JP2781691B2 - 障害情報参照方式 - Google Patents
障害情報参照方式Info
- Publication number
- JP2781691B2 JP2781691B2 JP4024949A JP2494992A JP2781691B2 JP 2781691 B2 JP2781691 B2 JP 2781691B2 JP 4024949 A JP4024949 A JP 4024949A JP 2494992 A JP2494992 A JP 2494992A JP 2781691 B2 JP2781691 B2 JP 2781691B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は障害情報参照方式、特に
コンピュータシステムの二重化ファイル処理における障
害情報参照方式に関する。
コンピュータシステムの二重化ファイル処理における障
害情報参照方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムを利用して、二重
化ファイルをアクセスする場合、障害により不完全とな
ったデータを参照したりすることがないよう、障害の発
生した系へのアクセスを抑制するため、障害情報を参照
する必要があるが、従来は、障害情報の更新の有無に関
わらず、1回のファイルアクセス動作ごとに障害情報の
参照処理を行っていた。
化ファイルをアクセスする場合、障害により不完全とな
ったデータを参照したりすることがないよう、障害の発
生した系へのアクセスを抑制するため、障害情報を参照
する必要があるが、従来は、障害情報の更新の有無に関
わらず、1回のファイルアクセス動作ごとに障害情報の
参照処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した障害情報参照
方式では、障害情報の更新の有無に関わらず、1回のフ
ァイルアクセス動作ごとに障害情報の参照処理を行って
いるため、大量のレコードを処理する場合、多大な処理
時間を要するという欠点がある。
方式では、障害情報の更新の有無に関わらず、1回のフ
ァイルアクセス動作ごとに障害情報の参照処理を行って
いるため、大量のレコードを処理する場合、多大な処理
時間を要するという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の障害情報参照方
式は、異なる2つの媒体上にそれぞれ作成された2つの
ファイルを論理的に1つのファイルとみなす二重化ファ
イルと、書き込み要求であれば、前記2つのファイルに
出力を行い、両系のデータを同一に保ち、読み込み要求
であれば、いづれか一方のファイルから入力を行う二重
化ファイルアクセス制御部と、前記二重化ファイルの障
害情報を格納する障害情報管理ファイルと、前記障害情
報管理ファイルに対し、前記障害情報の参照・更新を行
う障害情報管理制御部と、前記障害情報管理ファイルに
対し前記障害情報が更新されるごとに、インクリメント
される障害情報更新リビジョンを保持するメモリと、前
回参照時の更新リビジョン値を保持するメモリと、前記
二重化ファイルアクセス制御部より起動され、前記二重
化ファイルへの入出力処理時に、前記障害情報管理制御
部を介して前記障害情報の参照を行い、前記2つのメモ
リの保持内容を比較することにより、障害により不完全
となったデータを参照することがないよう制御する障害
情報参照更新手段とを有することを特徴とする。
式は、異なる2つの媒体上にそれぞれ作成された2つの
ファイルを論理的に1つのファイルとみなす二重化ファ
イルと、書き込み要求であれば、前記2つのファイルに
出力を行い、両系のデータを同一に保ち、読み込み要求
であれば、いづれか一方のファイルから入力を行う二重
化ファイルアクセス制御部と、前記二重化ファイルの障
害情報を格納する障害情報管理ファイルと、前記障害情
報管理ファイルに対し、前記障害情報の参照・更新を行
う障害情報管理制御部と、前記障害情報管理ファイルに
対し前記障害情報が更新されるごとに、インクリメント
される障害情報更新リビジョンを保持するメモリと、前
回参照時の更新リビジョン値を保持するメモリと、前記
二重化ファイルアクセス制御部より起動され、前記二重
化ファイルへの入出力処理時に、前記障害情報管理制御
部を介して前記障害情報の参照を行い、前記2つのメモ
リの保持内容を比較することにより、障害により不完全
となったデータを参照することがないよう制御する障害
情報参照更新手段とを有することを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0006】図1は、本発明の障害情報参照方式の一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【0007】本実施例の障害情報参照方式は、二重化フ
ァイル3と、二重化ファイル3を共有して使用する2つ
のプログラム1,2と、プログラム1,2により起動さ
れる二重化ファイルアクセス制御部4と、二重化ファイ
ルアクセス制御部4より起動される障害情報参照更新手
段5と、障害情報を格納する障害情報管理ファイル6
と、障害情報管理ファイル6に対し、障害情報の更新、
参照を行う障害情報管理制御部7と、障害情報更新リビ
ジョン8を保持するメモリ9と、前回参照時の更新リビ
ジョン値を保持するメモリ10とによって構成される。
ァイル3と、二重化ファイル3を共有して使用する2つ
のプログラム1,2と、プログラム1,2により起動さ
れる二重化ファイルアクセス制御部4と、二重化ファイ
ルアクセス制御部4より起動される障害情報参照更新手
段5と、障害情報を格納する障害情報管理ファイル6
と、障害情報管理ファイル6に対し、障害情報の更新、
参照を行う障害情報管理制御部7と、障害情報更新リビ
ジョン8を保持するメモリ9と、前回参照時の更新リビ
ジョン値を保持するメモリ10とによって構成される。
【0008】プログラム1,2は、操作員によって起動
され、二重化ファイルアクセス制御部4を起動する。二
重化ファイルアクセス制御部4は、プログラム1,2よ
り起動されると、プログラム1,2からの二重化ファイ
ル3へのアクセス要求ごとに、障害情報参照更新手段
5、障害情報管理制御部7を介し、障害情報管理ファイ
ル6より障害情報を取得し、二重化ファイル3の両系へ
のアクセスの可否を決定する。
され、二重化ファイルアクセス制御部4を起動する。二
重化ファイルアクセス制御部4は、プログラム1,2よ
り起動されると、プログラム1,2からの二重化ファイ
ル3へのアクセス要求ごとに、障害情報参照更新手段
5、障害情報管理制御部7を介し、障害情報管理ファイ
ル6より障害情報を取得し、二重化ファイル3の両系へ
のアクセスの可否を決定する。
【0009】また、アクセス中に障害が発生した場合、
障害情報管理制御部7を介し、障害情報ファイル6へそ
の旨を登録する。ただし、障害情報管理制御部7による
障害情報の参照は、障害情報参照更新手段5によって参
照した障害情報更新リビジョン8が、メモリ10上に保
持されている前回参照リビジョン値と異なっている場合
のみ行われる。
障害情報管理制御部7を介し、障害情報ファイル6へそ
の旨を登録する。ただし、障害情報管理制御部7による
障害情報の参照は、障害情報参照更新手段5によって参
照した障害情報更新リビジョン8が、メモリ10上に保
持されている前回参照リビジョン値と異なっている場合
のみ行われる。
【0010】障害情報管理制御部7は、障害情報参照更
新手段5を介し、二重化ファイルアクセス制御部4より
起動されると、障害情報の参照要求であれば、障害情報
管理ファイル6より障害情報を取得し、障害の有無を障
害情報参照手段5に返却し、また障害情報の更新要求で
あれば、障害情報管理ファイル6に対し、障害情報の更
新を行った後、障害情報更新リビジョン8をインクリメ
ントする。
新手段5を介し、二重化ファイルアクセス制御部4より
起動されると、障害情報の参照要求であれば、障害情報
管理ファイル6より障害情報を取得し、障害の有無を障
害情報参照手段5に返却し、また障害情報の更新要求で
あれば、障害情報管理ファイル6に対し、障害情報の更
新を行った後、障害情報更新リビジョン8をインクリメ
ントする。
【0011】メモリ9上に保持されている障害情報更新
リビジョン8は、障害情報管理制御部7に対し、障害情
報の更新(登録、または削除)要求があった時に、障害
情報管理制御部5よりインクリメントされる。メモリ1
0は、前回参照更新リビジョン値を保持し、障害情報更
新リビジョン8とその値が異なった時、障害情報更新リ
ビジョン値8で更新される。
リビジョン8は、障害情報管理制御部7に対し、障害情
報の更新(登録、または削除)要求があった時に、障害
情報管理制御部5よりインクリメントされる。メモリ1
0は、前回参照更新リビジョン値を保持し、障害情報更
新リビジョン8とその値が異なった時、障害情報更新リ
ビジョン値8で更新される。
【0012】次に、図2のフローチャートを参照し、障
害情報参照時の手順を説明する。
害情報参照時の手順を説明する。
【0013】プログラム1または2より、二重化ファイ
ルアクセス制御部4に対して、ファイルアクセス要求が
出されると、障害情報参照更新手段5により、リビジョ
ン値のチェックが行われる(ステップ21)。リビジョ
ン値のチェックは、障害情報更新リビジョン8と、メモ
リ10上に保持されている前回参照リビジョン値とを比
較することにより行われる。これらの値が一致していれ
ば、前回の障害情報参照より障害情報の更新はなかった
ため、障害情報の取得を行う必要はなく、ステップ24
へ進む。不一致であれば、障害情報の取得を行う(ステ
ップ21)。
ルアクセス制御部4に対して、ファイルアクセス要求が
出されると、障害情報参照更新手段5により、リビジョ
ン値のチェックが行われる(ステップ21)。リビジョ
ン値のチェックは、障害情報更新リビジョン8と、メモ
リ10上に保持されている前回参照リビジョン値とを比
較することにより行われる。これらの値が一致していれ
ば、前回の障害情報参照より障害情報の更新はなかった
ため、障害情報の取得を行う必要はなく、ステップ24
へ進む。不一致であれば、障害情報の取得を行う(ステ
ップ21)。
【0014】障害情報の取得は、障害情報参照更新手段
5にて行われる。障害情報参照更新手段5は、障害情報
管理制御部7を介し、障害情報管理ファイル6より二重
化ファイル3の障害情報を取得する(ステップ22)。
障害情報の取得が行われたら、現在の障害情報更新リビ
ジョン8によって、メモリ10上の前回参照リビジョン
値を更新する(ステップ23)。
5にて行われる。障害情報参照更新手段5は、障害情報
管理制御部7を介し、障害情報管理ファイル6より二重
化ファイル3の障害情報を取得する(ステップ22)。
障害情報の取得が行われたら、現在の障害情報更新リビ
ジョン8によって、メモリ10上の前回参照リビジョン
値を更新する(ステップ23)。
【0015】二重化ファイルアクセス制御部4は、ステ
ップ22で取得した障害情報より、それぞれの系へのア
クセスの可否を判断し(ステップ24)、アクセス可能
な系に対してファイルアクセスを行う(ステップ2
5)。
ップ22で取得した障害情報より、それぞれの系へのア
クセスの可否を判断し(ステップ24)、アクセス可能
な系に対してファイルアクセスを行う(ステップ2
5)。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、障害情報更新リビジョ
ンが、前回参照時とリビジョン値が一致している場合、
障害情報の参照処理を行わないため、ファイルアクセス
時の障害情報参照によるオーバヘッドを解消し、ファイ
ル処理時間を短縮することができるという効果がある。
ンが、前回参照時とリビジョン値が一致している場合、
障害情報の参照処理を行わないため、ファイルアクセス
時の障害情報参照によるオーバヘッドを解消し、ファイ
ル処理時間を短縮することができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施例のフローチャートである。
1 プログラム 2 プログラム 3 二重化ファイル 4 二重化ファイルアクセス制御部 5 障害情報参照更新手段 6 障害情報管理ファイル 7 障害情報管理制御部 8 障害情報更新リビジョン 9 メモリ 10 メモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−118921(JP,A) 特公 昭63−26406(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 3/06
Claims (1)
- 【請求項1】 異なる2つの媒体上にそれぞれ作成され
た2つのファイルを論理的に1つのファイルとみなす二
重化ファイルと、 書き込み要求であれば、前記2つのファイルに出力を行
い、両系のデータを同一に保ち、読み込み要求であれ
ば、いづれか一方のファイルから入力を行う二重化ファ
イルアクセス制御部と、前記二重化ファイルの 障害情報を格納する障害情報管理
ファイルと、 前記障害情報管理ファイルに対し、前記障害情報の参照
・更新を行う障害情報管理制御部と、 前記障害情報管理ファイルに対し前記障害情報が更新さ
れるごとに、インクリメントされる障害情報更新リビジ
ョンを保持するメモリと、 前回参照時の更新リビジョン値を保持するメモリと、 前記二重化ファイルアクセス制御部より起動され、前記
二重化ファイルへの入出力処理時に、前記障害情報管理
制御部を介して前記障害情報の参照を行い、前記2つの
メモリの保持内容を比較することにより、障害により不
完全となったデータを参照することがないよう制御する
障害情報参照更新手段とを有することを特徴とする障害
情報参照方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4024949A JP2781691B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 障害情報参照方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4024949A JP2781691B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 障害情報参照方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224831A JPH05224831A (ja) | 1993-09-03 |
JP2781691B2 true JP2781691B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=12152259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4024949A Expired - Fee Related JP2781691B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | 障害情報参照方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2781691B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP4024949A patent/JP2781691B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05224831A (ja) | 1993-09-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980414 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |