JP3636773B2 - データベースのチェックを行う情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、データベースのチェックを行う情報処理装置に係わり、特に業務によってデータベースを更新する処理と並行してデータベースのチェックを行う情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
データファイル又はデータベースは、一般にインデックス部とデータ部とで構成され、インデックス部はインデツクスキーとデータレコードの格納アドレスとの対応関係を格納し、データ部はこの格納アドレスによってリンクされる格納場所にこのインデックスキーによってアクセスされるデータレコードを格納する。データファイル又はデータベースを管理するプログラムは、業務プログラムの要求に応じてインデックス部を検索して指定されたインデックスキーに対応するレコード格納アドレスを読み出し、このレコード格納アドレスを基にしてデータ部中の目的のデータレコードにアクセスする。データ部に新しいデータレコードを追加するときには、データベース管理プログラムはインデックス部の空き領域を検索し、データ部を検索して未使用のレコード格納アドレスを求め、インデックス部にインデツクスレコードを格納した後にデータ部に追加のデータレコードを格納する。
【0003】
データベースは一般に上記のように構成され、アクセスされ、更新されるが、インデックスキーとデータレコードが常に正しく対応して格納されるとは限らない。例えばデータベースに物理的な破壊が生じたり、データベース管理プログラムのバグによつてデータベースに誤った情報が格納された場合、インデックスキーに対応するレコード格納アドレスが存在しなかったり、逆にインデックスレコードが存在しないのにデータレコードが単独で存在する不都合な状態となることがある。このためデータベース中のすべてのインデックスキーとデータレコードとの対応関係をチェックするプログラムを作成し、チェックを行っている。
【0004】
従来は業務プログラムを停止させ、他からデータベースへのアクセスがない状態で上記の対応関係チェックプログラムを走行させ、データベースのチェックを行っていた。しかしデータベースにアクセスする業務プログラムを24時間稼働させたいという要望が強くなっており、データベースをアクセスするすべての業務プログラムを停止させ、この対応関係チェックプログラムを走行させるのが困難な状況になっている。
【0005】
なお、この種の技術として関連するものには、例えば特開平1−217652号公報「ファイルの同時更新回避方式」、特開平2−48746号公報「ファイルの排他制御方法」、特開平5−21678号公報「デ−タベ−ス管理システム」等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
データベース管理プログラムが行うデータレコードの追加の場合をみると、インデックス部にインデックスレコードを格納した後にデータ部に追加のデータレコードを格納する。従ってこの期間インデックスキーとデータレコードとの対応関係が一時的に不整合となる。従来の対応関係チェックプログラムはデータベース管理プログラムと並行処理することを考慮していないために、両者を並行して走行させると対応関係チェックプログラムがこの一時的に不整合な状態を捉えて対応関係が異常と判定する恐れがある。そうであるからと言って上記のように業務プログラムを停止させた上で対応関係プログラムを走行させることは許されない状況になっている。
【0007】
本発明は、デ−タベースの追加・更新処理を停止させることなく、デ−タベースのチェックを行うことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、データベース管理プログラムがインデックス部及びデータ部の情報を更新する期間、各レコード格納アドレス対応に更新中の表示をし、この更新中の表示がされている期間、対応関係チェックプログラムが該当するレコード格納アドレスについての対応関係チェックを回避し、その他のレコード格納アドレスについて対応関係チェックを行うような情報処理装置を特徴とする。
【0009】
【作用】
対応関係チェックプログラムは更新中の表示がされているレコード格納アドレスについて対応関係チェックを回避するので、上記のような一時的不整合の期間のチェックを避けることができる。すでにチェック済みのレコード格納アドレスをチェック対象から除外して行き、このようなチェックを何回か試行すれば一度対応関係チェックを回避したレコード格納アドレスについても次の機会にチェックされる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明する。
【0011】
