JPH01166346A - 光ディスク基板 - Google Patents
光ディスク基板Info
- Publication number
- JPH01166346A JPH01166346A JP62323947A JP32394787A JPH01166346A JP H01166346 A JPH01166346 A JP H01166346A JP 62323947 A JP62323947 A JP 62323947A JP 32394787 A JP32394787 A JP 32394787A JP H01166346 A JPH01166346 A JP H01166346A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- optical disk
- stress
- disk substrate
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 54
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims abstract description 44
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 34
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 24
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 5
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 2
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 2
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は光ディスクに係シ、特にディスクのクランプ用
ハブが、光学的ノイズである複屈折をディスク基板に発
生させるのを抑止するのに好適なディスク基板に関する
。
ハブが、光学的ノイズである複屈折をディスク基板に発
生させるのを抑止するのに好適なディスク基板に関する
。
光ディスクは、磁気記録フロッピーディスクと違って、
トラックピッチが1.5μmと狭いために、高速回転を
行なうと、トラッキングサーボのかかるピックアップの
追従可能範囲が50μmとたいへん小さい0そのため、
回転スピンドルに偏心なく・高精度にクランプのできる
ディスクが必要である。この例として、特開昭61−2
24155号に記載されているディスク中心部にクラン
プ部部材(ハブ)として磁性金属円板を設けた構造の光
ディスクがある。この光ディスクは、回転スピンドルと
はめおいとなる部分が磁性金属円板であるため、回転ス
ピンドルとのは゛めあい精度が高く、そのうえ、はめあ
い部分の欠けや変形がないため、偏心の防止に効果的で
ある。
トラックピッチが1.5μmと狭いために、高速回転を
行なうと、トラッキングサーボのかかるピックアップの
追従可能範囲が50μmとたいへん小さい0そのため、
回転スピンドルに偏心なく・高精度にクランプのできる
ディスクが必要である。この例として、特開昭61−2
24155号に記載されているディスク中心部にクラン
プ部部材(ハブ)として磁性金属円板を設けた構造の光
ディスクがある。この光ディスクは、回転スピンドルと
はめおいとなる部分が磁性金属円板であるため、回転ス
ピンドルとのは゛めあい精度が高く、そのうえ、はめあ
い部分の欠けや変形がないため、偏心の防止に効果的で
ある。
上記従来技術では、パブとして用いる磁性金属円板によ
って偏心精度を上げるために、磁性金属円板と光ディス
クとを強固に接合する必要がある。
って偏心精度を上げるために、磁性金属円板と光ディス
クとを強固に接合する必要がある。
この強固に接合した時に生じる応力の他に、磁性金属円
板とディスク基板とで熱膨張係数が大きく違うため、デ
ィスクドライブ中で使用する際の温度上昇によっても、
応力が生じる。また、光ディスク基板材料として一般的
に用いられるポリカーボネートは、光弾性係数が大きい
ため、これらの応力によって、光学的ノイズである複屈
折が生じる。この複屈折の発生が、光ディスクに入射さ
れる偏光面を乱し、光ディスクの再生性能を低下させる
ため、問題であった〇 本発明の目的は、磁性金属円板とディスク基板を強固に
