JPS62211035A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般家庭で使用される交換式１！西袋や交換
式フィルタを有する電気掃除様に関するものである。

従来の技術 近年、一般家庭においては、エアーコンディショナーな
どの冷暖房設備の普及率が高まるなどの理由により、家
の窓を間ける機会が少なくなっており、これにより、掃
除をする毎に１１１袋内に捕集される吸入ＩＩ埃が発す
るゴミの悪臭が電気掃除様の排気より放出され、室内に
充満し掃除をしている人や円囲の外に不快感を与え、問
題であった。

そこで排気からの悪臭を消ずために活性炭４Ｉ維などを
構成した集塵用紙袋で臭いを吸着したり、排気通路中に
芳香剤を設置し消臭させることが行なわれでいた。

発明が解決しようとする問題点 以上のように上記従来構成によれば、紙袋を活性炭繊維
などで構成した場合、通常１０１１／５１３ＣＩ＆度の
通過風速を有する掃除機においては、！４途が早いため
、活性炭繊維で臭いの粒子を充分に吸着させることがで
きず、また、排気通路内に芳香剤を設ける場合、芳香剤
の粒子が排気により、短時間で揮散してしまうために芳
香剤を交換するメンテナンスを多く行う必要がある。さ
らに、メンテナンスを考慮し、紙袋に芳香剤を含浸させ
たものにおいても、芳香剤の揮散速度が早く、通常集塵
袋の交換目安としている２〜３ケ月の期間中作用が持続
ｔ！ヂ、問題であった。

本発明は、上記問題点を解消するもので芳香剤の揮ｒｄ
ｌ速度を調整し、１０ｎ／ｓｅｃ稈度の通過風速でも芳
香剤が短期間で揮散しないようにした電気猫除機を提供
することをＯ的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決１Ｊるため、本発明は、着脱自在に設
けた塵埃捕集用の集塵袋に、多孔質材よりなる壁祠内に
ずくなくとも芳香剤を充てんさせたマイクロカプセルを
配置して構成したものである。

作用 上記構成において、多孔質のマイクｏ　７Ｊプセル内に
芳香剤を充てんさせることにより、芳香剤の粒子を前記
マイクロカプセルの壁面より徐々に拡散させ、芳香剤の
揮散速度を遅くし、芳香剤の作用持続期間をｉ塵袋の使
用期間である２〜３ケ月と１Ｊることが出来る。また、
芳香剤の粒子をマイクロカプセルで取りまいているため
、排気風速の速い電気掃除機においても、短期間に揮散
することを防止出来る。

さらに、マイクロカプセルにより芳香剤を揮散しにクク
１Ｊることにより！ｉ塵袋を１枚ずつアルミバックなど
して保管づる必要がなく安価に演費者に提供できる。

さらに、また芳香剤と同時にダニなどを死滅させる殺虫
剤を充てんする場合、芳香剤と殺虫剤の揮散速度を略同
一にすることにより、通常殺虫剤のみを含浸させたもの
では殺虫剤の効力の低下が見ただけでわからなかったの
に対し、芳香剤の揮散速度を略同一にしたことで、排気
より芳香剤の香りがしなくなった時が殺虫〜１の効力が
低下した時期であることを使用者に認識させることによ
って、集塵袋の交換時期を明確に伝えることのできる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
３図において、本体ケース１は前部に集塵室２、後部に
モーター室３を有し、集塵室２には、吸入塵埃を補集し
たくわえるための集塵袋４が設置されており、集塵袋４
の前部に貼イ１けた口紙５をパツキン６と嵌合させ、前
記口紙５の上部を尾錠７で固定Ｊることにより集塵室２
内に羽脱自在に取付けられており、集塵室２およびモー
タ室３はその上部よりダスト益８および上部ボデー９で
覆われており、前記集塵袋４を交侠可能とするため、ダ
ストｆｉ８は主体ケース１と着脱自在となっている。ま
た主体ケース１のモータ室３には塵埃吸入用のファンモ
ータ１０が格納されており、集塵袋４内へ塵埃を吸入す
るとともにフィルタ１１を介して主体ケース１の後部に
設けた排気孔１２より排気を排出させる。ファンモータ
１０の吸引力により吸引されたダニなどを含む吸入塵埃
は、主体ケース１＃Ｊ部に設けたフロントカバー１３及
びパツキン６を介して集塵室２に取付けられた集塵袋４
内に捕集され、前記集塵袋４が吸入１７Ｎ埃で満たされ
るまで、吸入塵埃は集塵室２内に保管されている。

吸入塵埃を捕集したくわえておく集塵袋４について第２
図により詳しく説明する。集塵袋４の外袋１４は通気性
を有りろ紙で構成されており、強度を持たずためと細塵
を効率よく捕集するため目付量４０〜８０ｇ／−の密度
の細かい紙で構成されている。

４１１７１袋４の口紙５は吸入孔１５を有して集塵袋４
の内部１６と連通ずるとともに外袋１４の外表面の一部
にのりなどにより貼付けて固定されている。外袋１４の
内側には柔軟性を有する内袋１７が設けられており、粗
塵と４１１塵を効率良く捕集するために、目付量１０〜
２００／　ＴＩＬの密度の粗い紙で構成している。

集塵Ｓ！４には、第１図（ａ）のように、芳香剤１８あ
るいは殺虫剤１９をゼラチンなどの多孔質の壁材２０内
に充てんさせて構成したマイクロカプセル２１を、第１
図（ｂ）に示すように、外袋１４と内袋１７の間にはさ
み込んだり、第１図（Ｃ）に示すように、印刷インク内
に混ぜ込んで外袋１４の表面や内袋１７の内面に印刷し
て付着させており、マイク［１カプセル２１内に充てん
された芳香剤１８あるいは殺虫剤１９は壁材２０の細孔
２２より徐々に揮散していく。

以下、上記＠成における作用について説明する。

ファンモータ１０により吸引きれた含塵気流は集塵室２
に取付けた集塵袋４の内袋１７ｄ３Ｊ：び外袋１４を通
過し、塵埃をろ過されて排気孔１２より排出される。こ
の時、集塵袋４には多孔質のマイクロカプセル２１に充
てんした芳香剤１８が配置きれているため、含塵気流は
内袋１７おＪ：び外袋１４で塵埃をろ過されると同時に
、通過気流はマイクロカブヒル２１内より芳香剤１８を
揮散し、吸入塵埃の悪臭を消しさることが出来る。

このように、芳香剤１８を多孔質の壁材２０によっつつ
んでマイクロカプセル２１状にすることにより、従来の
ように、ｙＳ香剤１８の粒子に直接含塵気流が当たり、
揮散するようなことがなくなり、通常使用期間２〜３ケ
月の開方香剤１８の効力を持続させることが出来る。

また、芳香剤１８Ｊ３よび殺虫剤１９を同時にマイクロ
カプセル化したものにおいては、双方の揮散速度を略同
一とづることにより、芳香剤１８の香りがなくなった時
が殺虫成分の低下している時期であることを使用者に伝
えることができ、有効的な集塵袋４の使用及びメンテプ
ンスができる。

発明の効果 以上本発明にＪこれば、集塵袋に少なくとも芳香剤を充
てんしたマイクロカプセルを配置することにより、以下
に示すような効果がある。

１、芳香剤を多孔質のマイクロノツプビル化することに
より、芳香剤の揮散速度を理らＵることがでさ゛、長期
間にわたって排気より香りを放出できる。

２、通常１０ｎ／ｓｅｃ程度の風速を発生づ゛る集塵室
内にＪ３いても、芳香剤の粒子に直接風が当たることが
ないため、芳香剤が揮散しにくい。

３、マイクロカプセルは、３μ〜３１１１１Ｐｉ！度ま
で大さ゛さを調整できるため、芳香剤の持続調整がしや
すい。

４、多孔質の壁材でつつまれているため揮散しにくく、
出荷時に、アルミバックなどの密閉容器を必要とせず安
価なものである。

５、芳香剤と殺虫剤を同時にマイクロカブヒル化する場
合、揮散速度を略同一とすることにより、芳香剤の臭い
が低下した時が殺虫剤の効力低下の時期であり、今まで
、薬効の低下を判断できずに集塵袋を使用していたもの
に対して、交換時期を明確に使用者に警告でき、安心し
て使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）（ｂＨｃ）は本発明の一実施例を示す構成
図、第２図は、本発明の一実施例の集塵袋の斜視図、ｔ
Ａ３図は本発明の一実施例を示づ電気掃除機の縦断面図
である。 ２・・・集塵室、４・・・集塵袋、１８・・・芳香剤、
１９・・・殺虫剤、２０・・・壁材、２１・・・マイク
ロカプセル代理人　　　森　　木　　義　　弘 第１図 第２図 １ダ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、着脱自在に設けた塵埃捕集用の集塵袋に、多孔質材
   よりなる壁材内に少なくとも芳香剤を充てんさせたマイ
   クロカプセルを配置させた電気掃除機。 ２、ゼラチンなどの多孔質材よりなるマイクロカプセル
   内に芳香剤と殺虫剤を同時に充てんして集塵袋に配置し
   、殺虫剤と芳香剤の揮散速度を略同一にした特許請求の
   範囲第１項記載の電気掃除機。