図1は、本実施例のデ−タベ−スのチェックを行う装置の構成図である。データベース4は、インデックスキ−とデータ格納アドレスとの対応表が格納されるインデックス部5とデータレコードが格納されるデ−タ部6とから構成される。データベース管理プログラム3は、データベース4に対するデータレコードの参照、更新、追加、削除などの操作を制御するプログラムである。業務プログラム2は、データベース管理プログラム3に対してデータレコードの操作をする要求を発行するプログラムである。対応関係チェックプログラム1は、インデックスキーとデータレコードとの対応関係が正常か否かをチェックするプログラムであり、データベース4上のインデックスレコード及びデータレコードを参照する。対応関係チェックテーブル7は、データレコードの格納アドレスごとにデータベース4中の情報の更新状態、インデックスレコードとデータレコードの参照結果、チェック結果等を格納し、対応関係チェックプログラム1及びデータベース管理プログラム3によって参照され、更新される。本実施例の装置は、情報処理装置によって実現され得る。対応関係チェックプログラム1、業務プログラム2及びデータベース管理プログラム3はこの情報処理装置の記憶装置に格納され、情報処理装置によって実行されるプログラムである。データベース4及び対応関係チェックテーブル7は、この情報処理装置の記憶装置(主記憶装置又は外部記憶装置)に格納されるデータである。
【0012】
業務プログラム2からデータベース4についてデータレコードの参照、更新、追加、削除などの要求があったとき、データベース管理プログラム3はインデックス部5及びデ−タ部6を参照して要求された操作を行う。この操作がデータベース4中の情報を更新するものである場合、データベース管理プログラム3は対応関係チェックテーブル7上の関連するデータレコードの格納アドレスを初期状態から更新状態に変更し、操作を終えるときその更新状態を初期状態に戻す。対応関係チェックプログラム1は、対応関係チェックテーブル7上の各格納アドレスについて、インデックスレコードとデータレコードの状態を参照し、その結果を対応関係チェックテーブル7中の参照結果に反映する。対応関係チェックプログラム1は、インデックスレコードとデータレコードの参照結果が格納された格納アドレスについて、その格納アドレスの更新状態が初期状態であるときインデックスキーとデータレコードとの対応関係が正常か否かをチェックし、その結果を対応関係チェックテーブル7上のチェック結果の欄に格納する。
【0013】
図2(a)は、インデックス部5のデータ構成を示す図である。インデックスキー17は、データレコードを検索するためのインデックスキーである。レコード格納アドレス18は、各インデックスキー17に対応するデータレコードのデータ部6上の格納アドレスを示すものであり、アドレスは磁気ディスク装置のシリンダ番号、トラック番号、セクタ番号など物理アドレスで指定してもよいし、ページ番号、相対バイトアドレスなど論理アドレスで指定してもよい。図2(b)は、データ部6についてレコード格納アドレス21、使用状態22及びデータレコード23の対応を示す図である。レコード格納アドレス21はレコード格納アドレス18に対応するデータ部6上のすべてのアドレスである。使用状態22はデータレコードの領域に実際のデータが格納されている(使用中)か格納されていない(未使用)かを示すフラグである。使用状態22は制御情報としてデータレコードに前置してもよいし、データレコードの先頭文字が削除コード(未使用)か削除コードでない(使用中)かによって識別されてもよい。あるいはデータレコードとは別にレコード格納アドレス21と対応するビツトマツプの形式で設定してもよい。データレコード23はセクタ番号、ページ番号等により指定される物理レコードでもよいし、相対バイトアドレス等により指定される論理レコードでもよい。いずれにしてもインデックスキーを基にしてインデックス部5を検索し、求めたレコード格納アドレスを基にしてデータ部6を検索して目的の物理レコード又は論理レコードを含むデータレコードにアクセスすることができる。
【0014】
図3は、対応関係チェックテーブル7のデータ構成を示す図である。レコード格納アドレス10は、レコード格納アドレス18及びレコード格納アドレス21と同じである。更新状態11は、データベース4中の情報が更新中か更新中でない(初期)かを示すフラグであり、初期状態は「初期」に設定される。インデックス有無12は、レコード格納アドレスに対応するインデックスキーが存在する(有り)か存在しない(無し)かを示すフラグであり、初期状態は「無し」である。インデツクスキー13はインデックスキーが存在する場合にインデックスキーの内容を格納する領域である。データ部使用状態14は、レコード格納アドレスに対応する使用状態22が「使用中」か「未使用」かを示すフラグであり、初期状態は「未使用」である。チェック対象15は、インデックスキーとデータレコードとの対応関係が正常か否かのチェックが済んでいない(対象)か済んでいる(対象外)かを示すフラグであり、初期状態は「対象」である。チェック結果16は、レコード格納アドレスに対応するインデックス有無12とデータ部使用状態14との対応関係チェックの結果を設定するフラグである。更新状態11はデータベース管理プログラム3によって更新され、対応関係チェックプログラム1によって参照される。インデックス有無12からチェック結果16までは対応関係チェックプログラム1によって更新され、参照される。
【0015】
図4は、データレコードの追加操作を行うデータベース管理プログラム3の処理の手順を示すフローチャートである。業務プログラム2からデータベース4へのデータレコードの追加要求があったとき、データベース管理プログラム3はインデックス部5の空き領域(エントリ)を求めてサーチする(インデックス部の読み込み:ステップ41)。次にデータ部6の使用状態22が「未使用」に対応するレコード格納アドレスを求めてサーチする(データ部の読み込み:ステップ42)。次にこのアドレスに対応する対応関係チェックテーブル7上の更新状態11を「更新中」に変更する(ステップ43)。次にインデックス部5上の求めた空き領域にインデックスキー17と求めたレコード格納アドレス18の対を格納する(インデックス部の書き込み:ステップ44)。次に求めたレコード格納アドレスの使用状態を「使用中」に変更してデータレコードを格納する(データ部の書き込み:ステップ45)。最後にこのアドレスに対応する対応関係チェックテーブル7上の更新状態11を「初期」に変更する(ステップ46)。例えばインデックスキーが「003」のデータレコードを追加するとき、インデックス部5にはインデックスキー「003」とアドレス「#4」の対応を示すインデックスレコードが追加され、データ部6のアドレス「#4」に対応する使用状態22が「使用中」に変更され、対応するデータレコード23が格納される。
【0016】
業務プログラム2からデータベース4上のデータレコードの削除要求があったとき、データベース管理プログラム3は指定されたインデックスキーに基づいてインデックス部5を検索し、このインデックスキーに対応するレコード格納アドレスを求め、このアドレスに対応する対応関係チェックテーブル7上の更新状態11を「更新中」に変更する。次にインデックス部5上の指定されたインデックスキーと対応するレコード格納アドレスを削除し、求めたレコード格納アドレスに対応するデータ部6の使用状態22を「未使用」に変更する。最後にこのアドレスに対応する対応関係チェックテーブル7上の更新状態11を「初期」に変更する。データレコードの更新の場合で更新前と更新後でデータレコードのサイズが変わる場合には、更新前のレコードの削除をしてから更新後のレコードの追加を行うことになり、上記レコード削除の操作を行ってからレコード追加の操作を行うことになる。
【0017】
図5は、対応関係チェックプログラム1の処理の概略の手順を示す図である。まずインデックス部5を参照して対応関係チェックテーブル7上のインデツクス有無12及びインデックスキー13を設定する(ステップ51)。その詳細は図6に示される。次にデータ部6を参照して対応関係チェックテーブル7上のデータ部使用状態14を設定する(ステップ52)。その詳細は図7に示される。次に設定されたインデツクス有無12、インデックスキー13及びデータ部使用状態14に基づいてインデックスキーとデータレコードとの対応関係をチェックする(ステップ53)。その詳細は図8a,図8b及び図8cに示される。最後にチェック結果を編集して図示しないプリンタ等の出力装置に出力する(ステップ54)。
【0018】
図6は、対応関係チェックテーブル7上のインデツクス有無12及びインデックスキー13を設定する対応関係チェックプログラム1の処理の流れを示すフローチャートである。インデックス部5のインデックスレコードをその配置順に読み込み、インデックスキーに対応するレコード格納アドレスを求める(ステップ61)。次にこのレコード格納アドレスに対応する対応関係チェックテーブル7上のインデツクス有無12を「有り」に設定する(ステップ62)。次に読み込んだインデックスキーをレコード格納アドレスに対応するインデックスキー13に格納する(ステップ63)。インデツクス部5の終端に達していなければ(ステップ64NO)、ステップ61に戻って上記処理を繰り返す。インデツクス部5の終端に達していれば(ステップ64YES)、処理を終了する。処理を終了したとき、対応関係チェックテーブル7上のレコード格納アドレスに対応するインデックスキーが存在すればインデツクス有無12が「有り」に設定され、インデックスキーが存在しなければそのレコード格納アドレスに対応するインデツクス有無12は初期値の「無し」のままである。図6に示す処理は、データベース4中のインデツクス部5のみを参照する処理であり、たとえデータベース管理プログラム3がインデックスレコードを更新していたとしてもデータレコードとの一時的な不整合は対応関係チェックプログラム1に影響しない。
【0019】
図7は、対応関係チェックテーブル7上のデータ部使用状態14を設定する対応関係チェックプログラム1の処理の流れを示すフローチャートである。対応関係チェックテーブル7に登録されたレコード格納アドレス10を順に参照し、各レコード格納アドレスについてデータ部6の使用状態22を読み出す(ステップ71)。次にこの結果に従ってそのレコード格納アドレスについて対応関係チェックテーブル7上のデータ部使用状態14を「使用中」又は「未使用」に設定する(ステップ72)。データ部6の終端、すなわち対応関係チェックテーブル7の終端に達していなければ(ステップ73NO)、ステップ71に戻って上記処理を繰り返す。データ部6の終端に達していれば(ステップ73YES)、処理を終了する。図7に示す処理はデータベース4中のデータ部6のみを参照する処理であり、たとえデータベース管理プログラム3がデータレコードを更新していたとしてもインデックスレコードとの一時的な不整合は対応関係チェックプログラム1に影響しない。
