JP2001337857A - データベース復旧システム - Google Patents

データベース復旧システム

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JP2001337857A
JP2001337857A JP2000158958A JP2000158958A JP2001337857A JP 2001337857 A JP2001337857 A JP 2001337857A JP 2000158958 A JP2000158958 A JP 2000158958A JP 2000158958 A JP2000158958 A JP 2000158958A JP 2001337857 A JP2001337857 A JP 2001337857A
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Tadashi Asano
只嗣 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データベース更新箇所と、更新データのジャー
ナル箇所と、更新データと、をメモリの復旧情報に記憶
し、データベース復旧時に参照し、更新データをジャー
ナルファイルから読み出し、復旧先データベースの復旧
を高速化する。 【解決手段】データベース復旧システム200は、バッ
クアップファイル110を作成するデータベースセーフ
手段210と、バックアップファイル110をリストア
するデータベースロード手段240と、データベース1
20の更新データをジャーナルするデータベースアクセ
ス手段220と、ジャーナルファイル130から更新デ
ータを復旧先データベース320に上書きするデータベ
ース復旧手段230と、データベースアクセス手段24
0から、データベース更新毎に取得して復旧情報315
を作成する復旧情報アクセス手段250と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記憶媒体障害時
のデータベースの復旧に関し、特に、データベースの更
新箇所と更新データのジャーナルファイルの記録箇所と
を更新毎に対応付けて、メモリに記録した復旧情報を参
照し、データベース復旧を高速化するデータベース復旧
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータベース復旧システムの一例
が、特開平9−305467号公報に記載されている。
この公報のデータベースの復旧システムは、データベー
スに対する更新等の業務処理を行うデータベース通常処
理部と媒体障害復旧を行うロールフォワード復旧処理部
を備えるデータベース管理システムと、更新対象のデー
タベースと、更新データを逐次記録するジャーナルファ
イルと、定期的あるいは不定期にデータベースを保存す
るバックアップファイルと、ロールフォワード復旧処理
部により生成される障害復旧先データベースファイル
と、ロールフォワード復旧処理部による障害復旧処理時
に一時的に使用される一時記憶用メモリと、を含む。
【0003】このデータベースの復旧システムの動作
は、データベースの障害発生時、バックアップファイル
から障害復旧先データベースファイルにリストア処理を
行うと共に、ロールフォワード復旧処理部がジャーナル
ファイルに格納された更新データを更新時間の新しいも
の順から読み込み、読み込んだ更新データの位置情報を
一時記憶用メモリに登録し、同じ位置情報が既に登録さ
れていない場合、障害復旧先データベースファイルに書
き込み、データベースを復旧する。つまり、更新時間の
新しい順に読み出された最新更新データだけをデータベ
ースに上書きして復旧する。この従来技術では、障害発
生時点からデータベースを保存してバックアップファイ
ルを作成した時点まで、全てのジャーナルファイルを読
み込んでデータベースを復旧する。その理由は、データ
ベース復旧時に、バックアップファイルを作成した時点
から障害が発生した時点までの間で、データベースの更
新されたレコードの位置情報が分からないため、ジャー
ナルファイルから全ての更新データを読み出し、最新の
更新であることを一時記憶用メモリに記憶した位置情報
から判定しなければならないからである。そのため、復
旧に長時間を要する問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の復旧方法で、ジ
ャーナルファイルを全て読み、最新の更新データを捜索
し、リストアされた復旧用データベースに上書きする点
を改良する。つまり、ジャーナルを採取するのに並行し
て、データベースの更新箇所と、該更新データをジャー
ナルした箇所と更新データを、メモリの復旧情報に記憶
する。復旧時に、該復旧情報を参照して、ジャーナルフ
ァイルから最新の更新データだけを読み出し、復旧用デ
ータベースに上書きする。この方法を採ることによっ
て、ジャーナルファイルの捜索が不要になるので、復旧
時間を短縮させることができる。
【0005】この発明の目的は、データベース更新に並
行して、データベースの更新箇所と、該更新データをジ
ャーナルした箇所と、をメモリの復旧情報に記憶し、デ
ータベース復旧時に該復旧情報を参照して、更新データ
のみをジャーナルファイルから読み出して、復旧用デー
タベースに上書きするデータベース復旧の高速化にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の、
データベースを所定の時点で保存するバックアップファ
イルと、前記データベースの更新データを記録するジャ
ーナルファイルと、を用いて、媒体障害が発生したデー
タベースを障害発生直前の状態に復旧させるデータベー
ス復旧システムにおいて、データベースの更新毎に、デ
ータベースの更新箇所と、ジャーナルファイルの更新デ
ータの記録箇所と、を対応付けて記録した復旧情報を有
し、データベースの媒体障害発生時に、前記バックアッ
プファイルをリストアした復旧先データベースに、前記
更新情報を参照して、前記ジャーナルファイルから更新
データを読み出し、障害発生直前の状態にデータベース
を復旧させることを特徴とする。
【0007】更に、前記復旧情報は、更新対象データベ
ースの識別子と、前記データベースの更新箇所を指すア
ドレスと、更新データを記録するジャーナルIDと、前
記更新データのジャーナルファイルの記録箇所を指すア
ドレスと、をデータベース更新毎にメモリに記録してな
ることを特徴とする。
【0008】更に、前記アドレスは、前記データベース
のレコードのアドレスと、復旧先データベースのレコー
ドのアドレスと、が対応付けられて、前記アドレスの双
方に対応するレコードが記録されることを特徴とする。
【0009】更に、前記データベース復旧システムは、
前記データベースのバックアップファイルを作成するデ
ータベースセーブ手段と、前記バックアップファイルを
リストアして復旧先データベースを作成するデータベー
スロード手段と、前記データベースのレコードを更新
し、それの更新データを前記ジャーナルファイルに記録
するデータベースアクセス手段と、前記更新情報を参照
して更新データをジャーナルファイルから読み出し、前
記復旧先データベースの対応するアドレスに上書きする
データベース復旧手段と、前記データベースアクセス手
段から、データベース更新毎に更新レコードのアドレス
と、ジャーナルファイルの更新データの記録アドレス
と、を取得して前記復旧情報を作成する復旧情報アクセ
ス手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】更に、前記データベース復旧システムは、
前記復旧情報に記録されたジャーナルファイルID並び
に記録箇所を指すアドレスをソートして、ソート済み復
旧情報を作成する復旧情報ソート手段を備え、前記デー
タベース復旧手段がジャーナルファイルを読み出すと
き、前記ソート済み復旧情報を用いることを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。この実施の形態を示す図1を参
照すると、データベース復旧システムの一実施例は、プ
ログラム制御により動作する、データベースセーブ手段
210と、データベースアクセス手段220と、データ
ベース復旧手段230と、データベースロード手段24
0と、復旧情報アクセス手段250と、を備える。更
に、データベース120を復旧するに必要な復旧情報を
メモリに格納する復旧情報記憶部310と、データベー
ス120のレコード更新時に更新データを記憶するジャ
ーナルファイル130と、データベース120の障害に
備えて事前にデータベース120のセーブ情報を記憶す
るバックアップファイル110と、データベース障害時
に、バックアップファイルをリストアする復旧先データ
ベース320と、を備える。
【0012】復旧情報記憶部310に格納される復旧情
報315の構成を示した図2を参照すると、復旧情報記
憶部310には、データベース対応に復旧情報315が
設けられ、データベースID311と、アロケーション
アドレス312と、ジャーナルファイルID313と、
ジャーナルアドレス314と、を含む。復旧情報315
には、データベース120にアロケーションされたレコ
ード数分の領域が確保される。データベースID311
には、データベース120のIDが格納される。アロケ
ーションアドレス312には、データベース120の領
域にアロケートされるレコード毎のアドレスが格納され
る。ジャーナルファイルID313とジャーナルアドレ
ス314には、データベース120が更新される毎に、
レコードの更新データが格納されるジャーナルファイル
130のIDと、ジャーナルファイル130に格納され
る更新データのアドレスと、が格納される。
【0013】以上の各手段はそれぞれ概略次のように機
能する。データベースセーブ手段210は、データベー
ス120のバックアップファイル110を作成した後、
データベース120のIDを復旧情報アクセス手段25
0に渡す。復旧情報アクセス手段250は、データベー
スセーブ手段210から呼ばれると、復旧情報記憶部3
10にデータベース120の復旧情報315の領域を確
保し、データベースID311にデータベース120の
IDを登録し、データベース120の領域に設定される
レコード数分の領域を確保し、データベース120のレ
コードアドレスを登録する。復旧情報アクセス手段25
0は、データベースアクセス手段220から呼ばれる
と、復旧情報315上で、更新対象のデータベース12
0のIDと、更新したレコードアドレスを検索し、更新
データを格納するジャーナルファイルID313のID
と、格納したジャーナルアドレス314と、を該レコー
ドアドレスに対応するジャーナルアドレスに登録する。
復旧情報アクセス手段250は、データベース復旧手段
230から呼ばれると、復旧情報記憶部310から、復
旧対象のデータベース120のIDを有する復旧情報3
15をデータベース復旧手段230に渡す。データベー
ス復旧手段230は復旧情報315を参照し、ジャーナ
ルファイルID313とジャーナルアドレス314に初
期値以外が格納されているものを抽出し、復旧先データ
ベース320のアロケーションアドレス312に格納さ
れているアドレスに、ジャーナルファイルID313に
格納されたIDに対応するジャーナルファイル130の
ジャーナルアドレス314のアドレスに格納されている
更新データを上書きする。
【0014】次に、この実施の形態の動作について、図
1及び図2を援用し、復旧情報アクセス手段250の動
作を示す図3と、データベース復旧手段230の動作を
示す図4を参照して、全体の動作を説明する。データベ
ースセーブ手段210は、セーブするデータベース12
0のIDを入力し、バックアップファイル110にデー
タベース120の内容を保存し、復旧情報アクセス手段
250にセーブしたデータベース120のIDとデータ
ベース120のレコードアドレスを含むアロケーション
情報を渡す。復旧情報アクセス手段250は、復旧情報
記憶部310にデータベース120の復旧情報315の
領域を確保し、復旧情報315のデータベースID31
1にデータベース120のIDを登録し、データベース
120のアロケーションされたレコード数分の領域を確
保する。アロケーションアドレス312には、データベ
ース120でアロケーションされたレコードのアドレス
を登録する。ジャーナルファイルID313とジャーナ
ルアドレス314とは初期値を登録する。
【0015】データベース120に対する更新要求が発
生すると、データベースアクセス手段220は、データ
ベース120のレコードの更新処理と、ジャーナルファ
イル130に該レコードの更新データを書き込み、復旧
情報アクセス手段250に更新したデータベース120
のIDと、データベース120の更新したレコードのア
ドレスと、レコードの更新データを書き込んだジャーナ
ルファイル130のIDと、更新データを書き込んだジ
ャーナルファイル130のアドレスと、を渡す。復旧情
報アクセス手段250は、復旧情報記憶部310の復旧
情報315を参照し、更新したデータベース120のI
Dが存在するか否かを調べ、存在すれば(図3のステッ
プ11のY)、アロケーションアドレス312を検索
し、更新したデータベース120のレコードアドレスが
格納されている領域の位置付けを行い(図3のステップ
12)、ジャーナルファイルID313にジャーナルフ
ァイル130のIDを登録し、レコードの更新データを
書き込んだアドレスをジャーナルアドレス314に登録
する(図3のステップ13)。更新したデータベース1
20のIDが存在しなければ(図3のステップ11の
N)、処理を行わない。
【0016】データベース復旧手段250の動作を説明
すると、データベース120の障害発生時、代替えの記
憶媒体に復旧先データベース320のアロケーションを
行い、データベースロード手段240は、バックアップ
ファイル110を入力し、復旧先データベース320に
格納する。データベース復旧手段230は、復旧すべき
データベース120のIDが入力されると、復旧情報ア
クセス手段250にデータベース120のIDを渡す。
復旧情報アクセス手段250は、復旧情報記憶部310
に該IDを有する復旧情報315を検索し、データベー
ス復旧手段230に渡す。データベース復旧手段230
は、復旧情報315より全レコード分のエントリを検索
する(図4のステップ21)。ジャーナルファイルID
313とジャーナルアドレス314に、初期値以外の値
が格納されているか否かを調べる。初期値以外が格納さ
れていると(図4のステップ22のY)、ジャーナルフ
ァイルID313とジャーナルアドレス314の値よ
り、復旧すべきレコードの更新データをジャーナルファ
イル130から読み込み(図4のステップ23)、復旧
先データベース320のアロケーションアドレス312
のアドレスに上書きする(図4のステップ24)。
【0017】次に、この実施例の動作を具体例を用いて
説明する。図5(b)に復旧先データベース321の初
期状態を示し、データベースIDは「F1」であり、デ
ータベース321の領域は5レコード格納可能にアロケ
ートされて、各レコードアドレスには、「D1」、「D
2」、「D3」、「D4」、「D5」のレコードが格納
される。図5(a)に、データベースセーブ手段210
が動作した時の復旧情報記憶部310の復旧情報316
の初期状態を示す。データベースセーブ手段210がデ
ータベース120のセーブを行い、バックアップファイ
ル110を作成すると、セーブしたデータベース120
のIDである「F1」と、「F1」のアロケーション情
報である「5」を復旧情報アクセス手段250に渡す。
復旧情報アクセス手段250が復旧情報記憶部310の
復旧情報316にデータベース120の「F1」用とし
て5レコード分の領域を確保し、データベースID31
11には「F1」を設定し、アロケーションアドレス3
121には「L1」から「L5」までのレコードアドレ
スを設定し、ジャーナルファイルID3131には、初
期値「0」を設定し、ジャーナルアドレス3141にも
初期値「0」を設定する。
【0018】図6は、データベース120が更新され
て、更新結果を反映して作成され、障害発生時の復旧情
報317と、データベース121の各レコードの更新内
容と、ジャーナルファイル131のレコードの更新デー
タの記憶された状況を示す。データベース121(デー
タベースIDが「F1」)の第3レコード(アロケーシ
ョンアドレス「L3」)に対して、「D3」から「A」
に更新要求があった場合、データベースアクセス手段2
20は、データベース121のアロケーションアドレス
「L3」のレコードを「D3」から「A」に更新し、
「A」に変更したレコードの更新データはジャーナルフ
ァイル131(ジャーナル131のID「J1」)の第
1レコード(アドレス「R1」)に書き込み、復旧情報
アクセス手段250に更新したデータベース121のI
Dである「F1」と、更新したアロケーションアドレス
「L3」と、レコード更新データを書き込んだジャーナ
ルファイルIDである「J1」と、ジャーナルアドレス
である「R1」と、を渡す。復旧情報アクセス手段25
0は、復旧情報317を参照し、更新したデータベース
IDである「F1」が存在するか否かを調べる。存在す
るので、更新したレコードのアロケーションアドレス3
122で、「L3」の領域の位置付けを行い、ジャーナ
ルファイルID3132に「J1」とジャーナルアドレ
ス3142に「R1」を格納する。
【0019】このようにして、データベース121の第
2レコード(アロケーションアドレス「L2」)が「D
2」から「B」に更新されると、レコードの更新データ
は、ジャーナルファイルID「J1」のジャーナルアド
レス「R2」に格納され、復旧情報317のアロケーシ
ョンアドレス3122で、「L2」の領域を検索し、ジ
ャーナルファイルID3132に「J1」と、ジャーナ
ルアドレス3142に「R2」と、を格納する。データ
ベース121の第1レコード(アロケーションアドレス
「L1」)が「D1」から「C」に更新されると、レコ
ード更新データは、ジャーナルファイルID「J1」の
ジャーナルアドレス「R3」に格納され、復旧情報記憶
部310のアロケーションアドレス312に「L1」の
領域を検索し、ジャーナルファイルID3132に「J
1」とジャーナルアドレス314に「R3」が格納され
る。
【0020】更に、データベース121の第2レコード
(アロケーションアドレス「L2」)が「B」から
「D」に更新されると、レコード更新データは、ジャー
ナルファイルID「J1」のジャーナルアドレス「R
4」に格納され、復旧情報316のアロケーションアド
レス3122に「L2」の領域を検索し、ジャーナルフ
ァイルID3132に「J1」とジャーナルアドレス3
142に「R4」が格納される。この状態でデータベー
ス121「F1」に障害が発生し、データベース121
「F1」の復旧を行う場合、代替えの記憶媒体に復旧先
データベース321をアロケーションし、データベース
ロード手段240はバックアップファイル110を入力
し、復旧先データベース321にロードする。
【0021】次に、データベース復旧手段230は、復
旧すべきデータベース121のIDである「F1」が入
力されると、復旧情報アクセス手段250に「F1」を
渡す。復旧情報アクセス手段250は、復旧情報317
を参照し、データベースID3122に「F1」が存在
しているか否かを調べる。「F1」が存在しているた
め、「F1」の復旧情報317をデータベース復旧手段
230に渡す。データベース復旧手段230は、「F
1」の復旧情報317を参照し、アロケーションアドレ
ス3122の第1エントリ(「L1」)のジャーナルフ
ァイルID3132とジャーナルアドレス3142に初
期値(「0」)以外が格納されているか否かを調査し、
初期値以外が格納されているため(ジャーナルファイル
ID313には「J1」、ジャーナルアドレス314に
は「R3」が格納)、ジャーナルファイルIDが「J
1」でジャーナルアドレス「R3」のレコードを入力
し、データベース121の「L1」のレコードの更新デ
ータを得て、復旧先データベース321のアロケーショ
ンアドレス3122が「L1」に格納する。また、第2
エントリ(「L2」)と第3エントリ(「L3」)も、
ジャーナルファイルID3132とジャーナルアドレス
3142には初期値以外が格納されているため、ジャー
ナル131からデータベース120の「L2」と、「L
3」のレコード更新データを入力し、図示してない復旧
先データベースの「L2」と「L3」のアドレスに更新
する。第4エントリ(「L4」)のジャーナルファイル
ID3132とジャーナルアドレス3142には、初期
値(「0」)が格納されているため、復旧処理は行わな
い。第5エントリ(「L5」)も同様に初期値が格納さ
れているため、復旧処理は行わない。
【0022】図6において、ジャーナルファイル131
J1がオーバフローすると、ジャーナルファイル132
J2にスワップして、更新データが書き込まれる。復旧
情報317のジャーナルファイルID3132には「J
2」が書き込まれることになる。
【0023】次に、この発明の他の実施例について図面
を参照して説明する。他の実施例の構成を示す図7を参
照すると、他の実施例は、データベース復旧システム5
00が、図1に示されたデータベース復旧システム20
0の構成に加え、復旧情報ソート手段250を有する点
で異なる。復旧情報ソート手段250は、データベース
復旧手段230で取得された復旧情報317をジャーナ
ルファイルID3132に格納されたジャーナルファイ
ルID毎にソートし、更に、ジャーナルアドレス314
2に格納された値を小さい順に並び換え、その結果をデ
ータベース復旧手段230に渡す。データベースセーブ
手段210、データベースアクセス手段220、復旧情
報アクセス手段250,データベースロード手段240
の動作及び復旧情報記憶部310の構成は図1に示され
た実施の形態の動作と同じなため、省略する。この他の
実施例について、作成したソート済み復旧情報318を
説明すると、復旧情報ソート手段250によって、ソー
ト済み復旧情報318を図8に示す。
【0024】データベース復旧時、データベース復旧手
段230にて、復旧すべきデータベースIDが入力さ
れ、復旧情報アクセス手段250から復旧情報317を
取得するところまでは、図1での実施の形態の説明に同
じなため、省略する。データベース復旧手段230は
「F1」のDB復旧情報を復旧情報ソート手段250に
渡す。復旧情報ソート手段250は、ジャーナルファイ
ルID3132が「J1」と同じものを並び換え、さら
に、ジャーナルアドレス3142に格納された値を小さ
い順に並び換える(「R1」、「R4」)。次に、ジャ
ーナルファイル131J1がスワップされて、ジャーナ
ルファイル132J2になっている場合、ジャーナルフ
ァイルID313が「J2」のものを並び換える。
【0025】図8には、復旧情報ソート手段250の処
理が終了した時の復旧情報318が示されている。デー
タベース復旧手段230が復旧情報318を参照して、
ジャーナルファイル131及びジャーナルファイル13
2を読み、復旧先データベース320を更新する処理
は、図1での実施例と同じなため、省略する。この他の
実施例は、データベースセーブ時点からデータベース障
害発生した時点の間に、同一アドレス以外のレコードの
更新が多量に発生し、ジャーナル量も多量になる場合、
データベース復旧処理で、ジャーナルアドレスがソート
された後、順読み込みアクセスでジャーナルファイルを
読み込むため、ランダムアクセスと比べ、ジャーナルア
クセス時間を短縮でき、復旧時間を高速化巣する効果を
有する。
【0026】
【発明の効果】第1の効果は、メモリの復旧情報記憶部
内にデータベースの更新レコード毎に、レコードの最新
の更新データが格納されたジャーナルファイルのレコー
ドアドレスを記憶しておくことにより、データベース復
旧時間が短縮できることにある。その理由は、データベ
ース障害時、復旧情報記憶部の復旧情報を参照して、最
新の更新データのみをジャーナルファイルから読み出
し、データベースを復旧するためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す復旧情報記憶部に格納される復旧情
報の構成を示す図である。
【図3】復旧情報アクセス手段の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図4】データベース復旧手段の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図5】復旧情報の具体的例を示す図である。
