JP2008200001A - 夜行性虫捕虫システム - Google Patents

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達清 内田
Makoto Yamada
真 山田
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Katsuhiro Takeda
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Abstract

【課題】できる限り好ましい状況に捕虫用照明器具を制御するようにして、無駄をより少なくし、確実で安定した夜行性虫の捕虫を可能とする夜行性虫捕虫システムを提供する。
【解決手段】夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、日の出時刻、日の入り時刻を検知する日出日入時刻検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検知手段5と、制御手段6とを備え、前記日出日入時刻検知手段3によって検知される日の出時刻、日の入り時刻によって、ドアが開放されていても、前記制御手段6により前記捕虫用照明器具2を動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に集まる夜行性の飛翔昆虫を殺虫する夜行性虫捕虫システムに関し、詳細には、外部条件等に対応して調理室、厨房等の虫の存在が好ましくない室内の捕虫用照明器具等を制御するようにした夜行性虫捕虫システムに関するものである。
通常、夜間の飛翔昆虫の多い時間帯に、室内で蛍光灯や誘虫性の捕虫用照明器具を点灯していると、捕虫用照明器具が発する誘引光に誘引されて室外から飛翔昆虫が侵入するリスクが高まる。しかし夜間ずっと捕虫用照明器具を消灯したり、あるいはドア開放時は必ず消灯することにすると、捕虫用照明器具の点灯時間が短くなり、室内を飛翔する昆虫の捕虫率が下がってしまうことになるので、点灯時間は長いほど望ましい。
ところで、花卉、野菜及び果樹等の植物を飛来害虫から保護する飛来害虫駆除システムが知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献1の飛来害虫駆除システムは、飛来害虫の忌避や行動抑制を促す忌避灯と、飛来害虫を引き寄せる誘引灯と、飛来害虫を捕捉する捕虫器と、前記温室内外に配置した各種センサやスイッチを含む複数の入力系機器と制御手段とを備える。そして、前記各入力系機器の制御情報に基づいて前記各灯の点灯及び消灯を制御する。
このように、飛来害虫の忌避や行動抑制を促す忌避灯と、飛来害虫を引き寄せる誘引灯とを備えることで、従来、1種類の光の波長域の飛来害虫にしか効果のなかった防除装置を全ての波長域の飛来害虫に対して適合できるようにした。これにより、植物の栽培環境に適合するように、忌避灯と誘引灯とを同時に点灯させることなく的確に点灯させたり消灯させたりすることができる。その結果、飛来害虫の駆除及び飛来害虫による被害の防止とを効率よく行うことができ、より確実に植物を保護することができる。
特開2005−46018号公報
上記特許文献1のものは、温室の窓の開閉状態、室温、室外照度等により、忌避灯と誘引灯とを同時に点灯させることなく、的確に点灯させたり消灯を制御したりするものである。しかしながら、夜行性虫が活発に飛び回る時間帯、照明器具の点・消灯等の室内外の環境によっては、省エネを図りながら捕虫を確実に実行することができないことがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、できる限り好ましい状況に捕虫用照明器具を制御するようにして、無駄を少なくし、確実で安定した夜行性虫の捕虫を可能とする夜行性虫捕虫システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、室内空間に設けられる捕虫用照明器具と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段と、日の出又は日の入り時刻を検知する日出日入時刻検知手段と、制御手段とを備え、前記日出日入時刻検知手段によって検知される日の出又は日の入り時刻に対して、現在時刻を日の出又は日の入り時刻と比較し、その時間帯によって、前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、請求項1記載の発明において、室内空間に設けられる室内照明器具と、室内の人の有無を検知する人感センサを備え、人のいないときは前記制御手段により前記室内照明を消灯することを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、請求項1又は2記載の発明において、前記室内照明器具よりも低演色性かつ低誘虫性の低誘虫照明器具を室内空間に備え、前記日出日入時刻検知手段によって検知される日出日入時刻に応じた時間帯により、前記制御手段により前記室内照明器具は点灯するか又は消灯すると共に前記低誘虫照明器具を消灯するか又は点灯する制御をすることを特徴とする。
