JPH0115646Y2 - - Google Patents

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JPH0115646Y2
JPH0115646Y2 JP1984090539U JP9053984U JPH0115646Y2 JP H0115646 Y2 JPH0115646 Y2 JP H0115646Y2 JP 1984090539 U JP1984090539 U JP 1984090539U JP 9053984 U JP9053984 U JP 9053984U JP H0115646 Y2 JPH0115646 Y2 JP H0115646Y2
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JP
Japan
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bracket
holding part
fitting
steel
frame
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JP1984090539U
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JPS615758U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Package Frames And Binding Bands (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は貨物輸送用の金属製梱包枠に関し、特
に自動車、2輪車等の輸送に適した金属製梱包枠
の構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車、2輪車の梱包枠は、これらの車輌を梱
包する現場において、第2図に示すように、スキ
ツド1、前後の棲枠2,3、天枠4、側柱5等の
諸構材を梱包現場において溶接またはボルト締め
することにより組立てられる。従来これらの構材
を梱包現場に輸送する場合は、棲枠等一部の構材
はたとえば第3図に示すように予めP形鋼等の鋼
材6をコーナー部材7に溶接することにより枠組
みを形成してから輸送するようにしている。しか
しながら、この方法では枠組みを作るために専用
の溶接装置を必要とする上に溶接工数が比較的に
多く枠組みに手数がかかる。また車輌を輸送後用
済みとなつた梱包枠を解体してスクラツプ化する
際にも枠組みの溶接箇所を溶断するために溶断装
置が必要となる。さらにこのように予め枠組みし
た棲枠等の構材は運搬の際嵩張り輸送効率を著し
く悪くする。
また溶接のかわりにボルト締めにより棲枠等の
構材を組立てる方法味も用いられているが、ボル
ト締めの箇所が多いので手数がかかる点において
溶接に優るものではなく、問題を充分に解決する
手段とは言えない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、上記従来の梱包枠の問題点を
解決し、溶接もボルト締めも行わずに棲枠等の枠
組みの組立および解体を容易に行うことができる
嵌込組立式梱包枠を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上記目的を達成するため、本考案の嵌込組立式
梱包枠は、所定の角度(通常90゜)をなして延長
する2本の板状アームを有するブラケツト金具を
用いる。この金具の板状アームには各々その内側
端から外側に向けて斜め上方に立上る内側押え部
と、外側端からほぼ垂直に立上がる垂直部および
この垂直部の上端から内側に折曲して延長する水
平部とを有する外側押え部と、位置決め突起とが
一体的に形成されている。このブラケツト金具
を、構成すべき枠組みの所定箇所たとえば棲枠の
上部両隅角部等に配置し、前記各アームの内側押
え部と外側押え部との間に形成される空間内にP
形鋼またはL形鋼からなりブラケツト金具の位置
決め突起と係合される係合孔が形成された鋼材を
嵌込むことにより溶接またはボルト締めを要する
ことなく所望の枠組みを形成することができる。
〔実施例〕
以下、添付図面について、本考案の実施例を詳
細に説明する。
第1図は本考案にかかる嵌込組立式梱包枠の組
立にしようするブラケツト金具の一例を示す斜視
図である。ブラケツト金具8は所定の角度(通常
は90゜)をなして延長する2本の板状アーム9,
9を備えている。各アーム9にはその内側端から
外側に向けて斜め上方に立上る内側押え部10
と、外側端からほぼ垂直に立上る垂直部11aお
よびこの垂直部11aの上端から内側に折曲して
延長する水平部11bとを有する外側押え部11
が一体的に折曲形成されている。さらにこの実施
例においては水平部11bの内側端から上方に立
上る立上り部11cが折曲形成されている。2つ
のアーム9,9の間には枠組みの補強のための張
出し部11eが形成されている。またアーム9,
9の中心線よりも内側の適宜の箇所に後述のP形
鋼からなる鋼材の脚部に穿設された係合孔に係合
する位置決め突起12が打抜き加工により突設さ
れている。なお、13は梱包枠組立ての際天枠を
接合するための突片である。
上記のブラケツト金具8を用いて枠組みを組立
てるには、第4図に示すように、枠組みのビーム
を構成するP形鋼からなる鋼材13の脚部13a
をまず一方のアーム9の内側押え部10の内側空
間に斜め方向から差込み次いで矢印A方向に力を
加えることにより外側押え部11で外側に押し開
き、鋼材13はその側壁13bが外側押え部11
の水平部11bと立上り部11cの間の偶角部1
1dに当接摺動しつつ、内側押え部10と外側押
え部11との間に形成された空間14内に収容さ
れる。鋼材13が完全に空間14内に収容される
とそれまでP形鋼の側壁13bによつて外側に押
し開かれていた外側押え部11が弾性により元の
位置に復帰し、鋼材13は、第5図に示すよう
に、その頂面13dが外側押え部11の水平部1
1bの内面に係合した状態でブラケツト金具8に
嵌合する。またブラケツト金具8の位置決め突起
12が鋼材13の脚部13aの対応位置に穿設さ
れた係合孔13cに係合し、これにより鋼材13
の長手方向の移動が防止される。
上記のブラケツト金具8を用いて棲枠を組立て
る例を第6図に示す。2個のブラケツト金具8を
両隅に配置し、所定寸法に切断したP形鋼からな
る鋼材13,13′を図示のように各ブラケツト
金具8に嵌込む。なお、ブラケツト金具8のアー
ム9の一方に嵌込む鋼材13′はその脚部13a
の先端部を切欠いておく。鋼材13,13′には
第7図の形状の補助ブラケツト金具17を予め溶
接等適宜の手段により取付けておき、ブラケツト
金具8に鋼材を嵌込む場合と同様にして補助支柱
15,16を補助ブラケツト金具17に嵌込むこ
とにより棲枠18が完成する。なお、この補助支
柱15,16および補助ブラケツト金具17は比
較的小型の梱包枠においては必ずしも必要としな
い。以上の実施例においては、ブラケツト金具8
を棲枠の組立に用いる場合について説明したが、
ブラケツト金具8は梱包枠の他の部分の組立にも
使用しうることは勿論である。また鋼材としては
P形鋼のほかL形鋼も使用することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、P形鋼またはL形鋼からなる鋼材を単にブラ
ケツト金具の内側押え部と外側押え部との間の空
間に嵌込むだけで梱包枠を組立てることができ、
溶接やボルト締めを必要としないので、組立作業
を極めて簡単に行うことができる。また構材の輪
送に際し専用の溶接装置を必要しせず、また用済
み後の梱包枠の解体に際し溶断装置を必要としな
い。また構材の輸送に際し棲枠等の構材を組立て
前の鋼材の状態で輸送できるので積載スペースを
最小限にとどめることができ輸送効率を改善する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面において、第1図は本考案の嵌込組立
式梱包枠に使用するブラケツト金具の1例を示す
斜視図、第2図は梱包枠の1例を示す斜視図、第
3図は従来の溶接による枠組みの組立て方法を示
す図、第4図は本考案におけるブラケツト金具に
鋼材を嵌込む途中の状態を示す図、第5図は同ブ
ラケツト金具に鋼材を嵌込んだ状態を示す図、第
6図は本考案を棲枠に適用した例を示す図、第7
図は第6図の例において使用した補助ブラケツト
金具を示す図である。 8……ブラケツト金具、9……アーム、10…
…内側押え部、11……外側押え部、12……位
置決め突起、13……鋼材、13c……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の角度をなして延長する2本の板状アーム
    の各々に、内側端から外側に向けて斜め上方に立
    上る内側押え部と、外側端からほぼ垂直に立上る
    垂直部およびこの垂直部の上端から折曲して延長
    する水平部とを有する外側押え部と位置決め突起
    とを一体的に形成してなるブラケツト金具を複数
    個所要箇所に配置し、各ブラケツト金具の前記各
    アームの内側押え部と外側押え部との間に形成さ
    れる空間内にP形鋼またはL形鋼からなり前記位
    置決め突起と係合される係合孔を形成してなる鋼
    材を嵌込み組立てたことを特徴とする嵌込組立式
    梱包枠。
JP9053984U 1984-06-18 1984-06-18 嵌込組立式梱包枠 Granted JPS615758U (ja)

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JP9053984U JPS615758U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 嵌込組立式梱包枠

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JP9053984U JPS615758U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 嵌込組立式梱包枠

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Publication Number Publication Date
JPS615758U JPS615758U (ja) 1986-01-14
JPH0115646Y2 true JPH0115646Y2 (ja) 1989-05-10

Family

ID=30645621

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JP9053984U Granted JPS615758U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 嵌込組立式梱包枠

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015853B2 (ja) * 1980-06-10 1985-04-22 松下電器産業株式会社 太陽熱温水器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5957368U (ja) * 1982-10-12 1984-04-14 本田技研工業株式会社 梱包用枠組のコ−ナ−金具
JPS6015853U (ja) * 1983-07-12 1985-02-02 生形 信夫 梱包装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015853B2 (ja) * 1980-06-10 1985-04-22 松下電器産業株式会社 太陽熱温水器

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Publication number Publication date
JPS615758U (ja) 1986-01-14

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