JPH01163865A - バス調停制御システム - Google Patents

バス調停制御システム

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JPH01163865A
JPH01163865A JP32336187A JP32336187A JPH01163865A JP H01163865 A JPH01163865 A JP H01163865A JP 32336187 A JP32336187 A JP 32336187A JP 32336187 A JP32336187 A JP 32336187A JP H01163865 A JPH01163865 A JP H01163865A
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JP
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bus
data
coprocessor
slave module
processor
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JP32336187A
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Takuichirou Nakazawa
拓一郎 中澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のバススレーブモジュール相互間でのデ
ータのやりとりをプロセッサが制御するシステムにおけ
るバス調停制御に関し、例えば、コプロセッサをバスス
レーブモジュールとして従属させてインタフェースを採
る主プロセツサのバス調停制御に適用して有効な技術に
関するものである。
〔従来技術〕
コプロセッサは、汎用データプロセッサのような主プロ
セツサに結合され、レジスタセットや命令セットを拡張
可能として、システムに新たな処理能力や高速演算機能
を付加するプロセッサである。
主プロセツサとコプロセッサとのインタフェースにはコ
プロセッサをパススレーブモジュールとする方式があり
、この場合に、コプロセッサ内部のデータをメモリに転
送するような場合、メモリに転送すべきデータを主プロ
セツサが一旦内部に取り込み、次いで、この取り込んだ
データを主プロセツサが制御するバスサイクルに従って
メモリに与えるという転送手順を採るものがある。
一方、コプロセッサを含むシステムにおいて。
バスマスタモジュールとされるデバイスはコプロセッサ
を従属させる主プロセツサ以外にもダイレクト・メモリ
・アクセス・コントローラや割込みコントローラなどが
あるため、主プロセツサはそのようなバスマスタモジュ
ールとの間でバス調停が必要とされる。
このため、コプロセッサの保有データをメモリに転送す
るような場合に、当該データを一旦主プロセッサが取り
込んだ後に、その他のバスマスタモジュールからバス開
放要求があると、主プロセツサはバス権を放棄してメモ
リへのデータ転送動作を中断しなければならず、そのバ
ス開放要求が終了した後にメモリへのデータ転送を再開
することができる。
尚、バス調停制御について記載された文献としては19
86年12月25日オーム社発行の「マイクロコンピュ
ータハンドブック」第674頁及び第679頁がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、主プロセツサに対してバススレーブモジ
ュールとされるコプロセッサの保有データをメモリに転
送するような場合に、メモリに転送すべきデータを主プ
ロセツサが一旦内部に取り込み9次いでこの取り込んだ
データを主プロセツサの制御するバスサイクルに従って
メモリに与えるという転送手順を採ると、その間に他の
バスマスタモジュールからバス開放要求がある度にバス
権を移動しなければならなくなり、バス権移動によるオ
ーバヘッドのためにシステムの動作効率が低下するとい
う問題点があった。
そこで本発明者は主プロセツサに対してパススレーブモ
ジュールとされるコプロセッサの演算データを直接コプ
ロセッサからメモリに転送する方式を検討し、その場合
には、コプロセッサによるデータの出力タイミングを主
プロセツサのアクセスサイクルに同期させて指示するこ
とが必要であって、且つ、その他のバスマスタモジュー
ルとのバス調停制御に際してはコプロセッサに対するデ
ータの出力タイミング指示についても考慮しなければな
らないことを見出した。
本発明の目的は、プロセッサに対してパススレーブモジ
ュールとされる特定デバイスのデータをその他のパスス
レーブモジュールに転送する場合にバス権移動回数の増
大を抑えてシステムの動作効率を向上させることができ
るバス調停制御システムを提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴につ
いては、本明細書の記述及び添付図面から明らかになる
であろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願に開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単
に説明すれば下記の通りである。
すなわち、バス調停機能を有するプロセッサと、このプ
ロセッサが制御するバスサイクルに従ってメモリのよう
な第1バススレーブモジュールとの間でデータのやりと
りを行うコプロセッサのような第2バススレーブモジュ
ールと、上記プロセッサに対してバス開放を要求し得る
バスマスタモジュールとを含み、上記プロセッサは、第
2バススレーブモジュールに第1バススレーブモジコー
ルへのデータ出力開始タイミングを指示するための制御
信号を与えるようにされ、この制御信号によるデータ出
力開始の指示を、バスマスタモジュールに対するバス開
放期間中抑止するようにされて成るものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば、プロセッサは、第1バススレー
ブモジュールへのデータ出力開始タイミングを第2バス
スレーブモジュールに指示することにより、プロセッサ
が制御するバスサイクルに1iUt11して第2バスス
レーブモジュールの出力データは直接第1バススレーブ
モジュールに転送可能とされ、当該データ転送のための
バスサイクルを起動する前の所定タイミングでその他バ
スマスタモジュールからのバス開放要求をプロセッサが
検出すると、このプロセッサはそのバス開放要求が終了
されるまでバス権を放棄すると共にこれに呼応して第2
バススレーブモジュールに対するデータ出力開始タイミ
ングの指示を抑止することにより、第2バススレーブモ
ジュールから第1バススレーブモジュールへのデータ転
送動作とその他のバスマスタモジュールによるバス開放
要求との間のバス調停が的確に行われ、更に一旦第2パ
ススレーブモジュールから第1バススレーブモジュール
へのデータ転送のためのバスサイクルが主プロセツサに
よって起動された後は当該バスサイクルの終了後でない
とバスマスタモジュールのバス開放要求は受は付けられ
ず、これにより、プロセッサのアクセス制御に基づいて
第2バススレーブモジュールから第1バススレーブモジ
ュールへのデータ転送に際してバス権移動回数の増大を
抑え。
システムの動作効率向上を達成するものである。
〔実 施 例〕
第1図は本発明の一実施例に係るコプロセッサシステム
の一実施例を示すブロック図である。
第1図に示されるコプロセッサシステムは、特に制限さ
れないが2代表的に夫々示された、汎用プロセッサとし
てのマイクロプロセッサのような主プロセッサ1.浮動
小数点演算や超越関数の多精度演算などの機能を有する
第2バススレーブモジュールとしてのコプロセッサ2、
ダイナミックRAM (ランダム・アクセス・メモリ)
によって構成されるような第1バススレーブモジュール
としてのメモリ3.及びダイレクト・メモリ・アクセス
・コントローラや割込みコントローラのようなその他バ
スマスタモジュールとしての外部デバイス4を含む。上
記各機能ブロックは、特に制限されないが、公知の半導
体集積回路製造技術によって夫々個別の半導体基板に形
成されている。
上記主プロセツサ1、コプロセッサ2、メモリ3、及び
外部デバイス4は、相互に例えば32ビツトのデータバ
ス5を介してデータDATAを入出力可能に結合される
と共に、主プロセツサl及び外部デバイス4から選択的
に出力されるアドレス信号ADR8はアドレスバス6を
介してメモリ3に供給可能とされる。
上記主プロセツサ1は、特に制限されないが、第2図に
示されるように、制御ユニット7、実行ユニット8、及
び入出力制御ユニット9によって構成される。
上記制御ユニット7は、特に制限されないが、マクロ命
令のブリフェッチ部、プリフェッチされた命令のオペレ
ーションコードをデコードしてマイクロアドレスを作成
させると共に、マイクロ命令のネクストアドレスフィー
ルドに応じた次のマイクロアドレスを発生したり、さら
にはマイクロ命令の分岐制御を行うマイクロアドレスコ
ントローラ、このマイクロアドレスコントローラから出
力される信号をアドレスとしてアクセスされるマイクロ
ROM (リード・オンリ・メモリ)、このマイクロR
OMから読み出されるマイクロ命令に基づいて各種制御
信号を形成するマイクロインストラクションデコーダ、
及び各部を制御するためのその他コントローラを含む。
上記実行部は、制御ユニット7から出力される各種制御
信号に基づいてオペランドの演算やアドレス演算などを
行う算術論理演算装置や、データ及びアドレスの一時記
憶領域とされる各種レジスタが含まれている。
上記入出力制御ユニット9は、上記コプロセッサ2など
システム上の各種デバイスとのインタフェースを行い、
入出力制御ユニット9が自ら作成したり、制御ユニット
7を介して形成されるバスタイミング信号などの各種制
御信号を所定のタイミングで出力すると共に、外部から
供給されるステータス(d号や命令を制御ユニット7に
与える。
データの入出力やアドレス信号の出力はトライステート
型の入力/出力バッファを介して行う。この入出力制御
ユニット9は、外部デバイス4のバス要求を調停するた
めの図示しないバスアービタを備え、主プロセツサ1が
バス権を放棄するとき出力バッファは高出力インピーダ
ンス状態に制御される。
主プロセツサ1と外部デバイス4との間におけるバス占
有権の移動は、特に制限されないが、外部デバイス4か
ら主プロセツサ1に出力されるホールドリクエスト信号
HREQと、主プロセツサ1から外部デバイス4に出力
されるホールドアフナリッジ信号HACKとのやりとり
によって制御される。L記ホールドリクエスト信号HR
EQはローレベルにアサートされることによりバス権要
求を主プロセツサに指示し、ボールドアフナリッジ信号
HACKはローレベルにアサートされることにより外部
デバ、イス4へのバス権移動を承認する。
外部デバイス4は、バスを使用する必要が生じたとき、
ホールドリクエスト信号HREQを743−・トする。
主プロセツサ]は、特に制限されないが、各マシンサイ
クルの所定タイミングでホールドリクエスト信号HRE
 Qをサンプリングし、サンプリングしたホールドリク
エスト信号HREQによりバス権要求を検出したときに
は、そのタイミングがバスサイクルの開始以前のタイミ
ングであるなら、アドレス信号やバスサイクル制御のた
めの各種制御信号の出力状態を高出力インピーダンス状
態にして外部デバイス4にホールドアフナリッジ信号H
ACKをアサートしてバス権を放棄゛する。
アサートされたホールドアフナリッジ信号HACKを受
ける外部デバイス4はアドレス信号やバスサイクル制御
信号をアクティブにしてバスの使用を開始する。外部デ
バイス4によるバスの使用が終了されると、外部デバイ
ス4はアドレス信号やバスサイクル制御信号の出力状態
を高出力インピーダンス状態にした後ホールトリクニス
l−信号HREQをネゲートして主プロセツサ12に供
給する。主プロセツサ1はこれを検出すると、ホールド
アフナリッジ信号HA CKを所定のタイミングでネゲ
ートしてバス権を再び持つことによりこのバスの使用を
再開する。
上記コプロセッサ2は主プロセツサ1に従属するバスス
レーブモジュールとされ、特に制限されないが、主プロ
セツサ1がフェッチした命令がコプロセッサ命令もしく
はコプロセッサ命令を含む場合、主プロセツサ1は、当
該命令からコプロセッサ2にとって必要なフィー・ルド
を切り出してコマンドを生成し、これをコプロセッサ2
に与える。
コプロセッサ2はそれ自体バス制御機能を持たず、デー
・夕転送コマンドなどを実行する場合、それに必要とさ
hるバスサイクルは主プロセツサ1の制御によって与え
られる。
主プロセッサ1−は、バスサイクルを制御するためのイ
ンタフェース信号と1,5て、特に制限されないが、デ
ータ転送方向を指示するリードライト信号R/W、主プ
ロセツサ1が出力するアドレス信号ADR8がアドレス
バス6上で確定していることをそのローレベルによって
示すアドレスストローブ信号A8などをコプロセッサ2
及びメモリ3に出力すると共に、コプロセッサデータイ
ネーブル信号CITEをコプロセッサ2に出力する。こ
のコプロセッサデータイネーブル信号CDEは、そのロ
ーレベルによりコプロセッサ2に対してデータの出力を
指示するタイミング信号である。
本実施例のコプロセッサシステムにおいてコプロセッサ
2とメモリ30間のデータ転送は主プロセッサ1.が制
御するバスサイクルに従ってデータバス5を介し相互間
で直接やりとりするようになっている。
即ち、メモリ3からコプロセッサ2にデータな転送する
場合、主プロセツサ1は、メモリ3をリードアクセスし
、これによってメモリ3から出力されるデータがデータ
バス5上で確定されるタイミングをもってデータコンプ
リート信号DCを口−レベルにアサートする。このデー
タコンプリート信号DCは主プロセツサ1及びコプロセ
ッサ2に供給され、コプロセッサ2はデータコンプリー
ト信号DCのアサートタイミングに同期したタイミング
でデータバス5上のデータを内部に取り込む。主プロセ
ツサ1はこのデータコンプリート信号DCのアサートタ
イミングに同期した所定タイミングで当該バスサイクル
を終了する。
コプロセッサ2からメモリ3にデータ転送する場合には
、主プロセツサ1が起動するバスサイクルによって制御
されるメモリ3のライト動作に同期するように上記コプ
ロセッサデータイネーブル信号CDEをアサートしてコ
プロセッサ1にデータの出力タイミングを指示する。コ
プロセッサデータイネーブル信号CDEが供給されるコ
プロセッサ2は、そのアサートタイミングに同期して所
定のタイミングでデータバス5上にデータを出力する。
この出力データがデータバス5上で確定するタイミング
は、メモリ3がライトデータを取り込むタイミングに呼
応され、メモリ3は当該データを図示しないデータ入カ
バソファなどに取り込み、これに呼応してデータコンプ
リート信号DCをアサートする6デ一タコンプリート信
号DCがアサートされると、これに基づいて主プロセツ
サ1は当該バスサイクルを終了し、コプロセッサ2はデ
ータの出力動作を終了する。
コプロセッサ2の内部状態は、コプロセッサステータス
データCPSTによって主プロセツサ1に与えられる。
このコプロセッサステータスデータCPSTは、特に制
限されないが、コプロセッサ2の内部状態を3ビツトで
示すもので、例えば、3ビツトの組合せにより、オペラ
ンドやコマンドの転送要求、転送コマンド受信、コマン
ド実行中、コマンド実行中におけるエラー発生、演算実
行により得られたデータの転送準備完了などを意味する
。このコプロセッサステータスデータCPSTは主プロ
セツサ1の入出力制御ユニット9から制御ユニット7に
与えられ、この制御ユニット7はその3ビツトによって
指定されるコプロセッサ2の状態に対応するように内部
割込みなどによってマイクロフローを分岐させる。
特に、コプロセッサ2から与えられるコプロセッサステ
ータスデータCPSTによってコプロセッサ2のデータ
転送準備完了が検出されると、主プロセツサ1の処理手
順は、コプロセッサ2からメモリ3ヘデータを転送する
ためのマイクロフローに分岐され、主プロセツサ1はこ
れに従ったバスサイクル制御のための内部動作を開始す
るが、実際に外部に対してバスサイクルを起動する前に
ホールドリクエスト信号HREQをサンプリングし、こ
れによって外部デバイス4によるバス権要求を検出した
ときには、入出力制御ユニット9は。
バス権を放棄すると共に、コプロセッサデータイネーブ
ル信号CDEのアサートを禁止制御するようにしてバス
調停を行い、外部デバイス4によるバスアクセス中にコ
プロセッサ2から不所望なデータが出力されることを抑
制する。
次にコプロセッサ2から出力されるデータをメモリ3に
ストアする場合を一例にして主プロセツサ1と外部デバ
イス4との間でのバス調停動作を説明する。
コプロセッサ2は、主プロセツサ1から与えられるコマ
ンドに従って演算処理などを行い、例えば所定の演算処
理を終了すると、コプロセッサステータスデータCPS
Tを主プロセツサ1に与えて、その3ビツトの組合せに
より当該演算処理で得られたデータの転送準備完了を指
示する。
第3図に示されるように主プロセツサ1は、時刻t0に
コプロセッサステータスデータCPSTを検出すると、
次のマシンサイクルMCYC(時刻t1〜tz)でその
内部処理手順を、コプロセッサ2からメモリ3へのデー
タ転送のためのマイクロフローに分岐し、当該データ転
送に必要とされるアドレスなどを実行ユニット7で演算
すると共に、アドレスストーブ信号AS、リードライト
信号R/W、コプロセッサデータイネーブル信号CDE
などの各種バスサイクル制御信号もしくはそれを形成す
るための制御データを制御ユニット7から入出力制御ユ
ニット9に内部転送する。
主プロセツサ1の入出力制御ユニット9は、特に制限さ
れないが、各マシンサイクルMCYCの前半】−/4の
タイミングでホールドリクエスト信号HRE Qをサン
プリングしていて、上記マイクロフローの分岐サイクル
(時刻も1〜tz)後におけるサンプリングタイミング
(時刻ti)でホールドリクエスト信号HREQのネゲ
ートを検出すると、時刻t4以降のマシンサイクルMC
YCに同期してバスサイクルを起動する。即ち、時刻t
4にコプロセッサデータイネーブル信号CDEをアサー
トしてコプロセッサ2にデータの出力タイミングを指示
し、且つ、リードライト信号R/Wをローレベルに変化
してメモリ3にデータの書き込み動作を指示する。次い
で、データ転送すべきアドレスに呼応するアドレス信号
ADR8を入出力制御ユニット9からアドレスバス6に
出力し、このアドレス信号ADR8がアドレスバス6」
二で確定されるタイミングを採ってアドレスストローブ
信号ASがアサートされ、更に上記コプロセッサデータ
イネーブル信号CDEのアサートタイミングに同期した
所定のタイミングでコプロセッサ2がデータDATAを
出力開始する。これによりメ干り3は、データバス5上
で確定されているデータDATAを図示しないデータ入
力ラッチ回路などを介して内部に取り込み、取り込みを
完了したタイミングでデータコンプリート信号DCをア
サートすると共に、当該データDATAをアドレス信号
ADR8に対応される所定の記憶領域に書き込む。
主プロセツサ】−は、データコンプリート信号DCのア
サートを検出すると、マシンサイクルM CYCに同期
してアドレスストローブ信号ASをネゲートしすること
によって当該データ転送のためのバスサイクルを時刻t
、に終了し、またコプロセッサ2は、データコンプリー
ト信号DCのアサートを検出すると、データDATAの
出力動作を所定のタイミングで終了する。
第3図に従えば、外部デバイス4は、時刻t4から開始
された主プロセツサ]−によるバスサイクルの開始と相
前後して(時刻t3よりも遅いタイミング)ホールドリ
クエスト信号HREQをアサートしてバス権を要求維持
している。このバス権要求は特に制限されないが当該バ
スサイクルの実行中にも各マシンサイクルで逐次サンプ
リングされていて、時刻t、に主プロセツサ1がバスサ
イクルを終了すると、これに呼応して主プロセッサ1−
はバス権を放棄すると共にホールドアフナリッジ信号H
ACKをアサートして外部デバイス4にバス権を与える
外部デバイス4によるバスの使用が終了されると、外部
デバイス4はアドレス信号やバスサイクル制御信号の出
力状態を高出力インピーダンス状態にした後の時刻tG
にホールドリクエスト信号HRE Qをネゲートし、主
プロセツサ1はこれを所定のサンプリングタイミングで
検出することにより、ホールドアフナリッジ信号HAC
Kを時刻t、7にネゲートしてバスの使用を再開する。
一方、第4図に示されるようにト記マイクロフローの分
岐サイクル(時刻t、〜tz)後におけるサンプリング
タイミング(時刻ti)でホールドリクエスト信号HR
EQのアサートが検出されると、主プロセツサ1は時刻
14以降のマシンサイクルにおいて外部デバイス4のバ
ス権要求を優先させて、バス権を放棄し、ホールドアフ
ナリッジ信号HACKを時刻t4にアサートする。即ち
、時刻t0に主プロセツサによって検出されたコプロセ
ッサステータスデータCPSTに従って時刻t□〜t2
のマシンサイクルで分岐されたマイクロフローの制御に
基づいて得られている転送先アドレスや各種バスサイク
ル制御信号に基づく主プロセツサ】−による外部へのバ
スサイクルの起動制御は待ち状態とされ、且つ、これに
呼応してコプロセッサデータイネーブル信号CDEのア
サートも抑止される。したがって、外部デバイス4によ
るバスサイクル起動中にコプロセッサ2はデータバス5
に不所望なデータDATAを出力しない状態に保たれる
から、外部デバイス4のアクセス動作中にデータバス5
に与えられるデータDATAが撹乱されることはない。
外部デバイス4によるバスの使用が終了されると、外部
デバイス4はアドレス信号やバスサイクル制御信号の出
力状態を高出力インピーダンス状態にした後の時刻t 
、 Iにホールドリクエスト信号HREQをネゲートす
る。
主プロセツサ1はこれを所定のサンプリングタイミング
で検出すると、ホールドアフナリッジ信号HACKを時
刻t6′にネゲートして、コプロセッサ2からメモリ3
へのデータ”転送のためのバスサイクルを起動する。例
えばホールドアフナリッジ信号HAC:Kをネゲートし
た後のマシンサイクルに同期した時刻t7′以降にバス
サイクルを起動する。即ち1時刻17/にコプロセッサ
データイネーブル信号CDEをローレベルに変化してコ
プロセッサ2にデータの出力タイミングを指示し、且つ
、リードライト信号R/Wをローレベルに変化してメモ
リ3にデータの書き込み動作を指示する。次いで、デー
タ転送すべきアドレスに呼応するアドレス信号ADR5
を入出力制御ユニット9からアドレスバス6に出力し、
このアドレス信号ADR8がアドレスバス6上で確定さ
れるタイミングを採ってアドレスストローブ信号ASが
アサートされ、更に上記コプロセッサデータイネーブル
信号CDEのアサートタイミングに同期した所定のタイ
ミングでコプロセッサ2がデータDATAを出力開始す
る。これによりメモリ3は、データバス5上で確定され
ているデータDATAを図示しないデータ入力ラッチ回
路などを介して内部に取り込み、取り込みを完了したタ
イミングでデータコンプリート信号DCをアサートする
と共に、当該データDATAをアドレス信号ADR8に
対応される所定の記憶領域に書き込む。
主プロセツサ1は、データコンプリート信号DCのアサ
ートを検出すると、マシンサイクルMCYCに同期して
アドレスストローブ信号ASをネゲートすることによっ
て当該データ転送のためのバスサイクルを時刻t9′に
終了し、またコプロセッサ2は、データコンプリート信
号DCのアサートを検出すると、データDATAの出力
動作を終了する。
上記実施例によれば以下の作用効果を得るものである。
(1)メモリ3からコプロセッサ2へのデータ転送は、
主プロセツサが起動するバスサイクルに従ってアクセス
されるメモリ3の読み出しデータを、メモリ3から出力
されるデータコンプリート信号DCのアサートタイミン
グに基づいてコプロセッサ2が取り込むことによって行
われ、また、コプロセッサ2からメモリ3へのデータ転
送では、転送すべきデータの出力タイミングを、主プロ
セツサ1が起動するバスサイクル制御を受けるメモリ3
のライトサイクルに同期させるために、主プロセツサ1
はコプロセッサ2にコプロセッサデータイネーブル信号
CDEを与えるようにされていることにより、コプロセ
ッサ2とメモリ3相互間で転送すべきデータを、主プロ
セツサ1が制御するバスサイクルに従ってデータバス5
を介し相互間で直接やりとりすることができる。
(2)主プロセツサ1と外部デバイス4との間でのバス
調停は主プロセツサ1が行い、このとき、外部デバイス
4に対するバス開放期間中は、これに連動してコプロセ
ッサデータイネーブル信号CDEによるコプロセッサ2
へのデータ出力開始の指示も抑止するように外部デバイ
ス4との間でバス調停を行う。即ち、コプロセッサ2か
らメモリ3に直接データを転送するとき、主プロセツサ
1はそのためのバスサイクルを開始する前のタイミング
でホールドリクエスト信号HREQをサンプリングし、
これによって外部デバイス4のバス開放要求を検出した
ときには、それ以前にコプロセッサ2に対してデータ出
力開始タイミングを指示可能な内部状態を採っていても
当該バス開放要求を優先させてバス権を放棄すると共に
コプロセッサデータイネーブル信号CDEをネゲート状
態に維持し、当該バス開放要求が終了された後にコプロ
セッサデータイネーブル信号CDEをアサートしてコプ
ロセッサ2にデータの出力タイミングを与えて外部に対
するバスサイクルを起動する。したがって、コプロセッ
サ2からメモリ3に直接データを転送するときに外部デ
バイス4からバス開放要求があった場合に、そのような
優先度の高い要求に対して、コプロセッサ2から不所望
なデータが出力されるようなことを未然に防止して適確
なバス調停を行うことができる。
(3)上記作用効果(2)より、コプロセッサ2は主プ
ロセツサ1によるバス権移動を独立して監視する必要は
ない。
(4)上記作用効果(1)及び(2)より、コプロセッ
サ2とメモリ3の間のデータ転送に際して、従来のよう
に転送すべきデータを一旦主プロセッサ1が取り込んで
からそのデータを相手に転送するという手順を採るよう
な場合にその途中でバス権を外部デバイス4に移動しな
ければならないという事態を一切生ずることなく主プロ
セツサ1と外部デバイス4相互間のバス調停が行われ、
且つそのバス調停に従ってコプロセッサ2とメモリ3相
互間で転送すべきデータは直接データバス5を介してや
りとりされるから、そのようなデータ転送に際してバス
権移動回数の増大を抑えることができる。
(5)上記作用効果(4)より、主プロセツサ1とコプ
ロセッサ2相互間でのインタフェースの高速化、さらに
はコプロセッサシステムの動作効率向上を達成すること
ができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はそれに限定されずその要
旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる
例えば、上記実施例では主プロセツサは1つのコプロセ
ッサとインタフェースされる場合について説明したが、
複数個のコプロセッサとインタフェースするようにして
もよい、その場合コプロセッサの動作選択は個々のコプ
ロセッサに割り当てられているアドレスを主プロセツサ
が出力することによって行うことができる。また、外部
デバイスは割込みコントローラやダイレクト・メモリ・
アクセス・コントローラに限定されず、その他のバスマ
スタモジュールに変更することができる。
主プロセツサとアドレスバスやデータバスを共有する外
部デバイスは1つに限定されず、外部デバイスが複数個
ある場合にはそれら相互間のバス調停を行うバスアービ
タを設け、主プロセツサはこのバスアービタを介して外
部デバイスとのバス調停を行うことができる。
また、コプロセッサのような第2バススレーブモジュー
ルはコプロセッサに限定されない、更に主プロセツサの
ようなプロセッサによってアクセスされる第1バススレ
ーブモジュールはメモリに限定されず入出力回路などそ
の他のデバイスに変更することができる。したがって、
第2バススレーブモジュールに第1バススレーブモジュ
ールへのデータ出力開始タイミングを指示するための制
御信号は上記コプロセッサデータイネーブル信号CDE
に限定されない。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるコプロセッサとメモ
リとの間のデータ転送に際しての主プロセツサによるバ
ス調停に適用した場合について説明したが1本発明はそ
れに限定されずその他のシステムにおけるバス調停にも
適用することができる。本発明は少なくとも複数のバス
スレーブモジュール相互間でのデータのやりとりをプロ
セッサが制御する条件のシステムに適用することができ
る。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られ効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、プロセッサが制御するバスサイクルに同期し
て第2バススレーブモジュールの出力データを直接第1
バススレーブモジュールに転送可能とし、その他バスマ
スタモジュールからのバス開放要求に応するバス開放期
間中にはこれに連動して第2バススレーブモジュールに
対するデータ出力開始タイミングの指示を抑止するよう
にバス調停を行うことにより、プロセッサのアクセス制
御に基づいて第2バススレーブモジュールから第1バス
スレーブモジュールへのデータ転送に際して、バスマス
タモジュールとのバス調停を適確に行いつつバス権移動
回数の増大を抑えてシステムの動作効率向上を達成する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るコプロセッサシステム
のブロック図、 第2図は主プロセツサの概略ブロック図、第3図はコプ
ロセッサからメモリにデータ転送するとき当該データ転
送が優先される場合のバス調停制御の一例を示すタイム
チャート。 第4図はコプロセッサからメモリにデータ転送するとき
当該データ転送よりも外部デバイスのバス権要求が優先
される場合のバス調停制御の一例を示すタイムチャート
、 1・・・主プロセツサ、2・・・コプロセッサ、3・・
・メインメモリ、4・・・外部デバイス、5・・・デー
タ、バス、6・・・アドレスバス、7・・・制御ユニッ
ト、8・・・実行ユニット、9・・・入出力制御ユニッ
ト、DATA・・・データ、ADR8・・・アドレス信
号、CPST・・・コプロセッサステータスデータ、C
DE・・・コプロセッサデータイネーブル信号、HRE
Q・・・ホールドリクエスト信号、HACK・・・ホー
ルドアフナリッジ信号、DC・・・データコンプリート
信号。 第1図 第3図 を鷹 R/w

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バス調停機能を有するプロセッサと、このプロセッ
    サが制御するバスサイクルに従って第1バススレーブモ
    ジュールとの間でデータのやりとりを行う第2バススレ
    ーブモジュールと、上記プロセッサに対してバス開放を
    要求し得るバスマスタモジュールとを含み、上記プロセ
    ッサは、第2バススレーブモジュールに第1バススレー
    ブモジュールへのデータ出力開始タイミングを指示する
    ための制御信号を与えるようにされ、この制御信号によ
    るデータ出力開始タイミングの指示を、上記バスマスタ
    モジュールに対するバス開放期間中抑止するようにされ
    て成るものであることを特徴とするバス調停制御システ
    ム。 2、上記プロセッサは、第2バススレーブモジュールか
    ら第1バススレーブモジュールへのデータ転送のために
    バスサイクルを起動するより前にバスマスタモジュール
    によるバス開放要求の有無を検出し、バス開放要求を検
    出したときには、バス権を放棄すると共にこれに呼応す
    る期間第2バススレーブモジュールに対するデータ出力
    開始タイミングの指示を抑止するようにされて成るもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のバ
    ス調停制御システム。 3、上記第2バススレーブモジュールは、プロセッサに
    従属されたコプロセッサであり、第1バススレーブモジ
    ュールはメモリであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載のバス調停制御システム。
JP32336187A 1987-10-30 1987-12-21 バス調停制御システム Pending JPH01163865A (ja)

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KR1019880014018A KR890007159A (ko) 1987-10-30 1988-10-27 데이타 처리장치 및 그것을 갖는 데이타 처리 시스템
EP19880118026 EP0318702A3 (en) 1987-10-30 1988-10-28 Data processor with direct data transfer between coprocessor and memory

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