請求項4記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、請求項1ないし3記載の発明において、昼夜の別を検出する昼夜検知手段を備えたことを特徴とする。
請求項5記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、請求項1ないし4記載の発明において、前記日出日入時刻検知手段によって検知される日の出又は日の入り時刻に対して、現在の時刻が日入前井時間から日の入り後3時間以内及び日の出前1時間から日の出後1時間以内の時間帯であるかどうかを判定し、この判定に基づいて前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、日出日入時刻検知手段と、制御手段とを備え、前記日出日入時刻検知手段によって検知される日の出又は日の入り時刻に対して、現在時刻を日の出日の入り時刻と比較し、夜行性虫の飛翔が多い時間帯か少ない時間帯かにより、前記捕虫用照明器具を制御する。その結果、夜行性虫が室内に浸入する可能性の低い飛翔が少ない時間帯の場合は、ドアが開放されていても、捕虫用照明器具を消灯させないように制御でき、確実に捕虫することができる。また、夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い飛翔が多い時間帯の場合は、ドアが開放されていたら、捕虫用照明器具を点灯させないように制御でき、不必要に夜行性虫が侵入するのを防ぐことができる。このように、夜行性虫の侵入リスクを低く保ちながら捕虫率を高め、省エネも図られる。
請求項2に記載された発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、省エネを一層図ることができ、夜行性虫が侵入するおそれを一層減らすことができると共に、室内に侵入した虫の捕獲効率を向上させることができる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は2の発明の効果に加え、夜行性虫が侵入するおそれを一層減らすことができると共に、良好な照明の作業環境を確保できる。
請求項4に記載された発明によれば、請求項1ないし3の発明の効果に加え、確実な制御ができ、省エネをより確実に図ることが可能となる。
請求項5に記載された発明によれば、請求項1ないし4の発明の効果に加え、夜行性虫が侵入するおそれを一層減らすように制御することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、日の出日の入り時刻を検知する日出日入時刻検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検知手段5と、各検知手段の信号をもとにして信号を処理して制御信号を出力する制御手段6とを備えている。
捕虫用照明器具2は、対象となる室内に設けられて、夜行性の昆虫の誘引源となる紫外領域の光線を放射し、電撃や粘着剤によって昆虫を捕殺する照明器具である。設置台数は1台でも複数台でもかまわない。捕虫用照明器具2の能力、室の広さに応じて適宜選択すればよい。対象となる室は、特に限定されないが、飛翔昆虫が侵入して飛翔するのが好ましくない、調理室や厨房などに特に適している。
日出日入時刻検知手段3は、日出・日入の時刻を検知する機能を有し、その結果を制御手段6へ伝達する。一般的に、飛翔昆虫が多い時間帯はある程度決まっており、日没後数時間と、日出前約1時間程度とされている。この事実に基づいて、日出・日入の時刻を検知して、捕虫用照明器具2等を制御する。
日出日入時刻検知手段3の例としては、感光素子としてフォトダイオードを持つ照度センサを、建物の外もしくは窓の近傍などで外光が入る場所に設置したものと現在時刻を計時するタイマとを組み合わせて構成する。日入の判断方法としては、薄暮時に曇天などで暗く、室内照明が相対的に目立ち、昆虫の侵入が予想される時刻をもって「日の入り」と判断してもよい。日出の判断方法についても、同様で、照度センサで所定の明るさを感知したら、日の出と判断する。
日出日入時刻検知手段3として、フォトダイオードを使用している場合には、フォトダイオードの出力より得られた計測照度Lが、基準照度Ls以上であるか否かを判定する。そして、制御手段6において、基準照度Lsが、一般的な昼間・夜間の照度水準をもとに設定した、両者の閾値であるL>Lsと変われば日の出、L≦Lsと変われば日の入りと判定する。
その他の日出日入時刻検知手段3の例として、日出日入時刻記憶装置によるもの(タイマ方式)であってもよい。この時刻記憶装置で日出日入時刻検知手段3を構成すると、照度センサから構成する場合に比べて、コストが抑えられる。また、日出日入時刻検知手段3が日出日入時刻記憶装置を使用している場合には、タイマの示す現在時刻と、記憶されている日出日入時刻を比較し、現在が日出時刻か日入時刻かを判定する。日の出後1時間とか、日の入り後3時間とかの時刻は検知した結果の時刻をそのまま使用すればよい。また、日の出前の任意の時間(例えば、日の出前30分)から、日没後の動作を実施することができるため、安全係数を高めにとって昆虫の侵入を確実に防除できる。
