JP2019092528A - 送風装置用の捕虫部 - Google Patents

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実 長田
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卓也 下田
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慎太郎 野村
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Abstract

【課題】利便性を向上できる送風装置用の虫を捕獲する捕虫部を提供する。【解決手段】送風装置に取り付けられる矩形状の捕虫部であって、捕虫部は、基材シートと、該基材シートの一面に粘着剤を配した捕虫シートからなり、捕虫シートが配されていない基材シートの上部に設けられた係合孔を送風装置の係合片に係合させ、捕虫シートが配されていない基材シートの下部の左右側を送風装置の支持部に挿入することにより、送風装置に着脱可能に取り付けられる。【選択図】図11

Description

本発明は送風装置用の虫を捕獲する捕虫部に関する。
特許文献1には従来の送風装置が開示されている。この送風装置は空気の流入口及び吹出口をそれぞれ背面及び上面に開口した筐体を有する。筐体は室内の床面等に設置され、送風機を内装する。流入口には空気中の塵埃を捕集するフィルタが配される。筐体の背面側には流入口を覆うカバー部材が筐体に対して着脱可能に取り付けられる。カバー部材は空気の吸込口を複数開口している。
上記構成の送風装置において、運転が開始されると、送風機が駆動されて吸込口から空気が吸い込まれる。吸込口から吸い込まれた空気は流入口に流入し、フィルタにより塵埃が捕集された後に吹出口から外部へ送出される。これにより、室内の空気を清浄することができる。また、筐体からカバー部材を取り外してフィルタを交換することができる。
上記特許文献1の送風装置によれば、空気中の塵埃を捕集するため、塵埃等による健康被害を低減することができる。また、近年の健康志向の高まりから、蚊等の虫を介した感染症等を低減するために捕虫機能を有する送風装置の要望が高くなっている。
特許文献2に記載の捕虫装置は、前面を扉により開閉して側面に開口部を開口した筐体と、筐体内に虫を誘引する誘引光を出射する誘引光源と、扉の背面に配されて虫を捕獲する粘着性の捕虫シートとを備えている。
上記構成の捕虫装置において、扉を閉じて誘引光源を点灯すると、側面の開口部を介して誘引光が筐体の外部に向けて出射される。虫は側面の開口部を介して筐体内に進入し、捕虫シートにより捕虫される。そして、虫が所定量付着した使用済の捕虫シートを扉から取り外し、未使用の捕虫シートを扉の所定位置に取り付ける。これにより、捕虫シートを交換することができる。
特開2009−066466号公報 特開2006−230258号公報
しかしながら、上記特許文献2の捕虫装置によると、使用済の捕虫シートを取り外して交換するため手間がかかり、利便性が悪い問題があった。
本発明は、利便性を向上できる送風装置用の捕虫部を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
送風装置に取り付けられる矩形状の捕虫部であって、
前記捕虫部は、基材シートと、該基材シートの一面に粘着剤を配した捕虫シートからなり、
前記捕虫シートが配されていない前記基材シートの上部に設けられた係合孔を前記送風
装置の係合片に係合させ、前記捕虫シートが配されていない前記基材シートの下部の左右側を前記送風装置の支持部に挿入することにより、前記送風装置に着脱可能に取り付けられることを特徴としている。
本発明によると、捕虫シートが配されていない基材シートの上部に係合孔が設けられ、また捕虫シートが配されていない基材シートの下部の左右側を送風装置の支持部に挿入しており、捕虫シートを送風装置に着脱する際に、粘着剤が手指に触れることがないので、使用者に不快感を与えることなく、捕虫部の交換を容易にすることができる。
本発明の第1実施形態の送風装置を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す側面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置を示す背面断面図 本発明の第1実施形態の送風装置のカバー部材を示す斜視図 本発明の第1実施形態の送風装置のカバー部材の吸込口を通る縦断面図 本発明の第1実施形態の送風装置の捕虫部を示す側面図 本発明の第1実施形態の送風装置の捕虫部の捕虫シートを剥離した状態を示す側面図 本発明の第1実施形態の送風装置の構成を示すブロック図 本発明の第1実施形態の送風装置の誘引光源を駆動する駆動回路を示す回路図 本発明の第1実施形態の送風装置の誘引光源の点灯動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の送風装置の捕虫部を示す正面図 本発明の第3実施形態の送風装置のカバー部材を示す斜視図 本発明の第3実施形態の送風装置のカバー部材の開閉板を示す正面図 本発明の第3実施形態の送風装置の構成を示すブロック図 本発明の第3実施形態の送風装置の送風動作を示すフローチャート
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1及び図2は第1実施形態の送風装置のそれぞれ斜視図及び側面断面図を示している。なお、図1及び図2において白抜きの矢印は空気の流れを示している。送風装置1は居室内の床面等に設置されて水平断面形状が略楕円形の筐体2を有している。筐体2の背面側には着脱可能なカバー部材3が取り付けられ、カバー部材3の内面には詳細を後述する捕虫部50が配される。
筐体2の上面の周縁部には透明な樹脂から成るスリーブ部12が設けられる。筐体2の上面前部には操作部6が設けられる。操作部6は複数のボタン(不図示)を有し、使用者の操作によって送風装置1の動作設定を行う。各ボタンの操作によって送風装置1の駆動オンオフ、後述する送風機10の風量の変更、後述するイオン発生装置11のオンオフ等を指示することができる。
筐体の背面及び上面にはそれぞれ流入口20及び吹出口5が開口している。吹出口5の中央部には上方に向かって突出する突出板13が設けられる。カバー部材3には複数の吸込口4が開口し、カバー部材3と筐体2の背面との間には吸込口4と流入口20とを連通させる捕虫空間25が形成される。
筐体2内には流入口20と吹出口5とを連結する送風通路7が設けられる。送風通路7
内には流入口20から吹出口5に向かって(気流の上流から下流に向かって)順にプレフィルタ8、HEPAフィルタ9、送風機10及びイオン発生装置11が設けられる。
送風機10はモータ10aにより駆動されるシロッコファンにより形成され、軸方向に吸気して周方向に排気する。プレフィルタ8はABS等の合成樹脂で形成された複数段複数列の窓を有する矩形の枠8aにポリプロピレン製のメッシュ8bを溶着して形成される。メッシュ8bの目の大きさは蚊やハエ等の虫が通過できない大きさに形成される。プレフィルタ8によって空気中の大きな塵埃を捕集することができる。
HEPAフィルタ9は濾材9aを覆うように枠材9bがホットメルトにより溶着されている。HEPAフィルタ9によって、所定粒径(例えば3μm)よりも小さい粒径のPM2.5等の微小粒子状物質を含む空気中の微細な塵埃を捕集することができる。
なお、活性炭等の吸着材を有する脱臭フィルタをプレフィルタ8とHEPAフィルタ9との間に配置してもよい。これにより、空気中の臭気成分を吸着して空気を脱臭することができる。
イオン発生装置11は高圧電圧の印加によりイオンを発生する電極(不図示)を有し、電極は送風通路7内に面している。電極には交流波形またはインパルス波形から成る電圧が印加される。電極の印加電圧が正電圧の場合は主としてH+(H2O)mから成るプラスイオンを発生し、負電圧の場合は主としてO2 -(H2O)nから成るマイナスイオンを発
生する。ここで、m、nは整数である。H+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中の
浮遊菌や臭気成分の表面で凝集してこれらを取り囲む。
そして、式(1)〜(3)に示すように、衝突により活性種である[・OH](水酸基ラジカル)やH22(過酸化水素)を微生物等の表面上で凝集生成して浮遊菌等を破壊する。ここで、m’、n’は整数である。したがって、プラスイオン及びマイナスイオンを発生して吹出口5から送出することにより居室内の除菌及び臭い除去を行うことができる。
+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H22+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
また、プラスイオン及びマイナスイオンが使用者の肌に接触すると、肌に水酸基(OH基)が付着して肌表面が親水化される。これにより、肌表面に水分子が付着しやすくなり、肌に潤いを与えることができる。
図3は送風装置1の筐体2の上部の背面断面図を示している。筐体2の背面上部には流入口20に対して外側(カバー部材3側)に突出した突出部28が設けられる。突出部28は左右方向に延びて形成され、突出部28の下面の左右方向の中央部には凹部28aが凹設される。
凹部28a内の左右端部にはそれぞれ出射面(不図示)が斜め下方を向くように誘引光源21が配される。これにより、誘引光源21はカバー部材3の吸込口4の上方に配置される。誘引光源21は、蚊等の虫を誘引する約365nmの紫外線を出射する紫外線発光ダイオードLD1(図9参照)を有する。
凹部28aの左右方向の中央部には両面に反射面61aが形成された板状の反射部61が垂設される。反射面61aはシボ加工され、誘引光源21の出射面から出射された光P1は反射面61aで拡散反射する。反射面61aで拡散反射した光P2は吸込口4に向かう。これにより、使用者が誘引光源21を直視することを防止することができる。なお、誘引光源21及び反射部61を筐体2に替えてカバー部材3の内面に設けてもよく、筐体2及びカバー部材3に設けてもよい。
図4はカバー部材3を内側(筐体2側)から見た斜視図を示している。なお、図中の右側の最上段の吸込口4にのみ後述のリブ31を図示し、他の吸込口4についてはリブ31の図示を省略している。カバー部材3は筐体2に設けられた係合孔(不図示)に係合する係合片(不図示)を有する。これにより、カバー部材3は筐体2に対して着脱可能に取り付けられる。カバー部材3は後方に凸になるように湾曲し、左右の両端部にはそれぞれ複数(本実施形態では5個)の吸込口4が上下に並設される。
図5はカバー部材3の吸込口4を通る位置における縦断面図を示している。図中、カバー部材3に対して右方及び左方はそれぞれカバー部材3の外側及び内側を示している。吸込口4の周縁にはカバー部材3の内側(筐体2側)に向けて突出した環状のリブ31が配される。送風機10を駆動した際に吸込口4から空気が矢印Sのように捕虫空間25に流入すると、カバー部材3の内面の吸込口4間にリブ31によって渦Vが形成される。
図4において、カバー部材3の外面の上部に設けられた凹部35(図2参照)には虫を誘引する光を出射する誘引光源22が配置される。誘引光源22は誘引光源21と同様に紫外線発光ダイオードLD1(図9参照)を有し、誘引光源22から出射された光は反射板(不図示)で拡散反射された後に開口部35a(図2参照)を介して送風装置1の外部に向かう。これにより、使用者が誘引光源22を直視することを防止できる。
図6は捕虫部50の側面図を示している。捕虫部50は基材シート52の一面に粘着剤53を配した複数の捕虫シート51がシリコン等の剥離剤(不図示)を介して積層され、取付板55上に貼着されている。基材シート52は例えば紙や樹脂フィルム等により形成される。粘着剤53に特に限定はないが、例えばアクリル系の粘着剤等を用いることができる。
図7は捕虫部50の捕虫シート51を剥離した状態の側面図を示している。捕虫シート51は剥離剤を介して積層されるため、粘着剤53に虫が付着した使用済の捕虫シート51が剥離される。これにより、未使用の捕虫シート51が露出する。
図4に示すように、取付板55の四隅には係合孔55aが設けられる。カバー部材3の内面の上部には筐体2に向かって突出する左右一対の鉤状の係合片(不図示)が設けられる。カバー部材3の内面の下部には取付板55を挿入する溝(不図示)を有した正面視L字状の左右一対の支持部55bが設けられる。
取付板55の係合孔55aをカバー部材3の係合片に係合させ、取付板55の下端部の左右端部を支持部55bに載置することにより、捕虫部50はカバー部材3の内面に着脱可能に取り付けられる。また、係合孔55aが上下に設けられるため、捕虫部50の上下方向を入れ替えて取り付けることができる。これにより、捕虫シート51の全面を有効に利用することができ、無駄を省くことができる。
また、図4に示すように、カバー部材3の内面には虫を誘引する臭気物質を発生するニオイ発生部70が設けられる。臭気物質に特に限定はないが、例えば乳酸を挙げることができる。乳酸により蚊を容易に誘引することができる。なお、ニオイ発生部70の設置場
所は捕虫空間25内であれば、カバー部材3の内面に限定されず筐体2の背面に設けてもよい。
なお、捕虫シート51の基材シート52に臭気物質を含有してニオイ発生部を形成してもよい。また、基材シート52上に粘着剤53と臭気物質とを千鳥模様や縞模様になるように隣接して塗布し、ニオイ発生部を形成してもよい。また、捕虫シート51の粘着剤53に臭気物質を含有してニオイ発生部を形成してもよい。すなわち、捕虫シート51に臭気物質を設けてニオイ発生部を形成してもよい。また、取付板55に臭気物質を塗布してニオイ発生部を形成してもよい。
図8は送風装置1の構成を示すブロック図である。送風装置1は各部を制御する制御部100を有している。制御部100には記憶部15、操作部6、送風機10、イオン発生装置11、誘引光源21、22が接続される。記憶部15は送風装置1の制御プログラムを格納するとともに、制御部100による演算結果等を記憶する。また、カバー部材3を筐体2に取り付けると、筐体2側からコネクタ21f、21g(図9参照)を介して誘引光源22に電力が供給される。
図9は誘引光源21の駆動回路を示す回路図である。なお、誘引光源22の駆動回路も誘引光源21の駆動回路と同様に構成される。誘引光源21の駆動回路は電源回路(不図示)に接続される端子21a、21bを有している。端子21aは+5Vが入力され、端子21bは接地電位に維持してグランド線90aが接続される。端子21a、21b間にはカバー部材3側のコネクタ21f、筐体2側のコネクタ21g及びスイッチSW1を介して紫外線発光ダイオードLD1が接続され、紫外線発光ダイオードLD1と並列に抵抗R3を介してトランジスタQ2が接続される。トランジスタQ2のコレクタと抵抗R3との間には端子21cが接続される。端子21cには駆動回路を監視するモニター回路(不図示)が接続される。
紫外線発光ダイオードLD1のアノードには抵抗R1、R2の一端が接続される。抵抗R1の他端は端子21aとトランジスタQ2のエミッタとの間に接続され、抵抗R2の他端はトランジスタQ2のベースに接続される。紫外線発光ダイオードLD1のカソードはトランジスタQ1のコレクタに接続される。トランジスタQ1のベースは抵抗R4の一端に接続され、抵抗R4の他端は端子21dに接続される。端子21dには駆動回路を制御する駆動制御回路(不図示)が接続される。
トランジスタQ1のエミッタはコネクタ21gとダイオードD1のカソードとの間に接続される。ダイオードD1のアノードは抵抗R5の一端と抵抗R6の一端との間に接続される。抵抗R5の他端及び抵抗R6の他端はそれぞれコネクタ21g及び端子21eに接続される。端子21eにはカバー部材3の開閉を検知する検知回路(不図示)が接続される。
また、トランジスタQ1のエミッタ側及びダイオードD1のカソード側にはガードリングGRが設けられる。ガードリングGRはコネクタ21gとダイオードD1のカソードとを連結する導線L1と、導線L1とトランジスタQ1のエミッタとを連結する導線L2とを囲む。ガードリングGRは例えば銅箔から成り、導線L1、L2の電位と同じ電位に形成される。これにより、駆動回路の誤動作を防止することができる。
カバー部材3を筐体2に取り付けた状態で電源回路を介して端子21a、21b間にDC5Vの電圧が印加されると、紫外線発光ダイオードLD1から紫外線が出射される。この時、カバー部材3が筐体2から取り外されると、コネクタ21fとコネクタ21gとが離れるため、紫外線発光ダイオードLD1への通電が停止される。これにより、紫外線の
直視による健康被害を低減することができる。
カバー部材3を筐体2に取り付けた状態で送風装置1を駆動させて電源回路を介して端子21a、21b間にDC5Vの電圧を印加した際に、紫外線発光ダイオードLD1に異常がなければ、トランジスタQ1、Q2はオン状態となる。これにより、端子21cに入力される異常検出信号がハイレベルとなる。
一方、紫外線発光ダイオードLD1に異常が発生して例えば開放状態や短絡状態になると、トランジスタQ2のベースに十分なバイアス電圧が供給されず、トランジスタQ2はオフ状態になる。これにより、端子21cに入力される異常検出信号がローレベルに変化して紫外線発光ダイオードLD1の異常が検知される。すなわち、端子21cに接続されたモニター回路で紫外線発光ダイオードLD1の動作状態を監視することができる。
そして、紫外線発光ダイオードLD1の異常が検知されると、駆動制御回路により紫外線発光ダイオードLD1への通電を停止するとともに制御部100により送風機10やイオン発生装置11の駆動を停止させる。これにより、送風装置1の安全性を向上させることができる。なお、この時、ブザー音等により警告を行ってもよい。
図10は誘引光源21、22の点灯動作を示すフローチャートである。上記構成の送風装置1において、操作部6の操作により送風装置1の運転が指示されると、送風機10が駆動されるとともに誘引光源21、22の点灯動作が開始される。ステップ#11では外側の誘引光源22が点灯される。ステップ#12では所定時間(例えば30分間)が経過するまで待機する。所定時間が経過すると、ステップ#13に移行して誘引光源22が消灯される。
ステップ#14では内側の誘引光源21が点灯される。ステップ#15では所定時間が経過するまで待機する。所定時間が経過するとステップ#16に移行して誘引光源21が消灯される。ステップ#16の後はステップ#11に戻り、ステップ#11〜ステップ#16が繰り返される。
この時、誘引光源22の出射光は反射板で拡散反射した後に送風装置1の外部へ向かう。また、誘引光源21の出射光は反射面61aにより吸込口4に向けて拡散反射する。これにより、使用者が誘引光源21、22を直視することを防止して、誘引光源21、22の紫外線による使用者の健康に対する影響を低減することができる。また、誘引光源21、22を所定時間ごとに交互に点灯させるため、送風装置1から遠く離れた虫を誘引光源22により送風装置1に誘引した後、誘引光源21により捕虫空間25内に容易に誘導することができる。
送風機10の駆動により、吸込口4を介して居室内の空気が捕虫空間25内に流入する。この時、捕虫空間25に進入した虫は環状のリブ31によってカバー部材3の内面の吸込口4間に形成された渦V(図5参照)に巻き込まれる。これにより、捕虫空間25からの虫の脱出を防止することができる。捕虫空間25内の虫は捕虫部50で捕獲される。
捕虫空間25に流入した空気は筐体2の流入口20から送風通路7に流入する。この時、プレフィルタ8により空気中の大きな塵埃が捕集される。また、HEPAフィルタ9によりPM2.5等を含む空気中の微細な塵埃が捕集される。送風機10の排気側の送風通路7内を流通する空気にはイオン発生装置11で発生したイオンが含まれる。塵埃が捕集されてイオンを含む空気は吹出口5から送出される。これにより、居室内の空気を清浄することができる。
送風装置1の使用により、捕虫部50の露出している捕虫シート51の粘着剤53には虫が付着する。この時、使用者がカバー部材3を筐体2から取り外し、虫が付着した使用済の捕虫シート51を剥がすと未使用の捕虫シート51が露出する。したがって、捕虫シート51の交換の手間を省き、送風装置1の利便性を向上させることができる。
本実施形態によると、吸込口4を複数開口するカバー部材3の内面に配された捕虫部50は基材シート52の一面に粘着剤53を配した複数の捕虫シート51が剥離剤を介して積層される。これにより、虫が付着した使用済の捕虫シート51を剥がすと未使用の捕虫シート51が露出する。したがって、送風装置1の利便性を向上させることができる。
また、複数の吸込口4が上下に並設されるとともに吸込口4の上方に誘引光源21を配置し、誘引光源21の出射光を吸込口4に向けて拡散反射する反射部61を設けている。これにより、捕虫空間25に虫を容易に誘引することができる。また、使用者が誘引光源21を直視することを防止し、誘引光源21の紫外線による使用者の健康に対する影響を低減することができる。
なお、誘引光源21を筐体2に替えてカバー部材3の内面に取り付けてもよい。これにより、虫を捕虫部50に誘引してより確実に捕虫部50で捕獲することができる。また、誘引光源21を筐体2及びカバー部材3の両方に取り付けてもよい。
また、誘引光源21を点灯させるタイミングと誘引光源22を点灯させるタイミングが異なっているため、送風装置1から遠く離れた虫を誘引光源22により送風装置1に誘引した後に、誘引光源21により捕虫空間25内に容易に誘導することができる。なお、誘引光源21を点灯させるタイミングと誘引光源22を点灯させるタイミングとを同じにしてもよい。
また、カバー部材3の内側に向けて突出した環状のリブ31を吸込口4の周縁に設け、送風機10を駆動した際にカバー部材3の内面の吸込口4間にリブ31によって渦Vを形成する。これにより、虫が渦Vに巻き込まれ、捕虫空間25からの虫の脱出を防止することができる。
なお、吸込口4に例えば格子状のグリルを設けてもよい。これにより、吸込口4内にもグリルの下流に渦を発生させることができ、虫の捕虫空間25からの脱出を一層容易に防止することができる。
また、カバー部材3の内面には虫を誘引する臭気物質を発生するニオイ発生部70が設けられる。これにより、虫を捕虫空間25に一層容易に誘引することができる。また、送風装置1の駆動を停止させた際でもニオイ発生部70により虫を捕虫空間25に誘引することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は第2実施形態の送風装置の捕虫部の正面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では、捕虫部50の構成が第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
捕虫部50の捕虫シート51は分割して剥離可能な線状の切込み54を有する。切込み54は捕虫シート51の左右方向の中央で上端から下端に渡って延びて形成されるとともに、上下方向の中央で左端から右端に渡って延びて形成される。これにより、切込み54によって捕虫シート51は同一形状の矩形で面積が略等しい領域A1〜A4に四分割可能
に形成される。
例えば領域A2〜A4よりも領域A1に虫が多く付着している場合には、切込み54に沿って領域A1の捕虫シート51のみを剥がし、領域A1にのみ未使用の捕虫シート51を露出させることができる。これにより、捕虫シート51の無駄を省き、コストを削減することができる。
また、領域A1〜A4は同一形状で面積が略等しいため、例えば領域A1の捕虫シート51の交換頻度が領域A2〜A4の捕虫シート51の交換頻度よりも高い場合には、例えば領域A3の捕虫シート51を切込み54に沿って領域A3から剥がして領域A1に貼着することができる。これにより、捕虫シート51の無駄を省き、コストを削減することができる。
なお、本実施形態では切込み54により捕虫シート51を四分割できるように構成しているが、例えば二分割や六分割できるように構成してもよい。また、領域A1〜A4の形状及び面積が異なるように捕虫シート51に切込み54を形成してもよい。
本実施形態でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、捕虫シート51は分割して剥離可能な切込み54を有するため、捕虫シート51の無駄を省いてコストを削減することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図12は本実施形態の送風装置のカバー部材の斜視図を示し、図13はカバー部材の開閉板の正面図を示している。なお、図13では、カバー部材3を内側から見た図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図10に示した第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態では検知センサ40、開閉板14及び噴霧部60を設けている点で第1実施形態とは異なっている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
各吸込口4には吸込口4を開閉する開閉板14がそれぞれ設けられる。開閉板14は平板から成り、開閉板14の一端部に設けられた回動軸部14aにより左右方向に回動可能に支持される。回動軸部14aには開閉板モータ16(図14参照)が連結され、開閉板モータ16の駆動により開閉板14は開閉される。なお、開閉板14は上下方向に回動可能に支持されてもよい。また、開閉板14をスライド移動させて吸込口4を開閉してもよい。
各吸込口4の近傍には検知センサ40が設けられる。検知センサ40は発光素子41及び受光素子42を有する光学センサにより構成され、発光素子41及び受光素子42は吸込口4を挟むように配置される。蚊やハエ等の虫が吸込口4を通過すると発光素子41の出射光が遮られ、受光素子42の出力に基づいて吸込口4を通過する虫を検知する。
カバー部材3の内側の上部には噴霧部60が設けられる。噴霧部60は殺虫剤が充填されたタンク(不図示)を有し、捕虫空間25(図2参照)内に殺虫剤を噴霧する。なお、噴霧部60は捕虫空間25内に殺虫剤を噴霧できればよいので、噴霧部60をカバー部材3に替えて筐体2に設けてもよい。
図14は送風装置1の構成を示すブロック図である。制御部100には記憶部15、操作部6、送風機10、イオン発生装置11、誘引光源21、22、検知センサ40、開閉板モータ16及び噴霧部60が接続され、制御部100により各部が制御される。記憶部15は送風装置1の制御プログラムを格納するとともに、制御部100による演算結果や
検知センサ40等の検知結果を記憶する。また、カバー部材3を筐体2に取り付けると、筐体2側からコネクタ21f、21g(図9参照)を介して誘引光源22、検知センサ40、開閉板モータ16及び噴霧部60に電力が供給される。
図15は送風装置1の送風動作を示すフローチャートである。操作部6の操作により送風装置1の運転が指示されると、同図の送風動作と、前述の図10に示す誘引光源21、22の点灯動作とが並行して行われる。
ステップ#21では検知センサ40が駆動される。ステップ#22では、検知センサ40によってカウントされた虫の数をリセットする。ステップ#23では全ての開閉板14を開いて吸込口4を開放する。ステップ#24では所定時間(例えば4時間)内に吸込口4を通過した虫の数Nが所定の上限値Ns(例えば50匹)を超えたか否かが判断される。
虫の数Nが上限値Nsを超えた場合にはステップ#25に移行し、超えていない場合にはステップ#30に移行する。ステップ#30では送風機10が例えば1500rpmの回転数で駆動される。ステップ#31ではイオン発生装置11が例えば印加電圧が2kV、放電回数が50回/秒の条件で駆動される。これにより、第1送風モードが実行され、吸込口4を介して居室内の空気が捕虫空間25内に流入する。ステップ#31の後はステップ#24に戻る。
ステップ#25では半数の開閉板14により吸込口4を閉じる。例えば開閉板14により左側の吸込口4を全て閉塞するとともに右側の吸込口4を全て開放する。ステップ#26では送風機10が例えば3000rpmの回転数で駆動される。ステップ#27ではイオン発生装置11が例えば印加電圧が2kV、放電回数が100回/秒の条件で駆動される。これにより、第2送風モードが実行される。すなわち、第2送風モードでは吸込口4の開口面積は第1送風モード時よりも小さく、送風機10の回転数は第1送風モード時よりも大きくなっている。
これにより、第2送風モードでは吸込口4を介した吸引力を第1送風モードよりも大きくし、捕虫空間25内の虫の外部への脱出を容易に防止することができる。したがって、虫を捕虫部50で確実に捕獲することができる。
また、ステップ#24のYESの場合には、居室内に虫が多い可能性が高い。本実施形態によれば、第2送風モード時には第1送風モード時よりも居室内にイオンが多く送出される。これにより、居室内に虫が多い場合に、虫によって居室内に運搬された細菌等を除菌することができるとともに虫由来のアレルゲンを不活化することができる。
ステップ#28では噴霧部60から捕虫空間25内に向けて殺虫剤が噴霧される。これにより、捕虫空間25内で飛翔する虫を殺虫することができる。