【0020】
図8aは、インデックスキーとデータレコードとの対応関係をチェックする対応関係チェックプログラム1の処理の流れを示すフローチャートである。対応関係チェックテーブル7上の各レコード格納アドレス10について、チェック対象15が「対象」であれば(ステップ81YES)、インデツクス有無12が「有り」であって(ステップ82有り)、データ部使用状態14が「使用中」であれば(ステップ83使用中)、チェック結果16を「正常」に設定する(ステップ84)。またインデツクス有無12が「無し」であって(ステップ82無し)、データ部使用状態14が「未使用」であれば(ステップ85未使用)、チェック結果16を「正常」に設定する(ステップ86)。またインデツクス有無12が「有り」であって(ステップ82有り)、データ部使用状態14が「未使用」であれば(ステップ83未使用)、図8bに示す処理を行う(ステップ87)。またインデツクス有無12が「無し」であって(ステップ82無し)、データ部使用状態14が「使用中」であれば(ステップ85使用中)、図8cに示す処理を行う(ステップ88)。チェック結果16に値を設定した後、チェック対象15を「対象外」に設定し(ステップ89)、対応関係チェックテーブル7の終端に達していなければ(ステップ90NO)、ステップ81に戻り次のレコード格納アドレスについて上記処理を繰り返す。チェック対象15が「対象外」であれば(ステップ81NO)、そのレコード格納アドレスについてはすでにステップ82からステップ89に至る処理が済んだのであるから、この処理をスキップしてステップ90へ行く。対応関係チェックテーブル7の終端に達していて(ステップ90YES)、あらかじめ規定した回数だけ対応関係チェックテーブル7をスキャンしていなければ(ステツプ91NO)、ステップ81に戻り対応関係チェックテーブル7の最初のレコード格納アドレスから上記処理を繰り返す。規定した回数だけ対応関係チェックテーブル7をスキャンしたら(ステップ91YES)、処理を終了する。すなわち所定回数繰り返してもまだ「更新中」の状態のレコード格納アドレスが残るのであれば、例外的なケースとし処理を打ち切る。
【0021】
図8bは、ステップ87の処理を展開して示すフローチャートである。まずインデツクスキー13を使ってインデックス部5を検索する(ステップ93)。インデックスが存在しなければ(ステップ94NO)、チェック結果16を「正常」に設定し(ステップ95)、ステップ89へ行く。インデックスが存在し(ステップ94YES)、インデツクスキー13に対応するレコード格納アドレスが現在チェック中のレコード格納アドレスに一致すれば(ステップ96YES)、チェック結果16を「異常」に設定し(ステップ97)、ステップ89へ行く。インデックスが存在し(ステップ94YES)、インデツクスキー13に対応するレコード格納アドレスに一致しなければ(ステップ96NO)、チェック結果16を「正常」に設定し(ステップ98)、ステップ89へ行く。
【0022】
図8cは、ステップ88の処理を展開して示すフローチャートである。更新状態11が「更新中」であれば(ステップ101YES)、現在のレコード格納アドレスについてのチェックを保留してステップ90へ行く。更新状態11が「初期」であれば(ステップ101NO)、現在のレコード格納アドレスを基にしてデータ部6からデータレコードを読み出し、そのインデックスキーを抽出し(ステップ102)、抽出したインデックスキーを基にしてインデックス部5を検索する(ステップ103)。インデックスが存在しなければ(ステップ104NO)、チェック結果16を「異常」に設定し(ステップ105)、ステップ89へ行く。インデックスが存在し(ステップ104YES)、インデツクスキーに対応するレコード格納アドレスが現在チェック中のレコード格納アドレスに一致すれば(ステップ106YES)、チェック結果16を「正常」に設定し(ステップ107)、ステップ89へ行く。インデックスが存在し(ステップ104YES)、インデツクスキーに対応するレコード格納アドレスが現在チェック中のレコード格納アドレスに一致しなければ(ステップ106NO)、チェック結果16を「異常」に設定し(ステップ108)、ステップ89へ行く。
【0023】
ステップ84及びステップ86の処理は、特定のレコード格納アドレスについてインデックス有無の設定の処理(ステップ51,図6)とデータ部使用状態の設定の処理(ステップ52,図7)との間に当該データレコードについて追加や削除が発生しなかったケースであり、データレコードの追加・削除が少ないアプリケーションでは多くはこのケースとなる。ステップ95の処理は、特定のレコード格納アドレスについてステップ51とステップ52との間で当該データレコードの削除があったケースであり、データ部使用状態が「未使用」であり、対応するインデックスキーが削除されているからチェック結果は「正常」である。ステップ98の処理は、特定のレコード格納アドレスについてステップ51とステップ52との間で当該データレコードの削除があった後当該データレコードの追加があり、しかもレコード格納アドレスが移動しているケースであり、一旦削除されたインデックスキーは再び追加されてインデックス部5に残っているが、対応するレコード格納アドレスが変更されているのでインデツクスキー13に対応するレコード格納アドレスが現在チェック中のレコード格納アドレスに一致しないケースであり、「正常」とした。ただし非常に例外的なケースであって、当該データレコードの削除があった後当該データレコードの追加があり、しかもレコード格納アドレスが移動しないケース(ステップ96YES)の可能性もあるならば、ステップ98の結果をステップ97と同様に「異常」に設定し、後は運用的に処置する方法をとってよい。ステップ107の処理は、特定のレコード格納アドレスについてステップ51とステップ52との間で新しいデータレコードの追加があったケースであり、データ部使用状態が「使用中」であり、データレコードの追加によりインデックス有無「有り」が証明されたのであるから、チェック結果は「正常」である。それ以外のケースのチェック結果はすべて「異常」となる。なおステップ102でデータ部からインデックスキーを抽出できなければ、一旦追加されたデータレコードがさらに削除された可能性があり、チェック結果を「異常」としてよい。
【0024】
本実施例によれば、インデックス有無12を設定するためにインデックス部5を1回だけシーケンシャルに参照し、データ部使用状態14を設定するためにデータ部6を1回だけシーケンシャルに参照し、多くのケースは対応関係チェックテーブル7上のインデックス有無12とデータ部使用状態14を参照するだけでチェック結果「正常」の結果を出せるので、対応関係チェックプログラム1の処理を非常に高速に行うことができる。しかも例外的なケースについては、対応関係チェック(ステップ53)の段階で再度インデックス部5及びデータ部6をアクセスしているが、このときデータベース管理プログラム3がデータベース4の情報を更新している期間を避け、この期間のインデツクス部5とデータ部6との間の一時的な不整合を回避している。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、デ−タベースを更新する業務プログラムを停止させることなく対応関係チェックプログラムを走行させることができるため、サービス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報処理装置の構成図である。
【図2】インデックス部及びデータ部の構成例を示す図である。
【図3】対応関係チェックテーブル7のデータ構成例を示す図である。
【図4】データレコードの追加を行うデ−タベ−ス管理プログラムの処理手順を示す図である。
【図5】実施例の対応関係チェックプログラムの処理の手順を示す図である。
【図6】実施例のインデックス有無を設定する処理の流れを示す図である。
【図7】実施例のデ−タ部使用状態を設定する処理の流れを示す図である。
【図8a】実施例の対応関係チェックの処理の流れを示す図である。
【図8b】図8aのステップ87を展開して示す図である。
【図8c】図8aのステップ88を展開して示す図である。
【符号の説明】
1・・・対応関係チェックプログラム、2・・・業務プログラム、3…データベース管理プログラム、4・・・データベース、7・・・対応関係チェツクテーブル、10・・・レコード格納アドレス、11・・・更新状態、12・・・インデックス有無、13・・・インデックスキー、14・・・データ部使用状態、15・・・チェック対象、16・・・チェック結果、17・・・インデックスキ−、18・・・レコード格納先アドレス、22・・・使用状態、23・・・デ−タレコード

Claims (1)

  1. インデックス部とデータ部とで構成され、該インデックス部はインデックスキーとデータレコードの格納アドレスとの対応を格納し、該データ部は該データレコードを格納するデータベースと、
    該格納アドレスに対応して、該インデックスキー及び該データレコードの情報が更新中か否かの状態を示す更新中フラグと、該インデックスキーと該データレコードが存在するか否かのチェック結果を示すチェック結果フラグとを記憶装置上に格納する対応関係チェックテーブルと、
    該インデックス部及び該データ部の情報を更新するとき、該対応関係チェックテーブルの関連する格納アドレスに対応する該更新中フラグを更新中でない状態から更新中の状態に設定するデータベース管理のための処理手段と、
    該対応関係チェックテーブルを参照して該更新中フラグが更新中でない状態を示す該格納アドレスについて、該格納アドレスに対応するインデックスキーとデータレコードを参照して当該インデックスとデータレコードが存在するか否かをチェックし、そのチェック結果によって該チェック結果フラグを設定するチェック処理手段とを有することを特徴とするデータベースのチェックを行う情報処理装置。
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