接合したときに生じる応力と、磁性金属円板とディスク
基板の熱膨張係数が異なるために生じる応力のために、
複屈折が発生するのを抑止した構造の光ディスクを提供
することにある。
板とディスク基板とで熱膨張係数が大きく違うため、デ
ィスクドライブ中で使用する際の温度上昇によっても、
応力が生じる。また、光ディスク基板材料として一般的
に用いられるポリカーボネートは、光弾性係数が大きい
ため、これらの応力によって、光学的ノイズである複屈
折が生じる。この複屈折の発生が、光ディスクに入射さ
れる偏光面を乱し、光ディスクの再生性能を低下させる
ため、問題であった〇 本発明の目的は、磁性金属円板とディスク基板を強固に
接合したときに生じる応力と、磁性金属円板とディスク
基板の熱膨張係数が異なるために生じる応力のために、
複屈折が発生するのを抑止した構造の光ディスクを提供
することにある。
上記目的は、光ディスク基板のハブ接合部に溝を設け、
そしてその溝中にその溝深よシ高い突起部を設けて、そ
の突起上面にハブを接合する構造をとることによシ、達
成される。
そしてその溝中にその溝深よシ高い突起部を設けて、そ
の突起上面にハブを接合する構造をとることによシ、達
成される。
〔作用〕
光ディスク基板面に複屈折を発生させないようにする手
段として、金属磁性円板と光ディスク基板の距離が離れ
るようにディスク基板に突起物を設けて金属磁性円板を
強固に接合し、その接合時応力及び温度上昇による金属
磁性円板の膨張を突起物のたわみによってカバーして応
力を緩和し、複屈折の発生を抑止することができる。し
かし、ディスクドライブの薄型化のために、突起物を所
定値以上に高くすることはできない。そこで、ディスク
基板面に溝を設け、その溝中から突起物を設けることに
よって、突起物を高くしたことと同じ効果を得られる本
発明の着想に至った。また、さらに溝を設けたことによ
って応力伝播路中に断面積の急激な変化をもたせ、歪、
応力の伝播路に不整合部を設けることに加えて、突起部
まわりの溝の変形によって、応力が緩和され、光ディス
クの情報記録領域に応力の影響が伝播しないので、情報
記録領域に複屈折は発生しない。
段として、金属磁性円板と光ディスク基板の距離が離れ
るようにディスク基板に突起物を設けて金属磁性円板を
強固に接合し、その接合時応力及び温度上昇による金属
磁性円板の膨張を突起物のたわみによってカバーして応
力を緩和し、複屈折の発生を抑止することができる。し
かし、ディスクドライブの薄型化のために、突起物を所
定値以上に高くすることはできない。そこで、ディスク
基板面に溝を設け、その溝中から突起物を設けることに
よって、突起物を高くしたことと同じ効果を得られる本
発明の着想に至った。また、さらに溝を設けたことによ
って応力伝播路中に断面積の急激な変化をもたせ、歪、
応力の伝播路に不整合部を設けることに加えて、突起部
まわりの溝の変形によって、応力が緩和され、光ディス
クの情報記録領域に応力の影響が伝播しないので、情報
記録領域に複屈折は発生しない。
以下、本発明の一実施例を第1図によシ説明する。第1
図は本発明の光ディスクのクランプ部の断面図である◎
1は光ディスク基板でありポリカーボネートを射出成形
したものである。2は情報記録層を示し、射出成形時に
転写したトラックグループあるいはビット上に記録層あ
るいは再生用反射膜を形成している。3は接着層であシ
両面貼〕合せ構造にして両面使用タイプの光ディスクを
構成している◎接着層3と情報記録層2との間に保護膜
層を設けることもある。また、接着剤による貼シ合せ構
造の代シにエアサンドウィッチタイプの構造や単板構造
などでも差支えはない。4は磁性金属円板であシ偏心な
くディスクを回転させるために設けられている・磁性金
属円板4には、光ディスク基板1に設けられた接合用突
起8とはめあいの穴があシ、また穴のまわシ全体が磁性
金属円板4面よシー股下がり九構造となりている。
図は本発明の光ディスクのクランプ部の断面図である◎
1は光ディスク基板でありポリカーボネートを射出成形
したものである。2は情報記録層を示し、射出成形時に
転写したトラックグループあるいはビット上に記録層あ
るいは再生用反射膜を形成している。3は接着層であシ
両面貼〕合せ構造にして両面使用タイプの光ディスクを
構成している◎接着層3と情報記録層2との間に保護膜
層を設けることもある。また、接着剤による貼シ合せ構
造の代シにエアサンドウィッチタイプの構造や単板構造
などでも差支えはない。4は磁性金属円板であシ偏心な
くディスクを回転させるために設けられている・磁性金
属円板4には、光ディスク基板1に設けられた接合用突
起8とはめあいの穴があシ、また穴のまわシ全体が磁性
金属円板4面よシー股下がり九構造となりている。
これは接合用突起8が磁性金属円板4面よル飛び出ない
ようにするためである。光ディスク基板1には、リング
状の溝6が設けてあシ、その溝中にその溝深よル高いリ
ング状の突起7が成形されている◇また、突起7の上面
には、磁性金属円板4と接合するための接合用突起8が
設けてあシ、その突起8とはめあう部分にある磁性金属
円板4のくぼみに紫外線硬化樹脂(UV樹脂)を摘下し
、それを上面から紫外線照射することによシ硬化させ、
磁性金属円板4を光ディスク基板1に強固に接合してい
る。
ようにするためである。光ディスク基板1には、リング
状の溝6が設けてあシ、その溝中にその溝深よル高いリ
ング状の突起7が成形されている◇また、突起7の上面
には、磁性金属円板4と接合するための接合用突起8が
設けてあシ、その突起8とはめあう部分にある磁性金属
円板4のくぼみに紫外線硬化樹脂(UV樹脂)を摘下し
、それを上面から紫外線照射することによシ硬化させ、
磁性金属円板4を光ディスク基板1に強固に接合してい
る。
次に動作を第2図によ)説明する。第2図は光ディスク
基板、11.突起部、接合用突起および磁性金属円板を
示した断面図である0磁性金属円板4と光ディスク基板
1との熱膨張係数差による磁性金属円板4の歪を基板に
対して相対的に伸びた場合を破11i14aで示し7’
co溝6を設けたことによって突起7の高さが上増しさ
れているため、溝6がないときに較べて強固ながらもフ
レキシビリティが大きくでき@性金属円板4の歪による
光ディスク基板1への応力が緩和される。そのうえ、溝
6の破線6aのような変形と溝6による応力伝播路の断
面積の急激な変化によって、応力の伝播は吸収されて、
光ディスク基板1の溝6よシ外周部への複屈折の発生を
抑止でき、レーザ光の偏光に乱れはなく再生性能の低下
を防止できる。また、磁性金属円板4の歪が基板に対し
て相対的に縮んだ場合も同様のことがいえる。
基板、11.突起部、接合用突起および磁性金属円板を
示した断面図である0磁性金属円板4と光ディスク基板
1との熱膨張係数差による磁性金属円板4の歪を基板に
対して相対的に伸びた場合を破11i14aで示し7’
co溝6を設けたことによって突起7の高さが上増しさ
れているため、溝6がないときに較べて強固ながらもフ
レキシビリティが大きくでき@性金属円板4の歪による
光ディスク基板1への応力が緩和される。そのうえ、溝
6の破線6aのような変形と溝6による応力伝播路の断
面積の急激な変化によって、応力の伝播は吸収されて、
光ディスク基板1の溝6よシ外周部への複屈折の発生を
抑止でき、レーザ光の偏光に乱れはなく再生性能の低下
を防止できる。また、磁性金属円板4の歪が基板に対し
て相対的に縮んだ場合も同様のことがいえる。
第1図の光ディスクは、磁性金属円板4と光ディスク基
板1との接合にUV樹脂を用いているが、UV樹脂は磁
性金属円板4の溝中に入るため、紫外線を上面から直接
照射することができるので、作業性も良く、硬化時間も
短くて済む効果もある。
板1との接合にUV樹脂を用いているが、UV樹脂は磁
性金属円板4の溝中に入るため、紫外線を上面から直接
照射することができるので、作業性も良く、硬化時間も
短くて済む効果もある。
また、磁性金属円板4と光ディスク基板1との温度上昇
によって接合用突起8に働く応力は、接合用突起8が磁
性金属円板4の中心に近い方が小さくなるので、光ディ
スク基板上の#16はハブの外径よシ内側にあシ、その
内径ができるだけ小さい方が基板複屈折の発生抑止に効
果的である。
によって接合用突起8に働く応力は、接合用突起8が磁
性金属円板4の中心に近い方が小さくなるので、光ディ
スク基板上の#16はハブの外径よシ内側にあシ、その
内径ができるだけ小さい方が基板複屈折の発生抑止に効
果的である。
第3図は光ディスク基板にある溝の形状を示した断面図
である0第1図に示した溝6の溝側面は光ディスク基版
面1に対して垂直であるのに対して、第3図(〜は溝側
面及び突起部7がテーパ状になっておプ、射出成形の際
の離型時に抵抗なく基板を取)出すことができ、成形時
に生じる残留応力を抑止することができる。第3図(b
)は、溝側面が平面である必要がないことの例で、第5
図(ハ))と同様の効果が得られる◎また、突起部7が
溝底面上平坦部にある必要は全くないことの例でもある
。
である0第1図に示した溝6の溝側面は光ディスク基版
面1に対して垂直であるのに対して、第3図(〜は溝側
面及び突起部7がテーパ状になっておプ、射出成形の際
の離型時に抵抗なく基板を取)出すことができ、成形時
に生じる残留応力を抑止することができる。第3図(b
)は、溝側面が平面である必要がないことの例で、第5
図(ハ))と同様の効果が得られる◎また、突起部7が
溝底面上平坦部にある必要は全くないことの例でもある
。
第3図(c)は、溝6が内周まで突き抜けた段差であっ
ても、また、溝6は円周状に連続体であっても突起部7
の外周側に溝があれば、同様の効果が得られることを示
す例である〇 第4図は他の実施例の光ディスク基板の溝の形状を示す
断面図である。突起部7のある溝6の外側にもう一つ溝
を設けることを特徴とする。溝をもう一つ設けることに
よって応力伝播路中の不整合点を増し、応力伝播を阻止
し磁性金属円板4と光ディスク基板1との間に生じる熱
応力及び接合応力の影響が光ディスク基板1の溝の外周
方向への伝播を抑止する効果が向上する。溝の数をもっ
と増やしても、溝と溝の基板面の高さを変えても一向に
構わない。
ても、また、溝6は円周状に連続体であっても突起部7
の外周側に溝があれば、同様の効果が得られることを示
す例である〇 第4図は他の実施例の光ディスク基板の溝の形状を示す
断面図である。突起部7のある溝6の外側にもう一つ溝
を設けることを特徴とする。溝をもう一つ設けることに
よって応力伝播路中の不整合点を増し、応力伝播を阻止
し磁性金属円板4と光ディスク基板1との間に生じる熱
応力及び接合応力の影響が光ディスク基板1の溝の外周
方向への伝播を抑止する効果が向上する。溝の数をもっ
と増やしても、溝と溝の基板面の高さを変えても一向に
構わない。
第5図は他の実施例を示し、超音波溶着によって磁性金
属円板と光ディスク基板を接合した光ディスクの断面図
である。第5図(へはその−例で光ディスク基板1の突
起部7の材質と超音波溶着によって強固に接合可能な材
料(ここでは、突起部7と同じ材料のポリカーボネート
樹脂を用いた。)をハブ接合部9として磁性金属円板4
の外周部に設けた光ディスクである。磁性金属円板4は
ハブ接合部9にインサート成形することによって成形さ
れ、ハブ接合部9には超音波溶着用のリボ1゜が設けで
ある0超音波溶着を行なう際に前記接着剤を用いる場合
に比べよシ大きな応力が生じるが、この大きな応力も実
施例1で示したように溝6の変形と溝6による応力伝播
路の断面積変化によって応力の伝播は抑止され、光ディ
スク基板1の情報記録領域での複屈折の発生は阻止され
る。また、超音波溶着は作業性が良く、大量生産に適し
ている。第5図(1))はハブに実施例1と同様の磁性
金属円板のみを用いて超音波溶着を行なった一例であシ
、ハブをインサート成形にて成形しないため、さらに作
業性が良い。さらに、磁性金属円板の表面積を(a)よ
りも大きくできるので、マグネットクランプにおいては
安定したクランプ力を得ることができる◎ 第6図は他の実施例を示し、接着剤によって磁性金属円
板と光ディスク基板を接合した光ディスクの断面図であ
る0第6図(a)はその−例で第5図(a)と同様に磁
性金属円板4とハブ接合部9をインサート成形によって
成形し、ハブ接合部9と突起部7を接着剤によって接合
した光ディスクである。
属円板と光ディスク基板を接合した光ディスクの断面図
である。第5図(へはその−例で光ディスク基板1の突
起部7の材質と超音波溶着によって強固に接合可能な材
料(ここでは、突起部7と同じ材料のポリカーボネート
樹脂を用いた。)をハブ接合部9として磁性金属円板4
の外周部に設けた光ディスクである。磁性金属円板4は
ハブ接合部9にインサート成形することによって成形さ
れ、ハブ接合部9には超音波溶着用のリボ1゜が設けで
ある0超音波溶着を行なう際に前記接着剤を用いる場合
に比べよシ大きな応力が生じるが、この大きな応力も実
施例1で示したように溝6の変形と溝6による応力伝播
路の断面積変化によって応力の伝播は抑止され、光ディ
スク基板1の情報記録領域での複屈折の発生は阻止され
る。また、超音波溶着は作業性が良く、大量生産に適し
ている。第5図(1))はハブに実施例1と同様の磁性
金属円板のみを用いて超音波溶着を行なった一例であシ
、ハブをインサート成形にて成形しないため、さらに作
業性が良い。さらに、磁性金属円板の表面積を(a)よ
