JPH0544270Y2 - - Google Patents
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- JPH0544270Y2 JPH0544270Y2 JP14521188U JP14521188U JPH0544270Y2 JP H0544270 Y2 JPH0544270 Y2 JP H0544270Y2 JP 14521188 U JP14521188 U JP 14521188U JP 14521188 U JP14521188 U JP 14521188U JP H0544270 Y2 JPH0544270 Y2 JP H0544270Y2
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車のノツクダウン部品、各種機
械装置類の部品、自動二輪車、農用トラクタ等の
小型車両の完成車を、大型コンテナなどに収容し
て遠隔地へ輸送するような場合に用いる組立て式
の側面枠を備えたボツクスパレツト、更に詳しく
はすかし型のボツクスパレツトに関するものであ
る。
械装置類の部品、自動二輪車、農用トラクタ等の
小型車両の完成車を、大型コンテナなどに収容し
て遠隔地へ輸送するような場合に用いる組立て式
の側面枠を備えたボツクスパレツト、更に詳しく
はすかし型のボツクスパレツトに関するものであ
る。
この種のボツクスパレツトとして、
(A) 方形底板の対向二辺にL形材から成る一対の
門形枠を取付け、その一対の門形枠の相対する
上隅角部相互をL形材で連結し、上記門形枠で
形成される妻面、および一対の門形枠の脚柱と
その上隅角部間の連結材とによつて形成される
側面に、帯板から成る補強材を取付けて構成し
たもの(実開昭59−147030号公報) (B) ほぼコ形の膨出部の両端をほぼ直角に同方向
に折曲げ延出して長片と短片とし、該膨出部と
該長片の基部によつて中空箱形部を形成すると
共に該長片と短片の重合部によつてフランジ部
を形成した断面形状の金属薄板製の多数の第1
柱状部材と、それと断面同形の柱状部材の端面
に接合用端板を設けて成る金属薄板製の多数の
第2柱状部材とを、それらフランジ部と接合用
端板においてボルト類により締着して構成した
もの(実開昭51−116275号公報)が知られてい
る。またボツクスパレツトの枠組を構成する材
料として (C) 金属板を断面略方形に折曲げて形成した適宜
長さの管材の開放した角部を形成する側板の各
端縁から外方に略直角に折曲げ延長して各側板
よりも狭幅の突縁を管材の長さ方向に沿つて形
成するとともに、両突縁の折曲げ基部間に、こ
れら突縁の厚さより大き目の間隙を形成し、各
突縁の両端部に夫々結合用孔を設けたもの(実
公昭60−18353号公報)が知られている。
門形枠を取付け、その一対の門形枠の相対する
上隅角部相互をL形材で連結し、上記門形枠で
形成される妻面、および一対の門形枠の脚柱と
その上隅角部間の連結材とによつて形成される
側面に、帯板から成る補強材を取付けて構成し
たもの(実開昭59−147030号公報) (B) ほぼコ形の膨出部の両端をほぼ直角に同方向
に折曲げ延出して長片と短片とし、該膨出部と
該長片の基部によつて中空箱形部を形成すると
共に該長片と短片の重合部によつてフランジ部
を形成した断面形状の金属薄板製の多数の第1
柱状部材と、それと断面同形の柱状部材の端面
に接合用端板を設けて成る金属薄板製の多数の
第2柱状部材とを、それらフランジ部と接合用
端板においてボルト類により締着して構成した
もの(実開昭51−116275号公報)が知られてい
る。またボツクスパレツトの枠組を構成する材
料として (C) 金属板を断面略方形に折曲げて形成した適宜
長さの管材の開放した角部を形成する側板の各
端縁から外方に略直角に折曲げ延長して各側板
よりも狭幅の突縁を管材の長さ方向に沿つて形
