JPH0844609A - データバックアップ方法 - Google Patents

データバックアップ方法

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JPH0844609A
JPH0844609A JP6175082A JP17508294A JPH0844609A JP H0844609 A JPH0844609 A JP H0844609A JP 6175082 A JP6175082 A JP 6175082A JP 17508294 A JP17508294 A JP 17508294A JP H0844609 A JPH0844609 A JP H0844609A
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JP
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JP6175082A
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Yoshinori Watanabe
義則 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワークに接続された情報処理装置が、ネ
ットワークを介して複数の他の情報処理装置が持つデー
タのバックアップを保持することで、個々の情報処理装
置に特別な記憶装置を付加することなく、低コストで実
現可能な更新情報によるデータバックアップ方法を提供
すること。 【構成】バックアップを要するデータを持つ情報処理装
置101は、ある時点のローカルファイル117の内容
とその時点以降の前記ファイルの更新内容を情報処理装
置102へネットワーク105を経由して送信し、外部
記憶装置104内に格納する情報処理装置101は、フ
ァイル117のディレクトリ情報と処理装置102が保
持しているバックアップデータのディレクトリ情報を比
較することにより前記更新内容を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置が外部記
憶装置等に格納,保持しているデータのバックアップ方
法に係り、特にネットワーク接続された情報処理装置に
好適なデータバックアップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置は、通常、外部記憶装置等
に処理対象となるデータを保持している。一般にこれら
のデータに対しては、装置故障によるデータ破壊のよう
な不測の事態に備え、磁気テープ装置などの外部記憶装
置にデータの複製を格納しておく、いわゆるバックアッ
プという処理が行われている。
【0003】バックアップの方法には、最も単純なもの
として、定期的に全データを外部記憶装置へ複製する方
法がある。この方法によれば、データの破壊が起こって
も複製を作った時点の状態に戻すことができる。しか
し、この方法では複製を行ってからデータの破壊が起こ
るまでの間に行われたファイルの追加,削除,更新処理
等の結果が失われてしまう。そのため、このデータ処理
結果の消失を最小にしようとした場合、複製を行う間隔
を短くしなければならない。ところが、複製は一般に時
間を要する処理であり、複製を頻繁に行うことには限界
がある。
【0004】そこで、もう一つのバックアップの方法と
して、一度全データの複製を行ったら、それ以後はデー
タに対して書き込み,削除などの更新処理が行われた時
にその内容のみを逐次保存していく方法がある。更新処
理内容の保存は全データの複製に比べて少ない時間で実
行することができる。バックアップしたデータを復元し
たいときは、最初に複製したデータを戻し、そのデータ
に対して保存されている更新処理の内容を再現すること
で復元できる。本方法によれば、データの破壊が起こっ
ても常に最新の状態にデータを復元することができる。
【0005】上記バックアップ方法の具体例として、特
開平3−71351号公報に開示されている方式があ
る。本方法は、バックアップ対象となるデータ、該デー
タの複製、該データの更新処理内容を別々の記憶装置上
に格納し、さらに頻繁にアクセスされる更新処理内容を
格納する記憶装置には高速なものを使用することで、信
頼性,性能の高いバックアップ処理を実現しようという
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のバックア
ップ方法では、時間を要する全データ複製の頻度を少な
くしてもデータ破壊時には常に最新状態を復元でき、通
常行われるデータ更新処理内容の保存にかかるオーバヘ
ッドも小さくしているという点で優れた方法である。し
かし、情報処理装置にバックアップ格納専用の記憶装置
を付加する必要があるため、バックアップを必要とする
情報処理装置が多数接続されたネットワークシステムに
おいて個々の情報処理装置に本方法を適用しようとする
とコストが高くなってしまうという課題があった。
【0007】また、上記従来方法では、ある時点のデー
タの複製とその時点以後のデータの更新操作内容の組み
合わせでバックアップを保持するため、データ更新操作
内容を記録するための手段が用意されていない情報処理
装置には適用が困難であるという課題があった。
【0008】また、上記従来方法では、バックアップを
行うデータを選択的に指定する手段が用意されていない
ため、バックアップが不要なデータまですべてバックア
ップしてしまい、バックアップデータの総容量やバック
アップ時間が不必要に増大してしまう場合があるという
課題があった。
【0009】本発明の第1の目的は、ネットワークに接
続された情報処理装置が、該ネットワーク上の複数の他
の情報処理装置が有するデータのある時点の複製とその
時点以後のデータ操作内容を保持することで、データの
バックアップを必要とする個々の情報処理装置に特別な
付加装置を付加することなく低コストで実現可能な更新
情報によるデータバックアップ方法を提供することにあ
る。
【0010】本発明の第2の目的は、データ更新操作内
容を逐次記録していく手段が提供されていない情報処理
装置にも適用可能なデータの更新情報によるデータバッ
クアップ方法を提供することにある。
【0011】本発明の第3の目的は、バックアップ対象
とするデータを動的に選択可能とすることにより、必要
最小限のバックアップ時間とバックアップデータ格納用
記憶装置容量でバックアップの効果を得ることが可能な
データバックアップ方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、ネッ
トワークに接続され、バックアップを必要とするデータ
を有する第1の情報処理装置に、任意の時点の前記デー
タと、前記時点以降に前記データが更新された内容をバ
ックアップデータとして前記第2の情報処理装置に送信
する手段と、前記第2の情報処理装置に対して指定した
時点の前記バックアップデータを前記第1の情報処理装
置へ送信するように要求する手段と、前記第2の情報処
理装置から受信した前記バックアップデータを前記第1
の情報処理装置の記憶装置上に格納する手段を設け、一
方、前記第2の情報処理装置に、前記第1の情報処理装
置から送信されてきたデータと前記データの更新内容を
記憶装置に格納する手段と、前記第1の情報処理装置か
