JP3027782B2 - データベース回復方式 - Google Patents

データベース回復方式

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JP3027782B2
JP3027782B2 JP4167158A JP16715892A JP3027782B2 JP 3027782 B2 JP3027782 B2 JP 3027782B2 JP 4167158 A JP4167158 A JP 4167158A JP 16715892 A JP16715892 A JP 16715892A JP 3027782 B2 JP3027782 B2 JP 3027782B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、データベース
の領域設定及び回復方式に係り、データベースの領域情
報に関してレコードが追加される前後にシステム障害は
発生してもデータベースの領域情報及びデータを論理的
に矛盾のない状態に回復できる方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプログラムがデータベースの資源
を共通に利用して処理を実行する従来からのデータベー
ス処理システムは、コンピュータシステムが故障しシス
テムが停止したときデータベースに対してそれまでに行
われた更新操作が中断されるためにデータベースが不整
合(一貫性のない)な状態に陥る。このような状態から
一貫性のある状態に回復する場合、図4に示すような
復管理システムによる回復方式があった。
【0003】図4において、1はデータ処理の要求を行
う応用プログラム、2はデータ処理を行うデータベース
処理部、3はデータベースが格納されるディスク装置と
入出力するために使用するデータベースバッファ、4は
データベースから効率よくデータをアクセスするために
使用する索引、6はキー値とデータが1対1で対応する
ユニークなキー(データが一意に決まるキー)から構成
される主索引、7は主索引以外の索引でキー値の重複が
許される副索引、8はデータファイル、9はデータベー
スの更新履歴を採るジャーナルである。
【0004】次に、図5は動作について説明したもので
ある。応用プログラム1がトランザクション開始を宣言
すると、データベース処理部2はBegin Tran
saction(B.T)をジャーナル9に採り、さら
に応用プログラム1がレコード追加命令(WRITE命
令)を発行すると、データベース処理部2は、データフ
ァイル8にレコードを追加するための位置(レコード番
号)と領域情報を得、追加位置には削除マークを書き、
また領域情報には領域情報の更新(EOF1→EOF
2)を行い、追加操作コードと追加データイメージ(更
新イメージ)をジャーナル9に採取し、さらに応用プロ
グラム1がトランザクション終了(コミット)を要求す
ると、データベース処理部2は追加データをデータベー
ス4に追加するために、主索引6に追加レコードの主キ
ーに相当するキー値及びレコード番号(追加レコード番
号)を登録し、次に追加レコードをデータファイル8の
追加レコード位置に書き込み、次に副索引7に該当キー
を登録し、最後にEnd Transaction
(E.T)をジャーナル9に採ることにより、応用プロ
グラム1からの1つのトランザクションの要求が完結す
ることになる。
【0005】ここで、追加レコード位置に削除マークを
書く理由は、トランザクション完結前、かつデータファ
イル8の領域情報が更新された後にコンピュータシステ
ムがダウンしても、ダウン後の再開で追加レコード位置
にデータが書かれていなくとも削除レコード扱いとする
ことができるので、論理的な矛盾を起こさないようにす
るためのものである。以上のように、従来のデータベー
ス回復方式は、データベースの更新履歴(ジャーナル)
を採り、各トランザクションで行われるべき更新操作が
完結していないトランザクションに関してそのトランザ
クションの更新を全て無効にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベース回
復方式は、データベースの整合性を保証するために、ジ
ャーナルを採ることは勿論であるが、万一のコンピュー
タシステムの故障時に発生し得る不整合な状態(例えば
索引とデータファイル(レコード)の関係に矛盾を引き
起こさないこと、及び領域情報に矛盾な状態を作り込ま
ないこと等)を回避するために、応用プログラムからの
データ更新操作に対して以下のような方式を採用してい
る。 (1)回復操作のために使用する主キーは、データレコ
ードがデータファイルに書かれるよりも前に主索引に登
録する。主キーのディスク装置への書き込みが完了する
のを待ってから、データレコードの書き込みを行う。こ
れはもし、データレコードを先に書き込んでから、主キ
