JP2008200002A - 夜行性虫捕虫システム - Google Patents

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達清 内田
Makoto Yamada
真 山田
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Katsuhiro Takeda
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Abstract

【課題】できる限り好ましい状況に捕虫用照明器具を制御するようにして、無駄を少なくし、確実で安定した夜行性虫の捕虫を可能とする夜行性虫捕虫システムを提供する。
【解決手段】室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、風量を検知する風量検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段5と、制御手段6とを備え、前記風量検知手段3によって検知される風量に応じて、ドアが開放されていても、前記制御手段6により前記捕虫用照明器具2を点灯又は消灯する制御をすることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に集まる夜行性の虫を殺虫する夜行性虫捕虫システムに関し、詳細には、虫の存在が好ましくない調理室、厨房等の室内に設けた捕虫用照明器具等を外部条件等に対応して制御するようにした夜行性虫捕虫システムに関するものである。
通常、夜間の飛翔昆虫の多い時間帯に、室内で蛍光灯や誘虫性の捕虫用照明器具を点灯していると、捕虫用照明器具が発する誘引光に誘引されて室外から飛翔昆虫が侵入するリスクが高まる。しかし、夜間ずっと捕虫用照明器具を消灯したり、あるいはドア開放時は必ず消灯することにすると、捕虫用照明器具の点灯時間が短くなり、室内を飛翔する昆虫の捕虫率が下がってしまうことになるので、点灯時間は長いほど望ましい。
ところで、花卉、野菜及び果樹等の植物を飛来害虫から保護する飛来害虫駆除システムが知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献1の飛来害虫駆除システムは、飛来害虫の忌避や行動抑制を促す忌避灯と、飛来害虫を引き寄せる誘引灯と、飛来害虫を捕捉する捕虫器と、前記温室内外に配置した各種センサやスイッチを含む複数の入力系機器と制御手段とを備える。そして、前記各入力系機器の制御情報に基づいて前記各灯の点灯及び消灯を制御する。
このように、飛来害虫の忌避や行動抑制を促す忌避灯と、飛来害虫を引き寄せる誘引灯とを備えることで、従来、1種類の光の波長域の飛来害虫にしか効果のなかった防除装置を全ての波長域の飛来害虫に対して適合できるようにした。これにより、植物の栽培環境に適合するように、忌避灯と誘引灯とを同時に点灯させることなく的確に点灯させたり消灯させたりすることができる。その結果、飛来害虫の駆除及び飛来害虫による被害の防止とを効率よく行うことができ、より確実に植物を保護することができる。
特開2005−46018号公報
上記特許文献1のものは、温室の窓の開閉状態、室温、室外照度等により、忌避灯と誘引灯とを同時に点灯させることなく、的確に点灯させたり消灯を制御したりするものである。しかしながら、昼夜、照明器具の点・消灯等の室内外の環境によっては、省エネを図りながら捕虫を確実に実行することができないことがある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、できる限り好ましい状況に捕虫用照明器具等を制御するようにして、無駄を少なくして省エネを図り、確実で安定した夜行性虫の捕虫を可能とする夜行性虫捕虫システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、室内空間に設けられる捕虫用照明器具と、風量を検知する風量検知手段と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段と、制御手段とを備え、前記風量検知手段によって検知される風量に応じて、ドアが開放されていても、前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、請求項1の構成に加え、室内空間に設けられる室内用照明器具と、室内の人の有無を検知する人感センサを備え、人のいないときは前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る夜行性虫捕虫システムは、請求項1又は請求項2の構成に加え、前記室内用照明器具よりも低演色性かつ低誘虫性の低誘虫照明器具を室内空間に備え、前記風量検知手段によって検知される風量に応じて、前記制御手段により前記室内用照明器具は点灯を継続するか又は消灯すると共に前記低誘虫照明器具を点灯する制御をすることを特徴とする。
請求項1に記載された発明によれば、昼夜検出手段によって検知される昼夜の別や、検知される風量に応じて、捕虫用照明器具を制御するので、夜行性虫が室内に浸入する可能性の低い場合はドアが開放されていても、捕虫用照明器具を動作させるように制御でき、夜行性虫の侵入リスクを低く保ちながら点灯時間を長くできて、室内に侵入した虫の捕虫率が高められる。また、夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、ドアが開いていたら、捕虫用照明器具を消灯するように動作させるように制御でき、夜行性虫の侵入リスクを下げて省エネを図ることができる。
請求項2に記載された発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、より省エネを図ることができ、夜行性虫が侵入するおそれを一層減らすことができると共に、侵入した昆虫の捕獲効率を向上することができる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は請求項2の発明の効果に加え、夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、誘虫性の低い低誘虫照明を点灯し、 人の視環境を最低限確保した上で誘虫性を下げることができ、その結果、夜行性虫が侵入するおそれを一層減らすことができると共に、省エネを図ることができ、室内に侵入した虫の捕獲効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、風量を検知する風量検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段5と、各検知手段の信号をもとにして信号を処理して制御信号を出力する制御手段6とを備えている。
捕虫用照明器具2は、対象となる室内に設けられて、夜行性の昆虫の誘引源となる紫外領域の光線を放射し、電撃や粘着剤によって昆虫を捕殺する照明器具である。設置台数は1台でも複数台数でもかまわない。捕虫用照明器具の能力、室の広さに応じて適宜選択すればよい。対象となる室は、特に限定されないが、飛翔昆虫が侵入して飛翔するのが好ましくない、調理室や厨房などに特に適している。
風量検知手段3は、室外に設けられて、風量(速)を測定する。そして、測定した風速を制御手段6へ伝達する。風速が早いと、飛翔昆虫は自由に飛びまわることは困難になるので、風量から昆虫が侵入する可能性が高いかどうかが判定され、捕虫用照明器具2の点灯・消灯の判断に用いられる。
風量検知手段3としては、プロペラの回転数からは風速がわかる風速計等、風量が電気信号に変換可能なものが用いられる。例えば、流線型か円筒形をした胴体に垂直尾翼と複数枚羽根のプロペラが取り付けられ, 垂直尾翼により風が吹くとプロペラが風上に向くように回転し胴体の向きからは風向が、プロペラの回転数からは風速がわかる風車型風向風速計のような風向が分かるものが用いられてもよい。
昆虫が飛翔しにくい風量を予め設定しておく。もし、風向・風速の計測が可能な風量検知手段3を用いた場合、風量検知手段3から得られた風向dをもとに、制御手段6に置いて、基準となる風速Vs(d)を決める。Vsは各風向ごとに、昆虫が侵入しにくくなる風速を求め、あらかじめ設定しておく。
また、制御手段6では、風量検知手段3から得られた風速VをVsと比較し、V>Vsの場合に昆虫が侵入する可能性が低いと判定する。V≦Vsの場合には昆虫が侵入する可能性が高いと判断する。そして、制御手段6では、この判定結果に従って、昆虫が侵入する可能性の高低を保持する。
ドア開閉検知手段4は、室内空間から外部(屋外)へ通じるドア・窓などの開閉状態を検知する。ドア開閉検知手段4としては、リミットスイッチ、光センサ等が使用され、ドアの枠部や窓枠などに設置される。そして、ドア開閉検知手段4は、室内空間から外部(屋外)へ通じるドア・窓などの開閉状態を検知し、それを制御手段6へ伝達する。ドアの開閉状態は、捕虫用照明器具2の点灯・消灯の判断に使用される。
昼夜検出手段5は、夜行性虫が活動するか否かの判断のために使用されるもので、建物の外の昼夜の別を検出する。一般的に、飛翔昆虫が多い時間帯はある程度決まっており、日没後数時間と、日没前約1時間程度である。
この昼夜検出手段5としては、感光素子としてフォトダイオードを持つ照度センサが使用される。昼夜検出手段5を照度センサを用いて、建物の外もしくは窓の近傍などで外光が入る場所に設置すると、夜間以外で曇天などで暗く、室内照明が相対的に目立ち、昆虫の侵入が予想される場合を検出することができる。
また、昼夜検出手段5として、日出日入時刻記憶装置と、現在時刻を計時するタイマの組み合わせから構成してもよい。このように、日出日入時刻記憶装置とタイマとから昼夜検出手段5を構成すると、照度センサから構成されたものよりコストが低くできる。
制御手段6は、入力インタフェース、記憶部、中央演算装置等を備え、前記各種検知手段の発する信号を受信し、内部に記憶したプログラムに従って、捕虫用照明器具2の点灯状態を決定し、捕虫用照明器具2の点灯・消灯を制御する。風量検知手段3、ドア開閉検知手段4、昼夜検出手段5等の各種検知部の発する信号を入力インタフェースで受信し、メモリ内部にプログラム、データ等を記憶し、中央処理装置で捕虫用照明器具2を制御する。
制御手段6の例としては、各種演算を実行する中央処理装置の他、制御プログラムを記憶させるための読出し専用メモリ、各種データを記憶させるための随時読み書き可能メモリ、入出力インタフェースを備えたマイクロコンピュータが使用される。
次に、上記のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1の動作について説明する。先ず、風量検知手段3により算出された風量検知信号が制御手段6に送信される。制御手段6で風量検知手段3から得られた風速Vが、あらかじめ設定しておいた基準となる風速Vsより大きいか小さいかを判定し、その値は昆虫が侵入する可能性が高いかどうかを判定する。そして、この判定結果を制御手段6で保持する。
ドア開閉検知手段4はドアの開閉の状態を制御手段6に出力し、制御手段6でドアが開閉いずれの状態にあるかを判定し、この判定結果を制御手段6で保持する。また、昼夜検出手段5は検知結果を制御手段6に出力し、制御手段6において、昼間であるか夜間であるかを判定し、この判定結果を制御手段6で保持する。
昼夜検出手段5として、フォトダイオードを使用している場合には、制御手段6において、フォトダイオードの出力より得られた計測照度Lが、基準照度Ls以上であるか否かを判定する。すなわち、制御手段6において、基準照度Lsが、一般的な昼間・夜間の照度水準をもとに設定した、両者の閾値であるL>Lsであれば昼間、L≦Lsであれば夜間と判定する。この場合、判定結果に従って、昼間もしくは夜間を意味する信号を制御手段6で保持する。そして、制御手段6において、各検知部の信号をもとにして判定した昼夜・時間帯・ドアの開閉状態の結果をもとに、捕虫用照明器具2の状態を決定し、点灯か消灯かを制御する。
上記実施の形態1のように構成してなる夜行性虫捕虫システムのドア開閉状態、昼夜の別、風量の強弱により、捕虫用照明器具を制御する例を表1に示す。なお、この表1の例では、夜間の飛翔昆虫数の多いとされる風力の弱い場合に、捕虫用照明器具2を消灯する制御をする。
Figure 2008200002
本実施の形態1によれば、昼夜検出手段5によって検知される昼夜の別や、検知される風量に応じて、捕虫用照明器具2を制御するので、省エネが図れ、夜行性虫が侵入するのを防ぐことができ、捕虫用照明器具2の点灯時間を十分長く確保することができて捕虫効率が上がる。夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、ドアが閉じていても、捕虫用照明器具2を動作させるように制御でき、確実に捕虫することができる。また、飛翔昆虫が多く昆虫侵入リスクの高い時間帯については、ドア開放時に捕虫用照明器具2を消灯することで、侵入リスクの低減と点灯時間の確保をすることができる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、室内用照明器具7と人感センサ8を構成に加え、捕虫用照明器具2と室内用照明器具7を制御する点で上記実施の形態1と相違している。上記実施の形態1と同様な作用をする部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態2の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、風量を検知する風量検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段5と、各検知手段の信号をもとにして処理して制御信号を出力する制御手段6と、室内用照明器具7と、人感センサ8を備えている。
室内用照明器具7は、対象となる室内に設けられて、室内を照らし、室内で作業する人に対し良好な視環境を提供する。光源としては、特に制限されないが、点灯・消灯を頻繁に行うため、瞬時点灯可能な蛍光ランプやキセノンHIDランプが好ましい。器具台数は室の広さや照明器具の能力により決まり、1台でも複数台数でもかまわない。
人感センサ8は、室内の人の有無を検知し、制御手段6に伝達する。人感センサ8としては、例えば、周囲温度と人の体温の差を検知することで人の有無を判定する赤外線センサを用いるものが挙げられる。
そして、風量検知手段3、ドア開閉検知手段4、昼夜検出手段5、人感センサ8の信号をもとに、制御手段6にて昼夜・時間帯・ドアの開閉状態、人の有無を判定し、その結果をもとに室内用照明器具7、捕虫用照明器具2の点灯状態を決定し、制御する。
上記実施の形態2のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1のドア開閉状態、昼夜の別、風量の強弱、人の有無により、室内用照明器具7と捕虫用照明器具2を制御する例を表2に示す。なお、この表2の例では、夜間で、ドアが開いていて、風量が少ない(風力が弱い)場合は、人がいるときでも人がいないときでも、室内用照明器具7が消灯しているときには捕虫用照明器具2を消灯する制御をする。
Figure 2008200002
本実施の形態2によれば、昼夜検出手段5によって検知される昼夜の別や、検知される風量、室内に人がいるか否かの判定に応じて、室内用照明器具7、捕虫用照明器具2を制御するので、省エネが図れ、より確実に夜行性虫を捕虫できると共に侵入するのを防ぐことができる。すなわち、人がいない場合は、室内用照明器具7を消灯することで、捕虫用照明器具2だけが点灯し、捕虫効率が上がって省エネにもなる。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、室内用照明器具7と低誘虫照明器具9を実施の形態1の構成に加え、捕虫用照明器具2と室内用照明器具7と低誘虫照明器具9を制御する点で上記実施の形態1と相違している。上記実施の形態と同様な作用をする部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態3の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、風量を検知する風量検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段5と、各検知手段の信号をもとにして処理して制御信号を出力する制御手段6と、室内用照明器具7と、低誘虫照明器具9を備えている。
低誘虫照明器具9は、対象となる室内を照らし、室内で作業する人に対し最低限必要な視環境を提供する。室内用照明器具7と比較して、短波長領域を大幅にカットし、演色性を犠牲にするかわりに誘虫性を低下させる機能のものである。具体的な光源としては、黄色蛍光ランプか、白色蛍光ランプと黄色フィルタを組み合わせたもの、黄色蛍光ランプに準じた分光特性を実現した光源があげられる。低誘虫照明器具9の設置台数は、室の広さや能力により変わり、1台でも複数台数でもかまわない。
上記実施の形態3のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1のドア開閉状態、昼夜の別、風量の強弱により、室内用照明器具7と低誘虫照明器具9と捕虫用照明器具2を制御する例を表3に示す。なお、この表3の例では、夜間で、ドアが開いていて、風力の弱い場合で、室内用照明器具7が消灯していて、低誘虫照明器具9点灯しているときに、捕虫用照明器具2を消灯する制御をする。また、この表3の例において、室内用照明器具7、捕虫用照明器具2は手動スイッチがONされている場合である。これらの器具がOFFされている場合は無条件で消灯としている。
Figure 2008200002
本実施の形態3によれば、昼夜検出手段5によって検知される昼夜の別や、検知される風量の判定に応じて、室内用照明器具7、低誘虫照明器具9、捕虫用照明器具2を作動、停止するように制御できるので、作業照度の良好性を確保でき、省エネが図れ、より確実に夜行性虫を捕虫できると共に侵入するのを防ぐことができる。夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、室内用照明器具7、低誘虫照明器具9、捕虫用照明器具2を動作させたり、停止したりする制御をすることができ、確実に侵入を抑制でき、捕虫することもできる。
(実施の形態4)
図4は、本発明の実施の形態4における夜行性虫捕虫システム1の概略の構成を示すブロック図である。この実施の形態の夜行性虫捕虫システム1は、人感センサ8と室内用照明器具7と低誘虫照明器具9を実施の形態1の構成に加え、捕虫用照明器具2と室内用照明器具7と低誘虫照明器具9を制御する点で上記実施の形態1と相違している。上記実施の形態と同様な作用をする部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
この実施の形態4の夜行性虫捕虫システム1は、室内空間に設けられる捕虫用照明器具2と、風量を検知する風量検知手段3と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段4と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段5と、各検知手段の信号をもとにして処理して制御信号を出力する制御手段6と、室内用照明器具7と、人感センサ8と、低誘虫照明器具9を備えている。
この実施の形態4の夜行性虫捕虫システム1は、風量検知手段3と、ドア開閉検知手段4と、昼夜検出手段5と、人感センサ8等の各検知手段の信号をもとにして、制御手段6において処理して、捕虫用照明器具2と、室内用照明器具7と、低誘虫照明器具9を制御する信号を出力する。
上記実施の形態4のように構成してなる夜行性虫捕虫システム1のドア開閉状態、昼夜の別、風量の強弱、人の有無により、低誘虫照明器具9と室内用照明器具7と捕虫用照明器具2を制御する例を表4に示す。なお、この表4の例では、夜間で、ドアが開いていて、風量が弱い場合で、室内用照明器具7が消灯しているときに捕虫用照明器具2を消灯する制御をする。
Figure 2008200002
この実施の形態4によれば、昼夜検出手段によって検知される昼夜の別や、検知される風量、室内に人がいるか否かの判定に応じて、室内用照明器具7、低誘虫照明器具9と捕虫用照明器具2を制御するので、作業環境の良好性を維持しながら、省エネが図れ、より確実に夜行性虫が侵入するのを防ぐことができる共に捕虫することができる。夜行性虫が室内に浸入する可能性の高い場合は、ドアが閉じていても、捕虫用照明器具2を動作させるように制御でき、確実に捕虫することができる。
なお、本発明の制御条件は上記実施の形態に限られないことは勿論である。例えば、上記実施の形態では、捕虫用照明器具2の消灯を夜の昆虫数の多い場合のみとしているが、室内に昆虫が侵入する可能性の高い、その他の場合に制御するようにしても良い。また、ドア開閉検知手段4、人感センサ8等のセンサは上記実施の形態のものに限られない。
本発明の実施の形態1における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における夜行性虫捕虫システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 夜行性虫捕虫システム
2 捕虫用照明器具
3 風量検知手段
4 ドア開閉検知手段
5 昼夜検出手段
6 制御手段
7 室内用照明器具
8 人感センサ
9 低誘虫照明器具

Claims (3)

  1. 室内空間に設けられる捕虫用照明器具と、風量を検知する風量検知手段と、室内空間を開放するドアの開閉を検知するドア開閉検知手段と、昼夜の別を検出する昼夜検出手段と、制御手段とを備え、前記風量検知手段によって検知される風量に応じて、ドアが開放されていても、前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする夜行性虫捕虫システム。
  2. 請求項1の構成に加え、室内空間に設けられる室内用照明器具と、室内の人の有無を検知する人感センサを備え、人のいないときは前記制御手段により前記捕虫用照明器具を制御することを特徴とする請求項1記載の夜行性虫捕虫システム。
  3. 請求項1又は請求項2の構成に加え、前記室内用照明器具よりも低演色性かつ低誘虫性の低誘虫照明器具を室内空間に備え、前記風量検知手段によって検知される風量に応じて、前記制御手段により前記室内用照明器具は点灯を継続するか又は消灯すると共に前記低誘虫照明器具を点灯する制御をすることを特徴とする請求項1又は2に記載の夜行性虫捕虫システム。
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