JPH01234880A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH01234880A
JPH01234880A JP6059488A JP6059488A JPH01234880A JP H01234880 A JPH01234880 A JP H01234880A JP 6059488 A JP6059488 A JP 6059488A JP 6059488 A JP6059488 A JP 6059488A JP H01234880 A JPH01234880 A JP H01234880A
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carrier
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辻田 賢治
Hiroyuki Yamada
裕之 山田
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昭年 松原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば電子写真法、静電記録法、静電印刷法
等に適用される画像形成方法に関し、詳しくは現像工程
、転写工程、クリーニング工程を含む画像形成方法に関
するものである。
〔技術の背景〕
現在において、ある画像情報から可視画像を形成する方
法として、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等のよ
うに静電潜像を経由する方法が広く利用されている。
例えば電子写真法においては、光導電性材料よりなる感
光層を有してなる潜像担持体に−様な静電荷が付与され
た後、像露光により当該潜像担持体の表面に原稿に対応
した静電潜像が形成され、この静電潜像が現像剤により
現像されてトナー像が形成される。このトナー像は紙等
の転写体に転写された後、加熱あるいは加圧等により定
着されて複写画像が形成される。一方、転写工程後の潜
像担持体は、除電され1次いで転写されずに潜像担持体
上に残留したトナーがクリーニングされたうえ次の複写
画像の形成に供される。
しかして、良好な複写画像を多数回にわたり安定に形成
するためには、転写されずに潜像担持体上に残留したト
ナーを良好にクリーニングすることが必要とされる。
〔従来の技術〕
残留トナーのクリーニング性の向上を図る技術として、
従来、ポリカーボネート等を結着樹脂として用いて構成
した有機潜像担持体上に形成した静電潜像を、トナーと
アクリル系重合体等の重合体の微粉末とを含有する現像
剤により現像し、得られたトナー像を転写体に転写した
後、潜像担持体上に残留したトナーをファーブラシによ
りクリーニングする画像形成方法(特開昭60−186
876号公報参照)が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記の技術では、残留トナーのクリーニング手
段としてファーブラシを用いているため、残留トナーの
飛散が生じやすく、その結果、通常はクリーニング部の
直後に配置される帯電器において、帯電電極の汚染が発
生し、これによって複写画像に白筋状の画像ヌケが発生
する問題点がある。また、ファーブラシを備えたクリー
ニング器は概して大型であるため、最近特に要請の強い
画像形成装置の小型化を図ることが困難となる。
これに対して、本発明者は、ファーブラシの代わりにク
リーニングブレードを用いることにより上記問題点の解
決を図ることを試みた。しかし、以下のような新たな問
題点が発生した。
(1)  クリーニング手段としてクリーニングブレー
ドを用いると、残留トナーの飛散を防止し、画像形成装
置の小型化を図ることはできるが、クリーニング不良を
防止するためにクリーニングブレードの有機潜像担持体
の表面に対する圧接力を太き(すると、有機潜像担持体
表面の損傷が早期に発生し、有機潜像担持体の使用寿命
が短くなる。
(2)一方、クリーニングブレードの有機潜像担持体に
対する圧接力を小さくすると、残留トナーの掻き取りが
不十分となるため、有機潜像担持体上にトナーの着色剤
、荷電制御性等の親水性物質が残留し、これに起因して
潜像がリークしてその部分の画像が不鮮明となる画像ボ
ケが発生する。
本発明は以上の如き事情に基づいてなされたものであっ
て、その目的は、残留トナーの飛散および有機?a像担
持体表面の損傷を伴わずに良好なりリーニングを達成す
ることができる画像形成方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、潜像担持体上の静
電潜像をトナーにより現像する現像工程と、現像により
得られた潜像担持体上のトナー像を転写体に転写する転
写工程と、転写されずに潜像担持体上に残留したトナー
をクリーニングするクリーニング工程とを含む画像形成
方法において、前記潜像担持体が、下記一般式(1)お
よび/または一般式(2)で示される重合体よりなる結
着樹脂中に有機光導電性物質が分散含有されてなる有機
感光層を備えてなり、前記トナーが、着色粒子と、当該
着色粒子よりは小径の有機微粒子とを有してなり、前記