いずれの場合も、判定結果に従って、日出時刻もしくは日入時刻を意味する信号を制御手段6で保持する。日出日入時刻検知手段3により検知された日の出時刻、日の入り時刻は記憶され翌日の制御の基準時刻とされる。この記憶時刻により日の入り前1時間の時刻や日の出前1時間の時刻として制御の基準に用いられる。
ドア開閉検知手段4は、室内空間から外部(屋外)へ通じるドア・窓などの開閉状態を検知する。ドア開閉検知手段4としては、リミットスイッチ、光センサ等が使用され、ドアの枠部や窓枠などに設置される。そして、ドア開閉検知手段4は、室内空間から外部(屋外)へ通じるドア・窓などの開閉状態を検知し、それを制御手段6へ伝達する。ドアの開閉状態は、捕虫用照明器具2の点灯・消灯の判断に使用される。
昼夜検知手段5は、夜行性虫が活動するか否かの判断のために使用されるもので、建物の外の昼夜の別を検出する。この昼夜検知手段5としては、日出日入時刻検知手段3と同様、感光素子としてフォトダイオードを持つ照度センサが使用される。昼夜検知手段5を照度センサを用いて、建物の外もしくは窓の近傍などで外光が入る場所に設置すると、夜間以外で曇天などで暗く、室内照明が相対的に目立ち、昆虫の侵入が予想される場合を検出することができる。
また、昼夜検知手段5として、日出日入時刻記憶装置3と、現在時刻を計時するタイマの組み合わせから構成してもよい。このように、日出日入時刻記憶装置とタイマとから昼夜検知手段5を構成すると、照度センサから構成されたものよりコストが抑えられる。また、日出日入時刻検知手段3とハードウェアを共通化してもよい。なお、日出日入時刻検知手段3と昼夜検知手段5とは、ハードウェアを共通しても良いが、一方が照度センサ方式の場合は他方をタイマ方式としたほうが、的確な制御をするためには好ましい。
制御手段6は、入出力インタフェース、記憶部、中央演算装置等を備え、前記各種検知手段の発する信号を受信し、内部に記憶したプログラムに従って、捕虫用照明器具2の点灯状態を決定し、捕虫用照明器具2の点灯・消灯を制御する。制御手段6は、日出日入時刻検知手段3、ドア開閉検知手段4、昼夜検知手段5等の各種検知手段の発する信号を入力インタフェースで受信し、メモリ内部にプログラム、データ等を記憶し、中央処理装置で処理し、出力インタフェースから出力して捕虫用照明器具2を制御する。
制御手段6の例としては、各種演算を実行する中央処理装置の他、制御プログラムを記憶させるための読出し専用メモリ、各種データを記憶させるための随時読み書き可能メモリ、入出力インタフェースを備えたマイクロコンピュータが使用される。
次に、上記のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1の動作について説明する。先ず、日出日入時刻検知手段3により算出された検知信号が制御手段6に送信され、そこで時刻が夜行性の飛翔昆虫が侵入する可能性が高いかどうかを、飛翔昆虫数が多い時間帯か少ない時間帯かで判定し、その判定結果を保持する。例えば、現在時刻を日出・日入時刻と比較し、日の出前1時間から日の出後1時間及び日の入り前1時間から日の入り後3時間を飛翔昆虫数が多い時間帯とし、それ以外の時間帯を少ない時間帯と判定する。
そして、日出日入時刻検知手段3から得られた時刻に基づいた、飛翔昆虫数の多い時間帯と少ない時間帯を制御手段6で保持する。ドア開閉検知手段4はドアの開閉の状態を制御手段6に出力し、制御手段6でドアが開閉いずれの状態にあるかを判定し、この判定結果を制御手段6で保持する。また、昼夜検知手段5は検知結果を制御手段6に出力し、制御手段6において、昼間であるか夜間であるかを判定し、この判定結果を制御手段6で保持する。
そして、制御手段6において、各検知手段の信号をもとにして判定した時間帯・ドアの開閉状態・昼夜の結果をもとに、あらかじめ設定しておいた飛翔昆虫が多い時間帯か少ない時間帯かを判定し、この判定結果により、捕虫用照明器具2の状態を決定し、点灯か消灯かを制御する。
上記実施の形態1のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1により、ドアの開閉状態、飛翔昆虫が多い時間帯(日出時刻前後と日の入り時刻前後の昆虫侵入リスクの高い時間帯)と少ない時間帯(多い時間帯以外の日中と真夜中の時間帯)等に応じて、捕虫用照明器具2を制御する例を表1に示す。
Figure 2008200001
本実施の形態1によれば、日出日入時刻検知手段3により検知される時間帯、ドアの開閉状態に応じて、捕虫用照明器具2を動作させるので、省エネが図れ、夜行性虫が侵入するのを防ぐことができ、点灯時間を確保することができるということで、効果を両立させることができる。すなわち、夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、ドアが閉じていても、捕虫用照明器具2を点灯させるように制御でき、捕虫の効果をあげることができる。また、飛翔昆虫が多い時間帯(日出時刻前後と日の入り時刻前後の昆虫侵入リスクの高い時間帯)については、ドア開放時に捕虫用照明器具2を消灯することで、侵入リスクの低減を図ることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、室内照明器具7と人感センサ8を構成に加え、捕虫用照明器具2と室内照明器具7を制御する点で上記実施の形態1と相違している。上記実施の形態1と同様な作用をする部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態2の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、日出・日入の時刻を検知する日出日入時刻検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検知手段5と、各検知手段の信号をもとにして処理して制御信号を出力する制御手段6と、室内照明器具7と、人感センサ8を備えている。
室内照明器具7は、対象となる室内に設けられて、室内を照らし、室内で作業する人に対し良好な視環境を提供する。光源としては、特に制限されないが、点灯・消灯を頻繁に行うため、瞬時点灯可能な蛍光ランプやキセノンHIDランプが好ましい。器具台数は室の広さや照明器具の能力により決まり、1台でも複数台でもかまわない。
人感センサ8は、室内の人の有無を検知し、制御手段6に伝達する。人感センサ8としては、例えば、周囲温度と人の体温の差を検知することで人の有無を判定する赤外線センサを用いるものがあげられる。
そして、日出日入時刻検知手段3、ドア開閉検知手段4、昼夜検知手段5、人感センサ8の信号をもとに、制御手段6にて昼夜・時間帯・ドアの開閉状態、人の有無を判定し、その結果をもとに室内照明器具7・捕虫用照明器具2の点灯状態を決定し、制御する。
上記実施の形態2のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1により、ドア開閉状態、人の有無、飛翔昆虫が多い時間帯(日出時刻前後と日の入り時刻前後の昆虫侵入リスクの高い時間帯)と少ない時間帯(多い時間帯以外の日中と真夜中の時間帯)等に基づいて、照明器具7と捕虫用照明器具2を制御する例を表2に示す。
Figure 2008200001
本実施の形態2によれば、昼夜検知手段5によって検知される昼夜の別や、検知される時間あたりの日出・日入の時刻、室内に人がいるか否かの判定に応じて、室内照明器具7、捕虫用照明器具2を動作させるので、一層省エネが図れ、より確実に夜行性虫を捕虫できると共に侵入するのを防ぐことができる。すなわち、夜行性虫が室内に浸入する可能性の低い場合は、ドアが開いていても、捕虫用照明器具2を点灯させるように制御でき、確実に捕虫することができる。また、人がいない場合には、室内用照明器具7を消灯することで、捕虫用照明器具2だけが点灯し、捕虫効率が上がって省エネにもなる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、室内照明器具7と低誘虫照明器具9を実施の形態1の構成に加え、捕虫用照明器具2と室内照明器具7と低誘虫照明器具9を制御する点で上記実施の形態1と相違している。上記実施の形態と同様な作用をする部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態2の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、日出・日入の時刻を検知する日出日入時刻検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検知手段5と、各検知手段の信号をもとにして処理して制御信号を出力する制御手段6と、室内照明器具7と、低誘虫照明器具9を備えている。
低誘虫照明器具9は、対象となる室内を照らし, 室内で作業する人に対し最低限必要な視環境を提供する。室内照明器具7と比較して, 短波長領域を大幅にカットし, 演色性を犠牲にするかわりに誘虫性を低下させる機能のものである。具体的な光源としては, 黄色蛍光ランプか、白色蛍光ランプと黄色フィルタを組み合わせたもの、黄色蛍光ランプに準じた分光特性を実現した光源があげられる。低誘虫照明器具9の設置台数は、室の広さや能力により変わり、1台でも複数台でもかまわない。
上記実施の形態3のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1により、ドアの開閉状態、飛翔昆虫が多い時間帯(日出時刻前後と日の入り時刻前後の昆虫侵入リスクの高い時間帯)と少ない時間帯(多い時間帯以外の日中と真夜中の時間帯)等に応じて、捕虫用照明器具2と低誘虫照明器具9を制御する例を表3に示す。
Figure 2008200001