【図6】この実施の形態の復旧動作を例示する図であ
る。
【図7】この発明の他の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】この他の実施の形態のソート済み復旧情報を示
す図である。
【符号の説明】
110 バックアップファイル 120 データベース 130 ジャーナルファイル 200 データベース復旧システム 210 データベースセーブ手段 220 データベースアクセス手段 230 データベース復旧手段 240 データベースロード手段 250 復旧情報アクセス手段 310 復旧情報記憶部 311 データベースID 312 アロケーションアドレス 313 ジャーナルファイルID 314 ジャーナルアドレス 315 復旧情報 320 復旧先データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースを所定の時点で保存するバ
    ックアップファイルと、前記データベースの更新データ
    を記録するジャーナルファイルと、を用いて、媒体障害
    が発生したデータベースを障害発生直前の状態に復旧さ
    せるデータベース復旧システムにおいて、 データベースの更新毎に、データベースの更新箇所と、
    ジャーナルファイルの更新データの記録箇所と、を対応
    付けて記録した復旧情報を有し、 データベースの媒体障害発生時に、前記バックアップフ
    ァイルをリストアした復旧先データベースに、前記更新
    情報を参照して、前記ジャーナルファイルから更新デー
    タを読み出し、障害発生直前の状態にデータベースを復
    旧させることを特徴とするデータベース復旧システム。
  2. 【請求項2】 前記復旧情報は、 更新対象データベースの識別子と、前記データベースの
    更新箇所を指すアドレスと、更新データを記録するジャ
    ーナルIDと、前記更新データのジャーナルファイルの
    記録箇所を指すアドレスと、をデータベース更新毎にメ
    モリに記録してなることを特徴とする請求項1記載のデ
    ータベース復旧システム。
  3. 【請求項3】 前記アドレスは、 前記データベースのレコードのアドレスと、復旧先デー
    タベースのレコードのアドレスと、が対応付けられて、
    前記アドレスの双方に対応するレコードが記録されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータベース復旧システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記データベース復旧システムは、 前記データベースのバックアップファイルを作成するデ
    ータベースセーブ手段と、 前記バックアップファイルをリストアして復旧先データ
    ベースを作成するデータベースロード手段と、 前記データベースのレコードを更新し、それの更新デー
    タを前記ジャーナルファイルに記録するデータベースア
    クセス手段と、 前記更新情報を参照して更新データをジャーナルファイ
    ルから読み出し、前記復旧先データベースの対応するア
    ドレスに上書きするデータベース復旧手段と、 前記データベースアクセス手段から、データベース更新
    毎に更新レコードのアドレスと、ジャーナルファイルの
    更新データの記録アドレスと、を取得して前記復旧情報
    を作成する復旧情報アクセス手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のデータベース
    復旧システム。
  5. 【請求項5】 前記データベース復旧システムは、 前記復旧情報に記録されたジャーナルファイルID並び
    に記録箇所を指すアドレスをソートして、ソート済み復
    旧情報を作成する復旧情報ソート手段を備え、 前記データベース復旧手段がジャーナルファイルを読み
    出すとき、前記ソート済み復旧情報を用いることを特徴
    とする請求項4記載のデータベース復旧システム。
  6. 【請求項6】 前記ソートはジャーナルIDを示す番号
    並びにアドレスを示す番号を昇順あるいは降順に整列さ
    せることを特徴とする請求項5記載のデータベース復旧
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343927A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Mitsubishi Electric Corp 図形情報管理システム
CN101976254A (zh) * 2010-10-26 2011-02-16 青岛海信移动通信技术股份有限公司 一种基于移动通信终端的数据库修复方法及装置

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