らの要求により前記データと前記データの更新内容から
指定された時点の前記データを復元し、前記第1の情報
処理装置へ送信する手段を設けることにより達成され
る。
【0013】上記第2の目的は、バックアップを必要と
するデータを有する第1の情報処理装置に前記データの
名前,大きさ,最終更新日付などの第1の管理情報を取
得する手段と、前記データのバックアップを格納する第
2の情報処理装置が、バックアップしている前記データ
の名前,大きさ,最終更新日付などの第2の管理情報を
取得する手段と、前記第2の情報処理装置が前記第2の
管理情報を前記第1の情報処理装置に送信する手段と、
前記第1の情報処理装置が前記第1の管理情報と前記第
2の情報処理装置から受信した前記第2の管理情報を比
較することにより、前回バックアップ時からの前記第1
の情報処理装置が有する前記データの更新状況を検出す
る手段を設けることで達成される。
【0014】上記第3の目的は、バックアップを行うデ
ータを指定するバックアップ対象指定情報を保持するた
めのバックアップ対象情報保持手段と、前記バックアッ
プ対象指定情報により前記第1の情報処理装置がバック
アップを行うファイルを選択する手段と、前記バックア
ップ対象データ指定情報を状況に応じて動的に変更可能
とするためのバックアップ対象指定情報入力手段とを設
けることにより達成される。
【0015】
【作用】第1の情報処理装置がバックアップするデータ
と前記データの更新内容をネットワークで接続される第
2の情報処理装置に送信する手段と、前記第2の情報処
理装置が前記データと前記データの更新処理内容を受信
し前記第2の情報処理装置に接続される記憶装置に格納
する手段は、前記第1の情報処理装置が持つデータのバ
ックアップを格納する記憶装置として前記第2の情報処
理装置に接続される記憶装置を利用可能とし、それ以外
の特別な装置を不要とする。
【0016】また、第1の情報処理装置がバックアップ
するデータの名前,大きさ,最終更新日付などの第1の
管理情報を取得する手段と、前記第1の情報処理装置が
有するデータのバックアップを格納する第2の情報処理
装置が前記バックアップの第2の管理情報を取得する手
段と、前記第2の管理情報を前記第1の情報処理装置へ
送信する手段と、前記第1の情報処理装置が前記第1の
管理情報と前記第2の管理情報の内容を比較する手段
は、前記第2の情報処理へバックアップを格納した以降
に行われたデータの生成,削除,変更などの更新内容を
検出可能とする。
【0017】また、バックアップ対象指定情報を保持す
るためのバックアップ対象情報保持手段と、前記バック
アップ対象指定情報により前記第1の情報処理装置がバ
ックアップを行うファイルを選択する手段と、前記バッ
クアップ対象データ指定情報を変更するためのバックア
ップ対象指定情報入力手段は、必要最小限のファイルの
みをバックアップ可能とし、さらに、バックアップ対象
のデータをシステム運用中であっても柔軟に変更可能と
する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0019】図1は本発明の一実施例による情報処理装
置を用いた情報処理装置システムの構成図である。図
中、101は本発明の一実施例を適用した情報処理装置
のうち、バックアップすべきローカルデータを持つ情報
処理装置、102は本発明の一実施例を適用した情報処
理装置のうち、他の情報処理装置のローカルデータのバ
ックアップを保持する情報処理装置、103は情報処理
装置101に接続される外部記憶装置、104は情報処
理装置102に接続される外部記憶装置、105は情報
処理装置101と情報処理装置102が接続されるネッ
トワーク、117は、バックアップすべき情報処理装置
101のローカルデータが格納されたローカルファイ
ル、113は情報処理装置101側でローカルファイル
117のバックアップに必要な処理を行うクライアント
側バックアップ実行部、107は情報処理装置102側
でローカルファイル117のバックアップに必要な処理
を行うサーバ側バックアップ実行部、120は、情報処
理装置101からのバックアップ開始要求を受け付ける
バックアップ開始受付部、112,118は、クライア
ント側バックアップ処理部113とサーバ側バックアッ
プ処理部がネットワーク105を通して通信を行うため
の通信処理部、115は情報処理装置101で動作する
アプリケーションプログラム、114は情報処理装置1
01がバックアップ実行時のローカルファイル117の
ディレクトリ情報を保持するための旧ディレクトリ情報
テーブル、106は情報処理装置102がバックアップ
実行時のローカルファイル117のディレクトリ情報を
保持するための最新ディレクトリ情報テーブル、119
はバックアップ処理を実行する毎に値を増加させるチェ
ックポイントカウンタ、109はローカルファイル11
7のディレクトリ情報の最も古いバックアップであるデ
ィレクトリ情報ファイル、110はローカルファイル1
17の内容のそのものを格納するファイルであるデータ
ファイル、111は最も古いバックアップ以降に行われ
たローカルファイル117に対する更新内容を記録する
更新情報ファイル、125はバックアップの対象となる
ローカルファイルを指定する情報を格納するバックアッ
プ対象指定ファイルである。以上のような構成において
行われる本発明によるローカルデータバックアップ方法
の詳細な手順を以下で説明する。
【0020】まず、本発明によるデータバックアップ方
法の動作概要と図1の中のテーブル,ファイルの構造に
ついて説明する。
【0021】図8は、本発明によるローカルデータバッ
クアップ手順を示すフローチャートである。情報処理装
置101のクライアント側バックアップ実行部113が
軌道すると、まず、クライアント側バックアップ実行部
113が情報処理装置102に対してバックアップ処理
の開始を要求する。その際、情報処理装置101固有の
バックアップ識別子を前記要求に付加する(ステップ8
00)。図21は、クライアント側バックアップ実行部
113を軌道したときに表示される操作ウィンドウの一
例を示したものである。操作ウィンドウ2100が開い
た後、使用者が入力フィールド2101と2102にそ
れぞれ情報処理装置102を指定するサーバ名と前記バ
ックアップ識別子とを入力し、接続ボタン2103を操
作することにより、前記バックアップ識別子を付加した
バックアップ開始要求が送信される。前記要求は通信処
理部112,108を経由してバックアップ開始受付部
120へ到達する。前記要求を受信したバックアップ開
始受付部120は、前記バックアップ識別子がバックア
ップ登録ファイル116に登録されているかどうかを検
索する(ステップ801)。バックアップ登録ファイル
116に登録されていない場合は、バックアップ開始受
付部120は前記バックアップ識別子をバックアップ登
録ファイル116へ新たに登録し、情報処理装置101
に関するディレクトリ情報ファイル109、データファ
イル110、更新情報ファイル111、更新履歴ファイ
ル118の名前を決定し、これらのファイル名もバック
アップ登録ファイル116に登録する(ステップ80
2)。そして、バックアップ開始受付要求部120はサ
ーバ側バックアップ実行部107を新たに起動するとと
もに(ステップ810)、該サーバ側バックアップ実行
部107に対し初期バックアップ処理の実行を要求す
る。サーバ側バックアップ実行部107は前記四つのフ
ァイルの初期化を行うために、初期バックアップ処理を
実行する(ステップ808)。初期初期バックアップ処
理の詳細については後で説明する。一方、前記バックア
ップ識別子がバックアップ登録ファイル116に登録さ
れていた場合は、バックアップ開始受付部120はサー
バ側バックアップ実行部を起動し(ステップ809)、
該サーバ側バックアップ実行部107に対し最新ディレ
クトリ情報テーブル106の再構築開始を要求する。サ
ーバ側バックアップ実行部107は、バックアップ登録
ファイル116から情報処理装置101に関するディレ
クトリ情報ファイル109、データファイル110、更
新情報ファイル111、更新履歴ファイル118の名前
を求め、ディレクトリ情報ファイル109と更新情報フ
ァイル111の内容を用いて最新ディレクトリ情報テー
ブル106を再構築する(ステップ803)。そして、
その再構築した最新ディレクトリ情報テーブル106の
内容をクライアント側バックアップ実行部113に送信
し、旧ディレクトリ情報テーブル114に格納する(ス
テップ807)。ここで、サーバ側実行部107は、バ
ックアップ処理の開始を受けている情報処理装置101
の数だけ起動していることになる。以上のステップが終
了すると、以後は適当な時間間隔で定期的に、あるいは
使用者の要求により更新バックアップ処理を行う(ステ
ップ804)。更新バックアップ処理ではアプリケーシ
ョンプログラム115などが行ったローカルファイル1
17の更新内容を更新情報ファイル111とデータファ
イル110に書き加える処理を行う。もし、途中でファ
イルリカバリ要求が発生した場合は(ステップ80
5)、ファイルリカバリ処理を実行する(ステップ80
6)。更新バックアップ処理とファイルリカバリ処理の
詳細は後で説明する。
【0022】図2は、ディレクトリ情報ファイル109
の内部構造を示す図である。ディレクトリ情報ファイル
109はバックアップされているローカルファイル11
7のディレクトリ構造と各ファイルのファイル名,大き
さ,属性,最終更新日付などの情報を格納するファイル
で、一つまたは複数のディレクトリ情報200が並んだ
配列構造を成している。ディレクトリ情報200にはそ
れぞれ固有のインデックス番号が割り当てられている。
ディレクトリ情報200は一つのファイルまたはサブデ
ィレクトリに関する情報を管理するもので、格納される
要素には、ファイルまたはサブディレクトリ名201、
ファイルの大きさ202、ファイルかサブディレクトリ
か、あるいはファイルが書き込み禁止かどうか等を示す
属性203、ファイルの最終更新日時204、データフ
ァイル110の中でファイルの内容が格納されている位
置を示すデータ先頭位置205、ディレクトリ構造を管
理するためのサブディレクトリインデックス206およ
びディレクトリ情報インデックス207がある。ディレ
クトリ情報インデックス207は同一ディレクトリに存
在する次のファイルまたはサブディレクトリのディレク
トリ情報200のインデックスを格納して線形リストを
構成するための要素であり、サブディレクトリインデッ
クス206はディレクトリ情報200がサブディレクト
リに関するものであるときに、該サブディレクトリに格
納されるファイルまたはサブディレクトリのディレクト
リ情報200の線形リストの先頭インデックスを格納す
る要素である。
【0023】図3はデータファイル110の内部構造を
示す図である。データファイルはバックアップするロー
カルファイル117の内容にヘッダー部300を付け加
えたものを順次格納した構造となっている。この時、前
記内容の冗長な部分を、例えばLZW(Lempel−
Ziv−Welch)法などのアルゴリズムにより圧縮
することでデータファイル110の縮小が図れる場合に
は、圧縮を行ってもよい。圧縮が行われているかどうか
を示す情報はヘッダー部300の圧縮フラグ301に格
納する。その他、ヘッダー部300には圧縮前の前記内
容の大きさであるオリジナルデータ長302と、圧縮さ
れた場合の圧縮後の前記内容の大きさである圧縮後デー
タ長303を格納する。圧縮が行われていなければ、オ
リジナルデータ長302と圧縮後データ長303の値は
同じである。ローカルファイル117のそれぞれの格納
位置は、ディレクトリ情報ファイル109に格納されて
いるディレクトリ情報200のデータ先頭位置205、
または次に説明する更新情報ファイル111に格納され
ている更新情報400のデータ先頭位置407に格納さ
れるようになっている。
【0024】図4は、更新情報ファイル111の内部構
造を示す図である。更新情報ファイル111は、ディレ
クトリ情報ファイル109とデータファイル110によ
って保持されているローカルファイル117の状態に対
して現在までに行われたファイル更新内容を格納するフ
ァイルであり、ファイル更新の内容を示す更新情報40
0が配列形式で格納される構造になっている。更新情報
400には、該更新情報を格納したときのチェックポイ
ントカウンタ119の値を格納するチェックポイント番
号401、更新対象ファイルまたはサブディレクトリ名
402、更新内容を種類表す更新コマンド403、ファ
イルの更新後の大きさ404、ファイルの更新後の属性
405、ファイルの更新後の最終更新日時406、デー
タファイル110中で更新後のファイル内容が格納され
ている位置を表すデータ先頭位置407が格納される。
更新内容の種類には、「ファイル作成」,「ファイル更
新」,「ファイル削除」,「ディレクトリ作成」,「デ
ィレクトリ削除」の5種類があり、それぞれに対応する
コマンドコード番号を更新コマンド403に格納する。
【0025】図5は、更新履歴ファイル118の内部構
造を示す図である。更新履歴ファイル118は、初期バ
ックアップ処理、および更新バックアップ処理が行われ
た時刻を記録しておくためのファイルで、初期バックア
ップ処理または更新バックアップ処理が行われた時点の
チェックポイントカウンタの値であるチェックポイント
番号と、該処理が行われた時刻である更新日時を一つの
要素として記録する。最古ポインタ501は、リカバリ
可能な最も古いバックアップに関する要素を指し示すポ
インタであり、最新ポインタ502は、最も新しいバッ
クアップに関する要素の次の要素、すなわち次回更新バ
ックアップが行われるときに情報を書き込む部分を指し
示すポインタである。
【0026】図6は、バックアップ登録ファイル116
の内部構造を示す図である。バックアップ登録ファイル
116は、情報処理装置102が、複数の他の情報処理
装置が持つデータのバックアップを識別して管理できる
ようにするためのもので、一つの他の情報処理装置のバ
ックアップに関する情報を示す登録情報600が配列形
式で格納された構造となっている。登録情報600に
は、どの情報処理装置のバックアップに関する情報かを
識別するためのバックアップを識別子601、および、
前記情報処理装置に関するディレクトリ情報ファイル名
602、データファイル名603、更新情報ファイル名
604、更新履歴ファイル名605が格納される。
【0027】図7は、最新ディレクトリ情報テーブル1
06の構造を表わす図である。最新ディレクトリ情報テ
ーブル106は、更新バックアップ処理終了時点のロー
カルファイル117のディレクトリ状態を示すテーブル
であり、ディレクトリ情報ファイル109と同様にロー
カルファイル117のディレクトリ構造に対応した線形
リスト構造をとっている。線形リストの一つのノードと
なるディレクトリ情報700には、ファイルまたはサブ
ディレクトリ名701、ファイル大きさ702、ファイ
ルの属性703、ファイルの最終更新日時704、デー
タファイル110の中でファイル内容が収納されている
位置を示すデータ先頭位置705、サブディレクトリの
場合に該サブディレクトリに格納されるファイルに関す
るファイル情報700の線形リストの先頭ノードのアド
レスを格納するサブディレクトリアドレス706、同一
ディレクトリ内の次のファイルまたはサブディレクトリ
のディレクトリ情報700のアドレスを格納するディレ
クトリ情報アドレス707が含まれる。情報処理装置1
01側の旧ディレクトリ情報テーブル114も最新ディ
レクトリ情報テーブル106と同じ構造であるが、デー
タ先頭位置705は意味を持たない。
【0028】図7は、バックアップ対象指定ファイル1
25の構造を示す図である。バックアップ対象指定ファ
イル125には、実際にバックアップを行うファイルの
ファイル名が一つまたは複数格納される構造となってい
る。ファイル名はワイルドカード(任意の文字列とマッ
チする特殊記号’*’など)を用いた複数のファイルの
指定が可能であり、また、単にサブディレクトリ名だけ
が書かれた場合は、そのサブディレクトリに含まれるフ
ァイルすべてがバックアップの対象となることを表す。
【0029】次に、初期バックアップ処理,更新バック
アップ処理,ファイルリカバリ処理のそれぞれの詳細に
ついて図を用いて説明する。
【0030】まず、初期バックアップ処理の内容につい
て、図9を用いて説明する。図9は、初期バックアップ
処理の内容を示したシーケンス図である。サーバ側バッ
クアップ実行部107は、バックアップ登録ファイル1
16にクライアント側バックアップ実行部113が指定
したバックアップ識別子が登録されていないと、バック
アップ登録ファイルに該バックアップ識別子等を登録し
た後に、通信処理部108,ネットワーク105,通信
処理部112を通して初期バックアップ開始フレーム9
00をクライアント側バックアップ実行部113へ送信
する。クライアント側バックアップ実行部113は、初
期バックアップ開始フレーム900を受信したら肯定応
答を意味するACKフレーム901をサーバ側バックア
ップ実行部107へ送信する。サーバ側バックアップ実
行部107は、ACKフレーム901を受信すると、最
新ディレクトリ情報テーブル106、チェックポイント
カウンタ119の初期化と、ディレクトリ情報ファイル
109、データファイル110、更新情報フアイル11
1、更新履歴ファイル118の生成を行い(ステップ9
07)、初期化完了フレーム902を送信してクライア
ント側バックアップ実行部113に対してバックアップ
するフアイルの送信開始を要求する。クライアント側バ
ックアップ実行部113は、初期化完了フレーム902
を受信すると、バックアップすべきローカルデータを格
納したローカルファイル117のディレクトリ情報とフ
ァイル内容を1ファイル分ずつサーバ側バックアップ実
行部107に送信する(フレーム903)。ここで、バ
ックアップすべきローカルファイルのファイル名は、バ
ックアップ対象指定ファイル125の内容を順次読みだ
すことで取得する。ワイルドカードやサブディレクトリ
名指定により複数のファイルが指定された場合は、ロー
カルファイル117のディレクトリ情報を検索してファ
イル名を取得する。サーバ側バックアップ実行部107
は、受信した1ファイル分のディレクトリ情報とファイ
ル内容903より、該ファイルに関するディレクトリ情
報700を作成し、最新ディレクトリ情報テーブル10
6の該ファイルが存在するディレクトリのリストへ連結
する(ステップ908)。該ディレクトリが存在しない
場合は、該ディレクトリに関するディレクトリに関する
ディレクトリ情報700を作成し、連結する処理を先に
行う。次に該ファイルのファイル内容をデータファイル
110に追加書き込みし、書き込み先頭位置を該ファイ
ルのディレクトリ情報700のデータ先頭位置705に
格納する。この時、必要があれば前記ファイル内容を圧
縮してもよい(ステップ909)。以上の処理が正常終
了したらACKフレーム904をクライアント側バック
アップ実行部113に送信し、クライアント側バックア
ップ実行部113は次のローカルファイル117のディ
レクトリ情報とファイル内容をサーバ側バックアップ実
行部107に送信する。以後、バックアップが必要なフ
ァイルすべての送信が完了するまでフレーム903送信
からフレーム904送信までの間の処理を繰り返す。A
CKフレーム904受信後に送信すべきローカルファイ
ル117が無かった場合は、クライアント側バックアッ
プ実行部113は初期バックアップ終了フレーム905
を送信する。サーバ側バックアップ実行部107は、初
期バックアップ終了フレーム905を受信したら最新デ
ィレクトリ情報テーブル106の内容をディレクトリ情
報ファイル109に格納する(ステップ910)。その
際、メモリアドレス形式であるサブディレクトリアドレ
ス706、ディレクトリ情報アドレス707は、それぞ
れインデックス番号形式であるサブディレクトリインデ
ックス206、ディレクトリ情報インデックス207に
変換する。該処理が正常終了したらACKフレーム90
6を送信し、クライアント側バックアップ処理部113
に初期バックアップ処理が正常終了したことを通知す
る。以上が初期バックアップ処理の内容である。
【0031】次に、更新バックアップ処理の内容につい
て、図10を用いて説明する。図10は、更新バックア
ップ処理の内容を示したシーケンス図である。クライア
ント側バックアップ実行部113は、まず現在のローカ
ルファイル117のディレクトリ情報を読みだし、現状
ディレクトリ情報テーブルを作成する(ステップ10
1)。実際に前記現状ディレクトリ情報テーブルにディ
レクトリ情報を格納するファイルは、バックアップ対象
指定ファイル125に指定されたファイルのみである。
前記現状ディレクトリ情報テーブルの構造は旧ディレク
トリ情報テーブル114と同じである。次に旧ディレク
トリ情報テーブル114と前記現状ディレクトリ情報テ
ーブルの内容を比較する(ステップ1002)。比較が
容易なように旧ディレクトリ情報テーブル114と前記
現状ディレクトリ情報テーブルの内容は、ファイルまた
はサブディレクトリ名をキーとしてソートしておく。本
実施例では昇順にソートしてあるものとする。比較は、
旧ディレクトリ情報テーブル114と前記現状ディレク
トリ情報テーブルの先頭のノードからリスト構造に従っ
て順次内容を比較することで行う。この比較方法の一例
は、後に図13,14を用いて詳しく説明する。比較の
結果、ファイルの作成,削除,更新が検出された場合
は、更新情報作成してサーバ側バックアップ実行部10
7へ送信する(ステップ1003)。ここで、前記更新
情報は更新情報ファイル111に格納する更新情報40
0にファイル内容を付加したものである。以上述べたス
テップ1002,1003の処理は、旧ディレクトリ情
報テーブル114と前記現状ディレクトリ情報テーブル
の全ノードの比較が終了するまで繰り返す(ステップ1
004)。全ノードの比較が終了したら、情報処理装置
102が持つ最新ディレクトリ情報テーブル106の内
容を旧ディレクトリ情報テーブル114に複写して更新
バックアップ処理を終了する(ステップ1005)。こ
の複写処理の内容については、図11により後で詳しく
説明する。一方、前記更新情報を受信したサーバ側バッ
クアップ実行部107は次のように動作する。まず、受
信した前記更新情報を更新情報ファイル111とデータ
ファイル110に追加書き込みする(ステップ100
6)。前記更新情報のうち、ファイル内容の部分をデー
タファイル110に追加し、それ以外の部分を更新情報
ファイル111に追加する。次に受信した前記更新情報
に従い、最新ディレクトリ情報テーブル106を更新す
る(ステップ1007)。すなわち、前記更新情報がフ
ァイルの作成を示すものであれば該ファイルに関するノ
ードを追加し、ファイルの削除を示すものであれば該フ
ァイルに関するノードを削除する等の処理を行う。次
に、更新情報ファイル111またはデータファイル11
0の大きさがあらかじめ指定された大きさよりも大きく
なった場合は、古い更新情報を削除するために以下の処
理を行う(ステップ1008)。まず更新情報ファイル
111の中の更新情報のうち最も古いチェックポイント
番号を持つ更新情報の内容に従ってディレクトリ情報フ
ァイル109の内容を更新する(ステップ1009)。
最も古いチェックポイント番号は、更新履歴ファイル1
18の中の要素のうち、最古ポインタ501が差し示す
ものの中に書かれている。次にデータファイル110、
更新情報ファイル111に格納されるデータのうち、ス
テップ1009の処理により不要となったデータを削除
する(ステップ1010)。前記データの削除によりデ
ィレクトリ情報ファイル109や更新情報ファイル11
1に格納されているデータ先頭位置205,405が変
更になることもあるので、これらも併せて更新してお
く。最後に、最古ポインタ501を次の要素を差し示す
ように更新して終了する(ステップ1011)。
【0032】次に、更新バックアップ処理の中で行われ
る前記現状ディレクトリ情報テーブルと旧ディレクトリ
情報テーブル114の比較処理、および、最新ディレク
トリ情報テーブル106から旧ディレクトリ情報テーブ
ル114への内容コピー処理について説明する。
【0033】図13は、前記現状ディレクトリ情報テー
ブルと旧ディレクトリ情報テーブル114の比較処理を
行う時の前記二つのテーブルと比較用のポインタの初期
状態を示した図である。図中、1301は前記現状ディ
レクトリ情報テーブル、1302は旧ディレクトリ情報
テーブル114へのポインタp、1303は現状ディレ
クトリ情報テーブル1301へのポインタqである。ポ
インタp1302とポインタq1303は、それぞれ比
較対象となるノードを指し示して示している。初期状態
では、前記二つのポインタはそれぞれ対応する前記ディ
レクトリ情報テーブルの先頭ノードを指すようにしてお
く。この状態で、クライアント側バックアップ実行部1
13は、図14のフローチャートに示すような手順で旧
ディレクトリ情報テーブル114と現状ディレクトリ情
報テーブル1301の比較を行う。最初のステップ14
01は、ポインタp1302,ポインタq1303の初
期化を行うステップである。初期化が終了したら、ポイ
ンタp1302が指すノードに格納されるファイル名と
ポインタq1303が指すノードに格納されるファイル
名の大小を比較する(ステップ1402)。この時、前
記ポインタがどのノードも指し示していなかった場合
は、該ポインタが無限に大きな値のファイル名を持つノ
ードを指し示していると見なして比較を行う。ステップ
1402の比較の結果が同じであれば、さらに、前記そ
れぞれのノードに格納される大きさ,属性,最終更新日
時の比較を行う(ステップ1403)。ステップ140
3で相違があれば、ポインタp1302が指すノードに
示されるファイルは内容が更新されたということなの
で、「ファイル更新」コマンドを含む更新情報を作成
し、サーバ側バックアップ実行部107へ送信する(ス
テップ1404)。次に、ポインタp1302,ポイン
タq1303のそれぞれを次のノードがあればそれを指
し示すように更新する(ステップ1405)。もし、ス
テップ1402でポインタp1302の指すノードに格
納されるファイル名の方がポインタq1303の指すノ
ードに格納されるファイル名より大きかった場合は、ポ
インタq1303が指すノードに示されるファイルが新
たに作成されたということなので、「ファイル作成」コ
マンドを含む更新情報を作成し、サーバ側バックアップ
実行部107へ送信する(ステップ1406)。次に、
ポインタq1303を次のノードがあればそれを指し示
すように更新する(ステップ1407)。もし、ステッ
プ1402でポインタp1302の指すノードに格納さ
れるファイル名の方がポインタq1303の指すノード
に格納されるファイル名より小さかった場合は、ポイン
タp1302が指すノードに示されるファイルが削除さ
れたということなので、「ファイル削除」コマンドを含
む更新情報を作成し、サーバ側バックアップ実行部10
7へ送信する(ステップ1408)。次に、ポインタp
1302を次のノードがあればそれを指し示すように更
新する(ステップ1409)。以上の処理を行った後、
ポインタp1302,ポインタq1303の両方がノー
ドを指していない状態になるまでステップ1402以降
を繰り返し実行し、比較処理を終了する(ステップ14
10)。なお、比較するノードがサブディレクトリを指
すものであった場合は、該サブディレクトリに対しても
前記比較処理を再帰的に実行する、また、サブディレク
トリが作成または削除されていた場合は、該サブディレ
クトリ以下に存在するすべてのファイルまたはサブディ
レクトリも作成または削除されたものとして処理を行
う。
【0034】図11は、更新バックアップ処理の最後に
行われるディレクトリ情報テーブル複写処理の内容を示
したシーケンス図である。本処理では、まず最初にクラ
イアント側バックアップ実行部113が最新ディレクト
リ情報送信要求フレーム1101をサーバ側バックアッ
プ実行部107に送信する。サーバ側バックアップ実行
部107は、最新ディレクトリ情報送信要求フレーム1
101を受信したら、更新履歴テーブル118の最新ポ
インタ502が指し示す部分にチェックポイントカウン
タ119の値とその時点の日時を書き込み(ステップ1
103)、最新ポインタ502を次の要素を指し示すよ
うに更新してから(ステップ1104)最新ディレクト
リテーブル106の内容をクライアント側バックアップ
実行部113へ送信する(フレーム1102)。クライ
アント側バックアップ実行部113は、受信した最新デ
ィレクトリ情報テーブル106の内容を旧ディレクトリ
情報テーブル114に格納する(ステップ1105)。
【0035】図22は、バックアップ対象となるファイ
ルの追加や削除を行うための操作ウィンドウの一例を示
したものである。図21に示した操作ウィンドウ210
0中の対象設定ボタン2105を操作することで図22
の操作ウィンドウ2200が開く。この操作は、クライ
アント側バックアップ実行部113とサーバ側バックア
ップ実行部120が接続されている間はいつでも行える
