JPH088691A - アダプティブフィルタの適応化方法及び装置 - Google Patents
アダプティブフィルタの適応化方法及び装置Info
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- JPH088691A JPH088691A JP6156518A JP15651894A JPH088691A JP H088691 A JPH088691 A JP H088691A JP 6156518 A JP6156518 A JP 6156518A JP 15651894 A JP15651894 A JP 15651894A JP H088691 A JPH088691 A JP H088691A
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
に必要な演算量の削減と高速収束を同時に実現できるア
ダプティブフィルタ適応化方法及び装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 装置は、遅延素子201〜20N−1と、経
路スイッチ7と、係数発生回路301〜30Lと、乗算
器401〜40Lと、アダプティブフィルタの同定信号
を出力する加算器8と、誤差信号を出力する減算器5
と、経路スイッチ7の制御信号と係数クリア信号とをそ
れぞれ発生するタップ制御回路50とより構成されてい
る。タップ制御回路50は、有効タップ計数回路62と
カウンタ63を設けた点に特徴がある。タップ制御回路
50は一つのサブグループから次のサブグループへ限定
サブグループを変更するまでの時間を各タップ制御サブ
グループ内の有効タップ個数の情報を用いて決定するよ
うにしたものである。
Description
適応化方法及び装置に係り、特に伝送路や空間音響結合
経路などの未知システムを同定するために用いられるア
ダプティブフィルタの適応化方法及び装置に関する。
ム同定の応用として、エコーキャンセラ、ノイズキャン
セラ、ハウリングキャンセラ、適応等化器などが従来よ
り知られている。ここでは、2線/4線変換回路の4線
側において送信側から受信側へ漏れ込むエコーを除去す
るエコーキャンセラを例として従来技術を説明する。
ルス応答長より多くのタップ係数を有するアダプティブ
フィルタを用いて、送信信号に対応した疑似エコー(エ
コーレプリカ)を生成することにより、2線/4線変換
回路の4線側において送信回路から受信回路へ漏れ込む
エコーを抑圧するように動作する。
タの係数修正アルゴリズムの代表的な文献として、「L
MSアルゴリズム」(”LMS Algorith
m”,Proceedings of IEEE 63
巻12号、1975年、1692〜1716ページ;以
下、「文献1」)と「ラーニング・アイデンティフィケ
ーション・メソッド;LIM」(”Learning
Identification Method;LI
M”,IEEE Transactions onAu
tomatic Control,12巻3号、196
7年、282〜287ページ;以下、「文献2」)が従
来より知られている。
線回線上の地点と2線/4線変換回路のある地点の間に
固定遅延が存在する場合、エコーキャンセラのタップ数
は想定される最大の固定遅延量と実質的なインパルス応
答の応答波形部分の双方を充分にカバーするだけ必要で
ある。従って、固定遅延量が大きい場合には、タップ数
は膨大になり、ハードウェア規模の増大、係数相互干渉
による収束時間の増加を引き起こす。
のインパルス応答から固定遅延部分を除いた波形応答部
分の位置を推定し、推定された位置周辺にアダプティブ
フィルタのタップ係数を配置するように係数配置を適応
制御する方法が提案されている(”A Fast Co
nvergence Algorithm forAd
aptive FIR Filters with C
oarsely Located Taps”,Pro
ceeding of International
Conference on Acoustics,S
peechand Signal Processin
g 1991,1991年、1525〜1528ペー
ジ;以下、「文献3」)。
応答波形部のおおよその位置を推定し、その近傍に限定
してタップ配置を行うことで、収束時間を短縮している
ことである。しかし、この方法では応答波形部の位置推
定は、タップ係数絶対値の最大値を用いて行われ、タッ
プ係数配置を限定する範囲は一つしか指定されない。従
って、複数の波形応答部が存在する場合(エコーの場合
はマルチエコーと呼ばれる)は、これらすべてをカバー
するようにタップ配置限定範囲を広くとらなければなら
ず、それぞれの波形応答部の間に大きな固定遅延がある
時には、タップ配置位置を限定する効果が減少し、収束
時間の増加が避けられないという問題がある。
ても高速に収束し、波形応答部だけにタップ係数を配置
することのできる方法も従来提案されている(”タップ
配置範囲の更新タイミングを制御したタップ位置可変適
応FIRフィルタの高速アルゴリズム”,1993年電
子情報通信学会春季大会;以下、「文献4」)。
化装置の一例の構成図を示す。この従来のアダプティブ
フィルタの適応化装置は上記の文献4に示されたエコー
キャンセラであり、送信信号入力端子1から入力された
送信信号を遅延させる遅延素子201〜20N−1まで
の(N−1)個の遅延素子を有し、遅延が零のタップも
含め全タップ数がNのアダプティブフィルタを構成して
いる。
を発生するために、L個の係数発生回路301〜30L
が備えられており、アダプティブフィルタの全タップ数
Nと係数発生回路301〜30Lの個数Lとの間にはN
>Lの関係がある。すなわち、図2に示されたアダプテ
ィブフィルタは固定遅延部分を除いた実質的な波形応答
部を実現できる程度のタップ係数を備え、そのタップ係
数を応答波形部分に適応的に配置することによって、エ
コーレプリカを生成する。
出力と係数発生回路301〜30Lの間の接続を切り換
える経路スイッチ7を有しており、この経路スイッチ7
の制御のためにタップ制御回路9を有している。経路ス
イッチ7の各出力遅延信号は、係数発生回路301〜3
0Lと乗算器401〜40Lにそれぞれ供給される。乗
算器401〜40Lは、係数発生回路301〜30Lの
出力タップ係数値と経路スイッチ7の出力遅延信号とを
それぞれ乗算し、得られた乗算結果を加算回路8に供給
する。加算回路8はこれらの乗算結果を加算し、エコー
レプリカとして出力する。
信信号は、送信信号出力端子2から伝送路に送出され、
2線/4線変換回路3において2線側に送られる。この
とき、インピーダンス不整合のため、送信信号の一部が
エコーとして受信側に漏れ込む。受信信号入力端子4よ
り入力されたエコーは、減算器5に供給される。減算器
5はこのエコーから加算器8が出力するエコーレプリカ
を減算し、得られた減算結果を受信信号出力端子6へ出
力する。また、上記の減算結果は、同時に係数更新のた
めの誤差信号として、係数発生回路301〜30Lに供
給される。
れ同一構成で、そのi番目の係数発生回路30i(i=
1,2,...,L)は、係数更新アルゴリズムとして
文献1に示されたLMSアルゴリズムを採用した場合
は、図3に示す如き構成とされる。すなわち、係数発生
回路30iは入力遅延信号と誤差信号とをそれぞれ乗算
する乗算器31と、この乗算器31の出力乗算結果とあ
らかじめ定められた定数μとの乗算を行う乗算器32
と、加算回路33及び記憶回路34とから構成されてい
る。
し、記憶回路34に記憶されている係数値と加算器33
で加算され、加算結果が記憶回路34に帰還される。記
憶回路34に記憶される値がタップ係数値である。な
お、記憶回路34は、図2の係数クリア回路55から係
数クリア信号が入力されると、記憶している係数値を強
制的に零に設定する機能を有している。
ィブフィルタのタップ係数は経路スイッチ7によって選
択された一部の遅延素子にだけ接続される。以下、タッ