成するとともに、両突縁の折曲げ基部間に、こ
れら突縁の厚さより大き目の間隙を形成し、各
突縁の両端部に夫々結合用孔を設けたもの(実
公昭60−18353号公報)が知られている。
上記従来のボツクスパレツト(A)は、その各面の
側面枠をすべてL形材と帯材とを連結するとによ
つて構成しているので、組立に手間が掛かる。
側面枠をすべてL形材と帯材とを連結するとによ
つて構成しているので、組立に手間が掛かる。
また上記従来例(B)および(C)の各構材は、側面枠
の一部に使用するものであり、従来例(C)の場合、
同一構材どうしの組立てには手間が掛かる。
の一部に使用するものであり、従来例(C)の場合、
同一構材どうしの組立てには手間が掛かる。
本考案は上記従来のボツクスパレツト並びにボ
ツクスパレツトを構成するための構材の問題点を
解決することを目的として提案されたものであ
る。
ツクスパレツトを構成するための構材の問題点を
解決することを目的として提案されたものであ
る。
本考案のボツクスパレツトは、方形荷台の四辺
に、側面枠をたて込む際の位置決め用嵌合部を有
し、方形荷台のデツキボードは、幅方向断面を偏
平凸字形を成し、更にその上面中央長さ方向に樋
状溝を有する金属板のプレス成形品から成り、各
面ごとに取付け取外しできる側面枠の隅柱は横断
面略Ω形の形材、隅柱以外の部分は横断面略P形
の形材によつて構成されているすかし型に構成さ
れていることを特徴とする。
に、側面枠をたて込む際の位置決め用嵌合部を有
し、方形荷台のデツキボードは、幅方向断面を偏
平凸字形を成し、更にその上面中央長さ方向に樋
状溝を有する金属板のプレス成形品から成り、各
面ごとに取付け取外しできる側面枠の隅柱は横断
面略Ω形の形材、隅柱以外の部分は横断面略P形
の形材によつて構成されているすかし型に構成さ
れていることを特徴とする。
本考案のボツクスパレツトは、パレツト製造業
者から流通業者その他のパレツト需要者に対し、
方形荷台・側面枠および付属部品をばらの状態で
納入し、梱包に際し組立てて使用するものであ
る。
者から流通業者その他のパレツト需要者に対し、
方形荷台・側面枠および付属部品をばらの状態で
納入し、梱包に際し組立てて使用するものであ
る。
方形荷台の四辺の嵌合部に各側面枠の下部をは
めて4面の側面枠をたて込み固定することにより
箱を構成し、その中に輸送する物品を納める。大
形物品の場合は、あらかじめ方形荷台の上に載置
固定した後、側面枠をたて込む。あるいは、側面
枠を3面のみたて込んで、開いている面から物品
を納め、その後開いている側面に側面枠を取付け
て閉じる。
めて4面の側面枠をたて込み固定することにより
箱を構成し、その中に輸送する物品を納める。大
形物品の場合は、あらかじめ方形荷台の上に載置
固定した後、側面枠をたて込む。あるいは、側面
枠を3面のみたて込んで、開いている面から物品
を納め、その後開いている側面に側面枠を取付け
て閉じる。
梱包を終わつたボツクスパレツトは、フオーク
リフトラツクのフオークを方形荷台の下の隙間に
差込んで抱え上げて移動する。あるいは方形荷台
の下の隙間にワイヤロープを掛け回してクレーン
で吊上げて移動するものである。
リフトラツクのフオークを方形荷台の下の隙間に
差込んで抱え上げて移動する。あるいは方形荷台
の下の隙間にワイヤロープを掛け回してクレーン
で吊上げて移動するものである。
開梱は側面枠相互の固着を解き、更に各側面枠
と方形荷台との固着を解いてすべての側面枠を方
形荷台から取外し、収納物品を降ろすものであ
る。
と方形荷台との固着を解いてすべての側面枠を方
形荷台から取外し、収納物品を降ろすものであ
る。
方形荷台に張つてあるデツキボードの各々の上
面中央に形成されている長さ方向の樋状溝は、デ
ツキボードを補強すると同時に、その上に載置し
た収納物品との接触面積を少なくして、荷台上に
おける物品の移動を円滑にする。
面中央に形成されている長さ方向の樋状溝は、デ
ツキボードを補強すると同時に、その上に載置し
た収納物品との接触面積を少なくして、荷台上に
おける物品の移動を円滑にする。
側面枠の横断面略Ω形隅柱および横断面略P形
の横けた、中央柱、斜棧等は、それらの構成材ど
うしの結合を容易にしている。
の横けた、中央柱、斜棧等は、それらの構成材ど
うしの結合を容易にしている。
〔実施例〕
本考案のすかし型ボツクスパレツトの一実施例
を図面を参照して説明する。
を図面を参照して説明する。
第1図は側面枠が1面だけ取付けられている分
解斜視図である。ボツクスパレツトは、すのこ状
方形荷台1とその四辺にたて込まれる側面枠2,
2,3,3および対応する側面枠の上辺間に渡さ
れる個杆4とによつて構成されている。
解斜視図である。ボツクスパレツトは、すのこ状
方形荷台1とその四辺にたて込まれる側面枠2,
2,3,3および対応する側面枠の上辺間に渡さ
れる個杆4とによつて構成されている。
方形荷台1は、間隔を置いて平行に配置した数
本のけた材5の上に、けた材5と直交する方向に
多数本のデツキボード6がすの子状に取付けられ
ている。
本のけた材5の上に、けた材5と直交する方向に
多数本のデツキボード6がすの子状に取付けられ
ている。
デツキボード6は、鋼板・アルミニウム板等の
金属板をプレス成形したもので、その幅方向断面
(横断面)は偏平凸字形をしている。更にデツキ
ボード6の上面中央に、該ボード6の長さ方向に
丸樋状の溝7(第2図参照)が形成されている。
金属板をプレス成形したもので、その幅方向断面
(横断面)は偏平凸字形をしている。更にデツキ
ボード6の上面中央に、該ボード6の長さ方向に
丸樋状の溝7(第2図参照)が形成されている。
方形荷台1の四辺に沿つて、それぞれ側面枠
2,2,3,3をたて込むときの位置決めのため
の嵌合部8,9が設けられている。
2,2,3,3をたて込むときの位置決めのため
の嵌合部8,9が設けられている。
方形荷台1の長辺、すなわち最外側のデツキボ
ード6の外側辺に沿つて、2本の横断面L字形形
材10,10を背中合わせに固着して構成した横
断山字形材(第2図参照)を、デツキボード6と
同様にけた材5の上に流して固着することによ
り、上記山字形形材10,10の外側の溝8を側
面枠嵌合部としている。
ード6の外側辺に沿つて、2本の横断面L字形形
材10,10を背中合わせに固着して構成した横
断山字形材(第2図参照)を、デツキボード6と
同様にけた材5の上に流して固着することによ
り、上記山字形形材10,10の外側の溝8を側
面枠嵌合部としている。
方形荷台1の短辺の中央部において、2本のデ
ツキボード6A,6Bの両端を他のデツキボード
6より若干短くし、その短いデツキボード6A,
6Bの端面に沿つて横断面L字形材11をけた材
5上に固着(第3図参照)することにより、横断
面L字形材11の溝9を側面枠嵌合部としてい
る。
ツキボード6A,6Bの両端を他のデツキボード
6より若干短くし、その短いデツキボード6A,
6Bの端面に沿つて横断面L字形材11をけた材
5上に固着(第3図参照)することにより、横断
面L字形材11の溝9を側面枠嵌合部としてい
る。
長辺側の側面枠2は門形の枠21,21,2
2,から成り、その門形枠の面内に一対の中央柱
23,23および斜棧24,24を備えている。
そして中央柱23,23および斜棧24,24の
下端は共通の横断面L字形材12に溶接等で固着
されている。
2,から成り、その門形枠の面内に一対の中央柱
23,23および斜棧24,24を備えている。
そして中央柱23,23および斜棧24,24の
下端は共通の横断面L字形材12に溶接等で固着
されている。
上記側面枠2の隅柱21,21は第2図・第4
図に示すように、金属薄板を横断面略方形に折曲
げて形成した角管であつて、その開放した角部を
形成している側面部分の各端縁をそれぞれ外方に
略直角に折曲げて、該角管柱の長さ方向に沿つて
突縁21A,21Bを突設した横断面略Ω形をし
ている。その突縁21A,21Bの張出し幅は角
管柱1の一側面の幅よりも狭く、両突縁21A,
21Bの基部相互間には、柱21を形成している
金属板の厚さよりも若干大きい間隙Sを形成して
いる。
図に示すように、金属薄板を横断面略方形に折曲
げて形成した角管であつて、その開放した角部を
形成している側面部分の各端縁をそれぞれ外方に
略直角に折曲げて、該角管柱の長さ方向に沿つて
突縁21A,21Bを突設した横断面略Ω形をし
ている。その突縁21A,21Bの張出し幅は角
管柱1の一側面の幅よりも狭く、両突縁21A,
21Bの基部相互間には、柱21を形成している
金属板の厚さよりも若干大きい間隙Sを形成して
いる。
上記長辺側側面枠2の隅柱21以外の部分、す
なわち横けた22、中央柱23,23および斜棧
24,24は、横断面略P形材、すなわち第4図
に示すように、金属薄板を横断面コ形に折曲げ、
そのコ形の両端縁を同方向に直角に折曲げて長辺
と短辺を重ね合わせた二重フランジ部22A,2
3A,24Aをそれぞれ形成した管材である。
なわち横けた22、中央柱23,23および斜棧
24,24は、横断面略P形材、すなわち第4図
に示すように、金属薄板を横断面コ形に折曲げ、
そのコ形の両端縁を同方向に直角に折曲げて長辺
と短辺を重ね合わせた二重フランジ部22A,2
3A,24Aをそれぞれ形成した管材である。
隅柱21の上端と横けた22の端は、第4図に
示すように三角形パツチ板25を介して固着さ
れ、斜棧24の上端は上記三角形パツチ板25に
固着されている。三角形パツチ板25に対する隅
柱21・横けた22および斜棧24の固着は、隅
柱21の一方の突縁21A・横けた22・斜棧2
4の各二重フランジ部22A,24Aをパツチ板
25に重ねて溶接している。
示すように三角形パツチ板25を介して固着さ
れ、斜棧24の上端は上記三角形パツチ板25に
固着されている。三角形パツチ板25に対する隅
柱21・横けた22および斜棧24の固着は、隅
柱21の一方の突縁21A・横けた22・斜棧2
4の各二重フランジ部22A,24Aをパツチ板
25に重ねて溶接している。
短辺側の側面枠3は横けた31と一対の中央柱
32,32から成る略π字形をしており、中央柱
23,23の下端は横断面L字形材13に固着さ
れている。上記横けた31および中央柱32,3
2は、いずれも前記長辺側側面枠2の隅柱21,
21以外の部分の形材22〜24と同じ横断面略
P形材を用いている。
32,32から成る略π字形をしており、中央柱
23,23の下端は横断面L字形材13に固着さ
れている。上記横けた31および中央柱32,3
2は、いずれも前記長辺側側面枠2の隅柱21,
21以外の部分の形材22〜24と同じ横断面略
P形材を用いている。
前記方形荷台1の長辺側の側面枠嵌合部(溝)
8の内のりは、結合用L字形材12の板厚を含む
中央柱23・斜棧24の下端が入る寸法である。
また短辺側の側面枠嵌合部(溝)9の内のりは、
結合用L字形材13の板厚を含む中央柱22の下
端が入る寸法に形成されている。
8の内のりは、結合用L字形材12の板厚を含む
中央柱23・斜棧24の下端が入る寸法である。
また短辺側の側面枠嵌合部(溝)9の内のりは、
結合用L字形材13の板厚を含む中央柱22の下
端が入る寸法に形成されている。
長辺側の側面枠2の下辺、すなわち隅柱21の
下端および中央柱23・斜棧24の下端を結合し
ているL字形材12を方形荷台1の長辺沿いの嵌
合部8に、また短辺側の側面枠3の下辺、すなわ
ち中央柱32の下端に付いているL字形材13
を、方形荷台1の短辺沿いの嵌合部9にそれぞれ
はめて位置決めすることにより、方形荷台1の四
辺に側面枠2,2,3,3をたて込む。
下端および中央柱23・斜棧24の下端を結合し
ているL字形材12を方形荷台1の長辺沿いの嵌
合部8に、また短辺側の側面枠3の下辺、すなわ
ち中央柱32の下端に付いているL字形材13
を、方形荷台1の短辺沿いの嵌合部9にそれぞれ
はめて位置決めすることにより、方形荷台1の四
辺に側面枠2,2,3,3をたて込む。
次いで各側面枠の下辺中央のL字形材12,1
3の縦面を嵌合部8,9の内側縦面に重ねてボル
ト締め固定する。また第2図のように隅柱21の
一方の突縁21Aの下端部も同時に嵌合部8の内
側縦面8Aに重なるので、穴14,17を通して
ボルト止めする。
3の縦面を嵌合部8,9の内側縦面に重ねてボル
ト締め固定する。また第2図のように隅柱21の
一方の突縁21Aの下端部も同時に嵌合部8の内
側縦面8Aに重なるので、穴14,17を通して
ボルト止めする。
以上のようにしてたて込まれた側面枠2,2,
3,3の上部隅部は、第4図鎖線示のように、短
辺側の側面枠3の横けた31の二重フランジ部3
1Aが隅柱21の内隅の間隙Sに挟まつてその隅
柱21の突縁21Bに重なると同時に横けた31
が隅柱21の上端面に載り、更に長辺側横けた2
2の端面に当接するので、隅柱21の突縁21B
の穴15,18を通して隅柱21と短辺側横けた
31をボルト止めする。
3,3の上部隅部は、第4図鎖線示のように、短
辺側の側面枠3の横けた31の二重フランジ部3
1Aが隅柱21の内隅の間隙Sに挟まつてその隅
柱21の突縁21Bに重なると同時に横けた31
が隅柱21の上端面に載り、更に長辺側横けた2
2の端面に当接するので、隅柱21の突縁21B
の穴15,18を通して隅柱21と短辺側横けた
31をボルト止めする。
そして長辺側横けた22と短辺側横けた31の
突き合わせ隅部に上から隅角固定部材16を嵌合
する。隅角固定部材16の構造は任意であるが、
図示例は略方形板の四辺に、L形に突き合わせら
れた横けた22,31の内外面に同時に係合する
係合片16A,16Bを垂設している。
突き合わせ隅部に上から隅角固定部材16を嵌合
する。隅角固定部材16の構造は任意であるが、
図示例は略方形板の四辺に、L形に突き合わせら
れた横けた22,31の内外面に同時に係合する
係合片16A,16Bを垂設している。
方形荷台1の四辺に側面枠2,2,3,3をた
て込み固定することによつて組立てられた箱の上
面開口の長辺間に1ないし数本の横杆4を渡し、
該横杆4の両端の下向きコ字形部41,41を長
辺側の横けた22,22に係合固着する。
て込み固定することによつて組立てられた箱の上
面開口の長辺間に1ないし数本の横杆4を渡し、
該横杆4の両端の下向きコ字形部41,41を長
辺側の横けた22,22に係合固着する。
本考案のすかし型ボツクスパレツトは上述の構
成であるから、方形荷台の四辺に対する側面枠の
位置決めたて込みが容易である。従つて機械によ
る自動組立ても可能である。
成であるから、方形荷台の四辺に対する側面枠の
位置決めたて込みが容易である。従つて機械によ
る自動組立ても可能である。
組立ての際の締付け固着箇所が従来のものに比
べて少ないので、パレツト製造業者からパレツト
の使用者にパレツトを納めるとき、また輸送後不
要になつたときは分解してまとめることによりか
さ張ることがなくて大量に運ぶことができる。
べて少ないので、パレツト製造業者からパレツト
の使用者にパレツトを納めるとき、また輸送後不
要になつたときは分解してまとめることによりか
さ張ることがなくて大量に運ぶことができる。
方形荷台を構成しているデツキプレートは、そ
の上面中央に長さ方向に形成した溝によつて耐荷
重強度が向上すると同時に収納物品に対する荷台
上面の接触面積が少なくて、収納時における荷台
上での重い物品の移動が容易である。
の上面中央に長さ方向に形成した溝によつて耐荷
重強度が向上すると同時に収納物品に対する荷台
上面の接触面積が少なくて、収納時における荷台
上での重い物品の移動が容易である。
側面枠を構成している隅柱に横断面略Ω形の形
材を、隅柱以外の構材に横断面略P形の形材を用
いて組むようにしたので、横断面略Ω形材の突縁
および横断面略P形材の二重フランジ部が形材自
身の補強をすると共に重ね合わせ結合部となり、
側面枠の組立て、および側面枠どうし並びに側面
枠と方形荷台との結合を容易にする効果がある。
材を、隅柱以外の構材に横断面略P形の形材を用
いて組むようにしたので、横断面略Ω形材の突縁
および横断面略P形材の二重フランジ部が形材自
身の補強をすると共に重ね合わせ結合部となり、
側面枠の組立て、および側面枠どうし並びに側面
枠と方形荷台との結合を容易にする効果がある。
第1図は本考案すかし型ボツクスパレツトの分
解斜視図、第2図は荷台と隅柱の結合箇所の斜視
図、第3図は荷台の短辺側における側面枠嵌合部
の縦断側面図、第4図は側面枠の上部どうしの結
合箇所の分解斜視図。 1は方形荷台、2は長辺側の側面枠、21は隅
柱、22は横けた、23は中央柱、24は斜棧、
3は短辺側の側面枠、31は横けた、32は中央
柱、4は横杆、5はけた材、6はデツキボード、
7は樋状溝、8,9は嵌合部。
解斜視図、第2図は荷台と隅柱の結合箇所の斜視
図、第3図は荷台の短辺側における側面枠嵌合部
の縦断側面図、第4図は側面枠の上部どうしの結
合箇所の分解斜視図。 1は方形荷台、2は長辺側の側面枠、21は隅
柱、22は横けた、23は中央柱、24は斜棧、
3は短辺側の側面枠、31は横けた、32は中央
柱、4は横杆、5はけた材、6はデツキボード、
7は樋状溝、8,9は嵌合部。
Claims (1)
- 方形荷台の四辺に、側面枠をたて込む際の位置
決め用嵌合部を有し、方形荷台のデツキボード
は、幅方向断面を偏平凸字形を成し、更にその上
面中央長さ方向に樋状溝を有する金属板のプレス
成形品から成り、各面ごとに取付け取外しできる
側面枠の隅柱は横断面略Ω形の形状、隅柱以外の
部分は横断面略P形の形材によつて構成されてい
るすかし型ボツクスパレツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14521188U JPH0544270Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14521188U JPH0544270Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266424U JPH0266424U (ja) | 1990-05-18 |
JPH0544270Y2 true JPH0544270Y2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=31413603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14521188U Expired - Lifetime JPH0544270Y2 (ja) | 1988-11-07 | 1988-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544270Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6492122B2 (ja) * | 2017-06-16 | 2019-03-27 | 東芝ロジスティクス株式会社 | コンテナ |
-
1988
- 1988-11-07 JP JP14521188U patent/JPH0544270Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0266424U (ja) | 1990-05-18 |
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