ーを主索引に登録するようにすると、データレコードを
先に書き込んでから、主キーを主索引に登録する前にシ
ステムダウンが起きると、データはデータ部にあるのに
主索引からはそれがわからないため、回復作業により、
再び同一データを登録してしまうということを防ぐため
である。 (2)追加操作の場合、領域情報に変更が生じるため
に、追加レコード位置には削除マークを出力した後に領
域情報を更新する。このような従来の方式は、主キーと
データの登録順に制限があったり、ディスク装置への入
出力回数が通常のファイルアクセスに比べて多くなり、
実行時性能が悪くなるという問題を抱えている。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、データベースへのデータ更新
操作に伴う上記問題を排除し、高速なデータベースアク
セスを提供するデータベース回復方式及びデータベース
設定方式を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータベ
ース回復方式は、以下の要素を有するものである。 (a)索引部とデータ部を有するデータベースのデータ
部の各データ領域に対応してその領域にデータがないこ
とを示す識別子を設定する設定手段、 (b)上記データベースを更新するアクセス手段、 (c)上記アクセス手段によるデータベースの更新履歴
をジャーナルに記憶するジャーナル手段、 (d)以下の要素を有しデータベースの回復処理をする
回復処理手段、(d1)データベースの索引を再生成す
る索引生成手段、(d2)上記ジャーナル手段により記
憶した更新履歴を用いて、データベースへの処理が終了
しているトランザクションに対しては、更新後の状態ま
で回復し、処理が終了していないトランザクションに対
しては、更新前の状態に回復する回復手段。
【0009】また、この発明に係るデータベース設定方
式は、データ部の各データ領域に対応して、その領域に
データがないことを示す識別子をあらかじめ設定するも
のである。
【0010】
【作用】この発明は、データベースのベースとなるファ
イルの定義時に割り当てられた領域の未使用部分を有
データがその領域にないことを示す識別子(削除マー
ク)で初期化することにより、データベースに対する更
新操作において、領域情報の更新を出力完了待ちするこ
とや追加レコード位置に削除マークを書き込みすること
を不要とするので、高速アクセスすることを可能とした
ものである。
【0011】
【実施例】
実施例1.この発明の一実施例を図について説明する。
図1において、21はデータベースに対する各種データ
操作を行う応用プログラム、22は一定時間ごとにデー
タベースバッファの更新データをディスクに書き込むチ
ェックポイントプログラム、23は応用プログラムのデ
ータ操作を時系列に表現したもの、24は各データ操作
に対するデータ処理を行うデータベース処理部、25は
データベースバッファ、26はデータベースの主索引
部、27は副索引部、28はデータベースのベースとな
るデータ部、29はデータベース定義プログラム、ま
た、図2において、30はジャーナルファイル、図3に
おいて、システムダウン後の回復処理を示すものであ
る。なお、ここで図1に示したRua、Rwa、Rwb
はレコード(あるいはレコードナンバー)を意味し、応
用プログラムAは、Ruaを更新する命令とし、Rwa
を書き込む命令として実行するものとする。また応用プ
ログラムBは、Rwbを書き込む命令を実行するものと
する。
【0012】データベースを使用する前にデータベース
定義プログラム29により使用するデータベースの未使
用領域に対して削除マークにより初期化を行う。このよ
うに定義した後に、応用プログラムAと応用プログラム
Bが後述するデータ操作23をデータベースに対して行
い、システムダウンし、そのあとデータベースの回復処
理を行う場合について説明する。まず、時刻t1で、チ
ェックポイントプログラム22がデータベースバッファ
中にある更新データをすべてディスク上に書き込む。そ
して、更新データをジャーナルファイルにも書き込んだ
ことを示すSYNCポイントを記録する。次に時刻t2
においてはプログラムAがBT(a)を発行し、データ
ベース処理部24はこのBT(a)を記録する。次に応
用プログラムAはRuaを更新する命令を時刻t3にお
いて発行する。データベース処理部24はレコードRu
aの更新前後のイメージをデータベースバッファに作成
する。続いて時刻t4においては同じく応用プログラム
AがレコードRwaの書き込みイメージをデータベース
バッファに作成する。次に時刻t5において応用プログ
ラムBがその処理を開始するためにBT(b)を発行
し、データベース処理部24はこのBT(b)を記録す
る。
【0013】次に、時刻t6のET(a)の発行により
トランザクションAが完結したことを記録し、時刻t6
