JP2011092023A - 害虫防除装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】夜行性害虫の活動が活発な時間帯においても、飛来する害虫を抑制して、夜行性害虫による植物の被害を確実に低減することができる害虫防除装置を提供する。
【解決手段】略470〜580nmの波長域の少なくとも一部の波長域の光を照射する光源11を備え、制御装置15が、害虫3の発生度合い、または害虫3の活動度合いに基づいて、光源11から照射される光の出力を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、害虫防除装置に係り、特に略470〜580nmの波長にピークを持つ含む光を放出する光源を備え、害虫の発生度合または活動度合に基づいて光源の出力を調整することで防除効率を増加させる害虫防除装置に関するものである。
従来、夜間に飛来する害虫(夜行性)から植物を保護する害虫防除装置として、照度1(lx)以上の一定量の黄色光(565〜580nmピーク)および緑色光(500〜540nmピーク)を、圃場内およびその周辺に一晩中照射して、飛来する夜行性害虫の複眼に光を照射することで、夜行性害虫の明適応反応(昼と認識させる)を利用して、害虫の飛来数を抑制して植物への加害低減を図った技術が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
特許文献1に記載の防蛾灯は、黄色光を照射する黄色直管形蛍光灯を略鉛直に設置すると共に、複数の遮光板を黄色直管形蛍光灯の軸方向に並設することによって、作業が容易な比較的低い位置に設置でき、且つ地表面水平照度を1ルクス以上、2〜3ルクス以下に抑制した光を均一に照射するようにしている。また、特許文献2に記載の照明器具は、分光特性のピークが、475nm以上、575nm 以下の光源を備え、夜蛾を効果的に防除し、且つ植物の花芽形成に対する影響を低減するようにしている。
特許第3532554号公報 特開2004−121217号公報
特許文献1及び2の装置は、所定の波長の光を、一晩中、一定照度で照射して害虫防除を図っている。しかしながら、夜行性害虫の活動量は、時間帯により変化するため、一定の照射出力で照射しても活発に動く時間帯での防除効果が低下する。また、一定の照射出力であると夜行性害虫が光に慣れてしまい、防除効果が次第に低下する傾向があり、効果的でない問題があった。さらにまた、植物は日照時間の変化により成長しているため、常時、強い強度の光で照射していると、植物体の花芽分化(開花)に影響を及ぼし、植物の成長に悪影響を与えるという問題がある。
本発明は、前記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、夜行性害虫の活動が活発な時間帯においても、飛来する害虫を低減させて、夜行性害虫による植物の被害を確実に低減することができる害虫防除装置を提供することにある。
そこで本発明は、略470〜580nmの波長域の少なくとも一部の波長域の光を照射する光源を備え、前記光によって植物を害虫から保護する害虫防除装置であって、前記害虫の発生度合い、または前記害虫の活動度合いに基づいて、前記光源から照射される前記光の出力を制御する制御装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、夜行性害虫の発生度合い、または害虫の活動度合いに基づいて、光源から照射する略470〜580nmの波長域の光の出力を、制御装置で制御して照射するようにしたため、夜行性害虫の発生数が増大して、あるいは活動が活発になって大量に飛来しても、防除効率が減少せず、効果的に害虫防除することができる。また、夜行性害虫の発生度合い、または活動度合いに応じて光源から照射される光の出力が変化するため、常時、一定強度で照射する場合と比較して、害虫が防除光に慣れることがなく、長期間に亘って高い防除効率を維持することができる。また、夜行性害虫の発生度合い、または活動度合いに応じて、適正出力の光を照射するため、エネルギ効率の高い害虫防除装置とすることができる。
また本発明は、上記害虫防除装置において、害虫防除の対象領域近傍に設けられた前記害虫の飛来数計数装置を更に備え、前記飛来数計数装置によって計数される前記害虫の計数値をもって、前記害虫の発生度合いとすることを特徴とする。
この構成によれば、飛来する害虫を飛来数計数装置によって計数し、この計数値に基づいて光の照射出力を変えるようにしたため、害虫の発生度が高く、多くの害虫が飛来するときには、高出力の光を照射することができ、効果的に防除することができる。また、飛来害虫が少ないときには、光の出力を低減させて、光による植物への影響を抑制して適正な育成を可能としつつ、害虫を防除することができる。
