JPH01212128A - エコー除去方法及びエコー除去装置 - Google Patents
エコー除去方法及びエコー除去装置Info
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- JPH01212128A JPH01212128A JP3686688A JP3686688A JPH01212128A JP H01212128 A JPH01212128 A JP H01212128A JP 3686688 A JP3686688 A JP 3686688A JP 3686688 A JP3686688 A JP 3686688A JP H01212128 A JPH01212128 A JP H01212128A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は2線双方向データ伝送を実現するためのエコー
除去方法及びエコー除去装置に関する。
除去方法及びエコー除去装置に関する。
(従来の技術)
ペアit用いて2線双方向データ伝送全実現する九めの
公知の技術としてエコー・キャンセラが知られている(
IEEE TRANSACTIONS ON AC−O
USTIC8,8PEECHAND 5IGNAL P
ROCESS−ING;27巻6号、1979年、76
8〜781ページ参照)。エコー・キャンセラはエコー
ツインパルス応答の長さ分のタップ係数を持つ適応型(
アダプティブ)フィルタを用いて送出データ系列に対応
した擬似エコー(エコー・レプリカ)全生成することに
より、2線74線変換回路にて送信回路から受信回路に
漏れ込むエコーを抑圧するように動作する。このとき、
適応型フィルタの各タップ係数はエコーと受信信号が混
在した混在信号からエコー・レプリカを差引い比差信号
と送出データとの相関をとることにより逐次修正される
。この様な適応型フィルタの係数修正、すなわちエコー
・キャンセラの収束アルゴリズムについては上記参照文
献に記載されての9、その代表的なものとして、ストカ
スティク・アイタレ−ジョン・アルゴリズム(8toc
hastic Iteration Algor −i
thm)とサイy−アルゴリズム(Sign Algo
−r i t hm)が知られている。
公知の技術としてエコー・キャンセラが知られている(
IEEE TRANSACTIONS ON AC−O
USTIC8,8PEECHAND 5IGNAL P
ROCESS−ING;27巻6号、1979年、76
8〜781ページ参照)。エコー・キャンセラはエコー
ツインパルス応答の長さ分のタップ係数を持つ適応型(
アダプティブ)フィルタを用いて送出データ系列に対応
した擬似エコー(エコー・レプリカ)全生成することに
より、2線74線変換回路にて送信回路から受信回路に
漏れ込むエコーを抑圧するように動作する。このとき、
適応型フィルタの各タップ係数はエコーと受信信号が混
在した混在信号からエコー・レプリカを差引い比差信号
と送出データとの相関をとることにより逐次修正される
。この様な適応型フィルタの係数修正、すなわちエコー
・キャンセラの収束アルゴリズムについては上記参照文
献に記載されての9、その代表的なものとして、ストカ
スティク・アイタレ−ジョン・アルゴリズム(8toc
hastic Iteration Algor −i
thm)とサイy−アルゴリズム(Sign Algo
−r i t hm)が知られている。
エコー・キャンセラにおいて係数の修正を行う際に、前
記混在信号から擬似エコーを差引いt差信号中に含まれ
る残留エコーを正しく検出することは、収束時間の短縮
と演算語長の削減に重要な役割を果す。すなわち、差信
号中の受信信号は残留エコーに対して妨害信号となる。
記混在信号から擬似エコーを差引いt差信号中に含まれ
る残留エコーを正しく検出することは、収束時間の短縮
と演算語長の削減に重要な役割を果す。すなわち、差信
号中の受信信号は残留エコーに対して妨害信号となる。
AMI符号のように、シンボル波形の1周期中に零レベ
ルとなる区間を持つ伝送路符号の場合に比べて、パイフ
ェーズ符号のような零レベルとなる区間を持たない伝送
路符号の場合に、この妨害の影響は大きい。
ルとなる区間を持つ伝送路符号の場合に比べて、パイフ
ェーズ符号のような零レベルとなる区間を持たない伝送
路符号の場合に、この妨害の影響は大きい。
特に、サイン・アルゴリズムを適用した場合、差信号中
に含まれる残留エコーの極性と差信号の極性とが一致し
なくなると適応動作が不可能になるという間層が生じる
。例えば、伝送路符号としてパイフェーズ符号のような
2値打号を使用した場合、 残留エコー(エコーとエコ
ー・レプリカとの差)レベルが受信信号レベルと同等程
度になると前述の問題が発生する。
に含まれる残留エコーの極性と差信号の極性とが一致し
なくなると適応動作が不可能になるという間層が生じる
。例えば、伝送路符号としてパイフェーズ符号のような
2値打号を使用した場合、 残留エコー(エコーとエコ
ー・レプリカとの差)レベルが受信信号レベルと同等程
度になると前述の問題が発生する。
次に、この妨害信号となる受信信号を除去するための従
来技術について述べる。第7図は受信信号を消去してフ
ィルタ係数を更新するエコー・キャンセラの従来例を示
し友もので、サイン・アルゴリズムを採用した場合であ
る。ここで第6図の回路は2線伝送路5を介して対向で
接続されているものとする。加入者ケーブル七対象とす
れば、−万が局側に、他方は加入者側に設置される。こ
こでは説明を簡単にするためにベースバンド伝送を仮定
し、第7図を加入者側回路として説明する。
来技術について述べる。第7図は受信信号を消去してフ
ィルタ係数を更新するエコー・キャンセラの従来例を示
し友もので、サイン・アルゴリズムを採用した場合であ
る。ここで第6図の回路は2線伝送路5を介して対向で
接続されているものとする。加入者ケーブル七対象とす
れば、−万が局側に、他方は加入者側に設置される。こ
こでは説明を簡単にするためにベースバンド伝送を仮定
し、第7図を加入者側回路として説明する。
第7図において、入力端子1には2値データ系列が供給
されて送信部2に入力される。送信部2にて2[データ
系列は伝送路符号に変換されt後。
されて送信部2に入力される。送信部2にて2[データ
系列は伝送路符号に変換されt後。
アダプティブ・ディジタル・フィルタlOへ供給。
され、同時にD/Aコンバータ(DAC)3でアナログ
信号に変換されt後、ハイブリッド・トランス(HYB
)4を介して2線伝送路5に送出される。−万、送信部
2にて発生され九送信信号の一部はD/Aコンバータ3
を経た後、エコー成分としてハイブリッド・トランス4
の出力に現れ、A / D :!ンパータ(ADC)6
でディジタル信号に変換されt後、ローパス・フィルタ
(LPF)7に供給される。まt%g7図の回路に対向
した相手側(ここでは局側となる)から送出されt受信
信号は2m伝送路5、ハイブリッド・トランス4及びA
/Dコ/バータロを介してローパス・フィルタ7に供給
される。従って、ローパス・フィルタ7の出力は受信信
号とエコーが混在した混在信号となる。ローパス・フィ
ルタ7の役割は所望の信号帯域以外の周波数成分を抑圧
することである。ローパス・フィルタフの出力は減算器
11に供給される。ここで、アダプティブ・ディジタル
・フィルタ10.減算器11.加算器12、極性判定回
路13、及び乗算器14から成る閉ループ回路ハローパ
ス・フィルタ7の出力である混在信号中のエコーを除去
するように動作する。これは、アダプティブ・ディジタ
ル・フィルタ10がエコー・レプリカを生成することに
より実現される。
信号に変換されt後、ハイブリッド・トランス(HYB
)4を介して2線伝送路5に送出される。−万、送信部
2にて発生され九送信信号の一部はD/Aコンバータ3
を経た後、エコー成分としてハイブリッド・トランス4
の出力に現れ、A / D :!ンパータ(ADC)6
でディジタル信号に変換されt後、ローパス・フィルタ
(LPF)7に供給される。まt%g7図の回路に対向
した相手側(ここでは局側となる)から送出されt受信
信号は2m伝送路5、ハイブリッド・トランス4及びA
/Dコ/バータロを介してローパス・フィルタ7に供給
される。従って、ローパス・フィルタ7の出力は受信信
号とエコーが混在した混在信号となる。ローパス・フィ
ルタ7の役割は所望の信号帯域以外の周波数成分を抑圧
することである。ローパス・フィルタフの出力は減算器
11に供給される。ここで、アダプティブ・ディジタル
・フィルタ10.減算器11.加算器12、極性判定回
路13、及び乗算器14から成る閉ループ回路ハローパ
ス・フィルタ7の出力である混在信号中のエコーを除去
するように動作する。これは、アダプティブ・ディジタ
ル・フィルタ10がエコー・レプリカを生成することに
より実現される。
続いて、アダプティブ・ディジタル・フィルタ10につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第8図は第2図のアダプティブ・ディジタル・フィルタ
10の詳細構成1示す。第8図における入力信号106
及び107はそれぞれ第7図の入力端子lから供給され
t2値データ系列(+1または−1の値管とる)及び乗
算器14の出力信号に対応している。ま九、第8図にお
ける出力信号108は第7図のアダプティブ・ディジタ
ル・フィルタ10の出力信号に対応している。入力信号
106は遅延素子100ts乗算器101・、1011
s・・・・・−,101B−□及び係数発生器102.
.1021.・・・・・・・・・、102 に供給
される。T秒の遅延を4蔦−1 える遅延素子1001,100zs・・・・・”e ”
00 N/ n−□はとの順番に接続されておシ、各
々7リツプ・フロップで実現することができる。こζで
N及びRは正の整数であシ、几はNの約数とする。まt
。
10の詳細構成1示す。第8図における入力信号106
及び107はそれぞれ第7図の入力端子lから供給され
t2値データ系列(+1または−1の値管とる)及び乗
算器14の出力信号に対応している。ま九、第8図にお
ける出力信号108は第7図のアダプティブ・ディジタ
ル・フィルタ10の出力信号に対応している。入力信号
106は遅延素子100ts乗算器101・、1011
s・・・・・−,101B−□及び係数発生器102.
.1021.・・・・・・・・・、102 に供給
される。T秒の遅延を4蔦−1 える遅延素子1001,100zs・・・・・”e ”
00 N/ n−□はとの順番に接続されておシ、各
々7リツプ・フロップで実現することができる。こζで
N及びRは正の整数であシ、几はNの約数とする。まt
。
入力信号106のデータ周期はT秒である。遅延素子1
00i(i=1.2.・・・・・、、N/R−1)の出
力はそれぞれ乗算器101・ 101j+B−□、・・
・・・・、101j+□ハ 及び係数発生器102・ 102・ ・・・−・e
102j+1、J、 J÷1゜ に供給される。但し、j=ixRである。乗算器101
s*1011、・・−・+、101に+N−B(K=0
.1.・・・・・・、R−1)ではそれぞれ係数発生器
102@110219・・−・・。
00i(i=1.2.・・・・・、、N/R−1)の出
力はそれぞれ乗算器101・ 101j+B−□、・・
・・・・、101j+□ハ 及び係数発生器102・ 102・ ・・・−・e
102j+1、J、 J÷1゜ に供給される。但し、j=ixRである。乗算器101
s*1011、・・−・+、101に+N−B(K=0
.1.・・・・・・、R−1)ではそれぞれ係数発生器
102@110219・・−・・。
102に+N−nの出力である各係数と入力データが掛
けられた後、谷乗算結果はすべて加算器103Kに入力
されて加算される。R個の加算器103a。
けられた後、谷乗算結果はすべて加算器103Kに入力
されて加算される。R個の加算器103a。
1031、・・・・・・、103□−□の出力はスイッ
チ104の入力接点に供給される。スイッチ104はT
秒を周期とする多接点スイッチであシ、R個の加算器1
03g1 @ 103t * ・・=・* 103B
1の出力をこのIl[にT/R秒毎に選択して出力し
、出力信号108とする。出力信号108はT/R秒毎
に発生されるエコー・レプリカである。Rは補間定数(
インタボレーション・7アクタ)と呼ばれ、所要の信号
帯域内で符号量干渉を除去する九めに通常2以上の整数
となる。一方、スイッチ104と同期して動作するスイ
ッチ105はスイッチ104と入出力が逆転している。
チ104の入力接点に供給される。スイッチ104はT
秒を周期とする多接点スイッチであシ、R個の加算器1
03g1 @ 103t * ・・=・* 103B
1の出力をこのIl[にT/R秒毎に選択して出力し
、出力信号108とする。出力信号108はT/R秒毎
に発生されるエコー・レプリカである。Rは補間定数(
インタボレーション・7アクタ)と呼ばれ、所要の信号
帯域内で符号量干渉を除去する九めに通常2以上の整数
となる。一方、スイッチ104と同期して動作するスイ
ッチ105はスイッチ104と入出力が逆転している。
即ち、スイッチ105は入力信号107eT/R秒毎に
R個の接点に順番に分配する機能を果たす。スイッチ1
05の各接点出力は同期して動作するスイッチ104に
対応した接点に入力される信号経路に存在する係数発生
器に供給されている。
R個の接点に順番に分配する機能を果たす。スイッチ1
05の各接点出力は同期して動作するスイッチ104に
対応した接点に入力される信号経路に存在する係数発生
器に供給されている。
次に、係数発生器について詳細に説明する。第9図は第
8図の係数発生器102@ (1=O* 1−・・・・
・・。
8図の係数発生器102@ (1=O* 1−・・・・
・・。
N−1)の詳細構成を示したものである。第9図の入力
信号200は第8図の入力信号106又は遅延素子10
01 t 100* *・・・・・・、100N/B−
□の出力信号に対応している。まt、第9図の入力信号
201は第8図におけるスイッチ105の接点出力に対
応している。さらに、第9図の出力信号203は第8図
における係数発生器1021の出力に対応している。第
9図において、入力信号200及び201は乗算器20
4に供給され、その乗算結果は加算器205の一方の入
力となる。加算器205の出力はT秒の遅延素子206
?介して帰還されておシ、T秒毎に行なわれる係数の更
新は乗算器204に供給されている入力信号200及び
201の相関値を1サンプル前の係数値に加えることに
より実現される。出力信号203が係数である。
信号200は第8図の入力信号106又は遅延素子10
01 t 100* *・・・・・・、100N/B−
□の出力信号に対応している。まt、第9図の入力信号
201は第8図におけるスイッチ105の接点出力に対
応している。さらに、第9図の出力信号203は第8図
における係数発生器1021の出力に対応している。第
9図において、入力信号200及び201は乗算器20
4に供給され、その乗算結果は加算器205の一方の入
力となる。加算器205の出力はT秒の遅延素子206
?介して帰還されておシ、T秒毎に行なわれる係数の更
新は乗算器204に供給されている入力信号200及び
201の相関値を1サンプル前の係数値に加えることに
より実現される。出力信号203が係数である。
以上第8図及び第9図を参照して説明した第7図のアダ
プティブ・ディジタル・フィルタ10により発生され次
エコー・レプリカは、減算器11の一方の入力となる。
プティブ・ディジタル・フィルタ10により発生され次
エコー・レプリカは、減算器11の一方の入力となる。
減算器11ではローパス・フィルタフの出力信号である
混在信号(=エコー十受信信号)からエコー・レプリカ
を差し引いた差信号(=〔残留エコー〕+(受信信号〕
。但し〔残留エコー)=(エコー)−(エコー・レフリ
カ〕)が得られ、受信部6.加算器12及び振幅制御回
路16に供給される。受信部6では、クロックの抽出、
受信信号の復調などが行われ、識別されたデータは出力
端子7に現れる。振幅制御回路16はランダム信号発生
器15にて発生され九ランダム信号の最大振幅値を減算
器】1の出力である差信号の振幅又は電力を参照して制
御するという機能を果す。振幅制御回路16にて制御さ
れt最大振幅をもつランダム信号は、加算器12の一方
の入力となる。減算器11の出力である差信号と振幅制
御回路16の出力である振幅制限を受けたランダム信号
とは加算器12にて加算されt後、極性検出器13にて
その極性だけが検出される。さらに、41ii性検出器
13の出力は乗算器14にて2α(σは正数)倍された
後、誤差信号としてアダプティブ・ディジタル・フィル
タlOに供給される。第8図の入力信号106が誤差信
号に対応している。ここで、前述のアダプティブ・ディ
ジタル・フィルタ10が適応動作を行うtめには、極性
検出器13にて残留エコーの極性を正しく検出すること
が必要となる。ところが、減算器11の出力である差信
号の甲には受信信号が含まれているから、第7図におい
て、減算器11の出力を直接極性検出器13に入力した
と仮定すると、残留エコーレベルが受信信号レベルと同
等程度になると、極性検出器13の出力では残留エコー
の極性が正確に得られなくなる。従って、アダプティブ
・ディジタル・フィルタ10の適応能力が失われる。そ
こで、従来はg71Elに示したように加算器12、振
幅制御回路16及びランダム信号発生器15を付加して
、減算器11の出力信号である差信号に受信信号レベル
と同程度のランダム信号を加えることにより、アダプテ
ィブ・ディジタル・フィルタ10の適応動作を保証する
という方法が用いられてい九〇この方法は受信信号と同
等レベルのう/ダム信号を差信号に加えることにより、
受信信号管相殺する確率を零でなくする。この確率は極
性検出器13にて残留エコーの極性が正しく得られる確
率となるから、アダプティブ・ディジタル・フィルタ1
0の適応動作が保証される。
混在信号(=エコー十受信信号)からエコー・レプリカ
を差し引いた差信号(=〔残留エコー〕+(受信信号〕
。但し〔残留エコー)=(エコー)−(エコー・レフリ
カ〕)が得られ、受信部6.加算器12及び振幅制御回
路16に供給される。受信部6では、クロックの抽出、
受信信号の復調などが行われ、識別されたデータは出力
端子7に現れる。振幅制御回路16はランダム信号発生
器15にて発生され九ランダム信号の最大振幅値を減算
器】1の出力である差信号の振幅又は電力を参照して制
御するという機能を果す。振幅制御回路16にて制御さ
れt最大振幅をもつランダム信号は、加算器12の一方
の入力となる。減算器11の出力である差信号と振幅制
御回路16の出力である振幅制限を受けたランダム信号
とは加算器12にて加算されt後、極性検出器13にて
その極性だけが検出される。さらに、41ii性検出器
13の出力は乗算器14にて2α(σは正数)倍された
後、誤差信号としてアダプティブ・ディジタル・フィル
タlOに供給される。第8図の入力信号106が誤差信
号に対応している。ここで、前述のアダプティブ・ディ
ジタル・フィルタ10が適応動作を行うtめには、極性
検出器13にて残留エコーの極性を正しく検出すること
が必要となる。ところが、減算器11の出力である差信
号の甲には受信信号が含まれているから、第7図におい
て、減算器11の出力を直接極性検出器13に入力した
と仮定すると、残留エコーレベルが受信信号レベルと同
等程度になると、極性検出器13の出力では残留エコー
の極性が正確に得られなくなる。従って、アダプティブ
・ディジタル・フィルタ10の適応能力が失われる。そ
こで、従来はg71Elに示したように加算器12、振
幅制御回路16及びランダム信号発生器15を付加して
、減算器11の出力信号である差信号に受信信号レベル
と同程度のランダム信号を加えることにより、アダプテ
ィブ・ディジタル・フィルタ10の適応動作を保証する
という方法が用いられてい九〇この方法は受信信号と同
等レベルのう/ダム信号を差信号に加えることにより、
受信信号管相殺する確率を零でなくする。この確率は極
性検出器13にて残留エコーの極性が正しく得られる確
率となるから、アダプティブ・ディジタル・フィルタ1
0の適応動作が保証される。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上述し几従来構成では、ランダム信号の発生
が必要になると共に、所望のエコー抑圧度を得るtめに
は、差信号に加えるべきランダム信号の最大値を受信信
号レベルと同程度に保つ九めの制御を必要とし、ハード
ウェア規模が大きくなるという欠点があった。
が必要になると共に、所望のエコー抑圧度を得るtめに
は、差信号に加えるべきランダム信号の最大値を受信信
号レベルと同程度に保つ九めの制御を必要とし、ハード
ウェア規模が大きくなるという欠点があった。
(課@を解決する九めの手段)
本発明は2線・4線変換回路の4線側にてアダプティブ
・フィルタにより発生される擬似エコーを用いて送信回
路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコー除去
方法において、前記エコーと受信信号とが混在した混在
信号から前記擬似エコーを差引いて差信号を得た後、前
記信号に含まれる受信信号シンボル波形の判定結果を用
いて前記差信号に含まれる受信信号シンボル波形と逆極
性のシンボル波形に対応したメモリに既に保存されてい
るデータを取り出し、前記差信号に加算して誤差信号を
求め、さらに前記差信号をそのシンボル波形に対応した
メモリに保存し、前記アダプティブ・フィルタのタップ
係数の逐次更新に前記誤差信号を用いる構成である。
・フィルタにより発生される擬似エコーを用いて送信回
路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコー除去
方法において、前記エコーと受信信号とが混在した混在
信号から前記擬似エコーを差引いて差信号を得た後、前
記信号に含まれる受信信号シンボル波形の判定結果を用
いて前記差信号に含まれる受信信号シンボル波形と逆極
性のシンボル波形に対応したメモリに既に保存されてい
るデータを取り出し、前記差信号に加算して誤差信号を
求め、さらに前記差信号をそのシンボル波形に対応した
メモリに保存し、前記アダプティブ・フィルタのタップ
係数の逐次更新に前記誤差信号を用いる構成である。
まt1本発明は2線・4線変換回路の4線側にてアダプ
ティブ・フィルタにより発生される擬似エコーを用いて
送信回路よ〕受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコ
ー除去装置において、送信データ及び誤差信号を受け適
応的に擬似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと
、前記擬似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前
記擬似エコーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力
を遅延させる遅延素子と、前記遅延素子の出力を前記受
信信号のシンボル波形に対応して分配するスイッチと、
前記スイッチから供給されるデータを格納するメモリと
、前記受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル波形
に対応して前記メモリからのデータを選択するセレクタ
と、前記セレクタの出力と前記遅延素子の出力との和を
得る加算器と、前記加算器の出方の極性を判定する極性
判定器と、前記極性判定器の出力を定数倍する重みづけ
回路とを備え、前記重みづけ回路の出力を前記誤差信号
として前記アダプティブ・フィルタに帰還する構成であ
る。
ティブ・フィルタにより発生される擬似エコーを用いて
送信回路よ〕受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコ
ー除去装置において、送信データ及び誤差信号を受け適
応的に擬似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと
、前記擬似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前
記擬似エコーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力
を遅延させる遅延素子と、前記遅延素子の出力を前記受
信信号のシンボル波形に対応して分配するスイッチと、
前記スイッチから供給されるデータを格納するメモリと
、前記受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル波形
に対応して前記メモリからのデータを選択するセレクタ
と、前記セレクタの出力と前記遅延素子の出力との和を
得る加算器と、前記加算器の出方の極性を判定する極性
判定器と、前記極性判定器の出力を定数倍する重みづけ
回路とを備え、前記重みづけ回路の出力を前記誤差信号
として前記アダプティブ・フィルタに帰還する構成であ
る。
さらに、本発明は2線・4線変換回路の4線側にてアダ
プティブ・フィルタにより発生される擬似エコーを用い
て送信回路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエ
コー除去装置において、送信データ及び誤差信号を受け
適応的に擬似エコーを生成するアダプティブ・フィルタ
と、前記擬似エコーと受信信号とが混在した混在信号と
前記擬似エコーとの差を得る減算器と、前記減算器の出
力を遅延させる遅延素子と、前記遅延素子の出力を受け
絶対値をとる絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を前
記受信信号のシンボル波形に対応して分配するスイッチ
と、前記スイッチから供給されるデータを格納するメモ
リと、前記受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル
波形に対応して前記メモリからのデータを選択する第1
のセレクタと、前記受信信号のシンボル波形に対応して
+1又は−1t−選択する第2のセレクタと、前記第1
のセレクタの出力と前記第2のセレクタの出力とを乗算
する乗算器と、前記乗算器の出力と前記遅延素子の出力
との和を得る加算器と、前記加算器の出力の極性を判定
する極性判定器と、前記極性判定器の出力を定数倍する
重みづけ回路とを備え、前記重みづけ回路の出力を前記
誤差信号として前記アダプティブ・フィルタに帰還する
構成である。
プティブ・フィルタにより発生される擬似エコーを用い
て送信回路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエ
コー除去装置において、送信データ及び誤差信号を受け
適応的に擬似エコーを生成するアダプティブ・フィルタ
と、前記擬似エコーと受信信号とが混在した混在信号と
前記擬似エコーとの差を得る減算器と、前記減算器の出
力を遅延させる遅延素子と、前記遅延素子の出力を受け
絶対値をとる絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を前
記受信信号のシンボル波形に対応して分配するスイッチ
と、前記スイッチから供給されるデータを格納するメモ
リと、前記受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル
波形に対応して前記メモリからのデータを選択する第1
のセレクタと、前記受信信号のシンボル波形に対応して
+1又は−1t−選択する第2のセレクタと、前記第1
のセレクタの出力と前記第2のセレクタの出力とを乗算
する乗算器と、前記乗算器の出力と前記遅延素子の出力
との和を得る加算器と、前記加算器の出力の極性を判定
する極性判定器と、前記極性判定器の出力を定数倍する
重みづけ回路とを備え、前記重みづけ回路の出力を前記
誤差信号として前記アダプティブ・フィルタに帰還する
構成である。
まt1本発明は2線・4線変換回路の4線側にてアダプ
ティブ・フィルタにより発生される擬似エコー管用いて
送信回路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコ
ー除去装置において、送信データ及び誤差信号を受け適
応的に擬似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと
、前記擬似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前
記擬似エコーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力
を遅延させる遅′延素子と、前記遅延素子の出力を受け
絶対値をとる絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を前
記受信信号のシンボル波形に対応して分配するスイッチ
と、前記スイッチから供給されるデータを格納するメモ
リと、前記受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル
波形に対応して前記メモリからのデータを選択する第1
のセレクタと、前記受信信号のシンボル波形に対応して
+1又は−1を選択する第2のセレクタと、前記第1の
セレクタの出力と前記第2のセレクタの出力とを乗算す
る乗算器と、前記乗算器の出力と前記遅延素子の出力と
の和を得る加算器と、前記加算器の出力t−ff数倍す
る重みづけ回路とを備え、前記重みづけ回路の出力全前
記誤差信号として前記アダプティブ・フィルタに帰還す
る構成である。
ティブ・フィルタにより発生される擬似エコー管用いて
送信回路より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコ
ー除去装置において、送信データ及び誤差信号を受け適
応的に擬似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと
、前記擬似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前
記擬似エコーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力
を遅延させる遅′延素子と、前記遅延素子の出力を受け
絶対値をとる絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を前
記受信信号のシンボル波形に対応して分配するスイッチ
と、前記スイッチから供給されるデータを格納するメモ
リと、前記受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル
波形に対応して前記メモリからのデータを選択する第1
のセレクタと、前記受信信号のシンボル波形に対応して
+1又は−1を選択する第2のセレクタと、前記第1の
セレクタの出力と前記第2のセレクタの出力とを乗算す
る乗算器と、前記乗算器の出力と前記遅延素子の出力と
の和を得る加算器と、前記加算器の出力t−ff数倍す
る重みづけ回路とを備え、前記重みづけ回路の出力全前
記誤差信号として前記アダプティブ・フィルタに帰還す
る構成である。
(作 用)
本発明はランダム信号を付加して受信信号が零でない確
率で相殺されるように構成するという従来構成とは異な
夛、受信信号のアイ・パターンの特性に注目して受信信
号が消去されるように構成した〇即ち、二値符号系を含
む伝送路符号の受信信号のアイ・パターンの特性によれ
ば、現在のサンプル値とJT秒(Jは正整数)前のサン
プル値が逆極性で絶対値がほぼ同一の値となる確率の最
小値は零でないある正の値をとる。従って、差信号(=
残留エコー十受信信号)を各サンプル値の属するシンボ
ル波形に対応したメモリに保存する一部、逆極性で絶対
値の等しいサンプル値が受信され几ときに取り出して現
在のサンプル値に加算することにより、受信信号を消去
できる。
率で相殺されるように構成するという従来構成とは異な
夛、受信信号のアイ・パターンの特性に注目して受信信
号が消去されるように構成した〇即ち、二値符号系を含
む伝送路符号の受信信号のアイ・パターンの特性によれ
ば、現在のサンプル値とJT秒(Jは正整数)前のサン
プル値が逆極性で絶対値がほぼ同一の値となる確率の最
小値は零でないある正の値をとる。従って、差信号(=
残留エコー十受信信号)を各サンプル値の属するシンボ
ル波形に対応したメモリに保存する一部、逆極性で絶対
値の等しいサンプル値が受信され几ときに取り出して現
在のサンプル値に加算することにより、受信信号を消去
できる。
(実施例)
次に1図面全参照して本発明について詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。
同図において、第7図と同一の参照番号を付与され九機
能ブロックは第7図と同一の機能を持つとする。第1図
と第7図の相違点は、MT秒の遅延を与える遅延素子(
MT)19、スイッチ20゜メモリ群21. 、21.
、・・・・・”121m、セレクタ22、加算器17
からなる部分であp、その他の構成は第7図と全く同一
である。この回路について説明する前に全体の構成につ
いて簡単に述べる。入力端子1に入力されt2値データ
系列は送信部2に入力される。送信部2にて21i!デ
一タ系列は伝送路符号に変換されt後、アダプティブ・
ディジタル・フィルタ10に供給され、同時にD/Aコ
/パータ(DAC)3でアナログ信号に変換され九のち
ハイブリッド・トランス(HYB)4を介して2線伝送
路5に送出される。ここで、ハイブリッド・トランス4
のインピーダンス不整合に起因して送信部2の出力が受
信回路へエコーとして漏れ込み、A/Dコ/バータ(A
DC)6を経てローパス・フィルタ(LPF)7に供給
される。−万、受信信号も伝送路5、ハイブリッド・ト
ランス4及びA/Dコンバータ6を介してローパス・フ
ィルタ7に供給される。ローパス・フィルタ7にて不要
な高周波成分を抑圧された混在信号(=エコー十受信信
号)は減算器11に供給される。そこでアダプティブ・
ディジタル・フィルタ10にて発生されたエコー・レプ
リカは減算器11I/c入カされる。従って、減算器1
1の出力である差信号(=(混在信号)−(エコー・レ
プリカ)=(エコー〕◆〔受信信号)−(エコーレプリ
カ〕)のJi105ち、残留エコー(=(エコー)−(
エコーレプリカ〕)が受信信号に比べて十分小さくなれ
ば、受信信号が受信部8にて正確に復調され、出力端子
9には受信された2値データ系列が現れる。一方、アダ
プティブ・ディジタル・フィルタ10、減算器11、遅
延素子19、加算器17、極性利足回路13.及び乗算
器14から成る閉ループ回路はアダプティブ・ディジタ
ル・フィルタ10の適応動作を実現するものであり、ス
イッチ20とセレクタ22はメモリ群21. 、21.
、・・〜・・。
能ブロックは第7図と同一の機能を持つとする。第1図
と第7図の相違点は、MT秒の遅延を与える遅延素子(
MT)19、スイッチ20゜メモリ群21. 、21.
、・・・・・”121m、セレクタ22、加算器17
からなる部分であp、その他の構成は第7図と全く同一
である。この回路について説明する前に全体の構成につ
いて簡単に述べる。入力端子1に入力されt2値データ
系列は送信部2に入力される。送信部2にて21i!デ
一タ系列は伝送路符号に変換されt後、アダプティブ・
ディジタル・フィルタ10に供給され、同時にD/Aコ
/パータ(DAC)3でアナログ信号に変換され九のち
ハイブリッド・トランス(HYB)4を介して2線伝送
路5に送出される。ここで、ハイブリッド・トランス4
のインピーダンス不整合に起因して送信部2の出力が受
信回路へエコーとして漏れ込み、A/Dコ/バータ(A
DC)6を経てローパス・フィルタ(LPF)7に供給
される。−万、受信信号も伝送路5、ハイブリッド・ト
ランス4及びA/Dコンバータ6を介してローパス・フ
ィルタ7に供給される。ローパス・フィルタ7にて不要
な高周波成分を抑圧された混在信号(=エコー十受信信
号)は減算器11に供給される。そこでアダプティブ・
ディジタル・フィルタ10にて発生されたエコー・レプ
リカは減算器11I/c入カされる。従って、減算器1
1の出力である差信号(=(混在信号)−(エコー・レ
プリカ)=(エコー〕◆〔受信信号)−(エコーレプリ
カ〕)のJi105ち、残留エコー(=(エコー)−(
エコーレプリカ〕)が受信信号に比べて十分小さくなれ
ば、受信信号が受信部8にて正確に復調され、出力端子
9には受信された2値データ系列が現れる。一方、アダ
プティブ・ディジタル・フィルタ10、減算器11、遅
延素子19、加算器17、極性利足回路13.及び乗算
器14から成る閉ループ回路はアダプティブ・ディジタ
ル・フィルタ10の適応動作を実現するものであり、ス
イッチ20とセレクタ22はメモリ群21. 、21.
、・・〜・・。
21mに供給する信号と取り出す信号と全選択して加算
器17に供給する信号を制御する。アダプティブ・フィ
ルタ10の構成については、第7図で説明したものと同
様に第8図及び第9図の回路構成と同一でよい。極性検
出器13の出力は乗算器14にて2α倍された後、誤差
信号としてアダブチイブ・ディジタル・フィルタ10に
供給される。
器17に供給する信号を制御する。アダプティブ・フィ
ルタ10の構成については、第7図で説明したものと同
様に第8図及び第9図の回路構成と同一でよい。極性検
出器13の出力は乗算器14にて2α倍された後、誤差
信号としてアダブチイブ・ディジタル・フィルタ10に
供給される。
次に、セレクタ22の出力と減算器11の出力である差
信号中の残留エコー成分の極性との関係について詳細に
説明するが、その前に伝送路符号について述べる。8g
2図は二値符号の代表例を示したものであシ、同図(a
lはバイ7工−ズ符号を、(blliMsK(ミニマル
・シフト・キーイング)符号のパルス波形をそれぞれ示
す。第2図(a)に示したようにバイフェーズ符号では
@0″及び11”のデータに対して極性の反転し友パル
ス波形を割シ当てる。両者のパルスは共に、1ビット幅
T秒の中心で極性が反転しておシ、1ビツト内で正負が
バランスしているという特徴音もっている。これに対し
、K2図(b)に示し几ように、MSK符々では4種類
のパルス波形を用意する。即ち II□”及び@1″の
データに対し、それぞれ極性の反転しe@o’″モード
と11″モードの2種類のパルス波形を割当てる。′″
0”モードと@l”モードはそれぞれ波形の極性が正と
負であること金表す。
信号中の残留エコー成分の極性との関係について詳細に
説明するが、その前に伝送路符号について述べる。8g
2図は二値符号の代表例を示したものであシ、同図(a
lはバイ7工−ズ符号を、(blliMsK(ミニマル
・シフト・キーイング)符号のパルス波形をそれぞれ示
す。第2図(a)に示したようにバイフェーズ符号では
@0″及び11”のデータに対して極性の反転し友パル
ス波形を割シ当てる。両者のパルスは共に、1ビット幅
T秒の中心で極性が反転しておシ、1ビツト内で正負が
バランスしているという特徴音もっている。これに対し
、K2図(b)に示し几ように、MSK符々では4種類
のパルス波形を用意する。即ち II□”及び@1″の
データに対し、それぞれ極性の反転しe@o’″モード
と11″モードの2種類のパルス波形を割当てる。′″
0”モードと@l”モードはそれぞれ波形の極性が正と
負であること金表す。
これら2種類のモード遷移は第2図(blの矢印で示さ
れており、現時点のモードは1シンボル前のモードによ
プ決定される。このMSK符号は送出シンボル波形の境
界にて必ず極性が反転するという性質金持っている。な
お、MSK符号では、@1′に対しては1シンボル内で
正負のバランスが取れているが、@O′″に対しては、
正負がバランスしていない。しかし、第2図(b)のモ
ード遷移を示す矢印の方向から明らかなように、連続す
るデータ系列内で@0″が偶数個存在すれば正負のバラ
ンスは取れておシ、直流成分はほとんど無視できる。
れており、現時点のモードは1シンボル前のモードによ
プ決定される。このMSK符号は送出シンボル波形の境
界にて必ず極性が反転するという性質金持っている。な
お、MSK符号では、@1′に対しては1シンボル内で
正負のバランスが取れているが、@O′″に対しては、
正負がバランスしていない。しかし、第2図(b)のモ
ード遷移を示す矢印の方向から明らかなように、連続す
るデータ系列内で@0″が偶数個存在すれば正負のバラ
ンスは取れておシ、直流成分はほとんど無視できる。
第2図に示した伝送路符号は第1図の送信部2にて出力
される。
される。
第3図は第2因に示した伝送路符号を採用したときの受
信信号アイ・パターン例を示す。第3図(a)及び(b
)は第2図に対応してそれぞれバイフェーズ符号及びM
SK符号のアイ・パター/である。
信信号アイ・パターン例を示す。第3図(a)及び(b
)は第2図に対応してそれぞれバイフェーズ符号及びM
SK符号のアイ・パター/である。
第3図に示すように、受信信号アイ・パターンは高域成
分が除去され丸みを帯び几ものとなる。いま、第3図(
blに示すM8に符号の受信信号アイ・パターンに注目
する。受信信号アイ・パターンの特性によれば、現在の
サンプル値とJT秒(Jは正整数)前のサンプル値が逆
極性で絶対値がほぼ同一の値である確率は零でないある
正の値をとる。
分が除去され丸みを帯び几ものとなる。いま、第3図(
blに示すM8に符号の受信信号アイ・パターンに注目
する。受信信号アイ・パターンの特性によれば、現在の
サンプル値とJT秒(Jは正整数)前のサンプル値が逆
極性で絶対値がほぼ同一の値である確率は零でないある
正の値をとる。
従って、T秒毎のサンプル値をメモリに保存しておき、
逆極性の波形が受信され九ときのサンプル値に加算する
ことによって受信信号を相殺することができる。第4図
(b)はJ=2の場合について受信信号相殺の様子を表
わしたもので、3つの波形は右から順に現在、T秒前、
2T秒前のシンボル波形である。第4図(blに示した
例では、現在の波形と2T秒前のシンボル波形が逆極性
になる。従って、サンプル値についても現在のサンプル
値と2T秒前のサンプル値が逆極性で絶対値が同一の値
となることは容易にわかる。ゆえに、2T秒前のサンプ
ル値をこのサンプル値の属するシンボル波形に対応した
メモリから取り出し、現在のサンプル値に加算すること
によって受信信号成分は相殺される。これがJ=2以外
の場合にも正しいことは明らかである。一方、これらの
加算を行う加算器17の出力に含まれる残留エコー成分
について考えると、現在の残留ニー−の値とJTT秒前
残留エコーの値とは無相関であるから、JTT秒前残留
符号量干渉の値はランダム雑音とみな7すことができる
。JTT秒前残留符号量干渉の値の部幅分布は正負対称
であシ、振幅dがldl≦δ(ただしOくδ)となる確
率は零でなくある正の値をとる。従って、加算器17の
出力信号を入力とする極性検出器13において、正確な
残留エコーの極性が検出される確率は零でないある正の
値をとることがわかる。従って、アダプティブ・ディジ
タル・フィルタ10の適応動作が保証されることになる
。
逆極性の波形が受信され九ときのサンプル値に加算する
ことによって受信信号を相殺することができる。第4図
(b)はJ=2の場合について受信信号相殺の様子を表
わしたもので、3つの波形は右から順に現在、T秒前、
2T秒前のシンボル波形である。第4図(blに示した
例では、現在の波形と2T秒前のシンボル波形が逆極性
になる。従って、サンプル値についても現在のサンプル
値と2T秒前のサンプル値が逆極性で絶対値が同一の値
となることは容易にわかる。ゆえに、2T秒前のサンプ
ル値をこのサンプル値の属するシンボル波形に対応した
メモリから取り出し、現在のサンプル値に加算すること
によって受信信号成分は相殺される。これがJ=2以外
の場合にも正しいことは明らかである。一方、これらの
加算を行う加算器17の出力に含まれる残留エコー成分
について考えると、現在の残留ニー−の値とJTT秒前
残留エコーの値とは無相関であるから、JTT秒前残留
符号量干渉の値はランダム雑音とみな7すことができる
。JTT秒前残留符号量干渉の値の部幅分布は正負対称
であシ、振幅dがldl≦δ(ただしOくδ)となる確
率は零でなくある正の値をとる。従って、加算器17の
出力信号を入力とする極性検出器13において、正確な
残留エコーの極性が検出される確率は零でないある正の
値をとることがわかる。従って、アダプティブ・ディジ
タル・フィルタ10の適応動作が保証されることになる
。
次に、第1図におけるメモリ群21t 、 21. 、
・・・。
・・・。
21mの入出力信号を制御するスイッチ20とセレクタ
22の動作について説明する。スイッチ20は受信サン
プルiの属するシンボル波形に対応して該サンプル値を
保存するメモリをメモリ群211゜21!、・・−・・
121mから選択する。M8に符号のアイ・パターンは
第3図(b)に示すように4種類の波形が重ねあわされ
たものになるからm = 4であり、例えばメモリ21
. 、21. 、213.21.がそれぞれ@00″、
′″O1”、11O″、@11”で現されるシンボル波
形に対応すると考えることができる。ここで、@01”
とはデータ信号@0”とモード信号′″l”で定義され
るシンボル波形を表す。受信され之シンボル波形に対す
るデータとモードの判定は受信部8が行い、スイッチ2
0とセレクタ22にこれらの判定結果を供給する。スイ
ッチ20は受信部8から供給きれるデータ信号とモード
信号を用いて、これらの組合せが00”、@O1”、@
10”、@11″のときに遅延素子19から供給された
信号をそれぞれメモリ21凰# 212 f 21B
、 214に保存するように回路の切ル換えを行なう。
22の動作について説明する。スイッチ20は受信サン
プルiの属するシンボル波形に対応して該サンプル値を
保存するメモリをメモリ群211゜21!、・・−・・
121mから選択する。M8に符号のアイ・パターンは
第3図(b)に示すように4種類の波形が重ねあわされ
たものになるからm = 4であり、例えばメモリ21
. 、21. 、213.21.がそれぞれ@00″、
′″O1”、11O″、@11”で現されるシンボル波
形に対応すると考えることができる。ここで、@01”
とはデータ信号@0”とモード信号′″l”で定義され
るシンボル波形を表す。受信され之シンボル波形に対す
るデータとモードの判定は受信部8が行い、スイッチ2
0とセレクタ22にこれらの判定結果を供給する。スイ
ッチ20は受信部8から供給きれるデータ信号とモード
信号を用いて、これらの組合せが00”、@O1”、@
10”、@11″のときに遅延素子19から供給された
信号をそれぞれメモリ21凰# 212 f 21B
、 214に保存するように回路の切ル換えを行なう。
なお、@1図において、受信号8とスイッチ20及びセ
レクタ22とを、諸ぶ経路は1本の線で表示しであるが
、縁■符号を採用しfc場合にはデータ信号とモード信
号に対応する2本の経路を表わす。受信部8はこのシン
ボル波形が最後まで受信されるまで受信シンボル波形の
判定全行なうことができず、データ信号とモード信号が
決定されないので、スイッチ20に供給される信号は遅
延素子19によ、9T秒遅延させる。すなわち1M5N
符号ではM=1である。
レクタ22とを、諸ぶ経路は1本の線で表示しであるが
、縁■符号を採用しfc場合にはデータ信号とモード信
号に対応する2本の経路を表わす。受信部8はこのシン
ボル波形が最後まで受信されるまで受信シンボル波形の
判定全行なうことができず、データ信号とモード信号が
決定されないので、スイッチ20に供給される信号は遅
延素子19によ、9T秒遅延させる。すなわち1M5N
符号ではM=1である。
同時に、力ロ算器17に供給される差信号も遅延素子1
9でT秒遅延される。第1図に示す一実施例において、
第7図を用いて説明した補間定数全几=4と仮定すると
、1つのシンボル波形当り4種類の位相におけるサンプ
ル値が存在する。この几め、メモリ211* 2h *
213 t 214はそれぞれ4つのサブメモリから
構成され、各サブメモリは一つのサンプル位相における
一つのシンボル波形のサンプル値に対応する。逆に、一
つのサンプル位相における一つのシンボル波形のサンプ
ル直に対応するメモリは唯一なので、同一サンプル位相
における同一シンボル波形に対応するサンプル値は常に
更新され、最新の値がメモリに保存されている。これは
、几〜4の場合も同様である。セレクタ22は受信サン
プル値の層するシンボル波形に対応してデータを取り出
すメモリをメモリ群21.。
9でT秒遅延される。第1図に示す一実施例において、
第7図を用いて説明した補間定数全几=4と仮定すると
、1つのシンボル波形当り4種類の位相におけるサンプ
ル値が存在する。この几め、メモリ211* 2h *
213 t 214はそれぞれ4つのサブメモリから
構成され、各サブメモリは一つのサンプル位相における
一つのシンボル波形のサンプル値に対応する。逆に、一
つのサンプル位相における一つのシンボル波形のサンプ
ル直に対応するメモリは唯一なので、同一サンプル位相
における同一シンボル波形に対応するサンプル値は常に
更新され、最新の値がメモリに保存されている。これは
、几〜4の場合も同様である。セレクタ22は受信サン
プル値の層するシンボル波形に対応してデータを取り出
すメモリをメモリ群21.。
21冨、・・・・・・121mから選択する。MSK符
号の場合には、受信部8から供給されるデータ信号とモ
ード信号音用いて、これらが100″m、″01”、@
10”。
号の場合には、受信部8から供給されるデータ信号とモ
ード信号音用いて、これらが100″m、″01”、@
10”。
’11″のときにそれぞれメモリ21. 、211 、
21. 。
21. 。
213に保存されているデータを選択して加算器17に
供給するように回路の切り換えを行なう。このように、
セレクタ22は受信部8で判定され九シンボル波形と逆
極性のシンボル波形に対応したメモリからのデータを選
択するので、加算器17で受信信号が相殺され、残留エ
コーの極性を検出することができる。
供給するように回路の切り換えを行なう。このように、
セレクタ22は受信部8で判定され九シンボル波形と逆
極性のシンボル波形に対応したメモリからのデータを選
択するので、加算器17で受信信号が相殺され、残留エ
コーの極性を検出することができる。
第1図のアダプティブ・ディジタル・フィルタlOによ
り発生されtエコー・レプリカは減算器11に供給され
る。減算器11ではローパス・フィルタ7の出力信号で
ある混在信号からエコー・レプリカを差し引い交差信号
(=〔エコー〕+〔受信信号〕−〔エコーレプリカ〕)
が得られ、受信部8、遅延素子19に供給される。加算
器17では遅延素子19の出力信号とメモリ群211.
21.。
り発生されtエコー・レプリカは減算器11に供給され
る。減算器11ではローパス・フィルタ7の出力信号で
ある混在信号からエコー・レプリカを差し引い交差信号
(=〔エコー〕+〔受信信号〕−〔エコーレプリカ〕)
が得られ、受信部8、遅延素子19に供給される。加算
器17では遅延素子19の出力信号とメモリ群211.
21.。
・・・・・・、21mからセレクタ22によって選択さ
れ比信号が加算されて受信信号が相殺され、残留エコー
の極性がアダプティブ・ディジタル・フィルタ10に供
給される。受信部8で判定された受信信号のデータとモ
ードはスイッチ20とセレクタ22に供給される。さら
に、これらのデータとモードが復調され、@O”と@l
”の2値データ系列として出力端子9に現われる。アダ
プティブ・ディジタル・フィルタ10は乗算器14の出
力信号を用いて係数更新を行なう。
れ比信号が加算されて受信信号が相殺され、残留エコー
の極性がアダプティブ・ディジタル・フィルタ10に供
給される。受信部8で判定された受信信号のデータとモ
ードはスイッチ20とセレクタ22に供給される。さら
に、これらのデータとモードが復調され、@O”と@l
”の2値データ系列として出力端子9に現われる。アダ
プティブ・ディジタル・フィルタ10は乗算器14の出
力信号を用いて係数更新を行なう。
fa5図は本発明の他の実施例を示す構成図である。同
図において、第1図と同一の参照番号全付与され九機能
ブロックは第1図と同一の機能を持つとする。第5図と
第1図の相違点は乗算器23、セレクタ24、絶対値回
路(ABC)25及びメモリ群211 @ 21* *
・・−・・21ffl/2からなる部分であシ、その他
の構成は第1図と全く同一である。第5図においては、
メモリ群21凰、21h・・〜・・−21m/2が第1
図のメモリ群21. 、21. 、・・〜・・521m
の1/2のメモリから構成される。メモリの割当ては極
性にかかわらずシンボル波形だけに基づいて行い、波形
が等しく極性が異なるものを同一のメモリに格納する。
図において、第1図と同一の参照番号全付与され九機能
ブロックは第1図と同一の機能を持つとする。第5図と
第1図の相違点は乗算器23、セレクタ24、絶対値回
路(ABC)25及びメモリ群211 @ 21* *
・・−・・21ffl/2からなる部分であシ、その他
の構成は第1図と全く同一である。第5図においては、
メモリ群21凰、21h・・〜・・−21m/2が第1
図のメモリ群21. 、21. 、・・〜・・521m
の1/2のメモリから構成される。メモリの割当ては極
性にかかわらずシンボル波形だけに基づいて行い、波形
が等しく極性が異なるものを同一のメモリに格納する。
このtめ、遅延素子19からスイッチ20に一経てメモ
リ”l * 21! w ”・〜・・、21m/2に格
納される信号は、絶対値回路25で絶対値をとっ次後、
スイッチ20に供給される。同様に、セレクタ22から
加算器17に供給される信号もセレクタ24からの+1
もしくは−1の信号を乗算器23で乗算された後、加算
器17に供給される。
リ”l * 21! w ”・〜・・、21m/2に格
納される信号は、絶対値回路25で絶対値をとっ次後、
スイッチ20に供給される。同様に、セレクタ22から
加算器17に供給される信号もセレクタ24からの+1
もしくは−1の信号を乗算器23で乗算された後、加算
器17に供給される。
セレクタ24は受信部8で得られ之モード信号が@1”
のときに−1t−1かつ”o”のときに+1を選択して
乗算器23に供給する。スイッチ20とセレクタ22は
シンボル波形の形だけを識別すればよいので、受信部8
からスイッチ20とセレクタ22に供給される信号は第
1図の場合と異なシ、データ信号だけになる。第5図の
構成をとることにより、乗算器23、セレクタ24、絶
対値回路25が新次に必要になるが、1/2の数のメ七
す数ど第1図の場合と同様の効果を期待できる。
のときに−1t−1かつ”o”のときに+1を選択して
乗算器23に供給する。スイッチ20とセレクタ22は
シンボル波形の形だけを識別すればよいので、受信部8
からスイッチ20とセレクタ22に供給される信号は第
1図の場合と異なシ、データ信号だけになる。第5図の
構成をとることにより、乗算器23、セレクタ24、絶
対値回路25が新次に必要になるが、1/2の数のメ七
す数ど第1図の場合と同様の効果を期待できる。
第6図は本発明のさらに他の実施例を示す構成図である
。同図において、第5図と同一の参照番号を付与された
機能ブロックは第5図と同一の機能を持つとする。第6
図と第5図の相違点は極性検出回路13がないことであ
る。すなわち、第6図において、アダプティブ・ディジ
タル・フィルタは10はストカスティク・アイタレ−ジ
ョン・アルゴリズムによ)係数適応化が行われる。この
とき、減算器11の出力信号を直接乗算器14に供給し
たとすると、受信信号がアダプティブ・ディジタル・フ
ィルタ10に供給されるべき残留エコーに対して妨害信
号として働くtめに、演算語長を多く要し、収束時間も
長い。第6図に示したように、乗算器23から加算器1
7に信号を加算して受信信号管消去することにより、受
信信号の変夛にJTT秒前残留エコーが妨害信号となる
。
。同図において、第5図と同一の参照番号を付与された
機能ブロックは第5図と同一の機能を持つとする。第6
図と第5図の相違点は極性検出回路13がないことであ
る。すなわち、第6図において、アダプティブ・ディジ
タル・フィルタは10はストカスティク・アイタレ−ジ
ョン・アルゴリズムによ)係数適応化が行われる。この
とき、減算器11の出力信号を直接乗算器14に供給し
たとすると、受信信号がアダプティブ・ディジタル・フ
ィルタ10に供給されるべき残留エコーに対して妨害信
号として働くtめに、演算語長を多く要し、収束時間も
長い。第6図に示したように、乗算器23から加算器1
7に信号を加算して受信信号管消去することにより、受
信信号の変夛にJTT秒前残留エコーが妨害信号となる
。
しかし、残留エコーは受信信号に対して十分小でちるか
ら、演算語長の削減と収束時間の短縮をはかることがで
きる。第5図と第6図の関係がら容易に推測できるよう
に、第1図において極性検出回路13を取除いても第6
図に示し友回路と全く同様の効果が期待できる。
ら、演算語長の削減と収束時間の短縮をはかることがで
きる。第5図と第6図の関係がら容易に推測できるよう
に、第1図において極性検出回路13を取除いても第6
図に示し友回路と全く同様の効果が期待できる。
なお、これまで説明したようにMSK符号を採用した場
合、@0”と”1”に対するパルス波形が異なることと
、各々0モードと1モードを有するという2つの理由に
より、アダプティブ・ディジタル・フィルタ10の構成
は第7図の場合と若干異なる。即ち、′0”及び′″1
″のパルス波形が異なることに対応させてタップ係数t
−2種類用意し個別に更新させる必要があること、また
送信部、2より供給されたモード信号により、係数全区
別することが必要となる。
合、@0”と”1”に対するパルス波形が異なることと
、各々0モードと1モードを有するという2つの理由に
より、アダプティブ・ディジタル・フィルタ10の構成
は第7図の場合と若干異なる。即ち、′0”及び′″1
″のパルス波形が異なることに対応させてタップ係数t
−2種類用意し個別に更新させる必要があること、また
送信部、2より供給されたモード信号により、係数全区
別することが必要となる。
これまで、M8に符号を例にして本発明の各実施例全説
明してきtが、伝送路符号として例えば、第2図(a)
に示したバイ7工−ズ符号を用いることができる。バイ
フェーズ符号とMSK符号で異なることは、受信信号ア
イ・パターンである。第4図(a)にバイフェーズ符号
の連続シンボル波形例を示す。連続する5つの波形は右
から順に現在よりT秒後、現在、T秒前、2T秒前のシ
ンボル波形である。バイフェーズ符号の場合は、前後各
1つのシンボル波形によって着目し几シンボル波形が異
なるので、現在のシンボル波形の前後2シ/ポルで合計
3シンボルの連続パターンにより、メモリ群211 m
* 2 t、 @ ””* 21mt−選択する。第
4図(a)は@0110G”及び@11001”の連続
パターンを表わしており、現在のサンプル値と2T秒前
のサンプル値が逆極性で絶対値が同一の値となることは
容易にわかる。従って、T/R秒毎のサンプル値を仁の
サンプル値の属するシンボル波形とサンプル位相に対応
したメモリに保存する−7、現在のサンプル値の属する
シンボル波形と逆極性で絶対値の等しいシンボル波形に
対応したメモリの値を現在のサンプル値に加算すること
によってバイ7工−ズ符号の場合も受信信号成分は相殺
される。ただし、バイ7ヱーズ符号の場合には、スイッ
チ20とセレクタ22に受信部8から供給される信号は
データ信号だけである。現在よりT秒後のシンボル波形
が事前にわかることはあシえないので、現在よりT秒後
のシンボル波形が判定されるまで待って、サンプル値を
メモリに格納する。
明してきtが、伝送路符号として例えば、第2図(a)
に示したバイ7工−ズ符号を用いることができる。バイ
フェーズ符号とMSK符号で異なることは、受信信号ア
イ・パターンである。第4図(a)にバイフェーズ符号
の連続シンボル波形例を示す。連続する5つの波形は右
から順に現在よりT秒後、現在、T秒前、2T秒前のシ
ンボル波形である。バイフェーズ符号の場合は、前後各
1つのシンボル波形によって着目し几シンボル波形が異
なるので、現在のシンボル波形の前後2シ/ポルで合計
3シンボルの連続パターンにより、メモリ群211 m
* 2 t、 @ ””* 21mt−選択する。第
4図(a)は@0110G”及び@11001”の連続
パターンを表わしており、現在のサンプル値と2T秒前
のサンプル値が逆極性で絶対値が同一の値となることは
容易にわかる。従って、T/R秒毎のサンプル値を仁の
サンプル値の属するシンボル波形とサンプル位相に対応
したメモリに保存する−7、現在のサンプル値の属する
シンボル波形と逆極性で絶対値の等しいシンボル波形に
対応したメモリの値を現在のサンプル値に加算すること
によってバイ7工−ズ符号の場合も受信信号成分は相殺
される。ただし、バイ7ヱーズ符号の場合には、スイッ
チ20とセレクタ22に受信部8から供給される信号は
データ信号だけである。現在よりT秒後のシンボル波形
が事前にわかることはあシえないので、現在よりT秒後
のシンボル波形が判定されるまで待って、サンプル値を
メモリに格納する。
従って、バイ7工−ズ符号の場合、M=2となシ遅延素
子19は2T秒の遅延を与えなければならない。以上の
説明は、第5図及び第6図の実施例についてもそのまま
あてはまる。
子19は2T秒の遅延を与えなければならない。以上の
説明は、第5図及び第6図の実施例についてもそのまま
あてはまる。
これらの符号以外の伝送路符号についても同様に考える
と、第4図に相当する受信信号アイ・パターンに基づい
てメモリ群211 、21. 、・・〜・・*21m又
はメモリ群211 g 21g m・・・・・・、21
n1/2を勘当てて差信号を保持し、必要なときに取り
出して差信号に加算することにより、受信信号を相殺で
きることは明らかである。
と、第4図に相当する受信信号アイ・パターンに基づい
てメモリ群211 、21. 、・・〜・・*21m又
はメモリ群211 g 21g m・・・・・・、21
n1/2を勘当てて差信号を保持し、必要なときに取り
出して差信号に加算することにより、受信信号を相殺で
きることは明らかである。
(発明の効果)
以上詳細に述べ几ように、本発明によれば、メモリに保
存され九過去の差信号のサンプル値から現在のサンプル
値と逆極性で絶対値がほぼ等しいものを選択して、現在
のサンプル値との和をとることにより、受信信号が消去
される。従って、この和を用いて係数更新を行ないアダ
プティブ・ディジタル・フィルタを制御することにより
、サイン・アルゴリズムでも適応動作が保証される。ま
た、ストカスティク・アイタレ−ジョン・アルゴリズム
の場合には、収束時間と演算語長を削減することかでき
る。嘔らに、本発明によれば、遅延素子、スイッチ、メ
モリ群、セレクタ及び加算器を組み合わせることにより
、上述の適応動作を保証できるから、簡単でかつハード
ウェア規模の小さいエコー除去方法及びエコー除去装置
を提供できる。
存され九過去の差信号のサンプル値から現在のサンプル
値と逆極性で絶対値がほぼ等しいものを選択して、現在
のサンプル値との和をとることにより、受信信号が消去
される。従って、この和を用いて係数更新を行ないアダ
プティブ・ディジタル・フィルタを制御することにより
、サイン・アルゴリズムでも適応動作が保証される。ま
た、ストカスティク・アイタレ−ジョン・アルゴリズム
の場合には、収束時間と演算語長を削減することかでき
る。嘔らに、本発明によれば、遅延素子、スイッチ、メ
モリ群、セレクタ及び加算器を組み合わせることにより
、上述の適応動作を保証できるから、簡単でかつハード
ウェア規模の小さいエコー除去方法及びエコー除去装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図tag
、 (b)は伝送路符号を説明する図、第3図(a)。 (b)は第2図の伝送路符号に対応したアイ・パターン
を示す図、第4図(a)、 (b)は伝送路符号に対応
し几受信信号波形パターンを示す図、第5図は本発図、
第8図は第7図のアダプティブ・ディジタル・フィルタ
の詳細構成図、第9図は第8図の係数発生器の詳細構成
図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・送信部、3・
・・・・・D/Aプンバータ、4・・・・・・ハイブリ
ッド・トランス、5・・・・・・2 M伝送路、6・・
・・・・A/Dコンバータ、7・・・・・・ローハス・
フィルタ、8・・・・・・受信部、9・・・・・・出力
端子、10・・・・・・アダプティブ・ディジタル・フ
ィルタ、11・・・・・・減算器、13・・・・・・極
性検出回路、14.23・・・・・・乗算器、17・・
・・・・加算器、19・・・・・・遅延素子、20・・
・・・・スイッチ、21.〜2” m。 21 m/ 2・・・・・・メモリ群、22.24・・
・・・・セレクタ、25・・・・・・杷対値回路。
、 (b)は伝送路符号を説明する図、第3図(a)。 (b)は第2図の伝送路符号に対応したアイ・パターン
を示す図、第4図(a)、 (b)は伝送路符号に対応
し几受信信号波形パターンを示す図、第5図は本発図、
第8図は第7図のアダプティブ・ディジタル・フィルタ
の詳細構成図、第9図は第8図の係数発生器の詳細構成
図である。 1・・・・・・入力端子、2・・・・・・送信部、3・
・・・・・D/Aプンバータ、4・・・・・・ハイブリ
ッド・トランス、5・・・・・・2 M伝送路、6・・
・・・・A/Dコンバータ、7・・・・・・ローハス・
フィルタ、8・・・・・・受信部、9・・・・・・出力
端子、10・・・・・・アダプティブ・ディジタル・フ
ィルタ、11・・・・・・減算器、13・・・・・・極
性検出回路、14.23・・・・・・乗算器、17・・
・・・・加算器、19・・・・・・遅延素子、20・・
・・・・スイッチ、21.〜2” m。 21 m/ 2・・・・・・メモリ群、22.24・・
・・・・セレクタ、25・・・・・・杷対値回路。
Claims (4)
- (1)2線・4線変換回路の4線側にてアダプティブ・
フィルタにより発生される擬似エコーを用いて送信回路
より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコー除去方
法において、前記エコーと受信信号とが混在した混在信
号から前記擬似エコーを差引いて差信号を得た後、前記
差信号に含まれる受信信号シンボル波形の判定結果を用
いて前記差信号に含まれる受信信号シンボル波形と逆極
性のシンボル波形に対応したメモリに既に保存されてい
るデータを取り出し、前記差信号に加算して誤差信号を
求め、さらに前記差信号をそのシンボル波形に対応した
メモリに保存し、前記アダプティブ・フィルタのタップ
係数の逐次更新に前記誤差信号を用いることを特徴とす
るエコー除去方法。 - (2)2線・4線変換回路の4線側にてアダプティブ・
フィルタにより発生される擬似エコーを用いて送信回路
より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコー除去装
置において、送信データ及び誤差信号を受け適応的に擬
似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと、前記擬
似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前記擬似エ
コーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力を遅延さ
せる遅延素子と、前記遅延素子の出力を前記受信信号の
シンボル波形に対応して分配するスイッチと、前記スイ
ッチから供給されるデータを格納するメモリと、前記受
信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル波形に対応し
て前記メモリからのデータを選択するセレクタと、前記
セレクタの出力と前記遅延素子の出力との和を得る加算
器と、前記加算器の出力の極性を判定する極性判定器と
、前記極性判定器の出力を定数倍する重みづけ回路とを
備え、前記重みづけ回路の出力を前記誤差信号として前
記アダプティブ・フィルタに帰還することを特徴とする
エコー除去装置。 - (3)2線・4線変換回路の4線側にてアダプティブ・
フィルタにより発生される擬似エコーを用いて送信回路
より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコー除去装
置において、送信データ及び誤差信号を受け適応的に擬
似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと、前記擬
似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前記擬似エ
コーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力を遅延さ
せる遅延素子と、前記遅延素子の出力を受け絶対値をと
る絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を前記受信信号
のシンボル波形に対応して分配するスイッチと、前記ス
イッチから供給されるデータを格納するメモリと、前記
受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル波形に対応
して前記メモリからのデータを選択する第1のセレクタ
と、前記受信信号のシンボル波形に対応して+1又は−
1を選択する第2のセレクタと、前記第1のセレクタの
出力と前記第2のセレクタの出力とを乗算する乗算器と
、前記乗算器の出力と前記遅延素子の出力との和を得る
加算器と、前記加算器の出力の極性を判定する極性判定
器と、前記極性判定器の出力を定数倍する重みづけ回路
とを備え、前記重みづけ回路の出力を前記誤差信号とし
て前記アダプティブ・フィルタに帰還することを特徴と
するエコー除去装置。 - (4)2線・4線変換回路の4線側にてアダプティブ・
フィルタにより発生される擬似エコーを用いて送信回路
より受信回路へ漏れ込むエコーを除去するエコー除去装
置において、送信データ及び誤差信号を受け適応的に擬
似エコーを生成するアダプティブ・フィルタと、前記擬
似エコーと受信信号とが混在した混在信号と前記擬似エ
コーとの差を得る減算器と、前記減算器の出力を遅延さ
せる遅延素子と、前記遅延素子の出力を受け絶対値をと
る絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を前記受信信号
のシンボル波形に対応して分配するスイッチと、前記ス
イッチから供給されるデータを格納するメモリと、前記
受信信号のシンボル波形と逆極性のシンボル波形に対応
して前記メモリからのデータを選択する第1のセレクタ
と、前記受信信号のシンボル波形に対応して+1又は−
1を選択する第2のセレクタと、前記第1のセレクタの
出力と前記第2のセレクタの出力とを乗算する乗算器と
、前記乗算器の出力と前記遅延素子の出力との和を得る
加算器と、前記加算器の出力を定数倍する重みづけ回路
とを備え、前記重みづけ回路の出力を前記誤差信号とし
て前記アダプティブ・フィルタに帰還することを特徴と
するエコー除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3686688A JPH01212128A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | エコー除去方法及びエコー除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3686688A JPH01212128A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | エコー除去方法及びエコー除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212128A true JPH01212128A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=12481706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3686688A Pending JPH01212128A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | エコー除去方法及びエコー除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01212128A (ja) |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP3686688A patent/JPH01212128A/ja active Pending
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