りも大きくできるので、マグネットクランプにおいては
安定したクランプ力を得ることができる◎ 第6図は他の実施例を示し、接着剤によって磁性金属円
板と光ディスク基板を接合した光ディスクの断面図であ
る0第6図(a)はその−例で第5図(a)と同様に磁
性金属円板4とハブ接合部9をインサート成形によって
成形し、ハブ接合部9と突起部7を接着剤によって接合
した光ディスクである。
接着剤の代わ)に、両面テープでも同じ効果を得ること
ができる。第6図(1))も接着剤による接合の一例で
あるが、第5図(1))と同様にインサート成形を行な
わないので、作業性が艮い。
ができる。第6図(1))も接着剤による接合の一例で
あるが、第5図(1))と同様にインサート成形を行な
わないので、作業性が艮い。
第7図は他の実施例の上面図である。第1図で示した実
施例では、溝6及び突起部7をリング状に形成したが、
(a)では、溝6はリング状に形成し、突起部7を離散
状に形成したものを示した。また、(旬では、溝6及び
突起部7ともに離散状に形成したものを示した0これら
の例でも、突起体7の高さは第1図の実施例と同じ高さ
を得ることができる。なお、#I6及び突起部7を離散
状にする際には、応力バランスを取シ偏心をなくすため
に、等間隔にとるのが望ましい。
施例では、溝6及び突起部7をリング状に形成したが、
(a)では、溝6はリング状に形成し、突起部7を離散
状に形成したものを示した。また、(旬では、溝6及び
突起部7ともに離散状に形成したものを示した0これら
の例でも、突起体7の高さは第1図の実施例と同じ高さ
を得ることができる。なお、#I6及び突起部7を離散
状にする際には、応力バランスを取シ偏心をなくすため
に、等間隔にとるのが望ましい。
本発明によれば、磁性金属円板と光ディスク基板とを強
固に接合した時の接合応力と磁性金属円板と光ディスク
基板との熱膨張係数の違いによって生じる熱応力の影響
を突起部のたわみと溝変形及び溝による応力伝播路の断
面積の急激な変化によって緩和し、光ディスク基版の溝
よシ外周の記録再生領域での複屈折の発生を抑止できる
ので、複屈折の発生によって生じる光ディスクの再生性
能の低下を防ぐ効果がある@
固に接合した時の接合応力と磁性金属円板と光ディスク
基板との熱膨張係数の違いによって生じる熱応力の影響
を突起部のたわみと溝変形及び溝による応力伝播路の断
面積の急激な変化によって緩和し、光ディスク基版の溝
よシ外周の記録再生領域での複屈折の発生を抑止できる
ので、複屈折の発生によって生じる光ディスクの再生性
能の低下を防ぐ効果がある@
第1図は本発明の一実施例の光ディスクの断面図、第2
図は第1図のクランプ部の動作説明断面図、第3図及び
第4図は本発明の一実施例の光ディスク基板の溝形状断
面図、第5図及び第6図は本発明の一実施例の光ディス
クの断面図である〇第7図は本発明の一実施例の光ディ
スクの上面図である@ 1・・・光ディスク基板、4・・・磁性金属円板、6・
・・溝、7・・・突起部。 第 1 図 第2図 第 3図 7−・¥起部 第4図 第 5図 (α) (b) 3・−・謔参着ノ曽 7・・・ 夕’、、に4P
IO−’ リフ゛第 6 図 (b) 3・・・括鬼A7・・愼起部 11・・・符着帽第 ′
7図 (Q>
図は第1図のクランプ部の動作説明断面図、第3図及び
第4図は本発明の一実施例の光ディスク基板の溝形状断
面図、第5図及び第6図は本発明の一実施例の光ディス
クの断面図である〇第7図は本発明の一実施例の光ディ
スクの上面図である@ 1・・・光ディスク基板、4・・・磁性金属円板、6・
・・溝、7・・・突起部。 第 1 図 第2図 第 3図 7−・¥起部 第4図 第 5図 (α) (b) 3・−・謔参着ノ曽 7・・・ 夕’、、に4P
IO−’ リフ゛第 6 図 (b) 3・・・括鬼A7・・愼起部 11・・・符着帽第 ′
7図 (Q>
Claims (1)
- クランプ用部材を設けた光ディスクにおいて、光ディス
ク基板のクランプ用部材接合部に溝を設け、そしてその
溝中にその溝深よりも高い突起を設け、その突起上面に
クランプ部材を接合するよう構成したことを特徴とした
光ディスク基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62323947A JP2708443B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 光ディスク基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62323947A JP2708443B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 光ディスク基板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166346A true JPH01166346A (ja) | 1989-06-30 |
JP2708443B2 JP2708443B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=18160405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62323947A Expired - Fee Related JP2708443B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 光ディスク基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708443B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0559659U (ja) * | 1991-12-28 | 1993-08-06 | 京セラ株式会社 | 光ディスク |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP62323947A patent/JP2708443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0559659U (ja) * | 1991-12-28 | 1993-08-06 | 京セラ株式会社 | 光ディスク |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2708443B2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3961466B2 (ja) | 光情報記録媒体及びその製造方法、並びに光情報記録媒体の保持方法 | |
JPH08329523A (ja) | 光ディスク | |
JPH1131337A (ja) | 光記録媒体及び光学ディスク装置 | |
JPS6396754A (ja) | 光学式情報記録円盤の製造方法 | |
JPS61292245A (ja) | 光学的に読出し可能な情報ディスクの基板に検出可能なパターンを設ける方法および装置 | |
US7380257B2 (en) | Optical information recording medium | |
JPS59177745A (ja) | 記録板表装複合体 | |
JPH01166346A (ja) | 光ディスク基板 | |
JPH06274940A (ja) | 光ディスク及びその製造方法 | |
JPS61142543A (ja) | 光ディスク | |
JPH09204686A (ja) | 光デイスク及び光デイスクの製造方法 | |
JPWO2006028051A1 (ja) | 光情報記録媒体の製造方法及び光情報記録媒体 | |
JPH10106044A (ja) | 光ディスク | |
JPH0750035A (ja) | 光ディスクの製造方法及びその製造装置 | |
JP3375271B2 (ja) | 光ディスク製造方法及び光ディスク | |
JPS63138539A (ja) | 光デイスク | |
JPS61236044A (ja) | 円盤状記録担体 | |
JPH08161771A (ja) | 情報媒体,その製造方法及びその製造装置 | |
JP4618352B2 (ja) | 光学記録媒体の製造方法 | |
JP2002260291A (ja) | 樹脂シートのスタック方法及び樹脂シート | |
JP2721655B2 (ja) | 複合光ディスク構造体 | |
JPS59113536A (ja) | 光記録媒体 | |
JPH0620303A (ja) | 光ディスク | |
JPS61168149A (ja) | 情報記録デイスク | |
JPH0244543A (ja) | 光情報記録デイスク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |