JPH01214947A - データ保全方式 - Google Patents

データ保全方式

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JPH01214947A
JPH01214947A JP63041628A JP4162888A JPH01214947A JP H01214947 A JPH01214947 A JP H01214947A JP 63041628 A JP63041628 A JP 63041628A JP 4162888 A JP4162888 A JP 4162888A JP H01214947 A JPH01214947 A JP H01214947A
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JP
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JP63041628A
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Inventor
Yoshio Yamauchi
山内 賀夫
Masayoshi Minoda
蓑田 政義
Yoshiteru Kawai
川井 義照
Norio Yamada
山田 則男
Masahiro Fuse
布施 昌裕
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ保全方式に関し、特に、ハードウェア
障害またはソフトウェア障害に備えてデータベースから
予備データを取得するデータ保全処理機構を有するデー
タベースシステムにおいて。
データベースのデータ保存およびデータ回復を効率よく
行うデータ保全方式に関するものである。
〔従来の技術〕
ユーザジョブの実行により、データが更新されるデータ
ベースシステムにおいては、ハードウェア障害またはソ
フトウェア障害に備えるため、随時または定期的にデー
タベースファイルから、予備データを取得し保存するデ
ータ保全処理が行われる。このデータ保全処理は、障害
が発生した場合に破壊されたデータを回復するためのデ
ータとして、所定時点のファイル更新データの全てのデ
ータを予備データとして取得し、データ保存ファイルに
保存する。予備データの取得は、ユーザジョブの実行を
停止し、データベースファイルのデータ更新を停止した
状態で行う、障害が発生し。
データベースファイルのデータが破壊された場合、デー
タ保存ファイルに保存しである予備データを用いて、デ
ータ回復処理を行う。
”なお、このようなデータ保全処理に関するものとして
、特開昭61−127047号公報に記載されたような
、常に最新の更新ファイルのデータを取得して、保存フ
ァイルに退避しておく更新ファイルの退避方式がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、データベースシステムにおいて、取扱うデー
タ量が多くなると、予備データとして取得するデータ量
も多くなり、予備データの取得処理に要する時間が長時
間となる。予備データの取得処理は、ユーザジョブの実
行を停止した状態で行わなければならないため、ユーザ
ジョブ実行を行っているシステムの運用が制約される。
これは、予備データ取得処理中にデータベースのデータ
更新が行われると、取得したデータ内容が補償されず、
データ回復処理時に、正常にデータ回復処理が行なえな
くなるためであるが、このため、予備データとして取得
するデータ量が多く、データ取得処理の時間が長時間に
渡る場合であっても、予備データの取得処理は、ユーザ
ジョブの実行を停止した状態で行わなければならない、
このため、ユーザジョブ実行に影響を与えることがない
ように、例えば、ユーザジョブ実行が停止している休日
を利用して、予備データの取得処理を行うようにすると
、予備データの取得は、−週間単位でしか行うことがで
きず、予備データの取得処理の間隔が長くなり、この間
の更新、削除等のジャーナルデータは、非常に多くの量
となるという問題点があった。
また、ジャーナルデータ量を減らすため、予備データの
取得処理の間隔を短くすると、頻繁にユーザジョブ実行
を停止しなければならず、ユーザの使用可能な時間が制
限されるという問題点があった・ 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
ある。
本発明の目的は、データベースシステムにおいて、ユー
ザジョブの実行中でも予備データの取得を行うことがで
き、ユーザに与える影響を軽減したデータの保全処理が
行えるデータ保全方式を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、ハードウ
ェア障害またはソフトウェア障害に備えてデータベース
ファイルから予備データを取得して保存しておくデータ
保全処理機構を有するデータベースシステムにおいて、
ジョブ実行中の更新中データを除いて予備データを取得
し、データ保存ファイルに保存するデータ保存処理手段
と、予備データとジャーナルデータとを重ね合せて、デ
ータ回復を行うデータ回復処理手段とを備えたことを特
徴とする。
〔作用〕
前記手段によれば、データベースシステムにおいて、デ
ータ保存処理手段と、データ回復処理手段が備えられる
。データ保存処理手段は、予備データ取得処理の起動時
、ジョブ実行中の更新中データを除いて、データベース
ファイルから予備データを取得し、データ保存ファイル
に保存する処理を行う。また、データ回復処理手段は、
データベースファイルのデータが障害により破壊された
時に、データ回復処理が起動されると、予備データとジ
ャーナルデータとを重ね合せて、データ回復を行う。
これにより、データベースシステムの障害回復のための
予備データ取得をユーザジョブ実行時にも実行できるた
め、予備データ取得時にユーザジョブを停止しなくてす
み、ユーザに対する影響を実質的になくすことができる
データ保存処理手段による予備データ取得処理は、ユー
ザジョブ実行中または非実行にかがわらず、起動され処
理が実行される。このため、予備データ取得処理を行っ
ている時、データベースファイル内には更新中データも
存在する。更新中データは、停止した状態ではないため
、更新中データを除いて、停止している状態のデータを
予備データとして取得する。
データベースシステムにおいては、排他制御によって、
書込み中データおよび読出し中データに対しては書込み
の禁止を行い、書込み中のデータに対しては読出しを禁
止している。このようなデータの状態を識別するために
、データベースファイルのデータに対して処理を行う時
点で、例えば、データ使用中登録テーブルにデータ名と
書込み中。
読込み中、削除中等を示すためのフラグを使用中フラグ
としてセットする。データの処理が終了した時点で、使
用中フラグをクリアする。
データが更新中とは、データ使用中登録テーブルにデー
タ名と書込み中フラグがセットされている場合である。
予備データの取得処理はデータ単位(データ名が付けら
れた所定データ量の単位)に行う。取得しようとするデ
ータは、そのデータ名に対して書込み中フラグがセット
されており、更新中のデータの条件に該当する場合はス
キップし、このような条件に該当しない停止した状態の
データを予備データとして取得する。また、削除中デー
タについても更新中データと同様に、スキップして取得
しない。
予備データ取得処理で、あるデータの取得が終了した後
に、ユーザジョブ実行等で当該データが削除された場合
、予備データ″としてデータ保存ファイルに当該データ
が取得されているが、運用中のデータベースファイルの
エリアには当該データが存在しないということになる。
この場合、削除したデータについては、削除されたこと
を示す情報がジャーナルデータとして、ジャーナルファ
イルに出力されているため、データ回復処理において、
先に予備データをデータベースファイルに回復した後に
、ジャーナルデータに出力されている削除されたことを
示す情報にしたがって、データベースファイルの当該デ
ータを削除する。これにより、障害が発生した直前の状
態のデータベースファイルに回復することができる。ま
た、予備データの取得前にデータが削除され、予備デー
タにデータが存在せず、ジャーナルデータに当該データ
が削除されたことを示す情報がある場合、データ回復処
理では削除済と見なす。予備データ取得処理では、スキ
ップして取得しない更新中のデータについては、ジャー
ナルデータに更新後のデータが全て出力されているため
、データ回復処理において、まず予備データをデータベ
ースファイルに回復した後に、ジャーナルデータとして
出力されている更新後のデータと置換え、または追加登
録することにより、データの回復が行える。
データ回復処理で利用できるデータは、予備データとし
て取得したデータと、ジャーナルデータとして取得した
データの複数存在する。データの取得は所定データ量の
データ単位に行うため1個々のデータを取得するタイミ
ングに時間差が生じる。このため、予備データとして取
得したデータとジャーナルデータとして取得したデータ
とで同じデータ名のデータが出力される場合が2通りあ
る。第1の場合は、異った内容のデータが出力される場
合であり、第2の場合は、同じ内容のデータが出力され
る場合である。第1の場合は予備データとして取得した
データがその後更新されて、ジャーナルデータとして出
力される場合である。
この場合には、ジャーナルデータとして出力されたデー