クリーニング工程が、前記潜像担持体に接触配置された
クリーニングブレードにより遂行されることを特徴とす
る。
一般式(1) 一般式(2) (ただし、前記一般式(1)および一般式(2)におい
て、R’、R’は、水素原子、置換もしくは未置換の脂
肪族基、置換もしくは未置換の炭s−m基、または置換
もしくは未置換の芳香族基を表し、R1およびR2の少
なくとも一方は炭素数が3以上の基である。
R’、  R’、  R’、  R@、  Rフ、  
R@l  R’、  R”、  R”、  R”。
R13,R14は、水素原子、ハロゲン原子、置換もし
くは未置換の脂肪族基または置換もしくは未置換の炭素
環基を表す。
Zは、置換もしくは未置換の炭素環または置換もしくは
未置換の複素環を形成するための原子群を表す。
mは、0または1を表す。
nは、10−1000を表す。) 有機感光層としては、キャリア発生層とキャリア輸送層
とを有する積層型の構成であることが好ましい。
有機微粒子の一次粒子の平均径は、0.01〜5μであ
ることが好ましい。
有機微粒子は、ビニル系重合体よりなることが好ましく
、さらにはアクリル系重合体よりなることが好ましく、
特にポリメタクリル酸メチルよりなることが好ましい。
〔発明の具体的構成〕
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明に用いる潜像担持体は、前記一般式(1)および
/または一般式(2)で示される重合体よりなる結着樹
脂中に有機光導電性物質が分散含有されてなる有機感光
層を備えてなる有機潜像担持体であり、具体的には、当
該有機感光層が例えば導電性支持体上に積石されて構成
される。
斯かる有機潜像担持体としては、特に有機感光層がキャ
リア発生層とキャリア輸送層とを有する積層型の構成で
あることが好ましい。この場合には、少なくとも表層と
なる層が前記一般式(1)および/または一般弐〇)で
示される重合体よりなる結着樹脂を用いて構成されてい
ることが好ましい。
キャリア発生層は、可視光を吸収して荷電キャリアを発
生するキャリア発生物質を含有してなる層であり、キャ
リア輸送層は、キャリア発生層において発生した正また
は負のキャリアのいずれか一方または両方を輸送するキ
ャリア輸送物質を含有してなる層である。斯かるキャリ
ア発生層とキャリア輸送層とを有してなる積層型の有機
感光層においては、キャリアの発生と、その輸送という
感光層において必要な2つの基本的機能を別個の層に分
担させることができ、従って感光層の構成に用い得る物
質の選択範囲が広範となるうえ、各機能を最適に果たす
物質または物質系を独立に選定することが可能となり、
その結果、画像形成プロセスにおいて要求される緒特性
、例えば帯電させたときの表面電位が高く、電荷保持能
が大きく、光感度が高く、また反復使用における安定性
が大きい等の優れた特性を有する有機潜像担持体を構成
することが可能となる。
キャリア発生物質としては、例えばアンスアンスロン系
顔料、ペリレン誘導体、フタロシアニン系顔料、ビスア
ゾ系顔料、インジゴイド系色素等を用いることができる
キャリア輸送物質としては、例えばカルバゾール誘導体
、オキサジアゾール誘導体、) I771J−ルアミン
誘導体、ポリアリールアルカン誘導体、ヒドラゾン誘導
体、ピラゾリン誘導体、スチルベン誘導体、スチリルト
リアリールアミン誘導体等を用いることができる。
キャリア発生層の厚さは、通常0.01〜2μ清である
ことが好ましく、またキャリア輸送層の厚さは、通常1
〜30.nであることが好ましい。
前記一般式(1)右よび/または一般式(2)で示され
る重合体の具体例としては、例えば以下の構造式で示さ
れるものを挙げることができる。
構造式(1−1) 構造式(1−4) 構造式(1−21) 構造式(1−22) 構造式(1−23) 構造式(1−24) 構造式(1−25) 構造式(1−26) 構造式(1−27) 構造式(1−28) 構造式(1−29) 構造式(1−30) 構造式(2−1) 構造式(2−3) 構造式(2−4) 構造式(2−5) −〇 構造式(2−7) 構造式(2−13) 構造式(2−14) 構造式(2−15) 構造式(2−16) 構造式(2−17) 前記一般式(1)および/または一般式(2)で示され
る重合体は単独で用いてもよいし、あるいは2種以上の
ものを組合せて用いてもよい。また、必要に応じてその
他の結着樹脂を併用してもよい。
斯かるその他の結着樹脂としては、酢酸ビニル、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン樹脂、前記一般式(1)または一
般式(2)で示される重合体以外のポリエステル樹脂、
前記一般式(1)または一般式(2)で示される重合体
以外のポリウレタン樹脂、メククリル樹脂、アクリル樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレ
ン、ポリビニルアセテート、スチレン−ブタジェン共重
合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル−無水マレイン酸共重合体、シリコーン樹脂、シリコ
ーン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド
樹脂、スチレン−アルキッド樹脂、ポリ−N−ビニルカ
ルバゾール等を用いることができる。
本発明に用いる有機潜像担持体の具体的構成としては、
例えば第1図〜第6図に示すように種々の構成を採用す
ることができる。
第1図および第3図はそれぞれ、導電性支持体11上に
、キャリア発生層12とキャリア輸送層13との積層体
よりなる有機感光層14を設けた例である。
第2図および第4図はそれぞれ、上記構成の有機感光層
14と導電性支持体11との間にさらに中間層15を設
けた例である。
第5図は、導電性支持体11上に、キャリア輸送物質を
主成分とする層16中にキャリア発生物質17を分散含
有させてなる有機感光層14を設けた例であり、第6図
は、当該有機感光層14と導電性支持体11との間にさ
らに中間層15を設けた例である。
有機潜像担持体を構成する導電性支持体としては、例え
ばアルミニウム、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、銀
、インジウム、スズ、白金、金、ステンレス、鋼、真鍮
、合金等よりなる金属板あるいは金属ドラム、紙あるい
はプラスチック等の絶縁性シートの表面に、アルミニウ
ム、パラジウム、金0、合金、酸化インジウム等の導電
性材料を、塗布、蒸着、ラミネート等の手段により積層
して得られる導電処理されたシート等を用いることがで
きる。
上記中間層は、接着層あるいはバリア層としての機能を
有するものであり、その構成材料としては、有機感光層
の結着樹脂として用いられる上記と同様の樹脂、酸化ア
ルミニウム、酸化インジウム等の金属酸化物を用いるこ
とができる。
本発明に用いるトナーは、結着樹脂中に着色剤等のトナ
ー成分が含有されてなる着色粒子と、この着色粒子より
は小径の有機微粒子とを有してなるものである。
トナーを構成する有機微粒子は、−次粒子(個々の単位
粒子に分離した状態の粒子)の平均径が0.01〜5μ
であることが好ましく、特に0.1〜2.0μ肩が好ま
しい。有機微粒子の平均径が過大のときにはトナー粒子
表面への均一な付着が不可能となり、そのため遊離した
有機微粒子によりカブリが発生しやすい。一方、有機微
粒子の平均径が過小のときにはクリーニング不良が発生
しやすい。
有機微粒子の割合は、トナー全体の0.01〜3.0重
量%が好ましく、特に0.1〜2.0重量%が好ましい
。有機微粒子の割合が過小のときにはクリーニング不良
が生じやすい。一方、有機微粒子の割合が過大のときに
はトナー粒子表面への付着が不可能となり、そのため遊
離した有機微粒子によりカブリが発生しやすい。
有機微粒子を構成するための有機物質としては特に限定
されないが、比較的硬質で良好なりIJ −ニング性の
向上効果が得られる点からビニル系重合体が好ましい。
斯かるビニル系重合体は、乳化重合法、懸濁重合法等の
各種の重合法により製造されるが、小径でしかも球形の
有機微粒子が効率的に得られる点で乳化重合法が好まし
い。特にビニル系重合体を得るための単量体自体が乳化
作用を有するような系において乳化剤を用いないで乳化
重合法によりビニル系重合体を得ることが好ましい。
ビニル系重合体としては、アクリル系重合体、スチレン
系重合体、ビニル基含有フッ素樹脂等を挙げることがで
きる。これらのうち特にアクリル系重合体が好ましい。
すなわち、アクリル系重合体よりなる有機微粒子によれ
ば、−層優れたクリーニング性の向上効果が発揮される
斯かるアクリル系重合体は、アクリル酸もしくはアクリ
ル酸エステル、メタクリル酸もしくはメタクリル酸エス
テルから選ばれる単量体を重合して得られる単独重合体
あるいは共重合体である。
所かるアクリル系重合体を得るために用いられるアクリ
ル系単量体としては、アクリル酸、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチノペアクリル酸n −ブチル、アクリル
酸イソブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸n−オ
クチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、
アクリル酸2−クロルエチル、アクリル酸フェニル、α
−クロルアクリル酸メチル、メタクリル酸、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル
、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、
メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル
、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸フェニル、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチ
ルアミノエチル等を挙げることができる。
アクリル系重合体の中でも、特にポリメチルメタクリレ
ートが最も好ましい。ポリメチルメタクリレートによれ
