JP2018004212A - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018004212A
JP2018004212A JP2016134812A JP2016134812A JP2018004212A JP 2018004212 A JP2018004212 A JP 2018004212A JP 2016134812 A JP2016134812 A JP 2016134812A JP 2016134812 A JP2016134812 A JP 2016134812A JP 2018004212 A JP2018004212 A JP 2018004212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
housing
blower
air
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016134812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6725345B2 (ja
Inventor
実 長田
Minoru Osada
実 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016134812A priority Critical patent/JP6725345B2/ja
Publication of JP2018004212A publication Critical patent/JP2018004212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6725345B2 publication Critical patent/JP6725345B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

【課題】感染症の予防効果を向上して小型化できる送風装置を提供する。
【解決手段】空気の流入口20及び吹出口5を開口して流入口20と吹出口5とを連結する送風通路7を有した本体筐体2と、送風通路7に配される送風機10と、流入口20を覆って択一的に取り付けられる着脱可能な第1装着部13及び第2装着部15とを備えた送風装置1であって、第1装着部13は第1吸込口4を開口して内部に捕虫空間25を形成する第1装着筐体14と、第1装着筐体14に取り付けられるとともに粘着面51aを有して虫を捕獲する捕虫シート51とを有し、第2装着部15は第2吸込口40を開口して第2装着筐体16と第2装着筐体16内に配して水を貯水する水槽34と水槽34に浸漬して吸水するとともに第2装着筐体16内を流通する空気を加湿する加湿フィルタ36とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は送風装置に関する。
特許文献1には従来の送風装置が開示されている。この送風装置は空気の吸込口及び吹出口をそれぞれ背面及び上面に開口した筐体を有する。筐体は室内の床面等に設置され、送風機を内装する。吸込口には空気中の塵埃を捕集するフィルタが配される。
上記構成の送風装置において、送風機が駆動されると吸込口から空気が吸い込まれる。吸込口から吸い込まれた空気はフィルタにより塵埃が捕集された後に吹出口から外部へ送出される。これにより、室内の空気を清浄化して循環させることができる。
上記特許文献1の送風装置によれば、空気中の塵埃を捕集するため、塵埃等による健康被害を低減することができる。また、近年の健康志向の高まりから、感染症等を低減する送風装置の要望が高くなっている。
特許文献2に記載の捕虫装置は、前面を扉により開閉して側面に開口部を開口した筐体と、筐体内に虫を誘引する誘引光を出射する誘引光源と、扉の背面に配されて虫を捕獲する粘着性の捕虫シートとを備えている。
扉を閉じて誘引光源を点灯すると、側面の開口部を介して誘引光が筐体の外部に向けて出射される。虫は側面の開口部を介して筐体内に進入し、捕虫シートにより捕虫される。
特開2009−66466号公報 特開2006−230258号公報
上記の捕虫シートにより、送風装置に捕虫機能を設けることができる。しかしながら、蚊等の虫を介した感染症等を低減することができるが、インフルエンザ等の空気感染する感染症を予防することができない。
本発明は、感染症の予防効果を向上できる送風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、空気の流入口及び吹出口を開口して前記流入口と前記吹出口とを連結する送風通路を有した本体筐体と、前記送風通路に配される送風機と、前記流入口を覆って択一的に取り付けられる着脱可能な第1装着部及び第2装着部とを備えた送風装置であって、
前記第1装着部は第1吸込口を開口して内部に捕虫空間を形成する第1装着筐体と、前記第1装着筐体に取り付けられるとともに粘着面を有して虫を捕獲する捕虫シートとを有し、
前記第2装着部は第2吸込口を開口する第2装着筐体と、前記第2装着筐体内に配して水を貯水する水槽と、前記水槽に浸漬して吸水するとともに前記第2装着筐体内を流通する空気を加湿する加湿フィルタとを有することを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記第1装着部が第1装着筐体内に前記流入口に面して着脱可能に配されるとともに塵埃を捕集する集塵部を有し、前記第1装着部から取り外された前記集塵部を前記第2装着筐体の第2吸込口と前記加湿フィルタとの間に取り付け可能にしたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記第1装着筐体に前記捕虫シートと前記水槽とを同時に取り付け可能にしたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記水槽の上面に格子状部材を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記第2装着筐体が前記第1装着筐体と共通の部材から成り、前記第1装着筐体に対して前記捕虫シート、前記水槽及び前記加湿フィルタを着脱可能にしたことを特徴とする。
本発明によると、本体筐体に択一的に取り付けられる第1装着部及び第2装着部を備え、第1装着部が捕虫シートを有するとともに第2装着部が加湿フィルタを有する。これにより、夏季等に第1装着部を本体筐体に装着して蚊等の虫を捕虫し、ウィルスの活動が活発になる冬季等に第2装着部を本体筐体に装着して室内を加湿することができる。したがって、虫を媒介とする感染症及び空気感染する感染症を予防して感染症の予防効果を向上できるとともに、送風装置を小型化することができる。
本発明の第1実施形態の送風装置を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す背面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置の一の装着部を示す正面図 本発明の第1実施形態の送風装置の他の装着部を示す正面図 本発明の第2実施形態の送風装置一の装着部を示す正面図 本発明の第3実施形態の一の装着部を装着した送風装置を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の他の装着部を装着した送風装置を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の送風装置の加湿フィルタを示す斜視図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1及び図2は第1実施形態の送風装置1のそれぞれ斜視図及び側面断面図を示している。なお、図1及び図2において白抜きの矢印は空気の流れを示している。送風装置1は居室内の床面等に設置されて水平断面形状が略楕円形の本体筐体2を有している。本体筐体2の背面2a側には着脱可能な装着部13(第1装着部)が取り付けられている。なお、本体筐体2の背面2a側には装着部13と後述する装着部15(第2装着部)とを択一的に取り付けることができる。
本体筐体2の上面の周縁部には透明な樹脂から成るスリーブ部12が設けられる。本体筐体2の上面前部には操作部6が設けられる。操作部6は複数のボタン(不図示)を有し、使用者の操作によって送風装置1の動作設定を行う。各ボタンの操作によって送風装置1の駆動オンオフ、送風機10の風量の変更、イオン発生装置11のオンオフ等を指示することができる。
本体筐体2の背面2a及び上面にはそれぞれ流入口20及び吹出口5が開口している。吹出口5には突出板45が設けられる。突出板45は吹出口5の中央部に設けられ、上方に向かって突出する。
本体筐体2内には流入口20と吹出口5とを連結する送風通路7が設けられる。送風通路7内には流入口20から吹出口5に向かって(気流の上流から下流に向かって)順にプレフィルタ8、HEPAフィルタ9、送風機10及びイオン発生装置11が設けられる。なお、プレフィルタ8及びHEPAフィルタ9により塵埃を集塵する集塵部が構成される。
送風機10はモータ10aにより駆動されるシロッコファンにより形成され、軸方向に吸気して周方向に排気する。プレフィルタ8はABS等の合成樹脂で形成された複数段複数列の窓を有する矩形の枠にポリプロピレン製のメッシュを溶着して形成される。メッシュの目の大きさは蚊やハエ等の虫が通過できない大きさに形成される。プレフィルタ8によって空気中の大きな塵埃を捕集することができる。
HEPAフィルタ9は濾材9aを覆うように枠材9bがホットメルトにより溶着されている。HEPAフィルタ9によって、所定粒径(例えば3μm)よりも小さい粒径のPM2.5等の微小粒子状物質を含む空気中の微細な塵埃を捕集することができる。
なお、活性炭等の吸着材を有する脱臭フィルタをプレフィルタ8とHEPAフィルタ9との間に配置してもよい。これにより、空気中の臭気成分を吸着して空気を脱臭することができる。
イオン発生装置11は高圧電圧の印加によりイオンを発生する電極(不図示)を有し、電極は送風通路7内に面している。電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。電極の印加電圧が正電圧の場合は主としてH(HO)mから成るプラスイオンを発生し、負電圧の場合は主としてO (HO)nから成るマイナスイオンを発生する。ここで、m、nは整数である。H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭気成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌等を破壊する。ここで、m’、n’は整数である。したがって、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口5から送出することにより居室内の除菌及び臭い除去を行うことができる。
(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)HO ・・・(1)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ 2・OH+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(2)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ H+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(3)
また、プラスイオン及びマイナスイオンが使用者の肌に接触すると、肌に水酸基(OH基)が付着して肌表面が親水化される。これにより、肌表面に水分子が付着しやすくなり、肌に潤いを与えることができる。
装着部13には複数の吸込口4(第1吸込口)が開口し、装着部13と本体筐体2の背面2aとの間には吸込口4と流入口20とを連通させる捕虫空間25が形成される。捕虫空間25に面した本体筐体2の背面2aは黒色に形成される。また、捕虫空間25内には詳細を後述する捕虫シート51が配される。
図3は送風装置1の本体筐体2の上部の背面断面図を示している。本体筐体2の背面上部には流入口20に対して外側(装着部13側)に突出した突出部28が設けられる。突出部28は左右方向に延びて形成され、突出部28の下面の左右方向の中央部には凹部28aが凹設される。
凹部28a内の左右端部にはそれぞれ出射面(不図示)が斜め下方を向くように誘引灯21が配される。これにより、誘引灯21は捕虫空間25の上部に面して装着部13の吸込口4の上方に配置される。誘引灯21は、蚊等の虫を誘引する約365nmの紫外線を出射する紫外線発光ダイオード(不図示)を有する。
凹部28aの左右方向の中央部には両面に反射面61aが形成された板状の反射部61が垂設される。反射面61aはシボ加工され、誘引灯21の出射面から出射された光P1は反射面61aで拡散反射する。反射面61aで拡散反射した光P2は捕虫空間25内を照射するとともに吸込口4を介して居室内に出射される。これにより、使用者が誘引灯21を直視することを防止することができる。
図4は装着部13を内側(本体筐体2側)から見た正面図を示している。装着部13は装着筐体14(第1装着筐体)及び捕虫シート51を有している。装着筐体14は本体筐体2に設けられた係合孔(不図示)に係合する係合爪(不図示)を有する。これにより、装着部13は本体筐体2に対して着脱可能に取り付けられる。装着筐体14は後方に凸になるように湾曲し、左右の両端部にはそれぞれ複数(本実施形態では5個)の吸込口4(第1吸込口)が上下に並設される。なお、吸込口4は1個でもよい。
装着筐体14の内面14aには捕虫シート51が配される。捕虫シート51は装着筐体14の四隅に突設された係合部55に孔部51bを係合して装着される。捕虫シート51は本体筐体2側の一面に例えばアクリル系の粘着剤を設けた粘着面51aを有している。
また、装着筐体14の内面14aには虫を誘引する臭気物質を発生するニオイ発生部70が設けられる。臭気物質に特に限定はないが、例えば乳酸を挙げることができる。乳酸により蚊等を容易に誘引することができる。
図5は装着部15(第2装着部)を内側(本体筐体2側)から見た正面図を示している。装着部15は装着部13(図4参照)を取り外した本体筐体2の背面2aに装着される。装着部15は装着筐体16(第2装着筐体)及び加湿部30を有している。装着筐体16は装着筐体14と同様に本体筐体2に設けられた係合孔(不図示)に係合する係合爪(不図示)を有する。これにより、装着部15は本体筐体2に対して着脱可能に取り付けられる。装着筐体16は装着筐体14と同様に後方に凸になるように湾曲し、左右の両端部にはそれぞれ複数(本実施形態では5個)の吸込口40(第2吸込口)が上下に並設される。なお、吸込口40は1個でもよい。
装着筐体16の内面16aには加湿部30が設けられる。加湿部30は水槽34及び加湿フィルタ33を有している。水槽34は装着筐体16の下部に着脱自在に設けられ、水を貯水する。加湿フィルタ33は捕虫シート51と同様に、装着筐体16の四隅に突設された係合部55に孔部33bを係合して装着される。加湿フィルタ33は通気性及び吸水性を有する不織布等により形成され、下部が水槽34に浸漬される。なお、吸込口40は加湿フィルタ33と前後方向に近接している。
上記構成の送風装置1において、蚊等の虫が発生する夏季等に、装着部13が本体筐体2に装着される。操作部6の操作により送風装置1の運転が指示されると、送風機10、イオン発生装置11及び誘引灯21が駆動される。送風機10の駆動により、吸込口4を介して居室内の空気が捕虫空間25内に流入する。
捕虫空間25に流入した空気は本体筐体2の流入口20から送風通路7に流入する。この時、プレフィルタ8及びHEPAフィルタ9により空気中の塵埃が捕集される。また、送風機10の排気側の送風通路7内を流通する空気にはイオン発生装置11で発生したイオンが含まれる。そして、イオンを含む空気が吹出口5から送出される。これにより、居室内の空気が清浄化されて循環し、イオンによる除菌及び脱臭を行うことができる。
また、蚊等の虫が誘引灯21により装着部13の近傍に誘引され、吸込口4を介して捕虫空間25に吸い込まれる。捕虫空間25に進入した虫は捕虫シート51により捕獲される。
なお、蚊等の虫は黒色を好むことが知られている。本体筐体2の背面2a(捕虫空間25に面した領域)を黒色に形成しているため、装着部13の近傍に誘引された虫を吸込口4を介して容易に捕虫空間25に進入させることができる。また、捕虫シート51を黒色に形成しているため、捕虫空間25に進入した虫を捕虫シート51上に容易に誘引させることができる。
一方、ウィルスの活動が活発になる冬季等に、水槽34に貯水した装着部15が装着部13を取り外した本体筐体2に装着される。加湿フィルタ33は水槽34から吸水して広い面積で水分を蒸発させ、装着筐体16内に湿った空気が充満する。
操作部6の操作により送風装置1の運転が指示されると、送風機10及びイオン発生装置11が駆動される。送風機10の駆動により、吸込口40から装着筐体16内に吸い込まれた空気は装着筐体16内で加湿され、本体筐体2の流入口20から送風通路7に流入する。
送風通路7に流入した空気はプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9により塵埃を捕集され、イオン発生装置11で発生したイオンが含まれる。そして、イオンを含む空気が吹出口5から送出される。これにより、居室内の空気が清浄化されるとともに加湿されて循環し、イオンによる除菌及び脱臭を行うことができる。これにより、居室内の絶対湿度を上げ、インフルエンザ等の空気感染する感染症を予防することができる。
本実施形態によると、本体筐体2に択一的に取り付けられる装着部13(第1装着部)及び装着部15(第2装着部)を備え、装着部13が捕虫シート51を有するとともに装着部15が加湿フィルタ33を有する。これにより、夏季等に装着部13を本体筐体2に装着して蚊等の虫を捕虫し、ウィルスの活動が活発になる冬季等に装着部15を本体筐体2に装着して室内を加湿することができる。したがって、虫を媒介とする感染症及びインフルエンザ等の空気感染する感染症を予防して感染症の予防効果を向上できるとともに、送風装置1を小型化することができる。
また、装着筐体14に対して捕虫シート51が着脱可能に取り付けられる。これにより、使用済の捕虫シート51を交換できる。また、装着筐体16に対して水槽34及び加湿フィルタ33が着脱可能に取り付けられる。これにより、水槽34を外して水を容易に貯水することができるとともに、経年劣化した加湿フィルタ33も交換できる。これにより、利便性を向上できる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図6は第2実施形態の送風装置1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、装着筐体14に水槽34を取り付け可能にした点及び水槽34の上面にグリル34a(格子状部材)を設けた点が第1実施形態と異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
装着筐体14の下部には装着筐体16(図5参照)から取り外された水槽34が着脱可能に取り付けられる。蚊等の虫は湿気や水分を好むことが知られている。このため、虫が水槽34の貯水に誘引され、より多くの虫を捕虫空間25(図2参照)に進入させることができる。
また、水槽34の上面にはグリル34aが設けられる。グリル34aはピッチが3mm以下の格子状に形成される。これにより、水槽34内へ産卵のための蚊等の進入を防止することができる。
なお、本実施形態において、捕虫シート51を取り外した装着筐体14に加湿フィルタ33を取り付け可能にしてもよい。これにより、装着筐体16(図5参照)が装着筐体14と共通の部材により形成され、装着筐体14に対して捕虫シート51、水槽34及び加湿フィルタ33が着脱可能になる。その結果、装着筐体14に加湿フィルタ33及び水槽34を取り付けて装着部15(図5参照)を構成し、装着筐体14に捕虫シート51及び水槽34を取り付けて装着部13を構成することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、装着筐体14に捕虫シート51と水槽34とを同時に取り付けできるので、より多くの虫を捕獲することができる。
また、装着筐体16(第2装着筐体)を装着筐体14(第1装着筐体)と共通の部材により形成することにより、送風装置1の部品点数を削減することができる。
<第3実施形態>
次に、図7は第3実施形態の送風装置1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、装着部13及び装着部15の構成が異なるとともに、装着部13及び装着部15と本体筐体2との装着位置が第1実施形態と異なる。
本体筐体2の背面2aには装着部13及び装着部15(図8参照)が択一的に着脱可能に取り付けられる。本体筐体2には背面2aに開口する流入口20と上面に開口する吹出口5とを連通させる送風通路7が形成される。送風通路7内には送風機10及びイオン発生装置11が配される。
装着部13は本体筐体2に取り付けられる装着筐体14内に第1実施形態と同様の捕虫シート51、プレフィルタ8、HEPAフィルタ9及び誘引灯21が配される。装着筐体14は前面に開口面14bを形成し、連通口24aを開口した仕切壁24により前後に仕切られる。仕切壁24の前方には流入口20に面してプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9が配され、開口面14bを介してプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9を取り外すことができる。
装着筐体14の後部側面には吸込口4が開口し、背壁の内面上に捕虫シート51が配される。装着筐体14は仕切壁24上で前後に分割可能に形成され、後部を取り外して捕虫シート51を交換することができる。
図8は装着部13を取り外した本体筐体2に装着部15を装着した側面断面図を示している。装着部15は装着筐体16内にプレフィルタ8、HEPAフィルタ9及び加湿部30が配される。
装着筐体16は前面に開口面16bを形成し、連通口26aを開口した仕切壁26により前後に仕切られる。装着筐体16の背壁16c上には吸込口40が形成される。仕切壁24の後方にはプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9が配される。装着筐体16は仕切壁26上で前後に分割可能に形成され、後部を取り外してプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9を取り外すことができる。
なお、装着部13からプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9から成る集塵部を取り外して装着部15の吸込口40と加湿フィルタ36との間に取り付けてもよい。これにより、装着部13及び装着部15のプレフィルタ8、HEPAフィルタ9を共通化し、送風装置1のコストを削減することができる。
仕切壁26の前方には加湿部30が配される。これにより、吸込口40から流入口20に向かって(気流の上流から下流に向かって)、順にプレフィルタ8、HEPAフィルタ9、加湿部30が配される。
加湿部30はタンク35、水槽34及び加湿フィルタ36を有している。タンク35は装着筐体16の側面の蓋部(不図示)を開いて着脱可能に設けられ、加湿用の水が貯水される。水槽34は装着筐体16の底壁上に設けられ、タンク35から給水して所定の水位に保持される。
加湿フィルタ36は樹脂成形品の中空の円盤状に形成された保持部31により円形の吸水材32を保持して形成される。吸水材32は通気性及び吸水性を有する不織布等により形成される。保持部31は装着部15に軸部31aで軸支され、回転可能に配される。
図9は加湿フィルタ36の斜視図を示している。保持部31の外周面にはラック31bが形成される。ラック31bは装着部15に配したモータ(不図示)に取り付けられるピニオン(不図示)に噛合する。モータの駆動により、加湿フィルタ36は垂直面内で回転する。
保持部31の軸方向の両端面には開口部31c及び被覆部31dが設けられる。被覆部31dは部分円形状に形成され、吸水材32を覆う。開口部31cは被覆部31dの非形成部分に複数開口し、吸水材32が露出する。
加湿フィルタ36はモータにより回転し、開口部31cを介して吸水材32が水槽34(図8参照)内に浸漬して吸水する。また、モータの停止時に被覆部31dを水槽34内に浸漬して吸水材32の吸水を回避し、吸水材32の雑菌の繁殖が防止される。
上記構成の送風装置1において、夏季等に装着部13が本体筐体2に装着され、送風機10、イオン発生装置11及び誘引灯21が駆動される。これにより、吸込口4を介して居室内の空気が捕虫空間25内に流入し、流入口20を介して送風通路7を流通する。送風通路7を流通する空気はプレフィルタ8及びHEPAフィルタ9により塵埃を捕集され、イオン発生装置11で発生したイオンが含まれる。そして、イオンを含む空気が吹出口5から送出される。また、誘引灯21により誘引された虫が吸込口4を介して捕虫空間25に吸い込まれ、捕虫シート51により捕獲される。
また、冬季等に装着部15が本体筐体2に装着され、送風機10、イオン発生装置11及び加湿部30が駆動される。加湿部30のモータの駆動により加湿フィルタ36の吸水材32が水槽34から吸水する。
居室内の空気は吸込口40を介して装着部15内に流入し、プレフィルタ8及びHEPAフィルタ9により塵埃を捕集される。塵埃を捕集された空気は加湿フィルタ36を通過して加湿され、流入口20を介して送風通路7に流入する。送風通路7を流通する空気はイオン発生装置11で発生したイオンが含まれ、吹出口5から送出される。これにより、居室内の空気が清浄化されるとともに加湿される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、装着部13のプレフィルタ8、HEPAフィルタ9(集塵部)を取り外して装着筐体16に取り付け可能に形成すると、送風装置1のコストを削減することができる。
本発明は居室内を加湿する送風装置に利用することができる。
1 送風装置
2 本体筐体
2a 背面
4 吸込口(第1吸込口)
5 吹出口
6 操作部
7 送風通路
8 プレフィルタ
9 HEPAフィルタ
10 送風機
11 イオン発生装置
13 装着部(第1装着部)
14 装着筐体(第1装着筐体)
14a 内面
14b 開口面
15 装着部(第2装着部)
16 装着筐体(第2装着筐体)
16b 開口面
20 流入口
21 誘引灯
25 捕虫空間
28 突出部
30 加湿部
31 保持部
31c 開口部
31d 被覆部
32 吸水材
33、36 加湿フィルタ
34 水槽
34a グリル
35 タンク
40 吸込口(第2吸込口)
51 捕虫シート
51a 粘着面
55 係合部
61 反射部
70 ニオイ発生部

Claims (5)

  1. 空気の流入口及び吹出口を開口して前記流入口と前記吹出口とを連結する送風通路を有した本体筐体と、前記送風通路に配される送風機と、前記流入口を覆って択一的に取り付けられる着脱可能な第1装着部及び第2装着部とを備えた送風装置であって、
    前記第1装着部は第1吸込口を開口して内部に捕虫空間を形成する第1装着筐体と、前記第1装着筐体に取り付けられるとともに粘着面を有して虫を捕獲する捕虫シートとを有し、
    前記第2装着部は第2吸込口を開口する第2装着筐体と、前記第2装着筐体内に配して水を貯水する水槽と、前記水槽に浸漬して吸水するとともに前記第2装着筐体内を流通する空気を加湿する加湿フィルタとを有することを特徴とする送風装置。
  2. 前記第1装着部が第1装着筐体内に前記流入口に面して着脱可能に配されるとともに塵埃を捕集する集塵部を有し、前記第1装着部から取り外された前記集塵部を前記第2装着筐体の第2吸込口と前記加湿フィルタとの間に取り付け可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 前記第1装着筐体に前記捕虫シートと前記水槽とを同時に取り付け可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  4. 前記水槽の上面に格子状部材を設けたことを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. 前記第2装着筐体が前記第1装着筐体と共通の部材から成り、前記第1装着筐体に対して前記捕虫シート、前記水槽及び前記加湿フィルタを着脱可能にしたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の送風装置。
JP2016134812A 2016-07-07 2016-07-07 送風装置 Active JP6725345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016134812A JP6725345B2 (ja) 2016-07-07 2016-07-07 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016134812A JP6725345B2 (ja) 2016-07-07 2016-07-07 送風装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018004212A true JP2018004212A (ja) 2018-01-11
JP6725345B2 JP6725345B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=60946124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016134812A Active JP6725345B2 (ja) 2016-07-07 2016-07-07 送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6725345B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180055033A1 (en) * 2015-06-18 2018-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Air blowing device and insect trapping method
CN110749001A (zh) * 2018-07-23 2020-02-04 青岛海尔空调器有限总公司 空调器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1163591A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Image Seed:Kk 空気清浄器
JP2004069290A (ja) * 2002-06-14 2004-03-04 Earth Chem Corp Ltd 卓上型空気清浄機
US20100024278A1 (en) * 2007-02-07 2010-02-04 Westham Ltd. Methods and devices for attracting and trapping insects
JP2011149649A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Daikin Industries Ltd 空調室内機
JP2012167899A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Sharp Corp 加湿装置
JP2015181430A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社ホンダアクセス 蚊の誘引捕獲装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1163591A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Image Seed:Kk 空気清浄器
JP2004069290A (ja) * 2002-06-14 2004-03-04 Earth Chem Corp Ltd 卓上型空気清浄機
US20100024278A1 (en) * 2007-02-07 2010-02-04 Westham Ltd. Methods and devices for attracting and trapping insects
JP2011149649A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Daikin Industries Ltd 空調室内機
JP2012167899A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Sharp Corp 加湿装置
JP2015181430A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社ホンダアクセス 蚊の誘引捕獲装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180055033A1 (en) * 2015-06-18 2018-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Air blowing device and insect trapping method
US10888082B2 (en) * 2015-06-18 2021-01-12 Sharp Kabushiki Kaisha Air blowing device and insect trapping method
CN110749001A (zh) * 2018-07-23 2020-02-04 青岛海尔空调器有限总公司 空调器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6725345B2 (ja) 2020-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6775272B2 (ja) 送風機
JP6515183B2 (ja) 送風装置及び捕虫方法
TWI625097B (zh) Air supply device
KR101717518B1 (ko) 공기조화기
JP6740351B2 (ja) 捕虫装置、および空気処理装置
JP2017227369A (ja) 加湿器
JP6725345B2 (ja) 送風装置
JP6480700B2 (ja) 送風装置
JP2017216971A (ja) 送風装置
JP6755946B2 (ja) 送風装置
JP2019092528A (ja) 送風装置用の捕虫部
JP6767794B2 (ja) 送風装置
JP2021083419A (ja) 捕虫材、及び送風装置
JP6137799B2 (ja) 送風装置
JP7307356B2 (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6725345

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150