JPH0991212A - ソフトウェア配布方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェア配布中のバージョン不一致によ
る処理不能等の防止を図る。 【解決手段】 配布元装置１０の配布管理ファイル１３
は、各配布先毎に、配布対象ソフトウェアの名称リスト
及び配布先の状態を管理している。配布元装置１０は、
あらかじめファイル１３の配布対象ソフトウェア名称リ
ストを各配布先装置２０へ送付し、それが終了後、ソフ
トウェアの配布を開始する。各配布先装置２０は、配布
対象ソフトウェア名称リストを配布状態ファイル２４に
設定する。該各配布先装置２０では、ソフトウェアが配
布されると、ソフトウェア格納ファイル２２に格納し、
配布状態ファイル２４内の該当名称を配布終了とする。
ソフトウェアのアクセスがあると、制御部２５が配布状
態ファイル２４を参照し、必要に応じてソフトウェアの
優先配布を配布元装置１０へ要求する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ、ワークステーションあるいはパーソナルコンピュー
タなどのソフトウェア配布方法に係り、特に、新バージ
ョン等のソフトウェアをネットワークを通して自動的に
配布する方法の改善に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ホストコンピュータ、ワークステ
ーションあるいはパーソナルコンピュータなどにおい
て、新バージヨン等のソフトウェアをネットワークを通
して自動配布する場合、配布先を指定して一義的に配布
するか、あるいは配布先のソフトウェアのバージョンを
確認して配布するかしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ソフトウェアを自動配
布する場合、各配布先におけるソフトウェア配布完了時
間のずれは避けられない。従って、配布が完了した配布
先での新しいバージョンのソフトウェアと、配布が完了
していない配布先の古いバージョンのソフトウェアとの
通信が実行される場合、互換性を考慮していないソフト
ウェアの場合は処理不能となる問題があった。この対策
としては、配布するソフトウェア自体に、バージョン不
一致時の対策処理を追加することが考えられるが、新し
いソフトウェアを開発するたびに該バージョン不一致を
考慮した対策機能の開発をする必要があり、開発コスト
が高くつくという問題がある。

【０００４】本発明の目的は、上記のように、配布状態
に差が発生する為に生じるソフトウェアの処理停止等の
不具合と、配布ソフトウェアにあらかじめ対策機能を組
み込む為に生じるコスト増加を防止することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ソフトウェア配布元装置から一つある
いは複数のソフトウェア配布先装置へネットワークを通
してソフトウェアを自動的に配布する際、ソフトウェア
の配布に先立って、配布元装置から配布先装置へ配布対
象ソフトウェア名称リストを送付し、配布先装置は、配
布元装置からソフトウェアを配布されると、前記配布対
応ソフトウェア名称リスト中の対応するソフトウェア名
称を配布終了状態にする。

【０００６】また、本発明は、配布先装置は、ソフトウ
ェアのアクセス時、配布対象ソフトウェア名称リストの
状態を参照し、アクセスのあったソフトウェアが未配布
の場合、当該ソフトウェアの優先配布を配布元装置へ要
求する。

【０００７】配布先装置では、あらかじめ配布元装置か
ら送付された配布対象ソフトウェア名称リストをソフト
ウェア配布状態ファイルに設定し、その配布状態を「未
完」に初期設定しておく。その後、配布元装置からソフ
トウェアの配布がある毎に、配布先装置は、ソフトウェ
ア配布状態ファイル内の対応する配布対象ソフトウェア
名称の配布状態を「終了」に更新していく。これによ
り、配布対象ソフトウェア群の、どれが配布完了（新バ
ージヨンへ移行完了）で、どれが配布待ち（旧バージョ
ンのまま）か、配布先自体で把握できる。

【０００８】ソフトウェア配布途中などで、あるソフト
ウェアへアクセスがあった場合、配布先装置は、ソフト
ウェア配布状態ファイルを参照し、まず、該ソフトウェ
アが配布対象であるか判断する。配布対象であれば、次
に、該ソフトウェアが配布終了か判断する。配布終了で
あれば、該配布済みの新しいバージョンのソフトウェア
をそのまま採用すればよい。一方、配布待ちであれば、
配布元装置から別途、優先的に該ソフトウェアを配布し
てもらう。

【０００９】これにより、ソフトウェア配布時の各配布
先での配布時間のズレにより生じるバージョン不一致に
よる処理不能等の不具合と、その対策機能をあらかじめ
配布ソフトウェアに組み込むために生じる開発コスト増
加とを同時に解決できる。

【００１０】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施例の全体
的なシステム構成を示すブロック図である。図におい
て、複数の情報処理装置１０，２０がネットワーク３０
を介して相互に接続されている。これら情報処理装置は
ホストコンピュータ、ワークステーション、パーソナル
コンピュータ、その他、どのような機種でもよい。ここ
で、情報処理装置１０をソフトウェア配布元装置（以
下、配布元装置と略称する）、それ以外の情報処理装置
群２０をソフトウェア配布先装置（以下、配布先装置と
略称する）とする。配布元装置１０は、ソフトウェアの
配布にかかる処理を実行するソフトウェア配布処理部１
１、配布対象（新バージョン等）のソフトウェア群を格
納している配布ソフトウェア格納部１２、ソフトウェア
の配布先や配布状態を管理するソフトウェア配布管理フ
ァイル１３を有する。各配布先装置２０は、配布元の処
理部１１と同様のソフトウェアの配布にかかる処理を実
行するソフトウェア配布処理部２１、配布されたソフト
ウェアを格納するソフトウェア格納ファイル２２、ソフ
トウェア配布状態ファイル２４の読み書きを制御するソ
フトウェア配布状態ファイル制御部２３、被配布対象ソ
フトウェアの配布状態を保持するソフトウェア配布状態
ファイル２４、及び、ソフトウェアのアクセス時、必要
に応じて新バージョン等の未配布ソフトウェアの優先配
布制御を司るソフトウェアバージョン制御部２５を有す
る。

【００１１】図２に、配布元装置１０内のソフトウェア
配布管理ファイル１３のフォーマット例を示す。ソフト
ウェア配布管理ファイル１３は、配布先装置のアドレス
１３１、配布対象ソフトウェアの名称リスト１３２、配
布先装置内のソフトウェア配布状態ファイルの初期設定
状態１３３、ソフトウェアの配布状態１３４からなるレ
コード群を保持している。

【００１２】配布先アドレス１３１と配布対象ソフトウ
ェア名称リスト１３２は、ソフトウェアの配布開始に先
立って、配布元装置１０のオペレータがあらかじめ作成
してソフトウェア配布管理ファイル１３に格納してお
く。初期設定状態１３３と配布状態１３４は、はじめは
すべて「未完」に設定しておく。後述するように、初期
設定状態１３３は、配布先装置２０へ配布対象ソフトウ
ェア名称リスト１３２を送付し、ソフトウェア配布状態
ファイル２４が初期設定状態に設定されると「終了」と
なる。また、配布状態１３４は、配布先装置２０へ配布
対象ソフトウェアを配布し、ソフトウェア配布状態ファ
イル２４の配布対象ソフトウェア名称リストがすべて終
了を示すと「終了」となる。

【００１３】図３に、各配布先装置２０内のソフトウェ
ア配布状態ファイル２４のフォーマット例を示す。ソフ
トウェア配布状態ファイル２４は、配布対象ソフトウェ
アの名称リスト２４１と配布状態２４２の対を、配布さ
れるソフトウェアの数だけ保持している。配布対象ソフ
トウェアの名称リスト２４１のエントリは、ソフトウェ
アの配布に先立って、配布元装置１０から送付される配
布対象ソフトウェア名称リスト１３２が設定される。こ
の時、配布状態２４２は、すべて「未完」に初期設定さ
れる。配布元装置１０からソフトウェアが配布される
と、当該配布対象ソフトウェア名称２４１と対の配布状
態２４２が「終了」となる。

【００１４】図４は、図１の本実施例の全体的な動作フ
ローチャートを示したものである。配布元装置１０は、
ソフトウェアの配布に先立って、まず、ソフトウェア配
布管理ファイル１３内の配布対象ソフトウェア名称リス
ト１３２を、それぞれ配布先アドレス１３１に基づいて
該当配布先装置２０へ、ソフトウェア配布処理部１１を
通して送付する（ステップ４０１）。その後、配布元装
置１０は、各配布先装置２０からのソフトウェア配布状
態ファイルの初期設定終了通知待ちとなる。配布先装置
２０では、配布元装置１０から送付された配布対象ソフ
トウェア名称リストを、ソフトウェア配布処理部２１を
通してソフトウェア配布状態ファイル制御部２３が取り
込み、ソフトウェア配布状態ファイル２４内の配布対象
ソフトウェア名称２４１に登録し、配布状態２４２をす
べて「未完」とする（ステップ４０２）。配布先装置２
０は、ソフトウェア配布状態ファイル２４を初期設定し
た後、ソフトウェア配布処理部２１を通して、ソフトウ
ェア配布状態ファイルの初期設定終了を配布元装置１０
へ通知し（ステップ４０３）、ソフトウェア配布待ちと
なる。

【００１５】配布元装置１０のソフトウェア配布処理部
１１は、配布先装置２０からのソフトウェア配布状態フ
ァイル初期設定終了通知を受信すると、ソフトウェア配
布管理ファイル１３内の該当配布先アドレスのレコード
中の初期設定状態１３３を「終了」に変更する（ステッ
プ４０４）。その後、配布元装置１０のソフトウェア配
布処理部１１は、ソフトウェア配布管理ファイル１３内
の各レコードの初期設定状態１３３がすべて「終了」に
なったかチエックし（ステップ４０５）、すべての終了
を確認すると、各配布先装置２０へのソフトウェアの配
布を開始する（ステップ４０６）。即ち、ソフトウェア
配布処理部１１は、ソフトウェア配布管理ファイル１３
の例えば先頭レコードから順に、その配布対象ソフトウ
ェアの名称リスト１３２に対応する各ソフトウェアを配
布ソフトウェア格納ファイル１２から読み出し、配布先
アドレス１３１に対応する配布先装置へ送信する。その
後、配布元装置１０は、各配布先装置２０からのソフト
ウェア配布終了通知待ちとなる。

【００１６】なお、ソフトウェアの配布は、ソフトウェ
ア配布管理ファイル１３内の初期設定状態１３３がすべ
て「終了」になるのを待つことなく、配布先装置からの
ソフトウェア配布状態ファイルの初期設定終了通知に応
答して、順次、当該配布先装置へ配布することでもよ
い。

【００１７】配布先装置２０では、配布元装置１０から
配布されたソフトウェアを、ソフトウェア配布処理部２
１を通してソフトウェア格納ファイル２２に格納し（ス
テップ４０７）、それが終了するごとに、ソフトウェア
配布状態ファイル制御部２３がソフトウェア配布状態フ
ァイル２４内の該当配布対象ソフトウェア名称２４１に
対応する配布状態２４２を「終了」に更新していく（ス
テップ４０８）。こうして、ソフトウェア配布状態ファ
イル２４内の全ての配布対象ソフトウェア名称２４１に
対応する配布状態２４２が「終了」になると（ステップ
４０９）、配布先装置２０は、ソフトウェア配布処理部
２１を通して、ソフトウェア配布終了を配布元装置１０
へ通知する（ステップ４１０）。

【００１８】配布元装置１０のソフトウェア配布処理部
１１は、配布先装置２０からソフトウェア配布終了通知
を受信すると、ソフトウェア配布管理ファイル１３内の
該当配布先アドレスのレコード中の配布状態１３４を
「終了」に更新する（ステップ４１１）。さらに、ソフ
トウェア配布処理部１１では、該ソフトウェア配布管理
ファイル１３内の配布状態１３４を監視しており（ステ
ップ４１２）、全レコードの配布状態１３４が「終了」
となった時点で、ソフトウェア配布終了とする。

【００１９】ここで、例えば所定時間経過しても、ソフ
トウェア配布管理ファイル１３内に配布状態１３４が
「未完」のレコードが残っている場合には、該レコード
の配布先アドレス１３１、配布対象ソフトウェア名称リ
スト１３２に基づいて、該当配布先装置に対してソフト
ウェアを再配布すればよい。

【００２０】なお、図４では省略したが、ソフトウェア
配布管理ファイル１３内の全配布状態１３４が「終了」
になって、ソフトウェア配布終了が確認された場合、配
布元装置１０は該ソフトウェア管理ファイル１３の内容
を消去し、また、各配布先装置２０でも、例えば配布元
装置１０からの指示あるいはソフトウェア配布終了を通
知した後でソフトウェア配布状態ファイル２４の内容を
消去する。

【００２１】図５は配布先装置２０内のソフトウェアバ
ージョン制御部２５の動作フローチャートである。

【００２２】配布先装置２０では、あるソフトウェアが
アクセスされると、ソフトウェアバージョン制御部２５
が動作を開始する。ソフトウェアバージョン制御部２５
は、ソフトウェア配布状態ファイル制御部２３を通して
ソフトウェア配布状態ファイル２４が存在するか否か判
定する（ステップ５０１）。ソフトウェア配布状態ファ
イル２４が存在しない場合、その時点では新しいバージ
ョンのソフトウェアの配布がないか、あっても配布処理
がすでに終了しているケースであり、ソフトウェア格納
ファイル２２内の当該ソフトウェアのアクセスを許可し
（ステップ５０５）、ソフトウェアバージョン制御部２
５は動作終了となる。

【００２３】一方、ソフトウェア配布状態ファイル２４
が存在する場合、ソフトウェア配布処理が続行中であ
る。この場合、ソフトウェアバージョン制御部２５は、
ソフトウェア配布状態ファイル制御部２３を通してソフ
トウェア配布状態ファイル２４を取り込み、まず、アク
セスされたソフトウェアの名称が配布対象ソフトウェア
名称２４１中にあるか判定し（ステップ５０２）、なけ
ればアクセスされたソフトウェアは配布対象外であるた
め、ステップ５０５に行く。アクセスされたソフトウェ
ア名称がファイル２４の配布対象ソフトウェア名称２４
１中にあれば、次に、該配布対象ソフトウェア名称２４
１に対応する配布状態２４２が未完か否か判定し（ステ
ップ５０３）、未完でない場合、即ち、終了に更新され
ている場合は、当該ソフトウェアの配布はすでに終了し
ているため、やはりステップ５０５に行く。

【００２４】ソフトウェア配布状態ファイル２４に、配
布対象ソフトウェア名称２４１として、アクセスされた
ソフトウェアの名称があり、且つ、当該配布対象ソフト
ウェア名称２４１に対応する配布状態２４２が未完の場
合、配布先装置２０のソフトウェアバージョン制御部２
５は、配布元装置１０から通常のソフトウェア配布処理
とは別に、優先的に当該アクセスされたソフトウェアの
配布を受ける（ステップ５０３）。即ち、ソフトウェア
バージョン制御部２５は、ソフトウェア配布処理部２１
を通して、当該アクセスされたソフトウェアの名称を指
定して優先配布要求を配布元装置１０へ発する。配布元
装置１０のソフトウェア配布処理部１１は、配布先装置
２０からソフトウェアの優先配布要求を受信すると、実
行中のソフトウェア配布処理を一時中断し、該優先配布
要求で指定されたソフトウェア名称に対応するソフトウ
ェアを配布ソフトウェア格納ファイル１２から読み出
し、要求のあった配布先装置２０へ優先的に送付する。
配布先装置２０のソフトウェア配布処理部２１は、該配
布元装置２０から送付されたソフトウェアをソフトウェ
ア格納ファイル２２に格納し、ソフトウェアバージョン
制御部２５へ配布終了を通知する。ソフトウェアバージ
ョン制御部２５は、該配布終了の通知を受けると、ソフ
トウェア格納ファイル２２内の当該ソフトウェアのアク
セスを許可し（ステップ５０５）、動作終了となる。

【００２５】なお、配布元装置１０のソフトウェア配布
処理部１１は、配布先装置２０へ優先的にソフトウェア
を送付した場合、ソフトウェア配布管理ファイル１３内
の該当レコードの配布対象ソフトウェア名称リスト１３
２から対応する名称を消去すればよい。これにより、同
一ソフトウェアの二重配布を防止できる。また、配布先
装置２０では、配布元装置１０から優先的にソフトウェ
アの配布を受けた場合も、通常配布の場合と同様に、ソ
フトウェア配布状態ファイル制御部２３がソフトウェア
配布状態ファイル２４内の該当配布対象ソフトウェア名
称２４１に対応する配布状態２４２を「終了」に更新す
ればよい。これにより、ソフトウェア配布処理が未完ル
ープに陥ることを防止できる。

【００２６】

【発明の効果】本発明によれば、配布対象ソフトウェア
の配布状態を配布先が逐一保持し、あるソフトウェアに
対してアクセスがあった場合、必要により配布元から当
該ソフトウェアを優先配布してもらうことにより、ソフ
トウェア配布時の各配布先における配布終了時間差によ
り発生するソフトウェアバージョン不一致による処理不
能又は処理の中断等の不具合を防止できる。従って、従
来のソフトウェア配布方式において必要であった、上記
不具合点の人手による原因追求、及び回復作業が不要と
なるという効果がある。又、上記不具合点を解決するた
め、配布ソフトウェア自体に、バージョン不一致時の対
策処理機能を追加する必要もなく、該追加開発コストを
削減できるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の全体的な構成を示すブロッ
ク図である。

【図２】本発明の一実施例における配布元のソフトウェ
ア配布管理ファイルのフォーマット例を示す図である。

【図３】本発明の一実施例における配布先のソフトウェ
ア配布状態ファイルのフォーマット例を示す図である。

【図４】本発明の一実施例の全体的な動作を説明するた
めのフローチャートである。

【図５】本発明の一実施例におけるソフトウェアバージ
ョン制御処理の動作を説明するためのフローチャートで
ある。

【符号の説明】

１０ 配布元装置 １１ ソフトウェア配布処理部 １２ 配布ソフトウェアファイル １３ ソフトウェア配布管理ファイル ２０ 配布先装置 ２１ ソフトウェア配布処理部 ２２ ソフトウェア格納ファイル ２３ ソフトウェア配布状態ファイル制御部 ２４ ソフトウェア配布状態ファイル ２５ ソフトウェアバージョン制御部 １３１ 配布先アドレス １３２ 配布対象ソフトウェア名称リスト １３３ 初期設定状態 １３４ 配布先状態 ２４１ 配布対象ソフトウェア名称 ２４２ 配布状態

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ソフトウェア配布元装置（以下、配布元
   装置という）から一つあるいは複数のソフトウェア配布
   先装置（以下、配布先装置という）へネットワークを通
   してソフトウェアを自動的に配布する方法において、 ソフトウェアの配布に先立って、配布元装置から配布先
   装置へ配布対象ソフトウェア名称リストを送付し、 配布先装置は、配布元装置からソフトウェアを配布され
   ると、前記配布対象ソフトウェア名称リスト中の対応す
   るソフトウェア名称を配布終了状態とすることを特徴と
   するソフトウェア配布方法。
2. 【請求項２】 請求項１記載のソフトウェア配布方法に
   おいて、配布先装置は、ソフトウェアのアクセス時、配
   布対象ソフトウェア名称リストの状態を参照し、アクセ
   スのあったソフトウェアが未配布の場合、当該ソフトウ
   ェアの優先配布を配布元装置へ要求することを特徴とす
   るソフトウェア配布方法。