ば、均一で小径の有機微粒子を容易に得ることができ、
しかも適度に硬質であるためクリーニング性の向上効果
が著しく良好に発揮され、また、トナーの摩擦帯電性を
阻害するおそれもないので、安定した現像性能が得られ
る。
アクリル系重合体としては、必要に応じてその他の単量
体が共重合されたものであってもよい。
この場合には単量体組成物においてアクリル系単量体を
50重量%以上の割合で用いることが好ましい。斯かる
その他の単量体としては、スチレン、0−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メ
チルスチレン、p−二チルスチレン、2.4−ジメチル
スチレン、p−n−プチルスチレン、p−tert−ブ
チルスチレン、p−n−へキシルスチレン、I”−オク
チルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシ
ルスチレン、p−n−ドデシルスチレン、p−メトキシ
スチレン、p−フェニルスチレン、p−クロルスチレン
、3.4−ジクロルスチレン等のスチレン系単量体、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド
等のアクリル酸もしくはメタクリル酸誘導体;酢酸ビニ
ル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類
;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビ
ニルエーテル類;ビニルメチルケトン等のビニルケトン
類;ブタジェン、イソプレン等のジエン類;マレイン酸
、フマール酸等の不飽和カルボン酸類;その他を挙げる
ことができる。
以上の有機微粒子は、着色粒子の粉末に外部から添加混
合されて使用されることが好ましい。具体的には、例え
ばV型ブレンダー等の混合装置を用いて着色粒子の粉末
と有機微粒子の粉末とを混合することにより、着色粒子
の表面に有機微粒子を存在させることが好ましい。
着色粒子は、結着樹脂中に、例えば着色剤、オフセット
防止剤、荷電制御剤、磁性体等のトナー成分が含有され
てなる粒子である。
着色粒子を構成する結着樹脂としては、特に限定されず
種々の樹脂を用いることができる。具体的には、スチレ
ン系樹脂、アクリル系樹脂、スチレン・アクリル系共重
合体樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂等を挙
げることができる。これらの樹脂は組合せて用いてもよ
い。
着色剤としては、例えばカーボンブラック、ニグロシン
染料、アニリンブルー、カルコオイルブルー、クロムイ
エロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド
、キノリンイエロー、メチレンブルークロライド、フタ
ロシアニンブルー、マラカイトグリーンオフサレート、
ランプブラック、ローズベンガル、これらの混合物、そ
の他を挙げることができる。
荷電制御剤としては、例えば金属錯体系染料、ニグロシ
ン系染料、アンモニウム塩系化合物等を挙げることがで
きる。
オフセット防止剤としては、例えば低軟化点のポリオレ
フィン、高融点パラフィンワックス、シリコーンフェス
、脂肪酸エステル類またはその部分ケン化物類、脂肪酸
アミド系化合物、高級アルコール等を挙げることができ
る。
磁性体としては、磁場によってその方向に強く磁化する
物質、例えば鉄、フェライト、マグネタイトをはじめと
する鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性を示す金属もし
くは合金またはこれらの元素を含む化合物、強磁性元素
を含まないが適当な熱処理を施すことによって強磁性を
示すようになる合金、例えばマンガン−銅−アルミニウ
ム、マンガン−銅−錫、等のマンガンと銅とを含むホイ
スラー合金と呼ばれる種類の合金、二酸化クロム、その
他を挙げることができる。磁性体は、平均粒径が0.1
〜1pの微粉末の形態で均一に分散されて含有されるこ
とが好ましい。磁性体の含有割合は、磁性トナーを得る
場合において、トナー全体の20〜80重量%であるこ
とが好ましく、特に30〜70重量%であることが好ま
しい。
また、本発明に用いるトナーは、流動化剤が添加された
ものであってもよい。斯かる流動化剤としては、−次粒
子(個々の単位粒子に分離した状態の粒子)の平均径が
20濡μ以下、好ましくは5〜181μの無機微粒子が
好ましい。斯かる無機微粒子を併用することにより、画
質の向上を図ることができる。流動化剤の平均径が過大
のときには有機潜像担持体の表面が損傷されるおそれが
ある。
斯かる無機微粒子の割合は、トナー全体の0.05〜2
.0重量%が好ましく、特に0.1〜1.0重量%が好
ましい。無機微粒子の割合が過小のときには流動性の向
上効果が低く、また当該割合が過大のときには有機潜像
担持体表面の早期損傷が発生するおそれがある。
無機微粒子の構成材料としては、例えばシリカ、酸化チ
タン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、チタン酸
バリウム、チタン酸鉛、炭酸バリウム等の酸化物;窒化
ケイ素、窒化ホウ素等の窒化物;炭化ケイ素、炭化アル
ミニウム、炭化チタン等の炭化物;その他を挙げること
ができる。これらの無機微粒子は表面処理されたもので
あってもよい。特にシリカ微粒子もしくは表面処理され
たシリカ微粒子が好ましい。表面処理剤としては、例え
ばシラン系カップリング剤、チタン系カップリング剤等
を用いることができる。表面処理されたシリカ微粒子は
、温度・湿度等の環境変化に対して安定性が高いため、
トナーの摩擦帯電性の環境依存性を小さく抑制すること
ができる。
二成分現像剤を構成する場合には、上記の如きトナーに
キャリアが混合される。斯かるキャリアとしては、特に
限定されず従来公知のキャリアを用いることができる。
具体的には、磁性体粒子のみにより構成された非被覆キ
ャリア、磁性体粒子の表面が樹脂により被覆されてなる
被覆キャリア、樹脂粒子中に磁性体粒子が分散含有され
てなる磁性体分散型キャリア等のいずれをも用いること
ができる。
キャリアを構成する磁性体粒子としては、磁場によって
その方向に強く磁化する物質、例えば鉄、フェライト、
マグネタイトをはじめとする鉄、ニッケル、コバルト等
の強磁性を示す金属もしくは合金またはこれらの元素を
含む化合物、強磁性元素を含まないが適当に熱処理する
ことによって強磁性を示すようになる合金、例えばマン
ガン−銅−アルミニウムもしくはマンガン−銅−錫等の
ホイスラー合金とよばれる種類の合金または二酸化クロ
ム等よりなる粒子を用いることができる。
キャリアの平均粒径は、30〜200μmであることが
好ましく、特に40〜150μ清であることが好ましい
。キャリアの平均粒径が過小のときにはキャリアが静電
潜像に付着して定着されてしまういわゆるキャリア付着
現象が発生し、その結果画像が不鮮明となる場合があり
、一方キャリアの平均粒径が過大のときには画像アレが
発生する場合がある。
ここで、キャリアの平均粒径(重最)は、「マイクロト
ラック」 (日機装社製)を用いて測定された値である
次に、本発明の画像形成方法の各工程について具体的に
説明する。
(現像工程) 着色粒子と有機微粒子とを必須成分として有してなるト
ナーを用いて構成した一成分現像剤または二成分現像剤
を用いて、これを現像剤搬送担体により現像領域に搬送
し、この現像剤により潜像担持体上の静電潜像を現像し
て、トナー像を形成する。現像方法としては、特に限定
されず、従来公知の方法を適用することができる。具体
的には、以下の方法を用いることができる。
■現像剤搬送担体上に、現像領域の間隙より厚さの大き
い現像剤の磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシを現像
領域に搬送して当該磁気ブラシにより潜像担持体上の静
電潜像を摺擦しながら磁気ブラシ中のトナーを静電潜像
に付着させて現像を行う接触型磁気ブラシ現像法。
■現像剤搬送担体上に、現像領域の間隙より厚さの小さ
い現像剤の磁気ブラシを形成し、この磁気ブラシを現像
領域に搬送するとともに、現像領域に振動電界を作用さ
せることにより磁気ブラシ中のトナーを飛翔させて静電
潜像に付着させて現像を行うジャンピング磁気ブラシ現
像法。
■カスケード現像法。
(転写工程) 現像により得られた潜像担持体上のトナー像を転写体に
転写する。この転写工程においては、静電転写方式ある
いはバイアス転写方式のいずれをも適用できるが、特に
静電転写方式を好ましく用いることができる。具体的に
は、例えば直流コロナ放電を生じさせる転写器を、転写
体を介して潜像担持体に対向するよう配置し、転写体に
その裏面側から直流コロナ放電を作用させることにより
潜像担持体の表面に担持されていたトナー像を転写体の
表面に転写する。
(クリーニング工程) 転写工程を経た後に潜像担持体上に残留したトナーを、
有機潜像担持体の表面に接触配置されたクリーニングブ
レードによりクリーニングする。
このクリーニング工程の前段においては、クリーニング
を容易にするために有機潜像担持体の表面を除電する除
電工程を付加することが好ましい。
この除電工程は、例えば交流コロナ放電を生じさせる除
電器により行うことができる。
(定着工程) 転写工程によって、トナー像が転写された転写体を、加
熱定着装置あるいは加圧定着装置等により定着処理し、
もって定着画像を形成する。
第7図は本発明の画像形成方法の遂行に用いることがで
きる画像形成装置の一例を示す説明図である。同図にお
いて、lOは有機潜像担持体、21は帯電器、22は露
光光学系、23は現像器、25は除電用ランプ、26は
転写器、27は分離器、28は除電器、29は定着器、
40は原稿台、50はクリーニング器である。この装置
は、露光光学系22が固定配置され原稿台30が移動さ
れるタイプのものである。
帯電器21により有機潜像担持体10の表面が一様に帯
電され、この帯電された有機潜像担持体lOの表面が露
光光学系22により像露光されて当該有機潜像担持体1
0上に原稿に対応した静電潜像が形成される。この静電
潜像は、現像器23により現像処理されてトナー像が形
成される。
かくして得られたトナー像は、除電用ランプ25により
