JPH0620303A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JPH0620303A JPH0620303A JP4200419A JP20041992A JPH0620303A JP H0620303 A JPH0620303 A JP H0620303A JP 4200419 A JP4200419 A JP 4200419A JP 20041992 A JP20041992 A JP 20041992A JP H0620303 A JPH0620303 A JP H0620303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disk
- hub
- resin
- substrate
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハブを紫外線硬化型の接着剤を用いて接着し
た場合であっても、反りの発生が少ない光ディスクを提
供すること。 【構成】 ハブを備えた光ディスクであって、光ディス
クの基板における前記ハブとの接着面およびその外周部
に同心円状の溝が設けられている光ディスク。上記溝は
１本以上４本以下であり、溝の幅および深さはいずれも
１μｍ以上１０００μｍ以下の範囲にあることが好まし
い。
た場合であっても、反りの発生が少ない光ディスクを提
供すること。 【構成】 ハブを備えた光ディスクであって、光ディス
クの基板における前記ハブとの接着面およびその外周部
に同心円状の溝が設けられている光ディスク。上記溝は
１本以上４本以下であり、溝の幅および深さはいずれも
１μｍ以上１０００μｍ以下の範囲にあることが好まし
い。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスクに関する。
【０００２】
【従来の技術】レーザー光などの光ビームを用いて情報
の記録／再生／消去が行われる円盤状の記録媒体（光デ
ィスク）は、光ディスクを記録／再生装置において使用
するに際して光ディスクをドライブスピンドルにクラン
プする為のハブと呼ばれる着磁性金属部品が取り付けら
れている。このハブは、通常、紫外線硬化型の接着剤を
用いて光ディスクの基板に接着されている。
の記録／再生／消去が行われる円盤状の記録媒体（光デ
ィスク）は、光ディスクを記録／再生装置において使用
するに際して光ディスクをドライブスピンドルにクラン
プする為のハブと呼ばれる着磁性金属部品が取り付けら
れている。このハブは、通常、紫外線硬化型の接着剤を
用いて光ディスクの基板に接着されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】紫外線硬化型の接着剤
を用いてハブを光ディスクの基板に接着した場合、紫外
線硬化型の接着剤が硬化時に収縮することにより、基板
の反りを増加させ、記録／再生／消去に支障をきたすこ
とがあった。
を用いてハブを光ディスクの基板に接着した場合、紫外
線硬化型の接着剤が硬化時に収縮することにより、基板
の反りを増加させ、記録／再生／消去に支障をきたすこ
とがあった。
【０００４】本発明の目的は、ハブを紫外線硬化型の接
着剤を用いて接着した場合であっても、反りの発生が少
ない光ディスクを提供することにある。
着剤を用いて接着した場合であっても、反りの発生が少
ない光ディスクを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ハブを
備える光ディスクであって、光ディスクの基板における
前記ハブとの接着面およびその外周部に同心円状の溝が
設けられていることを特徴とする光ディスクによって達
成される。ハブを紫外線硬化型の接着剤により接着した
場合であっても、上記の同心円状の溝が硬化収縮による
応力を吸収し、基板の反りが抑えられる。
備える光ディスクであって、光ディスクの基板における
前記ハブとの接着面およびその外周部に同心円状の溝が
設けられていることを特徴とする光ディスクによって達
成される。ハブを紫外線硬化型の接着剤により接着した
場合であっても、上記の同心円状の溝が硬化収縮による
応力を吸収し、基板の反りが抑えられる。
【０００６】硬化収縮による応力を効率よく吸収し、か
つ、基板の強度を低下させない点で、上記の溝の幅およ
び深さはいずれも１μｍ以上１０００μｍ以下の範囲に
あり、該溝は１本以上４本以下であることが好ましい。
なお、溝が設けられる位置は光ディスク基板の中心から
半径１５ｍｍ以下の範囲であることが好ましい。
つ、基板の強度を低下させない点で、上記の溝の幅およ
び深さはいずれも１μｍ以上１０００μｍ以下の範囲に
あり、該溝は１本以上４本以下であることが好ましい。
なお、溝が設けられる位置は光ディスク基板の中心から
半径１５ｍｍ以下の範囲であることが好ましい。
【０００７】本発明の光ディスクの溝を有する基板の材
料としては、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリメタクリ
ル樹脂などの透明性に優れた樹脂材料や、ガラスなどの
無機材料が挙げられる。なお、前記のような樹脂が用い
られた場合には、カレンダリング法、射出成形法。射出
圧縮成形法、圧縮成形法、フォトポリマー法（２Ｐ法）
などが利用できるから好ましい。
料としては、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリメタクリ
ル樹脂などの透明性に優れた樹脂材料や、ガラスなどの
無機材料が挙げられる。なお、前記のような樹脂が用い
られた場合には、カレンダリング法、射出成形法。射出
圧縮成形法、圧縮成形法、フォトポリマー法（２Ｐ法）
などが利用できるから好ましい。
【０００８】ハブとしては金属製のもの、磁性体（磁性
粉）を分散させた樹脂製のもの、磁性板と樹脂とが一体
成形されてなるものが挙げられるが、磁性体（磁性粉）
を分散させた樹脂製のハブや磁性板と樹脂とが一体成形
されてなるハブが用いられることが好ましく、そしてこ
のようなハブに用いられる樹脂としてはポリエステル樹
脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリメタクリル樹脂などの樹脂、特に透明
な樹脂が好ましく、光ディスクの基板材料と同じ樹脂か
同系統の樹脂であることが好ましい。
粉）を分散させた樹脂製のもの、磁性板と樹脂とが一体
成形されてなるものが挙げられるが、磁性体（磁性粉）
を分散させた樹脂製のハブや磁性板と樹脂とが一体成形
されてなるハブが用いられることが好ましく、そしてこ
のようなハブに用いられる樹脂としてはポリエステル樹
脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリメタクリル樹脂などの樹脂、特に透明
な樹脂が好ましく、光ディスクの基板材料と同じ樹脂か
同系統の樹脂であることが好ましい。
【０００９】また、ハブと光ディスクの基板との接合に
用いる紫外線硬化型の接着剤としては、例えばエポキシ
アクリレート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエス
テル、ポリエステルアクリレート等が挙げられる。
用いる紫外線硬化型の接着剤としては、例えばエポキシ
アクリレート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエス
テル、ポリエステルアクリレート等が挙げられる。
【００１０】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 （実施例１）射出成形法によって、中心から半径１３ｍ
ｍ以下の範囲に幅および深さがいずれも５００μｍの溝
（１本）を有する、厚さ１．２ｍｍ、内径１５ｍｍ、外
形１３０ｍｍのポリカーボネート製透明円形基板上にＴ
ｂＦｅＣｏ膜、ＳｉＮ膜等の積層された光磁気記録膜お
よび有機保護層を成膜し、有機保護膜側を内側にしてホ
ットメルト型の接着剤で貼合わせた。そして、光ディス
クの基板側のハブ接合面に紫外線硬化型のウレタンアク
リレート系接着剤を塗布し、これにハブを合わせて両者
を固着し、光ディスクを作製した。
ｍ以下の範囲に幅および深さがいずれも５００μｍの溝
（１本）を有する、厚さ１．２ｍｍ、内径１５ｍｍ、外
形１３０ｍｍのポリカーボネート製透明円形基板上にＴ
ｂＦｅＣｏ膜、ＳｉＮ膜等の積層された光磁気記録膜お
よび有機保護層を成膜し、有機保護膜側を内側にしてホ
ットメルト型の接着剤で貼合わせた。そして、光ディス
クの基板側のハブ接合面に紫外線硬化型のウレタンアク
リレート系接着剤を塗布し、これにハブを合わせて両者
を固着し、光ディスクを作製した。
【００１１】（実施例２）実施例１において、幅１００
μｍ、深さ１００μｍで、等間隔の２本の溝を有する以
外は同様にして、光ディスクを作製した。 （実施例３）実施例１において、幅８００μｍ、深さ８
００μｍで、等間隔の１本の溝を有する以外は同様にし
て、光ディスクを作製した。
μｍ、深さ１００μｍで、等間隔の２本の溝を有する以
外は同様にして、光ディスクを作製した。 （実施例３）実施例１において、幅８００μｍ、深さ８
００μｍで、等間隔の１本の溝を有する以外は同様にし
て、光ディスクを作製した。
【００１２】（比較例１）実施例１において、光ディス
ク基板が溝を有しない以外は同様にして、光ディスクを
作製した。
ク基板が溝を有しない以外は同様にして、光ディスクを
作製した。
【００１３】（特性）上記各例の光ディスクについて、
反り（最大傾斜角）を測定した結果を表１に示す。 表１ 反り（最大傾斜角） 実施例１ ０．８０ミリラジアン 実施例２ ０．８５ミリラジアン 実施例３ ０．６０ミリラジアン 比較例１ ２．５ミリラジアン
反り（最大傾斜角）を測定した結果を表１に示す。 表１ 反り（最大傾斜角） 実施例１ ０．８０ミリラジアン 実施例２ ０．８５ミリラジアン 実施例３ ０．６０ミリラジアン 比較例１ ２．５ミリラジアン
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、ハブを紫外線硬化型の
接着剤を用いて接着した場合であっても、反りの発生が
少ない光ディスクが提供される。
接着剤を用いて接着した場合であっても、反りの発生が
少ない光ディスクが提供される。
Claims (2)
- 【請求項１】 ハブを備えた光ディスクであって、光デ
ィスクの基板における前記ハブとの接着面およびその外
周部に同心円状の溝が設けられていることを特徴とする
光ディスク。 - 【請求項２】 前記溝の幅および溝の深さがいずれも１
μｍ以上１０００μｍ以下の範囲にあり、該溝は１本以
上４本以下であることを特徴とする請求項１記載の光デ
ィスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200419A JPH0620303A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200419A JPH0620303A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 光ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620303A true JPH0620303A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16424001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200419A Pending JPH0620303A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 光ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620303A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6002663A (en) * | 1997-04-17 | 1999-12-14 | Imation Corp. | Hubless optical disc having low radial runout and method of manufacture |
| US6154441A (en) * | 1997-04-17 | 2000-11-28 | Imation Corp. | Method for centering a hub in an optical disc, and an optical storage system using such disc |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4200419A patent/JPH0620303A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6002663A (en) * | 1997-04-17 | 1999-12-14 | Imation Corp. | Hubless optical disc having low radial runout and method of manufacture |
| US6154441A (en) * | 1997-04-17 | 2000-11-28 | Imation Corp. | Method for centering a hub in an optical disc, and an optical storage system using such disc |
| US6382955B1 (en) | 1997-04-17 | 2002-05-07 | Imation Corp. | Disc molding apparatus for hubless optical disc having low radial runout |
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