でそれまでの更新操作に関するジャーナルも、データベ
ースが更新される前に採取しておく。また、この時刻t
においてはデータベースバッファ25に記録されてい
た情報がデータ部28に登録されることになる。例え
ば、この例ではレコードRuaが更新され新たなレコー
ドとなる。またレコードRwaは追加のレコードとして
それまで削除マークを付されていた領域の一番最初の部
分に追加レコードとして新たに登録されることになる。
なお、ここで、ジャーナルのみ書かれていれば必ずしも
この時点でデータベースが更新されている必要はない。
【0014】時刻t7で応用プログラムからのレコード
Rwb書き込みイメージをデータベースバッファに作成
した後、システムダウンが発生した場合、コンピュータ
システムを復旧した後、データベースの回復処理を次の
手順で行う。データベースの回復処理を行うにあたりこ
こでは、SYNCポイントまでの処理はすべて索引部2
6、27、データ部28に記録されており、最終のSY
NCポイント以前のデータはすべて索引部26、27、
データ部28に正しく記録されていることが保証されて
いるものとする。また、この実施例においてはトランザ
クションBが追加しようとしたレコードRwbは揮発性
メモリであるデータベースバッファ25は記録されてい
たが、データ部28にはまだ記録されていない時点でシ
ステムダウンが起こったものと仮定する。
【0015】まず、ジャーナルファイル30を探索し、
最終チェックポイント(SYNCポイント)を求める。
次に、SYNCポイントよりジャーナルデータエンド
(図中JE)までの間をチェックして最終レコード番号
(Rwb)を得る。次に、データベースの最終レコード
番号(Rwb)+1の位置を未使用領域の始まり位置と
して当該データベースの領域情報に記録する。
【0016】次に上記データベースの索引部を再生成
し、データベース内とレコードとキーの対応関係を正当
化する。このように最終レコード番号(Rwb)+1を
未使用領域の始まりとする事により索引部を再生成する
場合には、この最終レコード番号(Rwb)までの領域
を対象にして索引部を再生成することが可能となる。こ
の実施例では前述したようにトランザクションBによる
レコードRwbはデータベースバッファ25には記録さ
れていたがデータ部28にはまだ記録されていない状態
でシステムダウンが起こっているので最終レコード番号
(Rwb)の位置には実際には削除マークが記録されて
いるのみであり、トランザクションBが書き込もうとし
たデータは存在していない。索引部を再生成する場合に
はこの削除マークが記入されている最終レコードRwb
の索引生成の対象とするが削除マークが記入されている
ために実際にはこのレコードに対しての索引部は生成さ
れないことになる。
【0017】次に、最終SYNCポイントからジャーナ
ルデータエンドまでの完結トランザクションに対する更
新後イメージをすべて対象のデータベースに適用する。
適用後、未完了のトランザクションBに関して今度はジ
ャーナルデータエンドJEから反対方向に向かってトラ
ンザクションBに関する更新前イメージを適用する。こ
の例においてトランザクションBに関しては更新前イメ
ージがないので、更新前イメージを適用する必要はな
い。すなわちこの例においてはトランザクションBはR
wbの書き込み処理を行おうとしていたため、更新前イ
メージは存在せず、最終レコード番号(Rwb)の位置
は削除マークがついたまま放置されることになる。
【0018】以上の操作により、データ部28及びその
索引26,27に応用プログラムAの行った処理は適用
され、未完了となった応用プログラムBの行った処理は
トランザクションBが実行される直前の状態に戻ったこ
とになる。
【0019】前述した動作においてはトランザクション
Bによるレコードはデータ部28に登録される前にシス
テムダウンが起こったものと仮定して説明したが、次に
トランザクションプログラムBによるレコードの追加処
理がデータ部28に対して記録された後にシステムダウ
ンが起こった場合について説明する。前述した動作と異
なるところは索引部を再生成する際に最終レコード番号
(Rwb)の位置には削除マークの代わりに実際にトラ
ンザクションBが追加しようとしたデータが存在してお
り、このデータから索引部が再生成される点である。し
たがって未完処理であるトランザクションBに対してジ
ャーナルデータエンドJEから反対方向に向かってトラ
ンザクションBに関する更新前イメージを適用しようと
した場合にはこのデータを削除する処理を行う。したが
って、最終レコード番号(Rwb)の位置は回復処理に
より削除マークが記入されることになる。
【0020】以上のように、この実施例では、固定長レ
コード形式のデータファイルを基本構造とし、データフ
ァイル内のレコードとレコード内の任意の項目をキーと
して、キー値とレコード番号の対応表(索引)を複数個
有することの可能なデータベースと、当該データベース
に対する更新履歴を記録するジャーナルファイルを備え
るデータ処理装置のデータベースシステムにおいて、デ
ータベースの定義時において、当該データベースが使用
する領域の中で有効レコードを除く未使用領域部分につ
いて各レコード領域ごとに削除マークを記すことによ
り、当該データベースに対してトランザクションが新し
いレコードを追加した場合、その追加レコードを登録す
るためのレコード領域を当該データベースの未使用領域
から得て、追加レコードを登録する直前にジャーナルフ
ァイルに更新履歴を採取するが、このときシステム障害
が発生してコンピュータシステムが停止しても、コンピ
ュータシステムの復旧後に、ジャーナルファイルを読
み、当該レコードの更新履歴が採取されておらず、追加
レコードも登録されていなくとも未使用領域から得たレ
コードは削除マークにより論理的にレコードなしの状態
を示し、また、ジャーナルファイルに更新履歴がある場
合はその履歴情報により未完了トランザクションの戻し
回復が行われ、この場合も論理的にレコードなしの状態
となり、データベースを常に整合性のある状態に回復を
行うことを特徴とするデータベースの回復方式を説明し
た。この発明におけるデータベース回復方式は、データ
ベースの定義時にファイル内の未使用な領域(データが
まだ格納されていない領域)をあらかじめ削除マークで
初期化しておくことによりデータベース更新時のファイ
ル整合性保証のために行っていたディスクアクセスを減
らすことにより、高速なデータ操作を行うことができ
る。
【0021】さらに、データベースバッファに残る更新
データは、バッファフルや一定時間毎(SYNC PO
INT)にディスクに書かれる直前に更新前後のイメー
ジをジャーナルバッファに書き込み、万一、コンピュー
タシステムがダウンした場合には、ジャーナルを探索
し、最新のSYNC POINTを見いだし、それ以降
に記録されている更新操作に関連するデータファイルの
索引を再生成し、領域情報を最新の状態に修復した後に
最新SYNC POINTからのロールフォワード(最
新状態まで回復)を行い、不完全トランザクションのロ
ールバック(戻し回復)を行うことによりデータベース
を回復するものである。
【0022】またこの実施例においては、従来のように
主キーを主索引に登録した後にデータをデータベースに
記録するという順番を経なくてもよくなる。すなわち従
来とは逆にデータを先にデータ部に書き込んでから主キ
ーを主索引に登録するようにしてもかまわない。なぜな
らば、回復作業においてデータ部から索引部を再生成す
るようにしたのでデータ部にデータが存在するのに索引
部にその索引が存在しないというような不都合がなくな
るためである。このように回復処理において索引部を再
生成することにより従来必要とされていた書き込みの順
番を自由に変えることが可能となり、操作に柔軟性が加
わることになる。
【0023】実施例2. 上記実施例1においては、データベースが主索引及び副
索引というような複数の索引を持つ場合を例にして説明
したが、一つのデータ部からなるデータベース、あるい
は一つの索引部と一つのデータ部からなるデータベース
であってもかまわない。
【0024】実施例3.上記実施例1においては、削除
マークをデータ部の未使用領域に設定する場合を示した
が、削除マークはデータ部の未使用領域に記入される場
合ばかりでなく、各データの未使用領域に対応して設定
されていればよく、例えばテーブル等によりまとめて一
個所に削除マークが記憶されているような場合であって
もかまわない。
【0025】実施例4.上記実施例1においては、未使
用領域にデータがないことを示す識別子として削除マー
クを用いる場合を示したが、削除マークでない場合でも
よい。すなわちその領域に有効なデータがないことを示
す識別子を設定するものであれば削除マークと呼ばれる
ものでなくてもかまわない。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、デー
タベースの領域を削除マーク等の識別子にて初期化し、
かつ、データベース更新履歴をジャーナルに採取するこ
とにより、システム故障後のデータベースリカバリでは
必要最小限のデータ回復操作で速やかに回復することが
でき、また通常のデータ操作においてもジャーナルのみ
採取されれば、データベース中の更新結果は長時間デー
タベースバッファに残すことも可能となり、データベー
スバッファの大きさを大きくすればより高性能なデータ
ベースアクセスが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図。
【図2】本発明の実施例であるジャーナルファイルの一
例を示す図。
【図3】本発明の実施例であるダウン後の回復処理を示
す図。
【図4】従来のデータベース処理システムの構成図。