また本発明は、前記害虫の活動度合いと時刻との相関関係が予め設定されたタイマー装置を更に備え、前記光源から照射される前記光の出力は、前記設定された害虫の活動度合いと時刻との相関関係に基づき、前記タイマー装置によって制御されることを特徴とする。
この構成により、更に、害虫の活動度合いと時刻との相関関係が予め設定されたタイマー装置によって照射する光の出力を制御するようにしているため、害虫の活動度合いが高い時間帯には光の出力を高め、活動度合いが低い時間帯には光の出力を低下させて照射することができ、少ないエネルギで効率よく防除することができる。また、植物に対する光の影響を低減することができる。
以上説明したように、本発明の害虫防除装置によれば、夜行性害虫の発生度合い、または害虫の活動度合いに基づいて、光源から照射する略470〜580nmの波長域の光の出力を、制御して照射するようにしているため、効果的に害虫防除することができ、また、常時、一定強度で照射する場合と比較して、害虫が防除光に慣れることがなく、長期間に亘って高い防除効率を維持することができる。また、夜行性害虫の発生度合い、または活動度合いに応じて、適正出力の光を照射するようにしているため、エネルギ効率の向上をはかることができる。
本発明の実施の形態の害虫防除装置が設置された圃場を示す斜視図 図1に示す光源の一例である蛍光灯の斜視図 照射する光の波長成分を制御する手段としてフィルタを用いた蛍光灯の概念図 図1に示す光源の分光分布を示すグラフ 照射する光の波長成分を制御する手段として蛍光体を用いた蛍光灯の部分破断図 植物に対する複数の光源の設置位置を示す斜視図 複数の光源を備える圃場の平面図 (a)は飛来数計数装置によって計数された時間ごとの害虫数を示すグラフ、(b)は計数値に基づいて出力される光の照度を時間ごとに示すグラフ (a)はタイマー装置に設定された害虫の活動度合いと時刻との相関関係を示すグラフ、(b)はタイマー装置によって時間ごとに制御された光の出力を示すグラフ
以下、本発明に係る害虫防除装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の害虫防除装置の斜視図であり、害虫防除装置10は、農業用のビニールハウスやガラスハウスなどの栽培施設、又は栽培露地などの圃場1に設置されて、野菜や花卉などの植物2を育成する際に発生する、オオタバコガ、ハスモンヨトウ、ヨトウガ、カメムシ等の夜間に活動する害虫3(特に夜行性農業害虫)を防除する。
この害虫防除装置10は、光源11と、飛来数計数装置12と、制御装置15を具備している。圃場1に植えられた植物2の近傍には、複数の光源11が適宜の間隔で配置され、圃場1を囲む周囲には、飛来数計数装置12の構成要素である複数(図1に示す実施の形態では4本)の飛来センサ13が配置されている。
オオタバコガ、ハスモンヨトウなどの害虫3(夜蛾)の、複眼網膜における分光感度は、540nmの近辺で最も高く、略475nm〜575nmに亘っていることが分かっている。
上記記述は、特許文献2(特開2004‐212117号公報)、段落(0028)による。
従って、夜行性害虫防除のための光源11としては、略470〜略580nmの波長域の少なくとも一部の波長成分を含む光を放出する光源であればよく、特に限定されるものではなく、例えば、蛍光灯が例示される。このような蛍光灯としては、略470〜580nmの波長域の光を積極的に放出することのできる黄色蛍光ランプ(例えば、パナソニック (株)製:FL20S・Y)や、緑色蛍光ランプ(例えば、パナソニック (株)製:FL20S・G)がある。
また、図2は、黄色蛍光ランプ(例えば、パナソニック (株)製:FL20S・Y)を用いた光源の一例を示す図である。また図3に示すように、緑色蛍光ランプ(パナソニック(株)製:FL20S・G)に、略470nm以下の波長をカットするカットフィルタ16を配設した防蛾灯(例えば、パナソニック電工製:YGRFX21901)とすることもできる。図4は、このような蛍光灯(光源11)(例えば、パナソニック(株)製:FL20S・Y、およびFL20S・G)の分光分布を示す。
また、略470〜580nmの波長を多く発生させる緑色カラーHIDランプや高圧ナトリウムランプ、連続した発光スペクトルを有するキセノンランプ、発光ピークが略470〜580nmの発光特性を有するLED、あるいは略470〜580nmの波長で発光するEL等を用いることができる。
また、図5に示すように、光源11が、放電によって電子を放出し、その電子のエネルギを水銀原子が受け取ることによって紫外線を放出し、その紫外線が蛍光体17に吸収されて光を放出する蛍光灯などである場合、略470〜580nmの波長域を多く発光する蛍光体17を用いることにより、略470〜580nm以外の波長成分をカットするようにしてもよい。
光源11から放出される光は、植物の一部(葉の表面)に照射される略470〜580nmの波長域の光の合計量が略1〜8000(lx)になるように制御することが好ましい。
また、略300〜450nmの波長の光は、病害(特に灰色カビ等)の菌糸伸長を助長したり、他の害虫を呼び寄せるため、照射されないように制御するのが望ましい、しかし、照度が略470〜580nmの光の1/10程度以下の放射照度であればあってもよい。また略590nm以上の波長の光は、植物の花芽分化や形態形成に影響を及ぼすため、照射されないように制御することが望ましい。但し、光による影響が少ない作物の場合、照射されてもよい。
植物の葉の表面において、略470〜580nmの波長域の光の合計量を、略1〜8000(lx)に制御する手段は、特に限定されるものではなく、例えば、調光制御ができるライトコントローラ等を用いて、電気的に光源11から放出される略470〜580nmの波長域の合計量を略1〜8000(lx)に制御することができる。
また、光源11と照射対象となる植物2との間に、ガラスや樹脂等を用いた照射量制御用のフィルタ(図示せず)を設けることもできる。更に上記方法を組み合わせることにより、波長や照射量を制御するようにしてもよい。特に、光量子量が比較的多く、電気的な調整が難しい略470〜580nmの波長域の光を比較的多く含む緑色カラーHIDランプや高圧ナトリウムランプ、キセノンランプ、等を光源11として用いる場合に、このようなフィルタは効果的である。
また、略470〜580nmの波長域の光の合計量を略1〜8000(lx)に制御する他の方法としては、マイコンなどを利用した照明制御システムを用い、複数の光源11の間引き点灯や、消灯により行うことができる。光源11の点灯・消灯を時間制御する場合には、予め測定された夜行性害虫3の活動具合と時刻との相関に従って制御することが望ましい。
図6及び図7に示すように、圃場1に配設された複数の光源11は、整列して植えられた植物2の上方から光を照射する上部光源11a、植物2の中間高さの側方から光を照射する側部光源11b、および植物2の根元近傍に光を照射する下部光源11cを備える。
これにより、各光源11a,11b,11cの配光及び光量を、植物2の生育に併せて調整することが可能となる。即ち、初期の生育ステージにおいて植物2があまり生育しておらず、植物2がまだ小さい場合には、上部光源11aを消灯すると共に側部光源11b及び下部光源11cを点灯させ、側部光源11b及び下部光源11cの取り付け角度等を調整して配光の広がりを抑え、植物2への照射光量を少なくする。
そして、植物2が大きくなるに従って、上部光源11aを点灯させると共に、側部光源11b及び下部光源11cの取り付け角度等を調整して配光を広くし、光量を多くする。 なお、側部光源11b及び下部光源11cの配光及び光量の調整の仕方は、必ずしも上述した例に限られるものではなく、上部光源11aの光量が少ない場合や、植物2自身が比較的多くの光を必要とする場合には、初期の生育ステージにおいても上部光源11aを点灯させるようにしてもよい。
図1に戻り、飛来数計数装置12は、圃場1を囲む周囲に配置された複数(図1に示す実施の形態では4個)の飛来センサ13と、計数装置本体14とから構成されている。飛来センサ13は、例えば、圃場1の境界に配置されたポール20内に収容され、給電線21から電力が供給されるCCD撮像素子などの画像センサであり、圃場1に飛来する害虫3を画像として検出する。計数装置本体14は、信号線22を介して飛来センサ13から入力される画像に基づき、内蔵するマイコン(図示せず)などで害虫3の個数を計数して制御装置15に信号線23を介して送信する。
なお、飛来センサ13としては、画像センサに限定されることなく、例えば、レーザーや赤外線などのビームを害虫3が遮ることによって害虫3の個数を計数するようにしたビームセンサを用いるようにしてもよい。
制御装置15は、飛来数計数装置12によって計数された害虫3の計数値を害虫の発生度合いとして認識し、この計数値に基づいて光源11からの照射出力(略470〜580nmの波長域の合計量)を信号線24を介して制御する。即ち、計数値が高い場合には、光源11から照射される光の照射出力を大きくし、計数値が低い場合には、光源11の照射出力を小さくするように制御する。
上記の実施の形態においては、飛来数計数装置12によって計数される害虫3の計数値に基づいて光源11の照射出力を制御するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、防除対象となる害虫3の活動度合いと時刻との相関関係を予め測定して、タイマー装置として機能する制御装置15内の記憶部(図示せず)にデータとして記憶させる。タイマー装置(制御装置15)は、このデータに基づいて光源11からの照射出力を時間制御するようにしてもよい。この場合、飛来数計数装置12を常設する必要はなく、害虫防除装置10の製作コストを抑制することができる。
上記したように、本実施の形態の害虫防除装置10によれば、光源11から放出される光が、害虫3の防除に有効な略470〜580nmの波長成分の光を含むと共に、植物2の葉の表面における照射合計量が略1〜8000(lx)になるように制御され、更に夜行性害虫3の発生度合いに合わせて、照射量がコントロールされるので、植物2の育成を阻害することなく、且つ大量に飛来する夜行性害虫3の行動を効率的に抑制して、植物2に与える被害を最小限に抑えることができる。また、防除に必要な時間帯だけ照度を高めた光を照射するようにしているため、少ない消費電力で高い防除効果が得られる。
本発明の効果を確認するため、本発明の害虫防除装置10に係る実施例と、該実施例と比較する比較例について説明する。実施例及び比較例ともに、植物2としてイチゴ(とちおとめ)300株、防除対象害虫3としてハスモンヨトウ、光源11として緑色蛍光ランプ(パナソニック電工製:YGRFX21901)を用い、夜間の12時間(18時〜6時)略470〜580nmの波長成分の光を照射した。また、試験期間は、9月中旬〜11月末の約2.5カ月である。
試験条件
(実施例1)
実施例1は、飛来数計数装置12によって害虫3を計数し、この計数値に基づいて光源11から照射される略470〜580nmの波長成分の光の照度を5〜3000(lx)に制御した。図8(a)は、各時刻で測定された害虫3の計数値(発生度合い)を示すグラフである。図8(b)に示すように、光源11は、害虫発生度合いが高かった18:30〜20:00、および24:00〜4:00の間は3000(lx)で光を照射し、その他の時間帯は5(lx)で光を照射した。
(実施例2)
実施例2は、事前にハスモンヨトウの活動度合いと時間との相関関係を測定しておき、この相関関係に基づいて、光源11から照射される略470〜580nmの波長成分の光の照度を5〜3000(lx)となるように時間制御した。図9(a)は時間と害虫3の活動度合いの相関関係を示す。図9(b)に示すように、光源11は、害虫活動が多い24:00〜4:00の間は3000(lx)の照度の光を照射し、その他の時間は5(lx)で光を照射した。
(比較例)
終夜、略470〜580nmの波長成分の光を、10(lx)以下の一定照度で照射した。
評価方法
各実施例、及び比較例の試験を行った試験区において、ハスモンヨトウによって被害を受けた株の被害株率、花芽分化率によって評価した。
試験結果を(表1)に示す。
Figure 2011092023
表1に示すように、比較例の試験における被害株率が9.5%であったのに対して、実施例1、及び実施例2の被害株率は、それぞれ1.3%、2.1%であり、本発明の害虫防除装置10を用いることで、夜行性害虫3によるイチゴの苗2の被害株率が約1/5程度まで低減する。また、花芽分化率は、それぞれ92%、94%、91%であり、大きな違いは見られなかった。また効果として、ここでは数値を示さないが、イチゴの果実の成長促進も見られた。
以上のように、本発明によって夜行性害虫3の活動が活発な時間帯においても、夜行性害虫3の飛来を低減することができ、これによって、効率よく夜行性害虫3を防除して、植物2の被害を確実に低減できることが実証された。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
1 圃場(害虫防除の対象領域)
2 植物
3 夜行性害虫(害虫)
10 害虫防除装置
11 光源
12 飛来数計数装置
15 制御装置、タイマー装置

Claims (3)

  1. 略470〜580nmの波長域のうち、少なくとも一部の波長域の光を照射する光源を備え、前記光によって植物を害虫から保護する害虫防除装置であって、
    前記害虫の発生度合い、または前記害虫の活動度合いに基づいて、前記光源から照射される前記光の出力を制御する制御装置を具備した害虫防除装置。
  2. 請求項1に記載の害虫防除装置であって、
    害虫防除の対象領域近傍に設けられた前記害虫の飛来数計数装置を更に備え、
    前記飛来数計数装置によって計数される前記害虫の計数値をもって、前記害虫の発生度合いとする害虫防除装置。
  3. 請求項1に記載の害虫防除装置であって、
    前記害虫の活動度合いと時刻との相関関係が予め設定されたタイマー装置を更に備え、
    前記光源から照射される前記光の出力は、前記設定された害虫の活動度合いと時刻との相関関係に基づき、前記タイマー装置によって制御される害虫防除装置。

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