なお、第2送風モードにおいて、送風機10を所定時間駆動させた後に所定時間(例えば5分間)停止させるとともに開閉板14を全て閉じ、噴霧部60から殺虫剤を噴霧してもよい。これにより、捕虫空間25内に殺虫剤を充満させて殺虫効果を一層向上させることができる。
ステップ#29では所定時間(例えば30分間)が経過するまで待機する。所定時間が経過するとステップ#22に戻り、ステップ#22〜ステップ#31が繰り返される。
なお、誘引光源22の近傍にも検知センサ40を配置し、図10のステップ#12にお
いて所定時間の経過を判断するのではなく、誘引光源22の近傍を通過した虫の数が所定の上限値を超えたか否かを判断し、超えた場合にステップ#13に移行するようにしてもよい。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1送風モードの実行中に検知センサ40により所定時間内に検知した虫の数Nが所定の上限値Nsを超えたときに第2送風モードに切り換える。これにより、吸込口4を介した吸引力を第1送風モードよりも大きくし、捕虫空間25内の虫の外部への脱出を容易に防止することができる。したがって、虫を捕虫部50でより確実に捕獲することができる。
また、第2送風モード時に噴霧部60により捕虫空間25内に殺虫剤を噴霧するため、捕虫空間25内で飛翔する虫を容易に駆除することができる。なお、第1送風モード時に噴霧部60により殺虫剤を噴霧してもよい。
なお、本実施形態において、第2実施形態と同様の切込み54を捕虫シート51に形成してもよい。また、本実施形態と同様の噴霧部60を第1実施形態の送風装置1に設けてもよい。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では第3実施形態の噴霧部60に替えて、揮発性の殺虫剤を含浸したフェルト等の不織布を捕虫空間25内に配置している点で第3実施形態とは異なっている。その他の部分は第3実施形態と同様である。
第2送風モードにおいて、送風機10を所定時間駆動させた後に所定時間(例えば5分間)停止させるとともに開閉板14を全て閉じることにより、捕虫空間25内に不織布から気化した殺虫剤を充満させることができる。これにより、捕虫空間25内の虫を容易に駆除することができる。また、噴霧部60を省くことができるため、送風装置1の複雑化を回避して製造コストの増大を抑制することができる。
なお、本実施形態において、殺虫剤を含浸したフェルト等の不織布に替えて、揮発性の殺虫剤を含浸したペレットを開口部を有する容器に収納し、捕虫空間25内に該容器を配置してもよい。これにより、開口部の大きさを調整して殺虫剤を捕虫空間25内に徐放させることができる。
また、第1実施形態〜第4実施形態において、捕虫シート51の粘着剤53が水溶性であってもよい。水溶性の粘着剤の材質としては例えばデキストリン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプンやアラビアゴム等を挙げることができる。これにより、カバー部材3を筐体2から取り外し、虫や塵埃等が付着した粘着剤53の表面を水等で洗い流すことができる。したがって、捕虫シート51の交換頻度を少なくすることができる。
また、第1実施形態〜第4実施形態において、送風装置1から誘引光源21、22を省いてもよい。また、第1実施形態〜第4実施形態において、HEPAフィルタ9及びイオン発生装置11を備えた送風装置1を例に説明したが、HEPAフィルタ9及びイオン発生装置11を省いて吹出口5から空気を吹き出して室内の空気を循環させるサーキュレータに捕虫部50を設けてもよい。
本発明は虫を捕獲する捕虫部を備えた送風装置に利用することができる。
〔付記事項〕
しかしながら、上記特許文献2の捕虫装置によると、使用済の捕虫シートを取り外して交換するため手間がかかり、利便性が悪い問題があった。
本発明の一態様に係る発明は、利便性を向上できる送風装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る発明は、空気の流入口及び吹出口を開口して送風機を内装する筐体と、前記流入口を覆って前記筐体に着脱可能に取り付けられるとともに空気の吸込口を複数開口するカバー部材と、前記カバー部材の内面に配して虫を捕獲する捕虫部とを備えた送風装置において、
前記捕虫部は基材シートの一面に粘着剤を配した複数の捕虫シートが剥離剤を介して積層されることを特徴としている。
