JPH0337568Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337568Y2
JPH0337568Y2 JP16245085U JP16245085U JPH0337568Y2 JP H0337568 Y2 JPH0337568 Y2 JP H0337568Y2 JP 16245085 U JP16245085 U JP 16245085U JP 16245085 U JP16245085 U JP 16245085U JP H0337568 Y2 JPH0337568 Y2 JP H0337568Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage chamber
filter
drug
electric blower
filter storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16245085U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6269959U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16245085U priority Critical patent/JPH0337568Y2/ja
Publication of JPS6269959U publication Critical patent/JPS6269959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337568Y2 publication Critical patent/JPH0337568Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Suction Cleaners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は電気掃除機に関するものである。
(従来技術とその問題点) 一般に電気掃除機にあつては掃除の度に捕集し
た塵埃を捨てることは殆どなく、塵埃がある程度
溜まつた時点で捨てるものであり、捕集した塵埃
は長い期間フイルター内部におかれることにな
る。
ところで、塵埃の中には雑菌やダニ、或いは食
べ粕等が含まれている為、フイルター内部に長い
期間おかれていると、フイルター内部にて雑菌等
が増殖されたり食べ粕が腐敗したりすることにな
り、極めて不衛生であり、又フイルター内部を通
る空気流に食べ粕の腐敗等による嫌な臭いが移り
機外への排出により悪臭が部屋全体に拡散され、
不快感を与える等の問題がある。
このような問題を解消する方策としては、殺
菌、防腐作用を有するナフタリン等の揮発性薬剤
をフイルター内部に投入することが容易に考えら
れるが、このものでは電動送風機による空気流が
薬剤に接触して薬剤の蒸発が必要以上に促進され
ることになる為、薬剤の効力持続期間が極めて短
く、短期間で薬剤の補充が必要になり、又排気中
には薬剤の臭気が雑り、その臭気が部屋全体に拡
散し漂うことになり、不快感を与えるという問題
を招き、余り実用的なものではなかつた。
(考案の目的) 本案はかかる点に鑑みてなされたもので、薬剤
によりフイルター内部における雑菌の増殖、食べ
粕の腐敗等を防止すると同時に、薬剤の効力持続
期間の延長を計り、しかも臭気による問題をも解
消できるようにしたものである。
(実施例) 以下図面に示した本案の実施例について詳細に
説明する。1は前部に上面開口のフイルター収納
室2を形成しかつ後部に電動送風機、コードリー
ル等を内蔵した掃除機本体で、その底部には自在
車輪3及び走行車輪4を有し、又フイルター収納
室2の前面には吸込ホースの差込口5がある。6
はフイルター収納室2の上面開口を開閉する蓋体
で、その上面適所を内方に膨出させて凹部7を形
成する。8は凹部7の底面の一部を上方に膨出し
て形成した弁受け部で、その上部端面には複数個
の通気孔9を有する。10は蓋体9の上面上に軸
11を以つて枢設したカバーで、凹部7の上方を
被い該凹部7と相俟つて薬剤収納室12を形成し
ており、この薬剤収納室12は通気孔9を介して
フイルター収納室2と常時連通状態にある。13
はカバー10の自由端側の端縁で突設した爪片で
蓋体6の係止孔14に挿入係合することによりカ
バー10を閉状態に保持する。15はカバー10
に穿設した空気口、16はフイルター収納室2と
薬剤収納室12間に設けた弁装置で、弁受け部
8、これを被うように凹部7内に設けた弁枠1
7、弁受け部8と弁枠17間に上下動自在に保持
され該上下動により通気孔9を開閉する弁18、
及び該弁18を常時上方(開方向)に付勢するス
プリング19等により構成されている。上記弁1
8は上面に突部18aを有し、この突部18aに
より空気口15を開閉する。20はフイルター収
納室2に納めたフイルター(例えば紙袋フイルタ
ー)、21はカバー10を開いて薬剤収納室12
に納めた殺菌、防腐作用を有する揮発性薬剤(例
えばナフタリン)、22は係止孔14からの空気
洩れを防止する気密手段で、係止孔14の内方を
被うように軟質シートを貼り付けてある。
上記構成において、電動送風機の停止時弁装置
16は第1図示のように通気孔9を開放し、空気
口15を閉じた状態にあり、薬剤収納室12はフ
イルター収納室2に連通している。従つて、薬剤
21より蒸発したガスは第1図示の矢印のように
通気孔9を経てフイルター収納室2内に入り拡散
し、フイルター20内部に捕集されている塵埃に
浸透して、殺菌、防腐効果を発揮することにより
塵埃中の雑菌を死滅或いは増殖を防止し、又食べ
粕の腐敗等を防止することになる。
次に、電動送風機が運転されると、フイルター
収納室2内部が負圧化して内外に圧力差を生じ、
この圧力差によつて弁18はスプリング19に抗
して第2図示のように移動し通気孔9を閉じ、空
気口15を開放することになり、薬剤収納室12
はフイルター収納室2と遮断状態におかれる。従
つて、電動送風機による空気流は薬剤21と接触
しなくなる為、薬剤21の臭気が雑りその臭気を
機外への排気によつて部屋中に拡散し、不快感を
与えるということがなく、又薬剤21は空気流に
よつて蒸発が促進されない為、長い期間に渡つて
効力を持続することができる。一方、空気流はフ
イルター20内部の塵埃中を通過して機外に排出
されるも、上述の殺菌、防腐作用により清浄なも
ので、又食べ粕の腐敗による嫌な臭いが雑ること
もない。
そして、電動送風機の運転が停止されると、内
外の圧力差がなくなり、第1図示の状態に復帰す
る。
薬剤21の補充は、爪片13を係止孔14より
外しカバー10を開くことにより行なう。
尚、弁装置16は特に空気口15の開閉を行な
う必要はなく、要はフイルター収納室2と薬剤収
納室12間を遮断できる構造であればよい。又、
弁装置16は圧力差によつて動作するものに限ら
ず、電動送風機の運転に伴つて動作するものであ
れば、例えば電磁石等を用い電気的に制御するも
のであつてもよい。
その他、本案は上記しかつ図面に示す実施例の
みに限られるものではなく、例えばフイルター収
納室及び薬剤収納室の構造等、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変形して実施できること勿論であ
る。
(考案の効果) 以上本考案によれば、掃除機すなわち電動送風
機が停止しているときには、フイルター収納室と
薬剤収納室とが連通しているので、薬剤収納室に
収納されている揮発性薬剤がフイルター収納室に
浸透し、フイルター内に捕集されている塵埃に浸
透することになる。従つて、この薬剤の作用によ
つて掃除機の停止時にフイルター内で雑菌が繁殖
したり、食べ粕が腐敗したりするのを防止するこ
とができる。
また、掃除機すなわち電動送風機を駆動すると
きには、電動送風機による空気流によつてフイル
ター収納室と薬剤収納室との連通が遮断されるの
で、薬剤収納室には空気流が発生せず、薬剤の寿
命を延ばすことができると共に、薬剤の臭気がが
電動送風機の空気流によつて室内に流れることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本案の実施例における電気
掃除機の異なる動作状態を示す要部断面図、第3
図は同掃除機の一部切欠側面図、第4図は同掃除
機の蓋体開放状態を示す側面図である。 2:フイルター収納室、12:薬剤収納室、1
6:弁装置、21:揮発性薬剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 塵埃を捕集するフイルターを収納したフイルタ
    ー収納室を設け、 殺菌、防腐作用を有する揮発性薬剤を収納する
    薬剤収納室を上記フイルター収納室に連通して設
    け、 上記フイルター収納室と薬剤収納室との連通路
    には、電動送風機による空気流によつてフイルタ
    ー収納室と薬剤収納室との連通を遮断する弁装置
    を設けたことを特長とする電気掃除機。
JP16245085U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0337568Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16245085U JPH0337568Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16245085U JPH0337568Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6269959U JPS6269959U (ja) 1987-05-02
JPH0337568Y2 true JPH0337568Y2 (ja) 1991-08-08

Family

ID=31089720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16245085U Expired JPH0337568Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337568Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4581827B2 (ja) * 2005-05-10 2010-11-17 パナソニック株式会社 電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6269959U (ja) 1987-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5461751A (en) Cedar air freshener for vacuum cleaner bags
JPH0337568Y2 (ja)
JP3711919B2 (ja) クローゼット
JPH0894166A (ja) 換気装置
JPH03186241A (ja) 電気掃除機の集塵袋
JP2004024414A (ja) 電気掃除機
KR200304837Y1 (ko) 이불 압축보관 케이스
JPH0329750A (ja) 衣服パック袋
JPH0377728B2 (ja)
JPS6345890Y2 (ja)
JPS6187516A (ja) 電気掃除機用集塵容器
JPS6231091Y2 (ja)
JPH0533045B2 (ja)
JPS62217929A (ja) 電気掃除機
JPS62109529A (ja) 電気掃除機
JPH0335241Y2 (ja)
KR100843262B1 (ko) 문화재 유물기록물 등의 살균 방법
JPH0527134Y2 (ja)
JPH07143949A (ja) 電気掃除機用集塵フィルター
JPH05124703A (ja) ごみ収納器
JPS6342931Y2 (ja)
JPH04241826A (ja) 電気掃除機
JPH06311915A (ja) 保存用洋服箪笥
JPH0544038U (ja) 芳香剤を備えた掃除機及び掃除機排風用芳香剤
JPH0910139A (ja) 電気掃除機