JP2017216971A - 送風装置 - Google Patents

送風装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017216971A
JP2017216971A JP2016115955A JP2016115955A JP2017216971A JP 2017216971 A JP2017216971 A JP 2017216971A JP 2016115955 A JP2016115955 A JP 2016115955A JP 2016115955 A JP2016115955 A JP 2016115955A JP 2017216971 A JP2017216971 A JP 2017216971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
air
feather
sound
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016115955A
Other languages
English (en)
Inventor
慎太郎 野村
Shintaro Nomura
慎太郎 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016115955A priority Critical patent/JP2017216971A/ja
Publication of JP2017216971A publication Critical patent/JP2017216971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

【課題】使用者に対する虫の接触を防止できる送風装置を提供する。【解決手段】空気の流入口20及び吹出口5を開口して送風機10を内装する筐体2と、流入口20を覆って筐体2に着脱可能に取り付けられるとともに空気の吸込口4を開口するカバー部材3と、筐体2とカバー部材3との間の空間内に着脱可能に設置されるとともに一面に粘着面51aを有して虫を捕獲する捕虫シート51と、所定の虫を誘引する周波数の音を出力するスピーカ39とを備えた。【選択図】図2

Description

本発明は捕虫機能を有する送風装置に関する。
特許文献1には従来の送風装置が開示されている。この送風装置は空気の流入口及び吹出口をそれぞれ背面及び上面に開口した筐体を有する。筐体は室内の床面等に設置され、送風機を内装する。流入口には空気中の塵埃を捕集するフィルタが配される。筐体の背面側には流入口を覆うカバー部材が筐体に対して着脱可能に取り付けられる。カバー部材は空気の吸込口を複数開口している。
上記構成の送風装置において、運転が開始されると、送風機が駆動されて吸込口から空気が吸い込まれる。吸込口から吸い込まれた空気は流入口に流入し、フィルタにより塵埃が捕集された後に吹出口から外部へ送出される。これにより、室内の空気を循環させるとともに、清浄することができる。
近年、蚊等の虫を媒介とする感染症の予防に対する市場要求が高くなっている。このため、特許文献2には車両の車室内に配されたスピーカから虫の撃退音を発生する音響装置が開示されている。使用者は車室内のスピーカの近傍に着座するため、撃退音により使用者に対する虫の接近を防止することができる。
特開2009−66466号公報 特開2014−36597号公報
上記特許文献2と同様に送風装置にスピーカを設けて虫の撃退音を発生することにより、虫の接近を防止することができる。しかしながら、送風装置は屋内の居室内に配され、使用者は送風装置から離れている場合が多くなる。このため、居室内の送風装置から離れた使用者に対する虫の接触を防止できない問題があった。
本発明は、使用者に対する虫の接触を防止できる送風装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、空気の流入口及び吹出口を開口して送風機を内装する筐体と、前記流入口を覆って前記筐体に着脱可能に取り付けられるとともに空気の吸込口を開口するカバー部材と、前記筐体と前記カバー部材との間の空間内に着脱可能に設置されるとともに一面に粘着面を有して虫を捕獲する捕虫シートと、所定の虫を誘引する周波数の音を出力するスピーカとを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、人体を検出する人感センサを備え、人体を検出した時の前記スピーカの音量が検出しない時よりも小さいことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、所定の風量で前記送風機を駆動する昼間モードと、前記昼間モードよりも低い風量で前記送風機を駆動する夜間モードとを備え、前記夜間モードの前記スピーカの音量が前記昼間モードの時よりも小さいことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、マイクを有して所定の羽音を検知する羽音検知部を備え、前記昼間モード時に前記羽音検知部により羽音を検知した時の前記送風機の風量が検知しない時の風量よりも大きく、前記夜間モード時に前記羽音検知部により羽音を検知しても前記送風機の風量を変化させないことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、マイクを有して所定の羽音を検知する羽音検知部を備え、前記羽音検知部により羽音を検知した時の前記送風機の風量が検知しない時の風量よりも大きいことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、マイクを有して所定の羽音を検知する羽音検知部と、紫外線を出射して虫を誘引する誘引灯とを備え、前記羽音検知部により羽音を検知した時の前記誘引灯の光量が検知しない時の光量よりも大きいことを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、周囲の明るさを検知する照度センサを備え、周囲の明るさが所定値よりも低くなると前記誘引灯の光量を増加させることを特徴とする。
また本発明は、上記構成の送風装置において、前記羽音検知部により複数種の虫の羽音を検知することを特徴とする。
本発明によると、粘着面を有した捕虫シートと、所定の虫を誘引する周波数の音を出力するスピーカとを備える。これにより、室内の虫がスピーカにより送風装置に引き寄せられて捕虫シートにより捕獲される。したがって、室内の使用者と虫との接触を防止することができる。
本発明の第1実施形態の送風装置を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す背面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置のカバー部材を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置の制御ブロックを示す 本発明の第2実施形態の送風装置を示す側面断面図 本発明の第3実施形態の送風装置を示す側面断面図
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1及び図2は第1実施形態の送風装置のそれぞれ斜視図及び側面断面図を示している。なお、図1及び図2において白抜きの矢印は空気の流れを示している。送風装置1は居室内の床面等に設置されて水平断面形状が略楕円形の筐体2を有している。筐体2の背面側には着脱可能なカバー部材3が取り付けられている。
筐体2の上面の周縁部には透明な樹脂から成るスリーブ部12が設けられる。筐体2の上面前部には操作部6が設けられる。操作部6は複数のボタン(不図示)を有し、使用者の操作によって送風装置1の動作設定を行う。各ボタンの操作によって送風装置1の駆動オンオフ、送風機10の風量の変更、イオン発生装置11のオンオフ等を指示することができる。また、所定のボタンの操作によって昼間モードと夜間モードとを切り替えることができる。昼間モードは所定の風量で送風機10を駆動し、夜間モードは昼間モードよりも低い風量で送風機10を駆動する。
操作部6の下方にはマイク40が設けられる。マイク40は送風装置1の近傍の音を集音し、集音された音は後述する羽音検知部43(図5参照)により所定の処理が行われる。操作部6の前方の筐体2の前壁には人体を検知する赤外線センサ等の人感センサ42が設けられる。人感センサ42の下方には周囲の明るさを検知する照度センサ41が設けられる。
筐体2の背面及び上面にはそれぞれ流入口20及び吹出口5が開口している。吹出口5の中央部には上方に向かって突出する突出板13が設けられる。カバー部材3には複数の吸込口4が開口し、カバー部材3と筐体2の背面との間には吸込口4と流入口20とを連通させる捕虫空間25が形成される。捕虫空間25に面した筐体2の背面2aは黒色に形成される。
筐体2内には流入口20と吹出口5とを連結する送風通路7が設けられる。送風通路7内には流入口20から吹出口5に向かって(気流の上流から下流に向かって)順にプレフィルタ8、HEPAフィルタ9、送風機10及びイオン発生装置11が設けられる。
送風機10はモータ10aにより駆動されるシロッコファンにより形成され、軸方向に吸気して周方向に排気する。プレフィルタ8はABS等の合成樹脂で形成された複数段複数列の窓を有する矩形の枠にポリプロピレン製のメッシュを溶着して形成される。メッシュの目の大きさは蚊やハエ等の虫が通過できない大きさに形成される。プレフィルタ8によって空気中の大きな塵埃を捕集することができる。
HEPAフィルタ9は濾材9aを覆うように枠材9bがホットメルトにより溶着されている。HEPAフィルタ9によって、所定粒径(例えば3μm)よりも小さい粒径のPM2.5等の微小粒子状物質を含む空気中の微細な塵埃を捕集することができる。
なお、活性炭等の吸着材を有する脱臭フィルタをプレフィルタ8とHEPAフィルタ9との間に配置してもよい。これにより、空気中の臭気成分を吸着して空気を脱臭することができる。
イオン発生装置11は高圧電圧の印加によりイオンを発生する電極(不図示)を有し、電極は送風通路7内に面している。電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。電極の印加電圧が正電圧の場合は主としてH(HO)mから成るプラスイオンを発生し、負電圧の場合は主としてO (HO)nから成るマイナスイオンを発生する。ここで、m、nは整数である。H(HO)m及びO (HO)nは空気中の浮遊菌や臭気成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌等を破壊する。ここで、m’、n’は整数である。したがって、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口5から送出することにより居室内の除菌及び臭い除去を行うことができる。
(HO)m+O (HO)n→・OH+1/2O+(m+n)HO ・・・(1)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ 2・OH+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(2)
(HO)m+H(HO)m’+O (HO)n+O (HO)n’
→ H+O+(m+m'+n+n')HO ・・・(3)
また、プラスイオン及びマイナスイオンが使用者の肌に接触すると、肌に水酸基(OH基)が付着して肌表面が親水化される。これにより、肌表面に水分子が付着しやすくなり、肌に潤いを与えることができる。
図3は送風装置1の筐体2の上部の背面断面図を示している。筐体2の背面上部には流入口20に対して外側(カバー部材3側)に突出した突出部28が設けられる。突出部28は左右方向に延びて形成され、突出部28の下面の左右方向の中央部には凹部28aが凹設される。