本実施の形態3によれば、検知される時刻が飛翔昆虫数の多い時間帯か少ない時間帯か、室内に人がいるか否かの判定に応じて、室内照明器具7、低誘虫照明器具9、捕虫用照明器具2を作動、停止するように制御できるので、作業照度の良好性を確保でき、省エネが図れ、より確実に夜行性虫を捕虫できると共に侵入するのを防ぐことができる。夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、室内照明器具7、低誘虫照明器具9、捕虫用照明器具2を動作させたり、停止したりする制御をすることができ、確実に夜行性虫の侵入を抑制でき、確実に捕虫することもできる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、人感センサ8と室内照明器具7と低誘虫照明器具9を実施の形態1の構成に加え、捕虫用照明器具2と室内照明器具7と低誘虫照明器具9を制御する点で上記実施の形態1と相違している。上記実施の形態と同様な作用をする部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態4の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、日出・日入の時刻を検知する日出日入時刻検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検知手段5と、各検知手段の信号をもとにして処理して制御信号を出力する制御手段6と、室内照明器具7と、人感センサ8と、低誘虫照明器具9を備えている。
この実施の形態4の夜行性虫捕虫システム1は、日出日入時刻検知手段3と、ドア開閉検知手段4と、昼夜検知手段5と、人感センサ8等の各検知手段の信号をもとにして、制御手段6において処理して、捕虫用照明器具2と、室内照明器具7と、低誘虫照明器具9を制御する信号を出力する。
上記実施の形態4のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1のドア開閉状態、人の有無、飛翔昆虫が多い時間帯(日出時刻前後と日の入り時刻前後の昆虫侵入リスクの高い時間帯)と少ない時間帯(多い時間帯以外の日中と真夜中の時間帯)等により、低誘虫照明器具9と照明器具7と捕虫用照明器具2を制御する例を表4に示す。
Figure 2008200001
この実施の形態4によれば、昼夜検知手段5によって検知される昼夜の別や、検知される時間あたりの日出・日入の時刻、室内に人がいるか否かの判定に応じて、室内照明器具7、低誘虫照明器具9と捕虫用照明器具2を制御するので、作業環境の良好性を維持しながら、省エネが図れ、より確実に夜行性虫が侵入するのを防ぐことができる共に捕虫することができる。夜行性虫が室内に浸入する可能性の低い場合は、ドアが開いていても、捕虫用照明器具2を点灯させるように制御でき、確実に捕虫することができる。
なお、本願発明の制御条件は上記実施の形態に限られないことは勿論である。例えば、上記実施の形態では、日出日入時刻検知手段3とは別に昼夜検知手段5を備えているシステム構成で説明したが昼夜検知手段5としては無くてもよい。また、制御の例についても、実施の形態の例に限られず、他の制御対象、他のパターンであってもよい。
本発明の実施の形態1における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 夜行性虫捕虫システム
2 捕虫用照明器具
3 日出日入時刻検知手段
4 ドア開閉検知手段
5 昼夜検知手段
6 制御手段
7 室内照明器具
8 人感センサ

Claims (5)

  1. 室内空間に設けられる捕虫用照明器具と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段と、日の出又は日の入り時刻を検知する日出日入時刻検知手段と、制御手段とを備え、前記日出日入時刻検知手段によって検知される日の出又は日の入り時刻に対して、現在時刻を日の出又は日の入り時刻と比較し、その時間帯によって、前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする夜行性虫捕虫システム。
  2. 請求項1の構成に加え、センサを備え、人のいないときは前記制御手段により前記室内照明を消灯することを特徴とする請求項1記載の夜行性虫捕虫システム。
  3. 請前記室内照明器具よりも低演色性かつ低誘虫性の低誘虫照明器具を室内空間に備え、前記日出日入時刻検知手段によって検知される日出日入時刻に応じた時間帯により、前記制御手段により前記室内照明器具は点灯するか又は消灯すると共に前記低誘虫照明器具を消灯するか又は点灯する制御をすることを特徴とする請求項1又2に記載の夜行性虫捕虫システム。
  4. 昼夜の別を検出する昼夜検知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3に記載の夜行性虫捕虫システム。
  5. 前記日出日入時刻検知手段によって検知される日の出又は日の入り時刻に対して、現在の時刻が日入前1時間から日の入り後3時間以内及び日の出前1時間から日の出後1時間以内の時間帯であるかどうかを判定し、この判定に基づいて前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする請求項1ないし4に記載の夜行性虫捕虫システム。
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