除電されて転写されやすい状態とされた後、転写器26
により転写体Pに転写される。転写体Pは分離器27に
より有機潜像担持体10から分離され、定着器29で定
着処理を受け、もって定着画像が形成される。一方、有
機潜像担持体10は除電器28により除電されたうえ、
クリーニング器50により転写されずに有機潜像担持体
10上に残留した残留トナーが掻き取り除去される。
この例のクリーニング器50は、クリーニングブレード
52を有してなる。クリーニングブレード52は例えば
厚さ1〜b 性体によって構成され、実質的に有機潜像担持体10の
幅(第7図において紙面に垂直方向)に相当する長さを
有していて、ブレードホルダー(図示せず)によって、
圧接位置と圧接解除位置とに切り換え可能に保持されて
いる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を具体的に説明するが、本発明が
これらの実施例に限定されるものではない。
(有機潜像担持体の製造) (1)有機潜像担持体A1 回転ドラム状のアルミニウム製の導電性支持体上に、前
記構造式(2−11)で示される重合体よりなる結着樹
脂中に下記構造式Aで示されるキャリア発生物質として
の有機光導電性物質が分散含有されてなるキャリア発生
層を形成し、さらにこのキャリア発生層の上に、前記構
造式(2−11)で示される重合体よりなる結着樹脂中
に下記構造式Bで示されるキャリア輸送物質としての有
機光導電性物質が分散含有されてなるキャリア輸送層を
積層し、もって二層構成の有機感光層を有する有機潜像
担持体Alを製造した。
構造式A 構造式B (2)有機潜像担持体A2 有機潜像担持体A1の製造において、結着樹脂を、前記
構造式(1−10)で示される重合体に変更したほかは
同様にして二層構成の有機感光層を有する有機潜像担持
体A2を製造した。
(3)比較用有機潜像担持体al 有機潜像担持体A1の製造において、結着樹脂を、「パ
ンライ)L−1250J(帝人化成社製、ポリカーボネ
ート)に変更したほかは同様にして二層構成の有機感光
層を有する比較用有機潜像担持体a1を製造した。
(トナーの結着樹脂の製造) テレフタル酸299gと、ポリオキシプロピレン(2,
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン211 gと、ペンタエリスリトール82gとを、温
度計、ステンレススチール製撹拌器、ガラス製窒素ガス
導入管および流下式コンデンサを備えた丸底フラスコ内
に入れ、このフラスコをマントルヒーターにセットし、
窒素ガス導入管より窒素ガスを導入してフラスコ内を不
活性雲囲気に保った状態で昇温せしめた。次いでジブチ
ルスズオキシド0.05 gを加え、軟化点において反
応を追跡しながら温度200℃で反応せしめて、クロロ
ホルン不溶分が17重量%、JISに1351−196
0による環球軟化点が131℃のポリエステルを得た。
これを「結着樹脂1」とする。
(トナーの製造) (1)トナーT1 上記結着樹脂1100重量部 カーボンブラック「モーガルLJ  (キャボット社製
)               10重量部低分子量
ポリプロピレン「ビスコール660 P Jく三洋化成
工業社製)       3重量部以上の物質を溶融混
練し、冷却後粉砕し、分級して、平均粒径が10JIM
の着色粒子粉末を得た。
次に、上記着色粒子粉末に、有機微粒子(ポリメチルメ
タクリレート微粒子、−次粒子の平均径=500履I)
の粉末を1.0重量%、流動化剤rR−972J(疎水
性シリカ微粒子1日本アエロジル社製)を0.8重量%
となる割合で混合撹拌してトナーTIを製造した。
(2)トナーT2 トナーT1の製造において、有機微粒子を、−次粒子の
平均径が800uのポリメチルメタクリレート微粒子1
.2重量%に変更したほかは同様にしてトナーT2を製
造した。
(3)トナーT3 トナーT1の製造において、有機微粒子を、−次粒子の
平均径が200mμのポリメチルメタクリレート微粒子
0.6重量%に変更したほかは同様にしてトナーT3を
製造した。
(4)比較用トナーt1 トナーT1の製造において、有機微粒子を用いないほか
は同様にして比較用トナーt1を製造した。
(現像剤の調製) (1)現像剤DI フェライト粒子の表面がポリテトラフルオロエチレン・
フッ化ビニリデン共重合体樹脂により被覆されてなる平
均粒径が90μmの被覆キャリアと、トナーT1とを混
合して、トナー濃度が3.5重量%の二成分現像剤DI
を製造した。
(2)現像剤D2 現像剤D1の製造において、トナーT1をトナーT2に
変更したほかは同様にして二成分現像剤D2を製造した
(3)現像剤D3 現像剤D1の製造において、トナーT1をトナーT3に
変更したほかは同様にして二成分現像剤D3を製造した
(4)現像剤d1 現像剤D1の製造において、トナーT1をトナーHに変
更したほかは同様にして比較用二成分現像剤d1を製造
した。
実施例1 上記有機潜像担持体A1と、クリーニングブレードを有
するクリーニング器とを備えてなる電子写真複写機rU
 −Bix 1550J  (コニカ■製)改造機によ
り、上記二成分現像剤D1を用いて複写画像を形成する
実写テストを行い、下記の項目について評価した。
(1)白筋状の画像ヌケ 温度30℃、相対湿度80%の環境条件下において、5
万回にわたり繰り返して複写画像を形成し、残留トナー
の飛散に起因する白筋状の画像ヌケが発生したときの複
写回数を調べた。
(2)潜像担持体表面の損傷 温度10℃、相対湿度20%の環境条件下において、5
万回にわたり繰り返して複写画像を形成し、潜像担持体
の表面を目視で観察し、傷が発生していた場合にはその
傷の部位に対応する画像部分に欠陥が発生し始めたとき
の複写回数を調べた。
(3)トナーフィルミング 温度30℃、相対湿度80%の環境条件下において、5
万回にわたり繰り返して複写画像を形成して、5、00
0回ごとに現像剤搬送担体の表面を目視により観察して
トナーフィルミングが発生し始めたときの複写回数を調
べた。
(4)画像ボケ 温度30℃、相対湿度80%の高湿環境条件下において
、5万回にわたり繰り返して複写画像を形成し、複写画
像を目視で観察して画像ボケが発生し始めたときの複写
回数を調べた。なお、「画像ボケ」とは、潜像担持体表
面に付着したトナーの着色剤、荷電制御性等の親水性物
質に起因して潜像がリークしその部分の画像が不鮮明と
なる現象をいう。
以上の結果を後記第1表に示す。
実施例2 実施例1において、有機潜像担持体A1を有機潜像担持
体A2に変更したほかは同様にして実写テストを行い、
同様の項目について評価した。結果を後記第1表に示す
比較例1 実施例1において、有機潜像担持体Atを比較用有機潜
像担持体a1に変更したほかは同様にして実写テストを
行い、同様の項目について評価した。結果を後記第1表
に示す。
比較例2 実施例1において、二成分現像剤D1を比較用二成分現
像剤d1に変更したほかは同様にして実写テストを行い
、同様の項目について評価した。
結果を後記第1表に示す。
比較例3 実施例1において、有機潜像担持体A1を比較用有機潜
像担持体alに変更し、かつクリーニング器をファーブ
ラシを有するクリーニング器に変更したほかは同様にし
て実写テストを行い、同様の項目について評価した。結
果を後記第1表に示す。
実施例3 実施例1において、二成分現像剤D1を二成分現像剤D
2に変更したほかは同様にして実写テストを行い、同様
の項目について評価した。結果を後記第1表に示す。
実施例4 実施例1において、二成分現像剤D1を二成分現像病D
3に変更したほかは同様にして実写テストを行い、同様
の項目について評価した。結果を後記第1表に示す。
第1表の結果から理解されるように、本発明の画像形成
方法によれば、白筋状の画像ヌケ、潜像担持体表面の早
期損傷、トナーフィルミングの発生を伴わずに良好な画
像を多数回にわたり安定に形成することができる。また
、高湿環境条件下においても画像ボケが発生せず、良好
な画像を安定に形成することができる。
これに対して、比較例1においては、比較用有機潜像担
持体1のクリーニングブレードに対する耐摺擦性が低い
ため、潜像担持体表面の損傷が早期に発生し、潜像担持
体の使用寿命が相当に短い。
比較例2においては、比較トナー2が有機微粒子を含有
しないものであるため、トナーフィルミングが早期に発
生して現像性が低下した。また、高湿環境条件下におい
ては、潜像担持体表面に付着した親水性物質のクリーニ
ングが困難となり、その結果画像ボケが早期に発生した
比較例3においては、ファーブラシを有するクリーニン
グ器によりクリーニングを行うため、残留トナーの飛散
が著しく、早期に白筋状の画像ヌケが発生した。
〔発明の効果〕
本発明によれば、潜像担持体が、上記一般式(1)右よ
び/または一般式(2)で示される重合体よりなる結着
樹脂中に有機光導電性物質が分散含有されてなる有機感
光層を備えてなるので、当該有機感光層の優れた耐摺擦
性によりクリーニングブレードによる潜像担持体表面の
損傷が生じにくく、しかもトナーが着色粒子と当該着色
粒子よりは小径の有機微粒子とを有してなるので、当該
有機微粒子によるスペーサー効果により残留トナーの潜
像担持体に対する物理的な付着力が弱められてクリーニ
ングブレードによる掻き取りが容易となり、これらの結
果潜像担持体表面の早期損傷を伴わずに良好なりリーニ
ングを達成することができる。
そして、クリーニングブレードによりクリーニングを行
うので、ファーブラシを用いるときのような残留トナー
の飛散が生ぜず、従って残留トナーの飛散に起因する白
筋状の画像ヌケの発生を防止することができる。また、
クリーニングブレ−ドを有するクリーニング器は、ファ
ーブラシを有するものに比して構造的に小型化が可能で
あるため、画像形成装置の小型化に大きく貢献すること
ができる。
このようにクリーニングブレードにより十分なりリーニ
ングを達成できるので、潜像担持体の表面に着色剤等の
トナーの添加材、紙粉等の親水性物質が残留することが
防止され、その結果高湿の環境条件下に右いても、画像
ボケのない良好な画像を形成することができる。
そして、現像工程においては、トナーに含有される有機
微粒子によるスペーサー効果によりトナーの潜像担持体
に対する物理的な付着力が弱められるので、トナー物質
の現像剤搬送担体あるいはキャリアへの付着が抑制され
、また仮にトナー物質が現像剤搬送担体あるいはキャリ
アに付着したとしても有機微粒子の適度な研摩性能によ
ってトナー物質が除去されるようになり、その結果画像
濃度が高くてカブリのない鮮明な画像を多数回にわたり
安定に形成することができる。
また、キャリア発生層とキャリア輸送層とを有する積層
型の有機感光層によれば、画像形成プロセスにふいて要
求される諸特性、例えば帯電させたときの表面電位が高
く、電荷保持能が大きく、光感度が高く、また反復使用
における安定性が大きい等の優れた特性を有する有機潜
像担持体を構成することができる。
また、−次粒子の平均径が0.01〜5Jllである有
機微粒子によれば、トナーの諸特性を阻害せずに良好な
スペーサー効果が確実に発揮される。
また、ビニル系重合体よりなる有機微粒子によれば、比
較的硬質でクリーニング性の向上効果が良好に発揮され
る。
さらに、アクリル系重合体よりなる有機微粒子によれば
、さらに優れたクリーニング性の向上効果が発揮される
特に、ポリメチルメタクリレートよりなる有機微粒子に
よれば、均一で小径の有機微粒子を容易に得ることがで
き、しかも適度に硬質であるためクリーニング性の向上
効果が著しく良好に発揮され、また、トナーの摩擦帯電
性を阻害するおそれもないので、安定した現像性能が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はそれぞれ有機潜像担持体の具体的構成
例を示す説明用断面図、第7図は本発明の画像形成方法
に適用することができる画像形成装置の一例を示す説明
図である。 10・・・潜像担持体    11・・・導電性支持体
12・・・キャリア発生層  13・・・キャリア輸送
層14・・・有a感光1i     15・・・中間層
16・・・キャリア輸送物質を主成分とする層17・・
・キャリア発生物質 21・・・帯電器22・・・露光
光学系    23・・・現像器25・・・除電用ラン
プ   26・・・転写電極27・・・分離電極   
  28・・・除電電極29・・・定着器      
30・・・原稿台40・・・原稿台      50・
・・クリーニング装置52・・・クリーニングブレード +10       十2図 +3図    +4図 十5図       +6図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潜像担持体上の静電潜像をトナーにより現像する
    現像工程と、現像により得られた潜像担持体上のトナー
    像を転写体に転写する転写工程と、転写されずに潜像担
    持体上に残留したトナーをクリーニングするクリーニン
    グ工程とを含む画像形成方法において、 前記潜像担持体が、下記一般式(1)および/または一
    般式(2)で示される重合体よりなる結着樹脂中に有機
    光導電性物質が分散含有されてなる有機感光層を備えて
    なり、 前記トナーが、着色粒子と、当該着色粒子よりは小径の
    有機微粒子とを有してなり、 前記クリーニング工程が、前記潜像担持体に接触配置さ
    れたクリーニングブレードにより遂行されることを特徴
    とする画像形成方法。 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、前記一般式(1)および一般式(2)におい
    て、R^1、R^2は、水素原子、置換もしくは未置換
    の脂肪族基、置換もしくは未置換の炭素環基、または置
    換もしくは未置換の芳香族基を表し、R^1およびR^
    2の少なくとも一方は炭素数が3以上の基である。 R^3、R^4、R^5、R^6、R^7、R^8、R
    ^9、R^1^0、R^1^1、R^1^2、R^1^
    3、R^1^4は、水素原子、ハロゲン原子、置換もし
    くは未置換の脂肪族基または置換もしくは未置換の炭素
    環基を表す。 Zは、置換もしくは未置換の炭素環または置換もしくは
    未置換の複素環を形成するための原子群を表す。 mは、0または1を表す。 nは、10〜1000を表す。)
  2. (2)有機感光層が、キャリア発生層とキャリア輸送層
    とを有する積層型の構成であることを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成方法。
  3. (3)有機微粒子の一次粒子の平均径が0.01〜5μ
    mであることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像形成方法。
  4. (4)有機微粒子がビニル系重合体よりなることを特徴
    とする請求項1から3までのいずれか一に記載の画像形
    成方法。
  5. (5)ビニル系重合体がアクリル系重合体であることを
    特徴とする請求項4に記載の画像形成方法。
  6. (6)アクリル系重合体がポリメタクリル酸メチルであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の画像形成方法。
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