JPH02159646A - データベースのデータ保全方式 - Google Patents

データベースのデータ保全方式

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JPH02159646A
JPH02159646A JP63314253A JP31425388A JPH02159646A JP H02159646 A JPH02159646 A JP H02159646A JP 63314253 A JP63314253 A JP 63314253A JP 31425388 A JP31425388 A JP 31425388A JP H02159646 A JPH02159646 A JP H02159646A
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Yoshiteru Kawai
川井 義照
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山田 則男
Takayasu Yamashita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータベースのデータ保全方式に関し、特にハ
ードウェア障害またはソフトウェア障害に備えてデータ
ベースから予備データを取得するデータ保全処理機構を
有するデータベースシステムにおいて、データベースの
データ保存およびデータ回復を効率よく行うデータ保全
方式に関する。
〔従来の技術〕
データベースシステムは、データベースにハードウェア
障害またはソフトウェア障害が発生した場合に破壊され
たデータを回復するため、データベースから予備データ
を取得して保存するデータ保全処理機構を備えているの
が一般的である。
従来、この種のデータ保全処理機構を有するデータベー
スシステムでは、データベースから予備データを数取し
保存するケースとして1次の2通りの方式を採用してい
た。即ち、第1はユーザジョブの実行によりデータベー
スのデータが更新または削除された場合に、変更したデ
ータのみをデータ保存ファイルに取得する方式であり、
第2はある一定期間にデータベースの全データを磁気テ
ープ(MT)等に取得する方式である。これらのデータ
保存処理は、独立してユーザサービス中に行われる。ま
た、データ回復処理は、データベースのデータを保障す
るため、データベースのデータ更新を停止した状態で行
われる。
なお、このようなデータ保全処理に関連する公知例とし
ては、例えば特開昭61−127047号公報が挙げら
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、従来のデータ保全処理機構を有するデー
タベースシステムでは、データ保全処理機構が更新デー
タを処理する方式とデータベースの全データを処理する
方式に分別され、ハードウェアやソフトウェアはそれぞ
れの方式に対して必要となる問題があった。
また、従来の技術では、ハードウェア障害やソフトウェ
ア障害によりデータベースが破壊された場合にデータベ
ースを回復するには、データ保存ファイルまたはMTよ
り、予備データを取得した順序でデータベースへデータ
を格納する必要がある。これは、データベースを最新の
状態(データベースが破壊された直前の状S)に戻すた
めである。しかし、データベースを回復する場合、全デ
ータを扱う方式では、予備データとして用いるMTit
は数百巻にも及び、MTの管理が大変となるばかりでな
く、回復時間の増大につながる問題があった。
また、データベースシステムにおいて、取り扱うデータ
量が増大してくると、更新データとしてデータ保存ファ
イルに取得する予備データの量も同時に増加する。従来
の更新データの保存方式では、1つのデータ保存ファイ
ルに順次予備データを取得する処理を行っているため、
更新データ量が増加してくると、予備データとしてデー
タ保存ファイルに保存されるまでの時間も増加する問題
があった。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、データベ
ースシステムにおいて、データ保存およびデータ回復処
理を効率よく処理する事により。
ユーザおよびデータベース管理者の負担を軽減したデー
タ保全方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明はハードウェア障害
またはソフトウェア障害に備えて、データベースから予
備データを取得してデータ保存ファイルに保存するデー
タ保全処理機構を有するデータベースシステムにおいて
、データベースに存在するデータのデータ名と該データ
の取得順序を示す優先順位フラグを対応づけて、各デー
タ単位に登録した保存データ登録ファイルを設け、デー
タ保全処理機構は、予備データの取得要求時、前記保存
データ登録ファイルを参照して、その優先順位フラグの
示す取得順序で、該当データ名のデータをデータベース
からデータ保存ファイルへ予備データとして取得するこ
とを主たる特徴とするものである。
〔作 用〕
データ保存処理は、データベースにおいて、予備データ
の取得要求の発生したファイルを対象にデータ保存ファ
イルにデータを保存する処理をいう。予備データの取得
要求を行う条件としては、データベースのデータ更新や
データ削除によるデ−タ変更時に取得する場合と、ハー
ドウェア障害やソフトウェア障害時の対策として定期的
にデータベースの全データを取得する場合がある。
予備データを取得するのに先立って、まず保存データ登
録ファイルにデータベースで各データ単位に付けられた
データ名を登録する。この保存データ登録ファイルへの
登録は、データベースとユーザプログラムのアクセス制
御を行うデータアクセス制御部とデータベースの全デー
タを取得するデータ保存処理部が行う、データアクセス
制御部は、データベースのデータ更新、データ削除終了
を契機に保存データ登録ファイルにデータ名を登録する
。データ保存処理部は、データベースの全データの保存
処理開始を契機に、データベースに存在する全データ名
を保存データ登録ファイルに登録する。
保存データ登録ファイルへデータ名を登録する場合には
、データアクセス制御部とデータ保存処理部が登録した
データ名を区別する必要がある。
それは、データアクセス制御部が登録したデータ名は、
データベース上の変更を行ったデータを対象に登録して
いるため、変更したデータは、その都度予備データとし
てデータ保存ファイルに保存し、どの時点のデータ状態
においても、データベースへ復元可能とするためである
本発明ではデータアクセス制御部が登録したデータ名は
、データ保存処理部が登録したデータ名よりも優先して
予備データを取得する処理方式とする。そこで、保存デ
ータ登録ファイルへデータ名を登録する場合、予備デー
タを取得する順序を示すフラグをデータ名と対応づけて
登録し、データ保存処理部へ予備データを優先して取得
することを要求する。既に保存データ登録ファイルに同
一データ名を登録されている場合には、登録を行うデー
タ名の優先順位と保存データ登録ファイルに登録されて
いるデータ名の優先順位とを比較し、優先順位の高いフ
ラグを保存データ登録ファイルへ登録する。この方式に
よれば、常に最新データを優先して予備データとして取
得する事が可能をなる。
データ保存処理部は、保存データ登録ファイル中に登録
されているデータ名およびそのデータ名に対応する優先
順位を示すフラグを参照し、優先順位の最も高いデータ
を選出し、予備データの取得を行う。予備データの取得
は、保存データ登録ファイルより決定したデータ名をキ
ーにして、データベース中のデータをデータ保存ファイ
ルへと書き出す、データ保存処理部が予備データを取得
している間は保存データ登録ファイルの当該データ名に
使用中を示すフラグを設置し、同一データの取得を防止
する。予備データの取得終了時は、データ名と同時にフ
ラグを保存データ登録ファイルより消去する。
この処理方式では、複数のデータ保全処理機構が同時に
保存データ登録ファイルを参照する事が可能となるため
、データベースの更新データやデータ量が増大した場合
に、その頻度に応じたデータ保全処理機構の増減が可能
となる。
また、データベースの全データの取得処理を行っている
最中に、ユーザがデータベースを更新する場合は、予備
データの取得のタイミングとして次の3通りの場合が考
えられる。
第1の場合は、データベースの全データ取得処理により
、既に予備データとして取得したデータを再度ユーザジ
ョブにより更新された場合である。
この場合、ユーザジョブが更新したデータが最新状態と
して、データベース回復時に使用するため、データアク
セス制御部で再度保存データ登録ファイルへデータ名を
登録し、予備データを取得する処理を要求する。
第2の場合は、ユーザジョブがデータベースの全データ
取得処理よりも先にデータベース中のデータを更新した
場合である。この場合、ユーザジョブ実行により、デー
タベースのデータ更新が終了した後、データアクセス制
御部が、更新データと対応したデータ名を保存データ登
録ファイルよりサーチし、同一データ名が存在した場合
には、データ名と対応する順先順位を示すフラグを書き
替える。この処理により、当該データは全データ取得処
理よりも優先されて予備データとしてデ−夕保存ファイ
ルに取得され、以後、同一データは取得されない処理と
なる。
第3の場合は、データベースの全データ取得処理が予備
データを取得している最中のデータをユーザジョブが更
新する場合や、その逆でユーザジョブが更新しているデ
ータをデータベースの全データ取得処理で予備データと
して取得する場合である。しかし、この場合は、データ
ベースシステムにおいて、読み出し中および書き込み中
のデータに対しては、書き込み処理を禁止し、書き込み
中のデータに対しては、読み出しを禁止しているため、
ユーザジョブおよびデータベースの全データ取得処理が
同時に動作することが有り得ない。
従って、この場合は、ユーザジョブあるいはデータベー
スの全データ取得処理いずれかが、処理の終了を待つ事
になる。いずれかの処理終了後は、第1の場合もしくは
第2の場合の条件となるため、同様の処理を行うことに
なる。
この様にして、データベースの全データ取得処理と更新
データの取得処理が同時に動作した場合でも、データ保
存ファイルへは、同一データを取得する事なく、最新の
ファイル状態でデータベースの回復が行える様、予備デ
ータが保存される。
ハードウェア障害やソフトウェア障害によりデータベー
スが破壊され、該データベースを回復する場合には、予
備データとして取得したデータ保存ファイルより回復処
理を行う。データ回復処理は、常に最新のデータを用い
て回復するため、データ保存ファイルより最新のデータ
を選択する処理が必要となる。最新のデータの選択は、
予備データ取得時にデータの先頭へデータ取得日付を設
定する事により実現する。データ回復処理時にデータベ
ース中に同一データが存在した場合には、データベース
とデータ保存ファイルのデータ取得日付を比較し、常に
新しいデータをデータベースに残す。データ回復処理時
にデータベースに回復すべきデータが存在しなかった場
合には、データ保存ファイルのデータおよびデータ取得
日付をデータベースに格納する。
以上により、データベース回復時に、今まで考慮してい
たデータ回復順序を意識する事なく回復処理が行える。
また、データ回復処理を複数同時に処理する事が可能で
あるため、データ回復時間の短縮が図れる。
このようにして、データベースシステムの障害回復のた
めの予備データ取得処理を1つに統合し、データ回復処
理を順不同なデータの取り扱いを可能とした事により、
オペレータやデータベース管理者およびユーザに対する
影響を実質的になくすことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図で、データベー
スシステムにおけるデータ保全処理機構の要部の構成を
示したものである。第1図において、1は業務処理ジョ
ブ、2はデータアクセス制御部、3は保存データ登録フ
ァイル、4はデータベースファイル、5はデータ保存処
理部、6はデータ回復処理部、7はデータ保存ファイル
である。
業務処理ジョブ1は、データアクセス制御部2に対して
アクセス要求を出し、データアクセス制御部2を介して
データベースファイル4に対して、データの読み出し、
データの新規作成(登録)、データの更新、およびデー
タの削除等の処理を行い、業務処理を実行する。業務処
理ジョブ1は。
データベースファイル4のデータ格納状態やデータ構成
を意識する事なく、各データに付けられたデータ名をキ
ーに処理する事で、データアクセス制御部2により、デ
ータアクセスを容易に可能としている。
データアクセス制御部2は、業務処理ジョブ1からのア
クセス要求により、データベースファイル4へのアクセ
ス制御を行う。例えば、業務処理ジョブ1からあるデー
タの読み出し要求があった場合には、まず、業務処理ジ
ョブ1よりデータ名を受は取り、データベースファイル
4からデータ名に対応するデータを選択して読み出し、
業務処理ジョブlへ対象となるデータの終りまでデータ
を渡す処理を行う。また、業務処理ジョブ1からデータ
の新規作成要求があった場合には、データアクセス制御
部2はデータベースファイル4の未使用領域へ新規作成
データ(登録データ)を出力し、出力処理終了時には、
保存データ登録ファイル3へ新規作成のデータ名および
データ名に対応して優先順位を示すフラグを出力し、デ
ータ保存処理部5に対し、データの保存要求を行う、ま
た、業務処理ジョブ1からデータの更新要求があった場
合には、業務処理ジョブ1より受は取ったデータ名に対
応するデータをデータベースファイル4から選出しデー
タの更新を行う。データの更新処理終了後は保存データ
登録ファイル3へ更新データ名およびデニタ名に対応し
て優先順位を示すフラグを出力し、データ保存処理部5
に対しデータの保存要求を行う、業務処理ジョブ1より
データの削除要求があった場合には、データベースファ
イル4からデータを削除すると共に、削除したデータ名
、削除データを示すフラグおよび優先順位を示すフラグ
を、保存データ登録ファイル3へ出力する。この様に、
データアクセス制御部2は。
業務処理ジョブ1とデータベースファイル4間のデータ
の受は渡しおよび保存データ登録ファイル3への出力に
よるデータ保存の前処理を行う。
データ保存処理部5は、ハードウェア障害またはソフト
ウェア障害に備えるため、随時または定期的にオペレー
タ、制御プログラムより起動され、保存データ!71.
録ファイル3を参照し、データベースファイル4からデ
ータ保存ファイル7へ予備データを取得する処理を行う
。例えば、保存データ登録ファイル3にデータ名が登録
されている場合。
データ保存処理部5では、保存データ登録ファイル3よ
り優先順位の高いデータ名を選出し、そのデータ名によ
りデータベースファイル4よりデータを読み出し、デー
タ保存ファイル3へ出力する。
この様に、データ保存処理部5は、保存データ登録ファ
イル3を参照し、データベースファイル4よりデータ保
存ファイル7の予備データを取得する処理を行う。また
、データベースファイル4の全データ取得処理が起動さ
れた場合には、全データ取得の前処理として、データベ
ースファイル4に存在する全データ名を保存データ登録
ファイル3に登録する処理を行う。
データ回復処理部6は、データベースファイル4のデー
タが破壊された場合に、データの回復処理を行う。デー
タの回復処理は、オペレータまたは制御プログラムによ
り起動され、処理が開始される。データ回復処理部6で
は、まず、データ保存ファイル7に保存されている予備
データとデータベースファイル4に格納されているデー
タと一致するデータを見つけ出す。データベースファイ
ル4に同一データが見つからなかった場合には。
データ保全ファイル7のデータを入力し、データベース
ファイル4の未使用領域へ格納する。すでに、データベ
ースファイル4に、同一データが存在した場合には、デ
ータ保存ファイル7の予備データ取得日付とデータベー
スファイル4の日付とを比較し、新しいデータをデータ
ベースファイル4へ残す処理を行う、この様にして、デ
ータ回復処理部6では、データ保存ファイル7の予備デ
ータをデータベースファイル4に格納する処理を行う。
第2図は、保存データ登録ファイル3内の保存データ登
録テーブルのフォーマットの一例を示す図である。保存
データ登録テーブル12には、予備データの取得処理状
態を示すフラグ12aとデータベースファイル4のデー
タに対応づけられたデータ名L2bおよび予備データの
取得順序を示す優先順位フラグ12cがそれぞれ対応し
て格納されている。この保存データ登録テーブル12は
、データベースファイル4の全データ取得処理開始時、
および業務処理ジョブ1によりデータベースファイル4
のデータが更新された場合に作成される。予備データの
取得処理状態を示すフラグ12aには、保存データ登録
テーブル12の使用状態やデータの処理区分等が記録さ
れる0例えば、更新データを取得する場合は、この状態
フラグ12aに取得要求を示すフラグをデータアクセス
制御部2により設定する0次に、データ保存処理部5で
は取得要求を示すフラグが設定された保存データ登録テ
ーブル12を見っけ、このフラグに使用中を示すフラグ
を設定し、予備データの取得を行う、予備データの取得
終了後は、このフラグに未使用のテーブルである事を示
すフラグを設定し、テーブルの解放を行う。データ名1
2bには、データベースファイル4のデータに対応づけ
られたデータ名が記録される。このデータ名は、予備デ
ータをデータベースファイル4から取得する場合のキー
となる。優先順位フラグ12cには、[データとして、
優先して保存を必要とする順位が記録される。例えば、
データベースファイル4の全データを取得するために登
録されたデータ名の優先順位は、更新データ名の優先順
位よりも低い値で登録される。これは、データベースフ
ァイル4が破壊された場合に、最新の状態に回復できる
様、更新されたデータを優先的に予備データとして取得
するためである。
第3図は、データ保存ファイル7の予備データのフォー
マットの一例を示す図である。予備データ13は各デー
タ単位に取得されデータ保存ファイル7に保存される。
予備データ13は、データ取得日付13aとデータ名1
3bおよびデータ13cがそれぞ対応している。データ
取得日付13aには、各データが、データ保存ファイル
に取得された日付が登録され、データ回復時のキーとし
て使用される。
第4図はデータベースファイル4のデータ格納状態のフ
ォーマットの一例を示す図である。データベースファイ
ル4に格納されるデータは、データ保存ファイル7に格
納されている予備データと同様に、データ更新日付14
aとデータ名14bおよびデータ14cが対応している
。データ更新日付14aは、データ更新時またはデータ
の新規作成時の日付が登録される。また、データ回復時
には、データ保存ファイル7での最新データの日付なら
びデータが登録される。即ち、データベースファイル4
では、常に最新のデータが格納される様キーとなる日付
を格納している。
第5図はデータベースファイル4の全データ取得時のデ
ータ保存処理部5における予備データ取得の前処理の一
例を示すフローチャートである。
データベースファイル4の全データ取得処理はオペレー
タあるいは制御プログラムにより、ある一定期間で起動
される。このデータベースファイル4の全データ取得処
理の時に、データ保存処理部5はデータベースファイル
4の全データ名を保存データ登録ファイル3へ登録する
処理を行う。
まず、ステップ2oにおいて、データベースファイル4
に存在するデータ名を順次入力する。次にステップ21
で、データベースファイル4の全データ名を処理したか
判定する。データベースファイル4の全データ名を取得
した場合には、処理を終了する。全データ名が未処理と
なっている場合には、ステップ22に進む、ステップ2
2では、データベースファイル4の情報により入力した
データ名のデータが他ジョブにより現在書き出し中か判
定を行う、データが書き出し中の場合には、データ更新
終了時、データアクセス制御部2により、保存データ登
録ファイル3ヘデータ名の登録が行われるため、当該デ
ータ名の処理をスキップし、ステップ20に戻り、次の
データ名の処理に移る。ステップ22の判定で他ジョブ
が同データを書き出していない場合には、ステップ23
に進み、保存データ登録ファイル3に同一データ名が登
録されているか判定する。既に、保存データ登録ファイ
ル3に同一データ名が登録されている場合には、以降の
処理をスキップし、ステップ20に戻り1次のデータ名
の処理をスキップに移る。
同一データ名が保存データ登録ファイル3にない場合に
は、ステップ24に進み使用可能であるレコードを保存
データ登録ファイル3よりサーチし。
保存データ登録テーブル12(第2図)を作成し。
状態フラグ12aとデータ名12bおよび優先順位フラ
グ12cを登録する。状態フラグ12aには、当テーブ
ルが登録済である事を示すフラグを設置し、データ名1
2bには、データベースファイル4より入力したデータ
名、優先順位フラグ12cには、優先順位の低いフラグ
をそれぞれセットする。保存データ登録テーブル作成後
は再びステップ20に戻り、次のデータ名の処理に移り
、以降、同様の処理をデータ終了まで繰り返す。
この様に、データベースファイル4の全データ取得処理
時には、予備データ取得の前処理として、保存データ登
録ファイル3へ全データ名の登録が行われる。
第6図は、データアクセス制御部2におけるデータ更新
時のファイル保存処理の一例を示すフローチャートであ
る。
データ更新時のファイル保存処理は、業務処理ジョブ1
がデータ更新を終了した後、開始される。
ステップ31では、更新されたデータ名をデータベース
ファイル4より取得する。次にステップ32で、取得し
た更新データ名と保存データ登録ファイル3に登録され
ているデータ名を比較し、同一データ名が登録されてい
るか判定する。既に、更新データ名が、保存データ登録
ファイル3に登録されている場合には、ステップ33に
進み、登録されていない場合には、ステップ34に進む
ステップ33では、既に保存データ登録テーブル12(
第2図)に登録されている同一データ名12bと対応し
た状態フラグ12aを参照し、現在予備データを取得し
ている最中を示す場合には。
ステップ35に移って予備データの取得終了を待ち、予
備データの取得終了後、すなわち状態フラグが使用可能
となった場合にステップ36の処理へ移る。ステップ3
3で、副−データ名が予備データを取得していない場合
には、直ちにステップ36に進み同一データ名12bと
対応する優先順位フラグL2cを上げ、更新データを優
先的に予備データとして取得する事をデータ保存処理部
5に要求し、処理を終了する。
一方、ステップ34では、保存データ登録ファイル3の
使用可能レコードをサーチし、保存データ登録テーブル
12を作成して、状態フラグ12aとデータ名12bお
よび優先順位フラグ12cを登録し、処理を終了する。
状態フラグ12aには、当テーブルが登録済である事を
示すフラグを設定し、データ名12bには、データベー
スファイル4を更新したデータ名、優先順位フラグ12
Cは、優先順位の高いフラグをそれぞれセットする。
この様に、データベースファイル4のデータ更新時には
、優先的に予備データを取得するための前処理として、
保存データ登録ファイル3へ更新データ名、高優先順位
の登録が行われる。
第7図は、データ保存処理部5におけるデータ保全処理
の一例を示すフローチャートである。
データ保存処理は、データ更新時、あるいは。
データベースファイル4の全データ取得処理に先立って
、保存データ登録ファイル3に登録されたテーブル12
のデータ名12b、優先フラグ12Cを参照して行う。
このデータ保存処理の開始は、オペレータまたは制御プ
ログラムにより随時または定期的に指示される。データ
保全処理時、データ保存処理部5では、まず、ステップ
41で、保存データ登録ファイル3よりルコードずつ順
次入力する0次にステップ42で、入力したレコードを
一時的に別領域(ワーク領域)へ確保する。
ステップ43では−、ステップ41で入力した次のレコ
ードを保存データ登録ファイル3より入力する。ステッ