タが最新のデータである。第2の場合は、予備データと
して取得する前にデータが更新されてジャーナルデータ
として出力され、その後に同じデータを予備データとし
て取得される場合である。この場合には、予備データお
よびジャーナルデータの両方のデータは同じ内容である
。これらの場合、ジャーナルデータとして出力されたデ
ータが予備データと同じ内容か最新の内容となっている
ため、予備データとして取得されたデータの上にジャー
ナルデータを重ね合せる形でマージすれば、障害が発生
した直前の状態にデータを回復することができる。
このようにして、データベースシステムの障害回復のた
めの予備データ取得をユーザジョブ実行時にも、ジョブ
実行中の更新中データを除いて予備データを取得し、デ
ータ保存ファイルに保存することにより行い、データ回
復処理では、予備データとジャーナルデータとを重ね合
せることにより、データ回復を行うことができる。この
ため、予備データ取得時にユーザジョブを停止しなくて
すみ、ユーザに対する影響を実質的になくすことができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例(こかかるデータベースシ
ステムにおけるデータ保全処理機構の要部の構成を示す
ブロック図である。第1図において、1は業務処理ジョ
ブ、2はデータアクセス制御部、3はジャーナルファイ
ル、4はデータベースファイル、5はデータ保存処理部
、6はデータ回復処理部、7はデータ保存ファイルであ
る。
データベースシステムのデータ保全処理機構の動作の概
要を説明する。業務処理ジョブ1は、データアクセス制
御部2に対してアクセス要求を出し、データアクセス制
御部2を介してデータベースファイル4に対して、デー
タの読出し、データの新規作成(登録)、データの更新
、およびデータの削除等のファイル処理を行い、業務処
理を実行する。データアクセス制御部2は、業務処理ジ
ョブ1からのアクセス要求によりデータベースファイル
4へのアクセス制御を行う。例えば、データの読出し要
求があった場合には、データベースファイル4からデー
タを読出し、業務処理ジョブ1ヘデータを渡す処理を行
う。データの新規作成要求があった場合には、データベ
ースファイル4とジャーナルファイル3に新規作成デー
タ(登録データ)を出力する処理を行う。データの更新
要求があった場合には、データベースファイル4のデー
タを更新すると共に、ジャーナルファイル3に更新後の
データを出力する処理を行う。また、データの削除要求
があった場合には、データベースファイル4のデータを
削除し、ジャーナルファイル3にデータが削除されたこ
とを示す情報を出力する処理を行う。
データ保存処理部5は、ハードウェア障害またはソフト
ウェア障害に備えるため、随時または定期的に起動され
、データベースから予備データを取得し、データ保存フ
ァイル7に出力する処理を行う。すなわち、オペレータ
または制御プログラムによって、随時または定期的に起
動ががけられると、書込み中データおよび削除中データ
を除いて、読込み中データおよび停止中データをデータ
ベースファイル4から読出し、データ保存ファイル7に
保存する予備データを出力する処理を行う。
データ回復処理部6は、データベースファイル4のデー
タがハードウェア障害またはソフトウェア障害によって
破壊された場合に、破壊されたデータベースのデータ回
復処理を行う。データ回復処理はオペレータまたは制御
プログラムにより起動されて、処理が開始される。デー
タ回復処理では、まず、データ保存ファイル7に保存さ
れている予備データの全データをデータベースファイル
4に格納し、次に、ジャーナルファイル3に記録されて
いるジャーナルデータをデータベースファイル4に重ね
合せるマージ処理を行い、データベースファイル4の回
復処理を行う。
第2図は、データ使用中登録テーブルのフォーマントの
一例を示す図である。データ使用中登録テーブル12に
は、データの状態を管理するための使用中フラグ12b
がデータ名12aと対応して格納されている。このデー
タ使用中登録テーブル12は、データベースファイル4
中に設けられる。データ使用中登録テーブル12の使用
中フラグ12bは、データ名12aと対応して、そのデ
ータ名のデータの状態を示すもので、例えば、書込中、
読込み中。
削除中等を示すフラグデータがセットされる。
第3図は、ジャーナルデータのフォーマットの一例を示
す図である。ジャーナルデータ13は、ユーザジョブの
実行により、データベースファイル4のデータが処理さ
れた時、ジャーナルファイル3に出力される。ジャーナ
ルデータ13には、データ名13aに対応して、更新デ
ータ、削除データ等を示す処理フラグ13bと、処理結
果のデータ13cが記録されている。処理結果のデータ
13cとしては、処理フラグ13bが更新データの場合
には、更新された後のデータが記録される。また、処理
フラグ13bが削除データの場合には、処理結果のデー
タ13cとして何も記録されない6 第4図は、予備データのフォーマットの一例を示す図で
ある。予備データ17はデータ保存ファイルアに出力さ
れて保存される。所定データ量の単位のデータ単位に取
得される予備データ17は、データ名17aとデータ1
7bが対応付けられている。
第5図は、データベースファイルのデータのフォーマッ
トの一例を示す図である。データベースファイル4に格
納されるデータは、予備データと同様に、データ名14
aとデータ14bが対応付けられている。
第6図は、データアクセス制御部2におけるアクセス制
御処理の一例を示すフローチャートである。第6図を参
照して、アクセス制御処理を説明する。
まず、ステップ20において、業務処理ジョブ1からデ
ータのアクセス要求を入力する0次にステップ21で、
入力したアクセス要求がデータの新規作成要求か否かを
判定する。データの新規作成要求である場合には、ステ
ップ22に進み、そうでない場合にはステップ23に進
む。ステップ22では、アクセス要求があったデータに
対応して、該当するデータ使用中登録テーブルの使用中
フラグを書込モードにする。そして、データベースファ
イル4とジャーナルファイル3に新規作成データを出力
する。すなわち、データベースファイル4にデータ名、
新規作成データを出力し、ジャーナルファイル3には、
処理フラグを更新データとして、データ名、新規作成デ
ータを出方する。
ステップ23では、ステップ20で入力したアクセス要
求がデータの更新要求であるが否かを判定する。アクセ
ス要求がデータの更新要求である場合にはステップ24
に進み、そうでない場合にはステップ25に進む、ステ
ップ24では、アクセス要求があったデータに対応して
、該当するデータ使用中登録テーブルの使用中フラグを
書込み中モードにする。そして、データベースファイル
4のデータを更新し、ジャーナルファイル3に更新後の
データを出力する。すなわち、アクセス要求に対応して
、データベースファイル4のデータを更新し、ジャーナ
ルファイル3には、処理フラグを更新データとして、デ
ータ名、更新後のデータを出力する。また、ステップ2
5では、ステップ20で入力したアクセス要求がデータ
の削除要求であるか否かを判定する。アクセス要求がデ
ータの削除要求である場合には、ステップ26で、アク
セス要求があったデータに対応して、該当するデータ使
用中登録テーブルの使用中フラグを削除中モードにする
。そして、データベースファイル4のデータを削除し、
ジャーナルファイル3に削除されたことを示す情報を出
力する。す・なわち、該当するデータに対応して、デー
タベースファイル4からデータ名とデータを削除し、ジ
ャーナルファイル3には、処理フラグを削除データとし
て、削除したデータ名を出力する。ステップ25で、ア
クセス要求がデータの削除要求でない場合には。
ステップ27に進む。この場合には、ステップ21、ス
テップ23を経て、アクセス要求がデータの新規作成、
更新、削除のいずれでもなく、読込み要求であるので、
ステップ27で、アクセス要求があったデータに対応し
て、該当するデータ使用中登録テーブルの使用中フラグ
を読込中モードにした後、データベースファイル4のデ
ータを読出す。これら一連の処理で、データのアクセス
要求の処理は終了するので、次にステップ28で、デー
タ使用中登録テーブルの使用中フラグをクリアする。そ
して、ステップ29で、業務処理ジョブ1にデータアク
セス要求の処理結果を出方して。
処理を終了する。
第7図は、データ保存処理部5の予備データの取得処理
を示すフローチャートである。第7図を参照してデータ
保存ファイル7に保存する予備データ取得処理を説明す
る。
オペレータまたは制御プログラムによって、随時または
定期的に予備データ取得のための起動がかけられると、
予備データ取得処理が開始される。
まず、ステップ31において、データベースファイル4
からデータを読出す0次にステップ32でデータベース
ファイル4から読出したデータが終りを示すデータか否
かを判定する。読出したデータが終りを示すデータの場
合は処理を終了し、読出したデータが終りを示すデータ
でない場合には、次のステップ33に進む、ステップ3
3では、読出したデータの状態を、データ使用中登録テ
ーブル12のデータ名12aに対応してセットされてい
る使用中フラグ12bから判定する。読出したデータに
対する使用中フラグ12bが書込み中モード(新規作成
時または更新時)または削除中モードにセットされてい
る場合は、当該データが書込み中データまたは削除中デ
ータであり、内容が変更されているデータであるので、
このデータの取得はスキップするため、何もせず、ステ
ップ31に戻り。
次のデータを読出す処理を行う、また、ステップ33で
書込み中データまたは削除中データでないと、内容が変
更されていないデータであるので、ステップ34に進み
、読出したデータを予備データとしてデータ保存ファイ
ル7に出力する0次にステップ31に戻り1次のデータ
を読出し、続いて同様の処理を、繰り返して行う。
第8図は、データ回復処理部6のデータ回復処理を示す
フローチャートである。第8図を参照して、データベー
スファイル4のデータベースファイル4データ15のデ
ータ回復処理を説明する。
データベースファイル4がハードウェア障害またはソフ
トウェア障害によって破壊された場合、オペレータまた
は制御プログラムにより、データ回復処理の起動がかけ
られると処理が開始される。
まず、ステップ41において、データ保存ファイル7に
格納され保存されている予備データに対して、障害発生
時より一世代前のデータ保存ファイル7のデータを全て
データベースファイル4に出力する。次に、ステップ4
2で、データ保存ファイル3に障害発生時より一世代前
のデータが格納され始めた時点以降のジャーナルデータ
を準備する。これらのジャーナルデータは、ジャーナル
ファイル3に記録されているものである。次にステップ
43に進んで、予備データをデータベースファイル4に
出力して回復しているデータベースファイル4のデータ
に対して、準備したジャーナルデータを出力順にデータ
ベースのデータに重ね合せるマージ処理を行う。マージ
処理は、ジャーナルファイル3に出力されたデータの順
に行う。ジャーナルデータの処理フラグが新規作成デー
タとして記録されているデータの場合、マージ処理では
、データ名と対応して記録されているデータ内容の新規
作成データをデータベースファイル4に格納する処理を
行う、ジャーナルデータの処理フラグが更新データとし
て記録されているデータの場合、マージ処理では、デー
タベースファイル4の該当データを当該ジャーナルデー
タの更新データに置換える処理を行う、ジャーナルデ7
夕の処理フラグが削除データとされたデータ削除を示す
情報である場合、マージ処理では、データベースファイ
ル4の該当データを削除する0次にステップ44に進み
、マージ処理したジャーナルデータが最後のデータであ
るか否かを判定し、ジャーナルデータが最後のデータと
なるまで、ステップ43に戻り、ステップ43のマージ
処理を繰り返す。
ステップ44で、マージ処理したデータが最後のデータ
であることが判定されると、処理を終了する。   − なお、ステップ43のマージ処理が、データベースファ
イル4の該当データを当該ジャーナルデータの更新デー
タに置換える処理となる場合、予備データ取得処理にお
いて更新中データをスキップして該当するデータが予備
データとして取得されていないと、置換えられるデータ
が存在しないが、この場合には、更新データを追加格納
することにより、ジャーナルデータの更新データに置換
えた処理とする。また、ジャーナルデータの処理フラグ
が削除を示す情報であり、削除処理となる場合も同様に
、予備データ取得の処理において削除中データをスキッ
プして該当するデータが存在しない場合、処理の対象の
被削除データが存在しないが、この場合には、削除済と
見なして次の処理に進む。
これらの一連の処理によりデータベースファイル4のデ
ータは、ハードウェア障害又はソフトウェア障害によっ
て破壊され、使用できなくなった直前の状態に戻すこと
ができる。
第9図は、障害発生時の前後のデータ保全処理を説明す
る図である。第9図においては、障害発生前の期間”お
よびデータ回復処理時におけるデータム−スフアイルデ
ータ14.ジヤーナルデータ13゜予備データ17のデ
ータの変化が示されている。データベースファイルデー
タ14として、データ名A。
B、C,D、EのデータaHbg Oldg eが存在
したとする。予備データ17の取得は、データ使用中登
録テーブル12の使用中フラグに書込中モードまたは削
除中モードで登録されているデータ名A、Bのデータa
、bを除いたデータ名G、D。
Eのデータc、d、eについて行う。データ名A。
Bのデータa、bはそれぞれジャーナルファイル3にジ
ャーナルデータ13として、データ名Aのデータaは処
理フラグを更新データとし、更新後データが出力され、
データ名Bのデータbは削除されて、処理フラグを削除
データとし、削除されたことを示す情報のみが出力され
る。
予備データ17の取得処理が終了した後に、更に、デー
タ名CのデータCが更新されてデータC′となり、デー
タ名りのデータdが削除されると、同様にして、その処
理の状態がデータ名C,データ名りのデータについて処
理フラグが付けられてジャーナルデータ13として出方
される。このような処理が進行した後では、図示するよ
うに、データベースファイル4には、データ名Aのデー
タa。
データ名Cのデータc′、データ名Eのデータeが存在
している。この段階で障害が発生した場合、これらのデ
ータは破壊されて消失してしまうが、次に消失したデー
タベースファイルのデータを回復する処理が行われる。
このデータ回復処理では、まず、予備データ17として
保存されているデータを全てデータベースファイルのデ
ータとして出方し、データ名C,D、EのデータQ、d
、eが回復される。次に、予備データ17が取得された
時点以降の後に記録されているジャーナルデータ13を
回復したデータ名C,D、Eのデータc、d、eに重ね
合せる処理を行う。すなわち、データ回復処理では、ま
ず、ジャーナルデータ13がら更新データであるデータ
名Aのデータaがデータベースファイル4に追加出力さ
れる。ジャーナルデータ13からデータ名Bのデータは
削除されるべきデータであるが、データ名Bのデータは
、データベースファイル4に存在しないため、そのまま
削除したものとする。次に、ジャーナルデータ13から
更新データであるデータ名CのデータC′を、デー 4
タベースフアイル4のデータ名CのデータCと置き換え
る。データ名りのデータdは削除されるべきデータであ
るので、データ名りのデータdをデータベースファイル
4から削除する。これらの処理により、データベースフ
ァイル4にはデータ名Aのデータa、データ名Cのデー
タc′、データ名Eのデータeが回復され、障害発生直
前の状態のデータベースファイルのデータに回復される
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕 以上、説明したように1本発明によれば、データベース
システムの障害回復のための予備データ取得をユーザジ
ョブ実行時にも実行できるため。
予備データ取得時にユーザジョブを停止しなくてすみ、
ユーザに対する影響を実質的になくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にががるデータベースシス
テムにおけるデータ保全処理機構の要部の構成を示すブ
ロック図、 第2図は、データ使用中登録テーブルのフォーマットの
一例を示す図、 第3図は、ジャーナルデータのフォーマットの一例を示
す図、 第4図は、予備データのフォーマットの一例を示す図、 第5図は、データベースファイルデータのフォーマット
の一例を示す図。 第6図は、データアクセス制御部のアクセス制御の処理
の一例を示すフローチャート、第7図は、データ保存処
理部の予備データの取得処理を示すフローチャート、 第8図は、データ回復処理部のデータ回復処理を示すフ
ローチャート、 第9図は、障害発生時の前後のデータ保全処理を説明す
る図である。 図中、1・・・業務処理ジョブ、2・・・データアクセ
ス制御部、3・・・ジャーナルファイル、4・・・デー
タベースファイル、5・・・データ保存処理部、6・・
・データ回復処理部、7・・・データ保存ファイル、1
2・・・データ使用中登録テーブル、13・・・ジャー
ナルデータ、14・・・データベースファイルデータ、
17・・・予備データ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ハードウェア障害またはソフトウェア障害に備えて
    データベースファイルから予備データを取得して保存し
    ておくデータ保全処理機構を有するデータベースシステ
    ムにおいて、ジョブ実行中の更新中データを除いて予備
    データを取得し、データ保存ファイルに保存するデータ
    保存処理手段と、予備データとジャーナルデータとを重
    ね合せて、データ回復を行うデータ回復処理手段とを備
    えたことを特徴とするデータ保全方式。
JP63041628A 1988-02-23 1988-02-23 データ保全方式 Pending JPH01214947A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63041628A JPH01214947A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 データ保全方式

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JP63041628A JPH01214947A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 データ保全方式

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