プ係数の接続されたタップを有効タップ、接続されてい
ないタップを無効タップと呼ぶ。実際のタップ係数適応
配置は以下のようにして行われる。
少ないタップ係数を、等間隔で配置する。これが有効タ
ップに、係数が配置されていないタップが無効タップに
なる。次に、タップ制御回路9について説明する。
た複数のタップ番号から構成されるタップ制御サブグル
ープを代表するサブグループ番号を制御する順序で格納
する。各タップ制御サブグループに属するタップの数
は、等しく設定される。例えば、全タップ数Nを「2
0」、タップ制御サブグループ数を「5」とすると、各
タップ制御サブグループに属するタップの数は「4」と
なる。また、タップ制御サブグループをG(i)(i=
1,2,...,5)、G(i)に属するタップ番号を
括弧で括って表すと、以下のようになる。
ープ番号の初期値として、グループ番号が小さい順に設
定される。すなわち、制御サブグループ記憶回路60が
記憶するグループ番号をZ(n)(n=1,
2,...,5)で表すと、 Z(1)=1 Z(2)=2 Z(3)=3 Z(4)=4 Z(5)=5 に初期設定される。また、制御サブグループ記憶回路6
0のデータ読みだし位置を規定するアドレスポインタは
先頭に設定され、先頭にあるグループ番号、すなわち上
記の例ではZ(1)=1に設定される。
ァースト・イン・ファースト・アウト)により構成され
ており、(N−L)個の無効タップ番号を記憶する。た
だし、Nは全タップ数、Lは有効タップ数である。ま
た、タップ番号算出回路54は、全タップ番号から無効
タップ記憶回路52の保持する無効タップ番号を除いた
タップ番号、すなわち有効タップ番号を算出し、算出し
たタップ番号をタップ切り換え制御信号として経路スイ
ッチ7に供給する。
から入力されたタップ切り換え制御信号に基づいて、L
個の有効タップ番号に対応する遅延素子の出力を選択し
て、係数発生回路301〜30Lへ出力するように動作
する。
ち無効タップ記憶回路52の初期設定値は、有効タップ
番号が全タップ番号の小さい方から連続して配置される
ように選ばれる。例えば、全タップ数Nが「20」、有
効タップ数Lが「3」、無効タップ数(N−L)が「1
7」とすると、全タップ番号は、「1,2,
3,...,20」となる。このとき、有効タップ番号
は、「1,2,3」と小さい方から3タップが選ばれ、
無効タップ記憶回路52が保持する無効タップ番号は
「4,5,...,20」に初期設定される。
よって選択されたタップ(=有効タップ)の係数更新が
行われる。Q回(Qは正の整数)の係数更新毎に、係数
配置、すなわち有効タップ位置の更新が行われる。有効
タップ位置更新は、以下の手順で実行される。最小係数
検出回路51はタップ番号算出回路54から出力された
有効タップ番号と、各係数発生回路301〜30Lから
取り出されたタップ係数とを入力信号として受け、絶対
値が最小である係数に対応した有効タップ番号を無効タ
ップ記憶回路52と係数クリア回路55のそれぞれに供
給する。
1〜30Lのうち最小係数検出回路51から入力された
有効タップ番号に対応する係数発生回路に対して係数ク
リア信号を出力することによって、該当する絶対値が最
小である係数を零に設定する。無効タップ記憶回路52
はFIFOであるから、入力された有効タップ番号を待
ち行列の最後尾に格納し、待ち行列の先頭にあるタップ
番号を判定回路53へ出力する。
グループ記憶回路60から出力されるタップ制御サブグ
ループ番号Z(n)を受けて、そのタップ制御サブグル
ープ、すなわち、G(Z(n))に属するタップ番号の
うち、最小のタップ番号Kminと最大のタップ番号K
maxを算出し、これらを判定回路53へ供給する。例
えば、前記の例において、Z(n)=1であった場合、
G(Z(n))=G(1)={1,2,3,4}とな
り、制御タップ範囲計算回路61は判定回路53へK
max=4、Kmin=1を供給する。
ら入力されたタップ番号が、制御タップ範囲計算回路6
1からの上限値Kmax(=4)より大きいか、下限値
Kmin(=1)より小さいときには、入力されたタッ
プ番号を無効タップ記憶回路52に帰還し、再度無効タ
ップ記憶回路52のタップ番号を取り出して、判定回路
53に入力させる。この繰り返し操作は、タップ番号が
上記上限値Kmax(=4)と下限値Kminの範囲内
の値である判定条件を満足するまで継続される。
憶回路52に記憶された無効タップ番号が確定し、新た
な有効タップが決定される。以上説明した、一つのタッ
プ制御サブグループに限定したタップ位置制御によっ
て、係数の集中的配置が可能になる。
下の手順で行われる。まず、最大係数検出回路56が、
各係数発生回路301〜30Lから取り出されたタップ
係数値とタップ番号算出回路54から取り出された有効
タップ番号とを入力信号として受けて、絶対値が最大で
あるタップ係数値を各タップ制御サブグループ毎に検出
し、その最大絶対係数値をカウンタ57へ、対応する最
大絶対係数値が大きい順に並べ換えられたタップ制御サ
ブグループ番号を制御サブグループ更新回路59へ出力
する。
えるカウンタであり、係数更新回数が最大係数検出回路
56から供給された各最大絶対係数値で定められる回数
に達する毎に、制御サブグループ変更信号をカウンタ5
8及び制御サブグループ記憶回路60に供給する。すな
わち、最大絶対係数値が大きい制御サブグループほど、
カウンタ57が制御サブグループ変更信号を出力する時
間間隔は長い。
タ57から制御サブグループ変更信号を受けると、アド
レスポインタを一つ進め、次のアドレスに格納されてい
るタップ制御サブグループ番号を出力する。カウンタ5
8はカウンタ57が出力する制御サブグループ変更信号
を数え、該変更信号がタップ制御サブグループ総数に達
する毎に、制御サブグループ順序更新信号を制御サブグ
ループ更新回路59へ出力する。
タ58から制御サブグループ順序更新信号を受けると、
最大係数検出回路56が出力するタップ制御サブグルー
プ番号を供給された順序で制御サブグループ記憶回路6
0の先頭アドレスから書き込むことによって、制御サブ
グループ記憶回路60が記憶するタップ制御サブグルー
プ順序を変更する。
御範囲は全タップにわたって次々に移動するため、マル
チエコーのように実質的な波形応答部が複数ある場合に
もタップ係数を配置することができる。また、一つのサ
ブグループから次のサブグループへ限定サブグループを
変更するまでの時間を、各サブグループの重要度に応じ
て決定するタップ位置制御によって、重要な制御サブグ
ループほど長時間にわたって限定サブグループになり、
インパルス応答の波形応答部分に優先してタップ係数が
配置されるため、高速収束が達成される。
定サブグループの変更時間を各タップ制御サブグループ
の最大絶対係数値を算出することによって決定してい
る。従って、タップ制御サブグループ順序の更新の度
に、各制御サブグループの最大絶対係数値を算出するた
めの演算が必要である。しかるに、最大絶対係数値を算
出するためには、各タップ係数値の絶対値を求め、更
に、算出された各係数絶対値を比較することによって最
大の絶対係数値を探す必要があり、演算負荷が大きいと
いう問題がある。
タップ制御サブグループ順序の決定に必要な演算量の削
減と高速収束を同時に実現できるアダプティブフィルタ
適応化方法及び装置を提供することを目的とする。
め、本発明方法はアダプティブフィルタの全タップを等
しい数の連続したタップからなる複数のタップ制御サブ
グループに分割すると共に、全タップのうち選択した一
部のタップの番号を有効タップ番号として記憶し、有効
タップ番号以外のタップの番号を無効タップ番号として
ファーストインファーストアウトメモリに記憶し、有効
タップ番号に対応するタップの係数値をあらかじめ定め
られた回数更新する度に、有効タップ番号に対応するタ
ップの係数値のうち絶対値が最小である係数値のタップ
番号を無効タップ番号としてファーストインファースト
アウトメモリの最後尾に格納すると共に、ファーストイ
ンファーストアウトメモリの先頭にある無効タップ番号
を取り出して、タップ制御サブグループの中で選択され
た一つのタップ制御サブグループに属するタップ番号で
あるときは新たに有効タップ番号とし、無効タップ番号
が選択された一つのタップ制御サブグループに属するタ
ップ番号でないときは有効とせずにファーストインファ
ーストアウトメモリの最後尾に格納し、ファーストイン
ファーストアウトメモリから読み出した無効タップ番号
が有効となるまで無効タップ番号と選択された一つのタ
ップ制御サブグループに属するタップ番号との比較を繰
り返すことにより、タップ位置を適応制御する適応化方
法であって、選択された一つのタップ制御サブグループ
を定められた係数更新回数毎に選択順序に従って変更
し、選択順序及び前記定められた係数更新回数は各タッ
プ制御サブグループ内の有効タップの個数の情報を用い
て決定することによりタップ位置を適応制御するように
したものである。
力信号に対して遅延を与える縦続接続された複数の遅延
素子と、複数の遅延素子の各出力信号のうちの一部を有
効タップとして選択して出力する経路スイッチと、経路
スイッチの出力信号と誤差信号及び係数クリア信号をそ
れぞれ入力信号として受け、有効タップのタップ係数値
を発生する複数の係数発生回路と、複数の係数発生回路
の各出力係数値と前記経路スイッチの出力信号とをそれ
ぞれ乗算する複数の乗算器と、複数の乗算器の出力乗算
結果をそれぞれ加算して同定信号を出力する加算器と、
未知システムの出力信号から前記同定信号を減算して前
記誤差信号を出力する減算器と、複数の係数発生回路の
各出力係数値を入力信号として受け、全タップを等しい
数の連続したタップからなる複数のタップ制御サブグル
ープに分割し、タップ制御サブグループの中で選択され
た一つのタップ制御サブグループを定められた係数更新
回数毎に選択順序に従って変更すると共に、選択順序及
び定められた係数更新回数を各タップ制御サブグループ
内の有効タップの個数の情報を用いて決定することによ
り、経路スイッチの切換制御信号と係数クリア信号とを
それぞれ発生するタップ制御回路とを有する構成とした
ものである。
御サブグループは定められた係数更新回数毎に選択順序
に従って変更し、選択順序及び係数更新回数は各タップ
制御サブグループ内の有効タップの個数の情報を用いる
ことにより、各制御サブグループ毎の最大値や係数絶対
値総和などの係数値情報を算出することなく、タップ位
置を適応制御することができる。
1は本発明の一実施例の構成図を示す。同図中、図2と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略
する。図1に示す実施例は、未知システムの入力端子1
よりの送信信号に対して遅延を与える(N−1)個の縦
続接続された遅延素子201〜20N−1と、遅延素子
201〜20N−1の出力信号のうちのL個を選択して
出力する経路スイッチ7と、経路スイッチ7の出力信号
と誤差信号と係数クリア信号を入力信号として受け、タ
ップ係数値を発生するL個の係数発生回路301〜30
Lと、係数発生回路301〜30Lの出力タップ係数値
と経路スイッチ7の出力信号とをそれぞれ乗算するL個
の乗算器401〜40Lと、これらの乗算器401〜4
0Lの出力信号を加算し、アダプティブフィルタの同定
信号(エコーレプリカ)を出力する加算器8と、2線/
4線変換回路3を介して入力された未知システムの出力
信号から加算器8の出力同定信号を減算して前記誤差信
号を出力する減算器5と、係数発生回路301〜30L
の出力タップ係数値を入力信号として受け、経路スイッ
チ7の制御信号と係数クリア信号とをそれぞれ発生する
タップ制御回路50とより構成されている。
出回路51、無効タップ記憶回路52、判定回路53、
タップ番号算出回路54、係数クリア回路55、第1の
カウンタ63、第2のカウンタ58、制御サブグループ
更新回路59、制御サブグループ記憶回路60、制御タ
ップ範囲計算回路61及び有効タップ係数回路62より
構成されており、従来装置におけるタップ制御回路9の
最大係数検出回路56及びカウンタ63の代わりに、有
効タップ計数回路62とカウンタ63を設けた点に特徴
がある。
生回路301〜30Lの各出力係数値と有効タップ番号と
を入力信号として受け、絶対値最小の係数値のタップ番
号を出力する最小係数検出回路51と、最小係数検出回
路51の出力するタップ番号を無効タップ番号として格
納するFIFO構造の無効タップ記憶回路52と、全タ
ップ番号からこの記憶回路52の記憶タップ番号を除い
た残りのタップ番号を前記有効タップ番号として算出
し、最小係数検出回路51へ出力すると共に経路スイッ
チ7へ切換制御信号として供給するタップ番号算出回路
54と、係数発生回路301〜30Lのうち最小係数検出
回路51の出力するタップ番号の係数発生回路に係数ク
リア信号を出力する係数クリア回路55と、全タップを
等しい数の複数の連続したタップのタップ番号から構成
されるタップ制御サブグループに分割したとき、タップ
制御サブグループと一対一に対応する制御サブグループ
番号を選択順序に従って格納する制御サブグループ記憶
回路60と、制御サブグループ番号を入力信号として受
け、入力制御サブグループ番号に属するタップ番号の最
大値と最小値とをそれぞれ出力する制御タップ範囲計算
回路61と、無効タップ記憶回路52から読み出された
無効タップ番号が制御タップ範囲計算回路61の出力最
大値から最小値までの範囲内の値であるか否か判定し、
範囲内にない時には無効タップ番号を無効タップ記憶回
路52に格納する判定回路53と、タップ番号算出回路
54の出力有効タップ番号を入力信号として受け、各タ
ップ制御サブグループに属するタップ番号の個数を計数
し、タップ番号の個数の多い順に並べた制御サブグルー
プ番号とタップ番号の個数を出力する有効タップ計数回
路62と、有効タップ計数回路62からタップ番号の個
数を受けて、係数更新回数が定められた回数に達する毎
に制御サブグループ記憶回路60に対して制御サブグル
ープ番号の変更のための変更信号を出力する第1のカウ
ンタ63と、変更信号があらかじめ定められた回数出力
される毎に制御サブグループの順序更新信号を出力する
第2のカウンタ58と、第2のカウンタ58の出力順序
更新信号が入力された時に有効タップ計数回路62の出
力制御サブグループ番号を制御サブグループ記憶回路6
0に書き込む制御サブグループ更新回路59とより構成
されている。
サブグループから次のサブグループへ限定サブグループ
を変更するまでの時間を各タップ制御サブグループ内の
有効タップ個数の情報を用いて決定するようにしたもの
である。
ウンタ63の動作について詳細に説明するに、有効タッ
プ計数回路62は、タップ番号算出回路54の出力有効
タップ番号を入力信号として受け、各タップ制御サブグ
ループに属する有効タップの個数を算出し、各有効タッ
プ個数をカウンタ63へ供給すると共に、有効タップの
個数が多い順に並べ換えたタップ制御サブグループ番号
を制御サブグループ更新回路59へ供給する。
えるカウンタであり、係数更新回数が有効タップ計数回
路62から供給された各タップ制御サブグループの有効
タップ個数で定められる回数に達する毎に、制御サブグ
ループ変更信号を発生してカウンタ58及び制御サブグ
ループ記憶回路60へ供給する。すなわち、有効タップ
個数が多い制御サブグループほど、カウンタ63が制御
サブグループ変更信号を出力する時間間隔は長くなる。
ップ数Lを「10」、無効タップ数(N−L)を「2
0」、タップ制御サブグループ数を「5」とすると、各
タップ制御サブグループに属するタップの数は「6」と
なる。また、タップ制御サブグループをG(i)(i=
1,2,...,5)、G(i)に属するタップ番号を
括弧で括って表すと、以下のようになる。
点、すなわち、カウンタ56が制御サブグループ順序更
新信号を制御サブグループ更新回路59へ出力した時点
での有効タップ番号が {1,7,8,9,10,16,17,20,21,2
2} であったと仮定する。従って、このときの各タップ制御
サブグループG(1)〜G(5)に属する有効タップの
個数NUM(i)(i=1,2,...,5)は、次の
ように表される。
に割り当てる限定時間(係数更新回数で表す)、T
(i)(i=1,2,...,5)と有効タップ個数N
UM(i)(i=1,2,...,5)の関係を次式 T(i)=NUM(i)×100+10 で定義するものとすると、限定時間T(1)〜T(5)
はそれぞれ次のように表される。
=1,2,...,5)は、有効タップ個数NUM
(i)の多いサブグループ順であり、ここではNUM
(2)>NUM(4)>NUM(3)>NUM(1)>
NUM(5)であるから、次のようになる。
ループから次のサブグループへ限定サブグループを変更
するまでの時間を各タップ制御サブグループ内の有効タ
ップの個数の情報を用いて決定することにより、最大絶
対係数値の算出が不要になり、演算量を削減することが
できる。
ンセラに限定されるものではなく、同様の原理によりノ
イズキャンセラ、ハウリングキャンセラ、適応等化器に
も適用することができる。また、タップ係数更新アルゴ
リズムに関しても、例として用いたアルゴリズム以外の
数々のアルゴリズムを適用することができる。
置によれば、選択されたタップ制御サブグループは定め
られた係数更新回数毎に選択順序に従って変更し、選択
順序及び係数更新回数は各タップ制御サブグループ内の
有効タップの個数の情報を用いることにより、各制御サ
ブグループ毎の最大値や係数絶対値総和などの係数値情
報を算出することなく、タップ位置を適応制御するよう
にしたため、タップ制御サブグループの限定順序と限定
時間の決定に必要な演算量を従来よりも削減することが
でき、高速収束と残留誤差の低減を実現することができ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 アダプティブフィルタの全タップを等し
い数の連続したタップからなる複数のタップ制御サブグ
ループに分割すると共に、該全タップのうち選択した一
部のタップの番号を有効タップ番号として記憶し、該有
効タップ番号以外のタップの番号を無効タップ番号とし
てファーストインファーストアウトメモリに記憶し、該
有効タップ番号に対応するタップの係数値をあらかじめ
定められた回数更新する度に、該有効タップ番号に対応
するタップの係数値のうち絶対値が最小である係数値の
タップ番号を無効タップ番号として前記ファーストイン
ファーストアウトメモリの最後尾に格納すると共に、該
ファーストインファーストアウトメモリの先頭にある無
効タップ番号を取り出して、前記タップ制御サブグルー
プの中で選択された一つのタップ制御サブグループに属
するタップ番号であるときは新たに有効タップ番号と
し、該無効タップ番号が該選択された一つのタップ制御
サブグループに属するタップ番号でないときは有効とせ
ずに前記ファーストインファーストアウトメモリの最後
尾に格納し、該ファーストインファーストアウトメモリ
から読み出した無効タップ番号が有効となるまで該無効
タップ番号と該選択された一つのタップ制御サブグルー
プに属するタップ番号との比較を繰り返すことにより、
タップ位置を適応制御する適応化方法であって、 前記選択された一つのタップ制御サブグループを定めら
れた係数更新回数毎に選択順序に従って変更し、該選択
順序及び前記定められた係数更新回数は各タップ制御サ
ブグループ内の有効タップの個数の情報を用いて決定す
ることによりタップ位置を適応制御することを特徴とす
るアダプティブフィルタの適応化方法。 - 【請求項2】 未知システムの入力信号に対して遅延を
与える縦続接続された複数の遅延素子と、 該複数の遅延素子の各出力信号のうちの一部を有効タッ
プとして選択して出力する経路スイッチと、 該経路スイッチの出力信号と誤差信号及び係数クリア信
号をそれぞれ入力信号として受け、有効タップのタップ
係数値を発生する複数の係数発生回路と、 該複数の係数発生回路の各出力係数値と前記経路スイッ
チの出力信号とをそれぞれ乗算する複数の乗算器と、 該複数の乗算器の出力乗算結果をそれぞれ加算して同定
信号を出力する加算器と、 前記未知システムの出力信号から前記同定信号を減算し
て前記誤差信号を出力する減算器と、 前記複数の係数発生回路の各出力係数値を入力信号とし
て受け、全タップを等しい数の連続したタップからなる
複数のタップ制御サブグループに分割し、該タップ制御
サブグループの中で選択された一つのタップ制御サブグ
ループを定められた係数更新回数毎に選択順序に従って
変更すると共に、該選択順序及び定められた係数更新回
数を各タップ制御サブグループ内の前記有効タップの個
数の情報を用いて決定することにより、前記経路スイッ
チの切換制御信号と前記係数クリア信号とをそれぞれ発
生するタップ制御回路とを有することを特徴とするアダ
プティブフィルタの適応化装置。 - 【請求項3】前記タップ制御回路は、 前記複数の係数発生回路の各出力係数値と有効タップ番
号とを入力信号として受け、絶対値最小の係数値のタッ
プ番号を出力する最小係数検出回路と、 該最小係数検出回路の出力するタップ番号を無効タップ
番号として格納するファーストインファーストアウトメ
モリ構造の第1の記憶回路と、 全タップ番号から該第1の記憶回路の記憶タップ番号を
除いた残りのタップ番号を前記有効タップ番号として算
出し、前記最小係数検出回路へ出力すると共に前記経路
スイッチへ前記切換制御信号として供給するタップ番号
算出回路と、 前記複数の係数発生回路のうち前記最小係数検出回路の
出力するタップ番号の係数発生回路に前記係数クリア信
号を出力する係数クリア回路と、 全タップを等しい数の複数の連続したタップのタップ番
号から構成されるタップ制御サブグループに分割したと
き、該タップ制御サブグループと一対一に対応する制御
サブグループ番号を選択順序に従って格納する第2の記
憶回路と、 該制御サブグループ番号を入力信号として受け、該入力
制御サブグループ番号に属するタップ番号の最大値と最
小値とをそれぞれ出力する制御タップ範囲計算回路と、 前記第1の記憶回路から読み出された無効タップ番号が
該制御タップ範囲計算回路の出力最大値から最小値まで
の範囲内の値であるか否か判定し、該範囲内にない時に
は該無効タップ番号を前記第1の記憶回路に格納する判
定回路と、 前記タップ番号算出回路の出力有効タップ番号を入力信
号として受け、各タップ制御サブグループに属するタッ
プ番号の個数を計数し、該タップ番号の個数の多い順に
並べた制御サブグループ番号と前記タップ番号の個数を
出力する有効タップ計数回路と、 該有効タップ計数回路から前記タップ番号の個数を受け
て、係数更新回数が定められた回数に達する毎に前記第
2の記憶回路に対して前記制御サブグループ番号の変更
のための変更信号を出力する第1のカウンタと、 該変更信号があらかじめ定められた回数出力される毎に
前記制御サブグループの順序更新信号を出力する第2の
カウンタと、 該第2のカウンタの出力順序更新信号が入力された時に
前記有効タップ計数回路の出力制御サブグループ番号を
前記第2の記憶回路に書き込む制御サブグループ更新回
路とを具備することを特徴とする請求項2記載のアダプ
ティブフィルタの適応化装置。 - 【請求項4】 前記係数発生回路は、前記経路スイッチ
の出力信号と前記減算器の出力誤差信号とを乗算する第
1の乗算器と、該第1の乗算器の出力信号とあらかじめ
定められた定数とを乗算する第2の乗算器と、該第2の
乗算器の出力信号と帰還信号とを加算する加算器と、該
加算器の出力信号を前記係数値として保持すると共に、
前記帰還信号として前記加算器へ出力し、前記係数クリ
ア信号が入力された時に記憶内容がクリアされる記憶回
路とを有することを特徴とする請求項2又は3記載のア
ダプティブフィルタの適応化装置。
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