凹部28a内の左右端部にはそれぞれ出射面(不図示)が斜め下方を向くように誘引灯21が配される。これにより、誘引灯21は捕虫空間25の上部に面してカバー部材3の吸込口4の上方に配置される。誘引灯21は、蚊等の虫を誘引する約365nmの紫外線を出射する紫外線発光ダイオード(不図示)を有する。
凹部28aの左右方向の中央部には両面に反射面61aが形成された板状の反射部61が垂設される。反射面61aはシボ加工され、誘引灯21の出射面から出射された光P1は反射面61aで拡散反射する。反射面61aで拡散反射した光P2は捕虫空間25内を照射するとともに吸込口4を介して居室内に出射される。これにより、使用者が誘引灯21を直視することを防止することができる。
照度センサ41の検知結果に基づき、周囲の明るさが所定値よりも低くなると誘引灯21の光量が増加する。これにより、蚊等の虫の活動が活発になる夕方に周囲が少し暗くなると、誘引灯21の光量が増加され、多くの虫を誘引することができる。また、周囲が明るい時は誘引灯21の光量を小さくして省電力化を図ることができる。なお、誘引灯21を消灯し、周囲の明るさが所定値よりも低くなると点灯してもよい。
誘引灯21の近傍にはスピーカ39が設けられる。スピーカ39は人体から吸血するメスの蚊が好む周波数(略400Hz)の音を出力する。
図4はカバー部材3を内側(筐体2側)から見た斜視図を示している。カバー部材3は筐体2に設けられた係合孔(不図示)に係合する係合爪(不図示)を有する。これにより、カバー部材3は筐体2に対して着脱可能に取り付けられる。カバー部材3は後方に凸になるように湾曲し、左右の両端部にはそれぞれ複数(本実施形態では5個)の吸込口4が上下に並設される。なお、吸込口4は1個でもよい。
カバー部材3の内面3aには捕虫シート51が配される。捕虫シート51はカバー部材3の四隅に突設された係合部55に孔部51bを係合して装着される。捕虫シート51は筐体2側の一面に例えばアクリル系の粘着剤を設けた粘着面51aを有している。
また、カバー部材3の内面3aには虫を誘引する臭気物質を発生するニオイ発生部70が設けられる。臭気物質に特に限定はないが、例えば乳酸を挙げることができる。乳酸により蚊を容易に誘引することができる。なお、ニオイ発生部70の設置場所は捕虫空間25内であれば、カバー部材3の内面に限定されず筐体2の背面2aに設けてもよい。
図5は送風装置1の構成を示すブロック図である。送風装置1は各部を制御する制御部100を有している。制御部100には羽音検知部43、記憶部44、操作部6、送風機10、イオン発生装置11、誘引灯21、スピーカ39、照度センサ41、人感センサ42が接続される。
羽音検知部43はマイク40により送風装置1の周囲の音を集音し、例えば略300〜600Hzの周波数の帯域の音を判別して複数種類の蚊の羽音を検知する。具体的にはコガタアカイエカの羽音は380Hz近傍、シナハマダラカの羽音は340Hz近傍、ヒトスジシマカの羽音は512Hz近傍である。
記憶部44は送風装置1の制御プログラムを格納するとともに、制御部100による演算結果等を記憶する。
上記構成の送風装置1において、操作部6の操作により送風装置1の運転が指示されると、送風機10が駆動される。送風機10の駆動により、吸込口4を介して居室内の空気が捕虫空間25内に流入する。
また、スピーカ39から蚊を誘引する周波数の音が出力され、照度センサ41の検知結果に基づいて誘引灯21が点灯される。誘引灯21の出射光は反射面61aにより吸込口4に向けて拡散反射する。これにより、吸込口4を介して虫を捕虫空間25に誘引し、捕虫シート51により捕獲することができる。
なお、複数種類の蚊に対応してスピーカ39から出力される音の周波数を操作部6により変更することができる。また、複数種類の蚊に対応して複数の周波数の音を順に繰り返してスピーカ39から出力してもよく、複数の周波数の音を合成してスピーカ39から出力してもよい。
この時、人感センサ42により人体を検出した時に、検出しない時よりもスピーカ39の音量を小さくしている。スピーカ39から出力される音は可聴音であるため、スピーカ39の音量を小さくすることにより使用者の不快感を低減することができる。なお、人体を検出した時にスピーカ39を消音してもよい。
また、夜間モードが設定されている場合に、昼間モード時よりもスピーカ39の音量を小さくしている。これにより、使用者の就寝時に設定される夜間モード時のスピーカ39の音による睡眠妨害を防止できる。夜間モード時にスピーカ39を消音してもよい。
また、蚊等の虫は黒色を好むことが知られている。筐体2の背面(捕虫空間25に面した領域)を黒色に形成しているため、カバー部材3の近傍に誘引された虫を吸込口4を介して容易に捕虫空間25に誘引することができる。また、捕虫シート51を黒色に形成しているため、捕虫空間25に進入した虫は捕虫シート51に容易に誘引されて捕獲される。
捕虫空間25に流入した空気は筐体2の流入口20から送風通路7に流入する。この時、プレフィルタ8により空気中の大きな塵埃が捕集される。また、HEPAフィルタ9によりPM2.5等を含む空気中の微細な塵埃が捕集される。送風機10の排気側の送風通路7内を流通する空気にはイオン発生装置11で発生したイオンが含まれる。塵埃が捕集されてイオンを含む空気は吹出口5から送出される。これにより、居室内の空気を循環させるとともに清浄することができる。
送風装置1の駆動により送風装置1に蚊が誘引されると、蚊の羽音が羽音検知部43により検知される。この時、蚊の羽音を検知しない時よりも誘引灯21の光量を大きくし、送風機10の風量を大きくする。これにより、送風装置1に接近した蚊が捕虫空間25内で点灯する誘引灯21によって捕虫空間25により誘引されやすくなる。また、送風装置1に接近した蚊が吸込口4から吸い込まれる風量の増加によって確実に捕虫空間25内に吸い込まれる。これにより、捕虫シート51によってより多くの蚊を捕獲することができる
この時、夜間モードが設定されている場合は、羽音検知部43が蚊の羽音を検知しても送風機10の風量を変化させないようにしてもよい。これにより、使用者の就寝時の送風機10の騒音による睡眠妨害を防止できる。
本実施形態によると、粘着面51aを有した捕虫シート51と、所定の蚊を誘引する周波数の音を出力するスピーカ39とを備える。これにより、室内の蚊がスピーカ39により送風装置1に引き寄せられて捕虫シート51により捕獲される。したがって、室内の使用者と虫との接触を防止することができる。なお、スピーカ39から蚊を誘引する音を出力しているが、ハエ等のその他の虫を誘引する周波数の音をスピーカ39から出力してもよい。
また、人感センサ42により人体を検出した時のスピーカ39の音量が検出しない時よりも小さくしているので、スピーカ39から出力される可聴音による使用者の不快感を低減することができる。
また、夜間モード時のスピーカ39の音量を昼間モード時よりも小さくしているので、就寝時のスピーカ39の音による睡眠妨害を防止することができる。
また、羽音検知部43により羽音を検知した時に検知しない時よりも送風機10の風量を大きくしたので、送風装置1に接近した虫を確実に捕虫空間25内に吸引することができる。
また、夜間モード時に羽音検知部43により羽音を検知しても送風機10の風量を変化させないようにすると、就寝時の送風機10の騒音による睡眠妨害を防止することができる。
また、羽音検知部43により羽音を検知した時に検知しない時よりも誘引灯21の光量を大きくしたので、送風装置1に接近したより多くの虫を捕虫空間25内に誘引することができる。
また、羽音検知部43により複数種の虫の羽音を検知するので、使用者と虫との接触をより確実に防止できる。
また、照度センサ41により検知した周囲の明るさが所定値よりも低くなると誘引灯21の光量を増加させる。これにより、蚊等の虫の活動が活発になる夕方になるまで誘引灯21の光量を小さくして消費電力を抑制することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図6は第2実施形態の送風装置1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図5に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、捕虫シート51が投光性を有し、照度センサ45が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
カバー部材3の内面3aには照度センサ45が設けられる。これにより、照度センサ45は捕虫シート51よりもカバー部材3の内面側に配される。照度センサ45は投光性の捕虫シート51を介して誘引灯21の光P3を検知する。
捕虫シート51が使用により所定の捕虫量に到達すると、捕虫シート51を通過した誘引灯21の光P3が所定値よりも低くなる。これにより、捕虫シート51の交換時期と判断し、操作部6に設けたLED等の報知灯(不図示)により報知する。このため、使用者は捕虫シート51の交換時期を容易に把握することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、透光性の捕虫シート51を介して誘引灯21の光P3を検知する照度センサ45を設けたので、捕虫シート51の交換時期を容易に把握することができる。したがって、送風装置1の利便性を向上することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図7は第3実施形態の送風装置1の側面断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図6に示した第1、第2実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は、捕虫シート51が拡散反射性を有し、照度センサ45の配置が第2実施形態と異なる。その他の部分は第2実施形態と同様である。
筐体2の背面2aには照度センサ45が設けられる。これにより、照度センサ45は捕虫シート51よりも筐体2側に配される。照度センサ45は拡散反射性の捕虫シート51で反射した誘引灯21の光P4を検知する。なお、捕虫シート51で反射せずに誘引灯21から直接入射される光を防ぐために、照度センサ45の上方に上壁を設けてもよい。
捕虫シート51が使用により所定の捕虫量に到達すると、捕虫シート51を反射した誘引灯21の光P4が所定値よりも低くなる。これにより、捕虫シート51の交換時期と判断し、操作部6に設けたLED等の報知灯(不図示)により報知する。このため、使用者は捕虫シート51の交換時期を容易に把握することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、光反射性の捕虫シート51の反射により誘引灯21の光P4を検知する照度センサ45を設けたので、捕虫シート51の交換時期を容易に把握することができる。したがって、送風装置1の利便性を向上することができる。
本発明は捕虫機能を有する送風装置に利用することができる。
1 送風装置
2 筐体
2a 背面
3 カバー部材
3a 内面
4 吸込口
5 吹出口
6 操作部
7 送風通路
8 プレフィルタ
9 HEPAフィルタ
10 送風機
11 イオン発生装置
12 スリーブ部
13 突出板
20 流入口
21 誘引灯
28 突出部
28a 凹部
39 スピーカ
40 マイク
41 照度センサ
42 人感センサ
43 羽音検知部
44 記憶部
51 捕虫シート
51a 粘着面
51b 孔部
55 係合部
61 反射部
100 制御部

Claims (8)

  1. 空気の流入口及び吹出口を開口して送風機を内装する筐体と、前記流入口を覆って前記筐体に着脱可能に取り付けられるとともに空気の吸込口を開口するカバー部材と、前記筐体と前記カバー部材との間の空間内に着脱可能に設置されるとともに一面に粘着面を有して虫を捕獲する捕虫シートと、所定の虫を誘引する周波数の音を出力するスピーカとを備えたことを特徴とする送風装置。
  2. 人体を検出する人感センサを備え、
    人体を検出した時の前記スピーカの音量が検出しない時よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
  3. 所定の風量で前記送風機を駆動する昼間モードと、前記昼間モードよりも低い風量で前記送風機を駆動する夜間モードとを備え、
    前記夜間モードの前記スピーカの音量が前記昼間モードの時よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の送風装置。
  4. マイクを有して所定の羽音を検知する羽音検知部を備え、
    前記昼間モード時に前記羽音検知部により羽音を検知した時の前記送風機の風量が検知しない時の風量よりも大きく、前記夜間モード時に前記羽音検知部により羽音を検知しても前記送風機の風量を変化させないことを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
  5. マイクを有して所定の羽音を検知する羽音検知部を備え、
    前記羽音検知部により羽音を検知した時の前記送風機の風量が検知しない時の風量よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の送風装置。
  6. マイクを有して所定の羽音を検知する羽音検知部と、紫外線を出射して虫を誘引する誘引灯とを備え、
    前記羽音検知部により羽音を検知した時の前記誘引灯の光量が検知しない時の光量よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の送風装置。
  7. 周囲の明るさを検知する照度センサを備え、周囲の明るさが所定値よりも低くなると前記誘引灯の光量を増加させることを特徴とする請求項6に記載の送風装置。
  8. 前記羽音検知部により複数種の虫の羽音を検知することを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の送風装置。
JP2016115955A 2016-06-10 2016-06-10 送風装置 Pending JP2017216971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016115955A JP2017216971A (ja) 2016-06-10 2016-06-10 送風装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016115955A JP2017216971A (ja) 2016-06-10 2016-06-10 送風装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017216971A true JP2017216971A (ja) 2017-12-14

Family

ID=60658650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016115955A Pending JP2017216971A (ja) 2016-06-10 2016-06-10 送風装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017216971A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180055033A1 (en) * 2015-06-18 2018-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Air blowing device and insect trapping method
JP2020150814A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 シャープ株式会社 捕虫装置
CN112640866A (zh) * 2020-09-28 2021-04-13 张晨欣 一种压缩诱导型循环气囊单向开合多腔存放蟋蟀捕捉装置

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010709A1 (en) * 1995-09-19 1997-03-27 Richard Charles Cumming Insect trap
JP2001086916A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Hitachi Cable Ltd 紫外線昆虫誘引装置及び殺虫装置
JP2003014267A (ja) * 2001-04-24 2003-01-15 Daikin Ind Ltd 空気清浄機及び空気調和機
JP2003339292A (ja) * 2002-05-27 2003-12-02 Noritz Corp 蚊センサ
JP2008200001A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 夜行性虫捕虫システム
JP2009022190A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Haruo Nakayama 害虫駆除装置
JP2009066466A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Sharp Corp 空気清浄機
JP2009214026A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Panasonic Corp 空気清浄機
JP2010099013A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 捕虫器
JP2010142206A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd ファン式捕虫装置
JP2010193754A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 害虫防除装置
JP2013135644A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ikari Shodoku Kk 通信装置、通信方法およびプログラム
WO2015111246A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 シャープ株式会社 送風機
JP2015228803A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 みこらった株式会社 害虫捕獲収容装置及び害虫殺虫装置

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997010709A1 (en) * 1995-09-19 1997-03-27 Richard Charles Cumming Insect trap
JP2001086916A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Hitachi Cable Ltd 紫外線昆虫誘引装置及び殺虫装置
JP2003014267A (ja) * 2001-04-24 2003-01-15 Daikin Ind Ltd 空気清浄機及び空気調和機
JP2003339292A (ja) * 2002-05-27 2003-12-02 Noritz Corp 蚊センサ
JP2008200001A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Matsushita Electric Works Ltd 夜行性虫捕虫システム
JP2009022190A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Haruo Nakayama 害虫駆除装置
JP2009066466A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Sharp Corp 空気清浄機
JP2009214026A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Panasonic Corp 空気清浄機
JP2010099013A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Panasonic Electric Works Co Ltd 捕虫器
JP2010142206A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Panasonic Electric Works Co Ltd ファン式捕虫装置
JP2010193754A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 害虫防除装置
JP2013135644A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ikari Shodoku Kk 通信装置、通信方法およびプログラム
WO2015111246A1 (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 シャープ株式会社 送風機
JP2015228803A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 みこらった株式会社 害虫捕獲収容装置及び害虫殺虫装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180055033A1 (en) * 2015-06-18 2018-03-01 Sharp Kabushiki Kaisha Air blowing device and insect trapping method
US10888082B2 (en) * 2015-06-18 2021-01-12 Sharp Kabushiki Kaisha Air blowing device and insect trapping method
JP2020150814A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 シャープ株式会社 捕虫装置
CN112640866A (zh) * 2020-09-28 2021-04-13 张晨欣 一种压缩诱导型循环气囊单向开合多腔存放蟋蟀捕捉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6775272B2 (ja) 送風機
TWI625097B (zh) Air supply device
JP6515183B2 (ja) 送風装置及び捕虫方法
KR101717518B1 (ko) 공기조화기
JP6740351B2 (ja) 捕虫装置、および空気処理装置
JP2017216971A (ja) 送風装置
JP2003014267A (ja) 空気清浄機及び空気調和機
JP2017227369A (ja) 加湿器
JP6755946B2 (ja) 送風装置
JP6725345B2 (ja) 送風装置
JP6767794B2 (ja) 送風装置
JP2019092528A (ja) 送風装置用の捕虫部
JP2022086031A (ja) 捕虫装置
TW202018235A (zh) 空氣清淨裝置
JP2024060375A (ja) 空気清浄機
JP2024060373A (ja) 空気清浄機
JP2024060382A (ja) 空気清浄機
JP2024060368A (ja) 空気清浄機
JP2024060385A (ja) 空気清浄機
JP2024060370A (ja) 空気清浄機
CN110770451A (zh) 送风装置
JP2016008751A (ja) 空気清浄機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200721