【図5】従来のデータベース処理システムの動作概要
図。
【符号の説明】
1 応用プログラム 2 データベース処理部 3 データベースバッファ 4 データベース 5 索引部 6 主索引 7 副索引 8 データファイル 9 ジャーナル 21A 応用プログラムA 21B 応用プログラムB 22 チェックポイントプログラム 23 データ操作の時系列 24 データベース処理部 25 データベースバッファ 26 主索引 27 副索引 28 データ部 29 データベース定義プログラム 30 ジャーナルファイル 31 ダウン後の回復処理
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−245348(JP,A) 特開 昭62−297948(JP,A) 特開 昭63−16348(JP,A) 特開 平1−166231(JP,A) 特開 平2−37440(JP,A) 特開 平2−216557(JP,A) 特開 平3−48939(JP,A) 特開 平3−59733(JP,A) 特開 平3−63737(JP,A) 特開 平3−73037(JP,A) 特開 平3−192438(JP,A) 特開 平4−15734(JP,A) 特開 平4−149649(JP,A) 特開 平4−160441(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 索引部とデータ部とを有する不揮発性メ
    モリよりなるデータベースと、上記データベースを更新
    するための情報を一時保管する揮発性メモリよりなるデ
    ータベースバッファとを備え、障害が発生した場合にデ
    ータベースの回復処理をするデータベース回復方式にお
    いて、以下の要素を備えることを特徴とするデータベー
    ス回復方式 (a)上記データベースのデータ部の各データ領域に対
    応してその領域にデータがないことを示す識別子を設定
    する設定手段、 (b)上記データベースバッファに上記データベースを
    更新するための情報を一時保管するとともに、保管した
    情報を用いて所定のタイミングで上記データベースを更
    し、上記データベースの更新が上記識別子が設定され
    ているデータ領域に対する更新である場合は上記識別子
    を無効にするアクセス手段、 (c)上記データベースバッファに上記データベースを
    更新するための情報を一時保管した後で、上記アクセス
    手段によるデータベースの更新を行うよりも前に、少な
    くとも更新するデータ領域の更新前イメージと更新後イ
    メージとを上記データベースの更新履歴としてジャーナ
    ルに記憶するジャーナル手段、 (d)以下の要素を有し、障害が発生した場合にデータ
    ベースの回復処理をする回復処理手段、 (d1)上記ジャーナル手段により記憶された更新履歴
    と上記更新履歴により示される上記データベースのデー
    タ部のデータ領域とを参照して、上記データ部のデータ
    領域に対応して上記識別子が設定されていない場合に、
    データベースの索引を再生成する索引生成手段、 (d2)上記ジャーナル手段により記憶された更新履歴
    を用いて、データベースへの処理が終了しているトラン
    ザクションに対しては、上記データベースのデータ部の
    上記トランザクションに対応するデータ領域を上記更新
    後イメージを用いて更新後の状態に回復し、処理が終了
    していないトランザクションに対しては、上記データベ
    ースのデータ部の上記トランザクションに対応するデー
    タ領域に対応して上記識別子が設定されていない場合に
    は、上記データ領域を上記更新前イメージを用いて更新
    前の状態に回復する回復手段。
  2. 【請求項2】 上記設定手段は、上記索引部とデータ部
    とを有するデータベースを定義する場合、データ部のデ
    ータ領域に対応して、その領域に上記識別子をあらかじ
    め設定することを特徴とする請求項1記載のデータベー
    ス回復方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101073894B1 (ko) 2009-12-15 2011-10-17 (주)아이젝스 멀티-포인트 데이터 복구 방법 및 시스템과 이를 저장한 컴퓨터가 판독 가능한 기록매체

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KR101073894B1 (ko) 2009-12-15 2011-10-17 (주)아이젝스 멀티-포인트 데이터 복구 방법 및 시스템과 이를 저장한 컴퓨터가 판독 가능한 기록매체

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