プ44では、ステップ42で退避したレコード中の優先
順位フラグと、ステップ43で入力した次レコード中の
優先順位フラグの比較を行う、比較の結果、ステップ4
3で入力したレコードの優先順位フラグの方が高ければ
、・ステップ45に進み、−時領域のレコードの入れ替
えを行う。また、比較の結果、ステップ43で入力した
レコードの優先順位の方が低ければ一時領域のレコード
の入れ替えは行わず、ステップ46に進む。
ステップ46では、以上の処理を、保存データ登録ファ
イル3に登録されている全テーブルを処理するまで繰り
返す様、保存データ登録テーブルの終了を判定し、テー
ブルの終りが検出されない場合は、ステップ43に戻り
、再び処理を繰り返す。
ステップ46で、保存データ登録テーブルの終りを検出
した場合、−時領域にあるレコードは、保存データ登録
テーブル3で最も優先順位の高いデータ名を持つレコー
ドが登録される。以降の処理は、このレコードを対象と
した処理を行う、まず、ステップ47で、選出したデー
タ名に対応する状態フラグを使用中を示すフラグに書き
替える。
このフラグは、データ保存処理が複数個同時に起動され
た場合に、同一データを予備データとして取得するのを
防止するために用いる。次に、ステップ48で、データ
保存ファイル7に現存の日付、すなわち予備データの取
得を開始した日付及び保存データ登録テーブルより選出
したデータ名をセットする。このデータ取得日付は、デ
ータ回復時のデータ選択処理で使用する。データ取得時
間をセットした後は、ステップ49に進み、データ名と
対応するデータをデータベースファイル4より読み出す
。次にステップ50で、読み出したデータの終りを判定
する。データの終りでない場合には、ステップ51に進
み、ステップ49で読み出したデータをデータ保存ファ
イル7へ出力する。
データ出力後は、ステップ49に戻り、データの終りま
で同様の処理を繰り返す。データの終りが検出された場
合には、ステップ52に進み、保存データ登録ファイル
3で処理の対象となったテーブルの状態フラグを使用可
能を示すフラグに書き替え、テーブルの解放を行う。テ
ーブル解放後は、ステップ41へ戻り、以降同様の処理
を繰り返す。
この様に、データ保存処理では、まず、優先的に予備デ
ータとして取得するデータを選出し、データの2重取得
を防止しながら、予備データの取得が行われる。
第8図は、データ回復処理部6におけるデータ回復の一
例を示すフローチャートである。
データベースファイル4がハードウェア障害またはソフ
トウェア障害によって破壊された場合、オペレータまた
は制御プログラムにより、データ回復処理の起動がかけ
られる。まず、ステップ61では、データ保存ファイル
7より、回復対象となるデータをデータ名をキーに選出
する。次にステップ62に進み、データの回復が全て終
了したか判定する。全データの回復が終了したら全ての
処理を終了する。データの回復が終了していない場合に
は、ステップ63に進む。ステップ63では、ステップ
61で選出したデータの先頭にあるデータ名と、データ
ベースファイル4に存在するデータ名とを比較し、同一
データ名があるか判定する。同一データ名が無かった場
合には、ステップ66に進み、同一データ名が存在した
場合には、ステップ64に進む。ステップ64では、デ
ータベースファイル4に存在する同一データの更新日付
と保存データ登録ファイル3に存在する同一データの取
得日付とを比較する。データベースファイル4に存在す
る同一データの更新日付の方が遅かった場合(新しいデ
ータの場合)には、ステップ65に進む、データベース
ファイル4に存在する同一データの取得時間の方が早か
った場合(古いにデータの場合)には、ステップ66に
進む。
既に、ステップ64ではデータベースファイル4と保存
データ登録ファイル3とで同一データが存在する場合に
、データベースファイル4に新しい方のデータを残す様
1判定処理を行っている。
ステップ65では、データ保存ファイル3より入力した
データは5データベースフアイル4より古いデータであ
るため、データベースファイル4への格納処理は行わず
、データ保存ファイル2の対象データをデータ終了まで
スキップする処理を行う。ステップ65処理終了後は、
ステップ61に戻り処理を繰り返す。
ステップ66では、データ保存ファイル2より入力した
データが、データベースファイル4より新しいデータで
あるため、データベースファイル4ヘデータ保存フアイ
ル2のデータを格納する処理を行う。まず、ステップ6
6で、データ保存ファイル2の当該データを順次入力す
る。次に、ステップ67で入力データの終りを検出した
か判定し、データの終りの場合には、ステップ61に戻
り、以降同様の処理を繰り返す。データの終りでない場
合には、ステップ68へ進み、データベースファイル4
へ入力したデータを書き出す。この様にして、ステップ
66からステップ68の繰り返しにより、新データをデ
ータ保存ファイル2からデータベースファイル4へ格納
する。これらの一連の処理により、データベースファイ
ル4のデータは、ハードウェア障害またはソフトウェア
障害により破壊され、使用できなくなったデータを破壊
直前の状態に戻すことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、第1図の
構成において、データアクセス制御部2をデータ保存処
理部5、及びデータ回復処理部6の一部として使用し、
データベースファイル4に対するアクセスは、常にデー
タアクセス制御部2を介して行うようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、データベースシ
ステムにおいて、更新データ及び全データのデータ保存
処理を1つに統合して処理する事が可能となるため、オ
ペレータやデータベース管理に関する影響を少なくする
事ができ、また、データ回復処理は多重に処理可能とな
るため1回復時間の短縮ならび回復作業が容易に行える
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかSるデータベースシステムにおける
データ保全処理機構の要部の一実施例を示すブロック図
、第2図は保存データ登録ファイルのデータ登録状態の
フォーマットの一例を示す図、第3図はデータ保存ファ
イルの予備データのフォーマットの一例を示す図、第4
図はデータベースファイルのデータ格納状態のフォーマ
ットの一例を示す図、第5図はデータ保存処理部におけ
るデータベースファイルの全データ取得前処理の一例を
示すフローチャート、第6図はデータアクセス制御部に
おけるデータ更新時のファイル保存処理の一例を示すフ
ローチャート、第7図はデータ保存処理部におけるデー
タ保存処理の一例を示すフローチャート、第8図はデー
タ回復処理部におけるデータ回復の一例を示すフローチ
ャートである。 1・・・業務処理ジョブ。 2・・・データアクセス制御部、 3・・・保存データ登録ファイル。 4・・・データベースファイル、 5・・・データ保存処理部、 6・・・データ回復処理部、 7・・・データ保存ファイル、 12・・・保存データ登録テーブル、 13・・・予備データ、 14・・・データベースファイルデータ。 第1図 第2図 第3 図 第4 図 第6図 第3図 第7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハードウェア障害またはソフトウェア障害に備え
    て、データベースから予備データを取得してデータ保存
    ファイルに保存するデータ保全処理機構を有するデータ
    ベースシステムにおいて、データベースに存在するデー
    タを識別する情報(以下、データ名という)と該データ
    の取得順序を識別する情報(以下、優先順位フラグとい
    う)を対応づけて、各データ単位に登録した保存データ
    登録ファイルを設け、 データ保全処理機構は、予備データの取得要求時、前記
    保存データ登録ファイルを参照して、その優先順位フラ
    グの示す取得順序で、該当データ名のデータをデータベ
    ースからデータ保存ファイルへ予備データとして、取得
    することを特徴とするデータベースのデータ保全方式。
  2. (2)データベースの全データの取得処理開始を契機に
    、データベースに存在する全データのデータ名及び低位
    の取得順序を示す優先順位フラグを保存データ登録ファ
    イルに登録し、 データベースのデータを更新した場合は、該更新データ
    のデータ名及び高位の取得順序を示す優先順位フラグを
    保存データ登録ファイルに登録することを特徴とする請
    求項(1)記載のデータベースのデータ保全方式。
  3. (3)データ保全処理機構は、予備データの取得時、デ
    ータ名と取得日時を予備データに対応づけてデータ保存
    ファイルに出力し、障害によりデータベースのデータが
    破壊され、それを回復する時、前記取得日時を参照して
    、データ保存ファイルより最新のデータを選択すること
    を特徴とする請求項(1)もしくは(2)記載のデータ
    ベースのデータ保全方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013029911A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Fujitsu Ltd 制御装置、制御方法およびストレージ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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