JP2610972B2 - データベースのデータ保全方式 - Google Patents
データベースのデータ保全方式Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータベースのデータ保全方式に関し、特に
ハードウェア障害またはソフトウェア障害に備えてデー
タベースから予備データを取得するデータ保全処理機構
を有するデータベースシステムにおいて、データベース
のデータ保存およびデータ回復を効率よく行うデータ保
全方式に関する。
ハードウェア障害またはソフトウェア障害に備えてデー
タベースから予備データを取得するデータ保全処理機構
を有するデータベースシステムにおいて、データベース
のデータ保存およびデータ回復を効率よく行うデータ保
全方式に関する。
データベースシステムは、データベースにハードウェ
ア障害またはソフトウェア障害が発生した場合に破壊さ
れたデータを回復するため、データベースから予備デー
タを取得して保存するデータ保全処理機構を備えている
のが一般的である。
ア障害またはソフトウェア障害が発生した場合に破壊さ
れたデータを回復するため、データベースから予備デー
タを取得して保存するデータ保全処理機構を備えている
のが一般的である。
従来、この種のデータ保全処理機構を有するデータベ
ースシステムでは、データベースから予備データを取得
し保存するケースとして、次の2通りの方式を採用して
いた。即ち、第1はユーザジョブの実行によりデータベ
ースのデータが更新または削除された場合に、更新した
データのみをデータ保存ファイルに取得する方式であ
り、第2はある一定期間にデータベースの全データを磁
気テープ(MT)等に取得する方式である。これらのデー
タ保存処理は、独立してユーザサービス中に行われる。
また、データ回復処理は、データベースのデータを保障
するため、データベースのデータ更新を停止した状態で
行われる。
ースシステムでは、データベースから予備データを取得
し保存するケースとして、次の2通りの方式を採用して
いた。即ち、第1はユーザジョブの実行によりデータベ
ースのデータが更新または削除された場合に、更新した
データのみをデータ保存ファイルに取得する方式であ
り、第2はある一定期間にデータベースの全データを磁
気テープ(MT)等に取得する方式である。これらのデー
タ保存処理は、独立してユーザサービス中に行われる。
また、データ回復処理は、データベースのデータを保障
するため、データベースのデータ更新を停止した状態で
行われる。
なお、このようなデータ保全処理に関連する公知例と
しては、例えば特開昭61−127047号公報が挙げられる。
しては、例えば特開昭61−127047号公報が挙げられる。
上記のように、従来のデータ保全処理機構を有するデ
ータベースシステムでは、データ保全処理機構が更新デ
ータを処理する方式とデータベースの全データを処理す
る方式に分別され、ハードウェアやソフトウェアはそれ
ぞれの方式に対して必要となる問題があった。
ータベースシステムでは、データ保全処理機構が更新デ
ータを処理する方式とデータベースの全データを処理す
る方式に分別され、ハードウェアやソフトウェアはそれ
ぞれの方式に対して必要となる問題があった。
また、従来の技術では、ハードウェア障害やソフトウ
ェア障害によりデータベースが破壊された場合にデータ
ベースを回復するには、データ保存ファイルまたはMTよ
り、予備データを取得した順序でデータベースへデータ
を格納する必要がある。これは、データベースを最新の
状態(データベースが破壊された直前の状態)に戻すた
めである。しかし、データベースを回復する場合、全デ
ータを扱う方式では、予備データとして用いるMT量は数
百巻にも及び、MTの管理が大変となるばかりでなく、回
復時間の増大につながる問題があった。
ェア障害によりデータベースが破壊された場合にデータ
ベースを回復するには、データ保存ファイルまたはMTよ
り、予備データを取得した順序でデータベースへデータ
を格納する必要がある。これは、データベースを最新の
状態(データベースが破壊された直前の状態)に戻すた
めである。しかし、データベースを回復する場合、全デ
ータを扱う方式では、予備データとして用いるMT量は数
百巻にも及び、MTの管理が大変となるばかりでなく、回
復時間の増大につながる問題があった。
また、データベースシステムにおいて、取り扱うデー
タ量が増大してくると、更新データとしてデータ保存フ
ァイルに取得する予備データの量も同時に増加する。従
来の更新データの保存方式では、1つのデータ保存ファ
イルに順次予備データを取得する処理を行っているた
め、更新データ量が増加してくると、予備データとして
データ保存ファイルに保存されるまでの時間も増加する
問題があった。
タ量が増大してくると、更新データとしてデータ保存フ
ァイルに取得する予備データの量も同時に増加する。従
来の更新データの保存方式では、1つのデータ保存ファ
イルに順次予備データを取得する処理を行っているた
め、更新データ量が増加してくると、予備データとして
データ保存ファイルに保存されるまでの時間も増加する
問題があった。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、データ
ベースシステムにおいて、データ保存およびデータ回復
処理を効率よく処理する事により、ユーザおよびデータ
ベース管理者の負担を軽減したデータ保全方式を提供す
ることにある。
ベースシステムにおいて、データ保存およびデータ回復
処理を効率よく処理する事により、ユーザおよびデータ
ベース管理者の負担を軽減したデータ保全方式を提供す
ることにある。
上記目的を達成するために、本発明はハードウェア障
害またはソフトウェア障害に備えて、データベースから
予備データを取得してデータ保存ファイルに保存するデ
ータ保全処理機構を有するデータベースシステムにおい
て、データベースに存在するデータのデータ名と該デー
タの取得順序を示す優先順位フラグを対応づけて、各デ
ータ単位に登録した保存データ登録ファイルを設け、デ
ータ保全処理機構は、予備データの取得要求時、前記保
存データ登録ファイルを参照して、その優先順位フラグ
の示す取得順序で、該当データ名のデータをデータベー
スからデータ保存ファイルへ予備データとして取得する
ことを主たる特徴とするものである。
害またはソフトウェア障害に備えて、データベースから
予備データを取得してデータ保存ファイルに保存するデ
ータ保全処理機構を有するデータベースシステムにおい
て、データベースに存在するデータのデータ名と該デー
タの取得順序を示す優先順位フラグを対応づけて、各デ
ータ単位に登録した保存データ登録ファイルを設け、デ
ータ保全処理機構は、予備データの取得要求時、前記保
存データ登録ファイルを参照して、その優先順位フラグ
の示す取得順序で、該当データ名のデータをデータベー
スからデータ保存ファイルへ予備データとして取得する
ことを主たる特徴とするものである。
データ保存処理は、データベースにおいて、予備デー
タの取得要求の発生したファイルを対象にデータ保存フ
ァイルにデータを保存する処理をいう。予備データの取
得要求を行う条件としては、データベースのデータ更新
やデータ削除によるデータ変更時に取得する場合と、ハ
ードウェア障害やソフトウェア障害時の対策として定期
的にデータベースの全データを取得する場合がある。
タの取得要求の発生したファイルを対象にデータ保存フ
ァイルにデータを保存する処理をいう。予備データの取
得要求を行う条件としては、データベースのデータ更新
やデータ削除によるデータ変更時に取得する場合と、ハ
ードウェア障害やソフトウェア障害時の対策として定期
的にデータベースの全データを取得する場合がある。
予備データを取得するのに先立って、まず保存データ
登録ファイルにデータベースで各データ単位に付けられ
たデータ名を登録する。この保存データ登録ファイルへ
の登録は、データベースとユーザプログラムのアクセス
制御を行うデータアクセス制御部とデータベースの全デ
ータを取得するデータ保存処理部が行う。データアクセ
ス制御部は、データベースのデータ更新、データ削除終
了を契機に保存データ登録ファイルにデータ名を登録す
る。データ保存処理部は、データベースの全データの保
存処理開始を契機に、データベースに保存する全データ
名を保存データ登録ファイルに登録する。
登録ファイルにデータベースで各データ単位に付けられ
たデータ名を登録する。この保存データ登録ファイルへ
の登録は、データベースとユーザプログラムのアクセス
制御を行うデータアクセス制御部とデータベースの全デ
ータを取得するデータ保存処理部が行う。データアクセ
ス制御部は、データベースのデータ更新、データ削除終
了を契機に保存データ登録ファイルにデータ名を登録す
る。データ保存処理部は、データベースの全データの保
存処理開始を契機に、データベースに保存する全データ
名を保存データ登録ファイルに登録する。
保存データ登録ファイルへデータ名を登録する場合に
は、データアクセス制御部とデータ保存処理部が登録し
たデータ名を区別する必要がある。それは、データアク
セス制御部が登録したデータ名は、データベース上の変
更を行ったデータを対象に登録しているため、変更した
データは、その都度予備データとしてデータ保存ファイ
ルに保存し、どの時点のデータ状態においても、データ
ベースへ復元可能とするためである。
は、データアクセス制御部とデータ保存処理部が登録し
たデータ名を区別する必要がある。それは、データアク
セス制御部が登録したデータ名は、データベース上の変
更を行ったデータを対象に登録しているため、変更した
データは、その都度予備データとしてデータ保存ファイ
ルに保存し、どの時点のデータ状態においても、データ
ベースへ復元可能とするためである。
本発明ではデータアクセス制御部が登録したデータ名
は、データ保存処理部が登録したデータ名よりも優先し
て予備データを取得する処理方式とする。そこで、保存
データ登録ファイルへデータ名を登録する場合、予備デ
ータを取得する順序を示すフラグをデータ名と対応づけ
て登録し、データ保存処理部へ予備データを優先して取
得することを要求する。既に保存データ登録ファイルに
同一データ名を登録されている場合には、登録を行うデ
ータ名の優先順位と保存データ登録ファイルに登録され
ているデータ名の優先順位とを比較し、優先順位の高い
フラグを保存データ登録ファイルへ登録する。この方式
によれば、常に最新データを優先して予備データとして
取得する事が可能をなる。
は、データ保存処理部が登録したデータ名よりも優先し
て予備データを取得する処理方式とする。そこで、保存
データ登録ファイルへデータ名を登録する場合、予備デ
ータを取得する順序を示すフラグをデータ名と対応づけ
て登録し、データ保存処理部へ予備データを優先して取
得することを要求する。既に保存データ登録ファイルに
同一データ名を登録されている場合には、登録を行うデ
ータ名の優先順位と保存データ登録ファイルに登録され
ているデータ名の優先順位とを比較し、優先順位の高い
フラグを保存データ登録ファイルへ登録する。この方式
によれば、常に最新データを優先して予備データとして
取得する事が可能をなる。
データ保存処理部は、保存データ登録ファイル中に登
録されているデータ名およびそのデータ名に対応する優
先順位を示すフラグを参照し、優先順位の最も高いデー
タを選出し、予備データの取得を行う。予備データの取
得は、保存データ登録ファイルより決定したデータ名を
キーにして、データベース中のデータをデータ保存ファ
イルへと書き出す。データ保存処理部が予備データを取
得している間は保存データ登録ファイルの当該データ名
に使用中を示すフラグを設置し、同一データの取得を防
止する。予備データの取得終了時は、データ名と同時に
フラグを保存データ登録ファイルより消去する。
録されているデータ名およびそのデータ名に対応する優
先順位を示すフラグを参照し、優先順位の最も高いデー
タを選出し、予備データの取得を行う。予備データの取
得は、保存データ登録ファイルより決定したデータ名を
キーにして、データベース中のデータをデータ保存ファ
イルへと書き出す。データ保存処理部が予備データを取
得している間は保存データ登録ファイルの当該データ名
に使用中を示すフラグを設置し、同一データの取得を防
止する。予備データの取得終了時は、データ名と同時に
フラグを保存データ登録ファイルより消去する。
この処理方式では、複数のデータ保全処理機構が同時
に保存データ登録ファイルを参照する事が可能となるた
め、データベースの更新データやデータ量が増大した場
合に、その頻度に応じたデータ保全処理機構の増減が可
能となる。
に保存データ登録ファイルを参照する事が可能となるた
め、データベースの更新データやデータ量が増大した場
合に、その頻度に応じたデータ保全処理機構の増減が可
能となる。
また、データベースの全データの取得処理を行ってい
る最中に、ユーザーがデータベースを更新する場合は、
予備データの取得のタイミングとして次の3通りの場合
が考えられる。
る最中に、ユーザーがデータベースを更新する場合は、
予備データの取得のタイミングとして次の3通りの場合
が考えられる。
第1の場合は、データベースの全データ取得処理によ
り、既に予備データとして取得したデータを再度ユーザ
ジョブにより更新された場合である。この場合、ユーザ
ジョブが更新したデータが最新状態として、データベー
ス回復時に使用するため、データアクセス制御部で再度
保存データ登録ファイルへデータ名を登録し、予備デー
タを取得する処理を要求する。
り、既に予備データとして取得したデータを再度ユーザ
ジョブにより更新された場合である。この場合、ユーザ
ジョブが更新したデータが最新状態として、データベー
ス回復時に使用するため、データアクセス制御部で再度
保存データ登録ファイルへデータ名を登録し、予備デー
タを取得する処理を要求する。
第2の場合は、ユーザジョブがデータベースの全デー
タ取得処理よりも先にデータベース中のデータを更新し
た場合である。この場合、ユーザジョブ実行により、デ
ータベースのデータ更新が終了した後、データアクセス
制御部が、更新データと対応したデータ名を保存データ
登録ファイルよりサーチし、同一データ名が存在した場
合には、データ名と対応する順先順位を示すフラグを書
き替える。この処理により、当該データは全データ取得
処理よりも優先されて予備データとしてデータ保存ファ
イルに取得され、以後、同一データは取得されない処理
となる。
タ取得処理よりも先にデータベース中のデータを更新し
た場合である。この場合、ユーザジョブ実行により、デ
ータベースのデータ更新が終了した後、データアクセス
制御部が、更新データと対応したデータ名を保存データ
登録ファイルよりサーチし、同一データ名が存在した場
合には、データ名と対応する順先順位を示すフラグを書
き替える。この処理により、当該データは全データ取得
処理よりも優先されて予備データとしてデータ保存ファ
イルに取得され、以後、同一データは取得されない処理
となる。
第3の場合は、データベースの全データ取得処理が予
備データを取得している最中のデータをユーザジョ近が
更新する場合や、その逆でユーザジョブが更新している
データをデータベースの全データ取得処理で予備データ
として取得する場合である。しかし、この場合は、デー
タベースシステムにおいて、読み出し中および書き込み
中のデータに対しては、書き込み処理を禁止し、書き込
み中のデータに対しては、読み出しを禁止しているた
め、ユーザジョブおよびデータベースの全データ取得処
理が同時に動作することが有り得ない。従って、この場
合は、ユーザジョブあるいはデータベースの全データ取
得処理いずれかが、処理の終了を待つ事になる。いずれ
かの処理終了後は、第1の場合もしくは第2の場合の条
件となるため、同様の処理を行うことになる。
備データを取得している最中のデータをユーザジョ近が
更新する場合や、その逆でユーザジョブが更新している
データをデータベースの全データ取得処理で予備データ
として取得する場合である。しかし、この場合は、デー
タベースシステムにおいて、読み出し中および書き込み
中のデータに対しては、書き込み処理を禁止し、書き込
み中のデータに対しては、読み出しを禁止しているた
め、ユーザジョブおよびデータベースの全データ取得処
理が同時に動作することが有り得ない。従って、この場
合は、ユーザジョブあるいはデータベースの全データ取
得処理いずれかが、処理の終了を待つ事になる。いずれ
かの処理終了後は、第1の場合もしくは第2の場合の条
件となるため、同様の処理を行うことになる。
この様にして、データベースの全データ取得処理と更
新データの取得処理が同時に動作した場合でも、データ
保存ファイルへは、同一データを取得する事なく、最新
のファイル状態でデータベースの回復が行える様、予備
データが保存される。
新データの取得処理が同時に動作した場合でも、データ
保存ファイルへは、同一データを取得する事なく、最新
のファイル状態でデータベースの回復が行える様、予備
データが保存される。
ハードウェア障害やソフトウェア障害によりデータベ
ースが破壊され、該テータベースを回復する場合には、
予備データとして取得したデータ保存ファイルより回復
処理を行う。データ回復処理は、常に最新のデータを用
いて回復するため、データ保存ファイルより最新のデー
タを選択する処理が必要となる。最新のデータの選択
は、予備データ取得時にデータの先頭へデータ取得日付
を設定する事により実現する。データ回復処理時にデー
タベース中に同一データが存在した場合には、データベ
ースとデータ保存ファイルのデータ取得日付を比較し、
常に新しいデータをデータベースに残す。データ回復処
理時にデータベースに回復すべきデータが存在しなかっ
た場合には、データ保存ファイルのデータおよびデータ
取得日付をデータベースに格納する。
ースが破壊され、該テータベースを回復する場合には、
予備データとして取得したデータ保存ファイルより回復
処理を行う。データ回復処理は、常に最新のデータを用
いて回復するため、データ保存ファイルより最新のデー
タを選択する処理が必要となる。最新のデータの選択
は、予備データ取得時にデータの先頭へデータ取得日付
を設定する事により実現する。データ回復処理時にデー
タベース中に同一データが存在した場合には、データベ
ースとデータ保存ファイルのデータ取得日付を比較し、
常に新しいデータをデータベースに残す。データ回復処
理時にデータベースに回復すべきデータが存在しなかっ
た場合には、データ保存ファイルのデータおよびデータ
取得日付をデータベースに格納する。
以上により、データベース回復時に、今まで考慮して
いたデータ回復順序を意識する事なく回復処理が行え
る。また、データ回復処理を複数同時に処理する事が可
能であるため、データ回復時間の短縮が図れる。
いたデータ回復順序を意識する事なく回復処理が行え
る。また、データ回復処理を複数同時に処理する事が可
能であるため、データ回復時間の短縮が図れる。
このようにして、データベースシステムの障害回復の
ための予備データ取得処理を1つに統合し、データ回復
処理を順不同なデータの取り扱いを可能とした事によ
り、オペレータやデータベース管理者およびユーザに対
する影響を実質的になくすことができる。
ための予備データ取得処理を1つに統合し、データ回復
処理を順不同なデータの取り扱いを可能とした事によ
り、オペレータやデータベース管理者およびユーザに対
する影響を実質的になくすことができる。
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明
する。
する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図で、データベ
ースシステムにおけるデータ保全処理機構の要部の構成
を示したものである。第1図において、1は業務処理ジ
ョブ、2はデータアクセス制御部、3は保存データ登録
ファイル、4はデータベースファイル、5はデータ保存
処理部、6はデータ回復処理部、7はデータ保存ファイ
ルである。
ースシステムにおけるデータ保全処理機構の要部の構成
を示したものである。第1図において、1は業務処理ジ
ョブ、2はデータアクセス制御部、3は保存データ登録
ファイル、4はデータベースファイル、5はデータ保存
処理部、6はデータ回復処理部、7はデータ保存ファイ
ルである。
業務処理ジョブ1は、データアクセス制御部2に対し
てアクセス要求を出し、データアクセス制御部2を介し
てデータベースファイル4に対して、データの読み出
し、データの新規作成(登録)、データの更新、および
データの削除等の処理を行い、業務処理を実行する。業
務処理ジョブ1は、データベースファイル4のデータ格
納状態やデータ構成を意識する事なく、各データに付け
られたデータ名をキーに処理する事で、データアクセス
制御部2により、データアクセスを容易に可能としてい
る。
てアクセス要求を出し、データアクセス制御部2を介し
てデータベースファイル4に対して、データの読み出
し、データの新規作成(登録)、データの更新、および
データの削除等の処理を行い、業務処理を実行する。業
務処理ジョブ1は、データベースファイル4のデータ格
納状態やデータ構成を意識する事なく、各データに付け
られたデータ名をキーに処理する事で、データアクセス
制御部2により、データアクセスを容易に可能としてい
る。
データアクセス制御部2は、業務処理ジョブ1からの
アクセス要求により、データベースファイル4へのアク
セス制御を行う。例えば、業務処理ジョブ1からあるデ
ータの読み出し要求があった場合には、まず、業務処理
ジョブ1よりデータ名を受け取り、データベースファイ
ル4からデータ名に対応するデータを選択して読み出
し、業務処理ジョフ1へ対象となるデータの終りまでデ
ータを渡す処理を行う。また、業務処理ジョブ1からデ
ータの新規作成要求があった場合には、データアクセス
制御部2はデータベースファイル4の未使用領域へ新規
作成データ(登録データ)を出力し、出力処理終了時に
は、保存データ登録ファイル3へ新規作成のデータ名お
よびデータに対応して優先順位を示すフラグを出力し、
データ保存処理部5に対し、データの保存要求を行う。
また、業務処理ジョブ1からのデータの更新要求があっ
た場合には、業務処理ジョブ1より受け取ったデータ名
に対応するデータをデータベースファイル4から選出し
データの更新を行う。データの更新処理終了後は保存デ
ータ登録ファイル3へ更新データ名およびデータ名に対
応して優先順位を示すフラグを出力し、データ保存処理
部5に対しデータの保存要求を行う。業務処理ジョブ1
よりデータの削除要求があった場合には、データベース
ファイル4からデータを削除すると共に、削除したデー
タ名、削除データを示すフラグおよび優先順位を示すフ
ラグを、保存データ登録ファイル3へ出力する。この様
に、データアクセス制御部2は、業務処理ジョブ1とデ
ータベースファイル4間のデータの受け渡しおよび保存
データ登録ファイル3への出力によるデータ保存の前処
理を行う。
アクセス要求により、データベースファイル4へのアク
セス制御を行う。例えば、業務処理ジョブ1からあるデ
ータの読み出し要求があった場合には、まず、業務処理
ジョブ1よりデータ名を受け取り、データベースファイ
ル4からデータ名に対応するデータを選択して読み出
し、業務処理ジョフ1へ対象となるデータの終りまでデ
ータを渡す処理を行う。また、業務処理ジョブ1からデ
ータの新規作成要求があった場合には、データアクセス
制御部2はデータベースファイル4の未使用領域へ新規
作成データ(登録データ)を出力し、出力処理終了時に
は、保存データ登録ファイル3へ新規作成のデータ名お
よびデータに対応して優先順位を示すフラグを出力し、
データ保存処理部5に対し、データの保存要求を行う。
また、業務処理ジョブ1からのデータの更新要求があっ
た場合には、業務処理ジョブ1より受け取ったデータ名
に対応するデータをデータベースファイル4から選出し
データの更新を行う。データの更新処理終了後は保存デ
ータ登録ファイル3へ更新データ名およびデータ名に対
応して優先順位を示すフラグを出力し、データ保存処理
部5に対しデータの保存要求を行う。業務処理ジョブ1
よりデータの削除要求があった場合には、データベース
ファイル4からデータを削除すると共に、削除したデー
タ名、削除データを示すフラグおよび優先順位を示すフ
ラグを、保存データ登録ファイル3へ出力する。この様
に、データアクセス制御部2は、業務処理ジョブ1とデ
ータベースファイル4間のデータの受け渡しおよび保存
データ登録ファイル3への出力によるデータ保存の前処
理を行う。
データ保存処理部5は、ハードウェア障害またはソフ
トウェア障害に備えるため、随時または定期的にオペレ
ータ、制御プログラムより起動され、保存データ登録フ
ァイル3を参照し、データベースファイル4からデータ
保存ファイル7へ予備データを取得する処理を行う。例
えば、保存データ登録ファイル3にデータ名が登録され
ている場合、データ保存処理部5では、保存データ登録
ファイル3より優先順位の高いデータ名を選出し、その
データ名によりデータベースファイル4よりデータを読
み出し、データ保存ファイル3へ出力する。この様に、
データ保存処理部5は、保存データ登録ファイル3を参
照し、データベースファイル4よりデータ保存ファイル
7の予備データを取得する処理を行う。また、データベ
ースファイル4の全データ取得処理が起動された場合に
は、全データ取得の前処理として、データベースファイ
ル4に存在する全データ名を保存データ登録ファイル3
に登録する処理を行う。
トウェア障害に備えるため、随時または定期的にオペレ
ータ、制御プログラムより起動され、保存データ登録フ
ァイル3を参照し、データベースファイル4からデータ
保存ファイル7へ予備データを取得する処理を行う。例
えば、保存データ登録ファイル3にデータ名が登録され
ている場合、データ保存処理部5では、保存データ登録
ファイル3より優先順位の高いデータ名を選出し、その
データ名によりデータベースファイル4よりデータを読
み出し、データ保存ファイル3へ出力する。この様に、
データ保存処理部5は、保存データ登録ファイル3を参
照し、データベースファイル4よりデータ保存ファイル
7の予備データを取得する処理を行う。また、データベ
ースファイル4の全データ取得処理が起動された場合に
は、全データ取得の前処理として、データベースファイ
ル4に存在する全データ名を保存データ登録ファイル3
に登録する処理を行う。
データ回復処理部6は、データベースファイル4のデ
ータが破壊された場合に、データの回復処理を行う。デ
ータの回復処理は、オペレータまたは制御プログラムに
より起動され、処理が開始される。データ回復処理部6
では、まず、データ保存ファイル7に保存されている予
備データとデータベースファイル4に格納されているデ
ータと一致するデータを見つけ出す。データベースファ
イル4に同一データが見つからなかった場合には、デー
タ保全ファイル7のデータを入力し、データベースファ
イル4の未使用領域へ格納する。すでに、データベース
ファイル4に、同一データが存在した場合には、データ
保存ファイル7の予備データ取得日付とデータベースフ
ァイル4の日付とを比較し、新しいデータをデータベー
スファイル4へ残す処理を行う。この様にして、データ
回復処理部6では、データ保存ファイル7の予備データ
をデータベースファイル4に格納する処理を行う。
ータが破壊された場合に、データの回復処理を行う。デ
ータの回復処理は、オペレータまたは制御プログラムに
より起動され、処理が開始される。データ回復処理部6
では、まず、データ保存ファイル7に保存されている予
備データとデータベースファイル4に格納されているデ
ータと一致するデータを見つけ出す。データベースファ
イル4に同一データが見つからなかった場合には、デー
タ保全ファイル7のデータを入力し、データベースファ
イル4の未使用領域へ格納する。すでに、データベース
ファイル4に、同一データが存在した場合には、データ
保存ファイル7の予備データ取得日付とデータベースフ
ァイル4の日付とを比較し、新しいデータをデータベー
スファイル4へ残す処理を行う。この様にして、データ
回復処理部6では、データ保存ファイル7の予備データ
をデータベースファイル4に格納する処理を行う。
第2図は、保存データ登録ファイル3内の保存データ
登録テーブルのフォーマット一例を示す図である。保存
データ登録テーブル12上には、予備データの取得処理状
態を示すフラグ12aとデータベースファイル4のデータ
に対応づけられたデータ名12bおよび予備データの取得
順序を示す優先順位フラグ12cがそれぞれ対応して格納
されている。この保存データ登録テーブル12は、データ
ベースファイル4の全データ取得処理開始時、および業
務処理ジョブ1によりデータベースファイル4のデータ
が更新された場合に作成される。予備データの取得処理
状態を示すフラグ12aには、保存データ登録テーブル12
の使用状態やデータの処理区分等が記録される。例え
ば、更新データを取得する場合は、この状態フラグ12a
に取得要求を示すフラグをデータアクセス制御部2によ
り設定する。次に、データ保存処理部5では取得要求を
示すフラグが設定された保存データ登録テーブル12を見
つけ、このフラグに使用中を示すフラグ設定し、予備デ
ータの取得を行う。予備データの取得終了後は、このフ
ラグに未使用のテーブルである事を示すフラグを設定
し、テーブルの解放を行う。データ名12bには、データ
ベースファイル4のデータに対応づけられたデータ名が
記録される。このデータ名は、予備データをデータベー
スファイル4から取得する場合のキーとなる。優先順位
フラグ12cには、予備データとして、優先して保存を必
要とする順位が記録される。例えば、データベースファ
イル4の全データを取得するために登録されたデータ名
の優先順位は、更新データ名の優先順位よりも低い値で
登録される。これは、データベースファイル4が破壊さ
れた場合に、最新の状態に回復できる様、更新されたデ
ータを優先的に予備データとして取得するためである。
登録テーブルのフォーマット一例を示す図である。保存
データ登録テーブル12上には、予備データの取得処理状
態を示すフラグ12aとデータベースファイル4のデータ
に対応づけられたデータ名12bおよび予備データの取得
順序を示す優先順位フラグ12cがそれぞれ対応して格納
されている。この保存データ登録テーブル12は、データ
ベースファイル4の全データ取得処理開始時、および業
務処理ジョブ1によりデータベースファイル4のデータ
が更新された場合に作成される。予備データの取得処理
状態を示すフラグ12aには、保存データ登録テーブル12
の使用状態やデータの処理区分等が記録される。例え
ば、更新データを取得する場合は、この状態フラグ12a
に取得要求を示すフラグをデータアクセス制御部2によ
り設定する。次に、データ保存処理部5では取得要求を
示すフラグが設定された保存データ登録テーブル12を見
つけ、このフラグに使用中を示すフラグ設定し、予備デ
ータの取得を行う。予備データの取得終了後は、このフ
ラグに未使用のテーブルである事を示すフラグを設定
し、テーブルの解放を行う。データ名12bには、データ
ベースファイル4のデータに対応づけられたデータ名が
記録される。このデータ名は、予備データをデータベー
スファイル4から取得する場合のキーとなる。優先順位
フラグ12cには、予備データとして、優先して保存を必
要とする順位が記録される。例えば、データベースファ
イル4の全データを取得するために登録されたデータ名
の優先順位は、更新データ名の優先順位よりも低い値で
登録される。これは、データベースファイル4が破壊さ
れた場合に、最新の状態に回復できる様、更新されたデ
ータを優先的に予備データとして取得するためである。
第3図は、データ保存ファイル7の予備データのフォ
ーマットの一例を示す図である。予備データ13は各デー
タ単位に取得されデータ保存ファイル7に保存される。
予備データ13は、データ取得日付13aとデータ名13bおよ
びデータ13cがそれぞ対応している。データ取得日付13a
には、各データが、データ保存ファイルに取得された日
付が登録され、データ回復時のキーとして使用される。
ーマットの一例を示す図である。予備データ13は各デー
タ単位に取得されデータ保存ファイル7に保存される。
予備データ13は、データ取得日付13aとデータ名13bおよ
びデータ13cがそれぞ対応している。データ取得日付13a
には、各データが、データ保存ファイルに取得された日
付が登録され、データ回復時のキーとして使用される。
第4図はデータベースファイル4のデータ格納状態の
フォーマットの一例を示す図である。データベースファ
イル4に格納されるデータは、データ保存ファイル7に
格納されている予備データと同様に、データ更新日付14
aとデータ名14bおよびデータ14cが対応している。デー
タ更新日付14aは、データ更新時またはデータの新規作
成時の日付が登録される。また、データ回復時には、デ
ータ保存ファイル7での最新データの日付ならびデータ
が登録される。即ち、データベースファイル4では、常
に最新のデータが格納される様キーとなる日付を格納し
ている。
フォーマットの一例を示す図である。データベースファ
イル4に格納されるデータは、データ保存ファイル7に
格納されている予備データと同様に、データ更新日付14
aとデータ名14bおよびデータ14cが対応している。デー
タ更新日付14aは、データ更新時またはデータの新規作
成時の日付が登録される。また、データ回復時には、デ
ータ保存ファイル7での最新データの日付ならびデータ
が登録される。即ち、データベースファイル4では、常
に最新のデータが格納される様キーとなる日付を格納し
ている。
第5図はデータベースファイル4の全データ取得時の
データ保存処理部5における予備データ取得の前処理の
一例を示すフローチャートである。
データ保存処理部5における予備データ取得の前処理の
一例を示すフローチャートである。
データベースファイル4の全データ取得処理はオペレ
ータあるいは制御プログラムにより、ある一定期間で起
動される。このデータベースファイル4の全データ取得
処理の時に、データ保存処理部5はデータベースファイ
ル4の全データ名を保存データ登録ファイル3へ登録す
る処理を行う。まず、ステップ20において、データベー
スファイル4に存在するデータ名を順次入力する。次に
ステップ21で、データベースファイル4の全データ名を
処理したか判定する。データベースファイル4の全デー
タ名を取得した場合には、処理を終了する。全データ名
が未処理となっている場合には、ステップ22に進む。ス
テップ22では、データベースフィルタ4の情報により入
力したデータ名のデータが他ジョブにより現在書き出し
中か判定を行う。データが書き出し中の場合には、デー
タ更新終了時、データアクセス制御部2により、保存デ
ータ登録ファイル3へデータ名の登録が行われるため、
当該データ名の処理をスキップし、ステップ20に戻り、
次のデータ名の処理に移る。ステップ22の判定で他ジョ
ブが同データを書き出していない場合には、ステップ23
に進み、保存データ登録ファイル3に同一データ名が登
録されているか判定する。既に、保存データ登録ファイ
ル3に同一データ名が登録されている場合には、移行の
処理をスキップし、ステップ20に戻り、次のデータ名の
処理をスキップに移る。同一データ名が保存データ登録
ファイル3にない場合には、ステップ24に進み使用可能
であるレコードを保存データ登録ファイル3よりサーチ
し、保存データ登録テーブル12(第2図)を作成し、状
態フラグ12aとデータ名12bおよび優先順位フラグ12cを
登録する。状態フラグ12aには、当テーブルが登録済で
ある事を示すフラグを設置し、データ名12bには、デー
タベースファイル4より入力したデータ名、優先順位フ
ラグ12cには、優先順位の低いフラグをそれぞれセット
する。保存データ登録テーブル作成後は再びステップ20
に戻り、次のデータ名の処理に移り、以降、同様の処理
をデータ終了まで繰り返す。
ータあるいは制御プログラムにより、ある一定期間で起
動される。このデータベースファイル4の全データ取得
処理の時に、データ保存処理部5はデータベースファイ
ル4の全データ名を保存データ登録ファイル3へ登録す
る処理を行う。まず、ステップ20において、データベー
スファイル4に存在するデータ名を順次入力する。次に
ステップ21で、データベースファイル4の全データ名を
処理したか判定する。データベースファイル4の全デー
タ名を取得した場合には、処理を終了する。全データ名
が未処理となっている場合には、ステップ22に進む。ス
テップ22では、データベースフィルタ4の情報により入
力したデータ名のデータが他ジョブにより現在書き出し
中か判定を行う。データが書き出し中の場合には、デー
タ更新終了時、データアクセス制御部2により、保存デ
ータ登録ファイル3へデータ名の登録が行われるため、
当該データ名の処理をスキップし、ステップ20に戻り、
次のデータ名の処理に移る。ステップ22の判定で他ジョ
ブが同データを書き出していない場合には、ステップ23
に進み、保存データ登録ファイル3に同一データ名が登
録されているか判定する。既に、保存データ登録ファイ
ル3に同一データ名が登録されている場合には、移行の
処理をスキップし、ステップ20に戻り、次のデータ名の
処理をスキップに移る。同一データ名が保存データ登録
ファイル3にない場合には、ステップ24に進み使用可能
であるレコードを保存データ登録ファイル3よりサーチ
し、保存データ登録テーブル12(第2図)を作成し、状
態フラグ12aとデータ名12bおよび優先順位フラグ12cを
登録する。状態フラグ12aには、当テーブルが登録済で
ある事を示すフラグを設置し、データ名12bには、デー
タベースファイル4より入力したデータ名、優先順位フ
ラグ12cには、優先順位の低いフラグをそれぞれセット
する。保存データ登録テーブル作成後は再びステップ20
に戻り、次のデータ名の処理に移り、以降、同様の処理
をデータ終了まで繰り返す。
この様に、データベースファイル4の全データ取得処
理時には、予備データ取得の前処理として、保存データ
登録ファイル3へ全データ名の登録が行われる。
理時には、予備データ取得の前処理として、保存データ
登録ファイル3へ全データ名の登録が行われる。
第6図は、データアクセス制御部2におけるデータ更
新時のファイル保存処理の一例を示すフローチャートで
ある。
新時のファイル保存処理の一例を示すフローチャートで
ある。
データ更新時のファイル保存処理は、業務処理ジョブ
1がデータ更新を終了した後、開始される。ステップ31
では、更新されたデータ名をデータベースファイル4よ
り取得する。次にステップ32で、取得した更新データ名
と保存データ登録ファイル3に登録されているデータ名
を比較し、同一データ名が登録されているか判定する。
既に、更新データ名が、保存データ登録ファイル3に登
録されている場合には、ステップ33に進み、登録されて
いない場合には、ステップ34に進む。
1がデータ更新を終了した後、開始される。ステップ31
では、更新されたデータ名をデータベースファイル4よ
り取得する。次にステップ32で、取得した更新データ名
と保存データ登録ファイル3に登録されているデータ名
を比較し、同一データ名が登録されているか判定する。
既に、更新データ名が、保存データ登録ファイル3に登
録されている場合には、ステップ33に進み、登録されて
いない場合には、ステップ34に進む。
ステップ33では、既に保存データ登録テーブル12(第
2図)に登録されている同一データ名12bと対応した状
態フラグ12aを参照し、現在予備データを取得している
最中を示す場合には、ステップ35に移って予備データの
取得終了を待ち、予備データの取得終了後、すなわち状
態フラグが使用可能となった場合にステップ36の処理へ
移る。ステップ33で、同一データ名が予備データを取得
していない場合には、直ちにステップ36に進み同一デー
タ名12bと対応する優先順位フラグ12cを上げ、更新デー
タを優先的に予備データとして取得する事をデータ保存
処理部5に要求し、処理を終了する。
2図)に登録されている同一データ名12bと対応した状
態フラグ12aを参照し、現在予備データを取得している
最中を示す場合には、ステップ35に移って予備データの
取得終了を待ち、予備データの取得終了後、すなわち状
態フラグが使用可能となった場合にステップ36の処理へ
移る。ステップ33で、同一データ名が予備データを取得
していない場合には、直ちにステップ36に進み同一デー
タ名12bと対応する優先順位フラグ12cを上げ、更新デー
タを優先的に予備データとして取得する事をデータ保存
処理部5に要求し、処理を終了する。
一方、ステップ34では、保存データ登録ファイル3の
使用可能レコードをサーチし、保存データ登録テーブル
12を作成して、状態フラグ12aとデータ名12bおよび優先
順位フラグ12cを登録し、処理を終了する。状態フラグ1
2aには、当テーブルが登録済である事を示すフラグを設
定し、データ名12bには、データベースファイル4を更
新したデータ名、優先順位フラグ12cは、優先順位の高
いフラグをそれぞれセットする。
使用可能レコードをサーチし、保存データ登録テーブル
12を作成して、状態フラグ12aとデータ名12bおよび優先
順位フラグ12cを登録し、処理を終了する。状態フラグ1
2aには、当テーブルが登録済である事を示すフラグを設
定し、データ名12bには、データベースファイル4を更
新したデータ名、優先順位フラグ12cは、優先順位の高
いフラグをそれぞれセットする。
この様に、データベースファイル4のデータ更新時に
は、優先的に予備データを取得するための前処理とし
て、保存データ登録ファイル3へ更新データ名、高優先
順位の登録が行われる。
は、優先的に予備データを取得するための前処理とし
て、保存データ登録ファイル3へ更新データ名、高優先
順位の登録が行われる。
第7図は、データ保存処理部5におけるデータ保全処
理の一例を示すフローチャートである。
理の一例を示すフローチャートである。
データ保存処理は、データ更新時、あるいは、データ
ベースファイル4の全データ取得処理に先立って、保存
データ登録ファイル3に登録されたテーブル12のデータ
名12b、優先フラグ12cを参照して行う。このデータ保存
処理の開始は、オペレータまたは制御プログラムにより
随時または定期的に指示される。データ保全処理時、デ
ータ保存処理部5では、まず、ステップ41で、保存デー
タ登録ファイル3より1レコードずつ順次入力する。次
にステップ42で、入力したレコードを一時的に別領域
(ワーク領域)へ確保する。ステップ43では、ステップ
41で入力した次のレコードを保存データ登録ファイル3
より入力する。ステップ44では、ステップ42で退避した
レコード中の優先順位フラグと、ステップ43で入力した
次レコード中の優先順位フラグの比較を行う。比較の結
果、ステップ43で入力したレコードの優先順位フラグの
方が高ければ、ステップ45に進み、一時領域のレコード
の入れ替えを行う。また、比較の結果、ステップ43で入
力したレコードの優先順位の方が低ければ一時領域のレ
コードの入れ替えは行わず、ステップ46に進む。ステッ
プ46では以上の処理を、保存データ登録ファイル3に登
録されている全テーブルを処理するまで繰り返す様、保
存データ登録テーブルの終了を判定し、テーブルの終り
が検出されない場合は、ステップ43に戻り、再び処理を
繰り返す。
ベースファイル4の全データ取得処理に先立って、保存
データ登録ファイル3に登録されたテーブル12のデータ
名12b、優先フラグ12cを参照して行う。このデータ保存
処理の開始は、オペレータまたは制御プログラムにより
随時または定期的に指示される。データ保全処理時、デ
ータ保存処理部5では、まず、ステップ41で、保存デー
タ登録ファイル3より1レコードずつ順次入力する。次
にステップ42で、入力したレコードを一時的に別領域
(ワーク領域)へ確保する。ステップ43では、ステップ
41で入力した次のレコードを保存データ登録ファイル3
より入力する。ステップ44では、ステップ42で退避した
レコード中の優先順位フラグと、ステップ43で入力した
次レコード中の優先順位フラグの比較を行う。比較の結
果、ステップ43で入力したレコードの優先順位フラグの
方が高ければ、ステップ45に進み、一時領域のレコード
の入れ替えを行う。また、比較の結果、ステップ43で入
力したレコードの優先順位の方が低ければ一時領域のレ
コードの入れ替えは行わず、ステップ46に進む。ステッ
プ46では以上の処理を、保存データ登録ファイル3に登
録されている全テーブルを処理するまで繰り返す様、保
存データ登録テーブルの終了を判定し、テーブルの終り
が検出されない場合は、ステップ43に戻り、再び処理を
繰り返す。
ステップ46で、保存データ登録テーブルの終りを検出
した場合、一時領域にあるレコードは、保存データ登録
テーブル3で最も優先順位の高いデータ名を持つレコー
ドが登録される。以降の処理は、このレコードを対象と
した処理を行う。まず、ステップ47で、選出したデータ
名に対応する状態フラグを使用中を示すフラグに書き替
える。このフラグは、データ保存処理が複数個同時に起
動された場合に、同一データを予備データとして取得す
るのを防止するために用いる。次に、ステップ48で、デ
ータ存ファイル7に現存の日付、すなわち予備データの
取得を開始した日付及び保存データ登録テーブルより選
出したデータ名をセットする。このデータ取得日付は、
データ回復時のデータ選択処理で使用する。データ取得
時間をセットした後は、ステップ49に進み、データ名と
対応するデータをデータベースファイル4より読み出
す。次にステップ50で、読み出したデータの終りを判定
する。データの終りでない場合には、ステップ51に進
み、ステップ49で読み出したデータをデータ保存ファイ
ル7へ出力する。データ出力後は、ステップ49に戻り、
データの終りまで同様の処理を繰り返す。データの終り
が検出された場合には、ステップ52に進み、保存データ
登録ファイル3で処理の対象となったテーブルの状態フ
ラグを使用可能を示すフラグに書き替え、テーブルの解
放を行う。テーブル解放後は、ステップ41へ戻り、以降
同様の処理を繰り返す。
した場合、一時領域にあるレコードは、保存データ登録
テーブル3で最も優先順位の高いデータ名を持つレコー
ドが登録される。以降の処理は、このレコードを対象と
した処理を行う。まず、ステップ47で、選出したデータ
名に対応する状態フラグを使用中を示すフラグに書き替
える。このフラグは、データ保存処理が複数個同時に起
動された場合に、同一データを予備データとして取得す
るのを防止するために用いる。次に、ステップ48で、デ
ータ存ファイル7に現存の日付、すなわち予備データの
取得を開始した日付及び保存データ登録テーブルより選
出したデータ名をセットする。このデータ取得日付は、
データ回復時のデータ選択処理で使用する。データ取得
時間をセットした後は、ステップ49に進み、データ名と
対応するデータをデータベースファイル4より読み出
す。次にステップ50で、読み出したデータの終りを判定
する。データの終りでない場合には、ステップ51に進
み、ステップ49で読み出したデータをデータ保存ファイ
ル7へ出力する。データ出力後は、ステップ49に戻り、
データの終りまで同様の処理を繰り返す。データの終り
が検出された場合には、ステップ52に進み、保存データ
登録ファイル3で処理の対象となったテーブルの状態フ
ラグを使用可能を示すフラグに書き替え、テーブルの解
放を行う。テーブル解放後は、ステップ41へ戻り、以降
同様の処理を繰り返す。
この様に、データ保存処理では、まず、優先的に予備
データとして取得するデータを選出し、データの2重取
得を防止しながら、予備データを取得が行われる。
データとして取得するデータを選出し、データの2重取
得を防止しながら、予備データを取得が行われる。
第8図は、データ回復処理部6におけるデータ回復の
一例を示すフローチャートである。
一例を示すフローチャートである。
データベースファイル4がハードウェア障害またはソ
フトウェア障害によって破壊された場合、オペレータま
たは制御プログラムにより、データ回復処理の起動がか
けられる。まず、ステップ61では、データ保存ファイル
7より、回復対象となるデータをデータ名をキーに選出
する。次にステップ62に進み、データの回復が全て終了
したか判定する。全データの回復が終了したら全ての処
理を終了する。データの回復が終了していない場合に
は、ステップ63に進む。ステップ63では、ステップ61で
選出したデータの先頭にあるデータ名と、データベース
ファイル4に存在するデータ名とを比較し、同一データ
名があるか判定する。同一データ名が無かった場合に
は、ステップ66に進み、同一データ名が存在した場合に
は、ステップ64に進む。ステップ64では、データベース
ファイル4に存在する同一データの更新日付と保存デー
タ登録ファイル3に存在する同一データの取得日付とを
比較する。データベースファイル4に存在する同一デー
タの更新日付の方が遅かった場合(新しいデータの場
合)には、ステップ65に進む。データベースファイル4
に存在する同一データの取得時間の方が早かった場合
(古いにデータの場合)には、ステップ66に進む。
フトウェア障害によって破壊された場合、オペレータま
たは制御プログラムにより、データ回復処理の起動がか
けられる。まず、ステップ61では、データ保存ファイル
7より、回復対象となるデータをデータ名をキーに選出
する。次にステップ62に進み、データの回復が全て終了
したか判定する。全データの回復が終了したら全ての処
理を終了する。データの回復が終了していない場合に
は、ステップ63に進む。ステップ63では、ステップ61で
選出したデータの先頭にあるデータ名と、データベース
ファイル4に存在するデータ名とを比較し、同一データ
名があるか判定する。同一データ名が無かった場合に
は、ステップ66に進み、同一データ名が存在した場合に
は、ステップ64に進む。ステップ64では、データベース
ファイル4に存在する同一データの更新日付と保存デー
タ登録ファイル3に存在する同一データの取得日付とを
比較する。データベースファイル4に存在する同一デー
タの更新日付の方が遅かった場合(新しいデータの場
合)には、ステップ65に進む。データベースファイル4
に存在する同一データの取得時間の方が早かった場合
(古いにデータの場合)には、ステップ66に進む。
既に、ステップ64ではテータベースファイル4と保存
データ登録ファイル3とで同一データが存在する場合
に、データベースファイル4に新しい方のデータを残す
様、判定処理を行っている。ステップ65では、データ保
存ファイル3より入力したデータは、データベースファ
イル4より古いデータであるため、データベースファイ
ル4への格納処理は行わず、データ保存ファイル2の対
象データをデータ終了までスキップする処理を行う。ス
テップ65処理終了後は、ステップ61に戻り処理を繰り返
す。
データ登録ファイル3とで同一データが存在する場合
に、データベースファイル4に新しい方のデータを残す
様、判定処理を行っている。ステップ65では、データ保
存ファイル3より入力したデータは、データベースファ
イル4より古いデータであるため、データベースファイ
ル4への格納処理は行わず、データ保存ファイル2の対
象データをデータ終了までスキップする処理を行う。ス
テップ65処理終了後は、ステップ61に戻り処理を繰り返
す。
ステップ66では、データ保存ファイル2より入力した
データが、データベースファイル4より新しいデータで
あるため、データベースファイル4へデータ保存ファイ
ル2のデータを格納する処理を行う。まず、ステップ66
で、データ保存ファイル2の当該データを順次入力す
る。次に、ステップ67で入力データの終りを検出したか
判定し、データの終りの場合には、ステップ61に戻り、
以降同様の処理を繰り返す。データの終りでない場合に
は、ステップ68へ進み、データベースファイル4へ入力
したデータを書き出す。この様にして、ステップ66から
ステップ68の繰り返しにより、新データをデータ保存フ
ァイル2からデータベースファイル4へ格納する。これ
らの一連の処理により、データベースファイル4のデー
タは、ハードウェア障害またはソフトウェア障害により
破壊され、使用できなくなったデータを破壊直前の状態
に戻すことができる。
データが、データベースファイル4より新しいデータで
あるため、データベースファイル4へデータ保存ファイ
ル2のデータを格納する処理を行う。まず、ステップ66
で、データ保存ファイル2の当該データを順次入力す
る。次に、ステップ67で入力データの終りを検出したか
判定し、データの終りの場合には、ステップ61に戻り、
以降同様の処理を繰り返す。データの終りでない場合に
は、ステップ68へ進み、データベースファイル4へ入力
したデータを書き出す。この様にして、ステップ66から
ステップ68の繰り返しにより、新データをデータ保存フ
ァイル2からデータベースファイル4へ格納する。これ
らの一連の処理により、データベースファイル4のデー
タは、ハードウェア障害またはソフトウェア障害により
破壊され、使用できなくなったデータを破壊直前の状態
に戻すことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、第1図
の構成において、データアクセス制御部2をデータ保存
処理部5、及びデータ回復処理部6の一部として使用
し、データベースファイル4に対するアクセスは、常に
データアクセス制御部2を介して行うようにしてもよ
い。
の構成において、データアクセス制御部2をデータ保存
処理部5、及びデータ回復処理部6の一部として使用
し、データベースファイル4に対するアクセスは、常に
データアクセス制御部2を介して行うようにしてもよ
い。
以上説明したように、本発明によれば、データベース
システムにおいて、更新データ及び全データのデータ保
存処理を1つに統合して処理する事が可能となるため、
オペレータやデータベース管理に関する影響を少なくす
る事ができ、また、データ回復処理は多重に処理可能と
なるため、回復時間の短縮ならび回復作業が容易に行え
る利点がある。
システムにおいて、更新データ及び全データのデータ保
存処理を1つに統合して処理する事が可能となるため、
オペレータやデータベース管理に関する影響を少なくす
る事ができ、また、データ回復処理は多重に処理可能と
なるため、回復時間の短縮ならび回復作業が容易に行え
る利点がある。
第1図は本発明にかゝるデータベースシステムにおける
データ保全処理機構の要部の一実施例を示すブロック
図、第2図は保存データ登録ファイルのデータ登録状態
のフォーマットの一例を示す図、第3図はデータ保存フ
ァイルの予備データのフォーマットの一例を示す図、第
4図はデータベースファイルのデータ格納状態のフォー
マットの一例を示す図、第5図はデータ保存処理部にお
けるデータベースファイルの全データ取得前処理の一例
を示すフローチャート、第6図はデータアクセス制御部
におけるデータ更新時のファイル保存処理の一例を示す
フローチャート、第7図はデータ保存処理部におけるデ
ータ保存処理の一例を示すフローチャート、第8図はデ
ータ回復処理部におけるデータ回復の一例を示すフロー
チャートである。 1……業務処理ジョブ、 2……データアクセス制御部、 3……保存データ登録ファイル、 4……データベースファイル、 5……データ保存処理部、 6……データ回復処理部、 7……データ保存ファイル、 12……保存データ登録テーブル、 13……予備データ、 14……データベースファイルデータ。
データ保全処理機構の要部の一実施例を示すブロック
図、第2図は保存データ登録ファイルのデータ登録状態
のフォーマットの一例を示す図、第3図はデータ保存フ
ァイルの予備データのフォーマットの一例を示す図、第
4図はデータベースファイルのデータ格納状態のフォー
マットの一例を示す図、第5図はデータ保存処理部にお
けるデータベースファイルの全データ取得前処理の一例
を示すフローチャート、第6図はデータアクセス制御部
におけるデータ更新時のファイル保存処理の一例を示す
フローチャート、第7図はデータ保存処理部におけるデ
ータ保存処理の一例を示すフローチャート、第8図はデ
ータ回復処理部におけるデータ回復の一例を示すフロー
チャートである。 1……業務処理ジョブ、 2……データアクセス制御部、 3……保存データ登録ファイル、 4……データベースファイル、 5……データ保存処理部、 6……データ回復処理部、 7……データ保存ファイル、 12……保存データ登録テーブル、 13……予備データ、 14……データベースファイルデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川井 義照 神奈川県秦野市堀山下1番地 日立コン ピュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山田 則男 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所神奈川工場内 (72)発明者 山下 孝保 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所神奈川工場内 (56)参考文献 特開 昭63−240645(JP,A) 特開 昭62−293361(JP,A) 特開 昭62−86426(JP,A) 特開 昭62−2335(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】ハードウェア障害またはソフトウェア障害
に備えて、データベースから予備データを取得してデー
タ保存ファイルに保存するデータ保全処理機構を有する
データベースシステムにおいて、 データベースに存在するデータを識別する情報(以下、
データ名という)と該データの取得順序を識別する情報
(以下、優先順位フラグという)を対応づけて、各デー
タ単位に登録した保存データ登録ファイルを設け、 データ保全処理機構は、予備データの取得要求時、前記
保存データ登録ファイルを参照して、その優先順位フラ
グの示す取得順序で、該当データ名のデータをデータベ
ースからデータ保存ファイルへ予備データとして取得す
ることを特徴とするデータベースのデータ保全方式。 - 【請求項2】データベースの全データの取得処理開始を
契機に、データベースに存在する全データのデータ名及
び低位の取得順序を示す優先順位フラグを保存データ登
録ファイルに登録し、 データベースのデータを更新した場合は、該更新データ
のデータ名及び高位の取得順序を示す優先順位フラグを
保存データ登録ファイルに登録することを特徴とする請
求項(1)記載のデータベースのデータ保全方式。 - 【請求項3】データ保全処理機構は、予備データの取得
時、データ名と取得日時を予備データに対応づけてデー
タ保存ファイルに出力し、障害によりデータベースのデ
ータが破壊され、それを回復する時、前記取得日時を参
照して、データ保存ファイルより最新のデータを選択す
ることを特徴とする請求項(1)もしくは(2)記載の
データベースのデータ保全方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63314253A JP2610972B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | データベースのデータ保全方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63314253A JP2610972B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | データベースのデータ保全方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02159646A JPH02159646A (ja) | 1990-06-19 |
JP2610972B2 true JP2610972B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=18051126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63314253A Expired - Fee Related JP2610972B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | データベースのデータ保全方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2610972B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013029911A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Fujitsu Ltd | 制御装置、制御方法およびストレージ装置 |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP63314253A patent/JP2610972B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02159646A (ja) | 1990-06-19 |
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