JPH01120311A - インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法 - Google Patents
インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法Info
- Publication number
- JPH01120311A JPH01120311A JP62277373A JP27737387A JPH01120311A JP H01120311 A JPH01120311 A JP H01120311A JP 62277373 A JP62277373 A JP 62277373A JP 27737387 A JP27737387 A JP 27737387A JP H01120311 A JPH01120311 A JP H01120311A
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- Pending
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 11
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- 238000009966 trimming Methods 0.000 abstract description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、発泡層にモールドされるインサート部品を有
する自動車用のインストルメントパネル等の樹脂発泡成
形品の成形方法に関する。
する自動車用のインストルメントパネル等の樹脂発泡成
形品の成形方法に関する。
(従来の技術)
従来、この種成形品の製造に際しては、成形型内にイン
サート部品をセットした状態で1回の発泡成形により、
所定の外面形状を持った成形品を得るようにしている。
サート部品をセットした状態で1回の発泡成形により、
所定の外面形状を持った成形品を得るようにしている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記のものでは、型内で樹脂を発泡させる際、インサー
ト部品により樹脂の流れが妨げられて発泡不良を生じ、
表皮に発泡不良による凹凸が現われて形状精度が悪化す
ることがあり、この場合インサート部品の形状を変更し
て外面形状への悪影響を防止することも考えられるが、
これではインサート部品の形状に関する設計の自由度が
損われる。
ト部品により樹脂の流れが妨げられて発泡不良を生じ、
表皮に発泡不良による凹凸が現われて形状精度が悪化す
ることがあり、この場合インサート部品の形状を変更し
て外面形状への悪影響を防止することも考えられるが、
これではインサート部品の形状に関する設計の自由度が
損われる。
本発明は、かかる問題点を解決すべく、インサート部品
の形状如何に係らず形状精度の良い成形品を得られるよ
うKした成形方法を提供することをその目的とする。
の形状如何に係らず形状精度の良い成形品を得られるよ
うKした成形方法を提供することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成すべく、成形品の外面形?に
対応する形状に成形した表皮の内側に1次発泡層を形成
した後、該1次発泡層の内側にインデート部品を配置し
て、該インサート部品をモールドする2次発泡層を形成
するよりにしたことを特徴とする特 (作用) 1次発泡層の形成に賑しては、樹脂の発泡時の流れを妨
げるインサート部品が存在せず、該発泡層の全域に亘り
良好な発泡が行われ、表皮に発泡不良だよる凹凸は現わ
れず、表皮と一体化された形状精度の良い一次発泡成形
品が得られる。
対応する形状に成形した表皮の内側に1次発泡層を形成
した後、該1次発泡層の内側にインデート部品を配置し
て、該インサート部品をモールドする2次発泡層を形成
するよりにしたことを特徴とする特 (作用) 1次発泡層の形成に賑しては、樹脂の発泡時の流れを妨
げるインサート部品が存在せず、該発泡層の全域に亘り
良好な発泡が行われ、表皮に発泡不良だよる凹凸は現わ
れず、表皮と一体化された形状精度の良い一次発泡成形
品が得られる。
2次発泡層の形成に際しては、インサート部品の存在に
より部分的に発泡不良を生ずることがあるが、これは成
形品の外面形状には影響せず、従ってインサート部品の
形状を成形品の外面形状への悪影響を考慮せずに設計で
き、設計の自由度が増す。
より部分的に発泡不良を生ずることがあるが、これは成
形品の外面形状には影響せず、従ってインサート部品の
形状を成形品の外面形状への悪影響を考慮せずに設計で
き、設計の自由度が増す。
(実施例)
図面は車体取付用のブラケットから成るインサート部品
(1)を有する自動車用のインストルメントパネル(2
)の成形に本発明を適用し九実施例を示す。
(1)を有する自動車用のインストルメントパネル(2
)の成形に本発明を適用し九実施例を示す。
図中(3) (4)は1次発泡成形型のダイとパンチ、
(5) f61は2次発泡成形型のダイとパンチを示し
、先ず第1図示の如くダイ(3)Ic E皮(2&)を
セットして、該ダイ(3)に設けた吸引パイプ(3a)
を用いテ表皮(2&)をインストルメントパネル(2)
の外面形状に合致する形状に真空成形した後、パンチ(
4)t−型締めし、第2図示の如く該表皮(2&)と該
パンチ(4)との間に形成される略均等幅のキャビティ
内にウレタン等の発泡樹脂液を注入して発泡固化させ、
表皮(2a)の内面に略均等な肉厚の1次発泡層(2b
)を積層した1次発泡成形品たるパネル素材(2つを成
形する。この場合、キャビティ内にはインサート部品(
1)等の邪魔物が無く、キャビティ全域に亘り良好な発
泡が行われ、形状精度の良いパネル素材(2′)が得ら
れる。
(5) f61は2次発泡成形型のダイとパンチを示し
、先ず第1図示の如くダイ(3)Ic E皮(2&)を
セットして、該ダイ(3)に設けた吸引パイプ(3a)
を用いテ表皮(2&)をインストルメントパネル(2)
の外面形状に合致する形状に真空成形した後、パンチ(
4)t−型締めし、第2図示の如く該表皮(2&)と該
パンチ(4)との間に形成される略均等幅のキャビティ
内にウレタン等の発泡樹脂液を注入して発泡固化させ、
表皮(2a)の内面に略均等な肉厚の1次発泡層(2b
)を積層した1次発泡成形品たるパネル素材(2つを成
形する。この場合、キャビティ内にはインサート部品(
1)等の邪魔物が無く、キャビティ全域に亘り良好な発
泡が行われ、形状精度の良いパネル素材(2′)が得ら
れる。
又、実施例では、1次発泡層(2b)を略均等肉厚に形
成するため、各部での発泡硬化の時間差によって引起さ
れるヒケ等の外観不良の発生が防止され、形状精度が一
層良くなる。次に、パネル素材(2つを第3図に1点鎖
線で示すトリミングラインに沿ってトリミング処理する
。
成するため、各部での発泡硬化の時間差によって引起さ
れるヒケ等の外観不良の発生が防止され、形状精度が一
層良くなる。次に、パネル素材(2つを第3図に1点鎖
線で示すトリミングラインに沿ってトリミング処理する
。
次いで、2次発泡成形型のダイ(5)Kパネル素材(2
勺をトリミング処理で形成した前面の逃孔が該ダイ(5
)の底部に突設した突起(5a)に嵌合される上りに挿
入セットする。この場合、パネル素材(2勺の形状精度
が悪いとダイ(5)へのセットが困難になるが、上記の
如く形状精度良くパネル素材(2ワを成形できるため、
かかる不具合は生じない。そして、パンチ(6)をこれ
に設けたマグネット(6a)によりインサート部品(1
)を保持した状態で型締めし、1次発泡層(2b)と該
パンチ(6)との間に形成される該発泡M(2b)の内
側のキャビティ内に、第4図示の如く発泡樹脂液を注入
して発泡固化させる。これによれば、第5図示の如く、
表皮(2&)と1次発泡層(2b)とインサート部品(
1)をモールドした2次発泡層(2c)とから成る3層
構造を成し、且つ前記突起(5&)に対応する部品取付
用の開口凹部(2ト)を有するインストルメントパネル
(2)が得られる。
勺をトリミング処理で形成した前面の逃孔が該ダイ(5
)の底部に突設した突起(5a)に嵌合される上りに挿
入セットする。この場合、パネル素材(2勺の形状精度
が悪いとダイ(5)へのセットが困難になるが、上記の
如く形状精度良くパネル素材(2ワを成形できるため、
かかる不具合は生じない。そして、パンチ(6)をこれ
に設けたマグネット(6a)によりインサート部品(1
)を保持した状態で型締めし、1次発泡層(2b)と該
パンチ(6)との間に形成される該発泡M(2b)の内
側のキャビティ内に、第4図示の如く発泡樹脂液を注入
して発泡固化させる。これによれば、第5図示の如く、
表皮(2&)と1次発泡層(2b)とインサート部品(
1)をモールドした2次発泡層(2c)とから成る3層
構造を成し、且つ前記突起(5&)に対応する部品取付
用の開口凹部(2ト)を有するインストルメントパネル
(2)が得られる。
尚、2次発泡層(2o)はインサート部品(1)の存在
により部分的に発泡不良を生ずることがあるが、インス
トルメントパネル(2)の外観に現われる部分ではない
のでその補修は容易に行い得られる。
により部分的に発泡不良を生ずることがあるが、インス
トルメントパネル(2)の外観に現われる部分ではない
のでその補修は容易に行い得られる。
(発明の効果)
以上の如く本発明によるときは、表皮の内側にインサー
ト部品をモールドしない1次発泡層を形成し、インサー
ト部品は1次発泡層の内側の外面形状に影響しない2次
発泡層にモールドするため、外面形状の形状精度に優れ
たインサート部品付の成形品を得られると共に、インサ
ート部品の形状に関する設計の自由度も増し、上記した
従来技術の不都合を確実に解消し得る効果を有する。
ト部品をモールドしない1次発泡層を形成し、インサー
ト部品は1次発泡層の内側の外面形状に影響しない2次
発泡層にモールドするため、外面形状の形状精度に優れ
たインサート部品付の成形品を得られると共に、インサ
ート部品の形状に関する設計の自由度も増し、上記した
従来技術の不都合を確実に解消し得る効果を有する。
図面は本発明を適用したインストルメントパネルの成形
工程を示し、第1図は表皮の成形工程の断面図、第2図
は1次発泡層の成形工程の断面図、第5図はこれにより
得られるパネル素材の断面図、第4図は2次発泡層の成
形工程の断面図、第5図はこれにより得られるインスト
ルメントパネルの断面図である。 (1)・・・インサート部品 (2)・・・成形品
(2a)・・・表皮 (2b)・・・1次発
泡層(2G)・・・2次発泡層 特許出願人 本田技研工業株式会社 −タリ 外2名
工程を示し、第1図は表皮の成形工程の断面図、第2図
は1次発泡層の成形工程の断面図、第5図はこれにより
得られるパネル素材の断面図、第4図は2次発泡層の成
形工程の断面図、第5図はこれにより得られるインスト
ルメントパネルの断面図である。 (1)・・・インサート部品 (2)・・・成形品
(2a)・・・表皮 (2b)・・・1次発
泡層(2G)・・・2次発泡層 特許出願人 本田技研工業株式会社 −タリ 外2名
Claims (1)
- 成形品の外面形状に対応する形状に成形した表皮の内
側に1次発泡層を形成した後、該1次発泡層の内側にイ
ンサート部品を配置して、該インサート部品をモールド
する2次発泡層を形成するようにしたことを特徴とする
インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62277373A JPH01120311A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法 |
DE3837221A DE3837221A1 (de) | 1987-11-04 | 1988-11-02 | Formpressverfahren zur herstellung von durch aufschaeumung geformten erzeugnissen mit eingebettetem einsatz |
FR888814327A FR2622505B1 (fr) | 1987-11-04 | 1988-11-03 | Procede de moulage pour la fabrication de produits en resine moules par expansion a insert encastre |
GB8825700A GB2211783B (en) | 1987-11-04 | 1988-11-03 | Molding method for manufacturing expansion-molded insert-embedded resin product |
US07/449,454 US5043114A (en) | 1987-11-04 | 1989-12-12 | Molding method for manufacturing expansion-molded insert-embedded resin product |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62277373A JPH01120311A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120311A true JPH01120311A (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=17582621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62277373A Pending JPH01120311A (ja) | 1987-11-04 | 1987-11-04 | インサート部品付樹脂発泡成形品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01120311A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996007349A1 (en) * | 1994-09-05 | 1996-03-14 | Flair International Products Pty. Ltd. | Improved vacuum formed vanity top |
CN105382988A (zh) * | 2015-10-21 | 2016-03-09 | 佛山林至高分子材料科技有限公司 | 一种真空发泡工艺 |
JPWO2017169351A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2019-02-07 | 株式会社カネカ | 発泡複合成形体の製造方法、型内発泡成形体ユニット、発泡複合成形体、および発泡複合成形用の金型 |
-
1987
- 1987-11-04 JP JP62277373A patent/JPH01120311A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996007349A1 (en) * | 1994-09-05 | 1996-03-14 | Flair International Products Pty. Ltd. | Improved vacuum formed vanity top |
GB2305628A (en) * | 1994-09-05 | 1997-04-16 | Flair Int Products Pty Ltd | Improved vacuum formed vanity top |
GB2305628B (en) * | 1994-09-05 | 1997-11-12 | Flair Int Products Pty Ltd | Improved vacuum formed vanity top |
CN105382988A (zh) * | 2015-10-21 | 2016-03-09 | 佛山林至高分子材料科技有限公司 | 一种真空发泡工艺 |
JPWO2017169351A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2019-02-07 | 株式会社カネカ | 発泡複合成形体の製造方法、型内発泡成形体ユニット、発泡複合成形体、および発泡複合成形用の金型 |
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