JP2004069290A - 卓上型空気清浄機 - Google Patents

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Takaharu Okano
岡野 隆治
Mitsunori Kamatani
鎌谷 光宣
Masaaki Sakata
阪田 真亮
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Abstract

【課題】空気浄化フィルターの汚染程度を一瞥して簡単に確認することのできる卓上型空気清浄機の提供。
【解決手段】第一フィルター40が粗大塵埃用、第二フィルター42が微小塵埃用であって、両フィルターの色調が互いに異なり、一方が暗色、他方が明色になされている卓上型空気清浄機10。暗色として黒色が、明色として白色が最適である。第一および第二フィルター40、42は、ハウジングに形成されたスリット20a、20bを通じて抜き差し自在にハウジング内に挿入できるようになっている。各種付加的機能(例、花粉除去、消臭、除菌等)をフィルターに付与することもでき、利用者は、使用目的に応じて、付加的機能の異なるフィルターを選択して使用することができる。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、色調の異なる領域すなわち暗色領域と明色領域を有するフィルターと電動ファンとを備えた小サイズの卓上型空気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
居室内の空気を清浄化するための電動ファン付き空気清浄機は公知である。この空気清浄機は、空気浄化用のフィルターを具備しており、電動ファンで空気清浄機内に吸引した室内空気をフィルターに通過させ、室内空気中に浮遊する塵埃(各種繊維状物質、粒子、煙等)をフィルターに付着させて、塵埃を取り除いた空気を外気に放出するようになっている。空気清浄機のフィルターは、居室内空気の汚染度に応じて、一定期間の運転で塵埃による目詰まりが生じ、清浄化機能が失われる。そのため、定期的に空気清浄機からフィルターを取り外して清掃し、再装着するという作業を行なう必要がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−257931号公報(図1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなフィルターの清掃作業は煩わしく、また、難しいことも多い。さらに、フィルターの汚染程度を目視により確認した後で清掃を行なうのが一般的であるが、一瞥してフィルターの汚染程度を確認できないことが多く、確認をしたものの汚染程度は低いと見なしてフィルターの清掃時期を見過ごしてしまう結果になりがちである。
【0005】
本発明は、かかる問題に対処してなされたものであり、フィルターの汚染程度の確認を容易に行なうことができ、また、フィルターを容易に交換することのできる卓上型空気清浄機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的は、以下の構成を有する卓上型空気清浄機を提供することによって達成される。
風洞室を画成するハウジングと、該ハウジングに設けた前記風洞室の空気吸引口に臨み、風洞室の空気流路を横断して着脱自在に配置されたフィルターと、空気吸引口を通じて風洞室内に外気を取り入れ、これを外部に排出するために、フィルターの下流側に配置された電動ファンと、電動ファンから排出される浄化された空気をハウジング外に放出するための排気口とを有し、フィルターが暗色領域と明色領域を有する卓上型空気清浄機。
【0007】
前記暗色は、黒色、暗青色、暗紫色、暗緑色または暗赤色が好適であり、前記明色は、白色、黄色、新緑色が好適である。暗色領域と明色領域の最も好ましい色調の組み合わせは、黒色と白色である。フィルターを、第一フィルターと第二フィルターとで構成した場合、第一フィルターを黒色とし、第二フィルターを白色とするのが最適である。
【0008】
一般に、居室内の粗大塵埃は相対的に明色の繊維物質(所謂、綿ごみ)が多く、微小塵埃は相対的に暗色の粒状物質(通称、パーティクル)である。したがって、第一フィルターを黒色にすると、粗大塵埃である明色の繊維物質の付着が目立ちやすく、第二フィルターを白色にすると、微小塵埃である暗色の粒状物質の付着が目立ちやすい。
【0009】
また、使用するフィルターとして特殊な材質を用い、あるいはまた、通常のフィルターとしての塵埃を取り除く機能に加えて、各種の付加的機能をフィルターに与えることもできる。この場合、空気清浄機の利用者は、使用目的に応じて、付加的機能の異なるフィルターを選択して使用することができる。
以下に、本発明の好適形態として、付加的機能の異なるフィルターを列挙する。この付加的機能は、第一フィルターおよび第二フィルターの一方または両方に与えることができる。
【0010】
花粉対策用フィルター
(1)通常のフィルターに粘着剤を塗布して、一旦フィルターに付着した花粉がフィルターから離脱して再飛散することを防いだもの。
(2)両性高分子材料(親油性と親水性を兼備する高分子材料)でフィルターを形成するか、または、通常のフィルター材料に両性高分子材料を被着して、一旦フィルターに付着した花粉がフィルターから離脱して再飛散することを防いだもの。
(3)通常のフィルター、前記項目(1)または項目(2)のフィルターに、メントール、カンファー等の薬剤処理を施して、鼻、喉の使用感を向上させたもの。
(4)ポーラスなポリウレタン樹脂(連続気泡多孔性樹脂)でフィルターを形成して、花粉の捕捉性を良くしたもの。
(5)ウェット・フィルター(湿潤性フィルター)を用いて、一旦フィルターに付着した花粉がフィルターから離脱して再飛散することを防いだもの。
【0011】
除菌用フィルター
銀担持ゼオライト、銀系抗菌剤(銀シリカ系抗菌剤等)、4級アンモニウム塩、天然抽出物等の殺菌剤等をフィルターに含浸または被着させたもの。
【0012】
芳香性フィルター
香料、植物精油、または、それらを保持したマイクロカプセルをフィルターに含浸または被着させたもの。
【0013】
消臭フィルター
活性炭、銀担持ゼオライト、グラフト重合消臭剤、両性界面活性剤、サイクロデキストリン、天然抽出物由来の消臭剤、光触媒消臭剤等を含浸または被着させたもの。
【0014】
ダスト飛散防止フィルター
(1)通常のフィルターに粘着剤を塗布して塵埃(ダスト)を強力に捕捉できるようにした再飛散防止フィルター。
(2)電磁石を用いた静電フィルター(フィルターをマイナスに帯電させて、塵埃(プラスに帯電している)を捕捉できるようにしたもの)。
【0015】
除湿フィルター
蒸着法によりフィルターにシリカゲルを被着させたもの。
【0016】
アレルゲン除去フィルター
(1)フィルターに粘着剤を塗布してアレルゲンを吸着し、再飛散を防ぐフィルター。
(2)ポーラスなポリウレタン樹脂(連続気泡多孔性樹脂)でフィルターを形成して、アレルゲンを吸着するフィルター。
(3)アレルゲンを失活させる成分をフィルターに付与し、フィルターで捕捉したアレルゲンを失活させるようにしたもの。
【0017】
本発明の別の好適形態によれば、前記排気口に、浄化された空気の放出方向を変えるための手段が配設される。この構成を採用することにより、卓上型空気清浄機をテーブル上に置き、空気清浄機の利用者が、放出方向を変えるための手段を操作して、前記空気の放出方向を自分の顔の方向に向ければ、浄化された清浄な空気を効果的に享受できる。
【0018】
本発明の更に別の好適形態では、第一および第二フィルターが、ハウジングに形成されたスリットを通じて着脱自在にハウジング内に挿入できるように構成されるとともに、挿入された状態の両フィルターの外側に位置する縁部分は、ハウジングの一部を凹ませることにより、または、前記縁部分の少なくとも一部をハウジングの外表面よりも突出させることにより、掴みやすくなっており、それによって第一および第二フィルターをハウジング外に引き出し得るようになっている。この構成によれば、ハウジング内への第一および第二フィルターの挿入を簡単に行なうことができ、また、前記縁部分を掴んで両フィルターをハウジング外に引き出す作業も簡単であり、フィルターの汚染を確認した後のフィルター交換を容易かつ簡単に行なうことができる。
