JPH01258941A - カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法

Info

Publication number
JPH01258941A
JPH01258941A JP63085332A JP8533288A JPH01258941A JP H01258941 A JPH01258941 A JP H01258941A JP 63085332 A JP63085332 A JP 63085332A JP 8533288 A JP8533288 A JP 8533288A JP H01258941 A JPH01258941 A JP H01258941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
mold
resin
molds
instrument panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63085332A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanichi Takahashi
貫一 高橋
Toshihiro Inoue
敏博 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP63085332A priority Critical patent/JPH01258941A/ja
Publication of JPH01258941A publication Critical patent/JPH01258941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のインストルメントパネルのような樹
脂成形品を成形する方法に関するもので、特に、電装部
品が嵌合されるカプラな一体に埋設した樹脂成形品の成
形方法に関するものである。
(従来の技術) 例えば自動車のインストルメントパネルには、速度計等
の各種メータ類やクルーズコントロールスイッチ等の各
種スイッチ類、シガレットライタ、ラジオ等、種々の電
装部品が配設される。一般に、それらの電装部品は、カ
プラに嵌合することによって電気的に接続されるように
なっている。したがって、インストルメントパネルには
、それらのカプラを取り付けることが必要となっている
ところで、インストルメントパネルは、発泡樹脂等から
なる樹脂成形品とされている。そのような樹脂成形品に
カプラを取り付ける場合、従来は、その成形後、その成
形品にカプラ取付孔を形成して、その取付孔にカプラを
挿入固定するようにしていた。通常、その取付孔は、パ
ネル面に垂直なものとされていた。したがって、各カプ
ラの軸線方向は、その取付位置によって異なっていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、そのようにカプラな後付けするものでは
、成形後の加工が必要となるので、製造コストの上昇は
避けられない。また、加工誤差のためにカプラの位置精
度が低下するという問題もある。
このようなことから、成形品の成形時にカプラな一体に
埋設することが考えられている。
その場合、カプラは成形品成形用金型によって挟持固定
されるようにすることが望まれる。
一方、金型の型抜き方向は、成形品の形状等によって定
められる。したがって、カプラの軸線方向がばらついて
いると、スライド型等を用いることが必要となり、金型
のコストが増大してしまう。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、簡単な構造の金型によって、カプラを
正確な位置に埋設した樹脂成形品を成形することができ
るようにすることである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明では、樹脂成形品を
成形する金型に、その型抜き方向と軸線が平行となるよ
うにしてカプラを取り付けておき、金型を型閉じするこ
とによりそのカプラが金型間に挟持固定されるようにし
、その状態で金型のキャビティ内に原料樹脂を注入して
固化させた後、金型の型抜きを行うようにしている。
(作用) このように、カプラの軸線を金型の型抜き方向に一致さ
せることにより、カプラは、その軸線方向に型閉じされ
る金型によって確実に挟持固定されるようになる。した
がって、カプラの固定のためム型抜き方向とは異なる方
向にスライドさせるスライド型等を用いる必要がなくな
り、成形品成形用金型を構造の簡単なものとすることが
可能となる。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
図中、第1図は本発明の方法によって成形される樹脂成
形品の一実施例としてのインストルメントパネルを示す
断面図であり、第2図はそのインストルメントパネルを
成形する金型な、型閉じした状態で示す断面図である。
第1図から明らかなように、インストルメントパネル1
は、はぼ水平な上面部1aと、運転者に面する正面部1
bと、その正面部1bの下端から車体前方(図で左方)
に向かって傾斜する傾斜部1cとを有するもので、発泡
樹脂からなる一体成形品とされている。このインストル
メントパネル1には、電装部品2を取り付けるための部
品取付部3が複数個設けられている。
その部品取付部3は、インストルメントパネルlの表面
側に向かって開口する凹部として形成されており、その
凹部の底部には、部品2が嵌合されて電気的に接続され
るカプラ4が一体に設けられている。
このようなインストルメントパネル1は、第2図に示さ
れているような上型5と下型6とからなる金型により成
形される。これら上型5及び下型6は、上下方向に移動
させることにより型閉じ及び型抜きされるようになって
いる。上型5には、下方に向けて突出する突起7が設け
られている。したがって、その突起7は、その軸線が型
抜き方向に平行なものとされている。
そして、その突起7の先端部は、カプラ4にほとんどす
きまなく嵌合する形状、すなわち部品2の先端部とほぼ
同一の断面形状とされている。一方、下型6には、カプ
ラ4の背面側を支持する水平面状の支持部8が形成され
ている。
こうして、カプラ4は、上型5と下型6とを型閉じした