この構成によると、送風機の駆動により吸込口から空気が吸い込まれ、吹出口から空気が送出される。吸込口を介してカバー部材の内側に進入した虫は捕虫部により捕獲される。筐体からカバー部材を取り外し、虫が付着した使用済の捕虫シートを剥がすと未使用の捕虫シートが露出する。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記捕虫シートが分割して剥離可能な切込みを有すると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記捕虫部が上下方向を入れ替え可能に前記カバー部材に取り付けられると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記粘着剤が水溶性であると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、虫を誘引する臭気物質を発生するニオイ発生部を前記吸込口と前記流入口との間の捕虫空間に配すると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記ニオイ発生部が前記捕虫シートに前記臭気物質を設けて形成されると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記吸込口と前記流入口との間の捕虫空間に虫を誘引する光を出射する第1誘引光源を備え、複数の前記吸込口が上下に並設されるとともに前記吸込口の上方に第1誘引光源を配置し、第1誘引光源の出射光を前記吸込口に向けて拡散反射する反射部を設けると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記カバー部材の外側に配されて虫を誘引する光を出射する第2誘引光源を備え、第1誘引光源を点灯させるタイミングと第2誘引光源を点灯させるタイミングとが異なると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、第1誘引光源を前記カバー部材の内面に取り付けると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記カバー部材の内側に向けて突出した環状のリブを前記吸込口の周縁に設け、前記送風機を駆動した際に前記カバー部材の内面の前記吸込口間に前記リブによって渦を形成すると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記吸込口を通過する虫を検知する検知センサと、前記吸込口を開閉する開閉板とを備えるとともに、所定の回転数で前記送風機を駆動する第1送風モードと、前記開閉板により前記吸込口の開口面積を第1送風モードよりも小さくして前記送風機を第1送風モードよりも大きい回転数で駆動する第2送風モードとを設け、第1送風モードの実行中に前記検知センサにより所定時間内に検知した虫の数が所定値を超えたときに第2送風モードに切り換えると好ましい。
また本発明の一態様に係る発明は、上記構成の送風装置において、前記捕虫空間に殺虫剤を噴霧する噴霧部を設け、第2送風モード時に前記噴霧部により殺虫剤を噴霧すると好ましい。
本発明の一態様に係る発明によると、空気の吸込口を複数開口するカバー部材の内面に虫を捕獲する捕虫部を設け、捕虫部は基材シートの一面に粘着剤を配した複数の捕虫シートが剥離剤を介して積層される。これにより、虫が付着した使用済の捕虫シートを剥がすと未使用の捕虫シートが露出する。したがって、捕虫シートの交換の手間を省き、送風装置の利便性を向上させることができる。
1 送風装置
2 筐体
3 カバー部材
4 吸込口
5 吹出口
6 操作部
7 送風通路
8 プレフィルタ
9 HEPAフィルタ
10 送風機
11 イオン発生装置
12 スリーブ部
14 開閉板
20 流入口
21、22 誘引光源
31 リブ
32 桟部
50 捕虫部
51 捕虫シート
52 基材シート
53 粘着剤
54 切込み
55 取付板
60 噴霧部
61 反射部
61a 反射面

Claims (5)

  1. 送風装置に取り付けられる矩形状の捕虫部であって、
    前記捕虫部は、基材シートと、該基材シートの一面に粘着剤を配した捕虫シートからなり、
    前記捕虫シートが配されていない前記基材シートの上部に設けられた係合孔を前記送風装置の係合片に係合させ、前記捕虫シートが配されていない前記基材シートの下部の左右側を前記送風装置の支持部に挿入することにより、前記送風装置に着脱可能に取り付けられることを特徴とする捕虫部。
  2. 前記捕虫シートは、剥離剤を介して前記基材シートに複数枚積層されることを特徴とする請求項1に記載の捕虫部。
  3. 前記捕虫シートは、分割して剥離可能な切込みを有することを特徴とする請求項1または2に記載の捕虫部。
  4. 前記捕虫シートの表面は、粘着剤を配していないシートで覆われることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の捕虫部。
  5. 前記係合孔は、前記捕虫シートが配されていない前記基材シートの上下左右の四隅に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の捕虫部。
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