【0019】
本発明の更に別の好適形態では、ハウジングが分割体として構成され、空気吸引口を含む分割体部分が、残りの部分に対して開閉可能になされ、その開放状態で、第一および第二フィルターの着脱を行ない得るようになされる。この構成によれば、空気吸引口を含む分割体部分を、開放状態にすると、風洞室内に装着されている第一および第二フィルターが露出し、汚染されたこれらのフィルターを風洞室から取り外して新しいフィルターを装着し、空気吸引口を含む分割体部分を閉成状態にして、卓上型空気清浄機を使用可能な状態にすることができる。
【0020】
本発明の更に別の好適形態では、ハウジングの壁の少なくとも一部が透明材料で形成され、少なくとも第一フィルターの汚染状態を確認できるように構成される。この構成によれば、ハウジングからフィルターを取り外し、あるいは空気吸引口を含む分割体部分を開放状態にしてフィルターの汚染程度を確認する必要がなく、卓上型空気清浄機内のフィルターを外側から見ただけでフィルターの汚れを確認することができる。
以下、本発明による卓上型空気清浄機の具体例を添付図を見ながら説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1に、卓上型空気清浄機10の外観を示す。空気清浄機10の風洞室Aを画成するハウジング12は、例えば、一辺が10〜15cm程度の概略立方体形状になされる。ハウジング12の前面壁14に円形の空気吸引口16が配置されている。この空気吸引口16に、網または格子体を装着すれば、大きな飛散ゴミ、虫等の風洞室A内への進入を防ぐことができる。空気吸引口の別の一具体例が、図4に示されている。図4の空気吸引口は、ハウジング12Aの前面壁14Aに形成した多数の平行スリット14aから成る。
【0022】
また、ハウジング12の風洞室A内で、背面壁18に電動ファンF(例:シロッコファン)が固定され、その排気が、ハウジング12の頂壁20に設けた排気口22から外部に排出されるようになっている(図2)。排気口22には、ルーバー44が装着されている。ルーバー44は、環状枠46と、羽根48とで構成され、環状枠46は頂壁20に対して回転自在に嵌着され、羽根48は傾斜角を調整できるようになっている。なお、電動ファンとしては、シロッコファンが好適であるが、その他に、プロペラファン、クロスフローファン(汎用エアコンで使用されている)等を使用することもできる。シロッコファンを用いた場合には、その外周直上位置に排気口22を配置すると、排気流の損失が少なく、小さいファンで大きな風流を得ることができるため、小型の卓上型空気清浄機にとって好適な構成である。排気口22の位置をシロッコファンの外周直上位置からずらした場合には、シロッコファンの外周位置と排気口22とをダクトで連結する構造を採用すればよい。また、前記例では、羽根48の傾斜角を調整できるものとして説明したが、羽根の傾斜角が固定されたものであってもよく、このことは、本発明の必須の特徴ではない。
【0023】
ここで、参考のために、上で言及したシロッコファンの好適規格例を以下に示す。
外径=30〜120mm。回転数=100〜4500rpm。電動機使用電圧=1.5〜150V。
このような規格のシロッコファンを用いれば、小型であるため、コンセントを用いて外部電源から電気を導入する形式に限らず、電源電池式にすることもでき、これによって、空気清浄機の持ち運びが極めて容易になる。
【0024】
ハウジング12の底面は開放されており(図2)、その開放部に蓋32が着脱可能に装着されている。蓋32を装着するために、前面壁14、両横壁24、24および背面壁18の下端近傍に連続する小突条30が形成されて、蓋用着座部になっている。
【0025】
さらに、ハウジング12には、風洞室Aを横断して前面壁14と平行に一対の除塵用フィルターが挿入されている。このフィルターは、前面壁14に近い側の第一フィルター40、および、第一フィルター40から所定間隔(気流の圧損等を考慮すると、150mm以下が適切である)だけ離れて下流側に配置された第二フィルター42である。両フィルターは、頂壁20に形成された一対のスリット20a、20bを通じて風洞室A内に挿入され、両横壁24、24の内面に前面壁14と平行に上下方向に形成された一対の条溝26、28の各々と嵌合した状態で、それらに沿って案内され、フィルターの下端が蓋32に接した状態になる。
【0026】
ここで、第一フィルター40は暗色(すなわち、黒色、暗青色、暗紫色、暗緑色、暗赤色等)になされ、第二フィルター42は明色(すなわち、白色、黄色、新緑色等)になされている。第一フィルター40は、粗大塵埃を捉えるための比較的目の粗い網材で形成されている。この網材は、周辺のフィルター枠材40aで保持され、また、必要に応じてフィルター枠材40aと一体に形成された格子状補強枠で全体的に保持される。第二フィルター42は、微小塵埃(特に粒状物質)を捉えるための比較的目の細かい濾材(濾紙等)で形成されている。この濾材は、周辺のフィルター枠材42aで保持され、また、必要に応じてフィルター枠材42aと一体に形成された格子状補強枠で全体的に保持される。
フィルター用濾材としては、例えば、樹脂材(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ナイロン等)、セルロース、セルロース誘導体、天然繊維(例、絹)等を使用することができる。これらの材料を、網材、織布(または織物)、不織布(または不織品)等の形態で利用する。
【0027】
また、スリット20a、20b内に挿入された第一フィルター40および第二フィルター42の各上端部を掴み易くするために、頂壁20の幅方向中央位置で、スリット20a、20bが形成された箇所における頂壁の一部が凹陥部20Aになされている。すなわち、凹陥部20Aは、両フィルターの各上端部を掴んで引き出し易くするための凹みである。
【0028】
卓上型空気清浄機10は、以上のように構成されており、以下、その使用態様について説明する。
利用者は、卓上型空気清浄機10を作業机等のテーブル上に置き、例えば、居室内の空気流を見定めて、前面壁14の向きを好適方向に向ける。次いで、電動ファンFを駆動させるために電源スイッチSWを入れ、排気口22に位置するルーバー44から吹き出る空気流が自身の顔に向かうように、環状枠46を掴んでルーバー44を適当に回転させ、羽根48の傾斜角をも調整する。この時、前面壁14の向きを適宜再調整してもよい。
なお、ルーバー44から吹き出る空気流の速度、すなわち風速は、0.10〜8.00m/秒程度に設計するのが適切である。その程度の風速であれば、卓上型空気清浄機利用者の顔に風が直接当たっても不快感を与えない。
【0029】
電動ファンFが作動すると、円形空気吸引口16を通じて風洞室A内に外気が取り込まれ、風洞室A内で、第一フィルター40、第二フィルター42を通過して電動ファンF側に流れ、電動ファンFの排気ポートからハウジングの排気口22に配設されたルーバー44を通じてハウジング外に放出される。この時、風洞室A内に取り込まれる外気中には、大小各種の塵埃が浮遊しているが、これらのうち、比較的大きなサイズの塵埃が目の粗い第一フィルター40で捕捉され、小サイズの塵埃が微小目の第二フィルター42で捕捉される。この結果、塵埃が除去された清浄な空気が電動ファンF、ルーバー44を通じてハウジング外に放出される。なお、第二フィルター42の構成材料中に活性炭を混在させておけば、塵埃のみならず、煙草の煙等の有害物質をも効果的に捕捉することができる。
【0030】
空気清浄機10を、居室内空気の汚染度に応じて或る期間使用すると、第一および第二フィルター40、42に目詰まりが生じて空気浄化機能を発揮しなくなる。そこで、空気清浄機10を一定期間使用した後には、適宜、第一および第二フィルター40、42をハウジング外に引き出して(図3参照)、両フィルターの汚れ具合を確認する必要がある。このフィルター引出し操作は、頂壁20に形成された凹陥部20Aを利用して該凹陥部20A内に指先を指し込み、第一および第二フィルター40、42の各上端縁部を掴んでこれらを引き出せばよい。第一および第二フィルター40、42を完全に引き出さずとも、フィルターの汚れ具合を確認することができ、汚染度がさほどでないと判断した場合には、フィルターの引き出しを途中で止めて単純にハウジング内に戻せばよい。また、フィルターの汚染度が大きい場合には、両フィルターを完全に引き出して、新しいフィルターと交換することになる。勿論、第一および第二フィルター40、42の汚染度が異なって、一方の交換は不要であり、他方の交換のみを行なうということもあり得る。
【0031】
以上において、目視によりフィルターの汚染程度を判定するに当たっては、比較的大きなサイズの塵埃を捉える第一フィルター40が暗色であり、浮遊繊維(例:綿埃)のような大きなサイズの塵埃が、通常、比較的明色(すなわち、白色系)であることとも相俟って、汚染程度の判定が容易である。対照的に、小サイズの塵埃を捉える第二フィルター42が明色であり、浮遊炭素質物質のような微小粒子状体が、通常、比較的暗色(すなわち、黒色系)であることとも相俟って、汚染程度の判定が容易である。
【0032】
(1)変形形態1:少なくとも一方の横壁24の、空気吸引口16側部分を透明壁で形成しておけば、装着状態のまま第一フィルター40の汚染度合を確認することができる。代替案として、ハウジング12内に位置する第一および第二フィルター40、42の両者をその縁側から見通すことができるように、投影図的に見て両フィルターと交差する方向に延びる透明壁を頂壁20および/または横壁24の一部に設けてもよい(頂壁20に設ける場合、例えば、凹陥部20A部分を透明にすることが考えられる)。
(2)変形形態2:ルーバー44に代えて、屈曲形状の単純管状体を回転自在に排気口22に嵌着し、頂壁20に対して直交する中心線の回りで任意に回転させて、噴出する浄化空気の向きを所望方向に調整することができる。
(3)変形形態3:第一および第二フィルター40、42の上端縁部の一部を突出形状にしておけば、頂壁20に凹陥部20Aを設けずとも、装着状態の両フィルターの突出部分を掴んで容易に引き出すことができる。
(4)変形形態4:ハウジング12を、例えば、前後二つ割にして、前面側を開閉蓋式に構成すれば、第一および第二フィルター40、42をハウジング12のスリット20a、20bを通じて抜き差し式に構成することなく、前面側開閉蓋を開いてフィルターの着脱および汚染度の確認を行なうことができる。
(5)変形形態5:第一および第二フィルター40、42の着脱操作部位は、ハウジング12の頂面以外の側面または底面にしてもよい。
(6)変形形態6:図示例の卓上型空気清浄機は、単純な構造であるから、使用フィルター数を適宜増やした構造を採用しても、基本構造を大きく変える必要がない。したがって、第一および第二フィルター40、42の他に、第二フィルターよりも更に目の細かい第三フィルター、さらには第四フィルターを用いる構造を容易に採用することができる。
(7)変形形態7:図示例では、フィルターの着脱をハウジング12の頂面から行なう構成を採用しているが、ハウジングの両側面にフィルター着脱用のスリットを設けて、フィルター交換時に、新しいフィルターを一方の側面から押し込み、新フィルターで使用済みフィルターを押して、他方の側面側から使用済みフィルターが押出されるような構成を採用することもできる。
(9)変形形態9:図示例では、第一および第二フィルター40、42を前後に配置して使用しているが、複数のフィルターを風洞室の同一横断面に併置する構成を採用することもでき、また、単一フィルターを用いる構成を採用してもよい。後者の場合、単一フィルターに複数領域を規定し、暗色領域と明色領域を各領域に配分して、明色系塵埃の付着状況を暗色領域で確認し、暗色系塵埃の付着状況を明色領域で確認すればよい(例えば、4つの領域を設けて、それぞれに赤、青、黒、白を付すこともできる)。単一フィルターによる場合は、複数フィルターを用いた場合に比して除塵能力が劣ることになるが(風洞室の同一横断面に複数フィルターを併置する場合も同様)、フィルター除塵面に波型あるいは凹凸による比較的大きな起伏を与えて必要な除塵性能を確保することができる。
(10)変形形態10:図示例の卓上型空気清浄機10では、ルーバー44の羽根48の傾斜角を変え得るようになっているが、傾斜角の調整を簡単に行なうことができるように、傾斜角を表示する目盛、所定傾斜角位置に羽根を留めるストッパー機構等をルーバー44の環状枠46に設けることにより、羽根の傾斜角調整を簡単に行なうことができる。
【0033】
図4、図5は、変形例に係わる卓上型空気清浄機10Aを示している。卓上型空気清浄機10Aのハウジング12Aは、前に述べたとおり、前面壁14Aに形成した多数の平行スリット14aから成る空気吸引口を有する。平行スリット14aは全体として空気流を連想させる緩やかな湾曲線形状になされ、空気清浄機の使用者に清涼感を与える工夫が施されている。ハウジング12Aは、全体として前側半体と後側半体を合わせた箱体であり(符号Sは、合わせ面を示す)、頂部に排気口22Aを設けている。また、ハウジング12Aの前側半体が前方に突出した部分の平坦な上面に沿ってスリット20cが形成され、このスリット20cを通じてハウジング12Aの風洞室A内に、抜き差し自在に第一フィルター40A、第二フィルター42Aが差し込まれている。図中、符号SWは電源スイッチボタンである。
【0034】
この卓上型空気清浄機10Aは、図1〜図3に示す卓上型空気清浄機10に比して更に小型化を図るために、横幅、奥行きを短く、かつ縦長とした。そのため、フィルターの形状が縦長になり、それに伴なって、ファンFおよびファン駆動用電動機Mの軸線がフィルターのほぼ中心部に位置するように配置関係を設定することが重要である。この配置関係によって、フィルター全面に均一に気流を接触させることができ、効率的に塵埃を取り除くことができる。また、フィルターに付加機能が付与されている場合には、所望の効果を十分に発揮させることができる。なお、本例で用いる電動機Mは、くま取りモータであり、その性能としては、例えば、消費電力が15〜20w/60Hz、回転数が2000〜4500rpm程度のものである。これに代えて、コンデンサーモーター、ターボモーター等を用いてもよい。
【0035】
ここで、空気清浄機の集塵以外の付加機能について補足説明を行なっておく。空気清浄機の風洞室内におけるフィルター42Aと電動ファンFの間の空間、および、電動ファンFと排気口22Aの間の空間に臨む位置にマイナスイオン発生手段(装置または物質)、芳香発生手段(芳香発散装置または芳香物質)等を設置して、空気清浄機に付加機能を与えることもできる。このような手段として、吸液・拡散部材を備えた揮散装置、芯加熱揮散装置、超音波霧化装置、前記電動ファンによる気流を利用した揮散装置、および各揮散装置と前記電動ファンFを併用した揮散装置等を挙げることができる。これらの装置では、それぞれの使用に適した液体、ゲル体、固体等の製剤を用いることができる。
また、芳香物質としては、香料、植物精油、これらを処理した担体等を挙げることができる。
マイナスイオンは、放射性物質を含む機能性セラミック、ミネラル機能鉱石、トルマリン、パルス放電、コロナ放電等、水の霧化によって発生させることができる。
さらに、前記マイナスイオン発生手段、芳香発生手段等を用いて、フィトンチッド、精油等由来のアロマテラピー作用のある物質、メトフルトリン、トランスフルトリン、スタークル、S1846等の殺虫成分、ディート等の害虫忌避成分、ラウリルメタアクリレート、茶抽出物等の消臭成分等を揮散させるようにしてもよい。
前記マイナスイオン発生手段、芳香発生手段等は、空気清浄機内に予め配設するか、または、使用者が必要に応じて取り付けるようにしてもよく、そのための取り付け部や、取り付けカートリッジ部を設けることができる。
また、前記マイナスイオン発生手段、芳香発生手段等は、その配置部の近傍に、芳香物質等の減少状態を確認できるように、覗き窓あるいは透明部を設けて、前記手段の一部または全部が露出するように空気清浄機の風洞室内に配設するとよい。
【0036】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、風洞室を画成するハウジングと、該ハウジングに設けた風洞室の空気吸引口に臨み、風洞室の空気流路を横断して着脱自在に配置されたフィルターと、空気吸引口を通じて風洞室内に外気を取り入れ、これを外部に排出するために、フィルターの下流側に配置された電動ファンと、該電動ファンから排出される浄化された空気をハウジング外に放出するための排気口とを有する卓上型空気清浄機において、フィルターが暗色領域と明色領域を有することを特徴とする卓上型空気清浄機が提供された。
前記本発明の構成によれば、主として相対的に明色の繊維物質から成る粗大塵埃の付着状態をフィルターの暗色領域で確認し、微小塵埃である暗色の粒状物質の付着状態をフィルターの明色領域で確認することができる。
(2)本発明の一好適形態によれば、使用するフィルターとして特殊な材質を用い、あるいはまた、通常のフィルターに薬剤処理を行なって、通常の塵埃を取り除く機能に加えて、各種の付加的機能をフィルターに与えることもできる。この場合、空気清浄機の利用者は、使用目的に応じて、付加的機能の異なるフィルターを選択して使用することができる。
(3)本発明の別の好適形態では、前記フィルターを、風洞室の空気吸引口に対面して配置した第一フィルターと、該第一フィルターの下流側に配置した第二フィルターとで構成し、第一フィルターを粗大塵埃用、第二フィルターを微小塵埃用として、両フィルターの色調を、一方を暗色、他方を明色にする。
この構成によれば、空気清浄機の浄化フィルターとして、粗大塵埃用の第一フィルターと、微小塵埃用の第二フィルターとを用い、両フィルターの色調を違えて、一方を暗色、他方を明色にしたので、両フィルターを確認することにより、フィルターに対する大小全ての塵埃の付着状態を容易に確認することができる。一般に、居室内の粗大塵埃は相対的に明色の繊維物質であり、微小塵埃は相対的に暗色の粒状物質(通称、パーティクル)である。したがって、第一フィルターを黒色にすると、粗大塵埃である明色の繊維物質の付着が目立ちやすく、第二フィルターを白色にすると、微小塵埃である暗色の粒状物質の付着が目立ちやすい。
(3)本発明の別の好適形態によれば、第一および第二フィルターが、ハウジングに形成されたスリットを通じて着脱自在にハウジング内に挿入できるように構成されるとともに、挿入された状態の両フィルターの外側に位置する縁部分は、ハウジングの一部を凹ませることにより、または、前記縁部分の少なくとも一部をハウジングの外表面よりも突出させることにより、掴みやすくなっており、それによって第一および第二フィルターをハウジング外に引き出し得るようになっている。この構成によれば、ハウジング内への第一および第二フィルターの挿入を簡単に行なうことができ、また、前記縁部分を掴んで両フィルターをハウジング外に引き出す作業も簡単であり、フィルターの汚染を確認した後のフィルター交換を容易かつ簡単に行なうことができる。
(4)本発明の更に別の好適形態によれば、前記排気口に、浄化された空気の放出方向を変えるための手段が配設される。この構成を採用することにより、卓上型空気清浄機をテーブル上に置き、空気清浄機の利用者が、放出方向を変えるための手段を操作して、前記空気の放出方向を自分の顔の方向に向ければ、浄化された清浄な空気を効果的に享受できる。
(5)本発明の更に別の好適形態によれば、ハウジングが分割体として構成され、空気吸引口を含む分割体部分が、残りの部分に対して開閉可能になされ、その開放状態で、第一および第二フィルターの着脱を行ない得るようになされる。この構成によれば、空気吸引口を含む分割体部分を、開放状態にすると、風洞室内に装着されている第一および第二フィルターが露出し、汚染されたこれらのフィルターを風洞室から取り外して新しいフィルターを装着し、空気吸引口を含む分割体部分を閉鎖成状態にして、卓上型空気清浄機を使用可能な状態にすることができる。
(6)本発明の更に別の好適形態では、ハウジングの壁の少なくとも一部が透明材料で形成され、少なくとも第一フィルターの汚染状態を確認できるように構成される。この構成によれば、ハウジングからフィルターを取り外し、あるいは空気吸引口を含む分割体部分を開放状態にしてフィルターの汚染程度を確認する必要がなく、卓上型空気清浄機内のフィルターを外側から見ただけでフィルターの汚れを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一具体例に係わる卓上型空気清浄機の斜視図。
【図2】図1におけるII−II線截断図。
【図3】第一および第二フィルターを部分的に引き出した状態を示す図1に示した卓上型空気清浄機の斜視図。
【図4】変形例に係わる卓上型空気清浄機の斜視図。
【図5】図4に示す卓上型空気清浄機の縦断面図。
【符号の説明】
10 卓上型空気清浄機
12 ハウジング
14 前面壁
16 空気吸引口
18 背面壁
20 頂壁
20A 凹陥部
20a スリット
20b スリット
22 排気口
24 横壁
26 条溝
28 条溝
30 小突条
32 蓋
40 第一フィルター
42 第二フィルター
44 ルーバー
46 環状枠
48 羽根
A 風洞室
F 電動ファン
M 電動機
S 合わせ面
SW 電源スイッチ

Claims (8)

  1. 風洞室を画成するハウジングと、
    前記ハウジングに設けた前記風洞室の空気吸引口に臨み、前記風洞室の空気流路を横断して着脱自在に配置されたフィルターと、
    前記空気吸引口を通じて前記風洞室内に外気を取り入れ、これを外部に排出するために、前記フィルターの下流側に配置された電動ファンと、
    前記電動ファンから排出される浄化された空気を前記ハウジング外に放出するための排気口とを有する卓上型空気清浄機において、
    前記フィルターが暗色領域と明色領域を有することを特徴とする卓上型空気清浄機。
  2. 前記フィルターが、前記風洞室の空気吸引口に対面して配置された第一フィルターと、該第一フィルターの下流側に配置された第二フィルターとから成り、
    前記第一フィルターが粗大塵埃用、前記第二フィルターが微小塵埃用であって、両フィルターの色調が互いに異なり、一方が暗色、他方が明色になされていることを特徴とする請求項1に記載された卓上型空気清浄機。
  3. 前記第一フィルターが黒色であり、前記第二フィルターが白色であることを特徴とする請求項2に記載された卓上型空気清浄機。
  4. 前記排気口に、浄化された空気の放出方向を変えるための手段が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された卓上型空気清浄機。
  5. 前記フィルター、または、前記第一および第二フィルターが、前記ハウジングに形成されたスリットを通じて着脱自在に前記ハウジング内に挿入できるように構成され、また、挿入された状態の前記フィルターの外周縁部分、または、前記第一および第二フィルターの各外周縁部分は、前記ハウジングの一部を凹ませることにより、または、前記外周縁部分の少なくとも一部を前記ハウジングの外表面よりも突出させることにより、掴みやすくなされ、それによって前記フィルター、または、前記第一および第二フィルターを前記ハウジング外に引き出し得るようになっていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載された卓上型空気清浄機。
  6. 前記ハウジングが分割体として構成され、前記空気吸引口を含む分割体部分が、残りの部分に対して開閉可能になされ、その開放状態で、前記フィルター、または、前記第一および第二フィルターの着脱を行ない得るようになっていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載された卓上型空気清浄機。
  7. 前記ハウジングの壁の少なくとも一部が透明材料で形成され、前記フィルター、または、少なくとも前記第一フィルターの汚染状態を確認できるようになっていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載された卓上型空気清浄機。
  8. 前記フィルターに、通常の塵埃を取り除く機能以外の付加的機能が付与されていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載された卓上型空気清浄機。
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