓋体7
9は摩擦などにより開状態に保持される。
そして、上述のように開口部78を開放した状態で掃除
を行なうと、1次排気口52から2次排気室56内に流
入した排気風が開口部78を介して薬剤パック66に突
き当たって、気散した薬剤67と合流し、この薬剤67
が排気風とともに流出され、散布される。
一方、薬剤67の散布を行なわない場合には、排気蓋体
55を聞き、収納凹部蓋体79をその摘み部82に指を
掛けて摺動させて下げ、この収納凹部蓋体7つにより収
納凹部77の開口部18を気密にrf′I塞する。この
状態では、収納凹部77内に薬剤パック66が密封され
るので、滞除時にも薬剤67は散布されず、この薬剤6
7の気散債自体もきわめて小さくなる。
こうして、収納凹部蓋体79を開閉させるだけで、薬剤
67の散布および非散布をきわめて容易に選択すること
ができる。たとえば、芳香剤の臭いが排気風中に出るこ
とを一時止めたりすることが容易にでき、便利である。
また、掃除しないときなど不必要なときに収納凹部蓋体
7つを閉じておくことにより、薬剤61の不必要な気散
を少なくでき、したがって、薬剤67の効果を長期間持
続させることができる。
ところで、気散性薬剤67は使用しているといつかは効
力をなくすが、従来は、それを確認する手段がなかった
。これに対して、上記構成によれば、収納凹部71にあ
って透明窓83に臨んでいるインジケータシート85の
色により確認できる。すなわち、薬剤67がまだあるう
ちにはこの薬剤67に浸透させである水分やアルコール
分とインジケータシート85の色素とが対応して、この
インジケータシート85がたとえば赤くなっているが、
薬剤バック66内の水分やアルコール分がすべて気散し
てなくなったときには、インジケータシート85は青な
どの別色に変わり、これによって、薬剤67の効果がな
くなったことを目視で確認できる。しかも、この薬剤6
7の有無の確認は、排気蓋体55を閉じたまま透明窓8
3を介して外部より容易に行なえる。
なお、収納凹部蓋体79は、この収納凹部蓋体79に連
結された摘みを排気蓋体55から後側外方に突出させる
などして、この排気蓋体55を閉じたまま外部から開閉
できるようにしてもよい。
また、収納凹部蓋体79を設けない場合は、収納凹部7
7側でなり、掃除機本体11の格子壁53における収納
凹部77に対向する位置に突起を設けてもよい。
さらに、上記両実施例では、排気蓋体55を回動自在と
したが、排気蓋体55は着脱自在にしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の電気掃除機では、掃除機本体の外側にその排
気口を覆う排気蓋体を開閉自在に設けて、この排気蓋体
と掃除機本体との間に気密性被覆材により密封包装され
た薬剤が収納可能な排気室を形成し、排気蓋体と掃除機
本体との相対面する面の少なくともいずれかに気密性被
覆材を破る突起を設けたことにより、薬剤の装着時にた
とえば排気蓋体を閉じるのに伴って自動的に気密性被覆
材が破れるので、気密性被覆材を破るのに手間がかから
ず、薬剤の取扱いが容易になり、使用者にとって非常に
便利である。
また、請求項2の電気掃除機では、排気蓋体に、排気室
に臨む開口部を有しかつ奥側面に突起を有し薬剤が収納
される収納凹部を設けるとともに、この収納凹部の開口
部を開閉自在にかつ気密に閉塞する収納凹部蓋体を設け
たので、不必要なときには、この収納凹部蓋体を閉じる
だけで、薬剤の散布を容易に止めことができ、便利であ
るとともに、不必要な薬剤の気散を防ぐことにより、薬
剤の効果を長期間持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す全体の断
面図、第2図は同上全体の斜視図、第3図は同上排気蓋
体を閉じた状態における後部の斜視図、第4図は同上排
気蓋体を開いた状態における後部の斜視図、第5図は同
上薬剤バックの一部を切り欠いた斜視図、第6図は本発
明の他の実施例を示す後部の断面図、第7図は同上後部
の斜視図である。 11・・掃除機本体、12・・電動送風機、13・・電
動送風機室、14・・集塵フィルタ、15・・集塵至、
52・・1次排気口、54・・突起、55・・排気蓋体
、56・・2次排気室、61・・2次排気口、67・・
気散性薬剤、68・・気密性被覆材、77・・収納凹部
、78・・開[1部、79・・収納凹部蓋体、84・・
突起。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動送風機を内蔵する電動送風機室と、この電動
    送風機室の負圧側に位置して形成されかつ着脱自在の集
    塵フィルタを装着した集塵室と、前記電動送風機室の正
    圧側に位置して形成されかつ外面に開口した排気口とを
    有する掃除機本体を備え、 前記掃除機本体の外側に前記排気口を覆いかつ2次排気
    口を有する排気蓋体を開閉自在に設けて、この排気蓋体
    と前記掃除機本体の外面との間に気密性被覆材により密
    封包装された気散性薬剤が収納可能な排気室を形成し、
    前記排気蓋体と前記掃除機本体との相対向する面の少な
    くともいずれか一方に前記気密性被覆材を破る先端が比
    較的鋭利な突起を設けたことを特徴とする電気掃除機。
  2. (2)電動送風機を内蔵する電動送風機室と、この電動
    送風機室の負圧側に位置して形成されかつ着脱自在の集
    塵フィルタを装着した集塵室と、前記電動送風機室の正
    圧側に位置して形成されかつ外面に開口した排気口とを
    有する掃除機本体を備え、 前記掃除機本体の外側に前記排気口を覆いかつ2次排気
    口を有する排気蓋体を開閉自在に設けて、この排気蓋体
    と前記掃除機本体の外面との間に排気室を形成し、前記
    排気蓋体の一部に前記排気室に臨む開口部を有しかつこ
    の開口部を介して気密性被覆材により密封包装された気
    散性薬剤が収納される収納凹部を設け、この収納凹部に
    おけるその開口部と対向する奥側面に前記気密性被覆材
    を破る先端が比較的鋭利な突起を設け、前記排気蓋体に
    前記収納凹部の開口部を開閉自在にかつ気密に閉塞する
    収納凹部蓋体を設けたことを特徴とする電気掃除機。
JP14093788A 1988-06-08 1988-06-08 電気掃除機 Pending JPH01310624A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3566627A1 (de) * 2018-05-09 2019-11-13 Hilti Aktiengesellschaft Luftausblassystem für einen tragbaren trockensauger

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