とき、その軸線を型抜き方向に一致させた状態で上型5
と下型6との間に挟持されて固定されるようになってい
る。
このような金型な用いてインストルメントパネル1を成
形するときには、まず、下型6の支持部8上にカプラ4
を載置する。それによって、カプラ4は、その軸線が上
下方向、すなわち金型の型閉じ型抜き方向と平行となる
ようにして支持される。そのカプラ4の開放側端面であ
る上端面にはシール部材9を取り付けておく。そして、
その上方から上型5を型閉じする。すると、上型5の突
起7がカプラ4に嵌合し、カプラ4は上型5と下型6と
の間で挟持固定される。そのとき、カプラ4の開放側端
面に取り付けられたシール部材9に上型5が圧接するの
で、カプラ4の内側と外側との間は確実にシールされる
そこで、この状態で上型5と下型6との間に形成される
金型のキャビティ10内に、インストルメントパネル1
の原料である発泡樹脂の原液を注入する。すると、その
原液が発泡してキャビティ10内に充満し、カプラ4を
一体に埋設した状態で固化する。この間において、カプ
ラ4は上型5と下型6とによって挟持固定されているの
で、原液の注入圧や発泡圧によってもカプラ4の位置が
ずれることはない、また、カプラ4の開放側端面がシー
ルされているので、その樹脂がカプラ4の内部に入り込
むこともない。
このようにして樹脂が発泡固化した後、上型5及び下型
6を外す。このとき、カプラ4の軸線が型抜き方向と平
行となるようにされているので、カプラ4がその型抜き
の支障となることはない。型抜き後、カプラ4からシー
ル部材9を取り除けば、第1図に示されているようなイ
ンストルメントパネル1を得ることができる。
そのシール部材9の除去作業は、成形後のばり除去作業
と同様にして行うことができる。
このように、この成形方法によれば、カプラ4の軸線を
型抜き方向に一致させるようにしているので、上型5の
突起7を、カプラ4にすきまなく嵌合するものとするこ
とができる。したがって、カプラ4ががたつくことなく
保持されるようになり、その位置精度が向上する。また
、シール部材9がその面に垂直に挟圧されるようになる
ので、そのシール部材9がずれることがなくなるばかり
でなく、均一なシール圧が加えられるようになり、その
シール性が向上する。更に、突起7によって成形される
部品取付部3の径も、部品2の外径とほぼ等しくするこ
とができるので、インストルメントパネル1の外観は良
好に保たれる。
そして、このようにして成形されたインストルメントパ
ネル1は、部品2がすべて同方向に取り付けられること
になるので、保守点検等の作業も容易に行うことができ
るようになる。
なお、上記実施例においては、カプラ4を下型6上に支
持しておき、型閉じによって上型5の突起7がカプラ4
に嵌合されるものとしているが、カプラ4を上型5の突
起7に嵌合支持させておき、型閉じによって下型6との
間で挟圧されるようにすることもできる。
また、上記実施例においては、上型5の突起7の先端部
をカプラ4に嵌合させることによってそのカプラ4の位
置決めを行うものとしているが、下型6の支持部8をカ
プラ4が嵌合される凹部とし、その支持凹部によってカ
プラ4を位置決めするようにすることもできる。
更に、発泡樹脂からなるインストルメントパネル1を成
形する方法について説明したが、本発明はこれに限られ
るものではなく、その他の樹脂からなる成形品の場合に
も適用することができる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、カプ
ラが、その軸線を金型の型抜き方向に一致させた状態で
金型に挟持されるようにしているので、カプラな金型に
嵌合させるようにした場合にも、そのカプラが金型の型
抜きの支障となるようなことはなくなる。したがって、
簡単な構造の金型を用いて、正確な位置にカプラが埋設
された樹脂成形品を成形することが可能となる。また、
カプラと金型との間が確実にシールされるようになるの
で、成形時、カプラ内に樹脂が流入することはなくなり
、そのカプラと電装部品との電気的接続は良好に保たれ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によって成形される樹脂成形品
の一実施例としてのインストルメントパネルを示す断面
図、 第2図は、そのインストルメントパネルを成形する金型
な、型閉じした状態で示す断面図である。 1・・・インストルメントパネル(樹脂成形品)2・・
・電装部品     3・・・部品取付部4・・・カプ
ラ 5・・・上型(金型)   6・・・下型(金型)7・
・・突起       8・・・支持部9・・・シール
部材   10・・・キャビティ出願人  本田技研工
業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電装部品が取り付けられる樹脂成形品を成形する金型に
    、その部品が嵌合されるカプラを、その軸線が前記金型
    の型抜き方向に平行となるようにして支持させておき、 前記金型を型閉じすることにより、前記カプラをその金
    型間に挟持させて固定し、 その状態で、前記金型のキャビティ内に原料樹脂を注入
    し、 その樹脂の固化後、前記金型の型抜きを行うことからな
    る、 カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法。
JP63085332A 1988-04-08 1988-04-08 カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法 Pending JPH01258941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63085332A JPH01258941A (ja) 1988-04-08 1988-04-08 カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63085332A JPH01258941A (ja) 1988-04-08 1988-04-08 カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01258941A true JPH01258941A (ja) 1989-10-16

Family

ID=13855682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63085332A Pending JPH01258941A (ja) 1988-04-08 1988-04-08 カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01258941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483048B1 (en) 2000-07-25 2002-11-19 Textron Automotive Company, Inc. Automotive trim panel with electrical wiring incorporated therein

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483048B1 (en) 2000-07-25 2002-11-19 Textron Automotive Company, Inc. Automotive trim panel with electrical wiring incorporated therein

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2052836B1 (en) Injection molding method
JPH1111204A (ja) カップホルダー
JPH01258941A (ja) カプラを埋設した樹脂成形品の成形方法
US20220016815A1 (en) Method for back-molding cold-shaped glass components using plastic
US6274072B1 (en) Method of manufacturing plastic moldings using a water soluble core
US20050093192A1 (en) Foamed molding
EP1410931A1 (en) Air vent having a electronic component embedded therein
JPH0716873A (ja) 自動車用樹脂製品の製造方法
JPH02261613A (ja) フェルトインサートインジェクション方法
JPH0347163B2 (ja)
JPS588607A (ja) インサ−ト成形金型
JPH06226757A (ja) 発泡成形品のコア材およびそれを用いた発泡成形品の製造方法
JP2005053034A (ja) 自動車用内装部品及びこの自動車用内装部品の成形方法
JPH0547616Y2 (ja)
JPH01157814A (ja) 一体発泡成形品の製造方法
JPS583844A (ja) 芯材を有する成形品の製造方法
JP3228213B2 (ja) 射出成形用金型
JP2982034B2 (ja) 装飾部材が一体成形された樹脂成形品の射出成形方法
JP2006218646A (ja) 樹脂成形体の成形方法および成形型
JPH0624362A (ja) 中空スポイラー
JP2832636B2 (ja) 発泡成形方法
JPS59179325A (ja) 車両用合成樹脂成形品の製造方法
JPH06270706A (ja) ブーツ付きコンソールアッパパネル
JP2519514B2 (ja) グリップ付ドアトリムの製造方法
JPH01120311A (ja) インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法