ものである。操作ウィンドウ2200に対し、以下のよ
うな操作を行うことで、バックアップの対象となるファ
イルを更新できる。操作ウィンドウ2200が開くと、
リストボックス2205にはバックアップ対象指定ファ
イル125から読み込んだファイル名の一覧が表示され
る。ここで、新たにバックアップ対象ファイルを追加し
たい場合は、追加したいファイル名あるいはディレクト
リ名を入力フィールド2206に入力した後、追加ボタ
ン2203を操作する。これにより、入力フィールド2
206に入力したファイル名あるいはディレクトリ名が
リストボックス2205内に追加される。ファイルをバ
ックアップ対象指定ファイルから削除したい場合は、削
除したいファイルのファイル名をリストボックス220
5から選択した後、削除ボタン2204を操作する。こ
れにより、指定のファイルがリストボックス2205か
ら削除される。最後に、上記のような操作で行った変更
をバックアップ対象指定ファイル125に反映したい場
合は、OKボタン2201を操作する。これにより、リ
ストボックス2205の内容がバックアップ対象指定フ
ァイル125に書き出され、操作ウィンドウ2200は
閉じる。もし、それまでのリストボックス2205への
変更をバックアップ対象指定ファイル125に反映せず
に終了したい場合は、キャンセルボタン2203を操作
する。
【0036】最後に、ファイルリカバリ処理の内容につ
いて、図12を用いて説明する。図12は、ファイルリ
カバリ処理の内容を示したシーケンス図である。また、
図23は、ファイルリカバリ処理を行うための操作ウィ
ンドウの一例を示す図である。ファイルリカバリ処理
は、チェックポイント番号とファイル名で指定した一つ
または複数のローカルファイル117を外部記憶装置1
03内に再構築する処理である。ファイルリカバリ処理
は、まずクライアント側バックアップ実行部113がリ
カバリ開始要求フレーム1201を送信することで始ま
る。リカバリ開始要求フレーム1201は、使用者が図
21に示す操作ウィンドウ2100のリカバリボタン2
104を操作することにより送信される。このとき、フ
ァイルリカバリ用の操作ウィンドウ2300も同時に開
く。サーバ側バックアップ処理部107は、リカバリ開
始要求フレーム1201を受信すると、更新履歴ファイ
ル118に格納されている更新履歴情報を送信する(フ
レーム1202)。前記更新履歴情報は、チェックポイ
ント番号と更新日時が組になったものである。クライア
ント側バックアップ実行部113は、前記更新履歴情報
を受信したら、その内容を使用者に体して表示し(ステ
ップ1202)、どのチェックポイント番号で示される
バックアップでリカバリするかを使用者に指定させ、該
チェックポイント番号をサーバ側バックアップ実行部1
07に送信する(ステップ1211)。図23の例で
は、受信した前記更新履歴情報は、操作ウィンドウ23
00のリストボックス2301内に表示される。使用者
は復元したいチェックポイントを選択した後にCP選択
ボタン2302を操作することで、該チェックポイント
に対応するチェックポイント番号がサーバ側バックアッ
プ実行部107に送信される。サーバ側バックアップ実
行部107は、ディレクトリ情報ファイル109に対し
て、受信した前記チェックポイント番号でしていされた
時点までの更新情報400に従った更新処理を施したデ
ィレクトリ情報テーブルを作成し(ステップ121
2)、該ディレクトリ情報テーブルの内容をクライアン
ト側バックアップ実行部113に送信する(ステップ1
213)。該ディレクトリ情報テーブルの構造は、最新
ディレクトリ情報テーブル106の構造と同じである。
クライアント側バックアップ実行部113は、受信した
前記ディレクトリ情報テーブルの内容を使用者に対して
表示し(ステップ1214)、どのファイルをリカバリ
対象とするかを指定させる(ステップ1215)。リカ
バリ対象となるファイルは複数指定できる。図23の例
では、前記受信したディレクトリ情報テーブルの内容を
リストボックス2303,2304,2305に表示さ
れ、使用者がリカバリしたいファイルを指定できるよう
になる。全ファイルを一度に指定したい場合は、全選択
ボタン2307を操作する。リカバリ対象ファイルが指
定され、リカバリボタン2306が操作されたら、クラ
イアント側バックアップ実行部113は、前記指定され
たファイルの中の一つのファイルの名前を、該ファイル
が存在するディレクトリ名も含めてサーバ側バックアッ
プ実行部107に送信する(フレーム1203)。サー
バ側バックアップ実行部107は、フレーム1203を
受信すると指定されたファイルの内容をクライアント側
バックアップ実行部113に送信する(ステップ121
6)。クライアント側バックアップ実行部113は、受
信した前記ファイル内容を外部記憶装置103内に格納
することでローカルファイル117のリカバリを行う。
以後、ステップ1215で指定された全てのファイルの
転送が済むまで、フレーム1203送信以降の処理を繰
り返し実行する。全ての前記ファイルの転送が完了した
ら、クライアント側バックアップ実行部113は、リカ
バリ終了通知フレーム1205を送信することでファイ
ルリカバリ処理の終了をサーバ側バックアップ実行部1
07へ通知する。必要なファイルのリカバリがすべて終
了したら、使用者が終了ボタン2308を操作すること
で操作ウィンドウ2300は閉じ、ファイルリカバリ処
理を完了する。
【0037】次に、図15から図19を用いて本発明の
他の実施例について説明する。本実施例は、ネットワー
クに接続されていない情報処理装置にバックアップ格納
用の外部記憶装置を付加し、単体でバックアップ処理を
行う例である。
【0038】図15は、本発明の一実施例による情報処
理装置の構成図である。図中、121は本発明の一実施
例を適用した情報処理装置、103は情報処理装置12
1に接続されるローカルデータ格納用の外部記憶装置、
122は情報処理装置121に接続されるローカルデー
タのバックアップ格納用外部記憶装置、117はローカ
ルデータが格納されたローカルファイル、123は情報
処理装置121内でバックアップ処理を実行するバック
アップ実行部、124はローカルファイル117の最新
のバックアップのディレクトリ情報を格納するディレク
トリ情報テーブル、119はバックアップ処理を行う毎
に値を増加させるチェックポイントカウンタ、109は
ローカルファイル117の最も古いバックアップのディ
レクトリ情報を格納するディレクトリ情報ファイル、1
10はローカルファイル117の内容のそのものを格納
するデータファイル、111は最も古いバックアップ以
降に行われたローカルファイル117に対する更新内容
を記録する更新情報ファイル、118はいつバックアッ
プを実行したかを記録する更新履歴ファイルである。以
上のような構成において行われるローカルデータバック
アップ方法の詳細な手順を以下で説明する。
【0039】図16は、本発明の他の実施例におけるロ
ーカルデータバックアップ手順を示すフローチャートで
ある。情報処理装置121が起動したとき、まずステッ
プ1601で更新履歴ファイル118が存在するかどう
かが調べられる。更新履歴ファイル118が存在しない
場合にはこれまでバックアップ処理が一度も行われてい
ないということで、初期バックアップ処理を実行する
(ステップ1602)。初期バックアップ処理の詳細は
後で説明する。更新履歴ファイル118が存在する場合
は、ディレクトリ情報ファイル109と更新情報ファイ
ル111の内容から最新のバックアップのディレクトリ
情報を求め、ディレクトリ情報テーブル124の再構築
を行う(ステップ1603)。以上、ステップ1601
から1603までは、情報処理装置121起動時の初期
化処理の一部として実行されるものである。以上のステ
ップが終了すると、以後は指定された時間間隔で定期的
に、あるいは使用者の要求により更新バックアップ処理
を行う(ステップ1604)。更新バックアップ処理で
は、アプリケーシヨンプログラム115などが行ったロ
ーカルファイル117の更新の内容を更新情報ファイル
111とデータファイル110に書き加える処理を行
う。もし、途中でファイルリカバリ要求が発生した場合
は(ステップ1605)、ファイルリカバリ処理を実行
する(ステップ1606)。更新バックアップ処理とフ
ァイルリカバリ処理の詳細は後で説明する。
【0040】図17は、図16のステップ1602で実
行される初期バックアップ処理の手順を示すフローチャ
ートである。バックアップ実行部123は、情報処理装
置121の起動時、の更新履歴情報ファイル118が外
部記憶装置122に存在しないと、まずディレクトリ情
報テーブル124とチェックポイントカウンタ119の
初期化と、ディレクトリ情報ファイル109、データフ
ァイル110、更新情報ファイル111、更新履歴ファ
イル118の生成を行う(ステップ1701)。次に、
バックアップを必要とするローカルファイル117のデ
ィレクトリ情報700を作成し、ディレクトリ情報テー
ブル124の該ファイルが存在するディレクトリのリス
トへ連結する(ステップ1702)。該ディレクトリが
ない場合は、該ディレクトリに関するディレクトリ情報
700を作成し、該ディレクトリの親ディレクトリのリ
ストへ連結する処理を先に行う。そして、該ファイルの
ファイル内容をデータファイル110に追加書き込み
し、書き込み先頭位置を該ファイルのディレクトリ情報
700のデータ先頭位置705に格納する。この時、必
要であれば前記ファイル内容のデータ圧縮を行ってもよ
い(ステップ1703)。以上のステップ1702,ス
テップ1703は、バックアップを必要とする全てのロ
ーカルファイル117について完了するまで繰り返し実
行する(ステップ1704)。ここで、バックアップを
必要とするローカルファイルのファイル名は、バックア
ップ対象指定ファイル125の内容を順次読みだすこと
で取得できる。最後に、ディレクトリ情報テーブル12
4の内容をディレクトリ情報ファイル109に書き込ん
で初期バックアップ処理を終了する(ステップ170
5)。この書き込みの際、メモリ上のアドレスで表すサ
ブディレクトリアドレス706、ディレクトリ情報アド
レス707は、それぞれインデックス番号形式であるサ
ブディレクトリインデックス206、ディレクトリ情報
インデックス207に変換する。
【0041】図18は、図16のステップ1604で実
行される更新バックアップ処理の手順を示すフローチャ
ートである。バックアップ実行部123は、まず現在の
ローカルファイル117のディレクトリ情報を読みだ
し、現状ディレクトリ情報テーブルを作成する(ステッ
プ1801)。ここで、ディレクトリ情報読出の対象と
なるファイルは、バックアップ対象指定ファイル125
に指定されるものである。前記現状ディレクトリ情報テ
ーブルの構造はディレクトリ情報テーブル124の構造
と同じである。次にディレクトリ情報テーブル124と
前記現状ディレクトリ情報テーブルの内容を比較する
(ステップ1802)。この比較の方法は図13,図1
4を用いて先に説明した通りである。比較の結果、ファ
イルの作成削除,更新が検出された場合に更新バックア
ップを実行する(ステップ1803)。このステップ1
802,ステップ1803の処理はディレクトリ情報テ
ーブル124と前記現状ディレクトリ情報テーブルの全
ノードの比較が終了するまで繰り返される(ステップ1
804)。全ノードの比較が終了したら、前記現状ディ
レクトリ情報テーブルの内容をディレクトリ情報テーブ
ル124へ複写する(ステップ1810)。ここで、ス
テップ1803の更新バックアップの処理内容について
詳しく説明する。まず、ステップ1803で作成した前
記更新情報のファイル内容の部分をデータファイル11
0に追加書き込みし、それ以外の部分を更新情報ファイ
ル111に追加書き込みする(ステップ1805)。こ
の処理により、データファイル110または更新情報フ
ァイル111があらかじめ指定された大きさよりも大き
くなった場合は、古い更新情報を削除するため、さらに
以下の処理を行う(ステップ1806)。まず、更新情
報ファイル111の中の更新情報のうち、最も古いチェ
ックポイント番号を持つ更新情報の内容に従ってディレ
クトリ情報ファイル109の内容を更新する(ステップ
1807)。最も古いチェックポイント番号は、更新履
歴ファイル118の中の要素の内、最古ポインタ501
が指し示すものの中に書かれている。次にデータファイ
ル110、更新情報ファイル111に格納されるデータ
のうち、ステップ1807の処理により不要となったデ
ータを削除する(ステップ1808)。前記データの削
除によりディレクトリ情報ファイル109や更新情報フ
ァイル111に格納されているデータ先頭位置205,
405が変わることもあるので、これらも併せて修正し
ておく。最後に、最古ポインタ501を次の要素を指し
示すように更新して終了する(ステップ1809)。
【0042】図19は、図16のステップ1606で実
行されるファイルリカバリ処理の手順を示すフローチャ
ートである。ファイルリカバリ処理は、チェックポイン
ト番号とファイル名で指定された一つまたは複数のバッ
クアップされたローカルファイル117を外部記憶装置
103内に再構築する処理である。バックアップ実行部
123は、使用者からファイルリカバリ処理の要求を受
けると、まず、更新履歴ファイル118に格納されてい
る更新履歴情報を使用者に表示する(ステップ190
1)。前記更新履歴情報はチェックポイント番号と更新
日時が組になったものである。使用者は前記表示を確認
し、どのチェックポイント番号で示されるバックアップ
を復元するかを指定する(ステップ1902)。バック
アップ実行部123は、指定された前記チェックポイン
ト番号で指定された時点までの更新情報400に従った
更新処理を施したディレクトリ情報テーブルを作成し
(ステップ1903)。該ディレクトリ情報テーブルの
内容を使用者に対して表示する(ステップ1904)。
使用者は前記表示を確認し、復元するファイルを一つま
たは複数指定する(ステップ1905)。バックアップ
実行部123は前記指定されたファイルの内容を前記デ
ィレクトリ情報テーブルとデータファイル110から復
元し、外部記憶装置103内に格納することでファイル
リカバリを完了する(ステップ1906)。なお、上記
リカバリ処理の実際の操作は、図23に示した操作ウィ
ンドウ2300により行うものである。
【0043】以上説明したような方法により、ネットワ
ークに接続された情報処理装置が特別な付加装置無しに
ローカルデータのバックアップを実行することが可能と
なる。さらに、情報処理装置に、アプリケーションプロ
グラムが行うデータ操作の内容を直接検出する手段が用
意されていなくても、データの更新内容を適当な間隔で
検出することができ、前記間隔をシステムにとって最適
な値に設定することにより更新情報によるデータバック
アップが可能となる。さらに、必要最小限のファイルの
みを選択的にバックアップでき、バックアップに必要な
記憶装置の容量が不必要に増大な増大を防ぐことが可能
となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを介して他の情報処理装置と接続された情
報処理装置について、特別なバックアップ用の装置を付
加しなくても該情報処理装置が持つデータをバックアッ
プ可能となり、低コストでデータの保全を図ることが可
能になるという効果がある。
【0045】また、本発明によれば情報処理装置に、記
憶装置に格納されるデータの更新操作の内容を逐次検
出,記録するための手段が提供されていなくとも定期的
に前記データの更新内容を検出可能となるため、前記手
段が提供されていないような安価なパーソナルコンピュ
ータシステムにも適用可能になるという効果がある。
【0046】また、本発明によれば、必要最小限のファ
イルのみを選択的にバックアップ可能となるため、少な
いサーバ側記憶装置容量で効率的なバックアップが行え
るようになり、さらに、1台のバックアップ用サーバが
より多くのクライアントのバックアップデータを格納で
きるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報処理装置を用いた
情報処理装置システムの構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるディレクトリ情報ファ
イルの内部構造図である。
【図3】本発明の一実施例によるデータファイルの内部
構造図である。
【図4】本発明の一実施例による更新情報ファイルの内
部構造図である。
【図5】本発明の一実施例による更新履歴ファイルの内
部構造図である。
【図6】本発明の一実施例によるバックアップ登録ファ
イルの内部構造図である。
【図7】本発明の一実施例による最新ディレクトリ情報
テーブルの構造図である。
【図8】本発明の一実施例によるデータバックアップ手
順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例による初期バックアップ処理
の内容を示すシーケンス図である。
【図10】本発明の一実施例による更新バックアップ処
理の内容を示すシーケンス図である。
【図11】本発明の一実施例によるディレクトリ情報テ
ーブル複写処理の内容を示すシーケンス図である。
【図12】本発明の一実施例によるファイルリカバリ処
理の内容を示すシーケンス図である。
【図13】本発明の一実施例によるディレクトリ情報テ
ーブルの比較を行う時のテーブル初期状態を示す図であ
る。
【図14】本発明の一実施例によるディレクトリ情報テ
ーブルの比較方法を示すフローチャートである。
【図15】本発明の他の実施例による情報処理装置の構
成図である。
【図16】本発明の他の実施例によるデータバックアッ
プ手順を示すフローチャートである。
【図17】本発明の他の実施例による初期バックアップ
処理の手順を示すフローチャートである。
【図18】本発明の他の実施例による更新バックアップ
処理の手順を示すフローチャートである。
【図19】本発明の他の実施例によるファイルリカバリ
処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】本発明の一実施例によるバックアップ対象指
定ファイルの内部構造図である。
【図21】本発明の一実施例による操作ウィンドウの一
例を示す図である。
【図22】本発明の一実施例によるバックアップ対象フ
ァイル設定用操作ウィンドウの一例を示す図である。
【図23】本発明の一実施例によるファイルリカバリ用
操作ウィンドウの一例を示す図である。
【符号の説明】
101,102,121…情報処理装置、103,10
4,122…外部記憶装置、106…最新ディレクトリ
情報テーブル、107…サーバ側バックアップ実行部、
108,112…通信処理部、109…ディレクトリ情
報ファイル、110…データファイル、111…更新情
報ファイル、113…クライアント側バックアップ実行
部、114…旧ディレクトリ情報テーブル、115…ア
プリケーションプログラム、117…ローカルファイ
ル、118…更新履歴ファイル、119…チェックポイ
ントカウンタ、123…バックアップ実行部、124…
ディレクトリ情報テーブル、125…バックアップ対象
指定ファイル、200,700…ディレクトリ情報、3
00…ヘッダー部、400…更新情報、600…登録情
報。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置を有する情報処理装置が、前記記
    憶装置に格納しているデータを他の記憶装置にも格納し
    ておくことで前記データの破壊や消失を防ぐデータバッ
    クアップ方法であって、情報処理装置に他の情報処理装
    置とデータ交換を行うための通信手段と、前記通信手段
    により前記データの内容と、前記データが更新されたと
    きの更新内容をバックアップデータとして前記他の情報
    処理装置へ送信する手段と、前記他の情報処理装置が前
    記バックアップデータを前記他の情報処理装置の有する
    記憶装置内に格納する手段と、前記他の情報処理装置の
    有する前記記憶装置に格納されている前記バックアップ
    データから最新の前記データを復元し、前記情報処理装
    置が有する前記記憶装置に格納する手段を設けたことを
    特徴とするデータバックアップ方法。
  2. 【請求項2】前記情報処理装置が、前記情報処理装置の
    有する前記記憶装置に格納されるデータの管理情報を取
    得する手段と、前記他の情報処理装置が前記他の情報処
    理装置の有する前記記憶装置に格納されている前記バッ
    クアップデータの管理情報を取得する手段と、前記管理
    情報を前記他の情報処理装置が前記情報処理装置へ送信
    する手段を設け、前記情報処理装置が前記管理情報と前
    記送信された管理情報を比較することにより前記更新内
    容を検出することを特徴とする請求項1記載のデータバ
    ックアップ方法。
  3. 【請求項3】前記情報処理装置が有する前記記憶装置に
    格納されるデータのうち、前記他の情報処理装置が有す
    る記憶装置へのバックアップを実施するデータを指定す
    るためのバックアップ対象データ指定手段と、前記バッ
    クアップ対象データ指定手段が保持するバックアップ対
    象データ指定情報の追加,変更,削除を行うための情報
    入力手段を備え、前記情報処理装置が前記他の情報処理
    装置へ送信するバックアップデータを動的に変更可能と
    したことを特徴とする請求項1記載のデータバックアッ
    プ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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